JP2001156669A - 携帯端末機 - Google Patents

携帯端末機

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JP2001156669A
JP2001156669A JP37600699A JP37600699A JP2001156669A JP 2001156669 A JP2001156669 A JP 2001156669A JP 37600699 A JP37600699 A JP 37600699A JP 37600699 A JP37600699 A JP 37600699A JP 2001156669 A JP2001156669 A JP 2001156669A
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JP
Japan
Prior art keywords
sheet
portable terminal
main body
injection molding
waterproof
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP37600699A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Ota
則明 太田
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Kyowa KK
Original Assignee
Kyowa KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯端末機を防水構造にするには部品点数が多
く防水処理しなくてはならない隙間が多いので、コスト
アップに繋がる為になかなか防水構造にするのが困難で
あった。 【解決手段】本発明は、シートを加熱成形した後に、射
出成形でインサート成形を行い、スイッチのキートップ
のみではなく,液晶表示部、本体を一つの部品にする事
によって防水処理しなくてはならない隙間を少なくす
る。また、シートのみでマイク、スピーカの穴をふさ
ぎ、空気の振動は伝えるが水は入らない構造にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、部品点数を削減す
る事によって、防水性を高め安価とした携帯端末機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】シートを加熱成形した後に、射出成形で
インサート成形を行い、スイッチのキートップが並んだ
物を作り、液晶表示部の透明部材と供に本体に組み込ま
れる。表側だけで3部品からなるので各々隙間が発生し
ている。また、本体にはマイク、スピーカの穴が有り中
が電子部品であるにも関わらず、水が入り安い構造と成
っていた。例として携帯電話機を取り上げる。図3の従
来の構造ではシート1を加熱成形した後に、射出成形で
インサート成形を行い、スイッチのキートップ7が並ん
だ物を作り、液晶表示部3の透明部材と供に本体4に組
み込まれる。また、本体にはスピーカ用穴、マイク用穴
が有りさらに携帯電話機の表側はスイッチ11のキート
ップ部7がたくさん本体4より出ていて各々、摺動の為
に隙間12をもっていた。また、本体4は黒色等、着色
材で作られているが液晶表示部3は、中が見える必要が
あり透明性を求められているので、別部品となり、それ
は例えば両面テープ等で止められていた。これは、組立
工数増になるばかりでなく、防水効果を下げる原因とも
なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、過ちで水の中に落としてしまったり、水を掛けて
しまった場合に簡単に壊れてしまう。また、防水構造に
するには部品点数が多く防水処理しなくてはならない隙
間が多いので、コストアップに繋がる為になかなか防水
構造にするのが困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、シートを加熱
成形した後に、射出成形でインサート成形を行い、スイ
ッチのキートップのみではなく,液晶表示部、本体を一
つの部品にする事によって防水処理しなくてはならない
隙間を少なくする。また、シートのみでマイク、スピー
カの穴をふさぎ、空気の振動は伝えるが水は入らない構
造にしたことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】シートを加熱成形する方法は、真
空成形、圧空成形、など使える成形法ならば何でも可能
である。また、印刷に付いては、シート成形前にスクリ
ーン印刷等でも、射出成形後のパッド印刷等でも、望む
意匠やデザインによって適切に選択されるべきである。
スイッチのキートップと液晶表示部と本体を射出成形す
る時にシートをインサート成形して個々を一つの部品に
すると供にそのシートでマイク、スピーカの穴をふさ
ぎ、空気の振動は伝えるが水は入らない構造にする事が
出来る。これにより表側の防水構造が出来上がるので、
Oリング等で対処しなければ成らない隙間を極端に少な
くする事ができる。
【0006】
【実施例】図1は、本発明の携帯電話機における実施例
1の断面図であり、図2は本発明の携帯電話機における
実施例2の断面図である。また、図3は従来構造の携帯
電話機の断面図である。
【0007】図1の実施例1では、シート1はシルク印
刷で、印刷はキートップの内側になる面に施されていて
印刷面2を形成している。液晶表示部3も一緒に覆われ
るのでシート1は透明性の富んだ材質が選択されてい
る。シート1の成形には圧空成形の内、特に高圧成形と
呼ばれる、高圧空気による圧空成形を用いた。印刷面2
を内側にしたのは指紋や摩耗によって印刷が剥げる事が
あるので、その防止の為である。射出成形でつくられる
本体4にはスピーカ用穴5とマイク用穴6があり、その
個所はシート1だけで形成されている。シート1は空気
の振動を伝える障害にならない様に、薄い物が選択され
ている。キートップ部7には従来と同様、スイッチを押
す為の射出成形部8を設けた。液晶表示部3の裏側には
射出成形樹脂9で補強される。この為、射出成形樹脂も
透明性の富んだ材質が選択されている。本体4の材質は
どのような色でも良いが、実施例1では液晶表示部3の
裏側を形成した射出成形樹脂9の延長として同一樹脂に
して本体4の色、意匠、デザインや模様はすべて、シー
ト1の印刷面2に施すようにした。また、射出成形部8
も同一材料として、2色成形機や2工程になる成形をさ
けてある。
【0008】図2の実施例2では、概略、図1の実施例
1とおなじであるが、スピーカ用穴5とマイク用穴6が
あり、そのシート1だけで形成されている個所に同心円
状のしわ10を設け空気の振動を伝える効率をあげてあ
る。この部分は図4に同心円状のしわ10の斜視断面図
1として詳細図示した。図5には同心円状しわ10の斜
視断面図2として、その同心円状のしわ10の多い形状
例である。また、図1の実施例1ではキートップ部7に
は従来と同様、スイッチを押す為の射出成形部8を設け
てあったが、図2の実施例2ではキートップ部7の裏に
はなにもなく直にスイッチ11を押す構造にした例であ
る。
【0009】
【発明の効果】図1の実施例1や図2の実施例2の様な
構造にした為に携帯電話機の表側外装部品を一体にで
き、しかも、スピーカ用穴5とマイク用穴6をシート1
で覆うことにより全て防水できた状態にする事ができた
ので、部品点数の削減が可能となったと供に組立工数の
削減となり、また、Oリング等で防水構造を作らなけれ
ば成らない隙間は本体の裏と表、バッテリー、電源プラ
グの差込、アンテナ、等、極端に少なくする事ができ
た。実施例では携帯電話機を挙げたが携帯端末機全てに
応用できる発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の断面図。
【図2】本発明の実施例2の断面図。
【図3】従来の構造の断面図。
【図4】同心円状しわ10の斜視断面図1。
【図5】同心円状しわ10の斜視断面図2。
【符号の説明】
1 シート 2 印刷面 3 液晶表示部 4 本体 5 スピーカ用穴 6 マイク用穴 7 キートップ部 8 射出成形部 9 射出成形樹脂 10 同心円状のしわ 11 スイッチ 12 隙間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを加熱成形した後に、射出成形で
    インサート成形を行い、スイッチ、液晶表示部、マイ
    ク、スピーカ、及び本体を一体で覆う事により組み立て
    の部品点数を削減したと供に防水性を高め安価とした事
    を特徴とした携帯端末機。
JP37600699A 1999-11-26 1999-11-26 携帯端末機 Withdrawn JP2001156669A (ja)

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ID=18506423

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2409366A (en) * 2003-12-16 2005-06-22 Nokia Corp sealed casing for a mobile electronic device such as a mobile phone
JP2008126657A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Shenzhen Futaihong Precision Industrial Co Ltd 電子装置筐体及びその製造方法

Cited By (2)

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GB2409366A (en) * 2003-12-16 2005-06-22 Nokia Corp sealed casing for a mobile electronic device such as a mobile phone
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Date Code Title Description
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