JP2001150765A - 電装品制御装置 - Google Patents

電装品制御装置

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JP2001150765A
JP2001150765A JP33369099A JP33369099A JP2001150765A JP 2001150765 A JP2001150765 A JP 2001150765A JP 33369099 A JP33369099 A JP 33369099A JP 33369099 A JP33369099 A JP 33369099A JP 2001150765 A JP2001150765 A JP 2001150765A
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JP
Japan
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main body
abnormality
electrical component
apparatus main
control device
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JP33369099A
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English (en)
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Toshiyuki Kobayashi
俊之 小林
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ソレノイドやクラッチ等の誘導性
負荷を持った電装品を制御する電装品制御装置に関し、
電装品にかかる電圧を検出することにより異常を検知
し、装置本体の初期設定を行ったり、電装品にかかる電
圧を遮断することにより、危険な状態を回避することが
できる電装品制御装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 検出部12は、電装品31〜32の電圧
を検出し、予め設定された時間以上ONの状態が続くと
装置本体を初期設定し初期状態に復帰させる。それでも
異常が直らない場合は、電装品制御部11によりトラン
ジスタ13をOFFして電装品にかかる電圧を遮断す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソレノイドやクラ
ッチ等の誘導性負荷を持った電装品を制御する電装品制
御装置に関し、詳しくは、電装品の保護機能を備えた電
装品制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ファクシミリや複写機やプリ
ンター等の給紙搬送部では、給紙動作のタイミングを作
るために誘導性負荷を持った電装品(ソレノイドやクラ
ッチ等)が用いられている。また、原稿が送信済みであ
ることを記すための済みスタンプもファクシミリでは一
般的に使われている。
【0003】これらの電装品は、通常の使用状態では通
電時間が短い(〜数百msec程度)ものであり、連続
通電して使用する物ではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、何らか
の原因で駆動回路の故障や制御ソフトの暴走が発生し、
通電状態のまま長時間放置すると、電装品の保証範囲を
逸脱し、発火して火災を引き起こす恐れがある。
【0005】一方、これら電装品が不慮の事故でショー
トしたり、駆動回路と電装品間とのハーネスの挟み込み
が発生した場合、駆動回路に過大な負荷かかかり破損
し、同様に火災を引き起こすことも考えられる。
【0006】そこで、本発明は、電装品にかかる電圧を
検出することにより異常を検知し、装置本体の初期設定
を行ったり、電装品にかかる電圧を遮断することによ
り、危険な状態を回避することができる電装品制御装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1に記載の発明は、装置本体に設けられた誘導性負
荷を持った電装品と該電装品のON/OFFを制御する
スイッチング手段から構成される複数の回路を並列に接
続した並列接続回路と、該並列接続回路と直列に接続さ
れた保護回路と、前記電装品にかかる電圧を検出する電
圧検出部とを備え、前記電圧検出部は、前記電装品にか
かる電圧に異常を検出した場合、異常が無くなるまで予
め設定された回数だけ装置本体の初期設定を繰り返し、
さらにまだ異常が続く場合は、前記保護回路により前記
並列接続回路にかかる電圧を遮断することを特徴とする
ものである。
【0008】この請求項1に記載の発明では、電装品に
かかる電圧に異常を検出した場合、装置本体を初期設定
して異常からの復旧が行われ、さらにまだ異常が続く場
合は、電装品にかかる電圧が遮断される。したがって、
電装品に流れ続ける電流が制限される。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明の構成に加え、前記装置本体は、情報を用紙に記
録出力する記録出力手段を備え、前記電圧検出部は、予
め設定された回数だけ装置本体を初期設定しても異常が
続いている場合、前記装置本体の記録出力手段により異
常を知らせる情報を記録出力することを特徴とするもの
である。
【0010】この請求項2に記載の発明では、装置本体
の初期設定でも異常から復旧できない場合、記録出力手
段により異常を知らせる情報が記録出力される。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明の構成に加え、前記装置本体は、情報を表示出力
する表示出力手段を備え、前記電圧検出部は、予め設定
された回数だけ装置本体を初期設定しても異常が続いて
いる場合、前記装置本体の表示出力手段により異常を知
らせる情報を表示出力することを特徴とするものであ
る。
【0012】この請求項3に記載の発明では、装置本体
の初期設定でも異常から復旧できない場合、表示出力手
段により異常を知らせる情報が表示出力される。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の発明の構成に加え、前記装置本体は、回線によりデー
タを送受信する通信手段を備え、前記電圧検出部は、予
め設定された回数だけ装置本体を初期設定しても異常が
続いている場合、前記装置本体の通信手段により異常を
知らせる情報を送信することを特徴とするものである。
【0014】この請求項4に記載の発明では、装置本体
の初期設定でも異常から復旧できない場合、通信手段に
より異常を知らせる情報が送信される。
【0015】請求項5に記載の発明は、装置本体に設け
られた誘導性負荷を持った電装品と該電装品のON/O
FFを制御するスイッチング手段から構成される複数の
回路を並列に接続した並列接続回路と、前記電装品にか
かる電圧を検出する電圧検出部とを備え、前記電圧検出
部は、前記電装品にかかる電圧に異常を検出した場合、
異常が無くなるまで予め設定された回数だけ装置本体の
初期設定を繰り返し、さらにまだ異常が続く場合は、装
置本体の電源を切断することを特徴とするものである。
【0016】この請求項5に記載の発明では、電装品に
かかる電圧に異常を検出した場合、装置本体を初期設定
して異常からの復旧が行われ、さらにまだ異常が続く場
合は、電装品にかかる電圧が遮断される。したがって、
電装品に流れ続ける電流が制限される。
【0017】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の発明の構成に加え、前記装置本体は、情報を用紙に記
録出力する記録出力手段を備え、前記電圧検出部は、予
め設定された回数だけ装置本体を初期設定しても異常が
続いている場合、前記装置本体の記録出力手段により異
常を知らせる情報を記録出力することを特徴とするもの
である。
【0018】この請求項6に記載の発明では、装置本体
の初期設定でも異常から復旧できない場合、記録出力手
段により異常を知らせる情報が記録出力される。
【0019】請求項7に記載の発明は、請求項5に記載
の発明の構成に加え、前記装置本体は、回線によりデー
タを送受信する通信手段を備え、前記電圧検出部は、予
め設定された回数だけ装置本体を初期設定しても異常が
続いている場合、前記装置本体の通信手段により異常を
知らせる情報を送信することを特徴とするものである。
【0020】この請求項7に記載の発明では、装置本体
の初期設定でも異常から復旧できない場合、通信手段に
より異常を知らせる情報が送信される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1〜図5は本発明に係る電装品制御装置の第
1実施形態を示す図である。
【0022】図1において、電装品制御装置10は、電
装品制御部11、検出部12、トランジスタ13,1
4,15,16,17からなり、誘導性負荷を持った電
装品であるソレノイド31,32およびクラッチ33
に、それぞれの電装品をON/OFFするトランジスタ
15,16,17を直列接続し、これら直列回路を並列
に接続した並列接続回路に、共通のトランジスタ13を
設け、該トランジスタを介して電源電圧+VCCを供給
する。
【0023】電装品制御部11は、トランジスタ15,
16,17のそれぞれのベースと接続し、各ベースに制
御信号(CTL1〜3)を出力して各トランジスタに直
列接続された電装品のON/OFFを制御するものであ
る。したがって、この電装品制御部11およびトランジ
スタ15,16,17は、スイッチング手段を構成す
る。
【0024】また、電装品制御部11は、トランジスタ
13のベースをコレクタに接続したトランジスタ14の
ベースとも接続し、該ベースに制御信号(SAFECT
L)を出力して並列接続回路の電源をON/OFFする
ものである。したがって、この電装品制御部11および
トランジスタ13,14は、保護回路を構成する。
【0025】検出部12は、各電装品にかかる電圧(p
1〜p3)をモニタ(検出)して電装品に電流が流れて
いるか(ON)いないか(OFF)を検出するものであ
る。したがって、この検出部12は、電圧検出部を構成
する。
【0026】この電装品制御装置10は、例えばファク
シミリやプリンタなどの装置本体に各電装品とともに内
蔵され、電装品に予め定められた時間(T)以上継続し
て電流が流れている状態(ON状態)を検出すると異常
制御が発生したと判断し、正常な制御に戻す処理を行う
ようになっている。
【0027】具体的には、図2のフローチャートに示す
ように、検出部12は、電装品がONになったことを検
出すると(S11)、内蔵するRAM(Random Access
Memory:図示していない)内の後述するリセットの回数
を計数するNを初期化(0にする)し、電圧値モニタを
行いON/OFFを検出する(S12)。
【0028】次いで、電装品のON状態がRAM内に予
め設定されている時間T以上続いているかを判定し(S
13)、続いていない場合は処理を終了する。ON状態
が続いている場合は、何らかの異常制御が発生したと判
断し、装置本体を制御しているシステムをリセットして
イニシャライズ(初期化)する(S14)。
【0029】その後、リセットの回数を計数するNを1
加算して(S15)、NとRAM内に予め設定されたリ
セットの繰り返し回数(A)とを比較し(S16)、N
がAより小さい場合はステップ12に戻って再度検出を
行い、ステップ13からステップ16の処理を繰り返
す。
【0030】すなわち、リセット/イニシャライズをA
回繰り返すことになる。そして、それでもまだ正常な制
御に戻らない場合は、検出部12から電装品制御部11
に異常の通知を行い、電装品制御部11によりトランジ
スタ14のベースにかける電圧(SAFECTL)を制
御してトランジスタ13を遮断状態とし電装品に印加す
る電圧(VCC)を遮断する(S17)。
【0031】このように、本実施形態においては、電装
品に継続して電流が流れていると異常と判断し、装置本
体のリセットを行って初期状態への復帰を行い、それで
も異常が直らない場合は電装品に流す電流を遮断してい
るので、電装品に長時間通電することによる機器の破損
や火災を回避することができる。
【0032】また、本実施形態の第1の他の態様として
は、リセット/イニシャライズしても正常に復帰しない
場合、正常に動作している電装品を装備している装置本
体に付属の記録出力手段を使って異常発生の情報を用紙
に記録出力するようにする。
【0033】具体的には、図3のフローチャートに示す
ように、検出部12は、上述実施形態同様、電装品がO
Nになったことを検出すると、電装品にかかる電圧をモ
ニタして時間T以上ON状態が続くかを判定し、ON状
態が続いていると装置本体をリセットしてイニシャライ
ズし、A回リセット/イニシャライズを繰り返す(S1
1〜S16)。
【0034】そして、リセット/イニシャライズをA回
繰り返しても電装品のON状態が続いている場合は、異
常が発生しているものとは別の正常に動作する電装品が
装着されている装置本体に内蔵のプロッタ(記録出力手
段、図示していない)により異常発生のメッセージを用
紙に記録出力する(S21)。その後、上述実施形態同
様、トランジスタ13を遮断状態とし電装品に印加する
電圧(VCC)を遮断する(S17)。
【0035】このように構成することによって、電装品
に流れ続ける電流が制限され発火等が防げるだけでな
く、ユーザーに異常事態を早急に知らせることができ
る。
【0036】本実施形態の第2の他の様態としては、リ
セット/イニシャライズしても正常に復帰しない場合、
装置本体に付属の表示出力手段により異常発生の情報を
表示出力するようにする。具体的には、図4のフローチ
ャートに示すように、検出部12は、上述実施形態同
様、電装品がONになったことを検出すると、電装品に
かかる電圧をモニタして時間T以上ON状態が続くかを
判定し、ON状態が続いていると装置本体をリセットし
てイニシャライズし、A回リセット/イニシャライズを
繰り返す(S11〜S16)。
【0037】そして、リセット/イニシャライズをA回
繰り返しても電装品のON状態が続いている場合は、装
置本体に内蔵の表示パネル(表示出力手段、図示してい
ない)により異常発生のメッセージを表示出力する(S
31)。その後、上述実施形態同様、トランジスタ13
を遮断状態とし電装品に印加する電圧(VCC)を遮断
する(S17)。
【0038】このように構成することによって、電装品
に流れ続ける電流が制限され発火等が防げるだけでな
く、ユーザーに異常事態を早急に知らせることができ
る。
【0039】本実施形態の第3の他の様態としては、リ
セット/イニシャライズしても正常に復帰しない場合、
装置本体に付属の通信手段により異常発生の情報を予め
設定された端末に送信するようにする。具体的には、図
5のフローチャートに示すように、検出部12は、上述
実施形態同様、電装品がONになったことを検出する
と、電装品にかかる電圧をモニタして時間T以上ON状
態が続くかを判定し、ON状態が続いていると装置本体
をリセットしてイニシャライズし、A回リセット/イニ
シャライズを繰り返す(S11〜S16)。
【0040】そして、リセット/イニシャライズをA回
繰り返しても電装品のON状態が続いている場合は、装
置本体に内蔵の通信制御部(通信手段、図示していな
い)により異常発生の情報をRAM内に予め設定された
宛先(他の装置あるいはサービスステーション等)に送
信する(S41)。その後、上述実施形態同様、トラン
ジスタ13を遮断状態とし電装品に印加する電圧(VC
C)を遮断する(S17)。
【0041】このように構成することによって、電装品
に流れ続ける電流が制限され発火等が防げるだけでな
く、装置本体をメンテナンスする然るべき機関に異常事
態を早急に知らせることができる。
【0042】本実施形態の第4の他の様態としては、図
示はしないが、リセット/イニシャライズしても正常に
復帰しない場合、装置本体に付属のスピーカーにより異
常発生の情報を音声出力するようにする。
【0043】このように構成することによって、電装品
に流れ続ける電流が制限され発火等が防げるだけでな
く、ユーザーに異常事態を早急に知らせることができ
る。
【0044】次に、図6〜図9は本発明に係る電装品制
御装置の第2実施形態を示す図である。なお、本実施形
態は、上述第1実施形態と略同様に構成されているの
で、同様な構成には同一の符号を付して特徴部分のみ説
明する。
【0045】図6において、電装品制御装置10は、電
装品制御部11、検出部12、トランジスタ15,1
6,17,18からなり、誘導性負荷を持った電装品で
あるソレノイド31,32およびクラッチ33,34
に、それぞれの電装品をON/OFFするトランジスタ
15,16,17,18を直列接続し、これら直列回路
を並列に接続した並列接続回路に、電源電圧+VCCを
供給する。
【0046】電装品制御部11は、トランジスタ15,
16,17,18のそれぞれのベースと接続し、各ベー
スに制御信号(CTL1〜4)を出力して各トランジス
タに直列接続された各電装品のON/OFFを制御する
ものである。したがって、この電装品制御部11および
トランジスタ15,16,17,18は、スイッチング
手段を構成する。
【0047】検出部12は、各電装品にかかる電圧(p
1〜p4)をモニタ(検出)して電装品に電流が流れて
いるか(ON)いないか(OFF)を検出するものであ
る。したがって、この検出部12は、電圧検出手段を構
成する。
【0048】本実施形態においては、装置本体の初期設
定を予め設定された回数だけ繰り返しても異常が続く場
合は装置本体の電源を切断することを特徴としている。
【0049】具体的には、図7のフローチャートに示す
ように、検出部12は、上述第1実施形態同様、電装品
がONになったことを検出すると、電装品にかかる電圧
をモニタして時間T以上ON状態が続くかを判定し、O
N状態が続いていると装置本体をリセットしてイニシャ
ライズし、A回リセット/イニシャライズを繰り返す
(S11〜S16)。
【0050】そして、リセット/イニシャライズをA回
繰り返しても電装品のON状態が続いている場合は、装
置本体の電源を切断する(S51)。
【0051】このように、本実施形態においては、電装
品に継続して電流が流れていると異常と判断し、装置本
体のリセットを行って初期状態への復帰を行い、それで
も異常が直らない場合は装置本体の電源を切断している
ので、電装品に流れ続ける電流が制限され、電装品の発
火による機器の破損や火災を回避することができる。
【0052】また、本実施形態の第1の他の態様として
は、リセット/イニシャライズしても正常に復帰しない
場合、正常に動作している電装品を装備している装置本
体に付属の記録出力手段を使って異常発生の情報を用紙
に記録出力するようにする。
【0053】具体的には、図8のフローチャートに示す
ように、検出部12は、上述実施形態同様、電装品がO
Nになったことを検出すると、電装品にかかる電圧をモ
ニタして時間T以上ON状態が続くかを判定し、ON状
態が続いていると装置本体をリセットしてイニシャライ
ズし、A回リセット/イニシャライズを繰り返す(S1
1〜S16)。
【0054】そして、リセット/イニシャライズをA回
繰り返しても電装品のON状態が続いている場合は、異
常が発生しているものとは別の正常に動作する電装品が
装着されている装置本体に内蔵のプロッタ(記録出力手
段、図示していない)により異常発生のメッセージを用
紙に記録出力する(S61)。その後、上述実施形態同
様、装置本体の電源を切断する(S51)。
【0055】このように構成することによって、電装品
に流れ続ける電流が制限され発火等が防げるだけでな
く、ユーザーに異常事態を早急に知らせることができ
る。
【0056】本実施形態の第2の他の様態としては、リ
セット/イニシャライズしても正常に復帰しない場合、
装置本体に付属の通信手段により異常発生の情報を予め
設定された端末に送信するようにする。具体的には、図
9のフローチャートに示すように、検出部12は、上述
実施形態同様、電装品がONになったことを検出する
と、電装品にかかる電圧をモニタして時間T以上ON状
態が続くかを判定し、ON状態が続いていると装置本体
をリセットしてイニシャライズし、A回リセット/イニ
シャライズを繰り返す(S11〜S16)。
【0057】そして、リセット/イニシャライズをA回
繰り返しても電装品のON状態が続いている場合は、装
置本体に内蔵の通信制御部(通信手段、図示していな
い)により異常発生の情報をRAM内に予め設定された
宛先(他の装置あるいはサービスステーション等)に送
信する(S71)。その後、上述実施形態同様、装置本
体の電源を切断する(S51)。
【0058】このように構成することによって、電装品
に流れ続ける電流が制限され発火等が防げるだけでな
く、装置本体をメンテナンスする然るべき機関に異常事
態を早急に知らせることができる。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、電装品にかかる電圧に
異常を検出すると装置本体を初期設定するので初期状態
に復帰することができ、さらに、初期設定によっても正
常に復帰できない場合は電装品に流す電流を遮断するの
で、電装品に電流を流しつづけることを回避できる。こ
の結果、機器の破損や火災などの危険な状態を回避する
ことができる。
【0060】そして、初期設定によっても正常に復帰で
きない場合に、装置本体の記録出力手段や表示出力手段
に異常の情報を出力したり、装置本体の通信手段により
異常の情報を送信するようにすれば、異常事態を早急に
知らせることができ、より安全性を確保することができ
る。
【0061】また、本発明によれば、電装品にかかる電
圧に異常を検出すると装置本体を初期設定するので初期
状態に復帰することができ、さらに、初期設定によって
も正常に復帰できない場合は装置本体の電源を切断する
ので、電装品に電流を流しつづけることを回避できる。
この結果、機器の破損や火災などの危険な状態を回避す
ることができる。
【0062】そして、初期設定によっても正常に復帰で
きない場合に、装置本体の記録出力手段に異常の情報を
出力したり、装置本体の通信手段により異常の情報を送
信するようにすれば、異常事態を早急に知らせることが
でき、より安全性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電装品制御装置の第1実施形態を
示す図であり、その概略ブロック図である。
【図2】その異常検出処理および異常回避処理を説明す
るフローチャートである。
【図3】その第1の他の様態を説明する図であり、その
異常検出処理および異常回避処理を説明するフローチャ
ートである。
【図4】その第2の他の様態を説明する図であり、その
異常検出処理および異常回避処理を説明するフローチャ
ートである。
【図5】その第3の他の様態を説明する図であり、その
異常検出処理および異常回避処理を説明するフローチャ
ートである。
【図6】本発明に係る電装品制御装置の第2実施形態を
示す図であり、その概略ブロック図である。
【図7】その異常検出処理および異常回避処理を説明す
るフローチャートである。
【図8】その第1の他の様態を説明する図であり、その
異常検出処理および異常回避処理を説明するフローチャ
ートである。
【図9】その第2の他の様態を説明する図であり、その
異常検出処理および異常回避処理を説明するフローチャ
ートである。
【符号の説明】
10 電装品制御装置 11 電装品制御部(スイッチング手段、保護回路) 12 検出部(電圧検出手段) 13,14 トランジスタ(保護回路) 15,16,17,18 トランジスタ(スイッチング
手段) 31,32 ソレノイド 33,34 クラッチ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体に設けられた誘導性負荷を持った
    電装品と該電装品のON/OFFを制御するスイッチン
    グ手段から構成される複数の回路を並列に接続した並列
    接続回路と、 該並列接続回路と直列に接続された保護回路と、 前記電装品にかかる電圧を検出する電圧検出部と、を備
    え、 前記電圧検出部は、前記電装品にかかる電圧に異常を検
    出した場合、異常が無くなるまで予め設定された回数だ
    け装置本体の初期設定を繰り返し、 さらにまだ異常が続く場合は、前記保護回路により前記
    並列接続回路にかかる電圧を遮断することを特徴とする
    電装品制御装置。
  2. 【請求項2】前記装置本体は、情報を用紙に記録出力す
    る記録出力手段を備え、 前記電圧検出部は、予め設定された回数だけ装置本体を
    初期設定しても異常が続いている場合、前記装置本体の
    記録出力手段により異常を知らせる情報を記録出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電装品制御装置。
  3. 【請求項3】前記装置本体は、情報を表示出力する表示
    出力手段を備え、 前記電圧検出部は、予め設定された回数だけ装置本体を
    初期設定しても異常が続いている場合、前記装置本体の
    表示出力手段により異常を知らせる情報を表示出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電装品制御装置。
  4. 【請求項4】前記装置本体は、回線によりデータを送受
    信する通信手段を備え、 前記電圧検出部は、予め設定された回数だけ装置本体を
    初期設定しても異常が続いている場合、前記装置本体の
    通信手段により異常を知らせる情報を送信することを特
    徴とする請求項1に記載の電装品制御装置。
  5. 【請求項5】装置本体に設けられた誘導性負荷を持った
    電装品と該電装品のON/OFFを制御するスイッチン
    グ手段から構成される複数の回路を並列に接続した並列
    接続回路と、 前記電装品にかかる電圧を検出する電圧検出部と、を備
    え、 前記電圧検出部は、前記電装品にかかる電圧に異常を検
    出した場合、異常が無くなるまで予め設定された回数だ
    け装置本体の初期設定を繰り返し、 さらにまだ異常が続く場合は、装置本体の電源を切断す
    ることを特徴とする電装品制御装置。
  6. 【請求項6】前記装置本体は、情報を用紙に記録出力す
    る記録出力手段を備え、 前記電圧検出部は、予め設定された回数だけ装置本体を
    初期設定しても異常が続いている場合、前記装置本体の
    記録出力手段により異常を知らせる情報を記録出力する
    ことを特徴とする請求項5に記載の電装品制御装置。
  7. 【請求項7】前記装置本体は、回線によりデータを送受
    信する通信手段を備え、 前記電圧検出部は、予め設定された回数だけ装置本体を
    初期設定しても異常が続いている場合、前記装置本体の
    通信手段により異常を知らせる情報を送信することを特
    徴とする請求項5に記載の電装品制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009016439A (ja) * 2007-07-02 2009-01-22 Jeol Ltd 近接効果補正量の補正方法及び装置

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