JP2001155497A - Lsiテストパターンプログラム自動生成方法およびその装置並びにlsiテスト方法 - Google Patents

Lsiテストパターンプログラム自動生成方法およびその装置並びにlsiテスト方法

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JP2001155497A
JP2001155497A JP33878299A JP33878299A JP2001155497A JP 2001155497 A JP2001155497 A JP 2001155497A JP 33878299 A JP33878299 A JP 33878299A JP 33878299 A JP33878299 A JP 33878299A JP 2001155497 A JP2001155497 A JP 2001155497A
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Japan
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test
test pattern
semiconductor memory
program
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Shuichi Horisaki
修一 堀▲崎▼
Hideyuki Aoki
英之 青木
Masami Kawakami
正見 河上
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】DRAMやSRAMやFLASHなどの半導体
メモリにおいて、容量やI/O数などが変更されたとき
容易にテストパターンプログラムを自動生成できるよう
にしたLSIテストパターンプログラム自動生成方法お
よびその装置並びにLSIテスト方法を提供することに
ある。 【解決手段】本発明は、半導体メモリに必要とする少な
くとも書き込み信号およびテストパターンを発生させる
ための2次元の走査方向を記述した複数のテスト条件を
データベースとして用意しておく過程と、該用意された
前記複数のテスト条件の一覧を表示して複数のステップ
についてテスト条件を選択する過程と、テストパターン
を発生するための2次元の走査領域を設定する過程と、
前記選択された複数のステップについてのテスト条件と
前記設定された2次元の走査領域とに基いて半導体メモ
リに対するテストパターンプログラムを生成する過程と
を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LSIなどの半導
体装置に対する電気機能検査装置(テスタ)に用いられ
るLSIテストパターンプログラム自動生成方法および
その装置並びにLSIテスト方法に関する。
【0002】
【従来の技術】LSIテストパターンプログラム自動生
成に関する従来技術としては、特開平11−83959
号公報において知られている。この従来技術には、回路
情報中の任意の故障を検出するテストパターンを生成す
るテストパターン生成部と、テストパターン生成部によ
って生成されたテストパターンに影響を受ける回路情報
を削除するための回路情報削除部と、回路情報削除部に
よって削除される前の回路情報と削除された後の回路情
報とに対してテストパターン生成部が生成したテストパ
ターンをマージするためのテストパターンマージ部とを
備えたテストパターン発生装置が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術には、DRAMやSRAMなどの半導体メモリに
おいて、容量やI/O数などが変更されたときのテスト
パターンプログラムの生成の仕方については、考慮され
ていなかった。
【0004】本発明の目的は、上記課題を解決すべく、
DRAMやSRAMやFLASHなどの半導体メモリに
おいて、容量やI/O数などが変更されたとき容易にテ
ストパターンプログラムを自動生成できるようにしたL
SIテストパターンプログラム自動生成方法およびその
装置並びにLSIテスト方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、特定される種類の半導体メモリに必要と
する少なくともテストパターンおよび該テストパターン
を発生させるための1次元若しくは2次元の走査方向を
記述した複数のテスト条件をデータベースとして用意し
ておく用意過程と、該用意過程で用意された前記複数の
テスト条件の一覧を表示し、試験対象の特定される種類
の半導体メモリに適するテスト条件を複数のステップに
ついて選択するテスト条件選択過程と、前記試験対象の
特定される種類の半導体メモリに適するテストパターン
を発生するための1次元若しくは2次元の走査領域を設
定する走査領域設定過程と、前記テスト条件選択過程で
選択された複数のステップについてのテスト条件と前記
走査領域設定過程で設定された1次元若しくは2次元の
走査領域とに基いて前記試験対象の特定される種類の半
導体メモリに対するテストパターンプログラムを生成す
るプログラム生成過程とを有することを特徴とするLS
Iテストパターンプログラム自動生成方法である。
【0006】また、本発明は、前記LSIテストパター
ンプログラム自動生成方法におけるプログラム生成過程
の前に、パターンオプションを設定するオプション設定
過程を有することを特徴とする。また、本発明は、前記
LSIテストパターンプログラム自動生成方法における
走査領域設定過程において、前記試験対象の特定される
種類の半導体メモリのCAD情報を画面上に表示し、こ
の画面上において前記1次元若しくは2次元の走査領域
を設定することを特徴とする。また、本発明は、前記L
SIテストパターンプログラム自動生成方法における走
査領域設定過程において、前記試験対象の特定される種
類の半導体メモリの容量を選択する容量選択過程を有
し、この選択された容量に基いて前記CAD情報の表示
を制御することを特徴とする。また、本発明は、前記L
SIテストパターンプログラム自動生成方法における用
意過程において、複数の種類の半導体メモリについての
前記テスト条件をデータベースとして用意しておき、前
記プログラム生成過程において、複数の種類の半導体メ
モリに対してテストパターンプログラムを生成すること
を特徴とする。
【0007】また、本発明は、前記LSIテストパター
ンプログラム自動生成方法において、更に、前記プログ
ラム生成過程で生成されたテストパターンプログラムに
基いてステップ毎に得られる信号列を前記試験対象の特
定される種類の半導体メモリに書き込み、前記ステップ
毎にその試験結果を読み出す試験過程と、該試験過程で
得られるステップ毎の試験結果について判定基準と比較
してパス/フェイル信号列を得、これをアドレス変換し
てステップ毎のフェイルビットマップを作成して記憶さ
せるフェイルビットマップ作成過程とを有することを特
徴とするLSIテスト方法である。
【0008】また、本発明は、特定される種類の半導体
メモリに必要とする少なくともテストパターンおよび該
テストパターンを発生させるための1次元若しくは2次
元の走査方向を記述した複数のテスト条件をデータベー
スとして格納する記憶装置と、該記憶装置に格納された
前記複数のテスト条件の一覧を表示し、試験対象の特定
される種類の半導体メモリに適するテスト条件を複数の
ステップについて選択するテスト条件選択部(手段)
と、前記試験対象の特定される種類の半導体メモリに適
するテストパターンを発生するための1次元若しくは2
次元の走査領域を設定する走査領域設定部(手段)と、
前記テスト条件選択部で選択された複数のステップにつ
いてのテスト条件と前記走査領域設定部で設定された1
次元若しくは2次元の走査領域とに基いて前記試験対象
の特定される種類の半導体メモリに対するテストパター
ンプログラムを生成するプログラム生成部(手段)とを
備えたことを特徴とするLSIテストパターンプログラ
ム自動生成装置である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係るLSIテストパター
ンプログラム自動生成装置およびその方法の実施の形態
について図面を用いて説明する。まず、本発明に係るL
SIテストパターンプログラム自動生成装置の概略構成
を図1を用いて説明する。即ち、 LSIテストパターン
プログラム自動生成装置は、半導体メモリの例えばDR
AMやSRAMやFLASH等の種類およびその容量等
に適するように、選択(設定)された矩形若しくは凹凸
を持った複雑な形状(1次元の場合でもよい。)を有す
る領域内を各種走査方式で走査させて各種テストパター
ンを生成するEWS(エンジニアリングワークステーシ
ョン)1と、基本的に、半導体メモリの種類毎に、必要
とする各種テストパターンを発生させるためのテスト条
件(書き込み走査条件も含む)一覧などをデータベース
として格納した記憶装置2と、例えばDRAMやSRA
MやFLASH等の種類およびその容量が異なる様々な
形態を有する半導体メモリであるDUT(Device
Under Test)3と、上記EWS1で生成さ
れた各種テストパターンをDUT3に書き込み、DUT
3からテスト結果(“1”なる信号列もしくは“0”な
る信号列)を読み出すテスタ4と、各種テスト条件など
を選択して入力する入力装置5と、上記試験対象である
DUT3のCAD情報(設計情報)や選択するためのテ
ストパターン走査領域や各種テストパターンに関する情
報等を出力して表示する表示装置などの出力装置6とを
ネットワーク7で接続して構成される。なお、上記記憶
装置2には、予め、半導体メモリの種類毎に、CAD情
報などを用いて必要とする各種テストパターンを発生す
るためのテスト条件が選ばれて、図3に示すような半導
体メモリの種類毎のテスト条件一覧表がデータベースと
して格納されている。従って、テスト条件を選択する範
囲を狭めることができる。
【0010】また、上記記憶装置2には、テスタ4で試
験しようとするDUT3についての情報(種類や容量や
I/O数等)が、試験しようとするDUT3から直接読
み取られる製品番号やロット番号を元に解読されて格納
される。また、記憶装置2には、様々な形態の半導体メ
モリに関するCAD情報が、例えばCADシステムから
ネットワーク7を介して入力されて格納されている。従
って、EWS1またはテスタ4は、試験しようとするD
UTに関する情報を元に、そのCAD情報(設計情報)
を記憶装置2から検索して取得することができる。ま
た、半導体メモリの種類、その容量およびI/O数等に
適するように、選択(設定)された矩形若しくは領域内
を各種走査方式で走査させて各種テストパターンを生成
するのを、EWS1ではなく、テスタ4内のCPU若し
くは回路で実行してもよい。それは、テスタ4が、ネッ
トワーク7を介して記憶装置2、入力装置5、および出
力装置である表示装置6に接続されているからである。
【0011】次に、本発明に係る各種テストパターンに
ついて図2および図3を用いて説明する。図2には、D
RAMやSRAMの場合における各種書き込みテストパ
ターンを示す。図2(a)に示す各種書き込みテストパ
ターンは、選択(設定)された領域内において、“1”
なる信号を+X方向(正X方向)に走査を繰返し(X+
+)、しかも+Y方向(正Y方向)にステップを繰返す
(/Y++)ものである。図2(b)に示すテストパタ
ーンは、選択(設定)された領域内において、“0”な
る信号を+X方向に走査を繰返し(X++)、しかも+
Y方向にステップを繰返す(/Y++)ものである。図
2(c)に示すテストパターンは、選択(設定)された
領域内において“1”なる信号を+Y方向(正Y方向)
に走査を繰返し(Y++)、しかも−X方向(負X方
向)にステップを繰返す(/X−−)ものである。図2
(d)に示すテストパターンは、選択(設定)された領
域内において、“0”なる信号を+Y方向に走査を繰返
し(Y++)、しかも−X方向にステップを繰返す(/
X−−)ものである。図2(e)に示すテストパターン
は、選択(設定)された領域内において、“1”なる信
号を−X方向に走査を繰返し(X−−)、しかも+Y方
向にステップを繰返す(/Y++)ものである。この
外、テストパターンとしては、選択(設定)された領域
内において、“0”なる信号を−X方向に走査を繰返し
(X−−)、しかも+Y方向にステップを繰返す(/Y
++)もの、また“1”なる信号を−Y方向に走査を繰
返し、しかも−X方向にステップを繰返すもの、また
“0”なる信号を−Y方向に走査を繰返し、しかも−X
方向にステップを繰返すもの、また“1”なる信号を−
Y方向に走査を繰返し、しかも+X方向にステップを繰
返すもの、また“0”なる信号を−Y方向に走査を繰返
し、しかも+X方向にステップを繰返すもの、また1行
おきに走査するもの、1ピットおきに走査するもの等が
考えられる。
【0012】図3には、記憶装置2に記憶された基本的
に半導体メモリの種類(品種)毎のテストパターンを発
生させるための走査型(走査方式)を含むテスト条件デ
ータベースを示す。即ち、テスト条件データベースとし
ては、パターン名と、その時の書き込み信号/読み出し
信号と走査方向とから構成されている。パターン(PT
N)01は、“1”を書き込み、“1”を読み出し、走
査型としてXの+方向に走査を繰返し(X++)、しか
もYの+方向にステップを繰り返す(/Y++)もので
ある。パターン(PTN)02は、“0”を書き込み、
“0”を読み出し、走査型としてXの+方向に走査を繰
返し(X++)、しかもYの+方向にステップを繰り返
す(/Y++)ものである。パターン(PTN)03
は、“0”を書き込み、“1”を読み出し、走査型とし
てXの+方向に走査を繰返し(X++)、しかもYの+
方向にステップを繰り返す(/Y++)ものである。
【0013】次に、EWS1若しくはテスタ4における
LSIテストパターンプログラムの自動生成の第1の実
施例について図4を用いて説明する。まず、EWS1若
しくはテスタ4に対してテストパターン選択の指令を入
力装置5等を用いて与えると、EWS1若しくはテスタ
4は、ステップS41において、試験しようとする半導
体メモリの製品番号を元にその情報(特に種類等)が抽
出され、その種類の情報をキーとして、その半導体メモ
リの種類における容量やI/O数等に関するCAD情報
(メモリの形状情報やメモリセルの配列情報)を表示装
置6の画面上に表示させて取得することができる。この
際、当然、試験しようとする半導体メモリに関する種類
や容量やI/O数等の情報も表示装置6の画面に表示す
ることができる。
【0014】従って、ステップS41において、EWS
1若しくはテスタ4が、記憶装置2に記憶された試験対
象のある種類(品種)の半導体メモリに関するテスト条
件データベースを読み出して、図3に示すテスト条件一
覧表を表示装置6に表示させることによって、プログラ
ム作成者は、試験しようとするある種類の半導体メモリ
における容量やI/O数など関する設計CAD情報を元
に、上記テスト条件一覧表の中から上記試験しようとす
る半導体メモリの容量やI/O数などに適する一連のス
テップ毎のテストパターン番号が、図5に示すように選
択されて内部のメモリまたは記憶装置2に一時記憶され
る。即ち、ステップ1においてはテストパターン01が
選択され、ステップ2においてはテストパターン03が
選択されて一時記憶されたことになる。なお、このパタ
ーン選択ステップS41を実行する部分をテスト条件選
択部とする。
【0015】次に、プログラム作成者は、ステップS4
2において、上記表示された設計情報を元に、テストパ
ターンオプションの設定をする必要があるかを判断す
る。この判断を、EWS1若しくはテスタ4が自動的に
実行しても良い。このテストパターンオプションの設定
として、例えば、スタートアドレス(Xs,Ys)から
テストパターンを発生するのでなく、途中のアドレス、
即ちスタートアドレスから所望の回数インクリメント若
しくはデクリメントしたアドレスからテストパターンを
発生させたい場合があり、その場合におけるインクリメ
ント若しくはデクリメント回数の設定となる。また、テ
ストパターンオプションの設定として、テスタ4から読
み出されるステップ1〜Nの試験結果である図11
(a)に示すフェイルビットマップから例えば論理和演
算を施すステップ番号を図7にレ点で示すように選択し
て設定する場合がある。通常は、テスタ4から読み出さ
れるステップ1〜Nの試験結果である図11(a)に示
すフェイルビットマップから全ての例えば論理和演算を
施してトータルのフェイルビットマップを作成する。こ
のように、ステップS42において、テストパターンオ
プションの設定が必要な場合には、ステップS43にお
いてパターンオプションの設定が行われる。
【0016】インクリメント若しくはデクリメント回数
を設定する場合、EWS1若しくはテスタ4において、
試験しようとする半導体メモリの容量やI/O数CAD
情報に基づく半導体メモリの形状やメモリセル等の配置
を表示装置6の画面に表示させ、図6に鎖線で示すよう
に、この表示された半導体メモリに対してマウス等の入
力装置5を用いて例えば最大の試験領域(実線で示
す。)を矩形形状(1次元も含む)等(設定が多少複雑
になるが矩形形状以外に凹凸を有する複雑な形状でも良
い)で設定する際、スタート点のアドレス(Xs,Y
s)と途中の点のアドレス(Xi,Yi)との間の距離
からインクリメント若しくはデクリメント回数を設定す
ることが可能となる。なお、インクリメント若しくはデ
クリメントの単位として、X,Y方向に2ビット以上の
複数ビットとすることができる。2ビットの場合、1行
おき、若しくは1ビットおきとなる。また、例えば論理
和演算を施すステップ番号を設定する場合には、図7に
示すステップ番号に対応するテストパターン名を記述し
た一覧表を表示装置6に表示させ、目的とする不良解析
に適するように選択すること、即ちステップ(フロー)
の制御を行うことによって設定される。
【0017】次に、ステップS44について説明する。
このステップS44を実行する部分を走査領域設定部と
する。即ち、EWS1若しくはテスタ4は、試験しよう
とするある種類の半導体メモリにおける容量やI/O数
に関するCAD情報に基づく半導体メモリの形状やメモ
リセル等の配置を表示装置6の画面に表示させ、図6に
示すように、この表示された半導体メモリに対してマウ
ス等の入力装置5を用いて例えば最大の試験領域(W
x,Wy)を矩形形状(1次元も含む)等で設定するこ
とによって、テストパターンの選択において図5に示す
ように選択されたときのステップ1におけるテストパタ
ーン01のスタート点のXアドレスおよびYアドレス
(Xs,Ys)として表示装置6からEWS1若しくは
テスタ4に対して入力され(ステップS441、S44
2)、内部メモリまたは記憶装置2に一時記憶される。
なお、最大の試験領域(Wx,Wy)は、DRAMやS
RAMの場合、容量やI/O数によって大凡決まってく
る。従って、EWS1若しくはテスタ4は、DRAMや
SRAMの場合、試験対象の容量等から自動的に最大の
試験領域(Wx,Wy)を算出することができ、それを
表示装置6の画面に表示することも可能である。
【0018】次に、ステップ1におけるテストパターン
01のエンド点が上記最大の試験領域(実線で示す。)
と一致する時には、上記領域設定において求まり、この
エンド点のアドレスが入力されることによってEWS1
若しくはテスタ4は、その間のX方向のインクリメント
回数およびY方向のインクリメント回数を求め、内部メ
モリまたは記憶装置2に一時記憶することになる(ステ
ップS443、S444)。また、ステップ1における
テストパターン01のエンド点が上記最大の試験領域内
に一点鎖線のエンド点(Xe,Ye)で示すようになる
場合には、一点鎖線の領域を指定することによってその
間のアドレスが入力されることによってEWS1若しく
はテスタ4は、その間のX方向のインクリメント回数お
よびY方向のインクリメント回数を求め、内部メモリま
たは記憶装置2に一時記憶することになる(ステップS
443、S444)。なお、前述したように、インクリ
メントの単位としては、X,Y方向に複数ビットにする
ことも可能である。
【0019】以上により、各ステップ毎のテストパター
ン発生の走査領域が、スタート点のアドレス(Xs,Y
s)とX方向およびY方向のインクリメント回数若しく
はデクリメント回数によって設定されることになる。
【0020】以上説明したように、ステップS41にお
いて、一連のステップ毎のテストパターンの種類が選択
され、ステップS44において、各ステップ毎のテスト
パターン発生のための走査領域が決定されたので、 E
WS1若しくはテスタ4は、ステップS45において、
内部メモリまたは記憶装置2に一時記憶されたステップ
番号順に読み出すことによって、図8に示す如く、一連
のテストパターンプログラムを生成する。このステップ
S45を実行する部分をプログラム生成部とする。ま
ず、スタートアドレス(Xs,Ys)にパターンに従っ
た信号(例えば、“1”または“0”)を書く、あるい
は読む(ステップS451)、次にXアドレス、Yアド
レスをパターン(走査パターン)に従ってインクリメン
トあるいはデクリメントをし(ステップS452)、こ
のインクリメントあるいはデクリメントによる新しいア
ドレス(X,Y)にパターンに従った信号を書く、ある
いは読む(ステップS453)、ステップS454にお
いてアドレスが設定された走査範囲内の間、図5に示す
ように選択された一連のステップ番号に亘って、ステッ
プS452〜S453を繰返すことによって、一連のテ
ストパターンプログラムが生成される。なお、このと
き、ステップ毎のテストパターンのスタート点は、図2
に示すように、異なることになるが、テストパターン発
生のための走査領域のスタート点のアドレス(Xs,Y
s)およびエンド点(Xe,Ye)が入力されているの
で、 EWS1若しくはテスタ4は、ステップ毎のテス
トパターンのスタート点およびX方向およびY方向のイ
ンクリメント回数若しくはデクリメント回数を簡単に算
出することができる。
【0021】次に、 EWS1若しくはテスタ4におけ
るLSIテストパターンプログラムの自動生成の第2の
実施例について図9および図10を用いて説明する。こ
の第2の実施例において、第1の実施例との違いは、試
験対象である半導体メモリに対する容量選択ステップS
81を設けたことにある。第1の実施例においては、容
量選択を試験しようする半導体メモリの製品番号を入力
することによって自動的に行うように説明した。第2の
実施例の場合は、記憶装置2にデータベースとして、あ
る種類の半導体メモリ(例えばDRAMやSRAMやF
LASHなど)における容量に対する定義ファイルとし
てのCAD情報が格納されているので、EWS1若しく
はテスタ4がこの定義ファイル(図10に示す。)を記
憶装置2から読み出して表示装置6に表示し、プログラ
ム作成者が試験しようとする半導体メモリの容量から画
面上で指定することによって、容量選択を行うものであ
る。この容量選択によって、図6に示す走査領域を設定
するための画面上に、容量に合わせた状態で、その容量
におけるCAD情報が表示され、走査領域の設定が容易
となる。また、容量が1M、4M、・・のように増大し
てくると、図6に示す画面として任意に倍率の設定がで
きるようにする必要がある。それは、低倍率における走
査領域の粗調整による粗設定から、高倍率による走査領
域の精調整による精設定にする必要があるからである。
【0022】次に、フェイルビットマップ作成について
説明する。前述したようにEWS1若しくはテスタ4に
よりステップS45において生成された一連のテストパ
ターンプログラムが、テスタ4から試験対象の半導体メ
モリ3に書き込まれ、テスタ4はその試験結果を読み出
し、テスタ4内において、テスト判定部(図示せず)で
ステップ番号毎に試験結果と書き込み信号に対する期待
値(フェイルビットと判定する基準値)とビット(セ
ル)単位で比較してパス/フェイルビット信号を生成
し、アドレス変換部(図示せず)でステップ番号毎に共
通するアドレスに変換してステップ番号1〜Nに亘って
ステップ番号毎のフェイルビットマップ(例えば図11
(a)に示す。)を作成し、一時メモリに記憶する。次
に、EWS1若しくはテスタ4は、上記メモリに一時記
憶されたステップ番号1〜Nに亘るステップ番号毎のフ
ェイルビットマップから、図4および図9においてステ
ップS43で示すパターンオプションの設定で選択され
た図7にレ点で示すステップ番号1、3、4、Nのフェ
イルビットマップについての例えば論理和演算をするこ
とによって例えば図11(b)に示すフェイルビットマ
ップを作成し、フェイルメモリ部(図示せず)に格納す
る。
【0023】また、EWS1若しくはテスタ4は、上記
メモリに一時記憶されたステップ番号1〜Nに亘るステ
ップ番号毎のフェイルビットマップから、全てのステッ
プ番号に亘るフェイルビットマップについての例えば論
理和演算をすることによって例えば図11(b)に示す
フェイルビットマップを作成し、フェイルメモリ部(図
示せず)に格納すしてもよい。
【0024】以上により、EWS1等において、異物検
査装置や配線パターン等の欠陥検査装置から例えばネッ
トワーク7を介して得られる異物や欠陥マップデータ
と、上記フェイルメモリ部に格納されたフェイルビット
マップデータとを比較して位置ずれ許容範囲内で一致度
を求め、この求められた一致度を例えば表示装置6に表
示するなどして、フェイルビットになった製造プロセス
要因を究明することができる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、DRAMやSRAMや
FLASHなどの半導体メモリにおいて、容量やI/O
数などが変更になったとしても、テストパターンプログ
ラムを全面的に作り直すことなく、容易に生成すること
が可能となる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るLSIテストパターンプログラム
自動生成装置の概略構成を示す図である。
【図2】DRAMやSRAMの場合における各種書き込
みテストパターンを示す図である。
【図3】基本的に半導体メモリの種類(品種)毎のテス
トパターンを発生させるための走査型(走査方式)を含
むテスト条件データベースおよびその一覧表を示す図で
ある。
【図4】本発明に係るLSIテストパターンプログラム
の自動生成の第1の実施例における処理フローを示す図
である。
【図5】テストパターン選択で選択されたステップ番号
毎のパターン名の一覧を示す図である。
【図6】テストパターンを発生させるための走査領域
(走査範囲)を設定するための画面を示す図である。
【図7】パターンオプションの設定において、ステップ
番号1〜Nに亘ってステップ番号毎に得られる試験結果
(フェイルビットマップ)の論理和を取るステップ番号
を選択したステップ番号に対するパターン名の一覧を示
す図である。
【図8】図4に示すテストパターンプログラム生成ステ
ップの詳細フローを示す図である。
【図9】本発明に係るLSIテストパターンプログラム
の自動生成の第2の実施例における処理フローを示す図
である。
【図10】図9に示す容量選択ステップにおいて容量を
選択するときの画面表示を示す図である。
【図11】ステップ番号1〜Nに亘ってステップ番号毎
に試験された結果であるフェイルビットマップと所定の
ステップ番号について論理和演算を施した結果のフェイ
ルビットマップを示す図である。
【符号の説明】
1…EWS(エンジニアリングワークステーション)、
2…記憶装置、3…DUT(試験対象の半導体メモ
リ)、4…テスタ、5…入力装置、6…表示装置を含む
出力装置、7…ネットワーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河上 正見 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 Fターム(参考) 2G032 AA07 AE10 AE12 AG10 5F064 BB13 BB14 BB31 HH10 HH12 5L106 AA01 AA02 AA10 DD22 DD23 9A001 BB02 BB03 BB04 BB05 DD14 FF03 JJ01 JJ45 JJ50 KK37 KK54 LL05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】特定される種類の半導体メモリに必要とす
    る少なくともテストパターンおよび該テストパターンを
    発生させるための走査方向を記述した複数のテスト条件
    をデータベースとして用意しておく用意過程と、 該用意過程で用意された前記複数のテスト条件の一覧を
    表示し、試験対象の特定される種類の半導体メモリに適
    するテスト条件を複数のステップについて選択するテス
    ト条件選択過程と、 前記試験対象の特定される種類の半導体メモリに適する
    テストパターンを発生するための走査領域を設定する走
    査領域設定過程と、 前記テスト条件選択過程で選択された複数のステップに
    ついてのテスト条件と前記走査領域設定過程で設定され
    た走査領域とに基いて前記試験対象の特定される種類の
    半導体メモリに対するテストパターンプログラムを生成
    するプログラム生成過程とを有することを特徴とするL
    SIテストパターンプログラム自動生成方法。
  2. 【請求項2】前記プログラム生成過程の前に、パターン
    オプションを設定するオプション設定過程を有すること
    を特徴とする請求項1記載のLSIテストパターンプロ
    グラム自動生成方法。
  3. 【請求項3】前記走査領域設定過程において、前記試験
    対象の特定される種類の半導体メモリのCAD情報を画
    面上に表示し、この画面上において前記走査領域を設定
    することを特徴とする請求項1記載のLSIテストパタ
    ーンプログラム自動生成方法。
  4. 【請求項4】前記走査領域設定過程において、前記試験
    対象の特定される種類の半導体メモリの容量を選択する
    容量選択過程を有し、この選択された容量に基いて前記
    CAD情報の表示を制御することを特徴とする請求項3
    記載のLSIテストパターンプログラム自動生成方法。
  5. 【請求項5】前記用意過程において、複数の種類の半導
    体メモリについての前記テスト条件をデータベースとし
    て用意しておき、前記プログラム生成過程において、複
    数の種類の半導体メモリに対してテストパターンプログ
    ラムを生成することを特徴とする請求項1または2記載
    のLSIテストパターンプログラム自動生成方法。
  6. 【請求項6】請求項1記載のLSIテストパターンプロ
    グラム自動生成方法において、更に、前記プログラム生
    成過程で生成されたテストパターンプログラムに基いて
    ステップ毎に得られる信号列を前記試験対象の特定され
    る種類の半導体メモリに書き込み、前記ステップ毎にそ
    の試験結果を読み出す試験過程と、 該試験過程で得られるステップ毎の試験結果について判
    定基準と比較してパス/フェイル信号列を得、これをア
    ドレス変換してステップ毎のフェイルビットマップを作
    成して記憶させるフェイルビットマップ作成過程とを有
    することを特徴とするLSIテスト方法。
  7. 【請求項7】特定される種類の半導体メモリに必要とす
    る少なくともテストパターンおよび該テストパターンを
    発生させるための走査方向を記述した複数のテスト条件
    をデータベースとして格納する記憶装置と、 該記憶装置に格納された前記複数のテスト条件の一覧を
    表示し、試験対象の特定される種類の半導体メモリに適
    するテスト条件を複数のステップについて選択するテス
    ト条件選択部と、 前記試験対象の特定される種類の半導体メモリに適する
    テストパターンを発生するための走査領域を設定する走
    査領域設定部と、 前記テスト条件選択部で選択された複数のステップにつ
    いてのテスト条件と前記走査領域設定部で設定された走
    査領域とに基いて前記試験対象の特定される種類の半導
    体メモリに対するテストパターンプログラムを生成する
    プログラム生成部とを備えたことを特徴とするLSIテ
    ストパターンプログラム自動生成装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100445526B1 (ko) * 2002-04-09 2004-08-21 미래산업 주식회사 테스트 핸들러의 데이터 관리방법
JP2011187120A (ja) * 2010-03-08 2011-09-22 Fujitsu Semiconductor Ltd 半導体集積回路の試験装置、試験方法、及びプログラム
JP2013097861A (ja) * 2011-10-27 2013-05-20 Maici Electronic (Shanghai) Ltd メモリを試験するためのシステムおよび方法
CN106569051A (zh) * 2015-10-08 2017-04-19 爱德万测试株式会社 测试装置、测试信号供给装置及测试方法
US11328786B2 (en) 2019-07-15 2022-05-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Memory module storing test pattern information, computer system comprising the same, and test method thereof

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