JP2001156967A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001156967A JP33293199A JP33293199A JP2001156967A JP 2001156967 A JP2001156967 A JP 2001156967A JP 33293199 A JP33293199 A JP 33293199A JP 33293199 A JP33293199 A JP 33293199A JP 2001156967 A JP2001156967 A JP 2001156967A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙等に画像形成された情報の必要以上のある
いは不正な画像形成を防止して、画像情報の秘匿性向上
を図る。 【解決手段】 タッチパネルスイッチ103aから入力
される手書きサインを、ユーザーテーブル102aに記
憶される登録ユーザーの手書きサイン情報と照合し、一
致した場合にのみディジタル複写機1の使用を許可し、
ディジタル複写機1の使用を制限する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル複写機
やプリンタ等において装置の使用を管理し、画像情報の
秘匿を高める機能を考慮した画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル複写機等画像形成装置にあっ
ては、従来紙上に形成された画像情報の秘匿性を保護す
る機構を特に有してはおらず、唯一複写を制限する手法
として、コピーカードを保有する特定ユーザーのみに画
像形成装置の使用を許可するという機構が採用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記コピ
ーカードによる画像形成装置の使用制限は、使用可能ユ
ーザーを制限することで画像情報の秘匿向上には繋がる
ものの、紙上に画像形成された情報の秘匿性を直接的に
保護するというものでは無い。そして一旦、紙上に画像
形成されてしまった情報は、従来技術では際限なく複製
される可能性があり、画像情報の秘匿性を保護出来ない
という問題を有している。
【0004】しかも近年、パーソナルコンピュータ、プ
リンタ、スキャナ、デジタル複写機等の情報家電機器が
発達・普及するにつれ、紙上に画像形成された情報の複
写はいとも簡単に行われるようになった。そのため、紙
上の形成された情報はその秘匿性がより一層低下してし
まうという状況が発生している。具体的には、紙上に画
像形成された情報が容易に複写されることで、本来意図
しない第三者による情報の再配布が起こったりする。
【0005】また、一般に電子情報の秘匿のためにパス
ワードによるユーザー識別が用いられてきた。しかし情
報家電機器の普及に伴い様々な装置でパスワードの入力
が必要とされてきている。そして本来、各情報家電機器
毎に夫々異なるパスワードを設定することが情報の秘匿
性の見地から望ましいにもかかわらず、ユーザーがパス
ワードを失念してしまったり、すべての情報家電機器に
同一のパスワードを設定する場合が多く存在し、電子情
報全体のセキュリティそのものを低下させてしまってい
る。
【0006】そこで本発明は上記課題を除去するもの
で、ユーザーを認識して画像情報の必要以上の複写を制
限することにより、画像情報の秘匿性の向上を図ること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための手段として、画像データに基づき現像画像を
形成する画像形成手段と、ユーザーの認証用の手書きサ
インを入力する入力手段と、登録ユーザーの照合用のサ
インを記憶するサイン記憶手段と、前記認証用の手書き
サイン及び前記照合用のサインを照合する照合手段とを
具備し、この照合手段により照合した結果前記ユーザー
が前記登録ユーザーと一致した場合に前記画像形成手段
の使用を許可するものである。
【0008】また本発明は上記課題を解決するための手
段として、画像データに基づき現像画像を形成する画像
形成手段と、ユーザーの認証用の手書きサインを入力す
る入力手段と、登録ユーザーの照合用のサインを記憶す
るサイン記憶手段と、前記認証用の手書きサイン及び前
記照合用のサインを照合する照合手段と、前記画像デー
タの情報量を縮小した縮小画像データを保存するファイ
ル手段とを具備し、前記照合手段により照合した結果前
記ユーザーが前記登録ユーザーと一致して前記画像形成
手段を使用した場合に前記縮小画像データを前記ファイ
ル手段に保存するものである。
【0009】また本発明は上記課題を解決するための手
段として、画像データに基づき現像画像を形成する画像
形成手段と、ユーザーの認証用の手書きサインを入力す
る入力手段と、前記認証用の手書きサインを登録ユーザ
ーの照合用のサインとして記憶するサイン記憶手段と、
を具備し、前記入力手段から入力された前記認証用の手
書きサインにより前記サイン記憶手段に前記画像形成手
段を使用可能なユーザーの認証用の手書きサインを登録
するものである。
【0010】また本発明は上記課題を解決するための手
段として、画像データに基づき現像画像を形成する画像
形成手段と、ユーザーの認証用の手書きサインを入力す
る入力手段と、原稿画像に前記手書きサインを合成して
前記画像データを形成するサイン合成手段と、登録ユー
ザーの照合用のサインを記憶するサイン記憶手段と、前
記認証用の手書きサイン及び前記照合用のサインを照合
する照合手段とを具備し、この照合手段により照合した
結果前記ユーザーが前記登録ユーザーと一致した場合に
前記画像形成手段の使用を許可するものである。
【0011】また本発明は上記課題を解決するための手
段として、画像データに基づき現像画像を形成する画像
形成手段と、ユーザーの認証用の手書きサインを入力す
る入力手段と、原稿画像に前記手書きサインを合成して
前記画像データを形成するサイン合成手段と、登録ユー
ザーの照合用のサインを記憶するサイン記憶手段と、前
記認証用の手書きサイン及び前記照合用のサインを照合
する照合手段と、前記画像データの情報量を縮小した縮
小画像データを保存するファイル手段とを具備し、前記
照合手段により照合した結果前記ユーザーが前記登録ユ
ーザーと一致して前記画像形成手段を使用した場合に前
記縮小画像データを前記ファイル手段に保存するもので
ある。
【0012】また本発明は上記課題を解決するための手
段として、画像データに基づき現像画像を形成する画像
形成手段と、ユーザーの認証用の手書きサインを入力す
る入力手段と、前記認証用の手書きサインと前記画像デ
ータ中に書き込まれているサイン画像とを照合する照合
手段と、この照合手段により照合した結果前記認証用の
手書きサインが前記サイン画像と一致した場合に前記画
像形成手段の使用を許可するものである。
【0013】また本発明は上記課題を解決するための手
段として、画像データに基づき現像画像を形成する画像
形成手段と、ユーザーの認証用の手書きサインを入力す
る入力手段と、前記認証用の手書きサインと原稿画像中
に書き込まれているサイン画像とを照合する照合手段
と、前記画像データの情報量を縮小した縮小画像データ
を保存するファイル手段とを具備し、前記照合手段によ
り照合した結果前記認証用の手書きサインが前記サイン
画像と一致して前記画像形成手段を使用した場合に前記
縮小画像データを前記ファイル手段に保存するものであ
る。
【0014】上記構成により本発明は、入力手段から入
力される手書きサインを照合してユーザーを認識し、画
像形成手段の使用を許可することにより、ユーザーが行
う画像情報の複写を制限し、秘匿性向上を図るものであ
る。
【0015】また本発明は上記課題を解決するための手
段として画像データに基づき現像画像を形成する画像形
成手段と、ユーザーの認証用の手書きサインを入力する
入力手段と、前記手書きサインの繰り返しパターンを背
景画像として原稿画像に合成して前記画像データを形成
する背景合成手段とを有するものである。
【0016】また本発明は上記課題を解決するための手
段として、画像データに基づき現像画像を形成する画像
形成手段と、ユーザーの認証用の手書きサインを入力す
る入力手段と、前記手書きサインの繰り返しパターンを
背景画像として原稿画像に合成して前記画像データを形
成する背景合成手段と、登録ユーザーの照合用のサイン
を記憶するサイン記憶手段と、前記認証用の手書きサイ
ン及び前記照合用のサインを照合する照合手段とを具備
し、この照合手段により照合した結果前記ユーザーが前
記登録ユーザーと一致した場合に前記画像形成手段の使
用を許可するものである。
【0017】また本発明は上記課題を解決するための手
段として、画像データに基づき現像画像を形成する画像
形成手段と、ユーザーの認証用の手書きサインを入力す
る入力手段と、前記手書きサインの繰り返しパターンを
背景画像として原稿画像に合成して前記画像データを形
成する背景合成手段と、登録ユーザーの照合用のサイン
を記憶するサイン記憶手段と、前記認証用の手書きサイ
ン及び前記照合用のサインを照合する照合手段と、前記
画像データの情報量を縮小した縮小画像データを保存す
るファイル手段とを具備し、前記照合手段により照合し
た結果前記ユーザーが前記登録ユーザーと一致して前記
画像形成手段を使用した場合に前記縮小画像データを前
記ファイル手段に保存するものである。
【0018】上記構成により本発明は、原稿画像に背景
画像を合成して複写画像を形成することにより、画像情
報の配布経路の特定を明確にし、情報管理の徹底を喚起
すると共に、秘匿性向上を図るものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明を図1乃至図19に示
す実施の形態を参照して説明する。図1は画像形成装置
であり、スキャナ、プリンタ、ファックス、ネットワー
ク機能を有するディジタル複写機1の全体構成を概略的
に示すものである。このディジタル複写機1は、画像形
成手段として、原稿画像を読取るスキャナ部2及び現像
画像を形成するプリンタ部3を備え、上部に自動原稿送
り装置(ADF)4を装着している。
【0020】自動原稿送り装置(ADF)4は、筐体と
してのカバー本体21の後端縁部がディジタル複写機1
本体の上面後端縁部に、図示しないヒンジ装置を介して
開閉自在に取り付けられており、必要に応じて自動原稿
送り装置(ADF)4全体を開閉させてディジタル複写
機1本体上面の原稿台5上を開放し得る構成となってい
る。カバー本体21の上面のやや右方向部位には複数枚
の原稿を一括保持し得る原稿給紙台22が設けられてい
る。
【0021】23は原稿給紙台22上の原稿を順次一枚
ずつ取り出し、原稿台5に供給する給送手段である。給
送手段23は、原稿を取り出すためのピックアップロー
ラ27、原稿をピックアップローラ27に押し付けるウ
ェイト板28、原稿給紙台22への原稿のセット状態を
感知する原稿感知センサとしてのエンプティセンサ29
等が配置されている。更に給送手段23のピックアップ
ローラ27の原稿取り出し方向には、給紙ローラ32が
配置され原稿を確実に一枚ずつ給送するようになってい
る。
【0022】37は、一対のベルトローラ40a、40
b間に掛け渡された外表面が白色の幅広無端ベルトから
なり、原稿台5の上面にて張設される原稿搬送ベルトで
あり、ベルト駆動機構(図示しない)によって正逆方向に
走行し得るようになっている。また、原稿搬送ベルト3
7の内周部の裏面側にはベルト面を原稿台5に押さえつ
けるための複数のベルト押えローラ41および自動原稿
送り装置の開閉状態を検知するセットスイッチ(図示せ
ず)が設けられている。そして原稿搬送ベルト37は、
給送手段23によって給送された原稿を原稿台5の読取
り位置に一旦停止し、原稿読取り終了後、原稿を排紙手
段38方向に搬送するようになっている。
【0023】排紙手段38は、搬送ローラ44とこの搬
送ローラ44に原稿を押し付けるピンチローラ45と排
紙方向に送られる原稿の後端を検出する排紙センサ46
等からなり、更に原稿排出路の下流には排紙ローラ48
が設けられている。また、原稿排出路には原稿を裏表反
転して原稿台5に導くためのゲート82が設けられ、原
稿を両面複写可能としている。
【0024】スキャナ部2は光源としての照明ランプ
6、ミラー15を設置した第一キャリッジ7、光路を折
り曲げるミラー8a、8bを設置した第二キャリッジ
9、レンズ10、反射光を受講するCCDセンサ11,
これらをスライド移動する駆動系(図示しない)、および
画像データであるCCDセンサ11からの出力をアナロ
グデータからディジタルデータヘ変換する後述する画像
処理部107により構成されている。上記第一、第二キ
ャリッジ7、9は互いにタイミングベルト(図示しない)
で結ばれており、第二キャリッジ9は第一キャリッジ7
の1/2の速さで同じ方向に移動するようになってい
る。
【0025】これにより、レンズ10までの光路長が一
定になるよに走査できるようになっている。レンズ10
は焦点距離固定で変倍時に光軸方向へ移動されるように
なっている。CCDセンサ11は,原稿の1画素がCC
Dセンサ11の1画像に対応している。CCDセンサ1
1の出力は画像処理部107へ出力されるようになって
いる。第一、第二キャリッジ7、9の移動はステッピン
グモータ(図示しない)により行われるよう1こなってい
る。第一、第二キャリッジ7、9はステッピングモータ
の回転軸に連結された図示しないドライブプーリとアイ
ドルプーリの間に掛け渡されたタイミングベルトの動作
に応じて移動するようになっている。
【0026】レンズ10は対応するスッテピングモータ
(図示しない)によりスパイラルシャフト(図示しない)が
回転し、このスパイラルの動きによって光軸方向へ移動
するようになっている。60はレーザーダイオードでこ
のレーザーダイオード60に対応してコリメートレンズ
62、ポリンゴンミラー64、レンズ66、反射鏡6
8、70、レンズ72が配置され、露光装置52からレ
ーザー光を感光体ドラム50に照射するようになってい
る。
【0027】プリンタ部3は、レーザー光学系と転写紙
に画像形成可能な電子写真方式を組み合わせている。即
ちプリンタ部3はディジタル複写機1本体内のほぼ中央
部に回転自在に軸支された感光体ドラム50を有し、こ
の感光体ドラム50の周囲には露光装置52、現像装置
54、転写チャージャ55、剥離チャージャ56、クリ
ーニング装置57、除電ランプ58および帯電チャージ
ャ59が順に配置されている。
【0028】感光体ドラム50は帯電チャージャ59に
よって一様に帯電されるようになっているとともに、ス
キャナ部2からレーザー光を出力して感光体ドラム50
上に画像データに基づく画像を形成するようになってい
る。感光体ドラム50上に形成された静電潜像は現像装
置54により現像され、給紙カセット30a、大容量カ
セット30b、給紙ユニット30cから給紙ローラ20
a、20b、20c、アライニングローラ25を介して
送紙されるシート紙上に転写チャージャ55により転写
される。
【0029】この後シート紙は剥離チャージャ56によ
り剥離されて、搬送ベルトを介して定着器71に搬送さ
れ、定着後排紙ローラ対73により排紙ユニット74の
排紙トレイ74aに排出される。排紙ユニット74は排
紙ローラ対73から排紙されるシート紙をフェイスダウ
ンするローラ対74bを有し、さらに排紙ユニット74
の上部にステープルソートモードの際に1部毎ににステ
ープルするステープラ74cを有している。
【0030】一方シート紙を剥離後の感光体ドラム50
上に残留した現像剤はクリーニング装置57により清掃
され、除電チャージャ58により除電されて次のコピー
操作を待機する。尚、両面コピーの場合には片面の定着
終了後、ゲート73aにより自動両面装置(ADD)7
5の搬送路75a側に振り分けられ、トレイ75bに集
積される。このトレイ75bに集積された片面コピー済
みのシート紙は、裏面コピー開始により再搬送路75c
を経て感光体ドラム50上のトナー像に同期して転写チ
ャージャ55に搬送され、前述の表面のコピー操作と同
様にして裏面に画像形成操作が成される。75bはトレ
イ75b上の用紙の有無を検知する紙センサである。
【0031】尚給紙ユニット30cは、カセットケース
31a〜31cを有しピックアップローラ81a〜81
cにて取り出されたシート紙を分離搬送ローラ85a〜
85cにて分離後給紙ローラ20c側に搬送するように
なっている。
【0032】ディジタル複写機1本体上面にはコントロ
ールパネル103が設けられ、このコントロールパネル
103には、コピー倍率や、コピー枚数等の表示あるい
は各種メッセージ等の表示を行うと共に、サイン入力部
であり、ユーザーによる手書きサインを含む情報を入力
可能な手書きサイン入力装置103iと液晶表示装置1
03uの二重構造とされるタッチパネルスイッチ103
a、スタートキー103b、オールクリアキー103
t、テンキー103c、用紙・倍率設定キー103d、
更にはコピー/ファクス/プリンタ等の操作モードを指
定するモードキー103e等が設けられている。モード
キー103eは、手書きサインを照合させる照合キー1
03f、手書きサインを登録させる登録キー103g、
手書きサインを入力させるサイン入力キー103h、手
書きサインを原稿画像と合成させるサイン合成キー10
3p、配布背景を原稿画像と合成させる背景合成キー1
03q、原稿画像上のサインと手書きサインを照合させ
る原稿照合キー103r等を有している。
【0033】次にディジタル複写機1のスキャナ部2、
プリンタ部3、ファクシミリ送受信部111の制御系に
ついて詳述する。図3はディジタル複写機1全体のシス
テム構成を示すものである。ディジタル複写機1は、制
御バスB1により、ディジタル複写機1全体を制御する
本体CPU100、コントロールパネル103、メカ部
制御CPU106、スキャナ部2、画像処理部107、
プリンタ部3、バスコントローラ108、ROM10
1、RAM102、シリアルバス121に接続されるI
EEE1394インターフェイス120に接続されてい
る。ROM101には原稿画像と合成可能な標準背景1
01aが記憶され、RAM102には登録ユーザーの手
書きサインが記憶されるユーザーテーブル102a、ユ
ーザーが行った画像形成の原稿内容、コピー何枚、サイ
ズ等を記憶するユーザーログファイル102cが設けら
れ更に、原稿画像と合成可能なユーザー専用背景102
bが記憶されている。
【0034】更にバスコントローラ108は、制御バス
B2により、ハードディスクドライブ101、ファクシ
ミリ送受信部111、ぺ一ジメモリ112、ネットワー
ク131に接続されるネットワークインターフェイス1
30と接続されている。また画像処理部107、プリン
タ部3、ファクシミリ送受信部111、ぺ一ジメモリ1
12は、画像バスB3を介して画像データの受け渡しを
行うようになっている。さらに、制御バスB2でも画像
データをハードディスク110、ぺ一ジメモリ112、
ファクシミリ送受信部111、ネットワークインターフ
ェイス130で受け渡しできるようになっている。尚、
ぺ一ジメモリ112は、回転、圧縮伸張、解像度変換を
行った画像データを記憶するように成っている。又、ス
キャナ部2、プリンタ部3、ファクシミリ送受信部11
1は個々に独立で動作することができるようになってい
る。
【0035】次に、図4を参照して、スキャナ部2およ
び画像処理部107の詳細な構成について説明する。ス
キャナ部2のスキャナCPU2aには、照明ランプ2b
を制御するランプ制御部2c、走査モータ2dを制御す
るモータドライバ2e、センサ、スイッチ、ソレノイド
等2fを駆動制御する駆動部4gに接続して、これらを
制御している。
【0036】次に、図5を参照して、画像処理部107
の構成について説明する。CCDセンサ11、手書きサ
イン入力装置103i、標準背景101a、ユーザー専
用背景102bからの各データを合成あるいは分離する
データ処理機構107gから出力されるデータについて
画像処理するためのA/D変換回路107a、解像度変
換回路107b、シェーディング補正回路107c、画
質改善回路107d、2値化回路107eに接続してこ
れらを制御する。そしてCCDセンサ11で読みとられ
た画像データは画像処理部107の2値化回路107e
から、画像バスB3を介してぺ一ジメモリ112に送ら
れ、ここに記憶されるようになっている。
【0037】次に図6を参照して、プリンタ部3の構成
について説明する。プリンタ部3のプリンタCPU3a
は、メインモータ3bを駆動するメインモータドライバ
3c、センサ、スイッチ、ソレノイド等3dを駆動制御
する駆動部3e、定着ランプ3fを制御する定着ランプ
制御部3g、夫々の高圧トランス3lを介して帯電チャ
ージャ3h、転写チャージャ3i、剥離チャージャ3
j、PPCチャージャ3kを制御する高圧出力制御部3
m、除電ランプ3nを制御する除電ランプ制御部3o、
給紙ローラ3p、ピックアップローラ3q用の給紙モー
タ3rを制御する給紙制御部3s、レーザダイオード3
t、ポリゴンモータ3u用のレーザ駆動回路3vを駆動
する変調回路3wに接続して、これらを制御する。この
ような構成のプリンタ部3により、ぺ一ジメモリ112
から画像バスB3を介して送られてきた画像データは,
プリンタCPU3aによる制御のもと所定の用紙にコピ
ーされるようになっている。
【0038】次に、図7を参照して、ファクシミリ送受
信部111の詳細な構成について説明する。ファクシミ
リ送受信部111のファクシミリCPU111aは、制
御バスインタフェイス、画像パズインタフェイス部から
なるインタフェイス制御回路111b、制御プログラム
が格納されているメモリEPROM111c、画像デー
タを格納するメモリ基本SRAM111d、入出力の際
に画像データを圧縮、伸長するCODEC(入出力用)
111e、画像データを送受信する際の圧縮、伸長のた
めのCODEC(送受信用)111f、通信回線に接続
されて例えば、公衆回線網を制御するNCU111gを
介してデータの送受信を行うための変調、復調を行うモ
デム(14.4kbps)111hに接続して、これら
を制御する。
【0039】このような構成のファクシミリ送受信部1
11では、ぺ一ジメモリ12、画像バスB3を介して送
られてきた画像データに対し、圧縮等の処理を行って、
通信回線に出力するとともに、通信回線を介して受信し
た画像データに伸長等の処理を施し、画像バスB3を介
してぺ一ジメモリ12に送信し、ここに一時記憶される
ようになっている。
【0040】次に図8を参照してぺ一ジメモリ112の
構成について説明する。ぺ一ジメモリ112には回転処
理用にSRAM112b、画像処理、画像データ蓄積用
に多数のDRAM112c、画像圧縮・伸長用LSIに
CODEC112dが搭載され、これらはすべてぺ一ジ
メモリコントローラ112aに接続されていて、ぺ一ジ
メモリコントローラ112aに制御される。また、ぺ一
ジメモリコントローラ112aは制御バスB2、画像バ
スB3の両方に接続されていて、制御バスB2と画像バ
スB3を介したぺ一ジメモリ112ヘのアクセスの調停
作業も行う。
【0041】ぺ一ジメモリ112上の画像データに対す
る圧縮、伸長、回転、合成といった画像処理は、本体C
PU100がバスコントローラ108,制御バスB2を
介してぺ一ジメモリコントローラ112aを制御するこ
とによって達成する。また、ぺ一ジメモリ112上の画
像データヘのアクセスは制御バスB2、画像バスB3の
どちらからも可能でアクセスの調停作業はべ一ジメモリ
コントローラ112aが行う。
【0042】次に図9を用いてコントロールパネル10
3の構成について説明する。コントロールパネル103
には手書きサイン入力装置103i・液晶表示装置10
3uを兼用するタッチパネルスイッチ103a、スター
トキー103b・テンキー103c・用紙・倍率設定キ
ー103d・モードキー103e、照合キー103f、
登録キー103g、サイン入力キー103h等キースイ
ッチ103s、制御バスB1に接続される外部インター
フェース回路103j、RAM103k、ROM103
mがバスxを介してコントロールパネルCPUx103
nに接続されている。
【0043】ROM103mにはコントロールパネル1
03上の機器を制御するプログラムが入っていて、RA
M103kはそのプログラムの動作領域である。タッチ
パネルスイッチ103aはソフトウェアキーの役割を行
いユーザーとのインターフェースを取り持つ機能を果た
す。更にタッチパネルスイッチ103aは手書きサイン
入力装置103iと液晶表示装置103uとの二重構造
とされ、ROM103mに存在する制御プログラムに従
ってユーザーに対する指示や警告等の表示を行う。
【0044】外部インターフェース回路103jは本体
CPU100と、このコントロールパネル103が通信
を行う回路である。この外部インターフェース回路10
3jを通じて本体CPU100とコントロールパネル1
03は所定の手順に従ってコマンド、ステータス、手書
きサイン情報を含むデータのやり取りを行う。
【0045】タッチパネルスイッチ103aの手書きサ
イン入力装置103iは入力した手書きサインを電子情
報に変換する。この時、手書きサイン入力装置103i
はユーザーのサインの書き順、筆圧といった情報等をセ
ンサーから得て、得られたすべての情報を電子化してコ
ントロールパネルCPUx103nに伝えることが可能
である。
【0046】次に作用について述べる。先ずこのディジ
タル複写機1にて画像形成を行う場合を図10及び図1
1のフローチャートを参照して説明する。コピー開始
時、ステップ200でユーザーは先ずコントロールパネ
ル103上のサイン入力キー103hを押下する。この
時点でコントロールパネル103の手書きサイン入力装
置103iは入力待ちとなる。
【0047】次にステップ201でユーザーはタッチパ
ネルスイッチ103aから手書きサインを入力する。次
いでステップ202に進み照合キー103fを押下す
る。これによりステップ203にてコントロールパネル
CPUx103nは手書きサイン入力装置103iから
そのユーザーの手書きサインに関する電子情報を得る。
次いでステップ204にてコントロールパネルCPUx
103nは所定の手順に基づいて本体CPU100と交
信し、この手書きサインに関する電子情報を本体CPU
100へ外部インターフェース回路103jを介して通
信する。
【0048】次いでステップ206にて本体CPU10
0はコントロールパネルCPUx103nから受け取っ
た手書きサインに関する電子情報を、ユーザーテーブル
102aに記憶される登録ユーザーの手書きサイン情報
と照合し、ステップ207にて、照合したか否かを比較
する。照合した場合はステップ208に進み、本体CP
U100は所定の手順でコントロールパネルCPUx1
03nと交信し、その旨を伝えコントロールパネルCP
Ux103nはそのタッチパネルスイッチ103aに照
合が完了し、コピー可能である旨のメッセージを表示す
る。ステップ207で照合しなかった場合は、ステップ
210に進み、本体CPU100は所定の手順でコント
ロールパネルCPUx103nと交信し、その旨を伝え
コントロールパネルCPUx103nはそのタッチパネ
ルスイッチ103aに照合が不成立である旨のメッセー
ジを表示し、再度、手書きサインの入力を促すメッセー
ジを表示する。
【0049】ユーザーの照合が成立した時点で、ステッ
プ211に進み、CPU100はユーザーログファイル
102cをハードディスク110に生成し、ディジタル
複写機1はそのサインしたユーザーに対して使用許可と
なり、画像形成操作が可能となる。ユーザーログファイ
ル102cは、どのユーザーがディジタル複写機1を使
用したかを管理することができるもので、そのユーザー
ログファイル102cの内容は、ディジタル複写機1を
使用したユーザーの名前、使用を開始した日時、使用時
間、複写に使用した紙サイズと枚数、情報量を落とした
画像データ等の管理情報から成る。
【0050】次にステップ212に進みユーザーの照合
が成立して30秒間何の入力もないと、ステップ223
に進みユーザーログファイル102cをクローズし、ス
テップ224にて、ディジタル複写機1は初期状態、つ
まり、ユーザーの照合待ち状態に自動的に戻る。この場
合、ディジタル複写機1を再使用するには、再度、手書
きサインの入力を行いユーザーの照合が必要となる。
【0051】ステップ212で30秒を経過するまでに
ステップ213にてサイン合成キー103pが押下され
ると、サイン入り複写画像を形成するため図12に示す
ステップ230に進む。あるいはステップ212で30
秒を経過するまでにステップ214にて背景合成キー1
03qが押下されると、背景を合成した複写画像を形成
するため図14に示すステップ250に進む。
【0052】又、サインや背景を合成しないコピーを行
うため、ステップ212で30秒を経過するまでにユー
ザーが、ステップ216にて必要なコピー条件等を入力
し、ADF4あるいは原稿台5に原稿をセットした後、
ステップ217にてスタートキー103bを押下する
と、ステップ218に進む。ステップ218ではコピー
操作が開始され、スキャナ部2から読み込んだ原稿画像
が画像データとして画像バスB3を介してぺ一ジメモリ
112上に転送される。ぺ一ジメモリコントローラ11
2aはCODEC112dを制御してこの画像データを
圧縮する。そして、この圧縮された画像データはハード
ディスク110に蓄積される。
【0053】コピーはこのハードディスク110の圧縮
された画像データをぺ一ジメモリ112ヘ再び読み出
し、ぺ一ジメモリコントローラ112aがCODEC1
12dを制御して解凍する。解凍された画像データは画
像バスB3を介してプリンタ部3へ送られ、感光体ドラ
ム50上に形成される静電潜像を現像後シート紙に転写
し、シート紙上のトナー像を定着する通常の電子写真工
程を経て必要コピーを得る事となる。必要コピーが複数
部の場合、この解凍された画像データを必要部数分だけ
繰り返しプリンタ部3へ出力する。また、電子ソートが
指定されてる場合、ぺ一ジ順でハードディスク110か
ら圧縮された画像を読み出し、ぺ一ジメモリ112で解
凍し、プリンタ部3ヘ送るという動作を指定部数分だけ
繰り返す。
【0054】これと同時に、ステップ218にあって
は、スキャナ部2から読み込み圧縮された画像データを
ハードディスク110に蓄積すると同時に、その情報量
を落とし画像サイズを十分の1程度にした縮小画像デー
タをぺ一ジメモリ上に生成し、ステップ211にて生成
したユーザーログファイル102cに追加する。
【0055】この様にコピー操作を終了したら、複写枚
数等の最終的に決定する情報をユーザーログファイル1
02cに追加する。この後、ステップ220にてオール
クリアキー103tが押下された場合ステップ221に
進みユーザーログファイル102cをクローズし、ディ
ジタル複写機1の使用許可を終了する。また、オールク
リアキー103tが押下されなくても、コピー操作終了
後、ステップ222にて30秒間何の入力もない場合
も、ステップ221に進みユーザーログファイル102
cをクローズし、ディジタル複写機1の使用許可を終了
する。
【0056】これにより、ユーザーは手書きサインが、
登録ユーザーの手書きサイン情報と照合しなければディ
ジタル複写機1を使用出来ないので、ディジタル複写機
1の不正使用の可能性を低減出来、画像情報の秘匿性向
上を得られる。しかもディジタル複写機1にてコピーを
行った場合、手書きサインによりユーザーを特定し、そ
のユーザーがどのような原稿を何枚、どのサイズで複写
したかまでユーザーログファイル102cにファイルし
て管理することで画像情報の秘匿性、信頼性のさらなる
向上を得られる。
【0057】次に、サイン入りコピーを得る操作につい
て詳述する。ステップ213にてサイン合成キー103
pが押下された場合、サイン入り複写画像を形成するた
め図12に示すステップ230に進む。ステップ230
ではサイン入りコピーモードが設定され、ステップ23
1にてサインの位置指定が成されるとステップ232に
進み、コピー画像に入れる手書きサインの位置、大き
さ、色を指定しステップ233に進む。この時、原稿画
像部分はそのままの色とする一方、手書きサイン情報部
分を特定の色でコピーするように指定することも可能で
ある。
【0058】一方、サインの位置指定がなされなかった
場合は、ステップ241に進み、手書きサイン情報を初
期設定に従って、所定の位置、大きさ、色で入力原稿画
像に合成する様指定した後、ステップ233に進む。
【0059】ステップ233では、必要なコピー条件等
を入力し、ADF4あるいは原稿台5に原稿をセットし
た後、ステップ234にてスタートキー103bを押下
すると、ステップ236に進む。ステップ236ではコ
ピー操作が開始され、スキャナ部2から読み込んだ図1
3(a)に示す原稿G1とタッチパネルスイッチ103
aから入力された図13(b)に示す手書きサインS1
とをデータ処理機構107gにて合成処理した図13
(c)に示すサイン合成画像P1を画像データとして画
像バスB3を介してぺ一ジメモリ112上に転送する。
ぺ一ジメモリコントローラ112aはCODEC112
dを制御してこの画像データを圧縮する。そして、この
圧縮された画像データはハードディスク110に蓄積さ
れる。
【0060】コピーはこのハードディスク110の圧縮
された画像データをぺ一ジメモリ112ヘ再び読み出
し、ぺ一ジメモリコントローラ112aがCODEC1
12dを制御して解凍する。解凍された画像データは画
像バスB3を介してプリンタ部3へ送られ、感光体ドラ
ム50上に形成される静電潜像を現像後シート紙に転写
し、シート紙上のトナー像を定着する通常の電子写真工
程を経て必要コピーを得る事となる。必要コピーが複数
部の場合、この解凍された画像データを必要部数分だけ
繰り返しプリンタ部3へ出力する。また、電子ソートが
指定されてる場合、ぺ一ジ順でハードディスク110か
ら圧縮された画像を読み出し、ぺ一ジメモリ112で解
凍し、プリンタ部3ヘ送るという動作を指定部数分だけ
繰り返す。
【0061】これと同時に、ステップ236にあって
は、圧縮されたサイン合成画像の画像データをハードデ
ィスク110に蓄積すると同時に、その情報量を落とし
画像サイズを十分の1程度にした縮小画像データをぺ一
ジメモリ上に生成し、ステップ211にて生成したユー
ザーログファイル102cに追加する。
【0062】この様にコピー操作を終了したら、複写枚
数等の最終的に決定する情報をユーザーログファイル1
02cに追加する。この後、ステップ237にてオール
クリアキー103tが押下された場合ステップ238に
進みユーザーログファイル102cをクローズし、ディ
ジタル複写機1の使用許可を終了する。また、オールク
リアキー103tが押下されなくても、コピー操作終了
後、ステップ240にて30秒間何の入力もない場合
も、ステップ238に進みユーザーログファイル102
cをクローズし、ディジタル複写機1の使用許可を終了
する。
【0063】このようにコピー時、手書きサインを原稿
情報に合成して画像情報を形成すれば、誰がコピーした
ものかが画像情報に付加されるため、ユーザーによる無
制限のコピーにある程度歯止めをかけることができ、コ
ピーされた画像情報の秘匿性が、信頼性を更に向上出来
る。
【0064】次に、配布背景を合成したコピーを得る操
作について詳述する。ステップ214にて背景合成キー
103qが押下された場合、配布背景を合成した複写画
像を形成するため図14に示すステップ250に進む。
ステップ250では配布背景合成コピーモードが設定さ
れる。次いでステップ251にて必要なコピー条件等を
入力し、さらにステップ252で、合成に用いる背景画
像を部数毎に変更するかあるいは頁毎に変更するかの合
成方法を指定する。
【0065】複写部数毎の配布背景合成は、複写した各
々グループには共通の配布背景画像を合成することを指
す。例えば15枚の入力原稿を3部(グループ1、2、
3とする)形成するとすると、15×3枚の複写画像が
出来上がる。この指定方法では配布背景画像は各グルー
プ(クループ1、2、3)で異なるもので、同一グループ
の複写画像(ぺ一ジ1〜15)に関しては同一の配布背景
画像が用いられる。
【0066】頁毎の配布背景合成は、同一グループに
て、頁毎に配布背景は異なるが、同じ頁であれば、複数
部に渡り配布背景は同一とされる。前述と同様、15枚
の入力原稿を3部(グループ1、2、3とする)形成す
るとすると、15×3枚の複写画像が出来上がる。この
指定方法では配布背景画像は各頁(ぺ一ジ1〜15)で異
なるもので、部数(グループ)が異なっても同一ぺ一ジ
であれば、同じ配布背景画像が用いられる。この方法で
は原稿枚数分だけ配布背景画像が必要となる。
【0067】次いでステップ253にて、標準でディジ
タル複写機1が持つ標準背景101aに記憶される標準
配布背景画像と、ユーザー夫々が持つユーザー専用背景
102bに記憶されるユーザー配布背景画像の一覧をタ
ッチパネルスイッチ103aに表示し、ステップ254
に進みユーザーはタッチパネルスイッチ103a上にて
合成する背景を選択し、原稿台5に原稿をセットした
後、ステップ256にてスタートキー103bを押下し
てステップ257に進む。
【0068】ステップ257ではコピー操作が開始さ
れ、スキャナ部2から読み込んだ図15(a)に示す原
稿G2とタッチパネルスイッチ103aにて選択された
図15(b)に示す背景画像S2とをデータ処理機構1
07gにて合成処理した図15(c)に示す配布背景合
成画像P2を画像データとして画像バスB3を介してぺ
一ジメモリ112上に転送する。ぺ一ジメモリコントロ
ーラ112aはCODEC112dを制御してこの画像
データを圧縮する。そして、この圧縮された画像データ
はハードディスク110に蓄積される。
【0069】コピーはこのハードディスク110の圧縮
された画像データをぺ一ジメモリ112ヘ再び読み出
し、ぺ一ジメモリコントローラ112aがCODEC1
12dを制御して解凍する。解凍された画像データは画
像バスB3を介してプリンタ部3へ送られ、感光体ドラ
ム50上に形成される静電潜像を現像後シート紙に転写
し、シート紙上のトナー像を定着する通常の電子写真工
程を経て必要コピーを得る事となる。必要コピーが複数
部の場合、この解凍された画像データを必要部数分だけ
繰り返しプリンタ部3へ出力する。また、電子ソートが
指定されてる場合、ぺ一ジ順でハードディスク110か
ら圧縮された画像を読み出し、ぺ一ジメモリ112で解
凍し、プリンタ部3ヘ送るという動作を指定部数分だけ
繰り返す。
【0070】これと同時に、ステップ257にあって
は、圧縮された配布背景合成画像の画像データをハード
ディスク110に蓄積すると同時に、その情報量を落と
し画像サイズを十分の1程度にした縮小画像データをぺ
一ジメモリ上に生成し、ステップ211にて生成したユ
ーザーログファイル102cに追加する。
【0071】この様にコピー操作を終了したら、複写枚
数等の最終的に決定する情報をユーザーログファイル1
02cに追加する。この後、ステップ258にてオール
クリアキー103tが押下された場合ステップ260に
進みユーザーログファイル102cをクローズし、ディ
ジタル複写機1の使用許可を終了する。また、オールク
リアキー103tが押下されなくても、コピー操作終了
後、ステップ261にて30秒間何の入力もない場合
も、ステップ260に進みユーザーログファイル102
cをクローズし、ディジタル複写機1の使用許可を終了
する。
【0072】このようにコピー時、配布背景を原稿情報
に合成して画像情報を形成すれば、部数毎あるいは頁毎
に背景の画像を変更して、オリジナルの画像情報を形成
出来るので、もしも配布した先から手書きサイン照合機
能等を有しない従来機等により、さらに再配布するため
に不正に孫コピーが作成されたとしても、配布経路が探
索可能となる。
【0073】但し不正に孫コピーを作成する際に、配布
経路を隠すために背景画像を改ざんすることも可能であ
るが、この様に背景画像を改ざんする場合に、前述の手
書きサインを合成した画像情報の手書きサイン部分を改
ざんする場合に比し、改ざんが見た目に明らかになり易
く、改ざんがあったことを容易に判定し易くなる次に、
ユーザーの手書きサインを新規登録する場合について図
16に示すフローチャートを用いて説明する。手書きサ
イン新規登録時、ステップ270でユーザーは登録キー
103gを押下する。これによりディジタル複写機1は
登録モードとなりステップ271にてタッチパネルスイ
ッチ103aの表示はユーザー登録画面となる。ユーザ
ー登録画面では、氏名、所属、社員番号、生年月日、電
話番号、管理パスワード等のユーザーを一意に特定でき
る情報をタッチパネルスイッチ103aから入力するよ
うにメッセージが表示される。
【0074】次にステップ272で新規登録のユーザー
はタッチパネルスイッチ103aに表示されるメッセー
ジに従って、登録内容をタッチパネルスイッチ103a
から入力する。そして、最後にステップ273で、タッ
チパネルスイッチ103aからタッチペン(図示せず)
等を使いユーザーの手書きサインを入力し、再度登録キ
ー103gを押下して登録終了しステップ274に進
む。ステップ274では、コントロールパネルCPUx
103nにて、タッチパネルスイッチ103aから入力
された項目の確認を行い、ステップ276にて、項目が
正しい場合はステップ277に進み、項目が不備である
場合はステップ281に進みタッチパネルスイッチ10
3aに不備である旨を表示し、再登録を促す。
【0075】ステップ277では、コントロールパネル
CPUx103nと本体CPU100とで所定の手順で
通信し、ユーザーが入力した登録情報と、手書きサイン
入力装置103iで電子情報に変換された手書きサイン
情報とを外部インターフェース回路103jを介して、
本体CPU100へ送信し、ステップ278にて本体C
PU100は、受け取った登録情報と手書きサイン情報
を基にユーザーテーブル102aヘ新規ユーザーの追加
を行う。ユーザーテーブル102aの更新を完了する
と、ステップ280に進み本体CPU100とコントロ
ールパネルCPUx103nは所定の手順で通信し、タ
ッチパネルスイッチ103aにユーザー登録終了のメッ
セージを表示し、手書きサインの新規登録を終了する。
【0076】手書きサインの登録を終了したユーザー
は、これ以降、タッチパネルスイッチ103aから入力
する手書きサインと、ユーザーテーブル102aとの照
合によって、ユーザーを特定され、ディジタル複写機1
の使用を可能とされる。即ちユーザーテーブル102a
に記載されないユーザーは、ディジタル複写機1を使用
を拒否される。
【0077】この手書きサインをユーザーテーブル10
2aに登録することにより、その後入力される手書きサ
インと登録サインの照合によって、手書きサインを入力
したユーザーを特定し、ディジタル複写機1にその使用
を監視させることが可能となる。従ってユーザーテーブ
ルにないユーザーがディジタル複写機1を使用すること
はできなくなりコピーの大量配布や不正コピーを防止で
き、画像情報の秘匿性向上を図れる。
【0078】次に、サイン入り原稿のコピーをサインし
た本人のみしかコピー出来ない場合について図17に示
すフローチャートを用いて説明する。例えば、図19に
示す様に、所定のサイン領域[A]に手書きサイン15
0が成された原稿G3をコピーする場合、ステップ30
0で原稿照合キー103rを押下する。この時点でコン
トロールパネル103の手書きサイン入力装置103i
は入力待ちとなるので、ユーザーは、先ず、ユーザー照
合のため、ステップ301に進み、タッチパネルスイッ
チ103aから手書きサインを入力する。次いでステッ
プ302に進み照合キー103fを押下する。これによ
りステップ303にてコントロールパネルCPUx10
3nは手書きサイン入力装置103iからそのユーザー
の手書きサインに関する電子情報を得る。次いでステッ
プ304にてコントロールパネルCPUx103nは所
定の手順に基づいて本体CPU100と交信し、この手
書きサインに関する電子情報を本体CPU100へ外部
インターフェース回路103jを介して通信する。
【0079】次いでステップ306にて本体CPU10
0はコントロールパネルCPUx103nから受け取っ
た手書きサインに関する電子情報を、ユーザーテーブル
102aに記憶される登録ユーザーの手書きサイン情報
と照合し、ステップ307にて、照合したか否かを比較
する。照合した場合はステップ308に進み、本体CP
U100は所定の手順でコントロールパネルCPUx1
03nと交信し、その旨を伝えコントロールパネルCP
Ux103nはそのタッチパネルスイッチ103aに照
合が完了し、コピー可能である旨のメッセージを表示す
る。ステップ307で照合しなかった場合は、ステップ
310に進み、本体CPU100は所定の手順でコント
ロールパネルCPUx103nと交信し、その旨を伝え
コントロールパネルCPUx103nはそのタッチパネ
ルスイッチ103aに照合が不成立である旨のメッセー
ジを表示し、再度、手書きサインの入力を促すメッセー
ジを表示する。
【0080】ユーザーの照合が成立した時点で、図18
に示すステップ311に進み、入力された手書きサイン
と原稿G1上の手書きサイン150との照合のため、原
稿台5に原稿G1を載置し、スタートキー103bを押
下する。これによりステップ312にてスキャナ部2に
よる原稿G1の画像読取りが成される。次にステップ3
13にてタッチパネルスイッチ103aからサイン領域
[A]を入力し、ステップ314で、データ処理機構1
07gにて原稿G1から読取った画像データを、手書き
サイン部分と、活字部分とに分割し、ステップ316
で、分割した手書きサイン部分と、ユーザーにより入力
された手書きサインとを照合する。
【0081】ステップ317にて照合結果が一致した場
合は、複写可能となり図11に示すフローチャートのス
テップ211からステップ221を実行して複写動作を
行う事となる。ステップ317にて照合結果が不一致の
場合はステップ318に進みタッチパネルスイッチ10
3aに照合が不一致のメッセージを表示し複写動作を中
止し、中止操作を実施する。
【0082】この様に原稿画像上に記載される手書きサ
インと、ユーザーによる入力手書きサインとが照合しな
ければディジタル複写機1を使用出来ないので、ディジ
タル複写機1の不正使用の可能性を更に低減出来、画像
情報の秘匿性向上を得られる。
【0083】この様に構成すれば、ユーザの手書きサイ
ン情報をユーザーテーブル102aに登録し、その後入
力される手書きサインと登録サインの照合によって、手
書きサインを入力したユーザーを特定し、ディジタル複
写機1にその使用を監視することとなり、ユーザーが、
ディジタル複写機1を使用する場合には、タッチパネル
スイッチ103aから手書きサインを入力し、この入力
手書きサインが登録サインと照合した場合にのみ使用可
能となる事から、第三者等による不必要なあるいは不正
な画像形成を防止出来、画像情報の秘匿性向上を得られ
る。しかもユーザーが行ったコピー内容をユーザーログ
ファイル102cに記憶して管理していることからも第
三者等による不必要なあるいは不正な画像形成の抑止効
果を有し画像情報の秘匿性、信頼性のさらなる向上を得
られる。
【0084】又、タッチパネルスイッチ103aから入
力した手書きサイン情報あるいはディジタル複写機1内
に記憶される配布背景を原稿情報に合成して画像情報を
形成することにより、誰がコピーしたものか判明しある
いは配布経路の探索が可能となり、無制限のコピーや不
正コピーを更に抑止出来る。更に配布背景を原稿画像に
合成した画像情報は、不正コピー時等に改ざんした場
合、痕跡が見た目に明らかになり易く、改ざんがあった
ことを容易に判定し易くなる。
【0085】更に、原稿画像上に手書きサインを記載し
て、その後入力される手書きサインと原稿画像上の手書
きサインとの照合によって、ディジタル複写機1の使用
を可能とすることによっても、第三者等による不必要な
あるいは不正なディジタル複写機1の使用の可能性を低
減出来、画像情報の更なる秘匿性向上を得られる。
【0086】尚本発明は実施の形態に限られるものでは
無く、その趣旨を変えない範囲での変更は可能であっ
て、例えば、原稿画像に配布背景を合成して画像形成す
る際の配布背景は任意であり、全てユーザーがタッチパ
ネルスイッチ103aから選択しても構わないし、ある
いは第1の変形例として、タッチパネルスイッチ103
aから入力した手書きサインを利用して、手書きサイン
の繰り返しパターンを図20(a)に示すように配布背
景画像S4として形成し、これを原稿画像と合成た図2
0(b)に示す合成画像情報P4を形成する等しても良
い。この様にすれば、通常の配布背景に比し画像情報の
秘匿性がさらに向上する。
【0087】又、原稿画像に配布背景を合成する場合
に、自動的に部数あるいは頁数が分かる配布背景を、画
像形成装置内にオートモードで設定しておき、画像形成
時、自動的に部数毎あるいは頁毎に背景が合成される様
にすることも可能であり、第2の変形例として図21
(a)、(b)、(c)の3種類の配布背景画像S5〜
S7を用意し、部数毎にそれぞれの配布背景画像S5〜
S7を使用し、原稿画像と合成して図22(a)、
(b)、(c)に示す様にそれぞれ配布背景の異なる合
成複写画像P5〜P7を3部形成する等しても良い。
【0088】更に配布背景の改ざんをし難くするように
配布背景に濃淡を付けたり、あるいは配布背景の色を変
える等しても良い。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
像形成装置内の登録サインとユーザーが入力する手書き
サインとを照合し、一致した場合のみ画像形成装置の使
用が可能となる事から、必要なあるいは不正な画像形成
を防止出来、画像情報の秘匿性向上を得られる。しかも
画像形成内容を装置本体内にファイルし管理することに
より、画像情報の秘匿性、信頼性のさらなる向上を得ら
れる。
【0090】又原稿画像を手書きサインと合成すること
により誰が画像形成を行ったか判明出来、無制限のコピ
ーや不正コピーを更に抑止出来る。更に原稿画像を配布
背景と合成することにより、配布した画像情報の流通経
路の特定が可能となり必要なあるいは不正な画像形成を
更に抑止出来、画像情報の秘匿性向上を図れる。更に手
書きサイン入り原稿を用い、ユーザーが入力する手書き
サインを原稿画像上の手書きサインと照合することによ
って、画像形成走査を可能とすることにより、不必要な
あるいは不正な画像形成装置使用の可能性を低減出来、
画像情報の更なる秘匿性向上を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のディジタル複写機のシス
テム構成を示す概略構成図である。
【図2】本発明の実施の形態のディジタル複写機のコン
トロールパネルを示す概略平面図である。
【図3】本発明の実施の形態のディジタル複写機のシス
テム構成を示す概略ブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態のスキャナ部を示す概略ブ
ロック図である。
【図5】本発明の画像処理部を示す概略ブロック図であ
る。
【図6】本発明の実施の形態のプリンタ部を示す概略ブ
ロック図である。
【図7】本発明の実施の形態のファクシミリ送受信部を
示す概略ブロック図である。
【図8】本発明の実施の形態の頁メモリを示す概略ブロ
ック図である。
【図9】本発明の実施の形態のコントロールパネルを示
す概略ブロック図である。
【図10】本発明の実施の形態のディジタル複写機にて
画像形成を行う場合のフローチャートの一部である。
【図11】本発明の実施の形態のディジタル複写機にて
画像形成を行う場合の図10に示すフローチャートに続
くフローチャートである。
【図12】本発明の実施の形態のディジタル複写機にて
画像形成を行う場合の図11に示すフローチャートのA
に示す手書きサイン入りコピーを行う場合のフローチャ
ートである。
【図13】本発明の実施の形態の手書きサイン入りコピ
ーを行う場合の画像を示し(a)はその原稿を示す概略
平面図、(b)はその入力手書きサインを示す概略平面
図、(c)はそのサイン合成画像を示す概略平面図であ
る。
【図14】本発明の実施の形態のディジタル複写機にて
画像形成を行う場合の図11に示すフローチャートのB
に示す配布背景合成コピーを行う場合のフローチャート
である。
【図15】本発明の実施の形態の配布背景合成コピーを
行う場合の画像を示し(a)はその原稿を示す概略平面
図、(b)はその背景画像を示す概略平面図、(c)は
その配布背景合成画像を示す概略平面図である。
【図16】本発明の実施の形態のディジタル複写機にユ
ーザーの手書きサインを新規登録する場合のフローチャ
ートである。
【図17】本発明の実施の形態のディジタル複写機にて
サイン入り原稿のサインとユーザーが入力した手書きサ
インを照合する場合のフローチャートの一部である。
【図18】本発明の実施の形態のディジタル複写機にて
サイン入り原稿のサインとユーザーが入力した手書きサ
インを照合する場合の図17に示すフローチャートに続
くフローチャートである。
【図19】本発明の実施の形態のサイン入り原稿を示す
概略平面図である。
【図20】本発明の第1の変形例を示し(a)はその配
布背景画像を示す概略平面図、(b)はその合成画像情
報を示す概略平面図である。
【図21】本発明の第2の変形例を示し(a)はその配
布背景画像S5を示し、(b)はその配布背景画像S6
を示し、(c)はその配布背景画像S7を示す概略平面
図である。
【図22】本発明の第2の変形例を示し(a)はその合
成複写画像P5を示し、(b)はその合成複写画像P6
を示し、(c)はその合成複写画像P7を示す概略平面
図である。
【符号の説明】
1…ディジタル複写機 2…スキャナ部 3…プリンタ部 4…自動原稿送り装置 5…原稿台 100…本体CPU 101…ROM 101a…標準背景 102…RAM 102a…ユーザーテーブル 102b…ユーザー背景 102c…ユーザーログファイル 103…コントロールパネル 103a…タッチパネルスイッチ 103b…スタートキー 103e…モードキー 103f…照合キー 103g…登録キー 103h…サイン入力キー 103p…サイン合成キー 103q…背景合成キー 103r…原稿照合キー 107…画像処理部 107g…合成・分離機構 108…バスコントローラ 110…ハードディスク 111…ファクシミリ送受信部 112…頁メモリ
フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 EE08 EJ03 5C062 AA05 AB18 AB22 AB42 AC21 AC24 AF00 AF11 BA00 5C075 EE02 EE06 5C076 AA15 BA01 BA02 BA03 BA05 BA06 9A001 HZ21 JJ28 LL03

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データに基づき現像画像を形成する
    画像形成手段と、 ユーザーの認証用の手書きサインを入力する入力手段
    と、 登録ユーザーの照合用のサインを記憶するサイン記憶手
    段と、 前記認証用の手書きサイン及び前記照合用のサインを照
    合する照合手段とを具備し、この照合手段により照合し
    た結果前記ユーザーが前記登録ユーザーと一致した場合
    に前記画像形成手段の使用を許可することを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 画像データに基づき現像画像を形成する
    画像形成手段と、 ユーザーの認証用の手書きサインを入力する入力手段
    と、 登録ユーザーの照合用のサインを記憶するサイン記憶手
    段と、 前記認証用の手書きサイン及び前記照合用のサインを照
    合する照合手段と、 前記画像データの情報量を縮小した縮小画像データを保
    存するファイル手段とを具備し、前記照合手段により照
    合した結果前記ユーザーが前記登録ユーザーと一致して
    前記画像形成手段を使用した場合に前記縮小画像データ
    を前記ファイル手段に保存することを特徴とする画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 画像データに基づき現像画像を形成する
    画像形成手段と、 ユーザーの認証用の手書きサインを入力する入力手段
    と、 前記認証用の手書きサインを登録ユーザーの照合用のサ
    インとして記憶するサイン記憶手段とを具備し、前記入
    力手段から入力された前記認証用の手書きサインにより
    前記サイン記憶手段に前記画像形成手段を使用可能なユ
    ーザーの認証用の手書きサインを登録することを特徴と
    する画像形成装置。
  4. 【請求項4】 画像データに基づき現像画像を形成する
    画像形成手段と、 ユーザーの認証用の手書きサインを入力する入力手段
    と、 原稿画像に前記手書きサインを合成して前記画像データ
    を形成するサイン合成手段と、 登録ユーザーの照合用のサインを記憶するサイン記憶手
    段と、 前記認証用の手書きサイン及び前記照合用のサインを照
    合する照合手段とを具備し、この照合手段により照合し
    た結果前記ユーザーが前記登録ユーザーと一致した場合
    に前記画像形成手段の使用を許可することを特徴とする
    画像形成装置。
  5. 【請求項5】 画像データに基づき現像画像を形成する
    画像形成手段と、 ユーザーの認証用の手書きサインを入力する入力手段
    と、 原稿画像に前記手書きサインを合成して前記画像データ
    を形成するサイン合成手段と、 登録ユーザーの照合用のサインを記憶するサイン記憶手
    段と、 前記認証用の手書きサイン及び前記照合用のサインを照
    合する照合手段と、 前記画像データの情報量を縮小した縮小画像データを保
    存するファイル手段とを具備し、前記照合手段により照
    合した結果前記ユーザーが前記登録ユーザーと一致して
    前記画像形成手段を使用した場合に前記縮小画像データ
    を前記ファイル手段に保存することを特徴とする画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】 画像データに基づき現像画像を形成する
    画像形成手段と、 ユーザーの認証用の手書きサインを入力する入力手段
    と、 前記認証用の手書きサインと前記画像データ中に書き込
    まれているサイン画像とを照合する照合手段と、 この照合手段により照合した結果前記認証用の手書きサ
    インが前記サイン画像と一致した場合に前記画像形成手
    段の使用を許可することを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 画像データに基づき現像画像を形成する
    画像形成手段と、 ユーザーの認証用の手書きサインを入力する入力手段
    と、 前記認証用の手書きサインと原稿画像中に書き込まれて
    いるサイン画像とを照合する照合手段と、 前記画像データの情報量を縮小した縮小画像データを保
    存するファイル手段とを具備し、前記照合手段により照
    合した結果前記認証用の手書きサインが前記サイン画像
    と一致して前記画像形成手段を使用した場合に前記縮小
    画像データを前記ファイル手段に保存することを特徴と
    する画像形成装置。
  8. 【請求項8】 画像データに基づき現像画像を形成する
    画像形成手段と、 ユーザーの認証用の手書きサインを入力する入力手段
    と、 前記手書きサインの繰り返しパターンを背景画像として
    原稿画像に合成して前記画像データを形成する背景合成
    手段とを具備することを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 画像データに基づき現像画像を形成する
    画像形成手段と、 ユーザーの認証用の手書きサインを入力する入力手段
    と、 前記手書きサインの繰り返しパターンを背景画像として
    原稿画像に合成して前記画像データを形成する背景合成
    手段と、 登録ユーザーの照合用のサインを記憶するサイン記憶手
    段と、 前記認証用の手書きサイン及び前記照合用のサインを照
    合する照合手段とを具備し、この照合手段により照合し
    た結果前記ユーザーが前記登録ユーザーと一致した場合
    に前記画像形成手段の使用を許可することを特徴とする
    画像形成装置。
  10. 【請求項10】 画像データに基づき現像画像を形成す
    る画像形成手段と、 ユーザーの認証用の手書きサインを入力する入力手段
    と、 前記手書きサインの繰り返しパターンを背景画像として
    原稿画像に合成して前記画像データを形成する背景合成
    手段と、 登録ユーザーの照合用のサインを記憶するサイン記憶手
    段と、 前記認証用の手書きサイン及び前記照合用のサインを照
    合する照合手段と、 前記画像データの情報量を縮小した縮小画像データを保
    存するファイル手段とを具備し、前記照合手段により照
    合した結果前記ユーザーが前記登録ユーザーと一致して
    前記画像形成手段を使用した場合に前記縮小画像データ
    を前記ファイル手段に保存することを特徴とする画像形
    成装置。
  11. 【請求項11】 前記背景合成手段が、前記画像データ
    の部数毎に前記背景画像の変更を行う事を特徴とする請
    求項8乃至請求項10のいずれかに記載の画像形成装
    置。
  12. 【請求項12】 前記背景合成手段が、前記画像データ
    の頁毎に前記背景画像の変更を行う事を特徴とする請求
    項8乃至請求項10のいずれかに記載の画像形成装置。
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