JP2001156315A - 太陽電池を含む球状半導体及びそれを用いた球状半導体装置 - Google Patents

太陽電池を含む球状半導体及びそれを用いた球状半導体装置

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JP2001156315A JP33678899A JP33678899A JP2001156315A JP 2001156315 A JP2001156315 A JP 2001156315A JP 33678899 A JP33678899 A JP 33678899A JP 33678899 A JP33678899 A JP 33678899A JP 2001156315 A JP2001156315 A JP 2001156315A
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敏 永田
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造が容易でかつ、小型化の可能な太陽電池
を提供する。単位面積当りの起電力の向上をはかり、高
効率の太陽電池を提供する。発電機能を具備し、小型で
かつ高効率の半導体装置を提供する。 【解決手段】 少なくとも表面が第1導電型の半導体層
を構成する球状基板表面に、pn接合を形成するように
形成された第2導電型の半導体層と、前記第2の半導体
層表面に形成された透明導電膜からなる外側電極と、前
記第1導電型の半導体層に接続するとともに、表面にと
り出された内側電極とを具備してなる球状太陽電池部
と、球状半導体表面にインバーター回路を形成してなる
球状半導体集積回路部とを具備し、前記球状太陽電池部
の外側電極および内側電極と、前記球状半導体集積回路
とが、相互接続されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は太陽電池およびこれ
を用いた半導体装置に係り、特に球状半導体を用いた太
陽電池の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体のpn接合部分には内部電界が生
じており、これに光を当て、電子正孔対を生成させる
と、生成した電子と正孔は内部電界により分離されて、
電子はn側に、正孔はp側に集められ、外部に負荷を接
続するとp側からn側に向けて電流が流れる。この効果
を利用し、光エネルギーを電気エネルギーに変換する素
子として太陽電池の実用化が進められている。
【0003】近年、単結晶シリコンなどの直径1mm以
下の球状の半導体(Ball Semiconductor)上に回路パタ
ーンを形成して半導体素子を製造する技術が開発されて
いる。
【0004】その1つとして、アルミ箔を用いて多数個
の半導体粒子を接続したソーラーアレーの製造方法が提
案されている(特開平6-13633号)。この方法で
は、図14に示すように、第1導電型表皮部と第2導電型
内部を有する半導体粒子207をアルミ箔の開口にアル
ミ箔201の両側から突出するように配置し、片側の表
皮部209を除去し、絶縁層221を形成する。次に第
2導電型内部111の一部およびその上の絶縁層221
を除去し、その除去された領域217に第2アルミ箔2
19を結合する。その平坦な領域217が導電部として
の第2アルミ箔219に対し良好なオーミック接触を提
供するようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法では、高密度配置には限界があり、また、アル
ミ箔が面状に存在することになるため、下層への光はこ
のアルミ箔で遮断されることになる。従って、光電変換
部となる半導体粒子は一層しか配列できないことにな
り、単位面積あたりの起電力の向上を阻む問題となって
いた。
【0006】また、このような太陽電池には直流を交流
に変換するインバーター回路が必要であるが、このイン
バータ回路は、アルミ箔219を介して太陽電池に接続
されるため、配線距離が長く、別の半導体チップとして
用意しなければならないため、装置の小型化を阻む問題
となっていた。
【0007】さらにまた、論理回路チップとの接続に際
しても、太陽電池からの起電力の取り出し端子から、こ
の起電力で駆動される論理回路チップまでの配線長が大
きくなり、寄生容量の発生など、種々の問題を招いてい
た。
【0008】本発明は前記実情に鑑みてなされたもの
で、製造が容易でかつ、小型化の可能な太陽電池を提供
することを目的とする。また、本発明は、単位面積当り
の起電力の向上をはかり、高効率の太陽電池を提供する
事を目的とする。さらにまた、本発明は発電機能を具備
し、小型でかつ高効率の半導体装置を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の太陽電池
は、少なくとも表面が第1導電型の半導体層を構成する
球状基板表面に、pn接合を形成するように形成された
第2導電型の半導体層と、前記第2の半導体層表面に形
成された透明導電膜からなる外側電極と、前記第1導電
型の半導体層に接続するとともに、表面にとり出された
内側電極とを具備してなる球状太陽電池部と、球状半導
体表面にインバーター回路を形成してなる球状半導体集
積回路部とを具備し、前記球状太陽電池部の外側電極お
よび内側電極と、前記球状半導体集積回路とが、相互接
続されていることを特徴とする。
【0010】かかる構成によれば、球状太陽電池部に、
球状半導体表面に形成されたインバータ回路を接続して
いるため、小型で実装面積の小さい太陽電池を提供する
ことが可能となる。
【0011】本発明の第2によれば、少なくとも表面が
第1導電型の半導体層を構成する球状基板表面に、pn
接合を形成するように形成された第2導電型の半導体層
と、前記第2の半導体層表面に形成された透明導電膜か
らなる外側電極と、前記第1導電型の半導体層に接続す
るとともに、表面にとり出された内側電極とを具備して
なる球状太陽電池部と、前記球状半導体表面に、前記太
陽電池部と相互接続され、インバーター回路を形成して
なる球状半導体集積回路部とを具備してなることを特徴
とする。
【0012】かかる構成によれば、同一の球状半導体表
面に太陽電池部とインバータ回路とを具備しているた
め、小型で高効率の電源装置を提供することが可能とな
る。また、1個の球状半導体で光を受け易い表面部は太
陽電池部とし、受光量の小さい裏面部はインバータ回路
を構成するようにすることにより、より高効率の太陽電
池を得ることが可能となる。
【0013】本発明の第3によれば、少なくとも表面が
第1導電型の半導体層を構成する球状基板表面に、pn
接合を形成するように形成された第2導電型の半導体層
と、前記第2の半導体層表面に形成された透明導電膜か
らなる外側電極と、前記第1導電型の半導体層に接続す
るとともに、表面にとり出された内側電極とを具備して
なる球状太陽電池部と、球状半導体表面にインバーター
回路を形成してなる球状半導体集積回路部と、球状半導
体表面に形成された論理回路部とを具備し、前記球状太
陽電池部の外側電極および内側電極と、前記球状半導体
集積回路および前記論理回路部とが、バンプを介して相
互接続されていることを特徴とする。
【0014】かかる構成によれば、太陽電池部で得た起
電力をそのまま論理回路部で直接使用することができる
ため、配線長を小さくすることが可能となる上、実装も
容易であり、実装面積が小さく、高効率の半導体装置を
提供することが可能となる。
【0015】本発明の第4によれば、請求項3に記載の半
導体装置において、前記球状太陽電池部、球状半導体集
積回路部、論理回路部は、それぞれ独立した球状基板に
形成されており、実装基板表面に複数層構造をなすよう
に、バンプを介してクラスタ接続せしめられ、前記球状
太陽電池部は表面側に配列されていることを特徴とす
る。
【0016】かかる構成によれば、上記第4による効果
に加え、光を受け易い表面側は太陽電池部とし、受光量
の小さい下層はインバータ回路あるいは論理回路部を構
成するようにしているため、実装面積が小さくより高効
率の半導体装置を得ることが可能となる。
【0017】本発明の第5によれば、請求項4に記載の半
導体装置において、前記球状太陽電池部と、球状半導体
集積回路部または論理回路部とが、同一球状基板内に形
成されており、前記球状太陽電池部は、表面側の半球に
位置するように配列されていることを特徴とする。
【0018】かかる構成によれば、上記第4による効果
に加え、球状半導体の光を受け易い表面側は太陽電池部
とし、受光量の小さい裏面側はインバータ回路あるいは
論理回路部を構成するようにしているため、小型でより
高効率の半導体装置を得ることが可能となる。
【0019】本発明の第6によれば、請求項3乃至5のい
ずれかに記載の半導体装置において、前記球状太陽電池
部は、直径を含む水平面を通る球表面の同一直径上の相
対向する表面に、それぞれ外側電極および内側電極に接
続するバンプを具備し、各バンプを介して直列接続され
ていることを特徴とする。
【0020】かかる構成によれば、多数個の球状太陽電
池をバンプを介して最も高密度に配列し接続することが
可能となる。また、2層以上に太陽電池部を配設する場
合には、バンプによる球状半導体間の空間を光導入部と
して利用することができる上、位置決めが容易となる。
【0021】本発明の第7によれば、請求項3乃至6の
いずれかに記載の半導体装置において、前記球状基板
は、第1導電型のシリコン球からなり、前記シリコン球
の表面に形成された第2導電型のアモルファスシリコン
層との間にpn接合を形成してなることを特徴とする。
【0022】かかる構成によれば、シリコン球表面に第
2導電型のアモルファスシリコン層を堆積するかまたは
拡散により不純物拡散層を形成するかいずれかの方法に
より、極めて容易に、素子面積の大きい半導体装置を提
供することが可能となる。
【0023】本発明の第8によれば、請求項3乃至6の
いずれかに記載の半導体装置において、前記球状基板
は、金属製の球状体からなり、前記球状体表面に、第1
導電型のシリコン層と、前記第1導電型のシリコン層表
面に形成された第2導電型のシリコン層を形成しpn接
合を形成してなることを特徴とする。
【0024】かかる構成によれば、金属製の球状体を基
体として用いて、表面にpn接合を有する半導体層を形
成しているため、該金属製の球状体が低抵抗の集電体の
役割を果たすため、半導体層に対してオーミック接触性
の良好な金属を用いることにより、極めて高効率で起電
力の取り出しを図ることが可能となる。必要に応じて、
バリア層を介在させるようにしてもよい。
【0025】本発明の第9によれば、請求項3乃至6の
いずれかに記載の半導体装置において、前記球状基板
は、絶縁性の球状体からなり、前記球状体表面に、第1
導電型のシリコン層と、前記第1導電型のシリコン層表
面に形成された第2導電型のシリコン層を形成しpn接
合を形成してなることを特徴とする。
【0026】かかる構成によれば、安価で特性の安定し
た半導体装置を得ることが可能となる。
【0027】本発明の第10によれば、請求項8に記載
の半導体装置において、前記第1および第2のシリコン層
はアモルファスシリコン層であることを特徴とする。
【0028】かかる構成によれば、アモルファスシリコ
ン層は絶縁性基板表面にも高品質の膜として形成するこ
とが可能であり、かつ太陽電池としての特性も良好であ
る。
【0029】本発明の第11によれば、請求項3乃至6
のいずれかに記載の半導体装置において、前記球状太陽
電池部は、第1導電型の球状シリコンの表面に形成され
た第2導電型の不純物拡散層とのあいだにpn接合を形
成してなるものであることを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しつつ詳細に説明する。 実施形態1 本発明の第1の実施形態の太陽電池は、図1に示すよう
に、球状シリコンからなる太陽電池セル1がバンプ2を
介して垂直方向に3個ずつ相互接続せしめられ、最下層
の球状シリコンの、下部にインバータ回路部3を構成す
るダイオードを形成してなるものである。そしてこの太
陽電池は最下層の球状シリコンの下部に形成された実装
用バンプ4を介して実装基板5に接続せしめられてなる
ものである。
【0031】一方、この太陽電池を構成する太陽電池セ
ル1は、図2に拡大断面図を示すように、直径1mmの
p型単結晶シリコン球11の表面にn型多結晶シリコン
層12を形成し、pn接合を形成すると共に、さらにこ
の表面を覆うように酸化インジウム錫(ITO)からな
る透明導電膜からなる外側電極13が形成されている。
そして、この一部が研磨によりp型単結晶シリコン球1
1に到達するまで外側電極13およびn型多結晶シリコ
ン層12が除去され、この除去部の表面を酸化シリコン
膜14で被覆するとともに、p型単結晶シリコン球11
にコンタクトするように、クロム薄膜からなるなる内側
電極15を形成するとともに、表面にバンプ2aが形成
されている。一方、このバンプと球の中心に対して対称
な位置に、外側電極13にコンタクトするように、バン
プ2bが形成されている。
【0032】次に、この太陽電池セル1の製造方法につ
いて説明する。まず、図3(a)に示すように、直径1m
mのp型単結晶シリコン球11の表面を鏡面研磨すると
ともに、洗浄し、フォスフィンを含むシランなどの混合
ガスを用いたCVD法により、n型多結晶シリコン層1
2を形成する。ここでCVD工程は図4に示すような装
置(後述する)を用いて、所望の反応温度に加熱された
ガス雰囲気中を搬送することにより、薄膜形成を行うこ
とが出来る。
【0033】この後、図3(b)に示すように、スパッタ
リング法により、基板表面全体に膜厚1μm程度のIT
O薄膜13を形成する。
【0034】そして、図3(c)に示すように、研磨によ
りp型単結晶シリコン球11に到達するまで外側電極1
3およびn型多結晶シリコン層12の一部を除去する。
【0035】そしてこの後、図3(d)に示すように、こ
の除去部の表面を酸素雰囲気中で熱処理することによ
り、酸化シリコン膜14で被覆する。このとき、高濃度
の不純物領域であるp型多結晶シリコン層12上では酸
化速度が大きいため、p型単結晶シリコン球11表面の
2倍程度の膜厚の酸化シリコン層が形成される。
【0036】これをマスクなしでエッチングすることに
より、酸化シリコン層14の膜厚の薄い領域では、p型
単結晶シリコン球11が露呈する。そして図3(e)に示
すように、p型単結晶シリコン球11にコンタクトする
ように、クロム薄膜からなるなる内側電極15を形成す
る。図3(d)、図3(e)の工程も同様に図4の搬送装
置内でガス種およびガス温度を制御することにより、容
易に形成することが出来る。
【0037】そして最後に、この内側電極15の表面に
バンプ2aを形成するとともに、このバンプと球の中心
に対して対称な位置に、外側電極13にコンタクトする
ように、バンプ2bを形成し、図2に示したような球状
太陽電池セルが完成する。
【0038】次に、ここで前記図3(b)に示した工程
で用いたn型多結晶シリコン層12を形成するためのCV
D装置について説明する。図4(a)乃至(c)に示す
ように、CVD部100においてヒータ101で所望の温
度に制御できるように構成された内管102に対しCV
D用のガス供給源104からガス供給管103を介して
モノシラン(SiH4)と、不純物としてのフォスフィ
ンを添加してなる反応ガス(第1の反応ガスと指称す)
を供給し熱分解により、この内管102内を所定の速度
で通過するp型単結晶シリコン球11の表面にn型多結
晶シリコン層12を形成する。そして、渦巻き流形成部
110と、渦巻き流とともに第1の反応ガスを吸引する
吸引排出部120と、p型単結晶シリコン球11に不活
性ガスの高圧パルスを印加し、加速しつつ送出する送出
部130とから構成された雰囲気変換部でこの第1の反
応ガスを完全にシリコン球表面から排除し、成膜を停止
することにより、高精度に膜厚制御のなされたn型多結
晶シリコン層12を形成することができるものである。
【0039】すなわちこの装置は第1の反応ガスを所望
の温度に保持された内管内でp型単結晶シリコン球11
に接触させ、n型多結晶シリコン層12を制御性よく成
膜するもので、このp型単結晶シリコン球11から、こ
の第1の反応ガスを除去し、不活性ガスからなる第2のキ
ャリアガスとともに次の処理工程に送出する、雰囲気変
換機能を備えたことを特徴とする装置である。ここで図
4(b)(c)はそれぞれ図4(a)のA−A断面図お
よびB−B断面図である。
【0040】また渦巻き流形成部110は、CVD部に
接続された供給口から、単結晶シリコン球を第1の反応
ガスとともに通過せしめるように構成された内径2mm
程度のテフロンパイプからなる内管112と、この内管
112を囲むように配設された内径15mm程度の外管1
13と、この外管113と前記内管112との間に形成
される第1の搬送路114と、前記第1の搬送路114に
連通し、中心軸に対して点対称となるように配設され、
前記外管113の外壁に、この外壁を貫通して接線方向
から高圧ガスを供給する2つの高圧ガス供給口115
a、115bとから構成されており、高圧ガス供給口1
15a、115b から不活性ガスを噴出することによ
り、前記内管112の管壁に沿って渦巻き流を形成する
ように構成されている。
【0041】また吸引排出部120は、内管112の下
端から所定の間隔を隔てて配設され、前記内管よりも径
大の多孔質管からなる回収パイプ121と、この回収パ
イプの周りに配設された円筒状の排出室122とから構
成される。この、第1の反応ガスを吸引して排出する排
出室122内部の空間は下流部の外周に沿って配設され
た複数個の排出孔123から配管を介して減圧装置とし
ての回収ポンプ124及び所定温度に冷却された回収タ
ンク(図示せず)に連結されている。
【0042】回収パイプ121は前記内管112に連通
し、内径が前記内管112とほぼ一致しており2mm程
度であり、外径は4mm程度である。この回収ポンプ2
4によって排出室22内部を減圧状態にすることによ
り、排出室内が回収パイプ121の内部に対して負圧状
態となり、前記CVD装置からその反応性ガスを含むガ
ス(第1の反応ガスと指称す)とともに送出されてきた
単結晶シリコン球は、前記内管112の開口端で搬送路
114を通って整流された渦巻き流と接触し、径大の回
収パイプ121内で、断熱膨張するとともに渦巻き流と
共に外方の排出室122に効率よく排出される。
【0043】また、この排出室122は回収パイプ12
1よりも下流側では外方に広がるテーパ面を形成し、回
収パイプ121を経て排出されてくる第1の反応ガス
が、テーパ面127Tに沿って層流をなしながら効率よ
く排出されるように構成されている。
【0044】そして図4(c)に示すようにこの排出室
122の下流端近傍の外周に沿って所定の間隔で配設さ
れた排出孔123を経て回収ポンプ124によって図示
しない回収タンクに回収されるようになっている。
【0045】ここでは回収パイプを構成する多孔質材料
は、セラミック、樹脂、金属の粉体を焼結する等の方法
により得られたものが用いられる。該排出室22内部に
位置する回収パイプ121の側壁には多数の貫通孔が設
けられている。
【0046】さらにこの回収パイプ121の下流端側に
は前記内管とほぼ同一径のテフロンパイプからなる排出
管125に接続されており、この排出管125は送出部
130に接続されてここで高圧パルスとして噴出されて
くる不活性ガスからなる第2のキャリアガスによって加
速され、送出されるようになっている。
【0047】この送出部130は、加速管131と分岐
管132とを具備しており、加速管131の上端部はジ
ョイントチューブ133を介して排出管125と連結さ
れている。ここで、分岐管132は、パルス発生器13
5によって第2のキャリアガスが分岐管132内にパル
ス状をなして供給され、加速された不活性ガスが単結晶
シリコン球を加速しつつ所望の速度で送出されるよう
に、分岐角度θが選択されている。この分岐角度θは、
加速し得るのであれば特に限定されるものではないが、
少なくとも45゜以下であることが好ましく、特に30
゜以下が好ましい。分岐角度θが45゜より大きくなる
とジョイントチューブ内に前記第2のキャリアガスが逆
流して単結晶シリコン球の移動を妨げるおそれがあるか
らである。
【0048】このCVD装置は非接触で極めて高精度に効
率よく所望の薄膜形成を行うことができるものである。
【0049】尚、必要に応じて電極とバンプあるいは電
極と半導体層との界面に窒化チタン層などからなるバリ
ア層を形成するようにしてもよい。
【0050】一方、インバータ回路部は、フォトリソグ
ラフィ工程により、ダイオードを形成するとともに、回
路パターンを形成し、太陽電池部と接続することによ
り、形成される。
【0051】このようにして形成された球状半導体セル
を実装用基板5上にバンプ4を介して接続することによ
り、図1に示したような太陽電池が完成する。
【0052】かかる構成によれば、球状太陽電池部に、
球状半導体表面に形成されたインバータ回路を接続して
いるため、小型で実装面積の小さい太陽電池を提供する
ことが可能となる。
【0053】なお、太陽電池セルは直列接続してもよい
し、並列接続してもよい。直列接続する際には、p層お
よびn層を外面側と内面側とで逆にしたセルを交互に配
列し、同様に接続することにより、直列接続体を形成す
ることも可能である。
【0054】実施形態2 次に本発明の第2の実施形態について説明する。この太
陽電池では、図5に示すように、1個の球状シリコン表
面に、素子分離絶縁膜40を介して太陽電池部と、この
太陽電池部10に接続されたインバーター回路部30を
形成してなる球状半導体集積回路部とを具備してなるこ
とを特徴とする。
【0055】このインバータ回路部は素子分離膜40で
囲まれた素子領域内にp型ウェル領域31を形成すると
ともにこの内部にn型拡散層32を形成してなるもので
ある。そして電極33を形成し、負荷に接続されるよう
にしたものである。なお、インバータ回路部および太陽
電池部の相互接続は基板表面に形成された図示しない回
路パターンによって接続されている。
【0056】製造に際しては、フォトリソグラフィ工
程、素子分離膜の形成工程、成膜工程など、前記第1の
実施形態に準じて、同様に図4に示した装置内で形成す
ることが出来る。
【0057】かかる構成によれば、同一の球状半導体表
面に太陽電池部とインバータ回路とを具備しているた
め、小型で高効率の電源装置を提供することが可能とな
る。また、1個の球状半導体で光を受け易い表面部は太
陽電池部とし、受光量の小さい裏面部はインバータ回路
を構成するようにすることにより、より高効率の太陽電
池を得ることが可能となる。
【0058】実施形態3 次に、本発明の第3の実施形態について説明する。この
装置では、図6に示すように、少なくとも表面が第1導
電型の半導体層を構成する球状基板表面に、pn接合を
形成するように形成された第2導電型の半導体層と、前
記第2の半導体層表面に形成された透明導電膜からなる
外側電極と、前記第1導電型の半導体層に接続するとと
もに、表面にとり出された内側電極とを具備してなる球
状太陽電池部と、球状半導体表面にインバーター回路を
形成してなる球状半導体集積回路部と、球状半導体表面
に形成された論理回路部とを具備し、前記球状太陽電池
部1の外側電極および内側電極と、前記球状半導体集積
回路3および前記論理回路部6とが、バンプ4を介して
相互接続されている。
【0059】かかる構成によれば、太陽電池部1で得た
起電力をそのままインバータ回路で交流変換し、これを
論理回路部で直接使用することができるため、配線長を
小さくすることが可能となる上、実装も容易であり、実
装面積が小さく、高効率の半導体装置を提供することが
可能となる。
【0060】実施形態4 尚前記第1の実施形態では、球状体が3層構造をなすよ
うにクラスタ接続された例について説明したが、図7に
示すように、前記球状太陽電池部1、球状半導体集積回
路部3、論理回路部6は、それぞれ独立した球状基板に
形成されており、実装基板5表面に2層構造をなすよう
に、バンプ4,2を介してクラスタ接続し、前記球状太
陽電池部を表面側に配列したことを特徴とする。
【0061】かかる構成によれば、上記第1の実施形態
による効果に加え、光を受け易い表面側は太陽電池部と
し、受光量の小さい下層はインバータ回路あるいは論理
回路部を構成するようにしているため、実装面積が小さ
くより高効率の半導体装置を得ることが可能となる。
【0062】実施形態5 この実施形態では、図8に示すように前記球状太陽電池
部1と、球状半導体集積回路部3、論理回路部6とが、
同一球状基板内に形成されており、前記球状太陽電池部
は、表面側の半球に位置するように配列されていること
を特徴とする。
【0063】かかる構成によれば、球状半導体の光を受
け易い表面側は太陽電池部とし、受光量の小さい裏面側
はインバータ回路あるいは論理回路部を構成するように
しているため、小型でより高効率の半導体装置を得るこ
とが可能となる。
【0064】実施形態6 この実施形態では、図9に示すように、前記球状太陽電
池部1は、直径を含む水平面を通る球表面の同一直径上
の相対向する表面に、それぞれ外側電極および内側電極
に接続するバンプ2を具備し、各バンプを介して直列接
続されていることを特徴とする。
【0065】かかる構成によれば、多数個の球状太陽電
池をバンプを介して最も高密度に配列し接続することが
可能となる。また、2層以上に太陽電池部を配設する場
合には、バンプによる球状半導体間の空間を光導入部と
して利用することができる上、位置決めが容易となる。
【0066】実施形態7 この太陽電池を構成する太陽電池セル1は、図10に拡
大断面図を示すように、直径1mmの銅球50の表面に
クロムおよびチタンからなるバリア層50Bを介してn
型アモルファスシリコン層51、p型アモルファスシリ
コン層52を形成し、pn接合を形成すると共に、さら
にこの表面を覆うように酸化インジウム錫(ITO)透
明導電膜からなる外側電極53が形成されている。そし
て、この一部が研磨によりクロムおよびチタンからなる
バリア層に到達するまで外側電極53およびp型アモル
ファスシリコン層52、n型アモルファスシリコン層5
1が除去され、この除去部のバリア層にコンタクトする
ように、バンプ55aを形成してなるものである。一
方、このバンプ55aと球の中心に対して対称な位置
に、外側電極53にコンタクトするように、バンプ55
bが形成されている。
【0067】次に、この太陽電池セル1の製造方法につ
いて説明する。まず、図11(a)に示すように、直径1
mmの銅球50を表面研磨するとともに、洗浄し、真空
蒸着法により、クロムおよびチタンからなるバリア層を
順次形成する(図11(b))。これは前記第1の実施形態
で用いたCVD装置のCVD部のガス供給管を真空蒸着用の蒸
発源を備えた蒸発室に接続し、クロム粒子を含む蒸気お
よびチタン粒子を含む蒸気を銅球50に接触させること
により蒸着膜の形成が非接触で高精度の膜厚制御を行い
つつ形成可能である。
【0068】後は、前記第1の実施形態と同様に、フォ
スフィンを含むシランなどの混合ガスを用いた法によ
り、n型アモルファスシリコン層51およびp型アモル
ファスシリコン層52を形成する。ここでCVD工程は
図4に示した装置を用いて、所望の反応温度に加熱され
たガス雰囲気中を搬送することにより、薄膜形成を行う
ことが出来る(図11(c))。
【0069】この後、図11(d)に示すように、スパッ
タリング法により、基板表面全体に膜厚1μm程度のI
TO薄膜53を形成する。
【0070】そして、図11(e)に示すように、研磨に
より銅球50またはバリア層50Bに到達するまで外側
電極53およびp型アモルファスシリコン層52、n型
アモルファスシリコン層51の一部を除去する。
【0071】そしてこの後、図11(f)に示すように、
この除去された部分の銅球50またはバリア層50B表
面にバンプ55aを形成する。この場合は銅球50また
はバリア層50Bに直接バンプ55aを形成することが
できる。また外側電極上にもバンプ55bを形成し図1
0に示した太陽電池が完成する。
【0072】このようにして形成された太陽電池を2個
固着した太陽電池装置を図12に示す。ここではバンプ
55a、55bを固着し加熱溶融せしめて電気的に結合
した後、バンプの回りを絶縁性接着剤56で固着し、結
合強度を高めるとともに、周囲の電気的絶縁を図るよう
にすることが可能となる。
【0073】実施形態8 この太陽電池を構成する太陽電池セルは、球状基板を、
絶縁性の球状体で構成し、この球状体表面に、n型アモ
ルファスシリコン層と、前記n型のアモルファスシリコ
ン層表面に形成されたp型のアモルファスシリコン層を
形成しpn接合を形成してなることを特徴とする。
【0074】この太陽電池セルは、図13に拡大断面図
を示すように、直径1mmのガラス60の表面にクロム
層60cを形成するとともに、この上層にn型アモルフ
ァスシリコン層61、p型アモルファスシリコン層62
を形成し、pn接合を形成すると共に、さらにこの表面
を覆うように酸化インジウム錫(ITO)透明導電膜か
らなる外側電極63が形成されている。そして、この一
部が研磨によりクロム層60cに到達するまで外側電極
63およびp型アモルファスシリコン層62、n型アモ
ルファスシリコン層61が除去され、この除去部のバリ
ア層にコンタクトするように、バンプ65aを形成して
なるものである。一方、このバンプ65aと球の中心に
対して対称な位置に、外側電極63にコンタクトするよ
うに、バンプ65bが形成されている。
【0075】かかる構成によれば、安価で特性の安定し
た半導体装置を得ることが可能となる。
【0076】なお、前記実施の形態ではpn接合を形成
する半導体層として、アモルファスシリコンを用いた
が、これに限定されることなく、多結晶シリコン層ある
いは単結晶シリコン層、さらにはGaAs,GaPなど
の化合物半導体層にも適用可能である。さらには、pn
構造のみならず、pin構造にも適用可能である。
【0077】この球状の半導体素子の製造に際し、各処
理工程を連結してライン化することが可能であるため、
生産性が極めて高いという特徴がある。
【0078】各工程では、活性ガス、不活性ガス等の気
体のみならず、水や各種溶液等の液体をも含む種々の雰
囲気での処理がなされる。このような処理工程を連結す
る場合、被処理物を搬送する雰囲気を前工程から後工程
に持ち込まないようにしなければならないため、工程間
において被処理物から前工程の雰囲気を除去し、そして
後工程に合わせた雰囲気に変換して被処理物を搬送する
といった作業が必要であるが、図4に示したような雰囲
気変換装置を用いることにより搬送しながら各処理工程
が実行でき、極めて高速で作業性よく信頼性の高い半導
体装置を提供することが可能となる。
【0079】また、シリコン表面は酸化され易く、表面
に自然酸化膜が形成された場合、その上層に形成される
金属電極層などとの接触性が悪くなるなどの問題もある
が、外気に接触することなく、閉鎖空間内で搬送および
処理を行うことができる。
【0080】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、球状半導体表面に太陽電池部とインバータ回路とを
具備しているため、小型で高効率の電源装置を提供する
ことが可能となる。
【0081】また、1個の球状半導体で光を受け易い表
面部は太陽電池部とし、受光量の小さい裏面部はインバ
ータ回路を構成するようにすることにより、より高効率
の太陽電池を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の太陽電池を示す図
【図2】本発明の第1の実施形態の太陽電池を構成する
セルの断面図
【図3】本発明の第1の実施形態の太陽電池を構成する
セルの製造工程図
【図4】本発明の第1の実施形態の太陽電池を製造する
ための製造装置を示す図
【図5】本発明の第2の実施形態の太陽電池を構成する
セルの断面図
【図6】本発明の第3の実施形態の太陽電池を示す図
【図7】本発明の第4の実施形態の太陽電池を示す図
【図8】本発明の第5の実施形態の太陽電池を示す図
【図9】本発明の第6の実施形態の太陽電池を示す図
【図10】本発明の第7の実施形態の太陽電池を構成す
るセルの断面図
【図11】本発明の第7の実施形態の太陽電池を構成す
るセルの製造工程図
【図12】本発明の第7の実施形態の太陽電池を示す図
【図13】本発明の第8の実施形態の太陽電池を構成す
るセルの断面図
【図14】従来例の太陽電池を示す図
【符号の説明】
1 太陽電池 2 バンプ 3 インバータ回路部 4 バンプ 5 実装基板 6 論理回路部 11 p型単結晶シリコン球 12 n型多結晶シリコン層 13 外側電極 14 絶縁膜 15 内側電極 2a、2b バンプ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年6月13日(2000.6.1
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 太陽電池を含む球状半導体及びそれを
用いた球状半導体装置
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】本発明の第1の太陽電池を含む球状半導体
は、少なくとも表面が第1導電型の半導体層を構成する
球状基板表面に、pn接合を形成するように形成された
第2導電型の半導体層と、前記第2導電型の半導体層表
面に形成された透明導電膜からなる外側電極と、前記第
1導電型の半導体層に接続するとともに、表面にとり出
された内側電極とにより球状表面の所定の領域に形成さ
れた球状太陽電池部と、前記球状表面の太陽電池が形成
されていない領域にインバーター回路を形成してなる球
状半導体集積回路部又は論理回路部とを具備し、前記球
状太陽電池部の外側電極および内側電極と、前記球状半
導体集積回路又は論理回路とが、相互接続されているこ
とを特徴としている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】かかる構成によれば、1個の球状半導体の
表面に、太陽電池部以外に、インバータ回路を形成して
なる半導体集積回路部又は論理回路部が形成されてい
て、太陽電池部と半導体集積回路部又は論理回路部が相
互接続されているので、太陽電池からの発電電力を直接
半導体集積回路又は論理回路に供給できる小型で、高効
率の球状半導体を得ることができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】本発明の第2によれば、少なくとも表面が
第1導電型の半導体層を構成する球状基板表面に、pn
接合を形成するように形成された第2導電型の半導体層
と、前記第2導電型の半導体層表面に形成された透明導
電膜からなる外側電極と、前記第1導電型の半導体層に
接続するとともに、表面にとり出された内側電極とによ
り球状表面の所定の領域に形成された球状太陽電池部
と、前記球状表面の太陽電池が形成されていない領域に
インバーター回路を形成してなる球状半導体集積回路部
及び論理回路部とを形成し、前記球状太陽電池部の外側
電極および内側電極と、前記球状半導体集積回路および
前記論理回路部とが、相互接続されていることを特徴と
している。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】かかる構成によれば、1個の球状半導体の
表面に、太陽電池部以外に、インバータ回路を形成して
なる半導体集積回路部及び論理回路部が形成されてい
て、太陽電池部と半導体集積回路部及び論理回路部が相
互接続されているので、太陽電池からの発電電力をイン
バータ及び論理回路の両方に直接供給できるので、より
小型で、高効率の球状半導体を得ることができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】本発明の第3によれば、球状太陽電池部が
球状表面の少なくとも上半球に形成されていることを特
徴としている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】かかる構成によれば、球状半導体の少なく
とも上半球に太陽電池が形成されているので、太陽電池
の受光が効率的になる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】本発明の第4によれば、複数個の球状半導
体をバンプを介してクラスタ接続された半導体装置にお
いて、複数の球状半導体装置の内の少なくとも1個の球
状半導体が請求項1又は2記載の太陽電池を含む球状半
導体であることを特徴としている。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】かかる構成によれば、複数個の球状半導体
をバンプを介してクラスタ接続することによって、複数
個の球状半導体を2次元又は3次元的に構成できるの
で、より高密度に装置を構成できると共に、個々の半導
体が球状であるため、外側の球状半導体のみでなく、内
側の球状半導体でも外側よりは劣るが受光が可能である
ので、より効率的な太陽電池による発電ができる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】本発明の第5によれば、複数個の球状半導
体をバンプを介してクラスタ接続された半導体装置にお
いて、クラスタ接続された球状半導体装置の少なくとも
外側には球状表面の全てが太陽電池が形成された球状半
導体が配置されることを特徴としている。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】かかる構成によれば、クラスタ接続された
複数個の球状半導体の外側の球状半導体は球状表面の全
てに太陽電池が形成された球状半導体を配置することに
よって、より効率的な太陽電池による発電が可能にな
る。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】本発明の第6によれば、複数個の球状半導
体は、直径を含む水平面を通る球表面の同一直径上の相
対向する表面に、それぞれ外側電極および内側電極に接
続するバンプを具備し、各バンプを介して直列接続され
ていることを特徴としている。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】本発明の第7によれば、前記球状基板は、
第1導電型のシリコン球からなり、前記シリコン球の表
面に形成された第2導電型のアモルファスシリコン層と
の間にpn接合を形成してなることを特徴としている。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】本発明の第8によれば、前記球状基板は、
金属製の球状体からなり、前記球状体表面に、第1導電
型のシリコン層と、前記第1導電型のシリコン層表面に
形成された第2導電型のシリコン層を形成しpn接合を
形成してなることを特徴としている。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】本発明の第9によれば、前記球状基板は、
絶縁性の球状体からなり、前記球状体表面に、第1導電
型のシリコン層と、前記第1導電型のシリコン層表面に
形成された第2導電型のシリコン層を形成しpn接合を
形成してなることを特徴としている。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】本発明の第10によれば、前記第1および
第2のシリコン層はアモルファスシリコン層であること
を特徴としている。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】本発明の第11によれば、前記球状太陽電
池部は、第1導電型の球状シリコンの表面に形成された
第2導電型の不純物拡散層とのあいだにpn接合を形成
してなるものであることを特徴としている。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0080
【補正方法】変更
【補正内容】
【0080】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、1個の球状半導体表面に太陽電池部とインバータ回
路又は論理回路とを具備しているため、小型で高効率の
電源装置を提供することが可能となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 入江 淳一 福岡県北九州市八幡西区小嶺二丁目10番1 号 株式会社三井ハイテック内 Fターム(参考) 5F051 AA05 CA15 DA03 EA07 FA04 GA04

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも表面が第1導電型の半導体層
    を構成する球状基板表面に、pn接合を形成するように
    形成された第2導電型の半導体層と、前記第2の半導体
    層表面に形成された透明導電膜からなる外側電極と、前
    記第1導電型の半導体層に接続するとともに、表面にと
    り出された内側電極とを具備してなる球状太陽電池部
    と、 球状半導体表面にインバーター回路を形成してなる球状
    半導体集積回路部とを具備し、 前記球状太陽電池部の外側電極および内側電極と、前記
    球状半導体集積回路とが、相互接続されていることを特
    徴とする太陽電池。
  2. 【請求項2】 少なくとも表面が第1導電型の半導体層
    を構成する球状基板表面に、pn接合を形成するように
    形成された第2導電型の半導体層と、前記第2の半導体
    層表面に形成された透明導電膜からなる外側電極と、前
    記第1導電型の半導体層に接続するとともに、表面にと
    り出された内側電極とを具備してなる球状太陽電池部
    と、 前記球状半導体表面に、前記太陽電池部と相互接続さ
    れ、インバーター回路を形成してなる球状半導体集積回
    路部とを具備してなることを特徴とする太陽電池。
  3. 【請求項3】 少なくとも表面が第1導電型の半導体層
    を構成する球状基板表面に、pn接合を形成するように
    形成された第2導電型の半導体層と、前記第2の半導体
    層表面に形成された透明導電膜からなる外側電極と、前
    記第1導電型の半導体層に接続するとともに、表面にと
    り出された内側電極とを具備してなる球状太陽電池部
    と、 球状半導体表面にインバーター回路を形成してなる球状
    半導体集積回路部と、 球状半導体表面に形成された論理回路部とを具備し、 前記球状太陽電池部の外側電極および内側電極と、前記
    球状半導体集積回路および前記論理回路部とが、バンプ
    を介して相互接続されていることを特徴とする半導体装
    置。
  4. 【請求項4】 前記球状太陽電池部、球状半導体集積回
    路部、論理回路部は、それぞれ独立した球状基板に形成
    されており、 実装基板表面に複数層構造をなすように、バンプを介し
    てクラスタ接続せしめられ、 前記球状太陽電池部は表面側に配列されていることを特
    徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記球状太陽電池部と、球状半導体集積
    回路部または論理回路部とが、同一球状基板内に形成さ
    れており、前記球状太陽電池部は、表面側の半球に位置
    するように配列されていることを特徴とする請求項4に
    記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記球状太陽電池部は、直径を含む水平
    面を通る球表面の同一直径上の相対向する表面に、それ
    ぞれ外側電極および内側電極に接続するバンプを具備
    し、各バンプを介して直列接続されていることを特徴と
    する請求項3乃至5のいずれかに記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記球状基板は、第1導電型のシリコン
    球からなり、前記シリコン球の表面に形成された第2導
    電型のアモルファスシリコン層との間にpn接合を形成
    してなることを特徴とする請求項3乃至6のいずれかに
    記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記球状基板は、金属製の球状体からな
    り、前記球状体表面に、第1導電型のシリコン層と、前
    記第1導電型のシリコン層表面に形成された第2導電型の
    シリコン層を形成しpn接合を形成してなることを特徴
    とする請求項3乃至6のいずれかに記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 前記球状基板は、絶縁性の球状体からな
    り、前記球状体表面に、第1導電型のシリコン層と、前
    記第1導電型のシリコン層表面に形成された第2導電型の
    シリコン層を形成しpn接合を形成してなることを特徴
    とする請求項3乃至6のいずれかに記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 前記第1および第2のシリコン層はアモ
    ルファスシリコン層であることを特徴とする請求項8に
    記載の半導体装置。
  11. 【請求項11】 前記球状太陽電池部は、第1導電型の
    球状シリコンの表面に形成された第2導電型の不純物拡
    散層とのあいだにpn接合を形成してなるものであるこ
    とを特徴とする請求項3乃至6のいずれかに記載の半導体
    装置。
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