JP2001158532A - カプセル輸送設備 - Google Patents

カプセル輸送設備

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JP2001158532A
JP2001158532A JP34266299A JP34266299A JP2001158532A JP 2001158532 A JP2001158532 A JP 2001158532A JP 34266299 A JP34266299 A JP 34266299A JP 34266299 A JP34266299 A JP 34266299A JP 2001158532 A JP2001158532 A JP 2001158532A
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Japan
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transport container
container
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transport
guide casing
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JP34266299A
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Kazuo Saito
和夫 斉藤
Sanai Kosugi
佐内 小杉
Yuuji Tomita
侑嗣 富田
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KANSAI SEKKEI KK
Nippon Steel Corp
Original Assignee
KANSAI SEKKEI KK
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】昇降容器の加速・減速を効果的に行う。 【解決手段】昇降経路に沿って配設されたガイドケーシ
ング3に、所定の隙間を介して昇降容器4を移動自在に
配置するとともに、ガイドケーシング3の上端部に、搬
送容器4の上部昇降空間2aの空気圧を増減圧して搬送
容器4を昇降移動する駆動空気ユニットを配設し、ガイ
ドケーシング3の少なくとも上部と下部に前記搬送容器
4を出し入れ自在な出し入れ口5を設け、下部出し入れ
口5の上部に設けた加減速区間Lに、巻線コイル41a
の磁界を搬送容器4のアルミニウム板41bに作用させ
て搬送容器4を上昇方向に付勢するリニアモータ41を
設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば建設土木
工事現場の基礎孔、ダム堤や橋脚建設現場、大深度トン
ネルまたは地下貯蔵施設の施工現場などの基礎孔におい
て、圧縮空気を利用して人や機材、生コン、ズリ(掘削
土砂)などを搬送するカプセル輸送設備に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえば立坑掘削現場では、掘削
したズリを立坑から排出するものとして、ホイストクレ
ーンやバケットコンベヤ、スクリューコンベヤなどがあ
る。しかし、ホイストクレーンによるものでは、30m
を越える高揚程では設備が大掛かりとなり適さず、また
常に荷の落下の危険が伴うという問題があった。
【0003】そこで、本発明者等は、特願平10−21
1671号において、搬送容器を空気輸送してズリや生
コンを昇降搬送する輸送設備を提案した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記輸送設備
では、搬送時間を短くしようとする場合、空気の増減圧
速度を上げて搬送容器の昇降速度を上げることが考えら
れるが、駆動空気設備が過大となるとともに、空気の出
し入れ速度に限界がある。また減速時に搬送容器の前方
空間の空気圧を増圧することも考えられるが、減速制御
が極めてむずかしいという問題があった。
【0005】本発明は、上記問題点を解決して、搬送容
器の昇降速度を増大させることができ、搬送容器の加
速、減速制御を容易に行えるカプセル輸送設備を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、昇降経路に沿って配設された
ガイドケーシング内に、所定の隙間を介して昇降容器を
昇降移動自在に収容するとともに、昇降容器の上部昇降
空間または下部昇降空間の空気圧を増圧または減圧する
ことにより搬送容器を昇降移動させ、ガイドケーシング
の少なくとも上部と下部にそれぞれ前記搬送容器を出し
入れ自在な出し入れ口を設けたカプセル輸送設備におい
て、搬送容器の加減速区間に、ガイドケーシングと搬送
容器との間で磁界により搬送容器を上昇方向に駆動力を
付与するリニアモータを設けたものである。
【0007】上記構成によれば、加減速区間でリニアモ
ータの駆動力を搬送容器に作用させて減速および増速す
ることができ、空気圧による昇降駆動に加えて、リニア
モータの駆動力を作用させることで、減速時および加速
時の速度制御を容易に行うことができる。また請求項2
記載の発明は、上記構成において、ガイドケーシング内
の昇降容器の上部昇降空間の空気圧を増減圧する駆動空
気ユニットを配設し、前記加減速区間を下部出し入れ口
上方の所定範囲に設定して、リニアモータにより昇降移
動する搬送容器を加速および/または減速するように構
成したものである。
【0008】上記構成によれば、最も加速度を必要とす
る上方への発進時、および最も減速を必要とする搬送容
器の下降移動の到達時において、搬送容器に作用させる
空気圧による駆動力に加えて、リニアモータによる駆動
力を精度良く付加することができ、搬送容器の上昇発進
時の加速および下降到達時の減速の加速度制御を効果的
に行うことができる。
【0009】さらに請求項3記載の発明は、上記構成に
おいて、下部出し入れ口の加減速区間の上方に、輸送容
器の下部昇降空間の空気を排出する排気弁を設けるとと
もに、下部出し入れ口に大気側に開放する通気弁を配置
し、搬送容器の下降到達時に、前記通気弁を閉じて下部
昇降空間による空気クッションを搬送容器に作用させる
とともに、リニアモータにより搬送容器に上方への駆動
力を付与して減速させるように構成したものである。
【0010】上記構成によれば、到達時に排気弁を過ぎ
た搬送容器は、下部出し入れ口までの下部昇降空間によ
る空気クッションにより大きく減速されるとともに、リ
ニアモータによりさらに減速されるので、下降速度が大
きくても短い区間で効果的に減速することができ、昇降
に要する時間を短縮できて搬送能力を増大することがで
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】ここで、本発明に係るカプセル輸
送設備の実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。
このカプセル輸送設備は、図1に示すように、大深度ト
ンネル施設と地上との間を接続する立坑1内で、掘削さ
れたズリや生コン、機材や作業員などの荷を高揚程で搬
送するものである。この立坑1には、駆動空気により搬
送容器4を昇降空間2に沿って案内するガイドケーシン
グ3が上端の地上開口部から下端の底部に昇降経路に沿
って配設され、ガイドケーシング3の下端部には、搬送
容器4の出し入れするカプセル挿脱装置6を備えた下部
出し入れ口5が設けられている。またガイドケーシング
3の上端の緩衝筒部3aには、ガイドケーシング3内で
搬送容器4上方の上部昇降空間2aを大気圧より減圧し
て(負圧という)搬送容器4を昇降駆動する駆動空気ユ
ニット8が接続され、また緩衝筒部3aの下部に形成さ
れた上部出し入れ口7には、搬送容器4に荷を投入およ
び排出する積込み排出装置9が設けられている。
【0012】前記駆動空気ユニット8は、サンクション
ブロワ(排気ポンプ)11と緩衝筒部3aの間に、開閉
弁12およびフィルタ13が介在された吸引ダクト14
が接続されており、ガイドケーシング3内で上部昇降空
間2aを負圧にすることにより、搬送容器4をガイドケ
ーシング3に沿って上昇移動させ、また上部昇降空間2
aを負圧状態から増圧することにより搬送容器4を下降
させるように構成されている。吸引ダクト14には、開
閉弁1のブロワ11側に増圧弁15が介在された分岐管
16が接続されており、この分岐管16とブロア11の
吐出口にそれぞれサイレンサ17,17が取付けられて
いる。
【0013】前記ガイドケーシング3は円筒形に形成さ
れ、搬送容器4は、図3,図4に示すように、ガイドケ
ーシング3内に一定の隙間をあけて移動自在に嵌入され
る円筒状容器本体21と、この容器本体21の胴部の上
下位置に120゜隔てて形成された凹部内にそれぞれ配
置されてガイドケーシング3の内面を転動するガイド車
輪22と、容器本体21の上下位置の外周部にそれぞれ
配設されて先端がガイドケーシング3の内面に摺接され
るシール板23,23とが具備され、容器本体11の胴
部外周には、後述するリニアモータ41の二次導体であ
るアルミニウム板41bが配設されている。また容器本
体11の胴部には、荷を出し入れするための開閉扉24
が設けられている。
【0014】一方、下部出し入れ口5に配設されたカプ
セル挿脱装置6は、図1に示すように、底板31上を下
部出し入れ口5に対向する挿脱位置と、この挿脱位置か
ら離れた入出荷位置との間で移動自在な容器移動台車3
2と、台車装置に搭載されて昇降板34を昇降自在なパ
ンタグラフ式の容器昇降装置33と、昇降板34上に複
数本立設されて搬送容器4を受ける緩衝器35を介して
配置された受け板36とを具備している。そして、ガイ
ドケーシング3に沿って下降された搬送容器4を緩衝器
35を介して受け板36上に受取り、容器昇降装置33
により下部出し入れ口5から搬送容器4を取出し、容器
移送台車32により搬送容器4を入出荷位置に移動させ
て荷を取出すことができる。また入出荷位置で荷を積込
み、容器移送台車32により挿脱位置に移動させるか、
予め荷が搬入された別の搬送容器4と入替え、容器昇降
装置33により搬送容器4を下部出し入れ口5に挿入
し、駆動空気ユニット8により上部昇降空間2aを減圧
して搬送容器4を上部出し入れ口7まで上昇移動させる
ことができる。
【0015】ところで、搬送容器4を上昇させるために
下部出し入れ口5を大気側に開放しておく必要がある
が、開放状態のままでは下降する搬送容器4を効果的に
減速することができないため、図2(a)に示すよう
に、下部出し入れ口5に臨むガイドケーシング3に下部
昇降空間2bと大気側とを連通する通気弁38が設けら
れており、また下部出し入れ口5から上方の加減速区間
Lを隔てた位置に昇降空間内の空気を排出する排気弁3
7が設けられている。したがって、搬送容器4が下降し
てくると、搬送容器4の下部昇降空間2bの空気を排気
弁37から逃がして搬送容器4の下降速度を増大させ、
加減速区間Lに達すると通気弁38が閉じられているこ
とから、その下部昇降空間2bの空気圧が空気クッショ
ンとなり、図2(b)に示すように効果的に減速され
る。
【0016】また、この加減速区間Lの所定部分のガイ
ドケーシング3は、透磁率の高い材料たとえば樹脂など
により形成された透磁用筒部3bにより形成され、この
透磁用筒部3bの外周部に、本発明に係るリニアモータ
41を構成する一次側ステータである巻線コイル41a
が配設されている。そして電源42から速度制御装置4
3を介して巻線コイル41aに電力を供給することによ
り、リニアモータ41の巻線コイル41aに発生させた
磁界を搬送容器4のアルミニウム板41bに作用させて
搬送容器4に上昇方向の力を発生させ、空気クッション
に加えて上方への駆動力を付与し、より効果的に減速さ
せることができる。これにより加減速区間Lを短縮する
ことができ、サイクルタイムを短縮することができる。
また上昇時には、上昇昇降空間2aの負圧による引き上
げ力に加えて、リニアモータ41により搬送容器4に上
昇方向の駆動力を発生させることにより、搬送容器4を
効果的に加速して、サイクルタイムを短縮することがで
きる。
【0017】前記積込み排出装置9は、図1に示すよう
に、ガイドケーシング3に上部出し入れ口7を形成する
切欠き部51が形成され、この切欠き部51に嵌脱自在
でガイドケーシング3を連通可能な分離筒部52が設け
られており、この分離筒部52は搬送容器4を収納可能
な長さに形成されている。また上部出し入れ口7には、
分離筒部52を連通位置と容器受渡し位置まで水平方向
にシフトして切欠き部51に嵌合離脱可能な容器シフト
装置(図示せず)が配設されている。またこの分離筒部
52の底部には、複数の受けブロックをそれぞれ出退し
て搬送容器を下方から支持する容器保持装置53が配設
されている。さらに切欠き部51に臨むガイドケーシン
グ3および緩衝筒部3bには、それぞれ分離筒部を接続
してシールする管路シール装置54が配設されている。
【0018】したがって、駆動空気ユニット8により上
部昇降空間2aが減圧されて搬送容器4がガイドケーシ
ング3内を上昇移動され、分離筒部52を通過して緩衝
筒部3aに達すると、分離筒部52の容器保持装置53
により受けブロックが下部空間2bに突出され、駆動空
気ユニット8により上部昇降空間2aが増圧されて搬送
容器4がゆっくりと分離筒部52に下降され容器保持装
置53に保持される。ついで管路シール装置54による
シールが解除された後、容器シフト装置により分離筒部
52が連通位置から容器受渡し位置に移動される。そし
て、クレーン等を使用して分離筒部52から搬送容器4
を取出し、新たな荷が収容された搬送容器4を分離筒5
2に搬入する。また新たな搬送容器4を収容した別の分
離筒52を容易しておいて、逆の手順で搬送容器4を部
出し入れ口7に搬入し、駆動空気ユニット8により搬送
容器4を下方に搬送する。
【0019】上記構成において、搬送容器4を下降搬送
する場合には、容器保持装置53を解除し、駆動空気ユ
ニット8により搬送容器4の上部昇降空間2aの空気圧
を増圧するとともに、排気弁37をあけて下部昇降空間
2bの空気を排出することにより、搬送容器4を所定速
度(図2ではたとえば5m/sec)で下降移動させる。そ
して、搬送容器4が排気弁37の取付け位置を過ぎて加
減速区間Lに達すると、閉じられた通気弁38により下
部昇降空間2bの空気がガイドケーシング3(透磁用筒
部3b)と容器本体21の隙間からのみ排出されること
から空気クッションが作用されて減速され、さらにリニ
アモータ41の作用により搬送容器4に上昇方向の力が
発生されて搬送容器4が効果的に減速され、所定の着地
速度(図2ではたとえば0.5m/sec)で緩衝器35上に着
底される。
【0020】また上昇時には、駆動空気ユニット8によ
り上部昇降空間2aの空気圧が減圧されるとともに通気
弁38があけられて搬送容器4が上昇されると同時に、
加減速区間Lでリニアモータ41の作用により搬送容器
4に上昇力を付与し、搬送容器4の上昇が効果的に加速
されて所定速度で上昇移動される。上記実施の形態によ
れば、下部出し入れ口5と排気弁37との間の加減速区
間Lにリニアモータ41を設けて搬送容器4を減速する
ように構成したので、排気弁37と下部出し入れ口5と
の間の空気クッションに加えて、リニアモータ41の駆
動力を作用させることができ、到達する搬送容器4をよ
り効果的に減速させることができる。したがって、加減
速区間Lが一定である場合には、搬送容器4の下降速度
を増速することができ、また下降速度が一定の場合は加
減速区間Lを短くすることができるので、下降移動に要
するサイクルタイムをより短くすることができ、効率的
な搬送が可能となる。
【0021】また、搬送容器4の上昇起動時に、上部昇
降空間2aの負圧による搬送容器4の吸引力に加えて、
リニアモータ41の駆動力を作用させることにより、上
昇加速度を増大させて短時間に上昇速度に達するように
できるので、上昇移動に要するサイクルタイムを短くす
ることができ、効率的な搬送が可能となる。さらに、搬
送容器の重量や荷の状態(たとえば人が乗っている時)
に応じて、速度制御装置43によりリニアモータ41に
よる駆動力を変化させることにより、より安全な加速、
減速が可能となる。
【0022】なお、上記実施の形態では、リニアモータ
41をリニア誘導モータにより構成したが、透磁用筒部
3bに励磁コイルを、搬送容器4に永久磁石をそれぞれ
設けたリニア同期(直流)モータであってもよい。また
上記実施の形態では、減速と加速の両方にリニアモータ
41を使用したが、もちろんどちらか一方であってもよ
い。
【0023】さらにガイドケーシング3の上部と下部に
のみ出し入れ口7,5を設けたが、中間部に出し入れ口
を設けることもでき、この場合にはリニアモータを配置
した減速区間を中間部の出し入れ口の上部に設けること
もできる。
【0024】
【発明の効果】以上に述べたごとく請求項1記載の発明
によれば、加減速区間でリニアモータの駆動力を搬送容
器に作用させて減速および増速することができ、空気圧
による昇降駆動に加えて、リニアモータの駆動力を作用
させることで、減速時および加速時の速度制御を容易に
行うことができる。
【0025】また請求項2記載の発明によれば、最も加
速度を必要とする上方への発進時、および最も減速を必
要とする搬送容器の下降移動の到達時において、搬送容
器に作用させる空気圧による駆動力または制動力に加え
て、リニアモータによる駆動力を精度良く付加すること
ができ、搬送容器の上昇発進時の加速および下降到達時
の減速の加速度制御を効果的に行うことができる。
【0026】さらに請求項3記載の発明によれば、到達
時に排気弁を過ぎた搬送容器は、下部出し入れ口までの
下部昇降空間による空気クッションにより大きく減速さ
れるとともに、リニアモータによりさらに減速されるの
で、下降速度が大きくても短い区間で効果的に減速する
ことができ、昇降に要する時間を短縮できて搬送能力を
増大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカプセル輸送設備の実施の形態の
全体構成を示す側面断面図である。
【図2】(a),(b)は同カプセル輸送設備の加減速
区間の説明図であり、(a)は加減速区間の側面断面
図、(b)は搬送容器の減速速度変化を示すグラフであ
る。
【図3】同カプセル輸送設備の加減速区間の平面断面図
である。
【図4】図3に示すA−A断面図である。
【符号の説明】
1 立坑 2 昇降空間 2a 上部昇降空間 2b 下部昇降空間 3 ガイドケーシング 3a 緩衝筒部 3b 透磁用筒部 4 搬送容器 5 下部出し入れ口 6 カプセル挿脱装置 7 上部出し入れ口 8 駆動空気ユニット 9 積込み排出装置 11 サンクションブロワ 37 排気弁 38 通気弁 41 リニアモータ 41a 巻線コイル 41b アルミニウム板 L 加減速区間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小杉 佐内 大阪府大阪市中央区北浜4丁目5番33号 住友金属工業株式会社内 (72)発明者 富田 侑嗣 福岡県北九州市戸畑区仙水町1番1号 学 校法人九州工業大学内 Fターム(参考) 3F021 AA03 BA01 CA06 DA03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】昇降経路に沿って配設されたガイドケーシ
    ング内に、所定の隙間を介して昇降容器を昇降移動自在
    に収容するとともに、昇降容器の上部昇降空間または下
    部昇降空間の空気圧を増圧または減圧することにより搬
    送容器を昇降移動させ、ガイドケーシングの少なくとも
    上部と下部にそれぞれ前記搬送容器を出し入れ自在な出
    し入れ口を設けたカプセル輸送設備において、 搬送容器の加減速区間に、ガイドケーシングと搬送容器
    との間で磁界により搬送容器を上昇方向に駆動力を付与
    するリニアモータを設けたことを特徴とするカプセル輸
    送設備。
  2. 【請求項2】ガイドケーシング内の昇降容器の上部昇降
    空間の空気圧を増減圧する駆動空気ユニットを配設し、 前記加減速区間を下部出し入れ口上方の所定範囲に設定
    して、リニアモータにより昇降移動する搬送容器を加速
    および/または減速するように構成したことを特徴とす
    る請求項1記載のカプセル輸送設備。
  3. 【請求項3】下部出し入れ口の加減速区間の上方に、輸
    送容器の下部昇降空間の空気を排出する排気弁を設ける
    とともに、下部出し入れ口に大気側に開放する通気弁を
    配置し、 搬送容器の下降到達時に、前記通気弁を閉じて下部昇降
    空間による空気クッションを搬送容器に作用させるとと
    もに、リニアモータにより搬送容器に上方への駆動力を
    付与して減速させるように構成したことを特徴とする請
    求項2記載のカプセル輸送設備。
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