JP2001159545A - 車両用メータの文字盤照明装置及びメータの文字盤照明装置の導光リング - Google Patents

車両用メータの文字盤照明装置及びメータの文字盤照明装置の導光リング

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JP2001159545A
JP2001159545A JP34403099A JP34403099A JP2001159545A JP 2001159545 A JP2001159545 A JP 2001159545A JP 34403099 A JP34403099 A JP 34403099A JP 34403099 A JP34403099 A JP 34403099A JP 2001159545 A JP2001159545 A JP 2001159545A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の発光色を混合してリング状導光体内に
入射して文字盤照明を行う場合の光の混色性を向上す
る。 【解決手段】 導光リング60を、導光部61と光放射
部62とより構成する。導光部61は、文字盤21の外
周に沿って配置される略円弧状をなすと共に、その断面
形状を五角形以上の略多角形状としている。導光部61
は、その端部に光源95を装着して光源95からの光を
内部に導入し、その光を内周面側から内方に放射自在で
ある。また、光放射部62は、導光部62の内周面側の
略全長にわたって内方に突出するよう一体形成される。
そして、光放射部62は、厚さ方向一側面を光放射面6
2cとすると共に、厚さ方向他側面を導光部61の内周
面側から内方に放射される光を光放射面62cに向けて
反射自在な反射面62aとしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用メータの文
字盤照明装置及びメータの文字盤照明装置の導光リング
に関し、特に、発光ダイオード(以下LEDという)を
使用して、スピードメータ、タコメータ等の自動車用メ
ータの文字盤の外周側から光を照射し、文字盤の少なく
とも外周部(文字及び目盛部分)を照明する文字盤照明
装置及びその導光リングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用メータの文字盤照明装置と
しては、文字盤の裏面側から文字盤を間接的に照明する
間接照明装置、及び、文字盤の表面側から文字盤を直接
照明する直接照明装置等がある。しかし、従来の間接照
明装置は、いずれも、光源をメータ内部に配置するた
め、そのためのスペースを必要とし、メータの厚みが大
きくなると共に内部構成が複雑化する。また、メータの
内部から文字盤の表面側に光を照射する構成のため、光
源の光の伝達経路が比較的長く、光が減衰し、照明効率
を低下する可能性がある。一方、従来の直接照明装置
は、照明効率の点では理想的であるものの、文字盤前方
の斜め上方または斜め下方から光を照射するため、文字
盤表面の上下で照度差が生じたり、指針の影が文字盤表
面に映ったりして、メータの視認性を低下する可能性が
ある。
【0003】そこで、上記の課題を解決するため、リン
グ状導光体を使用した間接照明装置(以下、導光体型照
明装置という)が提案されている。この導光体型照明装
置は、文字盤の外周に沿ってリング状導光体を配置する
と共に、導光体の端部等の所定位置に光源を配置してい
る。光源としては、小型化、安定動作、長寿命等の要請
から、LEDを使用する。そして、LEDからの光をリ
ング状導光体に入射し、リング状導光体内を導いて、そ
の内周面から文字盤に向かって放射することにより、文
字盤の外周部を照明する。このようなリング状導光体
は、断面矩形状をなしている。そして、このリング状導
光体を使用した導光体型照明装置によれば、メータの内
部構造を簡略化して厚みを小さくすることができると共
に、照明効率を向上することができる等、数々の効果を
発揮することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような導光体型
照明装置では、リング状導光体の端面からLEDの光を
入射し、リング状導光体の全体を均一に発光させようと
すると、リング状導光体の断面は、長方形、正方形等、
矩形状とすることが好ましい。これは、光は導光体内を
直進するため、光が導光体の内面で反射して屈折する回
数が少ないほど、光の伝播率が良くなるからである。
【0005】ここで、光源を単一(単色)のLEDによ
り構成した場合は、リング状導光体の断面を矩形状とし
た方が、上記のように光の伝播率が良くなる。一方、光
源を異色の複数のLEDにより構成し、それらの色を混
合してリング状導光体の端面から入射する場合、各色の
LEDの位置関係により、各色のLEDの光の経路が若
干ずれてくる。そのため、各LEDからの光がリング状
導光体内で均一に混合せず、リング状導光体の発光部分
がプリズム化して虹状の光を放射し、照明色がリング状
導光体の部分部分で不均一となる可能性がある。
【0006】そこで、本発明は、複数の発光色を混合し
てリング状導光体内に入射して文字盤照明を行う場合の
光の混色性を向上した車両用メータの文字盤照明装置及
びメータの照明装置の導光リングの提供を課題とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る車両用メ
ータの文字盤照明装置は、異色の複数のLEDからなる
光源と、導光リングとを具備する。導光リングは、文字
盤の外周に沿って配置される略円弧状をなすと共に、そ
の断面形状を五角形以上の略多角形状とした導光体から
なる。また、導光リングは、その端部に前記光源を装着
して前記光源からの光を内部に導入し、その光を内周面
側から前記文字盤の外周部に向かって放射自在となって
いる。
【0008】したがって、光源としての異色の複数のL
EDを同時に発光駆動すると、各LEDの発光色の混色
の光が導光リングの端部から導光リング内に入射し、導
光リングの周方向に伝播し、導光リングの内周面側から
文字盤の外周部に向かって放射される。よって、各LE
Dの発光色の混色の光が、最終的に、導光リングを介し
て、文字盤の外周部の目盛及び文字等に照射される。
【0009】このとき、導光リングの断面形状が、五角
形以上の多角形状をなすため、導光リングを単なる矩形
状(四角形状)とした場合と比較して、各LEDの光
が、導光リングの多角形状の内面の各面でより多くの回
数反射してより多くの方向に伝播する。よって、導光リ
ングの端部に対する各LEDの位置が異なり、各LED
から導光リング内に入射される光の伝播経路がばらつい
たとしても、各LEDからの入射光は、導光リングを伝
播する間に、導光リングの内面の各面で多数回、多数の
方向に拡散する。これにより、各LEDの光の伝播経路
が平均化され、各LEDの発光色が導光リング内で均一
に混合する。そして、このように各LEDの発光色を均
一に混合した混色の光が、導光リングから文字盤の外周
部に放射され、文字盤の外周部の目盛及び文字部分を照
明する。
【0010】請求項2に係る車両用メータの文字盤照明
装置は、請求項1の構成において、前記導光リングを、
導光部と光放射部とより構成した。前記導光部は、文字
盤の外周に沿って配置される略円弧状をなすと共に、そ
の断面形状を五角形以上の略多角形状としている。そし
て、導光部は、その端部に前記光源を装着して前記光源
からの光を内部に導入し、その光を内周面側から内方に
放射自在である。また、前記光放射部は、前記導光部の
内周面側の略全長にわたって内方に突出するよう一体形
成される。そして、光放射部は、厚さ方向一側面を光放
射面とすると共に、厚さ方向他側面を前記導光部の内周
面側から内方に放射される光を前記光放射面に向けて反
射自在な反射面としている。
【0011】したがって、請求項2に係る車両用メータ
の文字盤照明装置では、複数のLEDを同時に発光駆動
すると、各LEDの発光色の混色の光が導光リングの導
光部の端部から導光部内に入射し、導光部の周方向に伝
播し、導光部の内周面側から内方に向かって放射され
る。その後、導光部の内周面側から放射された光は、光
放射部に入射して光反射面により光放射面に向けて反射
され、光放射面から出射する。よって、各LEDの発光
色の混色の光が、最終的に、導光リングの導光部及び光
放射部を介して、文字盤の外周部の目盛及び文字等に照
射される。
【0012】このとき、導光部の断面形状が、五角形以
上の多角形状をなすため、導光部を単なる矩形状(四角
形状)とした場合と比較して、各LEDの光が、導光部
の多角形状の内面の各面でより多くの回数反射してより
多くの方向に伝播する。よって、導光部の端部に対する
各LEDの位置が異なり、各LEDから導光部内に入射
される光の伝播経路がばらついたとしても、各LEDか
らの入射光は、導光部を伝播する間に、導光部の内面の
各面で多数回、多数の方向に拡散する。これにより、各
LEDの光の伝播経路が平均化され、各LEDの発光色
が導光部内で均一に混合する。そして、このように各L
EDの発光色を均一に混合した混色の光が、光放射部か
ら文字盤の外周部に放射され、文字盤の外周部の目盛及
び文字部分を照明する。
【0013】一方、導光部内の光が、光放射部の光反射
面を介して光放射面から集中的に文字盤の外周部に向か
って放射される。よって、LEDから導光部に入射した
光を、文字盤の外周部に効率良く照射することができ
る。更に、光放射部では、光反射面と光放射面との間に
位置する側面からも、導光部からの光が放射され、文字
盤の外周部を照明する。
【0014】請求項3に係る車両用メータの文字盤照明
装置は、請求項2の構成において、前記導光リングの光
放射部の厚さ方向他側面に隣接する前記導光部の面を、
前記光放射部の厚さ方向他側面と交差させ、前記光放射
部の厚さ方向他側面と前記導光部の隣接する面との間に
見切り線を形成している。そして、前記導光リングの光
放射部の厚さ方向他側面の先端から前記見切り線まで反
射塗膜を印刷することにより前記光反射面を形成してい
る。
【0015】したがって、請求項3に係る車両用メータ
の文字盤照明装置では、光放射部の光反射面を形成する
際に、見切り線を使用して、光放射部の厚さ方向他側面
に反射塗膜を印刷することができる。
【0016】請求項4に係るメータの文字盤照明装置の
導光リングは、導光部と光放射部とを備える。導光部
は、メータの文字盤の外周に沿って配置される略円弧状
をなすと共に、その断面形状を五角形以上の略多角形状
とし、その端部に異色の複数の光源を装着して前記光源
からの光を内部に導入し、その光を内周面側から内方に
放射自在である。光放射部は、前記導光部の内周面側の
略全長にわたって内方に突出するよう一体形成され、厚
さ方向一側面を光放射面とすると共に、厚さ方向他側面
を前記導光部の内周面側から内方に放射される光を前記
光放射面に向けて反射自在な反射面としている。
【0017】したがって、請求項4に係るメータの文字
盤照明装置の導光リングでは、複数の光源を同時に発光
駆動すると、各光源の発光色の混色の光が導光部の端部
から導光部内に入射し、導光部の周方向に沿って伝播
し、導光部の内周面側から内方に向かって放射される。
その後、導光部の内周面から放射された光は、光放射部
に入射して光反射面により光放射面に向けて反射され、
光放射面から出射する。よって、各光源の発光色の混色
の光が、最終的に、導光部及び光放射部を介して、文字
盤の外周部の目盛及び文字等に照射される。
【0018】このとき、導光部の断面形状が、五角形以
上の多角形状をなすため、導光部を単なる矩形状(四角
形状)とした場合と比較して、各光源の光が、導光部の
多角形状の内面の各面でより多くの回数反射してより多
くの方向に伝播する。よって、導光部の端部に対する各
光源の位置が異なり、各光源から導光部内に入射される
光の伝播経路がばらついたとしても、各光源からの入射
光は、導光部を伝播する間に、導光部の内面の各面で多
数回、多数の方向に拡散する。これにより、各光源の光
の伝播経路が平均化され、各光源の発光色が導光部内で
均一に混合する。そして、このように各光源の発光色を
均一に混合した混色の光が、光放射部から文字盤の外周
部に放射され、文字盤の外周部の目盛及び文字部分を照
明する。
【0019】一方、導光部内の光が、光放射部の光反射
面を介して光放射面から集中的に文字盤の外周部に向か
って放射される。よって、光源から導光部に入射した光
を、文字盤の外周部に効率良く照射することができる。
更に、光放射部では、光反射面と光放射面との間に位置
する側面からも、導光部からの光が放射され、文字盤の
外周部を照明する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。なお、各実施の形態を通じて,同一または対応す
る部材または要素には、同一または対応する参照符号を
付して、その重複する説明を省略する。
【0021】図1は本発明の実施の形態1に係る車両用
メータの文字盤照明装置を適用した自動車用メータを示
す正面図である。図2は本発明の実施の形態1に係る車
両用メータの文字盤照明装置を適用した自動車用メータ
を裏面側から見て示す分解斜視図である。図3は本発明
の実施の形態1に係る車両用メータの文字盤照明装置を
適用した自動車用メータの見返し板を示す正面図であ
る。図4は本発明の実施の形態1に係る車両用メータの
文字盤照明装置を適用した自動車用メータの見返し板を
示す側面図である。
【0022】図1に示すように、実施の形態1に係る車
両用メータの文字盤照明装置は、コンビネーションメー
タ等の自動車用メータに適用される。この自動車用メー
タは、図1に示すように、非透明樹脂製のメータケース
10と、メータケース10の前面側に装着される見返し
板50とを備える。メータケース10内の左部にはタコ
メータ部20が設けられている。タコメータ部20は、
文字盤21と、指針22とを有する。文字盤21の外周
部には、エンジン回転数を表す目盛及び文字が所定間隔
で配置されている。また、メータケース10内の中央部
にはスピードメータ部30が設けられている。スピード
メータ部30は、文字盤31と、指針32とを有する。
文字盤31の外周部には、車速を表す目盛及び文字が所
定間隔で配置されている。更に、メータケース10内の
右部には、補助メータ部として、燃料計40及び水温計
45が配置されている。燃料計40は、文字盤41と、
指針42とを有する。文字盤41の外周部には、燃料残
量を表す目盛及び文字が所定間隔で配置されている。ま
た、水温計45は、文字盤46と、指針47とを有す
る。文字盤46の外周部には、冷却水温度を表す目盛及
び文字が所定間隔で配置されている。なお、前記指針2
2,32,42,47は、軸部22b,32b,42
b,47bと指針部22d,32d,42d,47dと
を有する。
【0023】一方、図3に示すように、見返し板50
は、非透明樹脂製のケース状をなし、その後端側に平板
状のマスク部51を有している。マスク部51は、前記
タコメータ部20、スピードメータ30部、燃料計40
及び水温計45に対応する位置に、それぞれ、開口5
2,53,54,55を形成している。そして、各開口
52,53,54,55からタコメータ部20、スピー
ドメータ30部、燃料計40及び水温計45の各文字盤
21,31,41,46及び指針22,32,42,4
7が露出している。更に、マスク部51の開口52,5
3,54,55周縁のうち、前記指針22,32,4
2,47の軸部22b,32b,42b,47bに対応
する位置には、その軸部22b,32b,42b,47
bを前方(運転者側)から遮蔽する遮蔽板52A,53
A,54A,55Aが一体形成されている。
【0024】見返し板50の裏面側の上端縁には、所定
間隔で、左右一対のネジ止め部56が一体形成されてい
る。各ネジ止め部56の中央に貫通形成した円形孔に、
ネジ、ビス等の締結具を挿入し、前記メータケース10
にネジ止めすることにより、見返し板50をメータケー
ス10に固定するようになっている。加えて、図3及び
図4に示すように、見返し板50の裏面側の外周縁部付
近には、所定間隔で、複数の掛止爪57が後方(メータ
ケース10側)に突出するよう一体形成されている。即
ち、見返し板50の上端の中央1箇所及び左右の2箇所
に、それぞれ、掛止爪57が一体形成されている。ま
た、見返し板50の下端の中央2箇所及び左右の2箇所
に、それぞれ、掛止爪57が一体形成されている。更
に、マスク部51の裏面には、開口52,53,54,
55の周囲の所定位置に円柱状のかしめ突部58が一体
形成されている。なお、見返し板50の前面側の開口に
はカバーレンズ59が装着される。
【0025】次に、各種メータ部20,30,40,4
5の文字盤21,31,41,46を照明するための文
字盤照明装置の構成について説明する。図5は本発明の
実施の形態1に係る車両用メータの指針照明装置を自動
車用メータの見返し板の背面側の構造と共に示す背面図
である。図6は図5のX−X線断面図である。
【0026】文字盤照明装置は、図5に破線で示すよう
に、導光リング60,70,80を備えている。導光リ
ング60,70,80は、透明アクリル樹脂等の所定の
導光体を略馬蹄状または所定角度の円弧状に一体成形し
て形成され、それぞれ、タコメータ部20、スピードメ
ータ部30、燃料計40及び水温計45に対応して配置
される。即ち、導光リング60,70,80は、その内
径が対応する開口52,53,54,55より若干小径
となるよう形成される。そして、導光リング60,7
0,80は、マスク部51の開口52,53,54,5
5周縁部に沿って配置及び固定されて、図1に示すよう
に、その内周面が開口52,53,54,55から若干
内方に露出するようになっている。なお、燃料計40及
び水温計45には、同様の構成の導光リング80を使用
している。
【0027】導光リング60,70,80は、タコメー
タ部20、スピードメータ部30、燃料計40及び水温
計45の文字盤21,31,41,46の平面方向と直
行する方向において文字盤21,31,41,46と指
針22,32,42,47との間に配置固定される。ま
た、導光リング60,70,80は、文字盤21,3
1,41,46の表面側で文字盤21,31,41,4
6の外周に沿って配置される。そして、導光リング6
0,70,80は、その両端部から内部に導入した光を
周方向に導き、内周面側から文字盤21,31,41,
46の外周部の目盛及び文字部分に向かって多方向から
放射自在となっている。
【0028】次に、導光リング60の構成について詳細
に説明する。図7は本発明の実施の形態1に係る車両用
メータの文字盤照明装置のタコメータ部用導光リングの
光放射面側を示す背面図である。図8は本発明の実施の
形態1に係る車両用メータの文字盤照明装置のタコメー
タ部用導光リングの光反射面側を示す平面図である。図
9は図8のY−Y線断面図である。
【0029】図7及び図8に示すように、タコメータ部
20用の導光リング60は、導光部61と光放射部62
とを備える。導光部61は、文字盤21の外周の全長に
沿って配置される所定角度の略円弧状をなし、文字盤2
1の外周または開口52の外周の長さに対応する周長を
有している。また、導光部61は、図9に示すように、
その断面形状を、矩形(横長長方形)の四隅の角部を面
取りした略八角形状としている。また、光放射部62
は、導光部61の内周面側の略全長にわたって内方に突
出するよう一体形成される。
【0030】詳細には、導光部61は、第1の面61
a、第2の面61b、第3の面61c、第4の面61
d、第5の面61e、第6の面61f及び第7の面61
gを有する。また、光放射部62は、導光部61の第1
の面61aと第7の面61gとの間から内方に突出する
略くちばし状をなす。光放射部62は、厚さ方向両側面
を構成する光反射面62a及び光放射面62cと、光反
射面62aと光放射面62cとの間に形成される側面6
2bとを有する。光反射面62aは、導光部61の第7
の面61gに交差して連続し、光放射面62cは、導光
部61の第1の面61aに交差して連続する。
【0031】導光部61の第1の面61aと第7の面6
1gとの間に光放射部62を一体形成したため、導光部
61の第1の面61aと第7の面61gとの間に形成さ
れるはずの第8の面は設けられていない。また、導光部
61の第7の面61gは、導光部61から光放射部62
の幅の半分程度まで延長して延びている。これにより、
光放射部62の光反射面62aは、光放射面62cの幅
の半分程度の幅を有している。更に、光放射部61の光
反射面62aに隣接する導光部61の第1の面61a
は、光放射部62の光反射面62aと鈍角(170度程
度)で交差し、光反射面62aと第1の面61aとの間
の全長にわたって、両者を明確に区画する見切り線62
xが形成されている。導光リング60の導光部61及び
光反射部62は、周方向両端部を除く全長を、上記のよ
うな一定断面としている。
【0032】光反射部62の光反射面62aの全面に
は、白色塗料等の塗料からなる反射塗膜63が形成され
ている。即ち、反射塗膜63は、光反射部62の光反射
面62aの先端(図9中左端)から見切り線62xまで
形成されている。なお、反射塗膜63の形成は、例え
ば、タンポ印刷等の印刷により行うことができる。
【0033】そして、導光部61は、その端部に光源と
してのLED95を装着してLED95からの光を内部
に導入し、その光を内周面側から内方(光放射部62
側)に向けて放射自在である(図10参照)。即ち、L
ED95からの入射光が、導光部61の各面61a〜6
1gで反射しながら導光部61内を周方向に伝播し、特
に第3〜第5の面61c〜61eで内方に反射して、光
放射部62内に入射するようになっている。一方、光放
射部62は、導光部61の内周面側から内方に放射され
る光を、光反射面62aにより光放射面62cに向けて
反射するようになっている。即ち、光反射面62aの光
放射面62cに対する傾斜角度(導光部61の第7の面
61gとの交差角度)は、導光部61の放射方向(導光
部61内周面側から内方に放射される光の進行方向)と
光放射面62cとの位置関係に応じて適宜設定される。
【0034】導光リング60は、見返し板50のマスク
部51の開口52周縁部の内側面に一体形成した支持突
部に載置して固定され、光放射部62をマスク部51の
開口52から内方に突出及び露出させている。即ち、導
光リング60の導光部61の外周中央の第3の面62c
には、見返し板50裏面のかしめ突部58に応する位置
に、取付片64が外方に突出するよう一体形成されてい
る。また、導光部61の外周両端部の第3の面62cに
は、一対の取付片65が外方に突出するよう一体形成さ
れている。各取付片65は、先端を開放する略半円状の
孔を有している。なお、マスク部51の裏面において前
記取付片65に対応する位置には、他のかしめ突部(図
示略)が一体形成されている。そして、上記のように、
かしめ突部58を取付片61の円形孔に挿入すると共
に、他のかしめ突部を取付片65の半円孔に嵌め込むこ
とにより、見返し板50(マスク部51)の裏面の開口
52外周縁部に導光リング60を位置決めする。その
後、取付片64,65から突出するかしめ突部58の先
端部を熱かしめすることにより、見返し板50の開口5
2の外周に沿って導光リング60を接合固定するように
なっている。
【0035】次に、導光リング60にLED95を装着
するための構成を詳細に説明する。図10は本発明の実
施の形態1に係る車両用メータの文字盤照明装置の導光
リングに対するLEDの装着状態を示す斜視図である。
図11は本発明の実施の形態1に係る車両用メータの文
字盤照明装置の導光リングに対するLEDの装着状態を
示す断面図である。
【0036】図10に示すように、導光リング60の両
端部の厚さ方向両側面には、それぞれ、固定突部66が
一体形成されている。固定突部66は、導光リング60
の先端縁と平行に横置きされる略直角三角柱状をなし、
その傾斜面側を導光リング60の先端側に位置させてい
る。導光リング60の両端部には、それぞれ、LEDケ
ース90が装着される。LEDケース90は、樹脂材料
より上下両端を開口する四角筒状に形成されている。ま
た、LEDケース90の後側面には、前記導光リング6
0の固定突部66の外形に対応する略方形状の固定孔9
1が形成されている。そして、LEDケース90を導光
リング60の各端部に下方から嵌め込むことにより、導
光リング60の固定突部66が、LEDケース90の固
定孔91内にスライドして挿入され、嵌合する。このよ
うにして、LEDケース90を導光リング60の各端部
に密着保持するようになっている。
【0037】前記LEDケース90内の下端部には光源
としての一対のLED95が収容され、LEDケース9
0を介してLED95を導光リング60の両端に装着す
るようになっている。LED95は、赤色R、緑色G、
青色Bの三原色のチップLEDを有するマルチカラーL
EDであり、白色を含む任意の色を発光自在なものであ
る。このLED95は、フレキシブルプリント基盤10
5に実装される。
【0038】図5に示すように、フレキシブルプリント
基盤105は、短帯状の端子部106と、接続部107
とを有する。接続部107は、タコメータ部20に配置
したLEDサブアセンブリ110と、導光リング60の
LEDケース90にそれぞれ延びる肢部分を有する多肢
シート状をなしている。また、フレキシブルプリント基
盤105は、マスク部51及び遮蔽板52Aの裏面側に
配設されて遮蔽され、正面(運転者側)から視認されな
いようになっている。更に、フレキシブルプリント基盤
105は、マスク部51及び遮蔽板52Aの裏面と、文
字盤21との間の空間に配置され、文字盤21に接触及
び干渉しないようになっている。フレキシブルプリント
基盤105は、見返し板50に固定した導光リング60
の下端のLEDケース90に固着して保持される。
【0039】詳細には、前記LEDケース90の下端の
四隅には四角柱状の小片状をなす固着突起92が一体形
成されている。一方、フレキシブルプリント基盤105
の接続部107には、見返し板50に固定した導光リン
グ60の下端に対応する位置に、それぞれ、4個1組の
固着孔108が形成されている。各固着孔108は固着
突起92に対応する四角孔状をなし、図10に示すよう
に、各固着突起92に対応する位置に形成されている。
そして、固着孔108を固着突起92に嵌合して接着等
により固着することにより、フレキシブルプリント基盤
105をLEDケース90に保持するようになってい
る。
【0040】図10に示すように、フレキシブルプリン
ト基盤105の各組の固着孔108の内側には、それぞ
れ、前記一対のLED95が実装されている。よって、
フレキシブルプリント基盤105をLEDケース90に
保持することにより、LED95がLEDケース90内
の下端に収容して配置され、導光リング60の導光部6
1の各端面に直交して対向し、導光部61の各端面から
直交する光を入射するようになっている。
【0041】次に、スピードメータ部用導光リング70
の構成について説明する。図12は本発明の実施の形態
1に係る車両用メータの文字盤照明装置のスピードメー
タ部用導光リングの光反射面側を示す平面図である。
【0042】図12に示すように、スピードメータ部用
の導光リング70は、スピードメータ部30とタコメー
タ部20の文字盤21,31の外周長の違い、及び、直
径の違いに応じて、その周長及び寸法を導光リング60
と相違させている。その他の構成は、導光リング60と
同様である。導光リング70は、導光部71と光放射部
72とを備える。導光部71は、文字盤31の外周の全
長に沿って配置される所定角度の略円弧状をなし、文字
盤31の外周または開口53の外周の長さに対応する周
長を有している。また、導光部71は、その断面形状
を、導光部61と同様、矩形(横長長方形)の四隅の角
部を面取りした略八角形状としている。また、光放射部
72は、導光部71の内周面側の略全長にわたって内方
に突出するよう一体形成される。
【0043】導光リング70の断面形状は、導光リング
60の断面形状と同様である。なお、図12中では、導
光リング70の平面側(文字盤31側)で視認される面
である第5の面71e、第6の面71f及び第7の面7
1gを図示している。また、導光リング60の場合と同
様にして、光反射部72の光反射面の全面には、白色塗
料等の塗料からなる反射塗膜73が形成されている。そ
して、導光部71は、導光リング60の場合と同様にし
て、その端部に光源としてのLED95を装着してLE
D95からの光を内部に導入し、その光を内周面側から
内方(光放射部72側)に向けて放射自在である。
【0044】導光リング70は、導光リング60の場合
と同様にして、見返し板50のマスク部51の開口53
周縁部の内側面に固定され、光放射部72をマスク部5
1の開口53から内方に突出及び露出させている。即
ち、導光リング70の導光部71の外周中央の第3の面
には、見返し板50裏面のかしめ突部58に応する位置
に、取付片64と同様の取付片74が外方に突出するよ
う一体形成されている。また、導光部71の外周両端部
付近の第3の面には、取付片65と同様の一対の取付片
75が外方に突出するよう一体形成されている。そし
て、かしめ突部58を取付片74,75の円形孔及び半
円孔に挿入して熱かしめすることにより、マスク部51
の裏面の開口53外周縁部に導光リング70を位置決め
して接合固定するようになっている。
【0045】導光リング70の両端部には、導光リング
60の場合と同様にして、LED95が装着される。即
ち、導光リング70の両端部の厚さ方向両側面には、そ
れぞれ、固定突部66と同様の固定突部76が一体形成
されている。そして、導光リング70の両端部には、そ
れぞれ、導光リング60の場合と同様にして、LEDケ
ース90が密着保持され、LEDケース90を介してL
ED95を導光リング70の両端に装着するようになっ
ている。このLED95は、フレキシブルプリント基盤
100に実装される。
【0046】図5に示すように、フレキシブルプリント
基盤100は、短帯状の端子部101と、接続部102
とを有する。接続部102は、スピードメータ部30、
燃料計40及び水温計45に配置した各LEDサブアセ
ンブリ120,130,135と、導光リング70,8
0の各LEDケース90にそれぞれ延びる肢部分を有す
る多肢シート状をなしている。また、フレキシブルプリ
ント基盤100は、マスク部51及び遮蔽板53Aの裏
面側に配設されて遮蔽され、正面(運転者側)から視認
されないようになっている。更に、フレキシブルプリン
ト基盤100は、マスク部51及び遮蔽板53Aの裏面
と、文字盤31との間の空間に配置され、文字盤31に
接触及び干渉しないようになっている。フレキシブルプ
リント基盤100は、フレキシブルプリント基盤105
の場合と同様にして、見返し板50に固定した導光リン
グ70の下端のLEDケース90に固着して保持され
る。そして、導光リング60の場合と同様にして、フレ
キシブルプリント基盤100をLEDケース90に保持
することにより、LED95がLEDケース90内の下
端に収容して配置され、導光リング70の導光部71の
各端面に直交して対向し、導光部71の各端面から直交
する光を入射するようになっている。
【0047】次に、燃料計用導光リング80の構成につ
いて説明する。図13は本発明の実施の形態1に係る車
両用メータの文字盤照明装置の燃料計用導光リングの光
反射面側を示す平面図である。
【0048】図13に示すように、燃料計用の導光リン
グ80は、タコメータ部20との外周長の違い、及び、
直径の違いに応じて、その周長及び寸法を導光リング6
0と相違させている。その他の構成は、導光リング60
と同様である。導光リング80は、導光部81と光放射
部82とを備える。導光部81は、文字盤41の外周の
全長に沿って配置される所定角度の略円弧状をなし、文
字盤41の外周または開口54の外周の長さに対応する
周長を有している。また、導光部81は、その断面形状
を、導光部61と同様、矩形(横長長方形)の四隅の角
部を面取りした略八角形状としている。また、光放射部
82は、導光部81の内周面側の略全長にわたって内方
に突出するよう一体形成される。
【0049】導光リング80の断面形状は、導光リング
60の断面形状と同様である。なお、図13中では、導
光リング80の平面側(文字盤41側)で視認される面
である第5の面81e、第6の面81f及び第7の面8
1gを図示している。また、導光リング60の場合と同
様にして、光反射部82の光反射面の全面には、白色塗
料等の塗料からなる反射塗膜83が形成されている。そ
して、導光部81は、導光リング60の場合と同様にし
て、その一端部(図13中上端部)に光源としてのLE
D95を装着してLED95からの光を内部に導入し、
その光を内周面側から内方(光放射部82側)に向けて
放射自在である。
【0050】導光リング80は、導光リング60の場合
と同様にして、見返し板50のマスク部51の開口54
周縁部の内側面に固定され、光放射部82をマスク部5
1の開口54から内方に突出及び露出させている。即
ち、導光リング80の導光部81の外周一端部付近の第
3の面には、見返し板50裏面のかしめ突部58に応ず
る位置に、取付片64と同様の取付片84が外方に突出
するよう一体形成されている。また、導光部81の外周
他端の第3の面には、取付片65と同様の取付片85が
周方向に突出するよう一体形成されている。そして、か
しめ突部58を取付片84,85の円形孔及び半円孔に
挿入して熱かしめすることにより、マスク部51の裏面
の開口54外周縁部に導光リング80を位置決めして接
合固定するようになっている。
【0051】なお、導光リング60,70,80を見返
し板50の裏面に位置決めして固定するには、上記のよ
うに熱かしめを利用する以外にも、クリップ、ねじ、接
着等、その他の接合手段を利用することができる。
【0052】導光リング80の一端部には、導光リング
60の場合と同様にして、LED95が装着される。即
ち、導光リング80の一端部の厚さ方向両側面には、そ
れぞれ、固定突部66と同様の固定突部86が一体形成
されている。そして、導光リング80の一端部には、そ
れぞれ、導光リング60の場合と同様にして、LEDケ
ース90が密着保持され、LEDケース90を介してL
ED95を導光リング80の一端に装着するようになっ
ている。これにより、導光リング60の場合と同様にし
て、フレキシブルプリント基盤100をLEDケース9
0に保持することにより、LED95がLEDケース9
0内の下端に収容して配置され、導光リング80の導光
部81の各端面に直交して対向し、導光部81の各端面
から直交する光を入射するようになっている。
【0053】ここで、フレキシブルプリント基盤10
0,105の各位置に実装し、LEDケース90内に収
容するLED95の数は任意であるが、本実施の形態で
は、導光リング60,70の各下端に対しては2個のL
ED95を、導光リング80の各下端に対しては1個の
LED95を、それぞれ用意している。これは、導光リ
ング60,70は比較的大径及び大面積のタコメータ部
20及びスピードメータ部30の照明用であることか
ら、他に比較して大きな輝度を得るようにするためであ
る。
【0054】上記のように、本実施の形態では、フレキ
シブルプリント基盤100,105の接続部102,1
07の肢部先端部は、見返し板50に固定した導光リン
グ60,70,80のLEDケース90に接合されると
共に、LEDケース90内のLED95と電気的に接続
されている。そして、LED95用に設けた発光制御回
路の制御により、フレキシブルプリント基盤100,1
05を介して、LEDケース90内のLED95に所定
の制御態様で電流を供給し、そのLED95を所望の発
光色及び発光態様で発光する。これにより、LEDケー
ス90内のLED95の光を導光リング60,70,8
0の端面から入射し、導光リング60,70,80全体
を前記発光色及び発光態様で発光して、文字盤21,3
1,41,46の照明を行うようになっている。なお、
各導光リング60,70,80は、その外周アール(外
周側面)及び内周アール(内周側面)を同一中心として
いる。
【0055】次に、本発明の実施の形態1に係る車両用
メータの指針照明装置の構成について簡単に説明する。
【0056】本実施の形態の指針照明装置は、図5及び
図6に示すように、遮蔽板52A,53A,54A,5
5Aの裏面に配置したLEDサブアセンブリ110,1
20,130,135により、各メータ部20,30及
び各計器40,45の指針22,32,42,47の軸
部22b,32b,42b,47bの端面(前面)から
指針部22d,32d,42d,47d内に光を導入
し、指針22,32,42,47全体を照明するもので
ある。指針22,32,42,47は、その全体を透明
アクリル樹脂等の所定の導光体から一体成形したもので
あり、軸部22b,32b,42b,47bを回転軸3
2aに一体回転可能に固着している。
【0057】各LEDサブアセンブリ10,120,1
30,135は、遮蔽板52A,53A,54A,55
Aに対応する外形を有する平板状の支持基盤111,1
21,131,136と、支持基盤111,121,1
31,136の表面に所定態様で配置した所定個数のL
EDユニット112,122,132,137とを備え
る。各LEDユニット112,122,132,137
は、前記LED95と同様、赤色R、緑色G、青色Bの
三原色のチップLEDを有するマルチカラーLEDであ
り、白色を含む任意の色を発光自在なものである。LE
Dユニット112,122,132,137は、フレキ
シブルプリント基盤100,105に実装される。
【0058】なお、本実施の形態では、前記発光制御回
路によるLED95及びLEDユニット112,12
2,132,137の発光制御動作を、見返し板50の
正面側から見て右端部に配置した操作つまみ141によ
り行うようにしている。即ち、ユーザーが、操作つまみ
141を適宜に回転操作することにより、発光制御回路
の制御により、フレキシブルプリント基盤100,10
5の端子部101,106に、電源から所定の制御態様
で電流が供給され、文字盤照明用のLED95及び指針
照明用のLEDユニット112,122,132,13
7のLEDを、所望の発光色及び発光態様で発光できる
ようになっている。
【0059】次に、上記のように構成された実施の形態
1に係る車両用メータの文字盤照明装置の作用及び効果
を説明する。
【0060】本実施の形態に係る車両用メータの指針照
明装置では、夜間等、メータ類の照明が必要なときに、
運転者等のユーザーが、操作つまみ141を回転操作す
ると、発光制御回路の制御により、フレキシブルプリン
ト基盤100及び105を介して、導光リング60,7
0,80用の各LED95が発光駆動される。すると、
LED95の光は、対応する各導光リング60,70,
80の導光部61,71,81の端面に略直交して入射
する。すると、その入射光は、導光部61,71,81
内の各面61a〜61g,71e〜71g,81e〜8
1gで反射し、導光部61,71,81内を周方向に伝
播する。そして、その光は、導光部61,71,81内
の面61c〜61eで反射して、導光部61,71,8
1の内周面側から内方に向かって放射され、光入射部6
2,72,82に入射する。その後、導光部61,7
1,81の内周面側から放射された光は、光放射部6
2,72,82に入射して、光反射面62a,72a,
82aにより光放射面62c,72c,82cに向けて
反射され、光放射面62c,72c,82cから出射す
る。よって、各LED95の発光色の光(単色、混色
等、任意の色の光)が、最終的に、導光リング60,7
0,80の導光部61,71,81及び光放射部62,
72,82を介して、文字盤21,31,41,46の
外周部の目盛及び文字等に照射される。このようにし
て、LED95から発された所定の発光色及び発光態様
の光により、文字盤21,31,41,46の外周部の
目盛及び文字の全体が照明される。
【0061】ここで、三原色のLEDのうち、複数のL
ED95を同時に発光駆動すると、各LEDの発光色の
混色の光が導光リング60,70,80の導光部61,
71,81の端部から導光部61,71,81内に入射
する。このとき、導光部61,71,81の断面形状が
八角形状と多角形状をなすため、導光部61,71,8
1を単なる矩形状(四角形状)とした場合と比較して、
各LED95の光が、導光部61,71,81の多角形
状の内面の各面61a〜61g,71e〜71g,81
e〜81gでより多くの回数反射してより多くの方向に
伝播する。よって、導光部61,71,81の端部に対
する各LED95の位置が異なり、各LED95から導
光部61,71,81内に入射される光の伝播経路がば
らついたとしても、各LED95からの入射光は、導光
部61,71,81を伝播する間に、導光部61,7
1,81の内面の各面61a〜61g,71e〜71
g,81e〜81gで多数回、多数の方向に拡散する。
これにより、各LED95の光の伝播経路が平均化さ
れ、各LED95の発光色が導光部61,71,81内
で均一に混合する。そして、このように各LED95の
発光色を均一に混合した混色の光が、光放射部62,7
2,82から文字盤21,31,41,46の外周部に
放射され、文字盤21,31,41,46の外周部の目
盛及び文字部分を照明する。
【0062】その結果、導光部61,71,81の端部
または端面に対する各LED95の位置に関係無く、導
光部61,71,81の各部分で均一な混色の発光を行
うことができ、光放射部62,72,82を介して、そ
の均一な混色の光により文字盤21,31,41,46
の目盛及び文字部分を照明することができる。例えば、
三原色のLEDの発光色を混合して、きれいな白色を得
ることができる。
【0063】一方、導光部61,71,81内の光が、
光放射部62,72,82の光反射面62aを介して光
放射面62cから集中的に文字盤21,31,41,4
6の外周部に向かって放射される。よって、LED95
から導光部61,71,81に入射した光を、文字盤2
1,31,41,46の外周部に効率良く照射すること
ができる。更に、光放射部62,72,82では、光反
射面62aと光放射面62cとの間に位置する側面62
bからも、導光部61,71,81からの光が放射さ
れ、文字盤21,31,41,46の外周部を照明す
る。その結果、文字盤21,31,41,46の外周部
の目盛及び文字部分を十分な照度で照明することができ
る。
【0064】更に、実施の形態1に係る車両用メータの
文字盤照明装置では、光放射部62,72,82の光反
射面62aを形成する際に、見切り線62xを使用し
て、光放射部62,72,82の厚さ方向の所定側面に
反射塗膜63,73,83を印刷することができる。そ
の結果、光放射部62,72,82の厚さ方向の所定側
面の正確な位置に、反射塗膜63,73,83を迅速か
つ円滑に印刷して、光反射面62aを形成することがで
きる。
【0065】なお、本実施の形態では、LED95を三
原色のLEDを有するマルチカラーLEDとすると共
に、発光制御回路により操作つまみ141を介して色変
え制御可能としたため、LED95を所望の色で発光自
在である。よって、LED95の発光色を必要に応じて
変更し、自動車用メータの各文字盤21,31,41,
46を所望の色で照明することができる。その結果、自
動車用メータの指針照明における意匠性を多様化して多
彩なイルミネーション効果を発揮することができる。な
お、各LED95は、三原色のうちの1色による単色発
光も可能であるが、通常は、2色または3色のLED9
5の混色により発光される。
【0066】なお、上記導光リング60,70,80に
よる文字盤21,31,41,46の照明動作と同時
に、LEDサブアセンブリ110,120,130,1
35のの照明動作も行われ、指針22,32,42,4
7の照明が行われる。
【0067】図14は本発明の実施の形態2に係る車両
用メータの文字盤照明装置のフレキシブルプリント基盤
を示す背面図である。
【0068】実施の形態2に係る車両用メータの文字盤
照明装置のフレキシブルプリント基盤200は、実施の
形態1の文字盤照明装置におけるフレキシブルプリント
基盤100側の構成に対応する。図14に示すように、
実施の形態2のフレキシブルプリント基盤200は、指
針32,42,47照明用のLEDサブアセンブリ12
0,130,135に加え、導光リング70,80照明
用のLEDケース90及びLED95を固定及び実装し
ている。即ち、フレキシブルプリント基盤200は、指
針31照明用のLEDサブアセンブリ210、指針41
照明用のLEDサブアセンブリ240及び指針46照明
用のLEDサブアセンブリ245を固定及び実装する。
フレキシブルプリント基盤200、各LEDサブアセン
ブリ210,240,245の構成は、実施の形態1の
フレキシブルプリント基盤100、各LEDサブアセン
ブリ120,130,135の構成とほぼ同様であり、
同様にして所定位置に配置される。
【0069】詳細には、フレキシブルプリント基盤20
0は、短帯状の端子部201と、接続部202とを有
し、接続部202は、各LEDサブアセンブリ210,
240,245と、導光リング70,80の各LEDケ
ース90にそれぞれ延びる肢部分を有する多肢シート状
をなしている。また、LEDサブアセンブリ240は、
実施の形態1のLEDサブアセンブリ130と同様の構
成であり、同様の支持基盤241と、同様の2個のLE
Dユニット242とを有する。LEDサブアセンブリ2
45は、実施の形態1のLEDサブアセンブリ135と
同様の構成であり、同様の支持基盤246と、同様の2
個のLEDユニット247とを有する。
【0070】更に、実施の形態2では、文字盤31照明
用の導光リング70両端のLEDケース90と、文字盤
41及び文字盤46照明用の導光リング80の一端のL
EDケース90に対応して、それぞれ、LEDサブアセ
ンブリ220,230及びLEDユニット251,25
2が設けられている。即ち、導光リング70両端のLE
Dケース90に対応して、LEDサブアセンブリ220
及び230がそれぞれ対向配置されている。LEDサブ
アセンブリ220は、支持基盤221と、並列に配置し
た2個のLEDユニット222とを有する。LEDサブ
アセンブリ230は、支持基盤231とLEDユニット
232とを有する。また、導光リング80の一端(上
端)のLEDケース90に対応して、LEDユニット2
51が対向配置され、導光リング85の一端(上端)の
LEDケース90に対応して、LEDユニット252が
対向配置されている。
【0071】各LEDサブアセンブリ220,230の
支持基盤221,231は、同様の構成を有し、LED
ユニット222,232の三原色のLEDに給電するた
めの所定の配線パターンを表面側に形成した基盤からな
る。また、LEDユニット222,232,251,2
52は、実施の形態1のLED95またはLEDユニッ
ト112等に対応し、上記各LEDユニット212等と
同様の構成を有する。即ち、LEDユニット222,2
32,251,252は、青色、赤色、緑色のLEDを
その順でユニット基盤上に一直線上に配置したものであ
る。そして、フレキシブルプリント基盤200の接続部
202の肢部先端部に配置したLEDサブアセンブリ2
20,230の支持基盤221,231及びLEDユニ
ット251,252が、それぞれ、見返し板50に固定
した導光リング70,80のLEDケース90に接合さ
れる。
【0072】このとき、実施の形態1の場合と同様にし
て、各LEDユニット222,232,251,252
が、LEDケース90内に収容されて導光リング70,
80の導光部71,81の端面に対向配置され、そのL
EDが導光部71,81の端面に略直交して所定色の光
を入射するようになっている。即ち、前記発光制御回路
の制御により、フレキシブルプリント基盤200を介し
て、LEDケース90内のLEDユニット222,23
2,251,252の各LEDに所定の制御態様で電流
を供給し、各LEDユニット222,232,251,
252を所望の発光色及び発光態様で発光する。これに
より、LEDケース90内のLEDユニット222,2
32,251,252の光を導光リング70,80の端
面から入射し、導光リング70,80全体を前記発光色
及び発光態様で発光して、文字盤31,41,46の照
明を行うようになっている。
【0073】上記のように構成した実施の形態2に係る
車両用メータの文字盤照明装置は、実施の形態1に係る
車両用メータの文字盤照明装置と同様に作用し、同様の
効果を発揮する。更に、実施の形態2では、指針照明用
のLEDサブアセンブリ210,240,245に加
え、文字盤照明用のLEDサブアセンブリ220,23
0をフレキシブルプリント基盤200に一体化したた
め、車両用メータの全体(文字盤21,31,41,4
6及び指針22,32,42,47)を照明可能な照明
装置として具体化することができ、その取り扱い(組み
付け作業等)が容易になる等の効果を有する。
【0074】ところで、上記実施の形態では、導光リン
グ60,70,80の導光部61,71,81の断面形
状を略八角形状としたが、本発明では、導光部61,7
1,81の断面形状は、五角形以上の断面多角形状とす
れば良い。また、導光部61,71,81の断面多角形
状は、正多角形状としても良いし、不規則な多角形上位
としても良い。即ち、本発明では、導光部61,71,
81を多面的にカットして、LED95の光を多方向に
反射し、複数の発光色を均一に混合できれば良い。好ま
しくは、導光部61,71,81の裏面側(見返し板5
0と反対側)を3〜5面カットする。カット数が3面未
満では、LEDの光の混色性が不充分となる可能性があ
る。一方、カット数が5面を超えると、導光部61,7
1,81の外部に光が抜けやすくなる。
【0075】また、導光リング60,70,80を導光
部61,71,81と光放射部62,72,82とから
構成することなく、断面多角形状の導光部のみから構成
して、その導光部の内周面から文字盤21,31,4
1,46の外周部に向かって光を放射するようにしても
良い。しかし、導光リング60,70,80を導光部6
1,71,81と光放射部62,72,82とから構成
した場合、光放射部62,72,82をマスク部51の
開口52,53,54,55から露出させ、その露出部
分を発光させて運転者に積極的に視認させることがで
き、メータ全体または文字盤部分の意匠性が向上する。
【0076】更に、上記実施の形態では、導光リング6
0,70,80は、文字盤21,31,41,46と指
針22,32,42,47との間に配置した。この場
合、文字盤21,31,41,46の目盛及び文字部分
を蛍光塗料により形成すると共にし、LED95を短波
長を発光自在なLEDより構成し、文字盤21,31,
41,46の目盛及び文字部分を蛍光発光により照明し
ても良い。
【0077】一方、本発明は、文字盤21,31,4
1,46を光透過性とすると共に、導光リング60,7
0,80を文字盤21,31,41,46の外周部裏面
側に配置し、導光リング60,70,80の光を文字盤
21,31,41,46を透過させて、文字盤21,3
1,41,46を間接照明するようにしても良い。この
とき、導光リング60,70,80の光放射部62,7
2,82の開口52,53,54,55からの露出部分
(光放射部62,72,82)を、文字盤21,31,
41,46の外周縁部に対向配置しても良い。こうする
と、光放射部62,72,82の光放射面62c,72
c,82cの光を文字盤21,31,41,46の外周
縁部に光を集中し、目盛及び文字部分を効率良く照明す
ることができる。
【0078】或いは、導光リング60,70,80を指
針22,32,42,47より運転者側に設け、導光リ
ング60,70,80により文字盤21,31,41,
46を運転者側から直接照明するようにしても良い。こ
のとき、導光リング60,70,80により指針22,
32,42,47を同時に直接照明するようにしても良
い。
【0079】即ち、本発明は、異色の複数のLEDを使
用した場合の導光リング60,70,80自体の混色性
向上を目的とするため、導光リング60,70,80
は、文字盤21,31,41,46に対して任意の態様
で配置することができる。よって、導光リング60,7
0,80の内周縁部を開口52,53,54,55から
露出しなくても良い。
【0080】更に、本発明では、燃料計40及び水温計
45の文字盤41,46照明用の導光リング80も、タ
コメータ部20及びスピードメータ部30の文字盤2
1,31照明用の導光リング60,70と同様の断面形
状とした。しかし、燃料計40及び水温計45は小型で
あり、その文字盤41,46照明時の光の混色性が問題
になることが少ない場合もある。よって、文字盤41,
46照明用の導光リングの断面形状は、導光部を通常の
断面形状(矩形状等)として、その導光部から光放射部
を突出した形状としても良い。
【0081】また、上記実施の形態は、自動車用メータ
の文字盤照明装置の導光リングに具体化したが、本発明
は、自動車用メータ以外の車両用メータの文字盤の導光
リングに適用しても良い。更に、本発明は、車両用メー
タ以外の計器類(メータ類)の文字盤照明装置の導光リ
ングに適用しても良い。更にまた、本発明は、光源とし
て、LED以外の光源(ランプバルブ等)を使用するこ
とも可能である。
【0082】更に、各LED95またはLEDユニット
の各色のLEDの数は、1個ずつとしたが、2個以上ず
つとすることも可能である。また、各LED95または
LEDユニットのLEDは、3原色の組み合わせとした
が、これ以外の色の組合せとすることもできる。例え
ば、2色のLEDの組合せとしたり、3色でも上記以外
の色のLEDの組合せとする等、他の組み合わせのLE
Dユニットとすることが可能である。
【0083】
【発明の効果】請求項1に係る車両用メータの文字盤照
明装置は、上記のように構成したため、各LEDの光の
伝播経路が平均化され、各LEDの発光色が導光リング
内で均一に混合する。そして、このように各LEDの発
光色を均一に混合した混色の光が、導光リングから文字
盤の外周部に放射され、文字盤の外周部の目盛及び文字
部分を照明する。その結果、導光リングの端部に対する
各LEDの位置に関係無く、導光リングの各部分で均一
な混色の発光を行うことができ、その均一な混色の光に
より文字盤の目盛及び文字部分を照明することができ
る。
【0084】請求項2に係る車両用メータの文字盤照明
装置は、上記のように構成したため、各LEDの光の伝
播経路が平均化され、各LEDの発光色が導光部内で均
一に混合する。そして、このように各LEDの発光色を
均一に混合した混色の光が、光放射部から文字盤の外周
部に放射され、文字盤の外周部の目盛及び文字部分を照
明する。その結果、導光部の端部に対する各LEDの位
置に関係無く、導光部の各部分で均一な混色の発光を行
うことができ、光放射部を介して、その均一な混色の光
により文字盤の目盛及び文字部分を照明することができ
る。一方、LEDから導光部に入射した光を、文字盤の
外周部に効率良く照射することができる。更に、光放射
部では、光反射面と光放射面との間に位置する側面から
も、導光部からの光が放射され、文字盤の外周部を照明
する。その結果、文字盤の外周部の目盛及び文字部分を
十分な照度で照明することができる。
【0085】請求項3に係る車両用メータの文字盤照明
装置は、上記のように構成したため、見切り線を使用し
て、光放射部の厚さ方向他側面の正確な位置に、反射塗
膜を迅速かつ円滑に印刷して、光反射面を形成すること
ができる。
【0086】請求項4に係るメータの文字盤照明装置の
導光リングは、上記のように構成したため、各光源の光
の伝播経路が平均化され、各光源の発光色が導光部内で
均一に混合する。そして、このように各光源の発光色を
均一に混合した混色の光が、光放射部から文字盤の外周
部に放射され、文字盤の外周部の目盛及び文字部分を照
明する。その結果、導光部の端部に対する各光源の位置
に関係無く、導光部の各部分で均一な混色の発光を行う
ことができ、光放射部を介して、その均一な混色の光に
より文字盤の目盛及び文字部分を照明することができ
る。一方、光源から導光部に入射した光を、文字盤の外
周部に効率良く照射することができる。更に、光放射部
では、光反射面と光放射面との間に位置する側面から
も、導光部からの光が放射され、文字盤の外周部を照明
する。その結果、文字盤の外周部の目盛及び文字部分を
十分な照度で照明することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施の形態1に係る車両用
メータの文字盤照明装置を適用した自動車用メータを示
す正面図である。
【図2】 図2は本発明の実施の形態1に係る車両用
メータの文字盤照明装置を適用した自動車用メータを裏
面側から見て示す分解斜視図である。
【図3】 図3は本発明の実施の形態1に係る車両用
メータの文字盤照明装置を適用した自動車用メータの見
返し板を示す正面図である。
【図4】 図4は本発明の実施の形態1に係る車両用
メータの文字盤照明装置を適用した自動車用メータの見
返し板を示す側面図である。
【図5】 図5は本発明の実施の形態1に係る車両用
メータの指針照明装置を自動車用メータの見返し板の背
面側の構造と共に示す背面図である。
【図6】 図6は図5のX−X線断面図である。
【図7】 図7は本発明の実施の形態1に係る車両用
メータの文字盤照明装置のタコメータ部用導光リングの
光放射面側を示す背面図である。
【図8】 図8は本発明の実施の形態1に係る車両用
メータの文字盤照明装置のタコメータ部用導光リングの
光反射面側を示す平面図である。
【図9】 図9は図8のY−Y線断面図である。
【図10】 図10は本発明の実施の形態1に係る車
両用メータの文字盤照明装置の導光リングに対するLE
Dの装着状態を示す斜視図である。
【図11】 図11は本発明の実施の形態1に係る車
両用メータの文字盤照明装置の導光リングに対するLE
Dの装着状態を示す断面図である。
【図12】 図12は本発明の実施の形態1に係る車
両用メータの文字盤照明装置のスピードメータ部用導光
リングの光反射面側を示す平面図である。
【図13】 図13は本発明の実施の形態1に係る車
両用メータの文字盤照明装置の燃料計用導光リングの光
反射面側を示す平面図である。
【図14】 図14は本発明の実施の形態2に係る車
両用メータの文字盤照明装置のフレキシブルプリント基
盤を示す背面図である。
【符号の説明】
21,31,41,46:文字盤、60,70,80:
導光リング 61,71,81:導光部、62,72,82:光放射
部、62a:光反射面 62c:光放射面、62x:見切り線、95:LED
(光源) 221,231,251,252:LEDユニット(光
源)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 33/00 H01L 33/00 L (72)発明者 稲垣 聡 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 Fターム(参考) 2F074 AA01 BB06 DD02 EE02 FF01 2H038 AA51 3D044 BA22 BB01 BD02 5C096 AA05 AA27 BA02 BB01 BB12 CA18 CB01 CC06 CC24 CD06 CD12 CD16 CD22 CD26 CD31 CD43 CE02 DB10 DB18 DB26 DC20 DD04 FA11 5F041 AA14 DC07 DC25 EE25 FF11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異色の複数の発光ダイオードからなる光
    源と、 文字盤の外周に沿って配置される略円弧状をなすと共
    に、その断面形状を五角形以上の略多角形状とした導光
    体からなり、その端部に前記光源を装着して前記光源か
    らの光を内部に導入し、その光を内周面側から前記文字
    盤の外周部に向かって放射自在な導光リングとを具備す
    ることを特徴とする車両用メータの文字盤照明装置。
  2. 【請求項2】 前記導光リングは、導光部と光放射部と
    を有し、 前記導光部は、文字盤の外周に沿って配置される略円弧
    状をなすと共に、その断面形状を五角形以上の略多角形
    状とし、その端部に前記光源を装着して前記光源からの
    光を内部に導入し、その光を内周面側から内方に放射自
    在であり、 前記光放射部は、前記導光部の内周面側の略全長にわた
    って内方に突出するよう一体形成され、厚さ方向一側面
    を光放射面とすると共に、厚さ方向他側面を前記導光部
    の内周面側から内方に放射される光を前記光放射面に向
    けて反射自在な反射面としたことを特徴とする請求項1
    記載の車両用メータの文字盤照明装置。
  3. 【請求項3】 前記導光リングの光放射部の厚さ方向他
    側面に隣接する前記導光部の面を、前記光放射部の厚さ
    方向他側面と交差させ、前記光放射部の厚さ方向他側面
    と前記導光部の隣接する面との間に見切り線を形成し、 前記導光リングの光放射部の厚さ方向他側面の先端から
    前記見切り線まで反射塗膜を印刷することにより前記光
    反射面を形成したことを特徴とする請求項2記載の車両
    用メータの文字盤照明装置。
  4. 【請求項4】 メータの文字盤の外周に沿って配置され
    る略円弧状をなすと共に、その断面形状を五角形以上の
    略多角形状とし、その端部に異色の複数の光源を装着し
    て前記光源からの光を内部に導入し、その光を内周面側
    から内方に放射自在な導光部と、 前記導光部の内周面側の略全長にわたって内方に突出す
    るよう一体形成され、厚さ方向一側面を光放射面とする
    と共に、厚さ方向他側面を前記導光部の内周面側から内
    方に放射される光を前記光放射面に向けて反射自在な反
    射面とした光放射部とを具備することを特徴とするメー
    タの文字盤照明装置の導光リング。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016537650A (ja) * 2013-11-04 2016-12-01 ビステオン グローバル テクノロジーズ インコーポレイテッド 表示面の縁の視覚的な増強

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