JP2001154836A - プログラム開発段階検索システム及びプログラム開発段階検索方法 - Google Patents

プログラム開発段階検索システム及びプログラム開発段階検索方法

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JP2001154836A
JP2001154836A JP33718599A JP33718599A JP2001154836A JP 2001154836 A JP2001154836 A JP 2001154836A JP 33718599 A JP33718599 A JP 33718599A JP 33718599 A JP33718599 A JP 33718599A JP 2001154836 A JP2001154836 A JP 2001154836A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソースプログラム作成からモジュールのテス
ト合格までの各開発段階に対応したリポジトリ情報を管
理することにより、1つのリポジトリサーバを検索する
だけでプログラム開発における下流工程の開発段階につ
いて、この開発状況を把握できるプログラム開発段階検
索システム及びプログラム開発段階検索方法を提供する
点にある。 【解決手段】 図1は、本実施の形態1に係るプログラ
ム開発段階検索システムの構成を示すブロック図であ
る。図1に示すように、プログラム開発段階検索システ
ムは、ソースプログラムの作成と編集と保管とを行うソ
ース管理部1と、モジュールを生成する生成部2と、テ
スト項目管理部3と、テスト結果管理部4と、リポジト
リ管理部5とから概略構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラムの開発
管理システムに関し、特にリポジトリ情報を用いたプロ
グラム開発段階検索システム及びプログラム開発段階検
索方法に関する技術に属する。
【0002】
【従来の技術】従来からリポジトリ情報を用いた、プロ
グラムの開発管理が行われている。図10は、従来技術
によるプログラム開発管理システムの構成の一例を示す
ブロック図である。
【0003】このプログラム開発管理システムは、ソー
ス管理部201と生成部202とリポジトリ管理部20
3とテスト管理部204とで概略構成されている。ソー
ス管理部201は、開発するソースプログラムを作成/
編集するソース編集部211と、ソースプログラムを保
管するソース格納部212と、ソースプログラムに関す
るリポジトリエンティティ情報を作成するリポジトリ情
報登録部213とを備えている。
【0004】生成部202は、ソース格納部212に保
管されているソースプログラムをコンパイル、リンクし
てモジュールを生成するモジュール生成部221と、生
成されたモジュールを格納するモジュール格納部222
と、生成されたモジュールに関するリポジトリエンティ
ティ情報及びソースプログラムとモジュールの関係を示
すリポジトリ関係情報を作成するリポジトリ情報登録部
223とを備えている。
【0005】リポジトリ管理部203はリポジトリ情報
登録部213及びリポジトリ情報登録部223からの情
報を蓄積するリポジトリサーバ231と、リポジトリ情
報を検索処理するリポジトリ検索手段232とを備えて
いる。
【0006】テスト管理部204は、モジュールに対応
するテスト項目を作成、編集するテスト項目編集部24
1と、テスト結果を登録するテスト結果登録部242
と、テスト項目と結果を記録するテスト情報記録部24
3と、テスト情報記録部243からテスト結果を検索処
理するテスト結果検索手段244とを備えている。
【0007】次に、このような構成を有する従来のプロ
グラム開発管理システムの動作を説明する。ソース編集
部211で作成/編集されたソースプログラムはソース
格納部212に保管される。保管される場合、リポジト
リ情報登録部213は、ソースプログラム名、格納場
所、作成日時、サイズなどのリポジトリエンティティ情
報を作成し、リポジトリ情報としてリポジトリサーバ2
31に登録する。
【0008】ソース格納部212に保管されているソー
スプログラムを、モジュール生成部221でコンパイ
ル、リンクすることで、モジュールが生成される。この
生成されたモジュールはモジュール格納部222に格納
される。モジュール生成部221で生成に成功した場
合、リポジトリ情報登録部223は、生成されたモジュ
ールのモジュール名、格納場所、作成日時、サイズなど
のリポジトリエンティティ情報と、ソースプログラムに
対応するモジュールの関係を示す情報であるリポジトリ
関係情報とをリポジトリサーバ231に登録する。
【0009】リポジトリサーバ231に登録された情報
は、リポジトリ検索手段232により取得することがで
きる。テスト項目編集部241でモジュールに対応する
テスト項目を作成/編集して、テスト情報記録部243
に保管する。テスト情報記録部243では1つのテスト
項目には、必ず1つのテスト結果(「未テスト」、「合
格」、「不合格」)とテスト日時とを保管できる領域を
確保し、テスト項目が新規作成、変更される毎にテスト
結果には「未テスト」を設定する。
【0010】モジュールのテスト結果は、テスト結果登
録部242から「合格」又は「不合格」の形で、テスト
情報記録部243へ通知され、記録される。テスト情報
記録部243に記録されたテスト結果に関する情報はテ
スト結果検索手段244により取得できる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術には以下に掲げる問題点があった。この問題点は、ソ
ースプログラムから生成されるモジュールの開発につい
て、この開発状況が一括して把握できないということで
ある。
【0012】その理由は、モジュールの各テスト項目
は、生成されたモジュールに対して、設計仕様に関して
論理的な対応がなされているにすぎない。すなわち、モ
ジュールの生成に伴い、各テスト項目が直接生成される
ものではないので、各々のテスト項目は、リポジトリ情
報として扱われず、別に管理していたことにある。
【0013】具体的に説明すると、テスト結果検索手段
244から各項目のテスト結果を検索できるが、テスト
結果では「合格」すなわち開発完了しているという段
階、「不合格」すなわちモジュールは生成したが動作が
おかしいので修正する必要がある段階、「未テスト」す
なわちモジュールを生成したがテストしていない、又
は、モジュールを生成できていない段階との区別がつく
だけである。「不合格」、「未テスト」については、テ
ストは完了したがソースプログラムの修正に着手してし
ない段階なのか、ソースプログラムの修正に着手してい
る段階なのか、修正したソースプログラムから新しいモ
ジュールが生成できている段階なのかについての判断が
できない。更に、「不合格」、「未テスト」の段階にあ
る場合、リポジトリ検索手段232により取得したリポ
ジトリサーバ231にエンティティ情報が登録されてい
るかどうか、又、登録されている場合は関係する各エン
ティティ間の作成日時と、テスト結果検索手段244に
より取得したテスト日時の前後関係を比較して分析する
などの作業が必要になるからである。
【0014】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、ソースプログラム
作成からモジュールのテスト合格までの各開発段階に対
応したリポジトリ情報を管理することにより、1つのリ
ポジトリサーバを検索するだけでプログラム開発におけ
る下流工程の開発段階について、この開発状況を把握で
きるプログラム開発段階検索システム及びプログラム開
発段階検索方法を提供する点にある。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
要旨は、リポジトリ情報を用いたプログラム開発段階検
索システムであって、開発されるソースプログラムと該
ソースプログラムから生成するモジュールと該モジュー
ルに対するテスト項目とのエンティティに関するリポジ
トリエンティティ情報と、前記ソースプログラムと前記
モジュールと前記テスト項目の各々の関係と開発段階と
を示す関係種別を有するリポジトリ関係情報とからなる
前記リポジトリ情報を蓄積し、蓄積された前記リポジト
リ情報を検索するリポジトリ管理部と、前記ソースプロ
グラムの作成と編集と保管とを行い、前記モジュール
を、予め仮のモジュールの形で登録し、前記ソースプロ
グラムのリポジトリエンティティ情報と、仮の前記モジ
ュールに関するリポジトリエンティティ情報と、仮の前
記モジュールに対するテスト項目に関するモジュール−
テスト項目のリポジトリ関係情報とを作成して前記リポ
ジトリ管理部に登録するソース管理部と、前記ソースプ
ログラムをコンパイルし、リンクすることで目的とする
モジュールの生成と保管とを行い、生成された該モジュ
ールのリポジトリエンティティ情報を作成して前記リポ
ジトリ管理部に登録し直す生成部と、前記モジュールに
対するテスト項目の作成と編集と保管とを行い、作成さ
れた前記テスト項目のリポジトリエンティティ情報を作
成して前記リポジトリ管理部に登録し、前記テスト項目
に関するモジュール−テスト項目のリポジトリ関係情報
を作成して登録し直すテスト項目管理部と、前記リポジ
トリ管理部から前記モジュール−テスト項目の前記リポ
ジトリ関係情報を検索し、前記モジュールのテスト結果
に基づき、検索された前記リポジトリ関係情報の内容を
設定し直すテスト結果管理部とを備え、前記リポジトリ
管理部の前記リポジトリ情報を検索することで、プログ
ラムの開発段階を把握することを特徴とするプログラム
開発段階検索システムに存する。請求項2記載の本発明
の要旨は、前記ソース管理部は、前記ソースプログラム
の新規作成時に、前記ソースプログラムに対応する仮の
前記モジュールを登録するソース−モジュール関係情報
登録部を備え、該ソース−モジュール関係情報登録部
は、前記リポジトリ管理部に登録された前記リポジトリ
エンティティ情報に基づき、前記ソースプログラムに対
する前記モジュールの一意性を確保することを特徴とす
る請求項1記載のプログラム開発段階検索システムに存
する。請求項3記載の本発明の要旨は、前記リポジトリ
管理部は、前記リポジトリ情報を蓄積するリポジトリサ
ーバと、該リポジトリサーバから前記リポジトリ情報を
検索する検索手段とを備え、前記リポジトリサーバは、
前記リポジトリエンティティ情報を格納するエンティテ
ィ情報格納手段と、前記リポジトリ関係情報を格納する
関係情報格納手段とを有することを特徴とする請求項1
又は2記載のプログラム開発段階検索システムに存す
る。請求項4記載の本発明の要旨は、前記テスト項目管
理部は、前記テスト項目の作成と編集とを行うテスト項
目編集部と、前記テスト項目を保管するテスト項目記録
部と、前記テスト項目の前記リポジトリエンティティ情
報とリポジトリ関係情報とを作成する第3リポジトリ情
報登録部とを備え、該第3リポジトリ情報登録部は、前
記テスト項目の前記リポジトリエンティティ情報を前記
エンティティ情報格納手段に登録し、前記モジュールの
前記関係種別が生成後未テスト段階を示すモジュール−
テスト項目の前記リポジトリ関係情報を前記関係情報格
納手段に登録することを特徴とする請求項1乃至3のい
ずれかに記載のプログラム開発段階検索システムに存す
る。請求項5記載の本発明の要旨は、前記テスト結果管
理部は、前記テスト項目記録部から、該当するテスト項
目を検索して前記テスト項目に対する前記モジュールの
テスト結果を登録するテスト結果登録部と、前記関係情
報格納手段から該当する前記テスト項目のモジュール−
テスト項目のリポジトリ関係情報を検索し、前記テスト
結果登録部に登録された前記モジュールの前記テスト結
果に従い、合格、又は、不合格のテスト合格段階を示す
関係種別を設定する第4リポジトリ情報登録部とを備え
ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の
プログラム開発段階検索システムに存する。請求項6記
載の本発明の要旨は、リポジトリ情報を用いたプログラ
ム開発段階検索システムであって、開発するソースプロ
グラムと該ソースプログラムから生成するモジュールと
該モジュールに対するテスト項目とのエンティティに関
するリポジトリエンティティ情報と前記ソースプログラ
ムと前記モジュールと前記テスト項目の各々の関係と開
発段階とを示す関係種別を有する前記リポジトリ情報を
蓄積し、蓄積された前記リポジトリ情報を検索するリポ
ジトリ管理部と、前記ソースプログラムの作成と編集と
保管とを行い、前記ソースプログラムのリポジトリ情報
を作成して前記リポジトリ管理部へ送るソース管理部
と、前記ソースプログラムをコンパイルし、リンクする
ことでモジュールを生成して保管を行い、生成された前
記モジュールのリポジトリ情報を作成して前記リポジト
リ管理部へ送る生成部と、前記モジュールに対するテス
ト項目の作成と編集と保管とを行い、作成された前記テ
スト項目の情報を作成して前記リポジトリ管理部へ送る
テスト項目管理部と、該テスト項目管理部の前記テスト
項目を検索し、前記モジュールのテスト結果を、検索さ
れた前記テスト項目に登録し、前記テスト項目の前記テ
スト結果に関する情報を前記リポジトリ管理部へ送るテ
スト結果管理部とを備え、前記リポジトリ管理部は、前
記ソース管理部からの前記ソースプログラムのリポジト
リ情報と、前記生成部からの前記モジュールのリポジト
リ情報と、前記テスト項目管理部からの前記テスト項目
の情報と、前記テスト結果管理部からの前記テスト項目
の前記テスト結果に関する情報とを入力し、各々の情報
に基づきリポジトリエンティティ情報、又は、リポジト
リ関係情報を生成して前記リポジトリ管理部が有する複
数の記録手段のうち所定の記録手段に登録し、前記記録
手段に登録された前記リポジトリ情報を検索することで
前記ソースプログラムや前記モジュールの開発段階を把
握することを特徴とするプログラム開発段階検索システ
ムに存する。請求項7記載の本発明の要旨は、前記テス
ト項目管理部は、生成された前記モジュールに対応する
テスト項目の作成と編集とを行うテスト項目編集部と、
前記テスト項目を保管するテスト項目記録部と、作成さ
れた前記テスト項目に関する情報を作成して前記リポジ
トリ管理部へ送る第7リポジトリ情報登録部とを備える
ことを特徴とする請求項6記載のプログラム開発段階検
索システムに存する。請求項8記載の本発明の要旨は、
前記テスト結果管理部は、前記テスト項目記録部から前
記テスト項目を検索するテスト項目表示部と、該テスト
項目表示部が検索した前記テスト項目に前記モジュール
の前記テスト結果を登録して前記リポジトリ管理部へ送
るテスト結果登録部とを備えることを特徴とする請求項
6又は7記載のプログラム開発段階検索システムに存す
る。請求項9記載の本発明の要旨は、前記リポジトリ管
理部は、前記ソース管理部からの前記ソースプログラム
のリポジトリ情報と、前記生成部からの前記モジュール
のリポジトリ情報と、前記テスト項目管理部からの前記
テスト項目の情報と、前記テスト結果管理部からの前記
テスト項目の前記テスト結果に関する情報とを入力し、
各々の情報に基づき前記リポジトリエンティティ情報、
又は、前記リポジトリ関係情報を生成する記録場所管理
部と、生成された前記リポジトリエンティティ情報、又
は、前記リポジトリ関係情報を登録する第一記録部と第
二記録部と第三記録部と第四記録部とからなる前記記録
手段を有するリポジトリサーバと、該リポジトリサーバ
の前記リポジトリ情報を検索する検索手段とを備え、前
記第一記録部は、前記ソース管理部からの前記ソースプ
ログラムの前記リポジトリエンティティ情報を登録し、
前記第二記録部は、前記生成部からの前記モジュールの
前記リポジトリエンティティ情報を登録し、又、前記第
一記録部の前記リポジトリエンティティ情報を移動して
登録し、前記テスト項目管理部からの前記テスト項目に
関するリポジトリエンティティ情報とリポジトリ関係情
報とを登録し、前記第三記録部は、前記テスト結果登録
部でのテスト結果が不合格の場合、前記第二記録部から
前記リポジトリ情報を移動して登録し、第四記録部は、
前記テスト結果登録部でのテスト結果が合格の場合、前
記第二記録部から前記リポジトリ情報を移動して登録す
ることを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載の
プログラム開発段階検索システムに存する。請求項10
記載の本発明の要旨は、リポジトリ情報を用いたプログ
ラム開発段階検索方法であって、ソースプログラムのコ
ンパイルとリンクとを行った後で生成するモジュールを
予め仮のモジュールとして登録し、前記ソースプログラ
ムのリポジトリエンティティ情報と、仮の前記モジュー
ルにリポジトリエンティティ情報と、前記ソースプログ
ラムと前記モジュールとの関係種別を有するリポジトリ
関係情報と、前記モジュールが未生成段階であることを
示す関係種別を有するモジュール−テスト項目のリポジ
トリ関係情報とを登録する第1の工程と、前記ソースプ
ログラムのコンパイルとリンクとを行い、目的とするモ
ジュールを生成し、前記モジュールのリポジトリエンテ
ィティ情報を設定し直し、前記モジュール−テスト項目
の前記リポジトリ関係情報の関係種別を生成後未テスト
段階として仮に登録する第2の工程と、前記モジュール
に対するテスト項目を作成し、前記リポジトリエンティ
ティ情報を検索し、作成された前記テスト項目のリポジ
トリエンティティ情報が存在しない場合、仮に登録され
た前記モジュール−テスト項目の前記リポジトリ関係情
報を削除し、該当する前記テスト項目のリポジトリエン
ティティ情報と、前記関係種別が生成後未テスト段階を
示すモジュール−テスト項目のリポジトリ関係情報とを
登録する第3の工程と、前記テスト項目に従い前記モジ
ュールをテストし、テスト結果に基づき、前記関係種別
に合格、又は、不合格として前記モジュール−テスト項
目のリポジトリ関係情報の前記関係種別を設定し直す第
4の工程とを備え、各々の前記リポジトリ情報を検索す
ることで、前記ソースプログラムや前記モジュールの開
発段階を把握することを特徴とするプログラム開発段階
検索方法に存する。請求項11記載の本発明の要旨は、
前記第4の工程には、前記テスト結果が不合格の場合、
前記モジュールに対応する前記ソースプログラムに修正
を加え、前記モジュールに関する前記リポジトリエンテ
ィティ情報が登録されているかどうかを検索し、検索さ
れた前記リポジトリエンティティ情報に該当する前記モ
ジュール−テスト項目の前記リポジトリ関係情報を、未
生成段階を示す前記関係種別に設定し直す第5の工程が
含まれることを特徴とする請求項10記載のプログラム
開発段階検索方法に存する。請求項12記載の本発明の
要旨は、リポジトリ情報を用いたプログラム開発段階検
索方法であって、作成されたソースプログラムに関する
リポジトリエンティティ情報を前記ソースプログラムか
ら生成するモジュールの未生成段階に対応する第一記録
部へ登録する第1の工程と、前記ソースプログラムのコ
ンパイルとリンクとを行い、目的とするモジュールを生
成し、モジュールに関するリポジトリエンティティ情報
を前記モジュールの生成後未テスト段階に対応する第二
記録部へ登録し、前記第一記録部から前記ソースプログ
ラムに関するリポジトリエンティティ情報を前記第二記
録部へ移動し、前記ソースプログラムと前記モジュール
とのリポジトリ関係情報を登録する第2の工程と、生成
された前記モジュールに対するテスト項目を作成し、該
テスト項目の情報を前記第二記録部に前記テスト項目の
リポジトリエンティティ情報として登録し、前記モジュ
ールに対する前記テスト項目の情報であるモジュール−
テスト項目のリポジトリ関係情報を登録する第3の工程
と、前記テスト項目に対応する前記モジュールをテスト
し、テスト結果を合格、又は、不合格として登録し、前
記テスト結果が、不合格の場合は、前記第二記録部にあ
る前記テスト項目と前記モジュールと前記ソースプログ
ラムとに関する前記リポジトリエンティティ情報、又
は、リポジトリ関係情報であるリポジトリ情報を第三記
録部へ移動し、前記テスト結果が合格の場合、前記第二
記録部にある前記テスト項目と前記モジュールと前記ソ
ースプログラムとに関する前記リポジトリ情報を第四記
録部へ移動する第4の工程とを備え、前記第一記録部と
前記第二記録部と前記第三記録部と前記第四記録部とに
登録されている前記リポジトリ情報を検索することで前
記ソースプログラムや前記モジュールの開発段階を把握
することを特徴とするプログラム開発段階検索方法に存
する。請求項13記載の本発明の要旨は、前記第4の工
程には、前記テスト結果が不合格の場合、前記ソースプ
ログラムに修正を加え、新しいソースプログラムに対す
るリポジトリ情報を入力し、前記第三記録部、又は、第
四記録部に登録されている前記モジュールプログラムと
前記テスト項目とに関するリポジトリ情報を前記第一記
録部に移動し、前記ソースプログラムに関するリポジト
リ情報を削除し、新しい前記ソースプログラムに関する
リポジトリ情報を前記第一記録部に登録する第5の工程
が含まれることを特徴とする請求項12記載のプログラ
ム開発段階検索方法に存する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。 (実施の形態1)図1は、本実施の形態1に係るプログ
ラム開発段階検索システムの構成を示すブロック図であ
る。図1に示すように、プログラム開発段階検索システ
ムは、ソースプログラムの作成と編集と保管とを行うソ
ース管理部1と、モジュールを生成する生成部2と、テ
スト項目管理部3と、テスト結果管理部4と、リポジト
リ管理部5とから概略構成される。
【0017】ソース管理部1は、開発者により開発され
るソースプログラムの作成と編集を行うソース編集部1
1と、このソースプログラムを保管するソース格納部1
2と、ソースプログラムに関するリポジトリ情報を作成
する第1リポジトリ情報登録部13と、ソースプログラ
ムの新規作成時に、このソースプログラムに対応するモ
ジュールを仮に登録するソース−モジュール関係情報登
録部14とを備える。
【0018】生成部2は、ソース格納部12に保管され
ているソースプログラムをコンパイルし、リンクしてモ
ジュールを生成するモジュール生成部21と、生成され
たモジュールを保管するモジュール格納部22と、生成
されたモジュールに関するリポジトリ情報を作成する第
2リポジトリ情報登録部23とを備える。
【0019】テスト項目管理部3は、モジュールの開発
に対応するテスト項目の作成と編集とを行うテスト項目
編集部31と、モジュールに対するテスト項目を保管す
るテスト項目記録部32と、作成されたテスト項目に関
する情報をモジュール−テスト項目のリポジトリ情報と
して作成する第3リポジトリ情報登録部33とを備え
る。
【0020】テスト結果管理部4は、テスト項目記録部
32から、モジュールに対応するテスト項目の情報であ
る、モジュール−テスト項目を検索して、テスト項目に
対するモジュールのテスト結果を登録するテスト結果登
録部41と、テスト結果に従い、モジュール−テスト項
目に関するリポジトリ情報を作成する第4リポジトリ情
報登録部42とを備える。
【0021】リポジトリ管理部5は、第1リポジトリ情
報登録部13、第2リポジトリ情報登録部23、第3リ
ポジトリ情報登録部33及び第4リポジトリ情報登録部
42からのリポジトリ情報を蓄積するリポジトリサーバ
51と、リポジトリサーバ51から情報を検索する検索
手段52とを備える。
【0022】リポジトリサーバ51は、リポジトリエン
ティティ情報を格納する表(エンティティ情報格納手
段)53と、リポジトリ関係情報を格納する表(関係情
報格納手段)54とを備える。
【0023】テスト結果管理部4が備える第4リポジト
リ情報登録部42は、リポジトリサーバ51の表54か
ら該当するモジュール−テスト項目のリポジトリ関係情
報を検索し、テスト「合格」の場合はテスト合格段階を
示す関係種別、テスト「不合格」の場合はテスト不合格
段階を示す関係種別を各々設定し直す。
【0024】図2は、図1の動作の流れを示すフローチ
ャートである。図1及び図2で図示されるプログラム開
発における下流工程の開発手順を用いて、全体の動作に
ついて詳細に説明する。
【0025】まず、ソース編集部11において、設計者
がソースプログラムを新規に作成する場合、後の開発段
階で生成するモジュールを予め仮のモジュールとしてソ
ース−モジュール関係情報登録部14へ登録する。ソー
ス編集部11で作成されたソースプログラムをソース格
納部12へ格納すると、第1リポジトリ情報登録部13
は、該当するソースプログラムに関するリポジトリエン
ティティ情報を作成し、これをリポジトリサーバ51の
表53へ登録する。これらの動作を図中に「ソースプロ
グラム作成」として示す(ステップA1)。
【0026】同時に、第1リポジトリ情報登録部13
は、ソース−モジュール関係情報登録部14に仮の形で
登録された、該当するソースプログラムに対応する、モ
ジュールに関するリポジトリ情報が、既にリポジトリサ
ーバ51の表54に登録されているかどうかを検索す
る。該当するリポジトリ情報がない場合、ソースプログ
ラムに対するモジュールの一意性をソース−モジュール
関係情報登録部14で確保できるように、このモジュー
ルの作成日時、サイズ及び格納場所等を有する、モジュ
ールに関する仮のリポジトリエンティティ情報をリポジ
トリサーバ51の表53へ登録する。
【0027】又、モジュールに関するリポジトリ情報に
おいて、ソースプログラムに対するモジュールが、生成
元に対する生成物となる関係にあることを示す「ソース
−モジュール」の関係種別をもつリポジトリ関係情報を
リポジトリサーバ51の表54へ登録する。更に、モジ
ュールに関するリポジトリ情報において、モジュールが
未生成段階であることを示す関係種別をもつモジュール
−テスト項目のリポジトリ関係情報をリポジトリサーバ
51の表54へ登録する。このモジュール−テスト項目
のリポジトリ関係情報では、まだテスト項目に関する情
報は作成されていないので省き、モジュールに関する情
報及び関係種別を仮に設定する。
【0028】次に、モジュール生成部21において、ソ
ースプログラムをコンパイル、リンクしてモジュールを
生成する。このモジュールをモジュール格納部22に格
納する。第2リポジトリ情報登録部23は、リポジトリ
サーバ51の表53から該当するモジュールに関するリ
ポジトリエンティティ情報を検索し、作成日時、サイズ
及び格納場所等、このモジュールの一意性を確保するた
めの情報を設定し直す。
【0029】又、該当するモジュールに関するモジュー
ル−テスト項目のリポジトリ関係情報をリポジトリサー
バ51の表54から検索し、このモジュールが生成後未
テスト段階であることを示す関係種別に設定し直す(ス
テップA2)。
【0030】この間、コンパイルエラー、又は、リンク
エラーが発生して、図2に示す「エラー有」の場合、モ
ジュールは生成しないので、モジュールのリポジトリエ
ンティティ情報は変更されないままになる。そして、
「ソースプログラム作成」をし直して「エラー無」まで
コンパイル、リンクを繰り返す。この動作を図2中で、
「モジュール生成」の判断記号で示す。
【0031】テスト項目編集部31では、生成されたモ
ジュールに対するテスト項目を作成し、このテスト項目
をテスト項目記録部32に格納する。第3リポジトリ情
報登録部33は、このテスト項目に関する情報をモジュ
ール−テスト項目のリポジトリ情報として作成し、又、
リポジトリサーバ51の表53から該当するテスト項目
のリポジトリエンティティ情報の検索を試みる。該当す
るテスト項目のリポジトリエンティティ情報が存在しな
い場合は、初めて該当するテスト項目を登録することに
なる。すなわち、該当するモジュールに関するモジュー
ル−テスト項目のリポジトリ関係情報は、ソースプログ
ラムの新規作成時に登録された仮のリポジトリ関係情報
と判断し、リポジトリサーバ51の表54から削除す
る。そして、新たに該当するテスト項目のリポジトリエ
ンティティ情報をリポジトリサーバ51の表53へ登録
し、関係種別が生成後未テスト段階を示すモジュール−
テスト項目のリポジトリ関係情報をリポジトリサーバ5
1の表54へ登録する。
【0032】次に、テスト項目記録部32から検索され
たテスト項目に従いモジュールのテストをする。これら
の動作を「テスト項目作成」と「テスト実施」とでステ
ップA2として図2に示す。
【0033】テスト項目記録部32から検索したテスト
項目に従い、モジュールをテストした結果に基づき、テ
スト結果登録部41で「合格」、又は、「不合格」を登
録する。
【0034】この動作を図2中において、「テスト結
果」の判断記号で示す。
【0035】第4リポジトリ情報登録部42は、リポジ
トリサーバ51の表54から該当するテスト項目のモジ
ュール−テスト項目のリポジトリ関係情報を検索し、
「合格」の場合は、テスト合格段階を示す関係種別を設
定し直す(ステップA3)。
【0036】又、「不合格」の場合はテスト不合格段階
を示す関係種別に設定し直す(ステップA4)。
【0037】テストで「不合格」であったモジュールの
ソースプログラムに修正を加える「ソースプログラム作
成」の動作に戻った場合、新規登録時と同様に第1リポ
ジトリ情報登録部13は、リポジトリサーバ51の表5
3、54に、ソースプログラムに対応するモジュールに
関するリポジトリ情報が登録されているかどうかを検索
する。この場合、リポジトリ情報が見つかるので、リポ
ジトリ情報登録部は該当するモジュールに関する全ての
モジュール−テスト項目のリポジトリ関係情報を検索
し、未生成段階を示す関係種別に設定し直す。
【0038】最後に、検索手段52を用いて、リポジト
リサーバ51から、モジュール−テスト項目のリポジト
リ関係情報における未生成、生成後未テスト、テスト不
合格及びテスト合格で区別される各々開発段階のモジュ
ールを検索することで、各々開発段階にあるモジュール
を把握できる。
【0039】次に、本実施の形態1に係るプログラム開
発段階検索システムについて具体例を用いて説明する。
図3は、図1のリポジトリ管理部におけるリポジトリ情
報の一例を示す図である。表53のリポジトリエンティ
ティ情報には、レコード番号M6毎に、対象となるエン
ティティ名M1、エンティティ種別M2、作成日時M
3、サイズM4及び格納場所M5を登録する。ここで、
エンティティ種別M2は、1:ソースプログラム、2:
モジュール、3:テスト項目とする。
【0040】表54のリポジトリ関係情報には、各々の
レコード番号M7毎に、表53における2つのリポジト
リエンティティ情報のレコード番号M6と、これらのレ
コード番号M6に対応する一方及び他方のエンティティ
情報の格納レコード番号M6’、M6と、これら2つの
格納レコード番号M6’と格納レコード番号M6”との
関係を示す関係種別M8とを登録する。ここで、関係種
別M8は、1:ソース−モジュール、2:未生成、3:
生成後未テスト、4:テスト不合格、5:テスト合格と
する。
【0041】例えば、モジュールm1の元となるソース
プログラムs1は、1999年01月01日00:0
0:00に作成し、ソース格納マシンAのディレクトリ
¥Bに100バイトのサイズで格納した段階では、図3
に示すようなリポジトリ情報がリポジトリサーバ51に
登録される。テスト項目は、まだ存在しないので、関係
種別M8が2であるモジュールm1とテスト項目の仮の
リポジトリ関係情報(レコード番号M7:B002)が
表54に登録される。表54では、レコード番号M6の
A001を(一方のエンティティ情報の)格納レコード
番号M6’として、A002を(他方のエンティティ情
報の)レコード番号M6”として登録する。
【0042】図4は、図1のリポジトリ管理部における
リポジトリ情報の他の一例を示す図である。ソースプロ
グラムs1のコンパイルとリンクの実行によりモジュー
ルm1はモジュール生成部21で生成する。図4に示す
ように、1999年01月01日10:20:30にモ
ジュール格納マシンCのディレクトリ¥Dにサイズ25
0バイトのモジュールm1を格納した段階では、表53
のモジュールm1のリポジトリエンティティ情報(レコ
ード番号M6:A002)の内容が変更され、表54の
モジュールm1とテスト項目の仮のリポジトリ関係情報
(レコード番号M7:B002)の関係種別M8に3が
設定される。
【0043】図5は、図1のリポジトリ管理部における
リポジトリ情報のその他の一例を示す図である。図5に
示すように、生成したモジュールm1に対するテスト項
目t1を1999年01月02日14:00:45にモ
ジュール格納マシンEのディレクトリ¥Fにサイズ27
バイトのファイルで作成した段階では、図4で登録され
ていたモジュールm1とテスト項目の仮のリポジトリ関
係情報(レコード番号M7:B002)が削除され、代
わりにモジュールm1とテスト項目t1のリポジトリ関
係情報(レコード番号M7:B003、関係種別M8:
3)が追加される。又、表53にテスト項目t1のリポ
ジトリエンティティ情報(レコード番号M6:A00
3)も登録される。
【0044】図6は、図1のリポジトリ情報のエンティ
ティ情報格納手段と関係情報格納手段の一例を示す図で
ある。図6に示すように、モジュールm1に対するテス
ト項目t1を実行した結果が「不合格」の場合、モジュ
ールm1とテスト項目t1のリポジトリ関係情報(レコ
ード番号M7:B003)の関係種別M8に4が設定さ
れる。
【0045】図7は、図1のエンティティ情報格納手段
と関係情報格納手段のその他の一例を示す図である。図
7に示すように、テストが「不合格」であったモジュー
ルm1のソースプログラムs1を修正し、1999年0
1月10日18:00:00にサイズ110バイトで格
納した場合、ソースプログラムのリポジトリエンティテ
ィ情報(レコード番号M6:A001)は作成日時、サ
イズが変更される。モジュールm1とテスト項目t1の
リポジトリ関係情報(レコード番号M7:B003)の
関係種別M8に2が設定される。
【0046】図8は、図1のエンティティ情報格納手段
と関係情報格納手段のその他の一例を示す図である。図
8に示すように、モジュールm1に対するテスト項目t
1を行った結果が「合格」の場合、モジュールm1とテ
スト項目t1のリポジトリ関係情報(レコード番号M
7:B003)の関係種別M8が5に変更される。
【0047】表54において、関係種別M8がそれぞれ
2、3、4、5であるリポジトリ関係情報から、モジュ
ールのリポジトリエンティティ情報の格納レコード番号
M’、M”を辿り、更に表53にある該当するレコード
番号M6のリポジトリエンティティ情報からモジュール
名を検索すれば、各開発段階に該当するモジュール名を
取得できる。
【0048】実施の形態1に係るプログラム開発段階検
索システムは上記の如く構成されているので、以下に掲
げる効果を奏する。機能仕様上、論理的に対応している
テスト項目は、ソースプログラムのコンパイル、リンク
から生成されるモジュールと関係づけて生成されること
はない。従って、このテスト項目をリポジトリ情報とし
て扱い、開発段階に対応した関係種別を利用すること
で、テスト項目とモジュールとのリポジトリ関係情報を
登録できるようにした。又、種々の開発段階に対応し
て、モジュールやテスト項目が実在していない開発段階
においても、仮のリポジトリ情報を登録することで、モ
ジュールと開発段階の関連をモジュール−テスト項目の
リポジトリ関係情報に格納することができるようにし
た。その結果、リポジトリエンティティ情報同士の作成
日時の前後関係を分析することなく、1つのリポジトリ
サーバを検索すれば各開発段階にあるモジュールを特定
できる。
【0049】(実施の形態2)図9は、本実施の形態2
に係るプログラム開発段階検索システムの構成を示すブ
ロック図である。図9に示すように、プログラム開発段
階検索システムは、ソースプログラムの作成/編集、保
管を行うソース管理部101と、モジュールを生成する
生成部102と、テスト項目管理部103と、テスト結
果管理部104と、リポジトリ管理部105とから概略
構成される。リポジトリ管理部105は、リポジトリサ
ーバ151と記録場所管理部152と検索手段157と
を備え、リポジトリサーバ151は、第一記録部153
と第二記録部154と第三記録部155と第四記録部1
56とを有する。テスト結果管理部104は、テスト項
目表示部141とテスト結果登録部142とを備える。
【0050】図1に示した、実施の形態1に係るプログ
ラム開発段階検索システムと比較して、モジュール−テ
スト項目のリポジトリ関係情報の関係種別の開発段階に
対応する値をもつ代わりに、開発段階に対応してリポジ
トリサーバ151の内部に、リポジトリエンティティ情
報を格納する1つの表とリポジトリ関係情報を格納する
1つの表とをもつ4つの記録部(第一記録部153〜第
四記録部156)からなる記録手段を有し、リポジトリ
情報を第一記録部153〜第四記録部156の間で遷移
させる記録場所管理部152を有している点と、モジュ
ールやテスト項目が実在しない場合は、モジュールやテ
スト項目に関する仮のリポジトリ情報を登録する必要が
ない点が異なる。
【0051】図9参照して本実施の形態2に係るプログ
ラム開発段階検索システムの構造とその動作について詳
細に説明する。まず、開発者が、ソース編集部111に
おいて、ソースプログラムを新規に作成し、ソース格納
部112へソースプログラムを格納する。第5リポジト
リ情報登録部113は、該当するソースプログラムに関
するリポジトリ情報を作成し、記録場所管理部152へ
情報を送る。記録場所管理部152は、リポジトリサー
バ151におけるモジュール未生成(ソースプログラム
編集)の段階に対応させた第一記録部153の表にソー
スプログラムに関するリポジトリエンティティ情報を登
録する。
【0052】次に、モジュール生成部121において、
ソースプログラムをコンパイル、リンクしてモジュール
を生成し、モジュール格納部122に格納する。第6リ
ポジトリ情報登録部123はモジュールに関するリポジ
トリ情報を作成し、記録場所管理部152へ情報を送
る。記録場所管理部152は、リポジトリサーバ151
におけるモジュールの生成後未テストの段階に対応させ
た第二記録部154の表にモジュールに関するリポジト
リエンティティ情報を登録する。更に、リポジトリサー
バ151における第一記録部153の表から該当するモ
ジュールに対応するソースプログラムに関するリポジト
リエンティティ情報を第二記録部154の表へ移動し、
ソースプログラムとモジュールとのリポジトリ関係情報
を登録する。
【0053】モジュール生成部121で、コンパイルエ
ラー、又は、リンクエラーが発生した場合、モジュール
は生成しないため、ソースプログラムのリポジトリエン
ティティ情報は第一記録部153の表に登録されたまま
になる。
【0054】テスト項目編集部131で、生成されたモ
ジュールに対するテスト項目を作成し、テスト項目記録
部132に格納する。第7リポジトリ情報登録部133
は記録場所管理部152へテスト項目の情報を送る。記
録場所管理部152は、テスト項目をエンティティとし
て扱い、第二記録部154の表へテスト項目に関するリ
ポジトリエンティティ情報を登録し、更に、モジュール
に対応したテスト項目の情報であるモジュール−テスト
項目のリポジトリ関係情報を登録する。
【0055】テスト項目表示部141でテスト項目記録
部132から検索したテスト項目に従い、モジュールを
テストする。テスト結果登録部142で、このモジュー
ルのテスト結果に基づき「合格」、又は、「不合格」を
登録する。テスト結果登録部142からの情報を受け取
った記録場所管理部152は「合格」の場合、リポジト
リサーバ151における第二記録部154の表にあるテ
スト項目、モジュール及びソースプログラムに関するリ
ポジトリエンティティ情報と、ソースプログラムとモジ
ュールとのリポジトリ関係情報と、モジュール−テスト
項目のリポジトリ関係情報とをテスト合格の段階に対応
させた第四記録部156の表へ移動する。
【0056】「不合格」の場合は、リポジトリサーバに
おける第二記録部154の表にあるテスト項目、モジュ
ール及びソースプログラムに関するリポジトリエンティ
ティ情報と、ソースプログラムとモジュールとのリポジ
トリ関係情報と、モジュール−テスト項目のリポジトリ
関係情報とを、テスト不合格の段階に対応させた第三記
録部155の表へ移動する。
【0057】ソースプログラムに修正を加えた場合、第
5リポジトリ情報登録部113は、新たなソースプログ
ラムに対するリポジトリエンティティ情報を記録場所管
理部152へ送る。記録場所管理部152は第三記録部
155と第四記録部156との表を検索する。該当する
ソースプログラムのリポジトリ情報が見つかった場合、
テストで「不合格」であれば第三記録部155の表か
ら、又は、テストで「合格」であれば第四記録部156
の表から検索されたソースに対応するモジュール及びモ
ジュールに対応するテスト項目のリポジトリ情報を第一
記録部153の表へ移動する。第三記録部155、又
は、第四記録部156の表に登録されているソースプロ
グラムのリポジトリエンティティ情報は削除して、第一
記録部153の表に、ソース格納部112へ格納した修
正後のソースプログラムに関するリポジトリエンティテ
ィ情報を登録する。
【0058】最後に、検索手段157を用いて、第一記
録部153〜第四記録部156の各々のリポジトリ関係
情報を格納する表を検索するだけで、未生成、生成後未
テスト、テスト不合格及びテスト合格の各開発段階にあ
るソースプログラムやモジュールを容易に把握できる。
【0059】図1に示された実施の形態1においては、
開発段階に対応する情報をモジュール−テスト項目のリ
ポジトリ関係情報に格納させるため、まだ存在しないモ
ジュールと、このモジュールのリポジトリ情報とを仮の
形で登録していたが、実施の形態2においては、リポジ
トリ情報を記録する記録部を分けることで、仮のリポジ
トリ情報は必要とならない。
【0060】実施の形態2に係るプログラム開発段階検
索システムは上記の如く構成されているので、実施の形
態1の奏する効果の他に以下に掲げる効果を奏する。プ
ログラムの各開発段階に該当する対象案件を検索する場
合、リポジトリ関係情報は開発段階に対応する各々の記
録部に分散しており、対応する記録部だけを検索すれば
よいため、検索時間を短縮できる。
【0061】なお、本実施の形態においては、本発明は
それに限定されず、本発明を適用する上で好適なプログ
ラム開発段階検索システム及びプログラム開発段階検索
方法に関する技術に適用することができる。
【0062】又、上記構成部材の数、位置、形状等は上
記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適
な数、位置、形状等にすることができる。
【0063】なお、各図において、同一構成要素には同
一符号を付している。
【0064】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に掲げる効果を奏する。リポジトリエンティテ
ィ情報同士の作成日時について、前後関係の分析を不要
とし、全てのリポジトリ情報が蓄積された1つのリポジ
トリサーバを検索すれば、各開発段階にあるモジュール
を特定できる。その結果、複数のプログラム開発を必要
とするシステム開発の進捗状況を木目細かく把握でき
る。
【0065】その理由は、モジュールの生成とは独立し
ているが、機能仕様において論理的に対応しているテス
ト項目を、リポジトリ情報として扱い、開発段階に対応
した関係種別でモジュールとのリポジトリ関係情報を登
録できるようにしたためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るプログラム開発段
階検索システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1の動作の流れを示すフローチャートであ
る。
【図3】図1のリポジトリ管理部におけるリポジトリ情
報の一例を示す図である。
【図4】図1のリポジトリ管理部におけるリポジトリ情
報の他の一例を示す図である。
【図5】図1のリポジトリ管理部におけるリポジトリ情
報のその他の一例を示す図である。
【図6】図1のリポジトリ管理部におけるリポジトリ情
報のその他の一例を示す図である。
【図7】図1のリポジトリ管理部におけるリポジトリ情
報のその他の一例を示す図である。
【図8】図1のリポジトリ管理部におけるリポジトリ情
報のその他の一例を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態2に係るプログラム開発段
階検索システムの構成を示すブロック図である。
【図10】従来技術によるプログラム開発管理システム
の構成の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
M1 エンティティ名 M2 エンティティ種別 M3 作成日時 M4 サイズ M5 格納場所 M6、M7 レコード番号 M6’ 格納レコード番号 M6” 格納レコード番号 M8 関係種別 1 ソース管理部 2 生成部 3 テスト項目管理部 4 テスト結果管理部 5 リポジトリ管理部 11 ソース編集部 12 ソース格納部 13 第1リポジトリ情報登録部 14 ソース−モジュール関係情報登録部 21 モジュール生成部 22 モジュール格納部 23 第2リポジトリ情報登録部 31 テスト項目編集部 32 テスト項目記録部 33 第3リポジトリ情報登録部 41 テスト結果登録部 42 第4リポジトリ情報登録部 51 リポジトリサーバ 52 検索手段 53 表(エンティティ情報格納手段) 54 表(関係情報格納手段) 101 ソース管理部 102 生成部 103 テスト項目管理部 104 テスト結果管理部 105 リポジトリ管理部 111 ソース編集部 112 ソース格納部 113 第5リポジトリ情報登録部 121 モジュール生成部 122 モジュール格納部 123 第6リポジトリ情報登録部 131 テスト項目編集部 132 テスト項目記録部 133 第7リポジトリ情報登録部 141 テスト項目表示部 142 テスト結果登録部 151 リポジトリサーバ 152 記録場所管理部 153 第一記録部 154 第二記録部 155 第三記録部 156 第四記録部 157 検索手段 201 ソース管理部 202 生成部 203 リポジトリ管理部 204 テスト管理部 211 ソース編集部 212 ソース格納部 213 リポジトリ情報登録部 221 モジュール生成部 222 モジュール格納部 223 リポジトリ情報登録部 231 リポジトリサーバ 232 リポジトリ検索手段 241 テスト項目編集部 242 テスト結果登録部 243 テスト情報記録部 244 テスト結果検索手段

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リポジトリ情報を用いたプログラム開発
    段階検索システムであって、 開発されるソースプログラムと該ソースプログラムから
    生成するモジュールと該モジュールに対するテスト項目
    とのエンティティに関するリポジトリエンティティ情報
    と、前記ソースプログラムと前記モジュールと前記テス
    ト項目の各々の関係と開発段階とを示す関係種別を有す
    るリポジトリ関係情報とからなる前記リポジトリ情報を
    蓄積し、蓄積された前記リポジトリ情報を検索するリポ
    ジトリ管理部と、 前記ソースプログラムの作成と編集と保管とを行い、前
    記モジュールを、予め仮のモジュールの形で登録し、前
    記ソースプログラムのリポジトリエンティティ情報と、
    仮の前記モジュールに関するリポジトリエンティティ情
    報と、仮の前記モジュールに対するテスト項目に関する
    モジュール−テスト項目のリポジトリ関係情報とを作成
    して前記リポジトリ管理部に登録するソース管理部と、 前記ソースプログラムをコンパイルし、リンクすること
    で目的とするモジュールの生成と保管とを行い、生成さ
    れた該モジュールのリポジトリエンティティ情報を作成
    して前記リポジトリ管理部に登録し直す生成部と、 前記モジュールに対するテスト項目の作成と編集と保管
    とを行い、作成された前記テスト項目のリポジトリエン
    ティティ情報を作成して前記リポジトリ管理部に登録
    し、前記テスト項目に関するモジュール−テスト項目の
    リポジトリ関係情報を作成して登録し直すテスト項目管
    理部と、 前記リポジトリ管理部から前記モジュール−テスト項目
    の前記リポジトリ関係情報を検索し、前記モジュールの
    テスト結果に基づき、検索された前記リポジトリ関係情
    報の内容を設定し直すテスト結果管理部とを備え、 前記リポジトリ管理部の前記リポジトリ情報を検索する
    ことで、プログラムの開発段階を把握することを特徴と
    するプログラム開発段階検索システム。
  2. 【請求項2】 前記ソース管理部は、前記ソースプログ
    ラムの新規作成時に、前記ソースプログラムに対応する
    仮の前記モジュールを登録するソース−モジュール関係
    情報登録部を備え、 該ソース−モジュール関係情報登録部は、前記リポジト
    リ管理部に登録された前記リポジトリエンティティ情報
    に基づき、前記ソースプログラムに対する前記モジュー
    ルの一意性を確保することを特徴とする請求項1記載の
    プログラム開発段階検索システム。
  3. 【請求項3】 前記リポジトリ管理部は、前記リポジト
    リ情報を蓄積するリポジトリサーバと、該リポジトリサ
    ーバから前記リポジトリ情報を検索する検索手段とを備
    え、 前記リポジトリサーバは、前記リポジトリエンティティ
    情報を格納するエンティティ情報格納手段と、前記リポ
    ジトリ関係情報を格納する関係情報格納手段とを有する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のプログラム開発
    段階検索システム。
  4. 【請求項4】 前記テスト項目管理部は、 前記テスト項目の作成と編集とを行うテスト項目編集部
    と、 前記テスト項目を保管するテスト項目記録部と、 前記テスト項目の前記リポジトリエンティティ情報とリ
    ポジトリ関係情報とを作成する第3リポジトリ情報登録
    部とを備え、 該第3リポジトリ情報登録部は、前記テスト項目の前記
    リポジトリエンティティ情報を前記エンティティ情報格
    納手段に登録し、前記モジュールの前記関係種別が生成
    後未テスト段階を示すモジュール−テスト項目の前記リ
    ポジトリ関係情報を前記関係情報格納手段に登録するこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のプロ
    グラム開発段階検索システム。
  5. 【請求項5】 前記テスト結果管理部は、 前記テスト項目記録部から、該当するテスト項目を検索
    して前記テスト項目に対する前記モジュールのテスト結
    果を登録するテスト結果登録部と、 前記関係情報格納手段から該当する前記テスト項目のモ
    ジュール−テスト項目のリポジトリ関係情報を検索し、
    前記テスト結果登録部に登録された前記モジュールの前
    記テスト結果に従い、合格、又は、不合格のテスト合格
    段階を示す関係種別を設定する第4リポジトリ情報登録
    部とを備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
    かに記載のプログラム開発段階検索システム。
  6. 【請求項6】 リポジトリ情報を用いたプログラム開発
    段階検索システムであって、 開発するソースプログラムと該ソースプログラムから生
    成するモジュールと該モジュールに対するテスト項目と
    のエンティティに関するリポジトリエンティティ情報と
    前記ソースプログラムと前記モジュールと前記テスト項
    目の各々の関係と開発段階とを示す関係種別を有する前
    記リポジトリ情報を蓄積し、蓄積された前記リポジトリ
    情報を検索するリポジトリ管理部と、 前記ソースプログラムの作成と編集と保管とを行い、前
    記ソースプログラムのリポジトリ情報を作成して前記リ
    ポジトリ管理部へ送るソース管理部と、 前記ソースプログラムをコンパイルし、リンクすること
    でモジュールを生成して保管を行い、生成された前記モ
    ジュールのリポジトリ情報を作成して前記リポジトリ管
    理部へ送る生成部と、 前記モジュールに対するテスト項目の作成と編集と保管
    とを行い、作成された前記テスト項目の情報を作成して
    前記リポジトリ管理部へ送るテスト項目管理部と、 該テスト項目管理部の前記テスト項目を検索し、前記モ
    ジュールのテスト結果を、検索された前記テスト項目に
    登録し、前記テスト項目の前記テスト結果に関する情報
    を前記リポジトリ管理部へ送るテスト結果管理部とを備
    え、 前記リポジトリ管理部は、前記ソース管理部からの前記
    ソースプログラムのリポジトリ情報と、前記生成部から
    の前記モジュールのリポジトリ情報と、前記テスト項目
    管理部からの前記テスト項目の情報と、前記テスト結果
    管理部からの前記テスト項目の前記テスト結果に関する
    情報とを入力し、各々の情報に基づきリポジトリエンテ
    ィティ情報、又は、リポジトリ関係情報を生成して前記
    リポジトリ管理部が有する複数の記録手段のうち所定の
    記録手段に登録し、 前記記録手段に登録された前記リポジトリ情報を検索す
    ることで前記ソースプログラムや前記モジュールの開発
    段階を把握することを特徴とするプログラム開発段階検
    索システム。
  7. 【請求項7】 前記テスト項目管理部は、 生成された前記モジュールに対応するテスト項目の作成
    と編集とを行うテスト項目編集部と、 前記テスト項目を保管するテスト項目記録部と、 作成された前記テスト項目に関する情報を作成して前記
    リポジトリ管理部へ送る第7リポジトリ情報登録部とを
    備えることを特徴とする請求項6記載のプログラム開発
    段階検索システム。
  8. 【請求項8】 前記テスト結果管理部は、 前記テスト項目記録部から前記テスト項目を検索するテ
    スト項目表示部と、 該テスト項目表示部が検索した前記テスト項目に前記モ
    ジュールの前記テスト結果を登録して前記リポジトリ管
    理部へ送るテスト結果登録部とを備えることを特徴とす
    る請求項6又は7記載のプログラム開発段階検索システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記リポジトリ管理部は、 前記ソース管理部からの前記ソースプログラムのリポジ
    トリ情報と、前記生成部からの前記モジュールのリポジ
    トリ情報と、前記テスト項目管理部からの前記テスト項
    目の情報と、前記テスト結果管理部からの前記テスト項
    目の前記テスト結果に関する情報とを入力し、各々の情
    報に基づき前記リポジトリエンティティ情報、又は、前
    記リポジトリ関係情報を生成する記録場所管理部と、 生成された前記リポジトリエンティティ情報、又は、前
    記リポジトリ関係情報を登録する第一記録部と第二記録
    部と第三記録部と第四記録部とからなる前記記録手段を
    有するリポジトリサーバと、 該リポジトリサーバの前記リポジトリ情報を検索する検
    索手段とを備え、 前記第一記録部は、前記ソース管理部からの前記ソース
    プログラムの前記リポジトリエンティティ情報を登録
    し、 前記第二記録部は、前記生成部からの前記モジュールの
    前記リポジトリエンティティ情報を登録し、又、前記第
    一記録部の前記リポジトリエンティティ情報を移動して
    登録し、前記テスト項目管理部からの前記テスト項目に
    関するリポジトリエンティティ情報とリポジトリ関係情
    報とを登録し、 前記第三記録部は、前記テスト結果登録部でのテスト結
    果が不合格の場合、前記第二記録部から前記リポジトリ
    情報を移動して登録し、 第四記録部は、前記テスト結果登録部でのテスト結果が
    合格の場合、前記第二記録部から前記リポジトリ情報を
    移動して登録することを特徴とする請求項6乃至8のい
    ずれかに記載のプログラム開発段階検索システム。
  10. 【請求項10】 リポジトリ情報を用いたプログラム開
    発段階検索方法であって、 ソースプログラムのコンパイルとリンクとを行った後で
    生成するモジュールを予め仮のモジュールとして登録
    し、前記ソースプログラムのリポジトリエンティティ情
    報と、仮の前記モジュールにリポジトリエンティティ情
    報と、前記ソースプログラムと前記モジュールとの関係
    種別を有するリポジトリ関係情報と、前記モジュールが
    未生成段階であることを示す関係種別を有するモジュー
    ル−テスト項目のリポジトリ関係情報とを登録する第1
    の工程と、 前記ソースプログラムのコンパイルとリンクとを行い、
    目的とするモジュールを生成し、前記モジュールのリポ
    ジトリエンティティ情報を設定し直し、前記モジュール
    −テスト項目の前記リポジトリ関係情報の関係種別を生
    成後未テスト段階として仮に登録する第2の工程と、 前記モジュールに対するテスト項目を作成し、前記リポ
    ジトリエンティティ情報を検索し、作成された前記テス
    ト項目のリポジトリエンティティ情報が存在しない場
    合、仮に登録された前記モジュール−テスト項目の前記
    リポジトリ関係情報を削除し、該当する前記テスト項目
    のリポジトリエンティティ情報と、前記関係種別が生成
    後未テスト段階を示すモジュール−テスト項目のリポジ
    トリ関係情報とを登録する第3の工程と、 前記テスト項目に従い前記モジュールをテストし、テス
    ト結果に基づき、前記関係種別に合格、又は、不合格と
    して前記モジュール−テスト項目のリポジトリ関係情報
    の前記関係種別を設定し直す第4の工程とを備え、 各々の前記リポジトリ情報を検索することで、前記ソー
    スプログラムや前記モジュールの開発段階を把握するこ
    とを特徴とするプログラム開発段階検索方法。
  11. 【請求項11】 前記第4の工程には、前記テスト結果
    が不合格の場合、前記モジュールに対応する前記ソース
    プログラムに修正を加え、前記モジュールに関する前記
    リポジトリエンティティ情報が登録されているかどうか
    を検索し、検索された前記リポジトリエンティティ情報
    に該当する前記モジュール−テスト項目の前記リポジト
    リ関係情報を、未生成段階を示す前記関係種別に設定し
    直す第5の工程が含まれることを特徴とする請求項10
    記載のプログラム開発段階検索方法。
  12. 【請求項12】 リポジトリ情報を用いたプログラム開
    発段階検索方法であって、 作成されたソースプログラムに関するリポジトリエンテ
    ィティ情報を前記ソースプログラムから生成するモジュ
    ールの未生成段階に対応する第一記録部へ登録する第1
    の工程と、 前記ソースプログラムのコンパイルとリンクとを行い、
    目的とするモジュールを生成し、モジュールに関するリ
    ポジトリエンティティ情報を前記モジュールの生成後未
    テスト段階に対応する第二記録部へ登録し、前記第一記
    録部から前記ソースプログラムに関するリポジトリエン
    ティティ情報を前記第二記録部へ移動し、前記ソースプ
    ログラムと前記モジュールとのリポジトリ関係情報を登
    録する第2の工程と、 生成された前記モジュールに対するテスト項目を作成
    し、該テスト項目の情報を前記第二記録部に前記テスト
    項目のリポジトリエンティティ情報として登録し、前記
    モジュールに対する前記テスト項目の情報であるモジュ
    ール−テスト項目のリポジトリ関係情報を登録する第3
    の工程と、 前記テスト項目に対応する前記モジュールをテストし、
    テスト結果を合格、又は、不合格として登録し、前記テ
    スト結果が、不合格の場合は、前記第二記録部にある前
    記テスト項目と前記モジュールと前記ソースプログラム
    とに関する前記リポジトリエンティティ情報、又は、リ
    ポジトリ関係情報であるリポジトリ情報を第三記録部へ
    移動し、前記テスト結果が合格の場合、前記第二記録部
    にある前記テスト項目と前記モジュールと前記ソースプ
    ログラムとに関する前記リポジトリ情報を第四記録部へ
    移動する第4の工程とを備え、 前記第一記録部と前記第二記録部と前記第三記録部と前
    記第四記録部とに登録されている前記リポジトリ情報を
    検索することで前記ソースプログラムや前記モジュール
    の開発段階を把握することを特徴とするプログラム開発
    段階検索方法。
  13. 【請求項13】 前記第4の工程には、前記テスト結果
    が不合格の場合、前記ソースプログラムに修正を加え、
    新しいソースプログラムに対するリポジトリ情報を入力
    し、前記第三記録部、又は、第四記録部に登録されてい
    る前記モジュールプログラムと前記テスト項目とに関す
    るリポジトリ情報を前記第一記録部に移動し、前記ソー
    スプログラムに関するリポジトリ情報を削除し、新しい
    前記ソースプログラムに関するリポジトリ情報を前記第
    一記録部に登録する第5の工程が含まれることを特徴と
    する請求項12記載のプログラム開発段階検索方法。
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