JP2001158450A - 試験管用栓 - Google Patents

試験管用栓

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JP2001158450A
JP2001158450A JP34096599A JP34096599A JP2001158450A JP 2001158450 A JP2001158450 A JP 2001158450A JP 34096599 A JP34096599 A JP 34096599A JP 34096599 A JP34096599 A JP 34096599A JP 2001158450 A JP2001158450 A JP 2001158450A
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JP
Japan
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press
test tube
opening
head
plug
Prior art date
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Pending
Application number
JP34096599A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimihiro Kanemitsu
公浩 金光
Masaaki Takeda
雅明 竹田
Yoshiyuki Kojo
義之 古城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON SEKIJIYUUJISHIYA
NIPPON SEKIJUJISHA
Hitachi Ltd
Original Assignee
NIPPON SEKIJIYUUJISHIYA
NIPPON SEKIJUJISHA
Aloka Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 試験管用のキャップにおいて、キャップ相互
間の不必要な連結を防止する。 【解決手段】 キャップが圧入部10とヘッド12と突
出部16と、で構成される。開口部14内に突出部16
が形成されているため、他のキャップの圧入部10が開
口部内に進入しようとしても、その進入を突出部16に
よって阻止できる。このため栓同士の連結を防止可能で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は試験管用栓(キャッ
プ)の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】分注装置において、分注が完了した試料
を収容した試験管には必要に応じて栓が装着される。例
えば、血液検査において、残存血液が保存される場合、
コンタミネーションなどを防止するために、当該試験管
に栓が装着される。
【0003】従来の栓は、試験管内に圧入される圧入部
とその上部に設けられたヘッドとを一体成形したものと
して構成される。ここで、圧入部及びヘッドの双方は中
空である。このように中空にするのは成形時における成
形歪を防止するためであり、また物量を軽減するためで
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】自動閉栓装置は、試験
管に対して自動的に栓を取り付ける装置である。かかる
装置には乱雑に入れられた多数の栓を順次整列させる装
置が設けられ、整列された栓が例えばマニピュレータで
つかみ上げられ、それが試験管の開口部に装着される。
【0005】ここで、多数の栓が投入される容器におい
て、複数の栓が相互に嵌合してしまうという問題があ
る。すなわち、一方の栓の圧入部が他方の栓のヘッド内
に入り込むと、それらが連結してしまう。このような事
態が生じると、栓の自動整列を適正に行えなくなる。
【0006】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、栓同士の連結を防止すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、試験管の開口部に挿入される栓であっ
て、前記開口部内に圧入される中空の圧入部と、前記圧
入部の上部に設けられた中空のヘッドと、前記圧入部の
底壁中央から上方へ突出した突出部と、を含むことを特
徴とする。
【0008】上記構成によれば、栓の内部に突出部が形
成され、その突出部によって栓同士の連結を回避でき
る。すなわち、一方の栓の中空部内に他方の栓の圧入部
が進入しようとしても、他方の栓の圧入部の底面に一方
の栓の突出部の先端が当接し、両者の嵌合が阻止され
る。
【0009】望ましくは、前記突出部の先端は前記ヘッ
ドの開口面より低くかつその近傍の位置に設定される。
この構成によれば、栓同士の連結防止を図りつつ、突出
部が不必要に開口面から突出して、取扱時に邪魔になる
等の問題を解消可能である。
【0010】望ましくは、前記圧入部、前記ヘッド及び
前記突出部が一体成形される。望ましくは、当該栓が合
成樹脂で構成される。
【0011】試験管と栓との気密性を高めるためには、
栓の密着度を向上する必要があり、このため圧入部の外
径は試験管の内径よりもやや大きく設定される。ここ
で、圧入部の側壁の肉厚をあまり厚くし過ぎると、圧入
時に強大な押込力が要求され、栓装着の自動化の阻害要
因となる。このため、圧入部の側壁の肉厚は薄い方が望
ましい。その一方、栓の材質がゴムの場合よりも合成樹
脂(プラスチック)の方が試験管との間における摺動抵
抗が小さい。
【0012】よって、圧入部の側壁の肉厚を薄くしつつ
も確実な栓のシール作用を得るためには、栓を合成樹脂
で成形するとともに圧入部の側壁を薄肉部とするのが望
ましい。栓同士の結合を防止するためには、中空部内に
部材を詰めて実質部とすることも可能であるが、その場
合、上記の各利点を得られない。圧入部の底壁から垂直
に突出部を形成すれば、圧入部の側壁を薄肉としつつも
良好なシール作用を得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面に基づいて説明する。
【0014】図1には、本発明に係る試験管用栓(以
下、キャップと言う)の好適な実施形態が示されてお
り、図1はその斜視図である。
【0015】このキャップは、例えば血液試料を収容し
た試験管の開口部に装着されるものである。本実施形態
に係るキャップは試験管の開口部内に挿入される圧入部
10と、その圧入部10の上部に一体形成されたヘッド
12と、ヘッド12の開口部14内に起立形成された突
出部16と、で構成される。
【0016】図2には、試験管20に対して本実施形態
に係るキャップを装着した状態が断面図として示されて
いる。圧入部10は、試験管20の開口部内に挿入され
る中空部材であり、その圧入部10は、内部が中空で筒
状の側壁17と、側壁17に連なる底壁18と、で構成
されている。側壁17は図示されるように薄肉部を構成
している。例えばその厚さは0.2mmである。
【0017】圧入部10の上部にはヘッド12が一体形
成されている。すなわち、ヘッド12は円筒形状の厚肉
部として構成されており、その肩部12Bに試験管20
の上縁が当接される。
【0018】本実施形態においては、図2に示されるよ
うに、底壁18の中央部から円錐形状の突出部16が伸
長形成されている。すなわち、突出部16の基端部16
Aは底壁18と一体的に成形されており、突出部16の
先端部16Bは開口部14の開口面近傍まで到達してい
る。但し、その開口面より低い位置に先端部16Bの高
さが設定されている。ここで、突出部16の基端部16
Aの直径は例えばφ5mmであり、その先端部16Bの
直径は例えばφ2mmである。ちなみに、ヘッド12の
外径は例えばφ15mmであり、その内径は例えばφ1
0.3mmである。
【0019】図2において、キャップが試験管20に装
着された状態では、実際には圧入部10が弾性変形を生
ずる。なお、本実施形態のキャップはそれ自体が硬質の
プラスチックによって一体成形されている。
【0020】以上のようにキャップの中空部内に突出部
16を形成したので、図3に示すように、2つのキャッ
プ30,32が互いに整列したような状態において、一
方のキャップ32が他方のキャップ30の開口部内に進
入しようとしても、その他方のキャップ32の進入を突
出部の当接によって阻止することができ、その結果、2
つのキャップ30,32の相互連結が未然に防止され
る。
【0021】一方、図4に示す比較例のように、突出部
16が形成されていない場合には、一方のキャップ34
の開口部内に他方のキャップ36の圧入部が嵌合し、こ
の結果、不必要にキャップ間が連結してしまうという問
題が危惧される。このような問題が発生した場合、自動
閉栓装置などにおいて、多数のキャップの自動整列を行
う場合に、キャップのハンドリングなどに支障が生じる
という問題がある。
【0022】一方、本実施形態に係るキャップによれ
ば、各図に示したように、開口部内に突出部が形成され
ているため、上記のような問題を防止して特に閉栓の自
動化を図る場合に好適なキャップを提供できるという利
点がある。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
栓同士の連結を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態に係る試験管用栓の斜視図であ
る。
【図2】 本実施形態に係る試験管用栓の断面図であ
る。
【図3】 本実施形態に係る試験管用栓の相互連結防止
作用を説明するための図である。
【図4】 比較例における栓の相互連結状態を示す図で
ある。
【符号の説明】
10 圧入部、12 ヘッド、14 開口部、16 突
出部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹田 雅明 東京都三鷹市牟礼6丁目22番1号 アロカ 株式会社内 (72)発明者 古城 義之 東京都三鷹市牟礼6丁目22番1号 アロカ 株式会社内 Fターム(参考) 3E084 AA02 AA12 AA32 AB01 BA01 CA01 CC03 DA01 EA03 EB10 EC03 FA09 GA08 GB12 4G057 AB01 AB08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試験管の開口部に挿入される栓であっ
    て、 前記開口部内に圧入される中空の圧入部と、 前記圧入部の上部に設けられた中空のヘッドと、 前記圧入部の底壁中央から上方へ突出した突出部と、 を含むことを特徴とする試験管用栓。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の試験管用栓において、 前記突出部の先端は前記ヘッドの開口面より低くかつそ
    の近傍の位置に設定されたことを特徴とする試験管用
    栓。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の試験管用栓において、 前記圧入部、前記ヘッド及び前記突出部が一体成形され
    たことを特徴とする試験管用栓。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の試験管用栓において、 当該栓が合成樹脂で構成されていることを特徴とする試
    験管用栓。
JP34096599A 1999-11-30 1999-11-30 試験管用栓 Pending JP2001158450A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017158687A1 (ja) 2016-03-14 2017-09-21 神戸バイオロボティクス株式会社 試料収納体および試料収納体自動処理システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017158687A1 (ja) 2016-03-14 2017-09-21 神戸バイオロボティクス株式会社 試料収納体および試料収納体自動処理システム
USD980451S1 (en) 2016-03-14 2023-03-07 Kobe Bio Robotix Co, Ltd. Sample storage tube
USD1006250S1 (en) 2016-03-14 2023-11-28 Kobe Bio Robotix Co, Ltd. Sample storage tube

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