JP2001158342A - ネガティブ式駐車ブレーキを備える作業車両 - Google Patents

ネガティブ式駐車ブレーキを備える作業車両

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JP2001158342A
JP2001158342A JP34526299A JP34526299A JP2001158342A JP 2001158342 A JP2001158342 A JP 2001158342A JP 34526299 A JP34526299 A JP 34526299A JP 34526299 A JP34526299 A JP 34526299A JP 2001158342 A JP2001158342 A JP 2001158342A
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parking brake
hydraulic pump
hydraulic
switching valve
braking
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JP34526299A
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Yoichi Mihara
陽一 三原
Hiroshige Kamata
裕滋 鎌田
Mitsuzane Murota
充実 室田
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジン故障や電気系故障などの緊急時に、
速やかに制動を解除できるネガティブ式駐車ブレーキを
備える作業車両の提供。 【解決手段】 切換弁29を第2の切換位置2Bにする
と、駐車ブレーキ8と電磁切換弁30とが連通され、油
圧ポンプ20の油圧力により駐車ブレーキ8の制動を解
除することができる。一方、油圧ポンプ20からの作動
油を駐車ブレーキ8に供給できない場合には、切換弁2
9を第2の切換位置2Bから第1の切換位置2Aへと切
り換えることにより、リフトアームシリンダ12のボト
ム室12Aと駐車ブレーキ8とが連通され、ボトム室1
2Aに発生する保持圧によって駐車ブレーキ8の制動が
解除される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネガティブ式駐車
ブレーキを備えるホイールローダや油圧ショベル等の作
業車両に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ホイールローダや油圧ショベル等
の作業車両では、駐車ブレーキに設けられたバネの弾性
力によりブレーキが作動し、エンジンで駆動される油圧
ポンプの油圧力によってブレーキが解除されるネガティ
ブ式駐車ブレーキが用いられている。通常、運転席に設
けられたスイッチを操作することによって油圧ポンプと
駐車ブレーキとの間に設けられた電磁切換弁が駆動さ
れ、油圧ポンプからの圧油が駐車ブレーキに供給されて
ブレーキが解除される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電気系の故
障により電磁切換弁が正常に動作しなかったり、エンジ
ンが故障して油圧ポンプが作動しなかったりした場合に
は、駐車ブレーキに圧油を供給することができなくな
る。従来、そのような場合には、駐車ブレーキに設けら
れている解除用ネジによりバネ力を低減して駐車ブレー
キの解除を行っている。しかしながら、このネジの操作
は作業員が工具を用いて手作業で行わなければならず、
駐車ブレーキ本体が作業しにくい場所に設置されている
ような場合には、ブレーキ解除に時間を要することにな
る。
【0004】本発明の目的は、エンジン故障や電気系故
障などの緊急時に、速やかに制動を解除することができ
るネガティブ式駐車ブレーキを備える作業車両を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】発明の実施の形態を示す
図1,図5および図7に対応付けて説明する。 (1)図1に対応付けて説明すると、請求項1の発明
は、エンジン22で駆動される油圧ポンプ20の油圧力
でバネ8aによる制動が解除されるネガティブ式駐車ブ
レーキ8と、駐車の際にネガティブ式駐車ブレーキ8に
供給される油圧ポンプ20の圧油を遮断する駐車用弁装
置30とを備える作業車両に適用され、油圧ポンプ20
とは別に設けられ、エンジン22の駆動力を必要としな
い油圧源12と、油圧源12とネガティブ式駐車ブレー
キ8とを結ぶ管路に設けられ、油圧源12からネガティ
ブ式駐車ブレーキ8に流入する圧油の連通・遮断を制御
する切換弁29とを備えて上述の目的を達成する。 (2)請求項2の発明では、請求項1に記載のネガティ
ブ式駐車ブレーキ8を備える作業車両において、油圧源
は、作業車両の作業機に設けられたアーム駆動用油圧シ
リンダ12である。 (3)図7に対応付けて説明すると、請求項3の発明で
は、請求項1に記載のネガティブ式駐車ブレーキ8を備
える作業車両において、油圧源は、車載の電源59によ
り駆動される電動式油圧ポンプ53である。 (4)図5に対応付けて説明すると、請求項4の発明
は、エンジン22で駆動される第1の油圧ポンプ20の
油圧力でバネ8aによる制動が解除されるネガティブ式
駐車ブレーキ8と、駐車の際にネガティブ式駐車ブレー
キ8に供給される第1の油圧ポンプ20の圧油を遮断す
る駐車用弁装置30とを備える作業車両に適用され、制
動解除用の第1の油圧ポンプ20とは別に設けられ、エ
ンジン22で駆動されて作業車両の作業機に圧油を供給
する第2の油圧ポンプ21と、第2の油圧ポンプ21と
ネガティブ式駐車ブレーキ8とを結ぶ管路に設けられ、
第2の油圧ポンプ21からネガティブ式駐車ブレーキ8
に流入する圧油の連通・遮断を制御する切換弁35とを
備えて上述の目的を達成する。
【0006】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が発明の実施の形態に限定されるものではない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図9を参照して本発
明の実施の形態を説明する。 −第1の実施の形態− 図9はホイールローダ1の側面図である。3は運転室、
2は車両前部に装着され掘削作業等に用いられる作業機
である。4aは前輪5aが設けられるフロントアクス
ル、4bは後輪5bが設けられるリアアクスルであり、
それぞれドライブシャフト6を介して駆動される。7は
トランスミッションであり、油圧ポンプと走行用油圧モ
ータを組み合わせたHST油圧駆動装置(不図示)から
動力が入力される。トランスミッション7には駐車ブレ
ーキ8が設けられている。また、フロントアクスル4a
およびリアアクスル4bには車輪5a,5bを制動する
ためのサービスブレーキがそれぞれ設けられている。
【0008】リフトアーム9の先端部にはバケットヒン
ジ10を介してバケット11が回動自在に連結されてお
り、リフトアーム9はリフトアームシリンダ12の伸縮
により昇降駆動される。バケット11にはベルクランク
13を介してバケットシリンダ14が連結されており、
バケットシリンダ14の伸縮によってバケットヒンジ1
0を支点にバケット11が回転駆動される。なお、車両
回送中などの際には、リフトアーム9は図のようにバケ
ット11を地面から所定高さにチルトした状態にされ
る。
【0009】図1は駐車ブレーキ8の制動解除機構を説
明する油圧回路図である。駐車ブレーキ8はネガティブ
式駐車ブレーキであり、バネ8aのバネ力により制動が
掛かり、油圧ポンプ20の油圧力により制動が解除され
る。油圧ポンプ20は例えばトランスミッション7の高
低速切換駆動に用いられる油圧ポンプであり、作業機用
油圧ポンプ21と同様にエンジン22により駆動され
る。23は油圧ポンプ21からリフトアームシリンダ1
2へ供給される圧油の方向と流量を制御するパイロット
式制御弁であり、パイロット弁24により切換操作され
る。パイロット弁24にはチェック弁25および減圧弁
26を介して油圧ポンプ21からの圧油が供給される。
27は不図示のサービスブレーキへ油圧ポンプ21の圧
油を供給する管路であり、28はサービスブレーキ用の
アキュムレータである。
【0010】パイロット式制御弁23が第1の切換位置
1Aに切り換えられると、油圧ポンプ21とリフトアー
ムシリンダ12のロッド室12Bとが連通されるととも
にリフトアームシリンダ12のボトム室12Aとタンク
とが連通される。また、第2の切換位置1Bに切り換え
られると、油圧ポンプ21とボトム室12Aとが連通さ
れるとともにロッド室12Bとタンクとが連通される。
中立位置1Cでは、リフトアームシリンダ12のボトム
室12Aおよびロッド室12Bと油圧ポンプ21および
タンクとの連通が遮断される。パイロット弁24の操作
レバー24aをA方向に操作すると、パイロット式制御
弁23が第1の切換位置1Aに切り換えられ、リフトア
ームシリンダ12が収縮してリフトアーム9が降下す
る。逆に、操作レバー24aをB方向に操作すると、パ
イロット式制御弁23が第2の切換位置1Bに切り換え
られ、リフトアームシリンダ12が伸張してリフトアー
ム9が上昇する。また、操作レバー24aを中立位置1
Cにすると、パイロット式制御弁23が中立位置1Cに
切り換えられ、リフトアーム9の昇降運動が停止する。
【0011】29は駐車ブレーキ8の油圧源を切り換え
るための手動式の切換弁である。切換弁29が第1の切
換位置2Aに切り換えられると、リフトアームシリンダ
12のロッド室12Bとタンクとが連通されるとともに
ボトム室12Aと駐車ブレーキ8とが連通される。第2
の切換位置2Bに切り換えられると、油圧ポンプ20が
接続されている電磁切換弁30と駐車ブレーキ8とが連
通される。電磁切換弁30は切換弁29と油圧ポンプ2
0またはタンクとの連通を切り換えるものである。電磁
切換弁30が第1の切換位置3Aに切り換えられると、
切換弁29とタンクとが連通される。また、第2の切換
位置3Bに切り換えられると、切換弁29と油圧ポンプ
20とが連通される。電磁切換弁30の切換は、駐車ブ
レーキ解除スイッチ31のオン・オフにより行われる。
【0012】電気系や油圧系が正常に動作している通常
の場合には、図1に示すように切換弁29を駐車ブレー
キ8と切換弁30とを連通する第2の切換位置2Bに操
作する。すなわち、油圧ポンプ20が駐車ブレーキ8の
油圧源となる。駐車ブレーキ解除スイッチ31がオフの
場合には、電磁切換弁30が第1の切換位置3Aとなっ
て駐車ブレーキ8とタンクとが連通され、バネ8aによ
り駐車ブレーキ8の制動が掛かる。一方、駐車ブレーキ
解除スイッチ31をオンにすると、電磁切換弁30が第
2の切換位置3Bに切り換わって駐車ブレーキ8と油圧
ポンプ20とが連通され、油圧ポンプ20の油圧力によ
り駐車ブレーキ8の制動が解除される。
【0013】次に、電気系にトラブルが発生して、駐車
ブレーキ解除スイッチ31をオン操作しても電磁切換弁
30が第2の切換位置3Bに切り換わらなかった場合に
ついて説明する。従来、このような場合には、上述した
ように駐車ブレーキ8に設けられている解除用ネジ(不
図示)を用いて制動を解除していたが、本実施の形態で
は、切換弁29を第2の切換位置2Bから第1の切換位
置2Aに切り換えることによって駐車ブレーキ8の制動
を解除する。切換弁29を第2の切換位置2Bから第1
の切換位置2Aに切り換えると、駐車ブレーキ8の油圧
源が油圧ポンプ20からリフトアームシリンダ12のボ
トム室12Aへと切り換えられる。ところで、図1に示
すような状態では、リフトアーム9に作用する重力によ
ってボトム室12Aに保持圧が発生する。そのため、切
換弁29が第2の切換位置2Bに切り換えられて、この
ボトム室12Aと駐車ブレーキ8とが連通されるととも
にロッド室12Bとタンクとが連通されると、ボトム室
12Aの保持圧によって駐車ブレーキ8の制動が解除さ
れる。
【0014】ここでは、電気系にトラブルが発生して電
磁切換弁30が切り換わらなくなった場合について説明
したが、油圧ポンプ20を駆動するエンジン22にトラ
ブルが発生して駐車ブレーキ8の制動が解除できない場
合にも、切換弁29を切換位置2Bに切り換えることに
より制動を解除することができる。すなわち、電気系ま
たは油圧系の一方が故障した場合に限らず、両方とも故
障した場合にも駐車ブレーキ8の制動解除を行うことが
できる。
【0015】(第1の実施の形態の変形例)図2は第1
の実施の形態の変形例を説明する図である。この変形例
では、上述した第1の実施の形態と同様にリフトアーム
シリンダ12のボトム室12Aの保持圧を用いて駐車ブ
レーキ8を解除するものであるが、エンジン22のみト
ラブルが発生して電気系が正常で電磁切換弁30の切換
が可能な場合に制動解除ができるように構成したもので
ある。なお、図2では図1と同一部分には同一符号を付
し、以下では図1と異なる部分を中心に説明する。
【0016】図2において、33は駐車ブレーキ8の油
圧源を切り換えるための手動式の切換弁である。切換弁
33が第1の切換位置4Aに切り換えられると、駐車ブ
レーキ8および電磁切換弁30が接続されている配管3
4とリフトアームシリンダ12のボトム室12Aとが連
通されるとともにリフトアームシリンダ12のロッド室
12Bとタンクとが連通される。また、第2の切換位置
4Bに切り換えられると、配管34とボトム室12Aと
の連通およびロッド室12Bとタンクとの連通がそれぞ
れ遮断される。通常、切換弁34は図2に示すように第
2の切換位置4Bの状態に保たれている。
【0017】エンジン22にトラブルが発生して油圧ポ
ンプ20を駆動できない場合には、まず、駐車ブレーキ
解除スイッチ31をオンにして電磁切換弁30を図2に
示すように第2の切換位置3Bに切り換える。次いで、
切換弁33を操作して第2の切換位置4Bから第1の切
換位置4Aに切り換え、リフトアームシリンダ12のボ
トム室12Aと配管34とを連通するとともにロッド室
12Bとタンクとを連通する。その結果、ボトム室12
Aの作動油が配管34を介して駐車ブレーキ8に供給さ
れ、ボトム室12Aに生じる保持圧によって駐車ブレー
キ8の制動が解除される。
【0018】なお、切換弁33を切り換える際に駐車ブ
レーキ解除スイッチ31がオフであると、電磁切換弁3
0により配管34とタンクとが連通されて制動解除がで
きなくなるので、上述したように切換弁34の切換操作
を行う前に駐車ブレーキ解除スイッチ31のオン操作を
行う。そのため、本実施の形態では電気系が正常の場
合、すなわち、電磁切換弁30を第2の切換位置3Bに
切換可能な場合についてのみ、駐車ブレーキ8の制動を
解除することができる。
【0019】−第2の実施の形態− 図3は第2の実施の形態を説明する図である。上述した
第1の実施の形態およびその変形例では、エンジン22
で駆動される油圧ポンプ20の代わりにアームリフトシ
リンダ12のボトム室12Aに発生する保持圧を利用し
て、駐車ブレーキ8の制動を解除したが、以下に述べる
本実施の形態では、油圧ポンプ20の油圧力の代わり
に、アキュムレータ28に蓄圧された圧力を利用して駐
車ブレーキ8の制動を解除する。なお、アキュムレータ
28はエンジン22で駆動される油圧ポンプ21の吐出
油を蓄圧するものであって、ブレーキペダル操作による
サービスブレーキの駆動に用いられる。エンジン22の
駆動中にブレーキペダルが操作されると、サービスブレ
ーキは油圧ポンプ21の圧油によって駆動されるが、エ
ンジン22の駆動停止時にはアキュムレータ28の蓄圧
によってサービスブレーキが駆動される。
【0020】図3において35は手動式の切換弁であ
る。切換弁35が第1の切換位置5Aに切り換えられる
と、減圧弁26の下流側に接続された配管36と駐車ブ
レーキ8とが連通される。第2の切換位置5Bに切り換
えられると、油圧ポンプ20が接続されている電磁切換
弁30と駐車ブレーキ8とが連通される。通常の場合に
は、切換弁35は図3に示すように第2の切換位置5B
の状態に保たれているが、電磁切換弁30の切換やエン
ジン22にトラブルが発生して油圧ポンプ20を用いた
駐車ブレーキ8の制動解除ができない場合には、切換弁
35を操作して第1の切換位置5Aに切り換える。
【0021】エンジン22にトラブルが発生すると、油
圧ポンプ20から圧油が吐出されない。しかし、エンジ
ン22の停止後の所定時間以内であれば、アキュムレー
タ28には所定圧力が蓄圧されている。そこで、切換弁
35を第1の切換位置5Aに切り換えると、アキュムレ
ータ28に蓄圧された圧力が減圧弁26で減圧されて駐
車ブレーキ8に供給される。その結果、駐車ブレーキ8
の制動が解除される。本実施の形態では、制動解除にア
キュムレータ28に蓄圧された圧力を利用しているの
で、電磁切換弁30の切換とエンジン22の駆動との両
方にトラブルが発生した場合でも、駐車ブレーキ8の制
動解除を行うことができる。
【0022】(第2の実施の形態の変形例)図4は第2
の実施の形態の変形例を説明する図であり、上述した第
2の実施の形態と同様にアキュムレータ28に蓄圧され
た圧力を利用するものである。ただし、第2の実施の形
態と異なり、エンジン22にトラブルが発生したときに
電磁切換弁30による切換が可能な場合にのみ駐車ブレ
ーキ8の制動解除が可能となる。図4において37は手
動式の切換弁である。この切換弁37が第1の切換位置
6Aに切り換えられると、駐車ブレーキ8および電磁切
換弁30が接続されている配管34と減圧弁26の下流
側に接続された配管36とが連通される。第2の切換位
置6Bに切り換えられると、配管34と配管36との連
通が遮断される。通常の場合には、図4に示すように切
換弁37は第2の切換位置6Bの状態に保たれている。
【0023】エンジン22にトラブルが発生して油圧ポ
ンプ20を用いた駐車ブレーキ8の制動解除ができない
場合には、まず、駐車ブレーキ解除スイッチ31をオン
にして電磁切換弁30を図4に示すように第2の切換位
置3Bに切り換える。次いで、切換弁37を操作して第
2の切換位置6Bから第1の切換位置6Aに切り換え、
配管36と配管34とを連通させる。その結果、アキュ
ムレータ28に蓄圧された圧力は減圧弁26で減圧され
て駐車ブレーキ8に供給され、駐車ブレーキ8の制動が
解除される。
【0024】−第3の実施の形態− 図5は第3の実施の形態を説明する図である。この第3
の実施の形態の作業車両では、電磁切換弁30の切換お
よびエンジン22の駆動ができなくなった場合に、エン
ジン22をセルモータ38で回転させて、その時に得ら
れる油圧ポンプ21の油圧力を利用して駐車ブレーキ8
の制動解除を行うようにした。油圧ポンプ21からの圧
油は、逆止弁39が設けられた配管40を介して切換弁
35に供給される。通常、切換弁35は、油圧ポンプ2
0に接続された電磁切換弁30と駐車ブレーキ8とが連
通する第2の切換位置5Bに保たれている。
【0025】油圧ポンプ20の吐出油を利用できなくな
ったとき、駐車ブレーキ8の制動を解除するには、まず
切換弁35を第2の切換位置5Bから第1の切換位置5
Aに切り換えて配管40と駐車ブレーキ8とを連通させ
る。次いで、セルモータ38によりエンジン22を回転
駆動し、油圧ポンプ21からの圧油を配管L1,40を
介して駐車ブレーキ8に供給することにより駐車ブレー
キ8の制動が解除される。セルモータ38によるエンジ
ン22の回転駆動は長時間行えないが、駐車ブレーキ8
の制動を解除するのに要する油量は僅か(通常、数cc
程度)であるので、制動解除できる程度の油量は十分に
供給することができる。また、配管40に逆止弁39が
設けられているので、セルモータ38を停止しても圧油
が駐車ブレーキ8から配管L1に逆流することが無く、
駐車ブレーキ8の解除状態が保持される。なお、電磁切
換弁30が第1の位置3Aに切り換えられていても、切
換弁35により駐車ブレーキ8と油圧的に切り離され
る。
【0026】(第3の実施の形態変形例)図6は第3の
実施の形態の変形例を説明する図であり、上述した第3
の実施の形態と同様にセルモータ22でエンジンを回転
駆動し、作業機用の油圧ポンプ21の油圧力により駐車
ブレーキ8の制動を解除するものである。油圧ポンプ2
1からの圧油は、逆止弁39が設けられた配管40を介
して切換弁37に供給される。ただし、第3の実施の形
態と異なり、エンジン22にトラブルが発生したときに
電磁切換弁30による切換が可能な場合にのみ駐車ブレ
ーキ8の制動解除が可能となる。通常、切換弁37は、
配管40と配管34との連通を遮断する第2の切換位置
6Bに保たれている。
【0027】油圧ポンプ20の吐出油を利用できなくな
ったとき、駐車ブレーキ8の制動を解除するには、まず
駐車ブレーキ解除スイッチ31をオンにして電磁切換弁
30を図6に示すように第2の切換位置3Bに切り換え
る。次いで、切換弁37を第2の切換位置6Bから第1
の切換位置6Aに切り換えて配管40と配管34とを連
通させた後に、セルモータ38によりエンジン22を回
転駆動する。その結果、上述した第3の実施の形態と同
様に油圧ポンプ21からの圧油が配管L1,40を介し
て駐車ブレーキ8に供給され、駐車ブレーキ8の制動が
解除される。
【0028】−第4の実施の形態− 図7は第4の実施の形態を説明する図であり、駐車ブレ
ーキ8の制動解除に関する部分の油圧回路を示したもの
である。図7において、51は車両の操舵を行うための
ステアリングホイールであり、50はステアリングホイ
ール51の回転角度に応じて動作するステアリングバル
ブである。ステアリングバルブ50には、管路52を介
して油圧ポンプ20の圧油が供給され、ステアリングホ
イール51の回転角度に応じて不図示のステアリングシ
リンダへの圧油の流れの方向と流量を制御する。53は
非常用の電動式油圧ポンプであり、エンジン22にトラ
ブルが生じて油圧ポンプ20からの圧油がステアリング
バルブ50に供給できない場合に備えて設けられている
ものである。電動式油圧ポンプ53とステアリングバル
ブ50とを接続する配管56には逆止弁58が設けられ
ている。電動式油圧ポンプ53は車載の蓄電池59を電
源として駆動される電源モータMにより駆動され、運転
室3(図9参照)内に設けられたスイッチ54によりオ
ン・オフされる。
【0029】電磁切換弁30と駐車ブレーキ8との間に
は切換弁35が設けられている。この切換弁35が第1
の切換位置5Aに切り換えられると、逆止弁57が設け
られた配管55と駐車ブレーキ8とが連通される。ま
た、第2の切換位置5Bに切り換えられると、電磁バル
ブ30と駐車ブレーキ8とが連通される。逆止弁57が
設けられた配管55の他端は、電動式油圧ポンプ53に
接続されている。
【0030】通常、切換弁35は第2の切換位置5Bと
されスイッチ54はオフになっているので、ステアリン
グバルブ50には油圧ポンプ20の圧油が供給され、ま
た駐車ブレーキ8の制動解除も油圧ポンプ20から供給
される圧油によって行われる。一方、エンジン22にト
ラブルが生じて油圧ポンプ20が駆動できない場合に
は、切換弁35を操作して第2の切換位置5Bから第1
の切換位置5Aに切り換えた後、スイッチ54をオンに
して電動式油圧ポンプ53を駆動する。電動式油圧ポン
プ53が駆動されると配管55,56内の油圧が上昇
し、各逆止弁57,58の前後の差圧が所定圧以上とな
ると逆止弁57,58が開いて、配管55,56から切
換弁35およびステアリングバルブ50に圧油が供給さ
れる。その結果、電動式油圧ポンプ53からの圧油が切
換弁35を介して駐車ブレーキ8に供給され、駐車ブレ
ーキ8の制動が解除される。また、ステアリングホイー
ル51も操舵可能となる。
【0031】なお、本実施の形態では、電磁切換弁30
が第1および第2の切換位置3A,3Bのいずれの切換
位置であっても、切換弁35を第1の切換位置5Aに切
り換えることによって電磁切換弁30は駐車ブレーキ8
と油圧的に切り離され、駐車ブレーキ8と配管55とが
連通される。そのため、電磁切換弁30にトラブルが発
生して第1の切換位置3Bに切り換えられない場合で
も、駐車ブレーキ8の制動解除を行うことができる。
【0032】(第4の実施の形態の変形例)図8は上述
した第4の実施の形態の変形例を示す図であり、図7の
場合と同様に電動式油圧ポンプ53を駐車ブレーキ8の
油圧源として用いるものである。図8に示す変形例で
は、図7の切換弁35を省略し、逆止弁57が設けられ
た配管55を油圧ポンプ20と電磁切換弁30との間に
接続した。通常はスイッチ54がオフになっているの
で、ステアリングバルブ50には油圧ポンプ20の圧油
が供給され、また駐車ブレーキ8の制動解除も油圧ポン
プ20から供給される圧油によって行われる。
【0033】一方、エンジン22にトラブルが生じて油
圧ポンプ20が駆動できない場合には、スイッチ54を
オンにして電動式油圧ポンプ53を駆動した後に、駐車
ブレーキ解除スイッチ31をオンして電磁切換弁30を
第2の切換位置3Bに切り換える。その結果、電動式油
圧ポンプ53の圧油が駐車ブレーキ8に供給されて制動
が解除されるとともに、電動式油圧ポンプ53の圧油が
ステアリングバルブ50に供給されてステアリングホイ
ール51も操舵可能となる。上述した第4の実施の形態
では、電磁切換弁30が駆動できない場合でも電動式油
圧ポンプ53の圧油により駐車ブレーキ8の制動解除が
できたが、この変形例では、電磁切換弁30が第2の切
換位置3Bに切換可能なときにのみ制動解除ができる。
【0034】以上説明した実施の形態と特許請求の範囲
の要素との対応において、リフトアームシリンダ12,
アキュムレータ28および電動式油圧ポンプ53は油圧
源を、油圧ポンプ20は第1の油圧ポンプを、油圧ポン
プ21は第2の油圧ポンプを、電磁切換弁30は駐車用
弁装置をそれぞれ構成する。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜3の発
明によれば、駐車ブレーキ解除用の油圧ポンプとは別に
油圧源を設け、それらの油圧力によりエンジンの駆動力
を用いることなく駐車ブレーキの制動を解除するように
したので、エンジン故障などによりエンジンで駆動され
る油圧ポンプを使用することができない場合でも、簡単
に駐車ブレーキの制動を解除することができる。また、
請求項2の発明では、アーム駆動用油圧シリンダの保持
圧により制動解除を行っているため、すなわち、作業車
両に元々搭載されている機器を用いているため、コスト
アップを抑えることができる。請求項4の発明によれ
ば、制動解除用の第1の油圧ポンプを使用することがで
きない場合でも、作業機に圧油を供給する第2の油圧ポ
ンプにより制動解除を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による作業車両の第1の実施の形態を示
す図であり、駐車ブレーキ8の制動解除機構を説明する
油圧回路図である。
【図2】第1の実施の形態の変形例を説明する油圧回路
図。
【図3】本発明による作業車両の第2の実施の形態を説
明する油圧回路図。
【図4】第2の実施の形態の変形例を説明する油圧回路
図。
【図5】本発明による作業車両の第3の実施の形態を説
明する油圧回路図。
【図6】第3の実施の形態の変形例を説明する油圧回路
図。
【図7】本発明による作業車両の第4の実施の形態を説
明する油圧回路図。
【図8】第4の実施の形態の変形例を説明する油圧回路
図。
【図9】ホイールローダ1の側面図である。
【符号の説明】
2 作業機 8 駐車ブレーキ 9 リフトアーム 12 リフトアームシリンダ 20,21 油圧ポンプ 22 エンジン 25,39,57,58 逆止弁 28 アキュムレータ 29,33,35,37 切換弁 30 電磁切換弁 31 駐車ブレーキ解除スイッチ 38 セルモータ 50 ステアリングバルブ 53 電動式油圧ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 室田 充実 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 Fターム(参考) 3D048 AA03 BB11 CC64 HH15 HH16 HH18 HH26 HH38 HH60 KK09 QQ12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンで駆動される油圧ポンプの油圧
    力でバネによる制動が解除されるネガティブ式駐車ブレ
    ーキと、駐車の際に前記ネガティブ式駐車ブレーキに供
    給される前記油圧ポンプの圧油を遮断する駐車用弁装置
    とを備える作業車両において、 前記油圧ポンプとは別に設けられ、エンジンの駆動力を
    必要としない油圧源と、 前記油圧源と前記ネガティブ式駐車ブレーキとを結ぶ管
    路に設けられ、前記油圧源から前記ネガティブ式駐車ブ
    レーキに流入する圧油の連通・遮断を制御する切換弁と
    を備えたことを特徴とするネガティブ式駐車ブレーキを
    備える作業車両。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のネガティブ式駐車ブレ
    ーキを備える作業車両において、 前記油圧源は、前記作業車両の作業機に設けられたアー
    ム駆動用油圧シリンダであることを特徴とするネガティ
    ブ式駐車ブレーキを備える作業車両。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のネガティブ式駐車ブレ
    ーキを備える作業車両において、 前記油圧源は、車載の電源により駆動される電動式油圧
    ポンプであることを特徴とするネガティブ式駐車ブレー
    キを備える作業車両。
  4. 【請求項4】 エンジンで駆動される第1の油圧ポンプ
    の油圧力でバネによる制動が解除されるネガティブ式駐
    車ブレーキと、駐車の際に前記ネガティブ式駐車ブレー
    キに供給される前記第1の油圧ポンプの圧油を遮断する
    駐車用弁装置とを備える作業車両において、 制動解除用の前記第1の油圧ポンプとは別に設けられ、
    エンジンで駆動されて作業車両の作業機に圧油を供給す
    る第2の油圧ポンプと、 前記第2の油圧ポンプと前記ネガティブ式駐車ブレーキ
    とを結ぶ管路に設けられ、前記第2の油圧ポンプから前
    記ネガティブ式駐車ブレーキに流入する圧油の連通・遮
    断を制御する切換弁とを備えたことを特徴とするネガテ
    ィブ式駐車ブレーキを備える作業車両。
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