JP2001159947A - 駆動制御装置および駆動制御方法および記憶媒体 - Google Patents

駆動制御装置および駆動制御方法および記憶媒体

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JP2001159947A
JP2001159947A JP34269299A JP34269299A JP2001159947A JP 2001159947 A JP2001159947 A JP 2001159947A JP 34269299 A JP34269299 A JP 34269299A JP 34269299 A JP34269299 A JP 34269299A JP 2001159947 A JP2001159947 A JP 2001159947A
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Kazumasa Hamaguchi
一正 濱口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動作中のアプリケーションプログラムの座標
処理に対する精細要求レベルに適応して最適なサンプリ
ング周期を座標指示動作に応じて設定して、座標情報処
理装置を駆動する際の無駄な電力消費を節減することで
ある。 【解決手段】 ディジタイザ上で指示される座標情報に
対する座標情報処理源精細要求レベルをディジタイザ制
御モジュール130が判定し、該判定結果に基づいて、
設定されているサンプリング周期をレジスタモジュール
106に対して可変設定する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、指示手段が指示す
る座標情報を処理する座標情報処理装置の駆動を制御す
る駆動制御装置および駆動制御方法および記憶媒体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のディジタイジング機能を備える情
報処理機器におけるディジタイザの動作は、固定された
一定の周期でA/D変換等のディジタイジングに必要な
動作を繰り返すというものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うな従来の動作方式においては、ユーザがペンを降ろす
等のアクションをディジタイザに対して加えていない時
でも、一定の周期で無駄なサンプリングを繰り返さざる
を得ず、その結果として無駄に電力を消費するという事
態をもたらしていた。
【0004】特に、高精度なサンプリングが要求される
ような情報処理機器においては、サンプリング周期を短
く設定しなければならず、無駄なサンプリングによる電
力消費はより大きな影響を及ぼしていた。
【0005】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、座標情報に対する座標情報処理源精細
要求レベルを判定し、該判定結果に基づいて、設定され
ているサンプリング周期を可変設定することにより、動
作中のアプリケーションプログラムの座標処理に対する
精細要求レベルに適応して最適なサンプリング周期を座
標指示動作に応じて設定して、座標情報処理装置を駆動
する際の無駄な電力消費を節減することができる駆動制
御装置および駆動制御方法および記憶媒体を提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、指示手段(図示しないペン等のポインティングデバ
イス)が指示する座標情報を処理する座標情報処理装置
の駆動を制御する駆動制御装置であって、前記指示手段
による座標情報をサンプリングするために異なる周期の
サンプリング周期を設定可能な設定手段(図1に示すレ
ジスタモジュール106に相当)と、前記座標情報に対
する座標情報処理源精細要求レベルを判定する判定手段
(図1に示すディジタイズ画面制御モジュール130に
相当)と、前記判定手段による判定結果に基づいて、前
記設定手段により設定されているサンプリング周期を可
変設定する制御手段(図1に示すディジタイズ画面制御
モジュール130に相当)とを有するものである。
【0007】本発明に係る第2の発明は、前記判定手段
は、前記座標情報を処理すべきアプリケーションプログ
ラムから通知される座標情報処理源精細要求に基づき座
標情報処理源精細要求レベルを判定するものである。
【0008】本発明に係る第3の発明は、前記制御手段
は、前記判定手段により座標情報処理源精細要求レベル
が高いと判定された場合には、前記設定手段により初期
設定されるサンプリング周期よりも短い周期のサンプリ
ング周期を設定し、前記判定手段により座標情報処理源
精細要求レベルが低いと判定された場合には、前記設定
手段により初期設定されるサンプリング周期よりも長い
周期のサンプリング周期を設定するものである。
【0009】本発明に係る第4の発明は、前記指示手段
による指示動作状態を検出する検出手段(図1に示すa
/dコンバータ制御モジュール127に相当)を有し、
前記制御手段は、前記検出手段により前記指示手段によ
る指示動作状態が検出されている間、前記判定手段によ
る判定結果に基づいて、前記設定手段により設定されて
いるサンプリング周期を可変設定するものである。
【0010】本発明に係る第5の発明は、指示手段が指
示する座標情報を処理する座標情報処理装置の駆動を制
御する駆動制御装置における駆動制御方法であって、前
記指示手段による座標情報をサンプリングするために異
なる周期のサンプリング周期を設定可能な設定工程(図
3に示すステップ(301))と、前記座標情報に対す
る座標情報処理源精細要求レベルを判定する判定工程
(図3に示すステップ(303))と、前記判定工程に
よる判定結果に基づいて、前記設定工程により設定され
ているサンプリング周期を可変設定する制御工程(図3
に示すステップ(304))とを有するものである。
【0011】本発明に係る第6の発明は、前記判定工程
は、前記座標情報を処理すべきアプリケーションプログ
ラムから通知される座標情報処理源精細要求に基づき座
標情報処理源精細要求レベルを判定するものである。
【0012】本発明に係る第7の発明は、前記制御工程
は、前記判定工程により座標情報処理源精細要求レベル
が高いと判定された場合には、前記設定工程により初期
設定されるサンプリング周期よりも短い周期のサンプリ
ング周期を設定し、前記判定工程により座標情報処理源
精細要求レベルが低いと判定された場合には、前記設定
工程により初期設定されるサンプリング周期よりも長い
周期のサンプリング周期を設定するものである。
【0013】本発明に係る第8の発明は、前記指示手段
による指示動作状態を検出する検出工程(図3に示すス
テップ(302),(306))を有し、前記制御工程
は、前記検出工程により前記指示手段による指示動作状
態が検出されている間、前記判定工程による判定結果に
基づいて、前記設定工程により設定されているサンプリ
ング周期を可変設定するものである。
【0014】本発明に係る第9の発明は、指示手段が指
示する座標情報を処理する座標情報処理装置の駆動を制
御する駆動制御装置に、前記指示手段による座標情報を
サンプリングするために異なる周期のサンプリング周期
を設定可能な設定工程(図3に示すステップ(30
1))と、前記座標情報に対する座標情報処理源精細要
求レベルを判定する判定工程(図3に示すステップ(3
03))と、前記判定工程による判定結果に基づいて、
前記設定工程により設定されているサンプリング周期を
可変設定する制御工程(図3に示すステップ(30
4))とを実行させるためのプログラムをコンピュータ
が読み取り可能な記憶媒体に記録したものである。
【0015】本発明に係る第10の発明は、前記判定工
程は、前記座標情報を処理すべきアプリケーションプロ
グラムから通知される座標情報処理源精細要求に基づき
座標情報処理源精細要求レベルを判定するものである。
【0016】本発明に係る第11の発明は、前記制御工
程は、前記判定工程により座標情報処理源精細要求レベ
ルが高いと判定された場合には、前記設定工程により初
期設定されるサンプリング周期よりも短い周期のサンプ
リング周期を設定し、前記判定工程により座標情報処理
源精細要求レベルが低いと判定された場合には、前記設
定工程により初期設定されるサンプリング周期よりも長
い周期のサンプリング周期を設定するものである。
【0017】本発明に係る第12の発明は、前記指示手
段による指示動作状態を検出する検出工程(図3に示す
ステップ(302),(306))を実行させるための
プログラムを記憶媒体に記録し、前記制御工程は、前記
検出工程により前記指示手段による指示動作状態が検出
されている間、前記判定工程による判定結果に基づい
て、前記設定工程により設定されているサンプリング周
期を可変設定するものである。
【0018】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1は、本発明
の第1実施形態を示す駆動制御装置の構成を説明するブ
ロック図であり、例えばディジタイジングコントローラ
の構成に対応する。
【0019】図において、100はCPUとのインタフ
ェース(CPU interface)であり、図示し
ないCPUはレジスタに対する書き込み動作をバス10
1を介して行い、CPUインタフェース100はそれら
動作を信号線102を介してレジスタモジュール106
に指示し反映させる。
【0020】また、CPUによるレジスタからの読み出
し動作もCPUインタフェース100が信号線102を
用いてレジスタモジュール106に対して指示し、信号
線103、及びバ105スを介してレジスタの値をCP
Uに伝える。
【0021】なお、CPUインタフェース100は、信
号線104を介して伝えられるディジタイザの状態変化
に基づき、バス105を介してCPUに対し割込みを掛
ける機能も有する。
【0022】106はレジスタモジュールであり、状態
を示すステータスレジスタ107、サンプリング結果で
あるX座標レジスタ109とY座標レジスタ111、及
びディジタイジング周期を設定するサンプリングサイク
ルレジスタ113を備える。
【0023】107はステータスレジスタで、a/dコ
ンバータ制御モジュール127からの信号線108によ
りセットされる。X座標レジスタ109、Y座標レジス
タ111は各々信号線110と112によりセットされ
る。サンプリングサイクルレジスタ113にセットされ
たディジタイジング周期は信号線114により順序制御
モジュール115に伝えられる。
【0024】116はタイムカウンタであり、タイムク
ロック117をカウントし、信号線118に現在時刻を
出力する。119は次回のディジタイジング時刻を保持
するネクストタイムレジスタであり、信号線120に次
回のディジタイジング起動時刻を出力する。
【0025】121は比較器であり、信号線118と信
号線120の値、即ち現在時刻と次のディジタイジング
起動時刻とを比較し、それらが一致した場合に信号線1
22にパルスを発生させる。
【0026】119はネクストタイムレジスタで、信号
線122上にパルスが発生すると、信号線118上の現
在時刻と信号線114上のディジタイジング周期とを足
し合わせた値を次回のディジタイジング起動時刻として
保持する。123はステートマシンであり、信号線12
2上の起動信号(パルス)と、a/dコンバータ制御モ
ジュール127からの応答信号125の状態に従った形
で状態を進め、信号線124を用いてa/dコンバータ
制御モジュール127を制御し、また信号線126を用
いてディジタイズ画面制御モジュール130を制御す
る。
【0027】なお、a/dコンバータ制御モジュール1
27は順序制御モジュール115からの信号線124に
よって起動され、信号線128を用いてa/dコンバー
タを制御、その結果を信号線129を介して受け取り、
信号線104、108、110、112、及び信号線1
25を用いてa/dコンバータからの結果や自身の状態
を各モジュールに伝える。
【0028】130はディジタイズ画面制御モジュール
で、順序制御モジュール115からの信号線126によ
って、ディジタイズ画面の状態を(より具体的にはディ
ジタイズ画面の電位勾配の状態を)適時、ペンが降ろさ
れているか否かを判断するための状態(以降「状態
1」),ペンのX座標をサンプリングするための状態
(以降「状態2」),ペンのY座標をサンプリングする
ための状態(以降「状態3」)となるように信号線13
1を用いて制御する。
【0029】以下、図2に示すフローチャートを参照し
て、図1に示した順序制御モジュール115中のステー
トマシン123のデータ処理について説明する。
【0030】図2は、本発明に係る駆動制御装置におけ
る第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。なお、(200)〜(214)は各ステップを示
す。
【0031】先ず、ディジタイジング動作がイネーブル
となると(200)、ディジタイジング起動時刻が訪れ
るのを待つ(201)。これは比較器121が信号線1
22上にパルスが発生するのを待つことに相当する。信
号線122上にパルスが発生し、ディジタイジング起動
時刻が訪れると、信号線126を用いてディジタイズ画
面制御モジュール130にディジタイズ画面の状態を
「状態1」とするように指示し(202)、画面の電位
勾配の状態が落ち着くのに十分な時間だけ待ち(20
3)、その後信号線124を用いてa/dコンバータ制
御モジュール127による動作を起動する。a/dコン
バータ制御モジュール127は、信号線128を用いて
a/dコンバータを制御し、a/d変換の結果を信号線
129を介して受け取り、その結果をエンコードした形
で信号線125上に載せる(204)。ユーザがペンを
降ろしていることが検出されると(205)、次のステ
ップ(206)に進み、そうで無い場合は次のディジタ
イジング起動時刻が訪れるまで待つ。
【0032】ステップ(205)で、ペンを降ろしてい
ることが検出されると、次に信号線126を用いてディ
ジタイズ画面制御モジュール130にディジタイズ画面
の状態を「状態2」とするように指示し(206)、画
面の電位勾配の状態が落ち着くのに十分な時間だけ待ち
(207)、その後信号線124を用いてa/dコンバ
ータ制御モジュール127による動作を起動する。a/
dコンバータ制御モジュールは、信号線128を用いて
a/dコンバータを制御し、a/d変換の結果を信号線
129を介して受け取り、a/d変換が完了したことを
信号線125上に示す(208)。a/d変換結果の値
は信号線110上を伝播し、X座標レジスタ109の値
が書き換えられる(209)。引き続き、信号線126
を用いてディジタイズ画面制御モジュール130にディ
ジタイズ画面の状態を「状態3」とするように指示し
(210)、画面の電位勾配が落ち着くのに十分な時間
だけ待ち(211)、その後信号線124を用いてa/
dコンバータ制御モジュール127による動作を起動す
る。a/dコンバータ制御モジュールは、信号線128
を用いてa/dコンバータを制御し、a/d変換の結果
を信号線129を介して受け取り、a/d変換が完了し
たことを信号線125上に示す(212)。a/d変換
結果の値は信号線112上を伝播し、Y座標レジスタ1
11の値が書き換えられる(213)。これはステート
マシン123が司る動作では無いが、a/dコンバータ
制御モジュール127は信号線108を用いて、ステー
タスレジスタ107の値を更新する。CPUインタフェ
ース100は信号線104を介してその事を知り、バス
105を介してCPUに対して割込みを掛ける(21
4)。ここまでの動作が完了すると、次のディジタイジ
ング起動時刻が訪れるのを待つ。
【0033】図3は、本発明に係る駆動制御装置におけ
る第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。なお、(300)〜(306)は各ステップを示
す。
【0034】先ず、プログラムが起動されると(30
0)、プログラムはディジタイジング周期を長めに設定
する(301)。これはサンプリングサイクルレジスタ
(113)に対して、経験的に得られる大きめの値を書
き込むことによって成される。
【0035】次に、ユーザがペンを降ろしたことを割込
み等により検出すると(302)、その時点でのアプリ
ケーションが高精度なディジタイジングを要求するもの
なのか否かの判断を行う(302)。例えば筆跡の認証
等のアプリケーションであれば高精度なディジタイジン
グが要求され、何等かの操作のボタンによる選択等のア
プリケーションであれば、それほどの精度は要求されな
いのが一般的である。
【0036】ここで、高精度なディジタイジングが要求
されるアプリケーションである場合、プログラムはディ
ジタイジング周期を短めに設定する(304)。次に、
割り込み等によりa/d変換動作が完了したことを知る
と、結果であるペンの座標値を得る動作を行う(30
5)。そして、ステップ(306)で、ペンが降ろされ
続けている限り、ステップ(303)〜(305)の動
作を行い、ペンが上げられると、ステップ(301)へ
戻り、プログラムは再びディジタイジング周期を長めに
設定し(301)、ペンが降ろされるのを待つ(30
2)。
【0037】〔第2実施形態〕図4は、本発明の第2実
施形態を示す駆動制御装置の構成を説明するブロック図
であり、第1実施形態に示したディジタイジングコント
ローラとは別のディジタイジングコントローラに対応す
る。
【0038】図において、400はCPUとのインタフ
ェースであり、CPUはレジスタに対する書き込み動作
をバス401を介して行い、CPUインタフェース40
0はそれら動作を信号線402を介してレジスタモジュ
ール406に指示し反映させる。また、CPUによるレ
ジスタからの読み出し動作もCPUインタフェース40
0が信号線402を用いてレジスタモジュール406に
対して指示し、信号線403、及びバス405を介して
レジスタの値をCPUに伝える。なお、CPUインタフ
ェース400は信号線404を介して伝えられるディジ
タイザの状態変化に基づき、バス405を介してCPU
に対し割込みを掛ける機能も有する。
【0039】406はレジスタモジュールであり、状態
を示すステータスレジスタ407、サンプリング結果で
あるX座標レジスタ409とY座標レジスタ411、デ
ィジタイジングの周期を設定するサンプリングサイクル
レジスタ413、及びペンが降ろされていないときのサ
ンプリング周期を設定するデフォルトサイクルレジスタ
415を備える。
【0040】ステータスレジスタ407はa/dコンバ
ータ制御モジュール430からの信号線408によりセ
ットされる。X座標レジスタ409、Y座標レジスタ4
11は各々信号線410と信号線412によりセットさ
れる。サンプリングサイクルレジスタ413にセットさ
れたディジタイジング周期は信号線(14により、また
デフォルトサイクルレジスタ415にセットされたデフ
ォルトサンプリング周期は信号線416により、順序制
御モジュール417に伝えられる。
【0041】418はタイムカウンタであり、タイムク
ロック419をカウントし、信号線420に現在時刻を
出力する。421は次回のディジタイジング時刻を保持
するネクストタイムレジスタであり、信号線422に次
回のディジタイジング起動時刻を出力する。423は比
較器であり。信号線420と信号線422の値、即ち現
在時刻と次のディジタイジング起動時刻とを比較し、そ
れらが一致した場合に信号線424にパルスを発生させ
る。
【0042】ネクストタイムレジスタ421は信号線4
24上にパルスが発生すると、信号線420上の現在時
刻と、ペンが降ろされているときは信号線414上のデ
ィジタイジング周期とを、またペンが降ろされていない
ときは信号線416上のデフォルトサンプリング周期と
を足し合わせた値を次回のディジタイジング起動時刻と
して保持する。ペンが降ろされているか否かはのステー
トマシン425からの信号線429によって判断が成さ
れる。
【0043】425はステートマシンであり、信号線4
24上の起動信号(パルス)と、a/dコンバータ制御
モジュール430からの応答信号427の状態に従った
形で状態を進め、信号線426を用いてa/dコンバー
タ制御モジュール430を制御し、また信号線428を
用いてディジタイズ画面制御モジュール433を制御す
る。
【0044】430はa/dコンバータ制御モジュール
であり、順序制御モジュール417からの信号線426
によって起動され、信号線431を用いてa/dコンバ
ータを制御、その結果を信号線432を介して受け取
り、信号線404、408、410、412、及び信号
線427を用いてa/dコンバータからの結果や自身の
状態を各モジュールに伝える。
【0045】433はディジタイズ画面制御モジュール
である。順序制御モジュール417からの信号線427
によって、ディジタイズ画面の状態を(より具体的には
ディジタイズ画面の電位勾配の状態を)適時、ペンが降
ろされているか否かを判断するための状態(以降「状態
1」),ペンのX座標をサンプリングするための状態
(以降「状態2」),ペンのY座標をサンプリングする
ための状態(以降「状態3」)となるように信号線43
4を用いて制御する。
【0046】なお、順序制御モジュール417中のステ
ートマシン425の動作フローは図2を用いて説明した
ものと同様である。
【0047】図5は、本発明に係る駆動制御装置におけ
る第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。なお、(500)〜(508)は各ステップを示
す。
【0048】先ず、プログラムが起動し、ディジタイジ
ングコントローラがイネーブルになると(500)、デ
ィジタイジングコントローラはデフォルトサイクルレジ
スタ415中に設定された値をサンプリング周期として
設定する(501)。ここの値はディジタイズ画面に上
げていたペンを降ろしてから機器が反応するまでの時間
となるから、ユーザがストレスを感じない程度に十分大
きな値としてよい。
【0049】次に、ユーザがペンを降ろしたことを割り
込み等によりプログラムが検出すると(502)、その
時点でのアプリケーションが高精度なディジタイジング
を要求するものなのか否かの判断を行い(503)、高
精度なディジタイジングが要求されるアプリケーション
であると判断した場合、プログラムはディジタイジング
周期を短めに設定し(504)、そうでないと判断した
場合は長めに設定する(505)。
【0050】そして、それらの設定はサンプリングサイ
クルレジスタ413中に成される。割込み等のよりa/
d変換動作が完了したことを知ると、結果であるペンの
座標値を得る動作を行う(506)。
【0051】そして、ステップ(507)で、ペンが降
ろされ続けているかどうかを判断し、降ろされ続けてい
ると判断された場合で、かつ、ステップ(508)で、
ディジタイジング周期を変更する必要があるかどうかの
判断で、必要があると判断したような場合は、ステップ
(503)からの動作を再び行い、ディジタイジング周
期を変更する必要が無い場合は、ステップ(506)か
らの動作を繰り返す。
【0052】そして、ステップ(507)で、ペンが上
げられていると判断した場合には、ステップ(501)
へ戻り、ディジタイジング周期は再びデフォルトサイク
ルレジスタ415中に設定された値となる。
【0053】上記実施形態によれば、大きなサンプリン
グ周期をもってディジタイジング動作を行うようにする
ことで、従来の固定サンプリング周期の場合と比べて、
無駄な電力消費を抑えることが出来る。
【0054】以下、図6に示すメモリマップを参照して
本発明に係る駆動制御装置で読み出し可能なデータ処理
プログラムの構成について説明する。
【0055】図6は、本発明に係る駆動制御装置で読み
出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒
体のメモリマップを説明する図である。
【0056】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0057】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0058】本実施形態における図2,図3,図5に示
す機能が外部からインストールされるプログラムによっ
て、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。
そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリや
FD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介し
て外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力
装置に供給される場合でも本発明は適用されるものであ
る。
【0059】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0060】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0061】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0062】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0063】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
〜第12の発明によれば、座標情報に対する座標情報処
理源精細要求レベルを判定し、該判定結果に基づいて、
設定されているサンプリング周期を可変設定することに
より、動作中のアプリケーションプログラムの座標処理
に対する精細要求レベルに適応して最適なサンプリング
周期を座標指示動作に応じて設定して、座標情報処理装
置を駆動する際の無駄な電力消費を節減することができ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す駆動制御装置の構
成を説明するブロック図である。
【図2】本発明に係る駆動制御装置における第1のデー
タ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図3】本発明に係る駆動制御装置における第2のデー
タ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2実施形態を示す駆動制御装置の構
成を説明するブロック図である。
【図5】本発明に係る駆動制御装置における第3のデー
タ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る駆動制御装置で読み出し可能な各
種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマ
ップを説明する図である。
【符号の説明】
100 CPUインタフェースモジュール 101 CPUバス(from CPU) 102 信号線 103 信号線 104 信号線 105 CPUバス(to CPU) 106 レジスタモジュール 107 ステータスレジスタ 109 X座標レジスタ 11l Y座標レジスタ 113 サンプリングサイクルレジスタ 115 順序制御モジュール 116 タイムカウンタ 117 タイムクロック 119 ネクストタイムレジスタ 121 比較器 123 ステートマシン 127 a/dコンバータ制御モジュール 130 ディジタイズ画面制御モジュール

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指示手段が指示する座標情報を処理する
    座標情報処理装置の駆動を制御する駆動制御装置であっ
    て、 前記指示手段による座標情報をサンプリングするために
    異なる周期のサンプリング周期を設定可能な設定手段
    と、 前記座標情報に対する座標情報処理源精細要求レベルを
    判定する判定手段と、 前記判定手段による判定結果に基づいて、前記設定手段
    により設定されているサンプリング周期を可変設定する
    制御手段と、を有することを特徴とする駆動制御装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段は、前記座標情報を処理す
    べきアプリケーションプログラムから通知される座標情
    報処理源精細要求に基づき座標情報処理源精細要求レベ
    ルを判定することを特徴とする請求項1記載の駆動制御
    装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記判定手段により座
    標情報処理源精細要求レベルが高いと判定された場合に
    は、前記設定手段により初期設定されるサンプリング周
    期よりも短い周期のサンプリング周期を設定し、前記判
    定手段により座標情報処理源精細要求レベルが低いと判
    定された場合には、前記設定手段により初期設定される
    サンプリング周期よりも長い周期のサンプリング周期を
    設定することを特徴する請求項1記載の駆動制御装置。
  4. 【請求項4】 前記指示手段による指示動作状態を検出
    する検出手段を有し、 前記制御手段は、前記検出手段により前記指示手段によ
    る指示動作状態が検出されている間、前記判定手段によ
    る判定結果に基づいて、前記設定手段により設定されて
    いるサンプリング周期を可変設定することを特徴とする
    請求項1記載の駆動制御装置。
  5. 【請求項5】 指示手段が指示する座標情報を処理する
    座標情報処理装置の駆動を制御する駆動制御装置におけ
    る駆動制御方法であって、 前記指示手段による座標情報をサンプリングするために
    異なる周期のサンプリング周期を設定可能な設定工程
    と、 前記座標情報に対する座標情報処理源精細要求レベルを
    判定する判定工程と、 前記判定工程による判定結果に基づいて、前記設定工程
    により設定されているサンプリング周期を可変設定する
    制御工程と、を有することを特徴とする駆動制御方法。
  6. 【請求項6】 前記判定工程は、前記座標情報を処理す
    べきアプリケーションプログラムから通知される座標情
    報処理源精細要求に基づき座標情報処理源精細要求レベ
    ルを判定することを特徴とする請求項5記載の駆動制御
    方法。
  7. 【請求項7】 前記制御工程は、前記判定工程により座
    標情報処理源精細要求レベルが高いと判定された場合に
    は、前記設定工程により初期設定されるサンプリング周
    期よりも短い周期のサンプリング周期を設定し、前記判
    定工程により座標情報処理源精細要求レベルが低いと判
    定された場合には、前記設定工程により初期設定される
    サンプリング周期よりも長い周期のサンプリング周期を
    設定することを特徴する請求項5記載の駆動制御方法。
  8. 【請求項8】 前記指示手段による指示動作状態を検出
    する検出工程を有し、 前記制御工程は、前記検出工程により前記指示手段によ
    る指示動作状態が検出されている間、前記判定工程によ
    る判定結果に基づいて、前記設定工程により設定されて
    いるサンプリング周期を可変設定することを特徴とする
    請求項5記載の駆動制御方法。
  9. 【請求項9】 指示手段が指示する座標情報を処理する
    座標情報処理装置の駆動を制御する駆動制御装置に、 前記指示手段による座標情報をサンプリングするために
    異なる周期のサンプリング周期を設定可能な設定工程
    と、 前記座標情報に対する座標情報処理源精細要求レベルを
    判定する判定工程と、 前記判定工程による判定結果に基づいて、前記設定工程
    により設定されているサンプリング周期を可変設定する
    制御工程と、を実行させるためのプログラムを記録した
    コンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
  10. 【請求項10】 前記判定工程は、前記座標情報を処理
    すべきアプリケーションプログラムから通知される座標
    情報処理源精細要求に基づき座標情報処理源精細要求レ
    ベルを判定することを特徴とする請求項9記載の記憶媒
    体。
  11. 【請求項11】 前記制御工程は、前記判定工程により
    座標情報処理源精細要求レベルが高いと判定された場合
    には、前記設定工程により初期設定されるサンプリング
    周期よりも短い周期のサンプリング周期を設定し、前記
    判定工程により座標情報処理源精細要求レベルが低いと
    判定された場合には、前記設定工程により初期設定され
    るサンプリング周期よりも長い周期のサンプリング周期
    を設定することを特徴とする請求項9記載の記憶媒体。
  12. 【請求項12】 前記指示手段による指示動作状態を検
    出する検出工程を実行させるためのプログラムを記憶媒
    体に記録し、 前記制御工程は、前記検出工程により前記指示手段によ
    る指示動作状態が検出されている間、前記判定工程によ
    る判定結果に基づいて、前記設定工程により設定されて
    いるサンプリング周期を可変設定することを特徴とする
    請求項9記載の記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015041256A1 (ja) * 2013-09-17 2015-03-26 Avcテクノロジー株式会社 タッチパネル装置とタッチパネルの駆動方法

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