JP2001155654A - シャドウマスク構体およびカラーブラウン管 - Google Patents

シャドウマスク構体およびカラーブラウン管

Info

Publication number
JP2001155654A
JP2001155654A JP33983499A JP33983499A JP2001155654A JP 2001155654 A JP2001155654 A JP 2001155654A JP 33983499 A JP33983499 A JP 33983499A JP 33983499 A JP33983499 A JP 33983499A JP 2001155654 A JP2001155654 A JP 2001155654A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shadow mask
vibration absorber
mask structure
shaped
mounting hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP33983499A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyobumi Mizuta
清文 水田
Hiroshi Hasegawa
浩 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
Original Assignee
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd, Kansai Nippon Electric Co Ltd filed Critical Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Priority to JP33983499A priority Critical patent/JP2001155654A/ja
Priority to TW089118791A priority patent/TW487944B/zh
Priority to KR1020000069922A priority patent/KR100352161B1/ko
Priority to US09/725,625 priority patent/US20010002352A1/en
Publication of JP2001155654A publication Critical patent/JP2001155654A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/02Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
    • H01J29/06Screens for shielding; Masks interposed in the electron stream
    • H01J29/07Shadow masks for colour television tubes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2229/00Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
    • H01J2229/07Shadow masks
    • H01J2229/0727Aperture plate
    • H01J2229/0738Mitigating undesirable mechanical effects
    • H01J2229/0744Vibrations

Landscapes

  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部振動がシャドウマスクに伝わると、フリ
ーな状態の二辺の近傍は共振して振動する。したがって
従来のシャドウマスク構体を備えたカラーブラウン管
は、画面左右周辺部でしばしば色純度が低下する問題が
発生していた。 【解決手段】 本発明のシャドウマスク構体10は、シ
ャドウマスク12の、張力の印加されていない二辺側の
両端無孔部に、取り付け孔と、前記取り付け孔に緩く係
止された振動吸収体12Cとを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカラーブラウン管用
シャドウマスク構体、特にシャドウマスクが一方向に張
架された構造のシャドウマスク構体、および前記シャド
ウマスク構体を備えたカラーブラウン管に関する。
【0002】
【従来の技術】フラット管と呼ばれる、ガラスパネル表
面がほぼ平面のカラーブラウン管が近年増加している。
図13にフラット管用ガラスパネル130の部分断面斜
視図を示す。図において131はガラスパネル表面(カ
ラーブラウン管の外側)、132はガラスパネル内面
(カラーブラウン管の内側)である。図示のようにガラ
スパネル表面131がほぼ平面であってもガラスパネル
断面は中央に比べて周辺ほど厚く、ガラスパネル130
は円筒面の一部からなる円筒凹レンズ形状になってい
る。この理由は第一に周辺のガラス厚さが中央と同じで
あるとガラスバルブの耐圧が低くなりカラーブラウン管
が爆縮する危険が大きいためである。第二に周辺のガラ
ス厚さが中央と同じであるとカラーブラウン管の画像が
凹んで見え不自然なためである。爆縮を防止し、画像を
平面に見せるため、フラット管用ガラスパネルは中央よ
りも周辺のガラス厚さが厚くしてある。
【0003】ガラスパネル内面132が上述のように円
筒面の一部からなる円筒凹レンズ形状であるため、それ
に合わせて従来のシャドウマスクは、ガラスパネル内面
132にほぼ相似の円筒面の一部からなる形状に作られ
ている。これを以後円筒形シャドウマスクと呼ぶ。
【0004】図14に従来のシャドウマスク構体140
の斜視図を示す。図において141はマスクフレーム、
142はシャドウマスク、142Aはシャドウマスク溶
接部、142Bはシャドウマスク142の有孔部であ
る。
【0005】シャドウマスク142にはシャドウマスク
溶接部142Aを経由してマスクフレーム141の二辺
から張力が印加されている。円筒形シャドウマスクは四
方向から張力を印加するのが難しいため、このように二
方向から張力を印加するのが一般的である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のシャドウマスク
構体140の問題点を図15を参照して説明する。図1
5は従来のシャドウマスク構体140のシャドウマスク
142の平面図である。図において142Bは有孔部、
142Cは無孔部、142Dは電子ビーム通過孔であ
る。シャドウマスク142の概略寸法は、19型カラー
ブラウン管の場合、長辺約370mm、短辺約280m
m、厚さ0.1mmである。また無孔部142Cの幅は
片側4mmである。
【0007】先に述べたように、シャドウマスク142
は二辺(図15の上下の辺)にのみ張力が印加されてい
るため、それに垂直な二辺(図15の左右の辺)はフリ
ーな状態にある。前述のようにシャドウマスク142は
縦がほぼ280mm、横がほぼ370mmの大きさであ
りながら、厚さが0.1mm程度しかないため剛体では
ない。そのためフリーな状態の二辺の近傍は十分な張力
が印加されていない。そのためスピーカー等からの外部
振動がシャドウマスク142に伝わると、フリーな状態
の二辺の近傍は共振して振動する。
【0008】発明者の実験によれば、シャドウマスク1
42の二辺がフリーの従来のシャドウマスク構体140
では、一回の大きな衝撃により振動が約60〜120秒
続く。シャドウマスク142の振動中はシャドウマスク
142の電子ビーム通過孔142Dが本来の位置からず
れるため色純度が低下する。したがって従来のシャドウ
マスク構体140を備えたカラーブラウン管は、画面左
右周辺部でしばしば色純度が低下する、という問題が発
生していた。
【0009】上記の問題に対して、シャドウマスクのフ
リーな二辺に、T字形、Z字形ないしコイルバネ形の振
動減衰体を当接することにより振動防止する構造が、そ
れぞれ特開平8−77936号公報、特開平9−274
867号公報、特開平9−274868号公報に開示さ
れている。しかしこれらに開示された構造では、複雑な
形状の振動減衰体を作製し、それをシャドウマスクが変
形しないように精度良く組み込む必要がある。そのため
部品コスト、組立コストがかかる上、シャドウマスク構
体の重量が増加するという問題がある。
【0010】またシャドウマスクと少し構造が異なる
が、同様に色選別の機能を有するアパーチャーグリルの
場合は、たとえば特開平10−106449号公報に記
載されているように、アパーチャーグリルの表面を横切
るダンパー線を張って振動を防止している。それを応用
し、シャドウマスク表面にダンパー線を張って振動防止
することは可能である。しかしアパーチャーグリルにお
いてもシャドウマスクにおいてもダンパー線の影が画面
に表れるため、特に精細度の高いディスプレイ用カラー
ブラウン管にダンパー線を用いるのは好ましくない。
【0011】本発明のシャドウマスク構体においては、
シャドウマスクの、張力が印加されていないため振動し
やすい二辺に、振動吸収体を取り付けた。シャドウマス
クの振動エネルギーは、振動吸収体とシャドウマスクの
摩擦により急激に失われるため、シャドウマスクの振動
による色純度低下は実用上問題ない程度に減らすことが
できる。
【0012】前記振動吸収体は小型軽量の簡単な部品
で、その取り付けにも精度を要しないため、部品コス
ト、組立コストが安い。したがって本発明のシャドウマ
スク構体を備えることにより、低コスト、軽量で、画質
の良いカラーブラウン管が実現される。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のシャドウマスク構体は、シャドウマスク
の、張力の印加されていない二辺側の両端無孔部に、取
り付け孔と、前記取り付け孔に緩く係止された振動吸収
体とを備えたことを特徴とする。
【0014】すなわち請求項1記載の第1の発明は、ほ
ぼ長方形額縁形状のマスクフレームと、前記マスクフレ
ームにその一対の長辺を張架されたほぼ長方形のシャド
ウマスクとからなるシャドウマスク構体において、前記
シャドウマスクの短辺側無孔部に、取り付け孔と、前記
取り付け孔に緩く係止された振動吸収体とが具備され、
前記振動吸収体の、前記取り付け孔と接する部分に、前
記取り付け孔を完全に覆うことが可能なつばが具備され
たことを特徴とする。
【0015】また請求項2記載の第2の発明は、前記振
動吸収体が、ほぼ円柱の両端に、ほぼ円板のつばを有す
る車輪形状であることを特徴とする。
【0016】また請求項3記載の第3の発明は、前記振
動吸収体が、ほぼU字状円柱の両端に、ほぼ円板のつば
を有する、つば付きU字形状であることを特徴とする。
【0017】また請求項4記載の第4の発明は、前記振
動吸収体が、ほぼリング状円柱の途中に、ほぼ円板のつ
ばを有する、つば付きリング形状であることを特徴とす
る。
【0018】また請求項5記載の第5の発明は、前記振
動吸収体が、先端の開いたほぼ門型円柱の途中に、ほぼ
円板のつばを有する、つば付き門形状であることを特徴
とする。
【0019】また請求項6記載の第6の発明は、前記マ
スクフレームの材質が13クロムステンレスであり、前
記シャドウマスクの材質がインバーであり、前記振動吸
収体の材質が18−8ステンレスであることを特徴とす
る。
【0020】また請求項7記載の第7の発明は、ほぼ長
方形額縁形状のマスクフレームと、ほぼ長方形のシャド
ウマスクとからなるシャドウマスク構体において、前記
マスクフレームの一対の長辺に一対のマスク支持体が具
備され、前記シャドウマスクが前記マスク支持体にその
一対の長辺を張架され、前記シャドウマスクの短辺側無
孔部に、取り付け孔と、前記取り付け孔に緩く係止され
た振動吸収体とが具備され、前記振動吸収体の、前記取
り付け孔と接する部分に、前記取り付け孔を完全に覆う
ことが可能なつばが具備されたことを特徴とする。
【0021】また請求項8記載の第8の発明は、前記振
動吸収体が、ほぼ円柱の両端に、ほぼ円板のつばを有す
る車輪形状であることを特徴とする。
【0022】また請求項9記載の第9の発明は、前記振
動吸収体が、ほぼU字状円柱の両端に、ほぼ円板のつば
を有する、つば付きU字形状であることを特徴とする。
【0023】また請求項10記載の第10の発明は、前
記振動吸収体が、ほぼリング状円柱の途中に、ほぼ円板
のつばを有する、つば付きリング形状であることを特徴
とする。
【0024】また請求項11記載の第11の発明は、前
記振動吸収体が、先端の開いたほぼ門型円柱の途中に、
ほぼ円板のつばを有する、つば付き門形状であることを
特徴とする。
【0025】また請求項12記載の第12の発明は、前
記マスクフレームの材質が13クロムステンレスであ
り、前記マスク支持体およびシャドウマスクの材質がイ
ンバーであり、前記振動吸収体の材質が18−8ステン
レスであることを特徴とする。
【0026】そして請求項13記載の第13の発明は、
請求項1〜12記載のシャドウマスク構体を備えたカラ
ーブラウン管である。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
シャドウマスク構体の実施の形態を説明する。図1は本
発明の第一実施例のシャドウマスク構体10の斜視図で
ある。図において11はマスクフレーム、12はシャド
ウマスク、12Aはシャドウマスク溶接部、12Bはシ
ャドウマスク12の有孔部、12Cは振動吸収体であ
る。
【0028】シャドウマスク12はシャドウマスク溶接
部12Aを経由してマスクフレーム11の二辺(長辺)
から張力を印加されている。
【0029】マスクフレーム11は厚さ2.2mmの1
3クロムステンレス材、シャドウマスク12は厚さ0.
1mmのインバー材である。シャドウマスク構体10の
概略寸法は長辺360mm、短辺270mm、高さ43
mmで、19型カラーブラウン管用である。
【0030】図2は本発明の第一実施例のシャドウマス
ク構体10に具備された振動吸収体12C近傍の拡大図
とX−X’断面図である。振動吸収体12Cの取り付け
方は次の通りである。後に振動吸収体12Cとなる、直
径1mm、長さ5mmの円柱形の18−8ステンレス部
材を準備する。シャドウマスク12の無孔部に直径1.
8mmの取り付け孔12Dを開ける。前記円柱形ステン
レス部材を取り付け孔12Dに通し、両端をつぶして直
径3.5mmの円板形つばを両端に形成する。このよう
にしてシャドウマスク12の無孔部に、両端に円板形の
つばを有する車輪形状の振動吸収体12Cが取り付けら
れる。
【0031】ここで重要なのは、振動吸収体12Cがシ
ャドウマスク12に緩く取り付けられていることであ
る。このためシャドウマスク12が振動したとき、取り
付け孔12Dの中で振動吸収体12Cは自由に動き、振
動吸収体12Cの軸と取り付け孔12Dの側壁がこすれ
合い、そこで振動エネルギーは摩擦エネルギーに変わ
り、シャドウマスク12の振動が急激に減衰する。
【0032】発明者の実験によると、上記のように振動
吸収体12Cが緩く取り付けられているとき、従来のシ
ャドウマスク構体140と比較して、本発明の第一実施
例のシャドウマスク構体10では、同一の大きさの衝撃
に対して振幅が約1/2、減衰時間が約1/6(約10
秒)となった。この程度に振動が小さくなると、画面で
の色純度低下はほとんど認識できなくなる。しかし取り
付け孔12Dを小さくして振動吸収体12Cが自由に動
かないように取り付けたときは、振幅、減衰時間とも従
来のシャドウマスク構体140とほとんど変わらず、振
動吸収体12Cを取り付けた効果はなかった。したがっ
て振動吸収体12Cが取り付け孔12D内で自由に動く
ことは必須である。
【0033】振動吸収体12Cが取り付け孔12D内で
自由に動くことが可能なためには、振動吸収体12Cの
軸の直径をd(mm)としたとき、取り付け孔12Dの
直径は1.2d(mm)〜3d(mm)が適切である。
【0034】また振動吸収体12Cの軸と取り付け孔1
2Dの側壁がこすれ合い、そこで振動エネルギーが摩擦
エネルギーに変わる効率を上げるため、振動吸収体12
Cの軸の表面は鏡面より梨地面の方が望ましい。
【0035】振動吸収体12Cは、カラーブラウン管製
造工程で約500℃まで温度が上がるため、それに耐え
る材料でなければならない。また振動吸収体12Cにさ
びが発生するとトラブルの原因となる。そのため、耐熱
性があり、さびにくい材料として、また、入手が容易で
安価であるため振動吸収体12Cの材料は18−8ステ
ンレスが適切である。
【0036】さらに振動吸収体12Cの両端のつばが、
取り付け孔12Dを完全に覆うことが可能な大きさ、形
状でなければならない。その理由は次のとおりである。
周知の通りブラックマトリックスのパターン形成する工
程ではシャドウマスク12を露光マスクとして使用す
る。もし取り付け孔12Dの一部がふさがれていない
と、取り付け孔12Dを露光用紫外線が通り、その部分
のブラックマトリックス膜に孔があいてしまい、カラー
ブラウン管画面の周辺の黒い部分に輝点が生じる。これ
はカラーブラウン管の商品価値を低下させる。したがっ
て振動吸収体12Cの両端のつばが、取り付け孔12D
を完全に覆うことが可能な大きさ、形状にしておくとと
もに、ブラックマトリックス露光工程では、確実に振動
吸収体12Cのつばが取り付け孔12Dを完全に覆って
いるように注意しなければならない。
【0037】本発明の第一実施例のシャドウマスク構体
10においては、図1に示すように、振動吸収体12C
をシャドウマスク12の左右の辺の中央寄りに4個ずつ
取り付けた。これはシャドウマスク12の左右の辺がフ
リーな状態であるといっても、シャドウマスク溶接部1
2Aに近い部分は振動しにくいため、より振動しやすい
中央付近に寄せて取り付けたものである。しかし振動吸
収体12Cの適切な個数と取り付け位置は各シャドウマ
スク構体について実験により決定するのが望ましい。
【0038】図3は本発明の第二実施例のシャドウマス
ク構体30の斜視図である。図において31はマスクフ
レーム、32はシャドウマスク、32Aはシャドウマス
ク溶接部、32Bはシャドウマスク32の有孔部、32
Cは振動吸収体である。
【0039】シャドウマスク32はシャドウマスク溶接
部32Aを経由してマスクフレーム31の二辺(長辺)
から張力を印加されている。マスクフレーム31、シャ
ドウマスク32の材質、寸法は第一実施例のシャドウマ
スク構体10と同一である。
【0040】図4は本発明の第二実施例のシャドウマス
ク構体30に具備された振動吸収体32C近傍の拡大図
とX−X’断面図である。振動吸収体32Cの取り付け
方は次の通りである。後に振動吸収体32Cとなる、直
径1mm、端の二辺の長さ5mm、それをつなぐ辺の長
さが10mmのU字形の18−8ステンレス部材を準備
する。シャドウマスク32の無孔部に10mmの間隔を
あけて直径1.8mmの取り付け孔32Dを二個開け
る。前記U字形ステンレス部材を取り付け孔32Dに通
し、端をつぶして直径3.5mmのつばを端に形成す
る。このようにしてシャドウマスク32の無孔部に、端
に円板形のつばを有するU字形状の振動吸収体32Cが
緩く取り付けられる。
【0041】振動吸収体32Cによりシャドウマスク3
2の振動が急激に減衰するメカニズムは、第一実施例の
シャドウマスク構体10と同じである。また発明者の実
験によると、第二実施例のシャドウマスク30の振動減
衰効果は、第一実施例のシャドウマスク構体10の場合
とほとんど同じであった。
【0042】振動吸収体32Cが取り付け孔32D内で
自由に動くことが可能なためには、振動吸収体32Cの
軸の直径をd(mm)としたとき、取り付け孔32Dの
直径は1.2d(mm)〜3d(mm)が適切である。
【0043】振動吸収体32Cの材質は、第一実施例の
シャドウマスク構体10の振動吸収体12Cと同様の理
由で18−8ステンレスが適切である。また、振動吸収
体32Cのつばが取り付け孔32Dを完全に覆うことが
可能な大きさ、形状でなければならないことも、第一実
施例のシャドウマスク構体10の振動吸収体12Cの場
合と同様である。
【0044】第二実施例のシャドウマスク構体30の振
動吸収体32Cが、第一実施例のシャドウマスク構体1
0の振動吸収体12Cに比べ有利な点は、つばの形成個
数が半分で済むことである。
【0045】図5は本発明の第三実施例のシャドウマス
ク構体50の斜視図である。図において51はマスクフ
レーム、52はシャドウマスク、52Aはシャドウマス
ク溶接部、52Bはシャドウマスク52の有孔部、52
Cは振動吸収体である。
【0046】シャドウマスク52はシャドウマスク溶接
部52Aを経由してマスクフレーム51の二辺(長辺)
から張力を印加されている。マスクフレーム51、シャ
ドウマスク52の材質、寸法は第一実施例のシャドウマ
スク構体10と同一である。
【0047】図6は本発明の第三実施例のシャドウマス
ク構体50に具備された振動吸収体52C近傍の拡大図
とX−X’断面図である。
【0048】振動吸収体52Cの取り付け方は次の通り
である。後に振動吸収体52Cとなる、直径1mm、長
さ20mmの円柱形で、端から約1/3の箇所に直径
3.5mmの円板形つばを有する18−8ステンレス部
材を準備する。前記円形つばは、円柱のしぼり加工で形
成されてもよいし、穴の開いた円板部材を円柱に通して
かしめたものでも良い。シャドウマスク52の無孔部に
直径1.8mmの取り付け孔52Dを開ける。前記つば
付きステンレス部材を取り付け孔52Dに通し、円柱部
分をリング形に曲げて端を突き合わせる。このようにし
てシャドウマスク52の無孔部に、途中に円板形のつば
を有するリング形状の振動吸収体52Cが緩く取り付け
られる。
【0049】振動吸収体52Cによりシャドウマスク5
2の振動が急激に減衰するメカニズムは、第一実施例の
シャドウマスク構体10と同じである。また発明者の実
験によると、第三実施例のシャドウマスク50の振動減
衰効果は、第一実施例のシャドウマスク構体10の場合
とほとんど同じであった。
【0050】振動吸収体52Cが取り付け孔52D内で
自由に動くことが可能なためには、振動吸収体52Cの
軸の直径をd(mm)としたとき、取り付け孔52Dの
直径は1.2d(mm)〜3d(mm)が適切である。
【0051】振動吸収体52Cの材質は、第一実施例の
シャドウマスク構体10の振動吸収体12Cと同様の理
由で18−8ステンレスが適切である。また、振動吸収
体52Cのつばが取り付け孔52Dを完全に覆うことが
可能な大きさ、形状でなければならないことも、第一実
施例のシャドウマスク構体10の振動吸収体12Cの場
合と同様である。
【0052】第三実施例のシャドウマスク構体50の振
動吸収体52Cが、第一実施例のシャドウマスク構体1
0の振動吸収体12C、第二実施例のシャドウマスク構
体30の振動吸収体32Cに比べ有利な点は、つばがあ
らかじめ形成されているため、シャドウマスクに振動吸
収体を通した後に、つば形成の必要がないことである。
シャドウマスクに振動吸収体を通してつばを形成すると
きにシャドウマスクを傷つけたり変形させたりする恐れ
があるが、あらかじめつばが形成されているとその恐れ
は少ない。また振動吸収体はシャドウマスクに取り付け
られていない状態で加工する方が自動化しやすくコスト
ダウンが容易である。
【0053】図7は本発明の第四実施例のシャドウマス
ク構体70の斜視図である。図において71はマスクフ
レーム、72はシャドウマスク、72Aはシャドウマス
ク溶接部、72Bはシャドウマスク72の有孔部、72
Cは振動吸収体である。
【0054】シャドウマスク72はシャドウマスク溶接
部72Aを経由してマスクフレーム71の二辺(長辺)
から張力を印加されている。マスクフレーム71、シャ
ドウマスク72の材質、寸法は第一実施例のシャドウマ
スク構体10と同一である。
【0055】図8は本発明の第四実施例のシャドウマス
ク構体70に具備された振動吸収体72C近傍の拡大図
とX−X’断面図である。
【0056】振動吸収体72Cの取り付け方は次の通り
である。後に振動吸収体72Cとなる、直径1mm、端
の二辺の長さ10mm、それをつなぐ辺の長さが10m
mのU字形の円柱形で、両端からそれぞれ約7mmの箇
所に直径3.5mmの円板形つばを有する18−8ステ
ンレス部材を準備する。前記円形つばは、円柱のしぼり
加工で形成されてもよいし、穴の開いた円板部材を円柱
に通してかしめたものでも良い。シャドウマスク72の
無孔部に10mmの間隔をあけて直径1.8mmの取り
付け孔72Dを二個開ける。前記つば付きU字形ステン
レス部材を取り付け孔72Dに通し、端をL字形に曲げ
る。このようにしてシャドウマスク72の無孔部に、途
中に円板形のつばを有する、先端の開いた門形状の振動
吸収体72Cが緩く取り付けられる。
【0057】振動吸収体72Cによりシャドウマスク7
2の振動が急激に減衰するメカニズムは、第一実施例の
シャドウマスク構体10と同じである。また発明者の実
験によると、第四実施例のシャドウマスク70の振動減
衰効果は、第一実施例のシャドウマスク構体10の場合
とほとんど同じであった。
【0058】振動吸収体72Cが取り付け孔72D内で
自由に動くことが可能なためには、振動吸収体72Cの
軸の直径をd(mm)としたとき、取り付け孔72Dの
直径は1.2d(mm)〜3d(mm)が適切である。
【0059】振動吸収体72Cの材質は、第一実施例の
シャドウマスク構体10の振動吸収体12Cと同様の理
由で18−8ステンレスが適切である。また、振動吸収
体72Cのつばが取り付け孔72Dを完全に覆うことが
可能な大きさ、形状でなければならないことも、第一実
施例のシャドウマスク構体10の振動吸収体12Cの場
合と同様である。
【0060】第四実施例のシャドウマスク構体70の振
動吸収体72Cが、第一実施例のシャドウマスク構体1
0の振動吸収体12C、第二実施例のシャドウマスク構
体30の振動吸収体32Cに比べ有利な点は、つばがあ
らかじめ形成されているため、シャドウマスクに振動吸
収体を通した後に、つば形成の必要がないことである。
【0061】また第四実施例のシャドウマスク構体70
の振動吸収体72Cが、第三実施例のシャドウマスク構
体50の振動吸収体52Cに比べ有利な点は、先端を曲
げるとき先端どおしを精度良く突き合わせる必要がない
ため、曲げ精度を要しないことである。
【0062】図9は本発明の第五実施例のシャドウマス
ク構体90の斜視図である。図において91はマスクフ
レーム、92はマスク支持体、93はシャドウマスク、
93Aはシャドウマスク溶接部、93Bはシャドウマス
ク93の有孔部、93Cは振動吸収体である。
【0063】シャドウマスク93はシャドウマスク溶接
部93A、マスク支持体92を経由してマスクフレーム
91の二辺(長辺)から張力を印加されている。マスク
支持体92は厚さ3mmのインバー材であり、そのほか
マスクフレーム91、シャドウマスク93の材質、寸法
は第一実施例のシャドウマスク構体10と同一である。
【0064】振動吸収体93Cの構造、材料、寸法、取
り付け方は第一実施例のシャドウマスク構体10の振動
吸収体12Cと同一なので説明を省略する。また、振動
吸収体93Cによるシャドウマスク93の振動吸収メカ
ニズムとその効果も第一実施例のシャドウマスク構体1
0と同一なので説明を省略する。
【0065】本発明の第一実施例のシャドウマスク構体
10においては、シャドウマスク12が直接マスクフレ
ーム11に溶接されていた。その場合シャドウマスク1
2は熱膨張率(室温で約1.2ppm)の低いインバー
材であり、マスクフレーム11は熱膨張率がインバー材
の約10倍の13クロムステンレス材である。カラーブ
ラウン管の使用中には電子ビームがシャドウマスク12
に入射し、シャドウマスク12、およびマスクフレーム
11の温度が最高100℃程度まで上昇する。したがっ
てシャドウマスク12とマスクフレーム11の間に熱膨
張の不整合が発生して、シャドウマスク12がひずむ恐
れがある。
【0066】一方本発明の第五実施例のシャドウマスク
構体90においては、シャドウマスク93は、同じイン
バー材からなるマスク支持体92に溶接されているた
め、シャドウマスク93とマスク支持体92の間に熱膨
張の不整合は発生しない。したがってシャドウマスク9
3がひずむ恐れがなく、より色純度が安定した画像が得
られる。
【0067】図10は本発明の第六実施例のシャドウマ
スク構体100の斜視図である。図において101はマ
スクフレーム、102はマスク支持体、103はシャド
ウマスク、103Aはシャドウマスク溶接部、103B
はシャドウマスク103の有孔部、103Cは振動吸収
体である。
【0068】シャドウマスク103はシャドウマスク溶
接部103A、マスク支持体102を経由してマスクフ
レーム101の二辺(長辺)から張力を印加されてい
る。マスク支持体102は厚さ3mmのインバー材であ
り、そのほかマスクフレーム101、シャドウマスク1
03の材質、寸法は第一実施例のシャドウマスク構体1
0と同一である。
【0069】振動吸収体103Cの構造、材料、寸法、
取り付け方は第二実施例のシャドウマスク構体30の振
動吸収体32Cと同一なので説明を省略する。また、振
動吸収体103Cによるシャドウマスク103の振動吸
収メカニズムとその効果も第一実施例のシャドウマスク
構体10と同一なので説明を省略する。
【0070】またシャドウマスク103がひずむ恐れが
ないことは、第五実施例のシャドウマスク構体90と同
様であるため説明を省略する。
【0071】図11は本発明の第七実施例のシャドウマ
スク構体110の斜視図である。図において111はマ
スクフレーム、112はマスク支持体、113はシャド
ウマスク、113Aはシャドウマスク溶接部、113B
はシャドウマスク113の有孔部、113Cは振動吸収
体である。
【0072】シャドウマスク113はシャドウマスク溶
接部113A、マスク支持体112を経由してマスクフ
レーム111の二辺(長辺)から張力を印加されてい
る。マスク支持体112は厚さ3mmのインバー材であ
り、そのほかマスクフレーム111、シャドウマスク1
13の材質、寸法は第一実施例のシャドウマスク構体1
0と同一である。
【0073】振動吸収体113Cの構造、材料、寸法、
取り付け方は第三実施例のシャドウマスク構体50の振
動吸収体52Cと同一なので説明を省略する。また、振
動吸収体113Cによるシャドウマスク113の振動吸
収メカニズムとその効果も第一実施例のシャドウマスク
構体10と同一なので説明を省略する。
【0074】またシャドウマスク113がひずむ恐れが
ないことは、第五実施例のシャドウマスク構体90と同
様であるため説明を省略する。
【0075】図12は本発明の第八実施例のシャドウマ
スク構体120の斜視図である。図において121はマ
スクフレーム、122はマスク支持体、123はシャド
ウマスク、123Aはシャドウマスク溶接部、123B
はシャドウマスク123の有孔部、123Cは振動吸収
体である。
【0076】シャドウマスク123はシャドウマスク溶
接部123A、マスク支持体122を経由してマスクフ
レーム121の二辺(長辺)から張力を印加されてい
る。マスク支持体122は厚さ3mmのインバー材であ
り、そのほかマスクフレーム121、シャドウマスク1
23の材質、寸法は第一実施例のシャドウマスク構体1
0と同一である。
【0077】振動吸収体123Cの構造、材料、寸法、
取り付け方は第四実施例のシャドウマスク構体70の振
動吸収体72Cと同一なので説明を省略する。また、振
動吸収体123Cによるシャドウマスク123の振動吸
収メカニズムとその効果も第一実施例のシャドウマスク
構体10と同一なので説明を省略する。
【0078】またシャドウマスク123がひずむ恐れが
ないことは、第五実施例のシャドウマスク構体90と同
様であるため説明を省略する。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシャドウ
マスク構体は、シャドウマスクの、張力の印加されてい
ない二辺側の両端無孔部に、取り付け孔と、前記取り付
け孔に緩く係止された振動吸収体とを備えた。これによ
りシャドウマスクの振動による色純度低下は実用上問題
ない程度に減らすことができた。そして本発明のシャド
ウマスク構体を備えることにより、低コスト、軽量で、
画質の良いカラーブラウン管が実現された。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一実施例のシャドウマスク構体の
斜視図
【図2】 本発明の第一実施例のシャドウマスク構体の
振動吸収体近傍の拡大図、断面図
【図3】 本発明の第二実施例のシャドウマスク構体の
斜視図
【図4】 本発明の第二実施例のシャドウマスク構体の
振動吸収体近傍の拡大図、断面図
【図5】 本発明の第三実施例のシャドウマスク構体の
斜視図
【図6】 本発明の第三実施例のシャドウマスク構体の
振動吸収体近傍の拡大図、断面図
【図7】 本発明の第四実施例のシャドウマスク構体の
斜視図
【図8】 本発明の第四実施例のシャドウマスク構体の
振動吸収体近傍の拡大図、断面図
【図9】 本発明の第五実施例のシャドウマスク構体の
斜視図
【図10】 本発明の第六実施例のシャドウマスク構体
の斜視図
【図11】 本発明の第七実施例のシャドウマスク構体
の斜視図
【図12】 本発明の第八実施例のシャドウマスク構体
の斜視図
【図13】 フラット管用ガラスパネルの部分断面斜視
【図14】 従来のシャドウマスク構体の斜視図
【図15】 従来のシャドウマスク構体に具備されたシ
ャドウマスクの平面図
【符号の説明】
10、30、50、70、90、100、110、12
0 シャドウマスク構体 11、31、51、71、91、101、111、12
1 マスクフレーム 12、32、52、72、93、103、113、12
3 シャドウマスク 12A、32A、52A、72A、93A、103A、
113A、123Aシャドウマスク溶接部 12B、32B、52B、72B、93B、103B、
113B、123Bシャドウマスクの有孔部 12C、32C、52C、72C、93C、103C、
113C、123C振動吸収体 12D、32D、52D、72D 取り付け孔 130 フラット管用ガラスパネル 131 ガラスパネル表面 132 ガラスパネル内面 140 シャドウマスク構体 141 マスクフレーム 142 シャドウマスク 142A シャドウマスク溶接部 142B シャドウマスクの有孔部 142C シャドウマスクの無孔部 142D 電子ビーム通過孔

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ほぼ長方形額縁形状のマスクフレームと、 前記マスクフレームにその一対の長辺を張架されたほぼ
    長方形のシャドウマスクとからなるシャドウマスク構体
    において、 前記シャドウマスクの短辺側無孔部に、取り付け孔と、
    前記取り付け孔に緩く係止された振動吸収体とが具備さ
    れ、 前記振動吸収体の、前記取り付け孔と接する部分に、前
    記取り付け孔を完全に覆うことが可能なつばが具備され
    たことを特徴とするシャドウマスク構体。
  2. 【請求項2】請求項1記載のシャドウマスク構体におい
    て、 前記振動吸収体が、ほぼ円柱の両端に、ほぼ円板のつば
    を有する車輪形状であることを特徴とするシャドウマス
    ク構体。
  3. 【請求項3】請求項1記載のシャドウマスク構体におい
    て、 前記振動吸収体が、ほぼU字状円柱の両端に、ほぼ円板
    のつばを有する、つば付きU字形状であることを特徴と
    するシャドウマスク構体。
  4. 【請求項4】請求項1記載のシャドウマスク構体におい
    て、 前記振動吸収体が、ほぼリング状円柱の途中に、ほぼ円
    板のつばを有する、つば付きリング形状であることを特
    徴とするシャドウマスク構体。
  5. 【請求項5】請求項1記載のシャドウマスク構体におい
    て、 前記振動吸収体が、先端の開いたほぼ門型円柱の途中
    に、ほぼ円板のつばを有する、つば付き門形状であるこ
    とを特徴とするシャドウマスク構体。
  6. 【請求項6】請求項1〜5記載のシャドウマスク構体に
    おいて、 前記マスクフレームの材質が13クロムステンレスであ
    り、前記シャドウマスクの材質がインバーであり、前記
    振動吸収体の材質が18−8ステンレスであることを特
    徴とするシャドウマスク構体。
  7. 【請求項7】ほぼ長方形額縁形状のマスクフレームと、 ほぼ長方形のシャドウマスクとからなるシャドウマスク
    構体において、 前記マスクフレームの一対の長辺に一対のマスク支持体
    が具備され、 前記シャドウマスクが前記マスク支持体にその一対の長
    辺を張架され、 前記シャドウマスクの短辺側無孔部に、取り付け孔と、
    前記取り付け孔に緩く係止された振動吸収体とが具備さ
    れ、 前記振動吸収体の、前記取り付け孔と接する部分に、前
    記取り付け孔を完全に覆うことが可能なつばが具備され
    たことを特徴とするシャドウマスク構体。
  8. 【請求項8】請求項7記載のシャドウマスク構体におい
    て、 前記振動吸収体が、ほぼ円柱の両端に、ほぼ円板のつば
    を有する車輪形状であることを特徴とするシャドウマス
    ク構体。
  9. 【請求項9】請求項7記載のシャドウマスク構体におい
    て、 前記振動吸収体が、ほぼU字状円柱の両端に、ほぼ円板
    のつばを有する、つば付きU字形状であることを特徴と
    するシャドウマスク構体。
  10. 【請求項10】請求項7記載のシャドウマスク構体にお
    いて、 前記振動吸収体が、ほぼリング状円柱の途中に、ほぼ円
    板のつばを有する、つば付きリング形状であることを特
    徴とするシャドウマスク構体。
  11. 【請求項11】請求項7記載のシャドウマスク構体にお
    いて、 前記振動吸収体が、先端の開いたほぼ門型円柱の途中
    に、ほぼ円板のつばを有する、つば付き門形状であるこ
    とを特徴とするシャドウマスク構体。
  12. 【請求項12】請求項7〜11記載のシャドウマスク構
    体において、 前記マスクフレームの材質が13クロムステンレスであ
    り、前記マスク支持体およびシャドウマスクの材質がイ
    ンバーであり、前記振動吸収体の材質が18−8ステン
    レスであることを特徴とするシャドウマスク構体。
  13. 【請求項13】請求項1〜12記載のシャドウマスク構
    体を備えたカラーブラウン管。
JP33983499A 1999-11-30 1999-11-30 シャドウマスク構体およびカラーブラウン管 Withdrawn JP2001155654A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33983499A JP2001155654A (ja) 1999-11-30 1999-11-30 シャドウマスク構体およびカラーブラウン管
TW089118791A TW487944B (en) 1999-11-30 2000-09-14 Shadow mask structure and color CRT
KR1020000069922A KR100352161B1 (ko) 1999-11-30 2000-11-23 섀도 마스크 구성체 및 컬러 음극선관
US09/725,625 US20010002352A1 (en) 1999-11-30 2000-11-29 Shadow mask structure and color CRT

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33983499A JP2001155654A (ja) 1999-11-30 1999-11-30 シャドウマスク構体およびカラーブラウン管

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001155654A true JP2001155654A (ja) 2001-06-08

Family

ID=18331264

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33983499A Withdrawn JP2001155654A (ja) 1999-11-30 1999-11-30 シャドウマスク構体およびカラーブラウン管

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20010002352A1 (ja)
JP (1) JP2001155654A (ja)
KR (1) KR100352161B1 (ja)
TW (1) TW487944B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6686683B2 (en) 2002-05-23 2004-02-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Color cathode ray tube
KR100492239B1 (ko) * 2001-10-30 2005-05-27 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 칼라 음극선관
US6936957B2 (en) 2001-07-12 2005-08-30 Lg Electronics, Inc. Anti-howling device in cathode ray tube

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1319319B1 (it) * 2000-11-07 2003-10-10 Videocolor Spa Tubo a raggi catodici a colori e piu' in particolare una struttura dimaschera adattata per essere mantenuta in tensione all'interno del
US6621200B2 (en) * 2001-02-14 2003-09-16 Thomson Licensing, S.A. Microphonics damper clip
US6597095B2 (en) * 2001-11-20 2003-07-22 Thomson Licensing S. A. Cathode ray tube mask frame assembly
ITMI20021251A1 (it) * 2002-06-07 2003-12-09 Videocolor Spa Dispositivo smorzatore di vibrazioni per complesso telaio/maschera ditubi a raggi catodici
CN107604308B (zh) * 2017-10-30 2019-07-23 武汉华星光电半导体显示技术有限公司 金属掩膜板焊接方法及金属掩膜板

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR950004393B1 (ko) * 1992-12-03 1995-04-28 주식회사금성사 컬러 음극선관용 섀도우 마스크 구조체
KR970010039B1 (ko) * 1994-08-13 1997-06-20 엘지전자 주식회사 평면칼라 브라운관용 섀도우마스크의 하울링방지장치
KR100232823B1 (ko) * 1997-08-29 1999-12-01 구자홍 음극선관의 샤도우 마스크의 진동 흡수 장치
KR100247861B1 (ko) * 1997-12-10 2000-03-15 구자홍 박막형의 샤도우 마스크의 진동 흡수 장치
US6130501A (en) * 1998-06-22 2000-10-10 Chunghwa Picture Tubes, Ltd. Shadow mask mounting arrangement for color CRT
KR100272248B1 (ko) * 1998-08-17 2000-11-15 구자홍 새도우 마스크의 진동저감 방법 및 장치
JP3300669B2 (ja) * 1998-09-01 2002-07-08 松下電器産業株式会社 カラー陰極線管
KR20010000990A (ko) * 1999-06-01 2001-01-05 구자홍 칼라음극선관의 진동 감쇠장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6936957B2 (en) 2001-07-12 2005-08-30 Lg Electronics, Inc. Anti-howling device in cathode ray tube
KR100492239B1 (ko) * 2001-10-30 2005-05-27 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 칼라 음극선관
US6686683B2 (en) 2002-05-23 2004-02-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Color cathode ray tube

Also Published As

Publication number Publication date
TW487944B (en) 2002-05-21
KR20010051897A (ko) 2001-06-25
KR100352161B1 (ko) 2002-09-12
US20010002352A1 (en) 2001-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001155654A (ja) シャドウマスク構体およびカラーブラウン管
JP2002075236A (ja) シャドウマスク構体およびカラーブラウン管
JP4037364B2 (ja) ディテンショニングマスク支持フレームを有する陰極線管
JPH07192646A (ja) カラー受像管
KR20040021573A (ko) 진동 감소 수단을 가진 텐션 마스크를 구비한 crt
JP3334677B2 (ja) カラーブラウン管
KR20040021584A (ko) 저 열팽창 계수의 마스크가 고 열팽창 계수의 프레임에부착된 컬러 브라운관
JPH0945256A (ja) シャドウマスク構体を備えたカラー陰極線管
JPS62229732A (ja) カラ−受像管の製造方法
JPS6271148A (ja) カラ−ブラウン管
KR100291794B1 (ko) 음극선관용 마스크 어셈블리
JPH07220645A (ja) カラー受像管
JPH10149782A (ja) シャドウマスク組立を備えたカラー陰極線管
KR100226162B1 (ko) 칼라브라운관의마스크프레임및그제조방법
JP3310834B2 (ja) カラー陰極線管
JP2000133164A (ja) カラー受像管用シャドウマスク
KR940002927Y1 (ko) 투사형 음극선관
JP2793197B2 (ja) カラー受像管
JP2000268744A (ja) カラー陰極線管
JPS6355837A (ja) カラ−受像管用シヤドウマスク
JPH07182981A (ja) 内部磁気シールド
JP2001135255A (ja) シャドウマスク構体およびカラーブラウン管
JPS6012645A (ja) カラ−陰極線管
JPS62223949A (ja) カラ−受像管
JP2001283746A (ja) カラー陰極線管

Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20040122