JP2001158384A - 情報処理装置および方法、並びに記録媒体 - Google Patents

情報処理装置および方法、並びに記録媒体

Info

Publication number
JP2001158384A
JP2001158384A JP34124499A JP34124499A JP2001158384A JP 2001158384 A JP2001158384 A JP 2001158384A JP 34124499 A JP34124499 A JP 34124499A JP 34124499 A JP34124499 A JP 34124499A JP 2001158384 A JP2001158384 A JP 2001158384A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
state
vehicle
detected
distance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP34124499A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3765215B2 (ja
Inventor
Shigeru Yoda
茂 余田
Kenji Kanayama
憲司 金山
Takashi Tsuyama
隆 津山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP34124499A priority Critical patent/JP3765215B2/ja
Publication of JP2001158384A publication Critical patent/JP2001158384A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3765215B2 publication Critical patent/JP3765215B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Recording Measured Values (AREA)
  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行状態が異常状態になったときの走行状態
情報を記録することができるようにする。 【解決手段】 時刻t11において、走行異常状態が検知
されると、走行状態情報の記録が開始される。その後、
走行状態が、走行異常状態でなくなるまで、走行状態情
報の記録が継続され、走行異常状態でなくなったとき、
すなわち、走行状態が正常になったとき(時刻t12)、
走行状態情報の記録が停止する。その後、再び走行状態
が、走行異常状態になったとき(時刻t13)、走行状態
情報の記録が開始され、正常に戻ったとき(時刻t1
4)、その記録が停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び方法、並びに記録媒体に関し、特に、効率よく情報を
記録することができるようにした情報処理装置および方
法、並び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】交通事故など、所定の事態が発生したと
きの自動車の走行状態(例えば、走行速度)を記録する
記録装置が開発されている。
【0003】この記録装置は、図1に示すように、通
常、走行状態を示す情報(以下、走行状態情報と称す
る)を、過去の一定の時間の状態を更新しつつ記録し、
例えば、エアーバックが作動するなどの事故が起きたと
き、更新を禁止する。このようにして、事故が発生した
ときから過去の一定の時間分の走行状態情報が記録され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
記録装置では、上述したように、事故が起きるまで、走
行状態情報が、更新して記録されるので(上書き記録さ
れるので)、例えば、前方を走行する自動車と異常に接
近した場合など、事故を誘因するような状態になったと
きの走行状態情報が記録されない場合(更新されて消去
されている場合)がある課題があった。事故を誘因する
ような状態を知れば、事故の発生原因等が検証しやすく
なるといわれている。
【0005】また、従来の記録装置では、上述したよう
に、自動車の走行中、走行状態情報が常に記録されるよ
うになされているため、例えば、記録装置および記録媒
体の寿命が短くなるなどの課題があった。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、事故を誘因するような状態になったときの
走行状態情報を、確実に、かつ、効率的に記録すること
ができるようにするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置
は、車両の走行状態を検出する第1の検出手段と、車両
の第1の状態を誘因する可能性がある、車両の第2の状
態を検出する第2の検出手段と、第2の検出手段によ
り、第2の状態が検出されたとき、第1の検出手段によ
り検出された走行状態の記録の開始を指令する記録開始
指令手段と、記録開始指令手段により指令された走行状
態の記録の終了を指令する記録終了指令手段と、記録開
始指令手段により走行状態の記録の開始が指令されたと
きから記録終了指令手段により決定された記録時間の間
において第1の検出手段により検出された走行状態を記
録する記録手段とを備えることを特徴とする。
【0008】前記第1の検出手段は、例えば、図3の走
行状態検出部12により、前記第2の検出手段は、例え
ば、図7のステップS1の処理を実行する図3の走査型
レーダ11により、前記記録開始指令手段は、例えば、
図7のステップS4の処理を実行する図3の制御部13
により、前記記録終了指令手段は、例えば、図7のステ
ップS4およびステップS5の処理を実行する図3の制
御部13により、前記記録手段は、例えば、図3の記憶
部14により、それぞれ構成することができる。
【0009】本発明の情報処理装置においては、車両の
走行状態が検出され、車両の第1の状態を誘因する可能
性がある、車両の第2の状態が検出され、第2の状態が
検出されたとき、検出された走行状態の記録の開始が指
令され、指令された走行状態の記録の終了が指令され、
走行状態の記録の開始が指令されたときから決定された
記録時間の間において検出された走行状態が記録され
る。
【0010】本発明の情報処理装置によれば、車両の走
行状態を検出し、車両の第1の状態を誘因する可能性が
ある、車両の第2の状態を検出し、走行状態の記録の終
了を指令し、第2の状態を検出したときから決定した記
録時間分の走行状態を記録するようにしたので、第2の
状態が検出されたときの走行状態を記録することがで
き、かつ、効率の良い記録処理を実行することができ
る。
【0011】本発明の情報処理方法は、車両の走行状態
を検出する第1の検出ステップと、車両の第1の状態を
誘因する可能性がある、車両の第2の状態を検出する第
2の検出ステップと、第2の検出ステップの処理で、第
2の状態が検出されたとき、第1の検出ステップの処理
で検出された走行状態の記録の開始を指令する記録開始
指令ステップと、記録開始指令ステップの処理で指令さ
れた走行状態の記録の終了を指令する記録終了指令ステ
ップと、記録開始指令ステップの処理で走行状態の記録
の開始が指令されたときから記録終了指令ステップの処
理で決定された記録時間の間において第1の検出ステッ
プの処理で検出された走行状態を記録する記録ステップ
とを含むことを特徴とする。
【0012】前記第1の検出ステップは、例えば、図7
のステップS4の処理により、前記第2の検出ステップ
は、例えば、図7のステップS1の処理により、前記記
録開始指令ステップは、例えば、図7のステップS4に
より、前記記録終了指令ステップは、例えば、図7のス
テップS4およびステップS5の処理により、前記記録
ステップは、例えば、図7のステップS4の処理によ
り、それぞれ構成することができる。
【0013】本発明の情報処理方法においては、車両の
走行状態が検出され、車両の第1の状態を誘因する可能
性がある、車両の第2の状態が検出され、第2の状態が
検出されたとき、検出された走行状態の記録の開始が指
令され、指令された走行状態の記録の終了が指令され、
走行状態の記録の開始が指令されたときから決定された
記録時間の間において検出された走行状態が記録され
る。
【0014】本発明の情報記録方法によれば、車両の走
行状態を検出し、車両の第1の状態を誘因する可能性が
ある、車両の第2の状態を検出し、走行状態の記録の終
了を指令し、第2の状態を検出したときから決定した記
録時間分の走行状態を記録するようにしたので、第2の
状態が検出されたときの走行状態を記録することがで
き、かつ、効率の良い記録処理を実行することができ
る。
【0015】本発明の記録媒体のプログラムは、車両の
走行状態を検出する第1の検出ステップと、車両の第1
の状態を誘因する可能性がある、車両の第2の状態を検
出する第2の検出ステップと、第2の検出ステップの処
理で、第2の状態が検出されたとき、第1の検出ステッ
プの処理で検出された走行状態の記録の開始を指令する
記録開始指令ステップと、記録開始指令ステップの処理
で指令された走行状態の記録の終了を指令する記録終了
指令ステップと、記録開始指令ステップの処理で走行状
態の記録の開始が指令されたときから記録終了指令ステ
ップの処理で決定された記録時間の間において第1の検
出ステップの処理で検出された走行状態を入力する入力
ステップとを含むことを特徴とする。
【0016】この第1の検出ステップ、第2の検出ステ
ップ、記録開始指令ステップ、記録終了指令ステップ、
および入力ステップは、上述した本発明の情報処理方法
と同様のステップとして構成できる。
【0017】本発明の記録媒体のプログラムにおいて
は、車両の走行状態が検出され、車両の第1の状態を誘
因する可能性がある、車両の第2の状態が検出され、第
2の状態が検出されたとき、検出された走行状態の記録
の開始が指令され、指令された走行状態の記録の終了が
指令され、走行状態の記録の開始が指令されたときから
決定された記録時間の間において検出された走行状態が
入力される。
【0018】本発明の記録媒体のプログラムによれば、
車両の走行状態を検出し、車両の第1の状態を誘因する
可能性がある、車両の第2の状態を検出し、走行状態の
記録の終了を指令し、第2の状態を検出したときから決
定した記録時間分の走行状態を入力するようにしたの
で、第2の状態が検出されたときの走行状態を記録する
ことができ、かつ、効率の良い記録処理を実行すること
ができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図2は、本発明を適用した走行状
態情報記録装置1(以下、記録装置1と略称する)の利
用例を示している。自動車Aに搭載されている記録装置
1は、自動車Aの前方に、かつ、道路面に対して水平方
向にレーダを走査し(なお、レーダの形状については、
図9を参照して後述する)、自動車Aと検出対象物であ
る自動車(図2の例では、自動車Aの前方を走行する自
動車B)までの距離、および自動車Aと自動車Bとの相
対速度などを検出する。記録装置1は、検出した距離お
よび相対速度などに基づいて、例えば、走行速度に対
し、自動車Aが自動車Bに接近し、車間距離が十分に取
られていない状態など、事故を誘因する可能性がある状
態(以下、走行異常状態と称する)を検知し、走行異常
状態を検知したとき、走行速度などの走行状態情報の記
録を開始する。なお、走行異常状態でない走行状態を、
正常状態と称する。
【0020】図3は、記録装置1の内部の構成例を示し
ている。記録装置1は、走査型レーダ11、走行状態検
出部12、制御部13、および記憶部14から構成され
ている。
【0021】走査型レーダ11は、レーダ動作をさせる
ための電波を、自動車Aの前方に出射するとともに、電
波が照射された物体(例えば、自動車Bまたは道路面)
からの反射波を受信し、受信した反射波に基づいて、検
出対象物である自動車(例えば、自動車B)についての
距離、相対速度、および方角を検出し、制御部13に出
力する。
【0022】走行状態検出部12は、自動車Aの走行状
態を示す所定の走行状態情報を検出する検出部などから
構成されており、検出した走行状態情報を制御部13に
出力する。なお、この例において、走行状態情報は、走
行速度、ブレーキの操作状態、アクセルの操作状態、ハ
ンドル角度、時刻である。
【0023】制御部13は、走査型レーダ11から入力
される距離、相対速度、および方角、並びに走行状態検
出部12から入力される走行状態情報に基づいて、走行
状態の走行異常状態を検知し、走行異常状態を検知した
場合、走行状態情報を、記憶部14に出力する処理など
を実行する。
【0024】記憶部14は、制御部13から入力される
走行状態情報を記憶する。
【0025】次に、記録装置1の走査型レーダ11の詳
細な構成を説明するが、はじめに、図4を参照して、そ
の外観の構成例を説明する。走査型レーダ11は、レー
ダ部41、揺動軸42、および駆動部43から構成され
ている。レーダ部41は、レーダ動作をさせるための電
波を出力したり、その反射波を受信するアンテナ41A
を有する。レーダ部41はまたその下面が揺動軸42と
連結されており、揺動軸42の半回転往復運動により、
アンテナ41Aの面が図中矢印に示すように、左右を向
くようになされている。これによって、道路面に対して
水平方向の走査が可能となる。
【0026】駆動部43は、その構成例を示す図5に示
すように、モータ軸51、カム52、ロット53、およ
びロット54などより構成されている。カム52は、モ
ータ軸51の回転により回転し、その回転運動を直線運
動に変換して、ロット53に伝達する。
【0027】ロット54は、その一端が、揺動軸42に
固定されており、他の一端が、ロット53と両端ベアリ
ング54Aを介して可動式に接続されている。ロット5
4は、ロット53の直線運動を回転運動に変換し、揺動
軸42に伝達する。
【0028】なお、この例では、アンテナ41Aが、上
述したように機械的に左右に動かされることにより、水
平方向の走査が行われるが、アンテナ41Aの指向性自
体を変化させて行うこともできる。
【0029】次に、図3に戻り、走査型レーダ11の内
部の構成例を説明する。走査型レーダ11のレーダ送受
信部21は、アンテナ41Aを介して、所定の周期で電
波を出射し、電波が照射された物体(例えば、図2に示
す自動車Bや道路面)からの反射波を受信する。レーダ
送受信部21は、受信した反射波を距離/速度検出部2
3に出力する(正確には、反射波に対応した電子信号を
出力する)。
【0030】走査方角検出部22は、回転エンコーダま
たはポテンシオメータなどの回転角度検出装置から構成
されており、駆動部43の各部の状態から、アンテナ4
1Aの回転角度を検出し、その回転角度に基づいて、走
査角度を検出し、距離/速度決定部24に出力する。
【0031】距離/速度検出部23は、レーダ送受信部
21から出射された電波およびその反射波に基づいて、
反射波を反射した物体(反射体)までの距離およびその
速度(相対速度)を検出し、距離/速度決定部24に出
力する。距離/速度検出部23はまた、反射波の強度を
検出し、距離/速度決定部24に出力する。
【0032】距離/速度決定部24は、走査方角検出部
22から随時入力される走査角度の中から、距離/速度
検出部23から入力される、強度が最大の反射波に対応
する走査方角を選択する。この例の場合における検出対
象物である自動車は、そのほとんどが金属で覆われてい
るため、アスファルトやコンクリートで覆われている道
路面に比べ、より強い反射波を反射する。すなわち、反
射体が自動車である場合の反射波の強度が最も大きいの
で、このように、強度が最大の反射波に対応する走査角
度を選択することで、検出対象物である自動車(例え
ば、自動車B)が位置する方角が検出される。
【0033】距離/速度決定部24はまた、距離/速度
検出部23から随時入力される距離および相対速度の中
から、距離/速度検出部23から入力される、強度が最
大の反射波強度に対応する距離および相対速度を選択す
る。距離/速度決定部24により選択される距離および
相対速度は、上述した理由により、検出対象物である自
動車(例えば、自動車B)までの距離およびその相対速
度を表す。距離/速度決定部24は、選択した距離、相
対速度、および方角を制御部13に出力する。
【0034】レーダ送受信部21および距離/速度検出
部23について、図6に示すそれらの内部の構成例を参
照してさらに説明する。レーダ送受信部21は、アンテ
ナ41Aの他、電圧制御発振器61、三角波発振器6
2、およびサーキュレータ63から構成されている。
【0035】電圧制御発振器61は、三角波発振器62
が出力する三角波に対応する周波数の信号を発生し、サ
ーキュレータ63と距離/速度検出部23の乗算器71
に出力する。サーキュレータ63は、図中時計回転方向
に隣接する端子に入力を出力するように動作する。即
ち、電圧制御発振器61より入力された信号を、その時
計回転方向側の端子に接続されているアンテナ41Aに
供給する。これにより、電圧制御発振器61より出力さ
れた周波数60GHz帯域の信号(電波)が、アンテナ4
1Aから出射される。
【0036】アンテナ41Aから出射された電波の反射
波は、アンテナ41Aで受信され、時計回転方向に隣接
する端子に接続されている距離/速度検出部23の乗算
器71に出力される。即ち、サーキュレータ63は、ア
ンテナ41Aを送信と受信とで兼用するため必要とされ
るものであり、アンテナ41Aを送信用と受信用とで分
ける場合には必要がなくなる。
【0037】距離/速度検出部23は、乗算器71、増
幅器72、A/D変換器73、FFT(高速フーリエ変
換)演算器74、相対速度検出装置75、および距離検
出装置76から構成されている。
【0038】乗算器71は、レーダ送受信部21の電圧
制御発振器61より出力された信号と、アンテナ41A
により受信された信号とを乗算し、そのビート成分を出
力する。乗算器71の出力は、増幅器72により増幅さ
れた後、A/D変換器73に入力され、A/D変換され
る。
【0039】FFT演算器74は、A/D変換器73より
入力されたデジタルデータを高速フーリエ変換し、ビー
ト成分を周波数解析する。具体的には、FFT演算器74
は、ビート成分の周波数スペクトラムを検出する。
【0040】相対速度検出装置75は、FFT演算器74
の出力から、自動車A(記録装置1)と反射体との相対
速度を検出し、距離/速度決定部24に出力する。
【0041】距離検出装置76は、FFT演算器74の出
力(スペクトラム)の中から、最も大きいレベル(ピー
ク)を有する周波数成分を検出し、検出した周波数成分
に基づいて、反射体までの距離を算出し、距離/速度決
定部24に出力する。
【0042】次に、図3に戻り、走行状態検出部12の
構成例を説明する。速度検出部31は、自動車Aの走行
速度を検出し、ブレーキ状態検出部32は、ブレーキの
操作状態を検出し、アクセル状態検出部33は、アクセ
ルの操作状態を検出し、ハンドル角度検出部34は、ハ
ンドルの角度を検出し、時計35は、現在の時刻を検出
する。速度検出部31乃至時計35のそれぞれは、検出
した各走行状態情報を制御部13に出力する。
【0043】次に、図2に示したように、自動車Aの前
方に自動車Bが走行している状況において、自動車Aの
走行状態情報を記録する場合の記録装置1の処理手順
を、図7のフローチャートを参照して説明する。
【0044】ステップS1において、記録装置1の走査
型レーダ11は、自動車Bまでの距離、相対速度、およ
び方角を検出し、検出結果を制御部13に出力する。こ
こで、ステップS1における自動車Bまでの距離および
相対速度の検出方法について、図8のフローチャートを
参照して説明する。
【0045】ステップS11において、走査型レーダ1
1のレーダ送受信部21は、図9に示すように、走査中
心に対して所定の角度の範囲内で走査角度を変化させ
て、電波を出射するとともに、自動車Bおよび道路面な
どの反射体からの反射波を受信する処理を開始する。な
お、図6に示すレーダ送受信部21のアンテナ41Aの
面の大きさは、この例の場合、100cm2程度であるの
で、それから出力される電波は、約3度程度の広がりを
有する。
【0046】さらに具体的に説明すると、レーダ送受信
部21の電圧制御発振器61は、三角波発振器62の出
力する信号(三角波)のレベルが大きくなったとき、よ
り高い周波数の信号を出力し、そのレベルが小さくなっ
たとき、より低い周波数の信号を出力する。換言すれ
ば、電圧制御発振器61は、三角波発振器62の出力で
周波数変調された信号を出力する。
【0047】電圧制御発振器61より出力された変調波
は、サーキュレータ63を介してアンテナ41Aから電
波として発射される。この電波は、例えば、自動車Bま
たは道路面で反射され、その反射波は、アンテナ41A
で受信される。
【0048】アンテナ41Aで受信された信号は、サー
キュレータ63を介して、距離/速度検出部23の乗算
器71に入力される。この乗算器71には、電圧制御発
振器61が出力した変調波(発射波)も入力されてお
り、乗算器71は、電圧制御発振器61より入力された
発射波の信号と、アンテナ41Aからサーキュレータ6
3を介して入力された反射波の信号とを乗算し、そのビ
ート成分(差の成分)を出力する。この差の成分は、増
幅器72で増幅される。
【0049】レーダ送受信部21の電圧制御発振器6
1、三角波発振器62、サーキュレータ63、およびア
ンテナ41A、並びに距離/速度検出部23の乗算器7
1および増幅器72は、FMCW(Frequency Modulated Co
ntinuous Wave)の原理に従って動作するものである。
【0050】即ち、図10(A)に示すように、電圧制
御発振器61(アンテナ41A)から出力される送信変
調波(発射波)は、三角波発振器62の出力する三角波
に対応して、周期的に増減する。これに対して、アンテ
ナ41Aで受信した受信変調波(反射波)は、送信変調
波に対して位相的にずれている。時間軸方向(図10の
水平方向)のずれは、走査型レーダ11と、反射体(例
えば、自動車Bまたは道路面)との距離(電波が送信さ
れた後、返ってくるまでの時間)に対応している。これ
に対して、図中縦軸方向の周波数成分の変化は、いわゆ
るドプラー効果による走査型レーダ11(自動車A)と
反射体との間の相対的な速度に対応している。
【0051】いま、ビート成分の周波数をfbとする
と、この周波数fbは、次式で表される。 fb=(4Δf×fm/C)R±(2f0/C)V ・・・(1)
【0052】なお、上記式において、Δfは、電圧制御
発振器61の出力する変調波の周波数変調幅を表し、f
mは、三角波発振器62が出力する三角波の周波数を表
し、Cは、光速を表し、f0は、電圧制御発振器61の
出力する搬送波の中心周波数を表し、Rは、走査型レー
ダ11(自動車A)から反射体までの距離を表し、V
は、走査型レーダ11(自動車A)と反射体との間の相
対速度(m/sec)を表している。
【0053】ここで、図10(A)に示すように、送信
変調波の周波数が上昇しているときのビート成分の周波
数をfup、送信変調波の周波数が低下しているときのビ
ート成分の周波数をfdnとすると、次式が成立する。
【0054】ここで、frは、ビート信号の周波数の走
査型レーダ11と反射体との間の距離に対応する成分
(距離周波数)であり、fvは、両者の相対速度に対応
する周波数(速度周波数)を表している。(2)式が成
立すると、次式が得られる。
【0055】この関係が、図10(B)に示されてい
る。
【0056】上記(1)式と(2)式を整理して次式が
得られる。
【0057】このように、FMCW方式のレーダ装置におい
ては、発射波と反射波のビート成分から、反射体までの
距離Rと、反射体との間の相対速度Vを求めることがで
きる。
【0058】以上のようにして、ビート成分が得られた
とき、図8のステップS12に進み、高速フーリエ変換
処理が、距離/速度検出部23のFFT演算器74におい
て実行される。即ち、増幅器72より出力されたビート
成分は、A/D変換器73によりA/D変換された後、
FFT演算器74に入力される。FFT演算器74は、入力さ
れたビート成分を高速フーリエ変換し、図11に示すよ
うな、ビート成分の周波数スペクトラムを求める。
【0059】次に、ステップS13進み、距離/速度検
出部23の相対速度検出装置75は、FFT演算器74の
出力から走査型レーダ11と反射体の相対速度を演算す
る。この相対速度Vは、上述した式(4)から求められ
る。
【0060】ステップS14においては、距離/速度検
出部23の距離検出装置76により、ピーク周波数検出
処理が実行される。即ち、距離検出装置76は、例え
ば、図11に示したような周波数スペクトラムの中から
最も強度(振幅値)の大きい成分が、本来のビート成分
のスペクトラムであるとして、これを検出し、そのとき
のfrを検出する。距離検出装置76は、検出したfrを、
式(4)に代入し、距離Rを算出する。
【0061】このようにして、反射体までの距離Rおよ
びその相対速度Vが算出され、その算出結果は、距離/
速度決定部24に供給される。距離/速度決定部24
は、距離/速度検出部23により算出され入力された反
射体の距離Rおよび相対速度Vの中から、距離/速度検
出部23から入力される、強度が最大の反射波に対応す
る距離Rおよび相対速度Vを選択する。すなわち、この
例の場合、距離/速度決定部24により選択された距離
Rおよび相対速度Vは、自動車Bまでの距離R1および
その相対速度V1を表す。なお、距離R1は、正確に
は、走査型レーダ11から自動車Bの重心までの距離を
示している。
【0062】次に、ステップS1における自動車Bが位
置する方角の検出方法について説明する。走査型レーダ
11の距離/速度決定部24は、例えば、図12に示す
ように、走査方角検出部22から入力された走査方角の
うち、距離/速度検出部23から入力される、強度が最
大の反射波に対応する走査方角θを選択する。すなわ
ち、この例の場合、距離/速度決定部24により選択さ
れた走査方角θは、自動車Bが位置する方角θ1を表
す。なお、方角θ1は、正確には、走査型レーダ11の
走査中心から自動車Bの重心点までの方角を示してい
る。
【0063】以上のようにして検出された、自動車Bの
距離R1、相対速度V1、および方角θ1は、制御部13
に出力される。なお、距離R1および角度θ1は、図1
3に示すように対応されて制御部13に出力される。そ
の後、図7のステップS2に進む。
【0064】ステップS2において、制御部13は、自
動車Aの走行状態が、走行異常状態であるか否かを判定
する。例えば、制御部13は、ステップS1で検出され
た自動車Bとの相対速度V1および方角θ1、走行状態検
出部12の速度検出部31から入力される自動車Aの走
行速度、およびハンドル操作による回避可能条件に基づ
いて、この場合における安全な車間距離Rsを算出し、
ステップS1で検出された距離R1が、安全な車間距離
Rsを満たしているか否か(距離R1が距離Rsより大き
いか否か)を判定する。制御部13は、距離R1が距離
Rsより大きくない(小さい)と判定した場合、走行異
常状態であると判定する。
【0065】ステップS2において、制御部13は、走
行異常状態であると判定した場合、ステップS3に進
み、走行状態検出部12から供給される各走行状態情報
を記憶部14を出力する処理を開始し、記憶部14は、
入力される各走行状態情報を記憶する。これにより、走
行状態情報(走行速度、ブレーキ操作状態、アクセル操
作状態、ハンドル角度、および時刻)の記録が開始され
る。
【0066】次に、ステップS4において、制御部13
は、自動車Aの走行状態が走行異常状態ではなくなり、
正常状態に戻るまで待機し、すなわち、例えば、自動車
Bとの距離R1が、車間距離Rsより大きくなり、十分に
車間距離が保持されるまで待機する。ステップS4で、
自動車Aの走行状態が走行異常状態ではないと判定した
場合、制御部13は、ステップS5に進み、走行状態情
報の記憶部14への出力を停止する。すなわち、走行状
態情報の記録が停止される。
【0067】以上のようにして、走行状態情報が記録さ
れる。
【0068】図14を参照して、上述した走行状態情報
記録処理を、より具体的に説明する。
【0069】時刻t11において、走行異常状態が検知さ
れると(ステップS2)、走行状態情報の記録が開始さ
れる(ステップS3)。その後、走行状態が、走行異常
状態でなくなるまで、走行状態情報の記録が継続され
(ステップS4)、走行異常状態でなくなったとき、す
なわち、走行状態が正常状態に戻ったとき(時刻t1
2)、走行状態情報の記録が停止される(ステップS
5)。その後、再び自動車Aの走行状態が、走行異常状
態になったとき(時刻t13)、走行状態情報の記録が開
始され、正常に戻ったとき(時刻t14)、記録が停止さ
れる。
【0070】以上のようにして、走行状態情報が記録さ
れる。すなわち、走行状態情報は、自動車Aの走行状態
が、事故を誘因するような走行異常状態になったときか
ら走行状態情報の記録が開始され、走行状態が正常に戻
ったとき、その記録が停止される。その結果、走行状態
が走行異常状態になったときの走行状態情報が、確実
に、かつ、効率的に記録される。
【0071】図15は、記録装置1の他の利用例を示し
ている。すなわち、この例の場合、ビデオカメラ81が
新たに自動車Aに搭載されている。ビデオカメラ81
は、例えば、自動車Aの前方の風景を撮像し、撮像結果
に対応する画像データを記録装置1に出力する。
【0072】図16は、この例における記録装置1の構
成例を示している。なお、図3における場合と対応する
部分については、同一の符号を付してあり、以下では、
その説明は省略する。すなわち、画像処理部91がさら
に設けられている。
【0073】画像処理部91には、ビデオカメラ81か
らの画像データが入力され、画像処理部91は、入力さ
れた画像データに対して、制御部13が処理することが
できるように、所定の画像処理を施し、制御部13に出
力する。
【0074】制御部13は、自動車Aの走行状態が走行
異常状態であると判定したとき、画像処理部91から入
力される画像データも記憶部14に出力する。すなわ
ち、この例の場合、走行状態情報に加え、ビデオカメラ
81により撮像された画像が記録される。
【0075】なお、以上においては、走行状態情報記録
装置1およびビデオカメラ81が自動車Aの前部に取り
付けられた場合を例として説明したが、それらを後部に
も取り付けることができる。これにより、後ろから追突
された場合、その状況が映像として記録されるので、追
突した自動車の記録(自動車の色、ナンバーなど)を残
すことができる。
【0076】図17は、上述のような走行状態検出装置
1として機能するコンピュータ101の一実施の形態の
構成を示すブロック図である。CPU111にはバス11
5を介して入出力インタフェース116が接続されてお
り、CPU111は、入出力インタフェース116を介し
て、ユーザから、キーボード、マウスなどよりなる入力
部118から指令が入力されると、例えば、ROM11
2、ハードディスク114、またはドライブ120に装
着される磁気ディスク131、光ディスク132、光磁
気ディスク133、若しくは半導体メモリ134などの
記録媒体に格納されているプログラムを、RAM113に
ロードして実行する。これにより、上述した各種の処理
(例えば、図7および図8のフローチャートにより示さ
れる処理)が行われる。さらに、CPU111は、その処
理結果を、例えば、入出力インタフェース116を介し
て、LCDなどよりなる表示部117に必要に応じて出力
する。なお、プログラムは、ハードディスク114やRO
M112に予め記憶しておき、コンピュータ101と一
体的にユーザに提供したり、磁気ディスク131、光デ
ィスク132、光磁気ディスク133,半導体メモリ1
34等のパッケージメディアとして提供したり、衛星、
ネットワーク等から通信部119を介してハードディス
ク114に提供することができる。
【0077】なお、本明細書において、媒体により提供
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0078】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0079】
【発明の効果】本発明によれば、車両の第1の状態を誘
因する可能性がある第2の状態が検出されたときの走行
状態を、確実に、かつ、効率的に記録することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の記録方法を説明する図である。
【図2】本発明を適用した走行状態情報記録装置1の利
用例を示す図である。
【図3】図2の走行状態情報記録装置1の内部の構成例
を示す図である。
【図4】図3の走査型レーダ11の外観の構成例を示す
図である。
【図5】図4の駆動部43の構成例を示す図である。
【図6】図3のレーダ送受信部21および距離/速度検
出部23の構成例を示すブロック図である。
【図7】走行状態情報記録処理を説明するフローチャー
トである。
【図8】距離および速度の検出処理を説明するフローチ
ャートである。
【図9】走査状態を説明する図である。
【図10】走査型レーダ11の動作を説明する図であ
る。
【図11】ビート信号の強度とビート周波数の関係を示
す図である。
【図12】反射波の強度と反射体の方角の関係を示す図
である。
【図13】自動車Bまでの距離R1とその方角θ1を示
す図である。
【図14】走行状態情報の記録処理を説明するタイミン
グチャートである。
【図15】走行状態情報記録装置1の他の利用例を示す
図である。
【図16】図15の状態情報記録装置1の構成例を示す
図である。
【図17】コンピュータ101の構成例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 走行状態情報記録装置 11 走査型レーダ 12 走行状態検出部 13 制御部 14 記憶部 21 レーダ送受信部 22 走査方角検出部 23 距離/速度検出部 24 距離/速度決定部 31 速度検出部 32 ブレーキ状態検出部 33 アクセル状態検出部 34 ハンドル角度検出部 35 時計 41 レーダ部 42 揺動軸 43 駆動部 61 電圧制御発振器 62 三角波発振器 71 乗算器 72 増幅器 73 A/D変換器 74 FFT演算器 75 相対速度検出装置 76 距離検出装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08G 1/16 G08G 1/16 E (72)発明者 津山 隆 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 Fターム(参考) 2F070 AA00 AA01 CC04 CC11 DD14 FF08 FF12 GG07 3E038 AA07 BA09 BA12 BA20 BB01 CA03 CA07 CB05 CC01 DA06 EA02 FA10 GA03 5H180 AA01 BB15 CC14 EE08 FF10 LL01 LL04 9A001 BB02 BB03 BB04 HH34 JJ77 KK54 LL05 LL09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の走行状態を記録する情報処理装置
    において、 前記車両の走行状態を検出する第1の検出手段と、 前記車両の第1の状態を誘因する可能性がある、前記車
    両の第2の状態を検出する第2の検出手段と、 前記第2の検出手段により、前記第2の状態が検出され
    たとき、前記第1の検出手段により検出された前記走行
    状態の記録の開始を指令する記録開始指令手段と、 前記記録開始指令手段により指令された前記走行状態の
    記録の終了を指令する記録終了指令手段と、 前記記録開始指令手段により前記走行状態の記録の開始
    が指令されたときから、前記記録終了指令手段により記
    録の終了が指令されるまでの時間、前記第1の検出手段
    により検出された前記走行状態を記録する記録手段とを
    備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 車両の走行状態を記録する情報処理装置
    の情報処理方法において、 前記車両の走行状態を検出する第1の検出ステップと、 前記車両の第1の状態を誘因する可能性がある、前記車
    両の第2の状態を検出する第2の検出ステップと、 前記第2の検出ステップの処理で、前記第2の状態が検
    出されたとき、前記第1の検出ステップの処理で検出さ
    れた前記走行状態の記録の開始を指令する記録開始指令
    ステップと、 前記記録開始指令ステップの処理で指令された前記走行
    状態の記録の終了を指令する記録終了指令ステップと、 前記記録開始指令ステップの処理で前記走行状態の記録
    の開始が指令されたときから前記記録終了指令ステップ
    の処理で記録の終了が指令されるまでの時間、前記第1
    の検出ステップの処理で検出された前記走行状態を記録
    する記録ステップとを含むことを特徴とする情報処理方
    法。
  3. 【請求項3】 車両の走行状態を記録する情報処理用の
    プログラムであって、 前記車両の走行状態を検出する第1の検出ステップと、 前記車両の第1の状態を誘因する可能性がある、前記車
    両の第2の状態を検出する第2の検出ステップと、 前記第2の検出ステップの処理で、前記第2の状態が検
    出されたとき、前記第1の検出ステップの処理で検出さ
    れた前記走行状態の記録の開始を指令する記録開始指令
    ステップと、 前記記録開始指令ステップの処理で指令された前記走行
    状態の記録の終了を指令する記録終了指令ステップと、 前記記録開始指令ステップの処理で前記走行状態の記録
    の開始が指令されたときから前記記録終了指令ステップ
    の処理で記録の終了が指令されるまでの時間、前記第1
    の検出ステップの処理で検出された前記走行状態を入力
    する入力ステップとを含むことを特徴とするコンピュー
    タが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒
    体。
JP34124499A 1999-11-30 1999-11-30 情報処理装置および方法、並びに記録媒体 Expired - Fee Related JP3765215B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34124499A JP3765215B2 (ja) 1999-11-30 1999-11-30 情報処理装置および方法、並びに記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34124499A JP3765215B2 (ja) 1999-11-30 1999-11-30 情報処理装置および方法、並びに記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001158384A true JP2001158384A (ja) 2001-06-12
JP3765215B2 JP3765215B2 (ja) 2006-04-12

Family

ID=18344527

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34124499A Expired - Fee Related JP3765215B2 (ja) 1999-11-30 1999-11-30 情報処理装置および方法、並びに記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3765215B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007293536A (ja) * 2006-04-24 2007-11-08 Denso Corp 事故情報収集システムおよび事故情報記録装置
WO2008026290A1 (fr) * 2006-09-01 2008-03-06 Pioneer Corporation Dispositif d'enregistrement d'informations, procédé d'enregistrement d'informations, programme d'enregistrement d'informations et support d'enregistrement lisible par ordinateur
JP2010033570A (ja) * 2008-07-24 2010-02-12 Mando Corp 車両用ゲートウェイ電子制御装置及びその走行情報記録方法
JP2012173848A (ja) * 2011-02-18 2012-09-10 Denso Corp 作動要因データ記憶装置
JP2012202921A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd データ収集装置、データ収集方法および計測装置
US8763461B2 (en) 2008-03-31 2014-07-01 Asahi Glass Company, Limited Acceleration sensor device and sensor network system
EP3521767A1 (en) * 2018-01-31 2019-08-07 Omron Corporation Control apparatus and control method
CN110379043A (zh) * 2018-08-14 2019-10-25 北京京东尚科信息技术有限公司 信息处理方法、可移动装置和服务器

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007293536A (ja) * 2006-04-24 2007-11-08 Denso Corp 事故情報収集システムおよび事故情報記録装置
WO2008026290A1 (fr) * 2006-09-01 2008-03-06 Pioneer Corporation Dispositif d'enregistrement d'informations, procédé d'enregistrement d'informations, programme d'enregistrement d'informations et support d'enregistrement lisible par ordinateur
JP4987872B2 (ja) * 2006-09-01 2012-07-25 パイオニア株式会社 情報記録装置、情報記録方法、情報記録プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体
US8763461B2 (en) 2008-03-31 2014-07-01 Asahi Glass Company, Limited Acceleration sensor device and sensor network system
JP5541155B2 (ja) * 2008-03-31 2014-07-09 旭硝子株式会社 加速度センサ装置、無線センサネットワーク及び広域異常振動記録システム
JP2010033570A (ja) * 2008-07-24 2010-02-12 Mando Corp 車両用ゲートウェイ電子制御装置及びその走行情報記録方法
JP2012173848A (ja) * 2011-02-18 2012-09-10 Denso Corp 作動要因データ記憶装置
JP2012202921A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd データ収集装置、データ収集方法および計測装置
EP3521767A1 (en) * 2018-01-31 2019-08-07 Omron Corporation Control apparatus and control method
US11126164B2 (en) 2018-01-31 2021-09-21 Omron Corporation Control apparatus and control method
CN110379043A (zh) * 2018-08-14 2019-10-25 北京京东尚科信息技术有限公司 信息处理方法、可移动装置和服务器

Also Published As

Publication number Publication date
JP3765215B2 (ja) 2006-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4698048B2 (ja) Fm−cwレーダの路上静止物検知方法
JP4007498B2 (ja) 車載用レーダ装置
US11982731B2 (en) Radar signal processing method and apparatus
JP3512066B2 (ja) 車載用レーダ装置
US11754668B2 (en) Detection method, detection apparatus, and system
JP3753652B2 (ja) Fm−cwレーダのミスペアリング判定及び信号処理方法
EP1385020B1 (en) Fm-cw radar apparatus
JP3720803B2 (ja) 車載用レーダ装置
EP1679674B1 (en) Measuring and controlling apparatus for vehicle
JP5317570B2 (ja) レーダ装置及び物標検出方法
JPH1054875A (ja) 車載走査型レーダ装置
JP2000338222A (ja) レーダ装置
WO2002099456A1 (fr) Dispositif radar
US6861973B2 (en) Method of storing data in radar used for vehicle
JP2004233275A (ja) 車載レーダ装置
JPH09145833A (ja) 車載用走査レーダ装置
JP2001158384A (ja) 情報処理装置および方法、並びに記録媒体
US7271761B2 (en) Distance calculating method and system
JP5551893B2 (ja) レーダ装置、信号処理装置
JP2000321352A (ja) 車載用レーダ装置
JP2009058316A (ja) レーダ装置、物体検出方法、及び車両
JP6690593B2 (ja) 周辺監視レーダ装置
JP2010038731A (ja) レーダ装置
JP2003149325A (ja) レーダ装置
JP2010002350A (ja) レーダ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050623

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050822

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060104

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060117

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100203

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110203

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110203

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120203

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120203

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130203

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140203

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees