JP3576904B2 - プログラム開発段階検索システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プログラムの開発管理システムに関し、特にリポジトリ情報を用いたプログラム開発段階検索システム及びプログラム開発段階検索方法に関する技術に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来からリポジトリ情報を用いた、プログラムの開発管理が行われている。図10は、従来技術によるプログラム開発管理システムの構成の一例を示すブロック図である。
【0003】
このプログラム開発管理システムは、ソース管理部201と生成部202とリポジトリ管理部203とテスト管理部204とで概略構成されている。ソース管理部201は、開発するソースプログラムを作成/編集するソース編集部211と、ソースプログラムを保管するソース格納部212と、ソースプログラムに関するリポジトリエンティティ情報を作成するリポジトリ情報登録部213とを備えている。
【0004】
生成部202は、ソース格納部212に保管されているソースプログラムをコンパイル、リンクしてモジュールを生成するモジュール生成部221と、生成されたモジュールを格納するモジュール格納部222と、生成されたモジュールに関するリポジトリエンティティ情報及びソースプログラムとモジュールの関係を示すリポジトリ関係情報を作成するリポジトリ情報登録部223とを備えている。
【0005】
リポジトリ管理部203はリポジトリ情報登録部213及びリポジトリ情報登録部223からの情報を蓄積するリポジトリサーバ231と、リポジトリ情報を検索処理するリポジトリ検索手段232とを備えている。
【0006】
テスト管理部204は、モジュールに対応するテスト項目を作成、編集するテスト項目編集部241と、テスト結果を登録するテスト結果登録部242と、テスト項目と結果を記録するテスト情報記録部243と、テスト情報記録部243からテスト結果を検索処理するテスト結果検索手段244とを備えている。
【0007】
次に、このような構成を有する従来のプログラム開発管理システムの動作を説明する。
ソース編集部211で作成/編集されたソースプログラムはソース格納部212に保管される。保管される場合、リポジトリ情報登録部213は、ソースプログラム名、格納場所、作成日時、サイズなどのリポジトリエンティティ情報を作成し、リポジトリ情報としてリポジトリサーバ231に登録する。
【0008】
ソース格納部212に保管されているソースプログラムを、モジュール生成部221でコンパイル、リンクすることで、モジュールが生成される。この生成されたモジュールはモジュール格納部222に格納される。モジュール生成部221で生成に成功した場合、リポジトリ情報登録部223は、生成されたモジュールのモジュール名、格納場所、作成日時、サイズなどのリポジトリエンティティ情報と、ソースプログラムに対応するモジュールの関係を示す情報であるリポジトリ関係情報とをリポジトリサーバ231に登録する。
【0009】
リポジトリサーバ231に登録された情報は、リポジトリ検索手段232により取得することができる。テスト項目編集部241でモジュールに対応するテスト項目を作成/編集して、テスト情報記録部243に保管する。テスト情報記録部243では1つのテスト項目には、必ず1つのテスト結果(「未テスト」、「合格」、「不合格」)とテスト日時とを保管できる領域を確保し、テスト項目が新規作成、変更される毎にテスト結果には「未テスト」を設定する。
【0010】
モジュールのテスト結果は、テスト結果登録部242から「合格」又は「不合格」の形で、テスト情報記録部243へ通知され、記録される。テスト情報記録部243に記録されたテスト結果に関する情報はテスト結果検索手段244により取得できる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術には以下に掲げる問題点があった。
この問題点は、ソースプログラムから生成されるモジュールの開発について、この開発状況が一括して把握できないということである。
【0012】
その理由は、モジュールの各テスト項目は、生成されたモジュールに対して、設計仕様に関して論理的な対応がなされているにすぎない。すなわち、モジュールの生成に伴い、各テスト項目が直接生成されるものではないので、各々のテスト項目は、リポジトリ情報として扱われず、別に管理していたことにある。
【0013】
具体的に説明すると、テスト結果検索手段244から各項目のテスト結果を検索できるが、テスト結果では「合格」すなわち開発完了しているという段階、「不合格」すなわちモジュールは生成したが動作がおかしいので修正する必要がある段階、「未テスト」すなわちモジュールを生成したがテストしていない、又は、モジュールを生成できていない段階との区別がつくだけである。「不合格」、「未テスト」については、テストは完了したがソースプログラムの修正に着手してしない段階なのか、ソースプログラムの修正に着手している段階なのか、修正したソースプログラムから新しいモジュールが生成できている段階なのかについての判断ができない。更に、「不合格」、「未テスト」の段階にある場合、リポジトリ検索手段232により取得したリポジトリサーバ231にエンティティ情報が登録されているかどうか、又、登録されている場合は関係する各エンティティ間の作成日時と、テスト結果検索手段244により取得したテスト日時の前後関係を比較して分析するなどの作業が必要になるからである。
【0014】
本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ソースプログラム作成からモジュールのテスト合格までの各開発段階に対応したリポジトリ情報を管理することにより、1つのリポジトリサーバを検索するだけでプログラム開発における下流工程の開発段階について、この開発状況を把握できるプログラム開発段階検索システム及びプログラム開発段階検索方法を提供する点にある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明の要旨は、リポジトリ情報を用いたプログラム開発段階検索システムであって、開発されるソースプログラムと該ソースプログラムから生成するモジュールと該モジュールに対するテスト項目のそれぞれに関するリポジトリエンティティ情報と、前記ソースプログラムと前記モジュールと前記テスト項目の各々の関係と開発段階とを示す関係種別を有するリポジトリ関係情報とからなる前記リポジトリ情報を蓄積し、蓄積された前記リポジトリ情報を検索するリポジトリ管理部と、前記ソースプログラムの作成と編集と保管とを行い、前記モジュールを、予め仮のモジュールの形で登録し、前記ソースプログラムのリポジトリエンティティ情報と、仮の前記モジュールに関するリポジトリエンティティ情報と、仮の前記モジュールに対するテスト項目に関するモジュール−テスト項目のリポジトリ関係情報とを作成して前記リポジトリ管理部に登録するソース管理部と、前記ソースプログラムをコンパイルし、リンクすることで目的とするモジュールの生成と保管とを行い、生成された該モジュールのリポジトリエンティティ情報を作成して前記リポジトリ管理部に登録し直す生成部と、
前記モジュールに対するテスト項目の作成と編集と保管とを行い、作成された前記テスト項目のリポジトリエンティティ情報を作成して前記リポジトリ管理部に登録し、前記テスト項目に関するモジュール−テスト項目のリポジトリ関係情報を作成して登録し直すテスト項目管理部と、前記リポジトリ管理部から前記モジュール−テスト項目の前記リポジトリ関係情報を検索し、前記モジュールのテスト結果に基づき、検索された前記リポジトリ関係情報の内容を設定し直すテスト結果管理部とを備え、前記リポジトリ管理部の前記リポジトリ情報を検索することで、プログラムの開発段階を把握することを特徴とするプログラム開発段階検索システムに存する。
請求項2記載の本発明の要旨は、前記ソース管理部は、前記ソースプログラムの新規作成時に、前記ソースプログラムに対応する仮の前記モジュールを登録するソース−モジュール関係情報登録部を備え、該ソース−モジュール関係情報登録部は、前記リポジトリ管理部に登録された前記リポジトリエンティティ情報に基づき、前記ソースプログラムに対する前記モジュールの一意性を確保することを特徴とする請求項1記載のプログラム開発段階検索システムに存する。
請求項3記載の本発明の要旨は、前記リポジトリ管理部は、前記リポジトリ情報を蓄積するリポジトリサーバと、該リポジトリサーバから前記リポジトリ情報を検索する検索手段とを備え、前記リポジトリサーバは、前記リポジトリエンティティ情報を格納するエンティティ情報格納手段と、前記リポジトリ関係情報を格納する関係情報格納手段とを有することを特徴とする請求項1又は2記載のプログラム開発段階検索システムに存する。
請求項4記載の本発明の要旨は、前記テスト項目管理部は、前記テスト項目の作成と編集とを行うテスト項目編集部と、前記テスト項目を保管するテスト項目記録部と、前記テスト項目の前記リポジトリエンティティ情報とリポジトリ関係情報とを作成する第3リポジトリ情報登録部とを備え、該第3リポジトリ情報登録部は、前記テスト項目の前記リポジトリエンティティ情報を前記エンティティ情報格納手段に登録し、前記モジュールの前記関係種別が生成後未テスト段階を示すモジュール−テスト項目の前記リポジトリ関係情報を前記関係情報格納手段に登録することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のプログラム開発段階検索システムに存する。
請求項5記載の本発明の要旨は、前記テスト結果管理部は、前記テスト項目記録部から、該当するテスト項目を検索して前記テスト項目に対する前記モジュールのテスト結果を登録するテスト結果登録部と、前記関係情報格納手段から該当する前記テスト項目のモジュール−テスト項目のリポジトリ関係情報を検索し、前記テスト結果登録部に登録された前記モジュールの前記テスト結果に従い、合格、又は、不合格のテスト合格段階を示す関係種別を設定する第4リポジトリ情報登録部とを備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のプログラム開発段階検索システムに存する。
請求項6記載の本発明の要旨は、リポジトリ情報を用いたプログラム開発段階検索システムであって、開発するソースプログラムと該ソースプログラムから生成するモジュールと該モジュールに対するテスト項目のそれぞれに関するリポジトリエンティティ情報と前記ソースプログラムと前記モジュールと前記テスト項目の各々の関係と開発段階とを示す関係種別を有する前記リポジトリ情報を蓄積し、蓄積された前記リポジトリ情報を検索するリポジトリ管理部と、前記ソースプログラムの作成と編集と保管とを行い、前記ソースプログラムのリポジトリ情報を作成して前記リポジトリ管理部へ送るソース管理部と、前記ソースプログラムをコンパイルし、リンクすることでモジュールを生成して保管を行い、生成された前記モジュールのリポジトリ情報を作成して前記リポジトリ管理部へ送る生成部と、前記モジュールに対するテスト項目の作成と編集と保管とを行い、作成された前記テスト項目の情報を作成して前記リポジトリ管理部へ送るテスト項目管理部と、該テスト項目管理部の前記テスト項目を検索し、前記モジュールのテスト結果を、検索された前記テスト項目に登録し、前記テスト項目の前記テスト結果に関する情報を前記リポジトリ管理部へ送るテスト結果管理部とを備え、前記リポジトリ管理部は、前記ソース管理部からの前記ソースプログラムのリポジトリ情報と、前記生成部からの前記モジュールのリポジトリ情報と、前記テスト項目管理部からの前記テスト項目の情報と、前記テスト結果管理部からの前記テスト項目の前記テスト結果に関する情報とを入力し、各々の情報に基づきリポジトリエンティティ情報、又は、リポジトリ関係情報を生成して前記リポジトリ管理部が有する複数の記録手段のうち所定の記録手段に登録し、前記記録手段に登録された前記リポジトリ情報を検索することで前記ソースプログラムや前記モジュールの開発段階を把握することを特徴とするプログラム開発段階検索システムに存する。
請求項7記載の本発明の要旨は、前記テスト項目管理部は、生成された前記モジュールに対応するテスト項目の作成と編集とを行うテスト項目編集部と、前記テスト項目を保管するテスト項目記録部と、作成された前記テスト項目に関する情報を作成して前記リポジトリ管理部へ送る第7リポジトリ情報登録部とを備えることを特徴とする請求項6記載のプログラム開発段階検索システムに存する。
請求項8記載の本発明の要旨は、前記テスト結果管理部は、前記テスト項目記録部から前記テスト項目を検索するテスト項目表示部と、該テスト項目表示部が検索した前記テスト項目に前記モジュールの前記テスト結果を登録して前記リポジトリ管理部へ送るテスト結果登録部とを備えることを特徴とする請求項6又は7記載のプログラム開発段階検索システムに存する。
請求項9記載の本発明の要旨は、前記リポジトリ管理部は、前記ソース管理部からの前記ソースプログラムのリポジトリ情報と、前記生成部からの前記モジュールのリポジトリ情報と、前記テスト項目管理部からの前記テスト項目の情報と、前記テスト結果管理部からの前記テスト項目の前記テスト結果に関する情報とを入力し、各々の情報に基づき前記リポジトリエンティティ情報、又は、前記リポジトリ関係情報を生成する記録場所管理部と、生成された前記リポジトリエンティティ情報、又は、前記リポジトリ関係情報を登録する第一記録部と第二記録部と第三記録部と第四記録部とからなる前記記録手段を有するリポジトリサーバと、該リポジトリサーバの前記リポジトリ情報を検索する検索手段とを備え、前記第一記録部は、前記ソース管理部からの前記ソースプログラムの前記リポジトリエンティティ情報を登録し、前記第二記録部は、前記生成部からの前記モジュールの前記リポジトリエンティティ情報を登録し、又、前記第一記録部の前記リポジトリエンティティ情報を移動して登録し、前記テスト項目管理部からの前記テスト項目に関するリポジトリエンティティ情報とリポジトリ関係情報とを登録し、前記第三記録部は、前記テスト結果登録部でのテスト結果が不合格の場合、前記第二記録部から前記リポジトリ情報を移動して登録し、第四記録部は、前記テスト結果登録部でのテスト結果が合格の場合、前記第二記録部から前記リポジトリ情報を移動して登録することを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載のプログラム開発段階検索システムに存する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態1に係るプログラム開発段階検索システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、プログラム開発段階検索システムは、ソースプログラムの作成と編集と保管とを行うソース管理部1と、モジュールを生成する生成部2と、テスト項目管理部3と、テスト結果管理部4と、リポジトリ管理部5とから概略構成される。
【0017】
ソース管理部1は、開発者により開発されるソースプログラムの作成と編集を行うソース編集部11と、このソースプログラムを保管するソース格納部12と、ソースプログラムに関するリポジトリ情報を作成する第1リポジトリ情報登録部13と、ソースプログラムの新規作成時に、このソースプログラムに対応するモジュールを仮に登録するソース−モジュール関係情報登録部14とを備える。
【0018】
生成部2は、ソース格納部12に保管されているソースプログラムをコンパイルし、リンクしてモジュールを生成するモジュール生成部21と、生成されたモジュールを保管するモジュール格納部22と、生成されたモジュールに関するリポジトリ情報を作成する第2リポジトリ情報登録部23とを備える。
【0019】
テスト項目管理部3は、モジュールの開発に対応するテスト項目の作成と編集とを行うテスト項目編集部31と、モジュールに対するテスト項目を保管するテスト項目記録部32と、作成されたテスト項目に関する情報をモジュール−テスト項目のリポジトリ情報として作成する第3リポジトリ情報登録部33とを備える。
【0020】
テスト結果管理部4は、テスト項目記録部32から、モジュールに対応するテスト項目の情報である、モジュール−テスト項目を検索して、テスト項目に対するモジュールのテスト結果を登録するテスト結果登録部41と、テスト結果に従い、モジュール−テスト項目に関するリポジトリ情報を作成する第4リポジトリ情報登録部42とを備える。
【0021】
リポジトリ管理部5は、第1リポジトリ情報登録部13、第2リポジトリ情報登録部23、第3リポジトリ情報登録部33及び第4リポジトリ情報登録部42からのリポジトリ情報を蓄積するリポジトリサーバ51と、リポジトリサーバ51から情報を検索する検索手段52とを備える。
【0022】
リポジトリサーバ51は、リポジトリエンティティ情報を格納する表(エンティティ情報格納手段)53と、リポジトリ関係情報を格納する表(関係情報格納手段)54とを備える。
【0023】
テスト結果管理部4が備える第4リポジトリ情報登録部42は、リポジトリサーバ51の表54から該当するモジュール−テスト項目のリポジトリ関係情報を検索し、テスト「合格」の場合はテスト合格段階を示す関係種別、テスト「不合格」の場合はテスト不合格段階を示す関係種別を各々設定し直す。
【0024】
図2は、図1の動作の流れを示すフローチャートである。図1及び図2で図示されるプログラム開発における下流工程の開発手順を用いて、全体の動作について詳細に説明する。
【0025】
まず、ソース編集部11において、設計者がソースプログラムを新規に作成する場合、後の開発段階で生成するモジュールを予め仮のモジュールとしてソース−モジュール関係情報登録部14へ登録する。ソース編集部11で作成されたソースプログラムをソース格納部12へ格納すると、第1リポジトリ情報登録部13は、該当するソースプログラムに関するリポジトリエンティティ情報を作成し、これをリポジトリサーバ51の表53へ登録する。これらの動作を図中に「ソースプログラム作成」として示す(ステップA1)。
【0026】
同時に、第1リポジトリ情報登録部13は、ソース−モジュール関係情報登録部14に仮の形で登録された、該当するソースプログラムに対応する、モジュールに関するリポジトリ情報が、既にリポジトリサーバ51の表54に登録されているかどうかを検索する。該当するリポジトリ情報がない場合、ソースプログラムに対するモジュールの一意性をソース−モジュール関係情報登録部14で確保できるように、このモジュールの作成日時、サイズ及び格納場所等を有する、モジュールに関する仮のリポジトリエンティティ情報をリポジトリサーバ51の表53へ登録する。
【0027】
又、モジュールに関するリポジトリ情報において、ソースプログラムに対するモジュールが、生成元に対する生成物となる関係にあることを示す「ソース−モジュール」の関係種別をもつリポジトリ関係情報をリポジトリサーバ51の表54へ登録する。更に、モジュールに関するリポジトリ情報において、モジュールが未生成段階であることを示す関係種別をもつモジュール−テスト項目のリポジトリ関係情報をリポジトリサーバ51の表54へ登録する。このモジュール−テスト項目のリポジトリ関係情報では、まだテスト項目に関する情報は作成されていないので省き、モジュールに関する情報及び関係種別を仮に設定する。
【0028】
次に、モジュール生成部21において、ソースプログラムをコンパイル、リンクしてモジュールを生成する。このモジュールをモジュール格納部22に格納する。第2リポジトリ情報登録部23は、リポジトリサーバ51の表53から該当するモジュールに関するリポジトリエンティティ情報を検索し、作成日時、サイズ及び格納場所等、このモジュールの一意性を確保するための情報を設定し直す。
【0029】
又、該当するモジュールに関するモジュール−テスト項目のリポジトリ関係情報をリポジトリサーバ51の表54から検索し、このモジュールが生成後未テスト段階であることを示す関係種別に設定し直す(ステップA2)。
【0030】
この間、コンパイルエラー、又は、リンクエラーが発生して、図2に示す「エラー有」の場合、モジュールは生成しないので、モジュールのリポジトリエンティティ情報は変更されないままになる。そして、「ソースプログラム作成」をし直して「エラー無」までコンパイル、リンクを繰り返す。この動作を図2中で、「モジュール生成」の判断記号で示す。
【0031】
テスト項目編集部31では、生成されたモジュールに対するテスト項目を作成し、このテスト項目をテスト項目記録部32に格納する。第3リポジトリ情報登録部33は、このテスト項目に関する情報をモジュール−テスト項目のリポジトリ情報として作成し、又、リポジトリサーバ51の表53から該当するテスト項目のリポジトリエンティティ情報の検索を試みる。該当するテスト項目のリポジトリエンティティ情報が存在しない場合は、初めて該当するテスト項目を登録することになる。すなわち、該当するモジュールに関するモジュール−テスト項目のリポジトリ関係情報は、ソースプログラムの新規作成時に登録された仮のリポジトリ関係情報と判断し、リポジトリサーバ51の表54から削除する。そして、新たに該当するテスト項目のリポジトリエンティティ情報をリポジトリサーバ51の表53へ登録し、関係種別が生成後未テスト段階を示すモジュール−テスト項目のリポジトリ関係情報をリポジトリサーバ51の表54へ登録する。
【0032】
次に、テスト項目記録部32から検索されたテスト項目に従いモジュールのテストをする。
これらの動作を「テスト項目作成」と「テスト実施」とでステップA2として図2に示す。
【0033】
テスト項目記録部32から検索したテスト項目に従い、モジュールをテストした結果に基づき、テスト結果登録部41で「合格」、又は、「不合格」を登録する。
【0034】
この動作を図2中において、「テスト結果」の判断記号で示す。
【0035】
第4リポジトリ情報登録部42は、リポジトリサーバ51の表54から該当するテスト項目のモジュール−テスト項目のリポジトリ関係情報を検索し、「合格」の場合は、テスト合格段階を示す関係種別を設定し直す(ステップA3)。
【0036】
又、「不合格」の場合はテスト不合格段階を示す関係種別に設定し直す(ステップA4)。
【0037】
テストで「不合格」であったモジュールのソースプログラムに修正を加える「ソースプログラム作成」の動作に戻った場合、新規登録時と同様に第1リポジトリ情報登録部13は、リポジトリサーバ51の表53、54に、ソースプログラムに対応するモジュールに関するリポジトリ情報が登録されているかどうかを検索する。この場合、リポジトリ情報が見つかるので、リポジトリ情報登録部は該当するモジュールに関する全てのモジュール−テスト項目のリポジトリ関係情報を検索し、未生成段階を示す関係種別に設定し直す。
【0038】
最後に、検索手段52を用いて、リポジトリサーバ51から、モジュール−テスト項目のリポジトリ関係情報における未生成、生成後未テスト、テスト不合格及びテスト合格で区別される各々開発段階のモジュールを検索することで、各々開発段階にあるモジュールを把握できる。
【0039】
次に、本実施の形態1に係るプログラム開発段階検索システムについて具体例を用いて説明する。
図3は、図1のリポジトリ管理部におけるリポジトリ情報の一例を示す図である。表53のリポジトリエンティティ情報には、レコード番号M6毎に、対象となるエンティティ名M1、エンティティ種別M2、作成日時M3、サイズM4及び格納場所M5を登録する。ここで、エンティティ種別M2は、1:ソースプログラム、2:モジュール、3:テスト項目とする。
【0040】
表54のリポジトリ関係情報には、各々のレコード番号M7毎に、表53における2つのリポジトリエンティティ情報のレコード番号M6と、これらのレコード番号M6に対応する一方及び他方のエンティティ情報の格納レコード番号M6’、M6と、これら2つの格納レコード番号M6’と格納レコード番号M6”との関係を示す関係種別M8とを登録する。ここで、関係種別M8は、1:ソース−モジュール、2:未生成、3:生成後未テスト、4:テスト不合格、5:テスト合格とする。
【0041】
例えば、モジュールm1の元となるソースプログラムs1は、1999年01月01日00:00:00に作成し、ソース格納マシンAのディレクトリ¥Bに100バイトのサイズで格納した段階では、図3に示すようなリポジトリ情報がリポジトリサーバ51に登録される。テスト項目は、まだ存在しないので、関係種別M8が2であるモジュールm1とテスト項目の仮のリポジトリ関係情報(レコード番号M7:B002)が表54に登録される。表54では、レコード番号M6のA001を(一方のエンティティ情報の)格納レコード番号M6’として、A002を(他方のエンティティ情報の)レコード番号M6”として登録する。
【0042】
図4は、図1のリポジトリ管理部におけるリポジトリ情報の他の一例を示す図である。
ソースプログラムs1のコンパイルとリンクの実行によりモジュールm1はモジュール生成部21で生成する。図4に示すように、1999年01月01日10:20:30にモジュール格納マシンCのディレクトリ¥Dにサイズ250バイトのモジュールm1を格納した段階では、表53のモジュールm1のリポジトリエンティティ情報(レコード番号M6:A002)の内容が変更され、表54のモジュールm1とテスト項目の仮のリポジトリ関係情報(レコード番号M7:B002)の関係種別M8に3が設定される。
【0043】
図5は、図1のリポジトリ管理部におけるリポジトリ情報のその他の一例を示す図である。
図5に示すように、生成したモジュールm1に対するテスト項目t1を1999年01月02日14:00:45にモジュール格納マシンEのディレクトリ¥Fにサイズ27バイトのファイルで作成した段階では、図4で登録されていたモジュールm1とテスト項目の仮のリポジトリ関係情報(レコード番号M7:B002)が削除され、代わりにモジュールm1とテスト項目t1のリポジトリ関係情報(レコード番号M7:B003、関係種別M8:3)が追加される。又、表53にテスト項目t1のリポジトリエンティティ情報(レコード番号M6:A003)も登録される。
【0044】
図6は、図1のリポジトリ情報のエンティティ情報格納手段と関係情報格納手段の一例を示す図である。
図6に示すように、モジュールm1に対するテスト項目t1を実行した結果が「不合格」の場合、モジュールm1とテスト項目t1のリポジトリ関係情報(レコード番号M7:B003)の関係種別M8に4が設定される。
【0045】
図7は、図1のエンティティ情報格納手段と関係情報格納手段のその他の一例を示す図である。
図7に示すように、テストが「不合格」であったモジュールm1のソースプログラムs1を修正し、1999年01月10日18:00:00にサイズ110バイトで格納した場合、ソースプログラムのリポジトリエンティティ情報(レコード番号M6:A001)は作成日時、サイズが変更される。モジュールm1とテスト項目t1のリポジトリ関係情報(レコード番号M7:B003)の関係種別M8に2が設定される。
【0046】
図8は、図1のエンティティ情報格納手段と関係情報格納手段のその他の一例を示す図である。
図8に示すように、モジュールm1に対するテスト項目t1を行った結果が「合格」の場合、モジュールm1とテスト項目t1のリポジトリ関係情報(レコード番号M7:B003)の関係種別M8が5に変更される。
【0047】
表54において、関係種別M8がそれぞれ2、3、4、5であるリポジトリ関係情報から、モジュールのリポジトリエンティティ情報の格納レコード番号M’、M”を辿り、更に表53にある該当するレコード番号M6のリポジトリエンティティ情報からモジュール名を検索すれば、各開発段階に該当するモジュール名を取得できる。
【0048】
実施の形態1に係るプログラム開発段階検索システムは上記の如く構成されているので、以下に掲げる効果を奏する。
機能仕様上、論理的に対応しているテスト項目は、ソースプログラムのコンパイル、リンクから生成されるモジュールと関係づけて生成されることはない。従って、このテスト項目をリポジトリ情報として扱い、開発段階に対応した関係種別を利用することで、テスト項目とモジュールとのリポジトリ関係情報を登録できるようにした。又、種々の開発段階に対応して、モジュールやテスト項目が実在していない開発段階においても、仮のリポジトリ情報を登録することで、モジュールと開発段階の関連をモジュール−テスト項目のリポジトリ関係情報に格納することができるようにした。その結果、リポジトリエンティティ情報同士の作成日時の前後関係を分析することなく、1つのリポジトリサーバを検索すれば各開発段階にあるモジュールを特定できる。
【0049】
(実施の形態2)
図9は、本実施の形態2に係るプログラム開発段階検索システムの構成を示すブロック図である。
図9に示すように、プログラム開発段階検索システムは、ソースプログラムの作成/編集、保管を行うソース管理部101と、モジュールを生成する生成部102と、テスト項目管理部103と、テスト結果管理部104と、リポジトリ管理部105とから概略構成される。リポジトリ管理部105は、リポジトリサーバ151と記録場所管理部152と検索手段157とを備え、リポジトリサーバ151は、第一記録部153と第二記録部154と第三記録部155と第四記録部156とを有する。テスト結果管理部104は、テスト項目表示部141とテスト結果登録部142とを備える。
【0050】
図1に示した、実施の形態1に係るプログラム開発段階検索システムと比較して、モジュール−テスト項目のリポジトリ関係情報の関係種別の開発段階に対応する値をもつ代わりに、開発段階に対応してリポジトリサーバ151の内部に、リポジトリエンティティ情報を格納する1つの表とリポジトリ関係情報を格納する1つの表とをもつ4つの記録部(第一記録部153〜第四記録部156)からなる記録手段を有し、リポジトリ情報を第一記録部153〜第四記録部156の間で遷移させる記録場所管理部152を有している点と、モジュールやテスト項目が実在しない場合は、モジュールやテスト項目に関する仮のリポジトリ情報を登録する必要がない点が異なる。
【0051】
図9参照して本実施の形態2に係るプログラム開発段階検索システムの構造とその動作について詳細に説明する。
まず、開発者が、ソース編集部111において、ソースプログラムを新規に作成し、ソース格納部112へソースプログラムを格納する。第5リポジトリ情報登録部113は、該当するソースプログラムに関するリポジトリ情報を作成し、記録場所管理部152へ情報を送る。記録場所管理部152は、リポジトリサーバ151におけるモジュール未生成(ソースプログラム編集)の段階に対応させた第一記録部153の表にソースプログラムに関するリポジトリエンティティ情報を登録する。
【0052】
次に、モジュール生成部121において、ソースプログラムをコンパイル、リンクしてモジュールを生成し、モジュール格納部122に格納する。第6リポジトリ情報登録部123はモジュールに関するリポジトリ情報を作成し、記録場所管理部152へ情報を送る。記録場所管理部152は、リポジトリサーバ151におけるモジュールの生成後未テストの段階に対応させた第二記録部154の表にモジュールに関するリポジトリエンティティ情報を登録する。更に、リポジトリサーバ151における第一記録部153の表から該当するモジュールに対応するソースプログラムに関するリポジトリエンティティ情報を第二記録部154の表へ移動し、ソースプログラムとモジュールとのリポジトリ関係情報を登録する。
【0053】
モジュール生成部121で、コンパイルエラー、又は、リンクエラーが発生した場合、モジュールは生成しないため、ソースプログラムのリポジトリエンティティ情報は第一記録部153の表に登録されたままになる。
【0054】
テスト項目編集部131で、生成されたモジュールに対するテスト項目を作成し、テスト項目記録部132に格納する。第7リポジトリ情報登録部133は記録場所管理部152へテスト項目の情報を送る。記録場所管理部152は、テスト項目をエンティティとして扱い、第二記録部154の表へテスト項目に関するリポジトリエンティティ情報を登録し、更に、モジュールに対応したテスト項目の情報であるモジュール−テスト項目のリポジトリ関係情報を登録する。
【0055】
テスト項目表示部141でテスト項目記録部132から検索したテスト項目に従い、モジュールをテストする。テスト結果登録部142で、このモジュールのテスト結果に基づき「合格」、又は、「不合格」を登録する。テスト結果登録部142からの情報を受け取った記録場所管理部152は「合格」の場合、リポジトリサーバ151における第二記録部154の表にあるテスト項目、モジュール及びソースプログラムに関するリポジトリエンティティ情報と、ソースプログラムとモジュールとのリポジトリ関係情報と、モジュール−テスト項目のリポジトリ関係情報とをテスト合格の段階に対応させた第四記録部156の表へ移動する。
【0056】
「不合格」の場合は、リポジトリサーバにおける第二記録部154の表にあるテスト項目、モジュール及びソースプログラムに関するリポジトリエンティティ情報と、ソースプログラムとモジュールとのリポジトリ関係情報と、モジュール−テスト項目のリポジトリ関係情報とを、テスト不合格の段階に対応させた第三記録部155の表へ移動する。
【0057】
ソースプログラムに修正を加えた場合、第5リポジトリ情報登録部113は、新たなソースプログラムに対するリポジトリエンティティ情報を記録場所管理部152へ送る。記録場所管理部152は第三記録部155と第四記録部156との表を検索する。該当するソースプログラムのリポジトリ情報が見つかった場合、テストで「不合格」であれば第三記録部155の表から、又は、テストで「合格」であれば第四記録部156の表から検索されたソースに対応するモジュール及びモジュールに対応するテスト項目のリポジトリ情報を第一記録部153の表へ移動する。第三記録部155、又は、第四記録部156の表に登録されているソースプログラムのリポジトリエンティティ情報は削除して、第一記録部153の表に、ソース格納部112へ格納した修正後のソースプログラムに関するリポジトリエンティティ情報を登録する。
【0058】
最後に、検索手段157を用いて、第一記録部153〜第四記録部156の各々のリポジトリ関係情報を格納する表を検索するだけで、未生成、生成後未テスト、テスト不合格及びテスト合格の各開発段階にあるソースプログラムやモジュールを容易に把握できる。
【0059】
図1に示された実施の形態1においては、開発段階に対応する情報をモジュール−テスト項目のリポジトリ関係情報に格納させるため、まだ存在しないモジュールと、このモジュールのリポジトリ情報とを仮の形で登録していたが、実施の形態2においては、リポジトリ情報を記録する記録部を分けることで、仮のリポジトリ情報は必要とならない。
【0060】
実施の形態2に係るプログラム開発段階検索システムは上記の如く構成されているので、実施の形態1の奏する効果の他に以下に掲げる効果を奏する。
プログラムの各開発段階に該当する対象案件を検索する場合、リポジトリ関係情報は開発段階に対応する各々の記録部に分散しており、対応する記録部だけを検索すればよいため、検索時間を短縮できる。
【0061】
なお、本実施の形態においては、本発明はそれに限定されず、本発明を適用する上で好適なプログラム開発段階検索システム及びプログラム開発段階検索方法に関する技術に適用することができる。
【0062】
又、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
【0063】
なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
【0064】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されているので、以下に掲げる効果を奏する。
リポジトリエンティティ情報同士の作成日時について、前後関係の分析を不要とし、全てのリポジトリ情報が蓄積された1つのリポジトリサーバを検索すれば、各開発段階にあるモジュールを特定できる。その結果、複数のプログラム開発を必要とするシステム開発の進捗状況を木目細かく把握できる。
【0065】
その理由は、モジュールの生成とは独立しているが、機能仕様において論理的に対応しているテスト項目を、リポジトリ情報として扱い、開発段階に対応した関係種別でモジュールとのリポジトリ関係情報を登録できるようにしたためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るプログラム開発段階検索システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1の動作の流れを示すフローチャートである。
【図3】図1のリポジトリ管理部におけるリポジトリ情報の一例を示す図である。
【図4】図1のリポジトリ管理部におけるリポジトリ情報の他の一例を示す図である。
【図5】図1のリポジトリ管理部におけるリポジトリ情報のその他の一例を示す図である。
【図6】図1のリポジトリ管理部におけるリポジトリ情報のその他の一例を示す図である。
【図7】図1のリポジトリ管理部におけるリポジトリ情報のその他の一例を示す図である。
【図8】図1のリポジトリ管理部におけるリポジトリ情報のその他の一例を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態2に係るプログラム開発段階検索システムの構成を示すブロック図である。
【図10】従来技術によるプログラム開発管理システムの構成の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
M1 エンティティ名
M2 エンティティ種別
M3 作成日時
M4 サイズ
M5 格納場所
M6、M7 レコード番号
M6’ 格納レコード番号
M6” 格納レコード番号
M8 関係種別
1 ソース管理部
2 生成部
3 テスト項目管理部
4 テスト結果管理部
5 リポジトリ管理部
11 ソース編集部
12 ソース格納部
13 第1リポジトリ情報登録部
14 ソース−モジュール関係情報登録部
21 モジュール生成部
22 モジュール格納部
23 第2リポジトリ情報登録部
31 テスト項目編集部
32 テスト項目記録部
33 第3リポジトリ情報登録部
41 テスト結果登録部
42 第4リポジトリ情報登録部
51 リポジトリサーバ
52 検索手段
53 表(エンティティ情報格納手段)
54 表(関係情報格納手段)
101 ソース管理部
102 生成部
103 テスト項目管理部
104 テスト結果管理部
105 リポジトリ管理部
111 ソース編集部
112 ソース格納部
113 第5リポジトリ情報登録部
121 モジュール生成部
122 モジュール格納部
123 第6リポジトリ情報登録部
131 テスト項目編集部
132 テスト項目記録部
133 第7リポジトリ情報登録部
141 テスト項目表示部
142 テスト結果登録部
151 リポジトリサーバ
152 記録場所管理部
153 第一記録部
154 第二記録部
155 第三記録部
156 第四記録部
157 検索手段
201 ソース管理部
202 生成部
203 リポジトリ管理部
204 テスト管理部
211 ソース編集部
212 ソース格納部
213 リポジトリ情報登録部
221 モジュール生成部
222 モジュール格納部
223 リポジトリ情報登録部
231 リポジトリサーバ
232 リポジトリ検索手段
241 テスト項目編集部
242 テスト結果登録部
243 テスト情報記録部
244 テスト結果検索手段
Claims (9)
- リポジトリ情報を用いたプログラム開発段階検索システムであって、
開発されるソースプログラムと該ソースプログラムから生成するモジュールと該モジュールに対するテスト項目のそれぞれに関するリポジトリエンティティ情報と、前記ソースプログラムと前記モジュールと前記テスト項目の各々の関係と開発段階とを示す関係種別を有するリポジトリ関係情報とからなる前記リポジトリ情報を蓄積し、蓄積された前記リポジトリ情報を検索するリポジトリ管理部と、
前記ソースプログラムの作成と編集と保管とを行い、前記モジュールを、予め仮のモジュールの形で登録し、前記ソースプログラムのリポジトリエンティティ情報と、仮の前記モジュールに関するリポジトリエンティティ情報と、仮の前記モジュールに対するテスト項目に関するモジュール−テスト項目のリポジトリ関係情報とを作成して前記リポジトリ管理部に登録するソース管理部と、
前記ソースプログラムをコンパイルし、リンクすることで目的とするモジュールの生成と保管とを行い、生成された該モジュールのリポジトリエンティティ情報を作成して前記リポジトリ管理部に登録し直す生成部と、
前記モジュールに対するテスト項目の作成と編集と保管とを行い、作成された前記テスト項目のリポジトリエンティティ情報を作成して前記リポジトリ管理部に登録し、前記テスト項目に関するモジュール−テスト項目のリポジトリ関係情報を作成して登録し直すテスト項目管理部と、
前記リポジトリ管理部から前記モジュール−テスト項目の前記リポジトリ関係情報を検索し、前記モジュールのテスト結果に基づき、検索された前記リポジトリ関係情報の内容を設定し直すテスト結果管理部とを備え、
前記リポジトリ管理部の前記リポジトリ情報を検索することで、プログラムの開発段階を把握する
ことを特徴とするプログラム開発段階検索システム。 - 前記ソース管理部は、前記ソースプログラムの新規作成時に、前記ソースプログラムに対応する仮の前記モジュールを登録するソース−モジュール関係情報登録部を備え、
該ソース−モジュール関係情報登録部は、前記リポジトリ管理部に登録された前記リポジトリエンティティ情報に基づき、前記ソースプログラムに対する前記モジュールの一意性を確保する
ことを特徴とする請求項1記載のプログラム開発段階検索システム。 - 前記リポジトリ管理部は、前記リポジトリ情報を蓄積するリポジトリサーバと、該リポジトリサーバから前記リポジトリ情報を検索する検索手段とを備え、
前記リポジトリサーバは、前記リポジトリエンティティ情報を格納するエンティティ情報格納手段と、前記リポジトリ関係情報を格納する関係情報格納手段とを有する
ことを特徴とする請求項1又は2記載のプログラム開発段階検索システム。 - 前記テスト項目管理部は、
前記テスト項目の作成と編集とを行うテスト項目編集部と、
前記テスト項目を保管するテスト項目記録部と、
前記テスト項目の前記リポジトリエンティティ情報とリポジトリ関係情報とを作成する第3リポジトリ情報登録部とを備え、
該第3リポジトリ情報登録部は、前記テスト項目の前記リポジトリエンティティ情報を前記エンティティ情報格納手段に登録し、前記モジュールの前記関係種別が生成後未テスト段階を示すモジュール−テスト項目の前記リポジトリ関係情報を前記関係情報格納手段に登録する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のプログラム開発段階検索システム。 - 前記テスト結果管理部は、
前記テスト項目記録部から、該当するテスト項目を検索して前記テスト項目に対する前記モジュールのテスト結果を登録するテスト結果登録部と、
前記関係情報格納手段から該当する前記テスト項目のモジュール−テスト項目のリポジトリ関係情報を検索し、前記テスト結果登録部に登録された前記モジュールの前記テスト結果に従い、合格、又は、不合格のテスト合格段階を示す関係種別を設定する第4リポジトリ情報登録部と
を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のプログラム開発段階検索システム。 - リポジトリ情報を用いたプログラム開発段階検索システムであって、
開発するソースプログラムと該ソースプログラムから生成するモジュールと該モジュールに対するテスト項目のそれぞれに関するリポジトリエンティティ情報と前記ソースプログラムと前記モジュールと前記テスト項目の各々の関係と開発段階とを示す関係種別を有する前記リポジトリ情報を蓄積し、蓄積された前記リポジトリ情報を検索するリポジトリ管理部と、
前記ソースプログラムの作成と編集と保管とを行い、前記ソースプログラムのリポジトリ情報を作成して前記リポジトリ管理部へ送るソース管理部と、
前記ソースプログラムをコンパイルし、リンクすることでモジュールを生成して保管を行い、生成された前記モジュールのリポジトリ情報を作成して前記リポジトリ管理部へ送る生成部と、
前記モジュールに対するテスト項目の作成と編集と保管とを行い、作成された前記テスト項目の情報を作成して前記リポジトリ管理部へ送るテスト項目管理部と、
該テスト項目管理部の前記テスト項目を検索し、前記モジュールのテスト結果を、検索された前記テスト項目に登録し、前記テスト項目の前記テスト結果に関する情報を前記リポジトリ管理部へ送るテスト結果管理部とを備え、
前記リポジトリ管理部は、前記ソース管理部からの前記ソースプログラムのリポジトリ情報と、前記生成部からの前記モジュールのリポジトリ情報と、前記テスト項目管理部からの前記テスト項目の情報と、前記テスト結果管理部からの前記テスト項目の前記テスト結果に関する情報とを入力し、各々の情報に基づきリポジトリエンティティ情報、又は、リポジトリ関係情報を生成して前記リポジトリ管理部が有する複数の記録手段のうち所定の記録手段に登録し、
前記記録手段に登録された前記リポジトリ情報を検索することで前記ソースプログラムや前記モジュールの開発段階を把握する
ことを特徴とするプログラム開発段階検索システム。 - 前記テスト項目管理部は、
生成された前記モジュールに対応するテスト項目の作成と編集とを行うテスト項目編集部と、
前記テスト項目を保管するテスト項目記録部と、
作成された前記テスト項目に関する情報を作成して前記リポジトリ管理部へ送る第7リポジトリ情報登録部と
を備えることを特徴とする請求項6記載のプログラム開発段階検索システム。 - 前記テスト結果管理部は、
前記テスト項目記録部から前記テスト項目を検索するテスト項目表示部と、
該テスト項目表示部が検索した前記テスト項目に前記モジュールの前記テスト結果を登録して前記リポジトリ管理部へ送るテスト結果登録部と
を備えることを特徴とする請求項6又は7記載のプログラム開発段階検索システム。 - 前記リポジトリ管理部は、
前記ソース管理部からの前記ソースプログラムのリポジトリ情報と、前記生成部からの前記モジュールのリポジトリ情報と、前記テスト項目管理部からの前記テスト項目の情報と、前記テスト結果管理部からの前記テスト項目の前記テスト結果に関する情報とを入力し、各々の情報に基づき前記リポジトリエンティティ情報、又は、前記リポジトリ関係情報を生成する記録場所管理部と、
生成された前記リポジトリエンティティ情報、又は、前記リポジトリ関係情報を登録する第一記録部と第二記録部と第三記録部と第四記録部とからなる前記記録手段を有するリポジトリサーバと、
該リポジトリサーバの前記リポジトリ情報を検索する検索手段とを備え、
前記第一記録部は、前記ソース管理部からの前記ソースプログラムの前記リポジトリエンティティ情報を登録し、
前記第二記録部は、前記生成部からの前記モジュールの前記リポジトリエンティティ情報を登録し、又、前記第一記録部の前記リポジトリエンティティ情報を移動して登録し、前記テスト項目管理部からの前記テスト項目に関するリポジトリエンティティ情報とリポジトリ関係情報とを登録し、
前記第三記録部は、前記テスト結果登録部でのテスト結果が不合格の場合、前記第二記録部から前記リポジトリ情報を移動して登録し、
第四記録部は、前記テスト結果登録部でのテスト結果が合格の場合、前記第二記録部から前記リポジトリ情報を移動して登録する
ことを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載のプログラム開発段階検索システム。
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