JP2001157914A - 切断機のバイス装置 - Google Patents

切断機のバイス装置

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JP2001157914A
JP2001157914A JP33819199A JP33819199A JP2001157914A JP 2001157914 A JP2001157914 A JP 2001157914A JP 33819199 A JP33819199 A JP 33819199A JP 33819199 A JP33819199 A JP 33819199A JP 2001157914 A JP2001157914 A JP 2001157914A
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JP
Japan
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vice
shape
shaped steel
cutting machine
clamped
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JP33819199A
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English (en)
Inventor
Yoshinobu Uchino
嘉信 内野
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 形鋼の束ね切断を連続的に行うことのできる
切断機のバイス装置を提供する。 【解決手段】 切断加工後に前バイス装置15がクラン
プしていた製品Pをアンクランプしても、形鋼用治具2
7により形鋼Lを支えて倒れるのを防止するので、前バ
イス装置15により形鋼Lを束ねて所定長さだけ送るた
めにつかみ替えする際に、アンクランプ状態で前バイス
装置15を鋸刃3方向へ移動させて再び形鋼Lをクラン
プすることができる。また、形鋼Lをクランプしている
移動側クランプジョー15Mのクランプ爪19が内側に
突出しているので、形鋼Lはクランプされるが製品Pは
アンクランプ状態であり搬出可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は切断機のバイス装
置に係り、さらに詳しくは、形鋼を束ねて切断するため
の切断機のバイス装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6を参照するに、従来より切断機のバ
イス装置1では、残材の長さを短くするために、鋸刃3
の後方(図6中上側)には本体バイス装置5が設けら
れ、鋸刃3の前方(図6中下側)には前バイス装置7が
前後方向(図6中上下方向)に移動自在に設けられてい
る。
【0003】前記本体バイス装置5では、基準側に固定
して設けられている本体基準側バイスジョー5Fに対し
て、本体移動側バイスジョー5Mを本体バイスシリンダ
9により接近・離反せしめている。また、前バイス装置
7では、基準側バイスジョー7Fに対して移動側バイス
ジョー7Mを前バイスシリンダ11により接近・離反さ
せている。
【0004】このようなバイス装置1では、アングル材
L等の形鋼を束ね連続切断する際に、図7に示されてい
るようにアングル材Lが不安定な状体でクランプされる
ため、切断前にアングル材Lの後端部(図6中上端部)
を溶接等で固定してクランプすることが行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の技術にあっては、1回目の切断は正常に行われ
るものの、2回目以降の切断では、前バイス装置7がつ
かみ替えにいくためにアングル材Lをアンクランプする
と、図8に示されているように、切断された製品Pの束
ねが崩れるため、つぎに切断するアングル材Lをうまく
つかめないという問題がある。
【0006】この発明の目的は、以上のような従来の技
術の問題点に着目してなされたものであり、形鋼を確実
につかみ替えて束ね切断を連続的に行うことのできる切
断機のバイス装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1による発明の切断機のバイス装置は、加
工時に被加工材である形鋼を束ねてクランプする本体バ
イス装置と、前記形鋼を所望の長さだけ束ねて送るべく
前後方向に移動自在の前バイス装置と、を備えた切断機
のバイス装置であって、前記前バイス装置の移動側バイ
スジョーの後端部内側面から内側に突出して設けられた
クランプ爪と、前記基準側バイスジョーまたは移動側バ
イスジョーの内側面下部に上下位置調整自在に設けられ
た形鋼用治具と、を備えてなることを特徴とするもので
ある。
【0008】従って、切断加工後に前バイス装置がクラ
ンプしていた製品をアンクランプしても、形鋼用治具に
より形鋼を支えて倒れるのを防止するので、前バイス装
置により形鋼を束ねて所定長さだけ送るためにつかみ替
えする際に、アンクランプ状態で前バイス装置を搬入方
向後側である鋸刃方向へ移動させて再び形鋼をクランプ
することができる。また、形鋼をクランプしている移動
側クランプジョーのクランプ爪が搬入方向後側端部でク
ランプ方向である内側に突出しているので、形鋼はクラ
ンプされるが切断された製品はアンクランプ状態であ
り、搬出可能である。
【0009】請求項2による発明の切断機のバイス装置
は、請求項1記載の切断機のバイス装置において、前記
形鋼用治具は、切断される形鋼の形状・サイズに合わせ
て交換自在であること、を特徴とするものである。
【0010】従って、切断加工される形鋼の形状やサイ
ズに合わせて、形鋼用治具を交換する。
【0011】請求項3による発明の切断機のバイス装置
は、請求項1記載の切断機のバイス装置において、前記
形鋼用治具の下に高さ調整用ブロックを入れて上下位置
調整を行うこと、を特徴とするものである。
【0012】従って、切断加工される形鋼のサイズに合
わせて形鋼用治具の下に調整用ブロックを入れ、形鋼用
治具の上下位置を調整する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0014】図1〜図4には、この発明に係る切断機の
バイス装置13が示されている。なお、前述した図6に
示されているバイス装置1と大部分共通なので、共通す
る部位には同じ符号を付すこととして、重複する説明は
省略する。なお、形鋼としてアングル材Lを例にとって
説明する。
【0015】このバイス装置13では、切断時にアング
ル材Lを所望の長さだけ送るための前バイス装置15が
鋸刃3の前方(図1中下方)に設けられている。この前
バイス装置15はシリンダ17により前後移動自在であ
り、前後(図1中上下方向)移動のみ可能な基準側バイ
スジョー15Fと、前後移動と共に基準側バイスジョー
15Fに接近・離反自在な移動側バイスジョー15Mを
有している。
【0016】移動側バイスジョー15Mの後端部(図1
中上端部)には、アングル材Lをクランプするためのク
ランプ爪19が取り付けられている。また、移動側バイ
スジョー15Mの内側面(クランプ面)には、前記クラ
ンプ爪19に一方の端部を押さえられ、さらに他方の端
部を移動側バイスジョー15Mにボルト21で取り付け
られていて板厚方向斜めに加工されているプレート23
によりスライドプレート25が上下移動可能に取り付け
られている。また、このスライドプレート25は、前記
ボルト21でプレート23を移動側バイスジョー15M
に締め付けることにより、固定可能となっている。
【0017】前記クランプ爪19は、前記スライドプレ
ート25および前記プレート23の前面よりも基準側バ
イスジョー15Fの方向に段差dだけ突出しており、ク
ランプ爪19によりアングル材Lをクランプした際に、
スライドプレート25およびプレート23がアングル材
Lに接触しないようになっている。
【0018】前記スライドプレート25の下端部には形
鋼用治具としてのガイドブロック27が一体的に取り付
けられており、クランプするアングル材Lのサイズに対
応してガイドブロック27の高さを調整する場合には、
スライドプレート25の下側に高さ調整用ブロック29
を入れて、スライドプレート25およびガイドブロック
27を持ち上げるようになっている。
【0019】次に、動作を説明する。アングル材Lを本
体バイス装置5によりクランプして自動(連続)運転を
開始してアングル材Lの切断を行う。前バイス装置15
は、移動側バイスジョー15Mがクランプ状態から少し
離れたチョイ開き状態で待機している。従って、アング
ル材Lの先端部はクランプされない状態で前バイス装置
15の中に位置している。
【0020】そして、切断が終了したら、切断された製
品Pは前バイス装置15によりクランプされていないの
で、図5に示されているようにガイドブロック27に載
るように倒れる。前バイス装置15は、製品Pをガイド
ブロック27に載せたまま本体バイス装置5側に移動し
てつかみ替えに行くが、製品Pはアングル材Lに突き当
たってその場で移動しない。
【0021】前バイス装置15がつかみ替え位置まで移
動したら、アングル材Lをクランプするために移動側バ
イスジョー15Mがクランプ方向へ移動するが、製品P
はガイドブロック27の上にあるので移動側バイスジョ
ー15Mは円滑に移動できる。また、アングル材Lをク
ランプするクランプ爪19は、移動側バイスジョー15
Mの前面よりも段差dだけ突出しているので、製品Pを
クランプすることなくアングル材Lのみをクランプする
ことができる。
【0022】前バイス装置15を所定距離だけ前方に移
動してアングル材Lの送材を行うが、この時製品Pはア
ングル材Lの端部で前方に押される。そして、アングル
材Lを本体バイス装置5によりクランプして、切断加工
を行う。
【0023】以上の結果から、前バイス装置15の移動
側バイスジョー15Mに、切断されるアングル材Lのサ
イズに合ったガイドブロック27を取り付けることによ
り、前バイス装置15がアングル材Lをつかみ替える際
に、製品Pが倒れてバラバラにならないので容易につか
み替えを行うことができる。これにより、アングル材L
の束ね連続切断を行うことができる。
【0024】なお、この発明は前述の発明の実施の形態
に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、
その他の態様で実施し得るものである。すなわち、前述
の発明に実施の形態においては、前バイス装置15の移
動側バイスジョー15Mにガイドブロック27等を設け
たが、基準側バイスジョー15Fに設けるようにしても
まったく同様の作用・効果を得ることができる。
【0025】また、前述の発明の実施の形態において
は、ガイドブロック27はスライドプレート25の下端
部に一体的に設けられ、ガイドブロック27の高さ調整
する際にはガイドブロック27の下に高さ調整用ブロッ
ク29を入れるようにしていたが、ネジ等により高さ調
整するようにしてもよい。また、ガイドブロック27を
持ち上げて、ネジ等により所望の高さ位置に固定するよ
うにしてもよい。また、ガイドブロック27の代わりに
板金で加工してもよい。
【0026】また、前述の発明の実施の形態において
は、被切断材がアングル材Lである場合について説明し
たが、その他の形鋼、例えば溝形鋼等についても同様に
適用することができる。但し、この場合にはガイドブロ
ック27の形状が前述のものと異なることは言うまでも
ない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よる切断機のバイス装置では、切断加工後に前バイス装
置がクランプしていた製品をアンクランプしても、形鋼
用治具により形鋼を支えて倒れるのを防止するので、前
バイス装置により形鋼を束ねて所定長さだけ送るために
つかみ替えする際に、製品が邪魔することなくアンクラ
ンプ状態で前バイス装置を鋸刃方向へ移動させて再び形
鋼をクランプすることができる。また、形鋼をクランプ
している移動側クランプジョーのクランプ爪が内側に突
出しているので、形鋼はクランプされるが製品はアンク
ランプ状態であり搬出することができる。
【0028】請求項2の発明による切断機のバイス装置
では、切断加工される形鋼の形状やサイズに合わせて形
鋼用治具を交換することができる。
【0029】請求項3の発明による切断機のバイス装置
では、切断加工される形鋼のサイズに合わせて形鋼用治
具の下に調整用ブロックを入れることにより、形鋼用治
具の上下位置を調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る切断機のバイス装置における前
バイス装置を示す平面図である。
【図2】図1中II方向から見た正面図である。
【図3】図1中III方向から見た側面図である。
【図4】この発明に係る切断機のバイス装置における前
バイス装置の組み立て図である。
【図5】前バイス装置をアンクランプ状態とした時にガ
イドブロックの上にアングル材が倒れる状態を示す正面
図である。
【図6】従来より一般的な切断機のバイス装置を示す平
面図である。
【図7】従来におけるアングル材をクランプした状態を
示す正面図である。
【図8】前バイス装置をアンクランプした時に倒れるア
ングル材の状態を示す正面図である。
【符号の説明】
9 本体バイス装置 13 切断機のバイス装置 15 前バイス装置 15F 基準側バイスジョー 15M 移動側バイスジョー 19 クランプ爪 27 ガイドブロック(形鋼用治具) 29 高さ調整用ブロック L アングル材(形鋼)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工時に被加工材である形鋼を束ねてク
    ランプする本体バイス装置と、前記形鋼を所望の長さだ
    け束ねて送るべく前後方向に移動自在の前バイス装置
    と、を備えた切断機のバイス装置であって、前記前バイ
    ス装置の移動側バイスジョーの後端部内側面から内側に
    突出して設けられたクランプ爪と、前記基準側バイスジ
    ョーまたは移動側バイスジョーの内側面下部に上下位置
    調整自在に設けられた形鋼用治具と、を備えてなること
    を特徴とする切断機のバイス装置。
  2. 【請求項2】 前記形鋼用治具は、切断される形鋼の形
    状・サイズに合わせて交換自在であること、を特徴とす
    る請求項1記載の切断機のバイス装置。
  3. 【請求項3】 前記形鋼用治具の下に高さ調整用ブロッ
    クを入れて上下位置調整を行うこと、を特徴とする請求
    項1記載の切断機のバイス装置。
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