JP2001150746A - 印刷装置及びその制御方法 - Google Patents
印刷装置及びその制御方法Info
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- JP2001150746A JP2001150746A JP33444899A JP33444899A JP2001150746A JP 2001150746 A JP2001150746 A JP 2001150746A JP 33444899 A JP33444899 A JP 33444899A JP 33444899 A JP33444899 A JP 33444899A JP 2001150746 A JP2001150746 A JP 2001150746A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ユーザーが必要であるとする文字などを優先
的に印刷する印刷装置を提供する。 【解決手段】 ROM33には、制御プログラム、出力
方法情報やデータ転送方法などの情報が格納されてい
て、CPU34で、ROM33に格納された制御プログ
ラムを実行し、入力部32で受信した印刷データや制御
命令の解析等を行う。RAM35は、CPU34によっ
て処理された描画データを格納したり、フレームメモリ
としてビットマップ展開を行う。検出部37により、入
力部32より入力したデータ部を判定し、文字データの
文字幅などを検出し、データ処理部38によって、横一
列のラスタイメージデータを縦方向の記録へッド内にイ
ンク吐出孔の並びに代えるための縦横変換等を行い、出
力部36を介してプリンタ駆動部40により印刷動作さ
れる。
的に印刷する印刷装置を提供する。 【解決手段】 ROM33には、制御プログラム、出力
方法情報やデータ転送方法などの情報が格納されてい
て、CPU34で、ROM33に格納された制御プログ
ラムを実行し、入力部32で受信した印刷データや制御
命令の解析等を行う。RAM35は、CPU34によっ
て処理された描画データを格納したり、フレームメモリ
としてビットマップ展開を行う。検出部37により、入
力部32より入力したデータ部を判定し、文字データの
文字幅などを検出し、データ処理部38によって、横一
列のラスタイメージデータを縦方向の記録へッド内にイ
ンク吐出孔の並びに代えるための縦横変換等を行い、出
力部36を介してプリンタ駆動部40により印刷動作さ
れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力された印刷デ
ータを判定して特定な文字の印刷を行う印刷装置に関
し、例えば、重要部分を太文字や強調文字等で優先的に
印刷する印刷装置に関する。
ータを判定して特定な文字の印刷を行う印刷装置に関
し、例えば、重要部分を太文字や強調文字等で優先的に
印刷する印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報処理装置などに用いられる印
刷装置は、ホストコンピュータなどの外部装置に存在す
る印刷データをプリンタなどの出力装置によって印刷す
るために、外部装置から印刷装置に入力された印刷デー
タを、装置内でその印刷装置に適したデータに加工変更
処理して印刷するように構成されている。
刷装置は、ホストコンピュータなどの外部装置に存在す
る印刷データをプリンタなどの出力装置によって印刷す
るために、外部装置から印刷装置に入力された印刷デー
タを、装置内でその印刷装置に適したデータに加工変更
処理して印刷するように構成されている。
【0003】この種の印刷装置は、ホストコンピュータ
側においてプリンタドライバが実行されることにより印
刷データをプリンタに出力し、プリンタにおいて印刷デ
ータをプリンタに出力しようとする場合、プリンタドラ
イバでは、印刷アプリケーションが印刷データを出力す
る前に、ダイアログなどを表示する処理が行われ、これ
により印刷する用紙サイズ、印刷ジョブ、プリンタの動
作制御方法などをユーザーに設定させることができるよ
うに構成されている。
側においてプリンタドライバが実行されることにより印
刷データをプリンタに出力し、プリンタにおいて印刷デ
ータをプリンタに出力しようとする場合、プリンタドラ
イバでは、印刷アプリケーションが印刷データを出力す
る前に、ダイアログなどを表示する処理が行われ、これ
により印刷する用紙サイズ、印刷ジョブ、プリンタの動
作制御方法などをユーザーに設定させることができるよ
うに構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の印刷装置では、プリンタの印刷制御に関し、
印刷する記録用紙の種類や印刷品位など多くの設定が必
要になるばかりでなく、例えば、外部装置と印刷装置と
の設置場所が離れているような場合で、印刷内容の重要
な部分を特に早く知りたいという要求があるような場合
においても、数多くの印刷情報の適切な設定の後に、印
刷データのすべてが印刷されなければ、必要な部分の印
刷結果を知ることができないといった不都合がある。
うな従来の印刷装置では、プリンタの印刷制御に関し、
印刷する記録用紙の種類や印刷品位など多くの設定が必
要になるばかりでなく、例えば、外部装置と印刷装置と
の設置場所が離れているような場合で、印刷内容の重要
な部分を特に早く知りたいという要求があるような場合
においても、数多くの印刷情報の適切な設定の後に、印
刷データのすべてが印刷されなければ、必要な部分の印
刷結果を知ることができないといった不都合がある。
【0005】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、ユーザーが必要で
あるとする文字あるいは重要であると思われる文字を優
先的に印刷する手段を備えた印刷装置を提供することに
ある。
たもので、その目的とするところは、ユーザーが必要で
あるとする文字あるいは重要であると思われる文字を優
先的に印刷する手段を備えた印刷装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を達成するために、外部から入力される印刷データを
印刷条件に適合するように処理して印刷する印刷手段
と、前記印刷データから文字を抽出する抽出手段と、該
抽出手段にから抽出された文字の特徴を検出する検出手
段と、該検出手段から得られた文字の特徴に基づいて、
該文字を印刷するか否かを判定する判定手段とを有する
ことを特徴とするものである。
題を達成するために、外部から入力される印刷データを
印刷条件に適合するように処理して印刷する印刷手段
と、前記印刷データから文字を抽出する抽出手段と、該
抽出手段にから抽出された文字の特徴を検出する検出手
段と、該検出手段から得られた文字の特徴に基づいて、
該文字を印刷するか否かを判定する判定手段とを有する
ことを特徴とするものである。
【0007】つまり、印刷装置側に文字データの特徴を
検出する検出手段を有し、その検出結果によりその文字
を印刷するか否かを判定する判定手段を有することを特
徴としたものである。
検出する検出手段を有し、その検出結果によりその文字
を印刷するか否かを判定する判定手段を有することを特
徴としたものである。
【0008】このような構成を採ることにより、検出手
段は、外部装置より入力された印刷データから文字デー
タを抽出してその文字データの特徴を検出し、判定手段
は、検出手段によって検出された文字データの特徴から
その文字を印刷するか否かを判定することにより、ユー
ザーが必要であるとする文字あるいは重要であると思わ
れる文字を優先的に印刷することができるという効果を
奏する。
段は、外部装置より入力された印刷データから文字デー
タを抽出してその文字データの特徴を検出し、判定手段
は、検出手段によって検出された文字データの特徴から
その文字を印刷するか否かを判定することにより、ユー
ザーが必要であるとする文字あるいは重要であると思わ
れる文字を優先的に印刷することができるという効果を
奏する。
【0009】また、外部から入力される印刷データから
文字を抽出するステップと、抽出された文字データを縦
横変換するステップと、該ステップの処理と同時期に、
前記文字の特徴を検出するステップと、前記文字の特徴
に基づいて、該文字を印刷するか否かを判定するステッ
プと、前記判定の結果に基づいて前記文字を印刷するス
テップとを備えたことを特徴とするものである。
文字を抽出するステップと、抽出された文字データを縦
横変換するステップと、該ステップの処理と同時期に、
前記文字の特徴を検出するステップと、前記文字の特徴
に基づいて、該文字を印刷するか否かを判定するステッ
プと、前記判定の結果に基づいて前記文字を印刷するス
テップとを備えたことを特徴とするものである。
【0010】さらに、印刷装置を制御する印刷制御プロ
グラムを格納する記録媒体であって、外部から入力され
る印刷データから文字を抽出するステップと、抽出され
た文字データを縦横変換するステップと、該ステップの
処理と同時期に、前記文字の特徴を検出するステップ
と、前記文字の特徴に基づいて、該文字を印刷するか否
かを判定するステップと、前記判定の結果に基づいて前
記文字を印刷するステップをコンピュータに実行される
ためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記
録媒体である。
グラムを格納する記録媒体であって、外部から入力され
る印刷データから文字を抽出するステップと、抽出され
た文字データを縦横変換するステップと、該ステップの
処理と同時期に、前記文字の特徴を検出するステップ
と、前記文字の特徴に基づいて、該文字を印刷するか否
かを判定するステップと、前記判定の結果に基づいて前
記文字を印刷するステップをコンピュータに実行される
ためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記
録媒体である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例について説明する。
施例について説明する。
【0012】図1は、本発明の印刷装置であるバブル・
ジェットプリンタ(以下、BJプリンタという。)で実施
する場合を例にして機構的な部分を説明するための図で
ある。
ジェットプリンタ(以下、BJプリンタという。)で実施
する場合を例にして機構的な部分を説明するための図で
ある。
【0013】図中符号12はキャリッジで、このキャリ
ッジ12には、BJカートリッジ14が搭載されてい
て、駆動モータ13の正逆転に連動して駆動力伝達ギア
10、11、9を介して回転するリードスクリュー5の
螺旋溝4に対して係合し、ガイド軸3に沿って矢印a、
b方向に往復移動するように構成されている。
ッジ12には、BJカートリッジ14が搭載されてい
て、駆動モータ13の正逆転に連動して駆動力伝達ギア
10、11、9を介して回転するリードスクリュー5の
螺旋溝4に対して係合し、ガイド軸3に沿って矢印a、
b方向に往復移動するように構成されている。
【0014】符号2は紙押え板で、キャリッジ12の移
動方向にわたって記録用紙Pをプラテン1対して押圧す
るように構成されている。符号7,8はフォトカプラ
で、キャリッジ12のレバー6の到達したことを確認し
て、駆動モータ13の回転方向を切換え等を行うための
ホームポジション検知手段として機能するものである。
符号15は吸引部材で、支持部材により支持され、記録
へッド24の全面をキャップするキャップ部材22内の
インクを吸引し、キャップ部材22内の開口23を介し
て記録ヘッド24の吸引回復を行うように構成されてい
る。
動方向にわたって記録用紙Pをプラテン1対して押圧す
るように構成されている。符号7,8はフォトカプラ
で、キャリッジ12のレバー6の到達したことを確認し
て、駆動モータ13の回転方向を切換え等を行うための
ホームポジション検知手段として機能するものである。
符号15は吸引部材で、支持部材により支持され、記録
へッド24の全面をキャップするキャップ部材22内の
インクを吸引し、キャップ部材22内の開口23を介し
て記録ヘッド24の吸引回復を行うように構成されてい
る。
【0015】符号17は、クリーニングブレードで、部
材19により前後方向に移動可能となるように構成され
ている。符号18は本体支持板で、クリーニングブレー
ド17と部材19を支持している。符号21は、吸引回
復の吸引を開始するためのレバーで、キャリッジ12と
係合するカム20の移動に伴って移動し、駆動モータ1
3からの駆動力がクラッチ切り換え等の伝達手段によっ
て移動制御されるように構成されている。
材19により前後方向に移動可能となるように構成され
ている。符号18は本体支持板で、クリーニングブレー
ド17と部材19を支持している。符号21は、吸引回
復の吸引を開始するためのレバーで、キャリッジ12と
係合するカム20の移動に伴って移動し、駆動モータ1
3からの駆動力がクラッチ切り換え等の伝達手段によっ
て移動制御されるように構成されている。
【0016】このような構成により、これらのキャッピ
ング、クリーニング、吸引回復動作は、キャリッジ12
がホームポジション側領域に来たときにリードスクリュ
ー5の作用によってそれらの対応位置で所望の処理を行
なうように動作する。なお、この動作は、周知のタイミ
ングで所望動作を行うようにしてもかまわない。
ング、クリーニング、吸引回復動作は、キャリッジ12
がホームポジション側領域に来たときにリードスクリュ
ー5の作用によってそれらの対応位置で所望の処理を行
なうように動作する。なお、この動作は、周知のタイミ
ングで所望動作を行うようにしてもかまわない。
【0017】また、記録へッド24は、インク吐出孔ご
とに電気熱変換体を有しており、電気熱変換体に通電す
ることで細管中のインクを熱して膜沸騰させ、その圧で
インク粒を吐出させて記録を行う。
とに電気熱変換体を有しており、電気熱変換体に通電す
ることで細管中のインクを熱して膜沸騰させ、その圧で
インク粒を吐出させて記録を行う。
【0018】印刷は、記録ヘッド24に縦に並ぶインク
吐出孔がそれぞれ制御され、キャリッジ12がその移動
方向に移動することにより、記録用紙Pに印刷結果が現
れる方式で印刷動作が実行される。
吐出孔がそれぞれ制御され、キャリッジ12がその移動
方向に移動することにより、記録用紙Pに印刷結果が現
れる方式で印刷動作が実行される。
【0019】図2は、本発明における印刷装置の電気的
な制御部の構成を説明するブロック図で、符号31は、
ホストコンピュータなどの外部装置で、印刷装置にデー
タを送るためのもので、アプリケーションソフトウェア
などを実行するものである。符号32は入力部で、印刷
装置に対して送られてきたデータを受信するものであ
る。符号33はROMで、制御プログラムや各種情報を
格納するもので、ここには、後述する出力方法情報やデ
ータ転送方法などの情報が格納されている。
な制御部の構成を説明するブロック図で、符号31は、
ホストコンピュータなどの外部装置で、印刷装置にデー
タを送るためのもので、アプリケーションソフトウェア
などを実行するものである。符号32は入力部で、印刷
装置に対して送られてきたデータを受信するものであ
る。符号33はROMで、制御プログラムや各種情報を
格納するもので、ここには、後述する出力方法情報やデ
ータ転送方法などの情報が格納されている。
【0020】符号34はCPUで、ROM33に格納さ
れた制御プログラムを実行し、入力部32で受信した印
刷データや制御命令の解析等を行い、実際の展開処理等
を行うことを主たる機能とし、さらに、装置全体の制御
管理等を行うものである。
れた制御プログラムを実行し、入力部32で受信した印
刷データや制御命令の解析等を行い、実際の展開処理等
を行うことを主たる機能とし、さらに、装置全体の制御
管理等を行うものである。
【0021】符号35はRAMで、CPU34によって
処理された描画データを格納したり、フレームメモリと
してビットマップ展開を行うもので、ここには印刷媒体
情報や印刷方法情報等を保持する変数等が格納されてい
る。符号36は出力部で、RAM35に展開されたビッ
トマップイメージデータを記録用紙等に印刷を行うとと
もに、記録用紙の給紙処理、印刷処理、排紙処理等を行
うものである。
処理された描画データを格納したり、フレームメモリと
してビットマップ展開を行うもので、ここには印刷媒体
情報や印刷方法情報等を保持する変数等が格納されてい
る。符号36は出力部で、RAM35に展開されたビッ
トマップイメージデータを記録用紙等に印刷を行うとと
もに、記録用紙の給紙処理、印刷処理、排紙処理等を行
うものである。
【0022】符号37は、入力部32より入力したデー
タ部を判定し、文字データの文字幅などを検出する検出
部である。符号38は、横一列のラスタイメージデータ
を縦方向の記録へッド24内にインク吐出孔の並びに代
えるための縦横変換等を行うデータ処理部である。符号
39は、前記入力部32よりデータ処理部38までの回
路を含むプリンタ制御部である。符号40は、印刷動作
を行うプリンタ駆動部である。
タ部を判定し、文字データの文字幅などを検出する検出
部である。符号38は、横一列のラスタイメージデータ
を縦方向の記録へッド24内にインク吐出孔の並びに代
えるための縦横変換等を行うデータ処理部である。符号
39は、前記入力部32よりデータ処理部38までの回
路を含むプリンタ制御部である。符号40は、印刷動作
を行うプリンタ駆動部である。
【0023】このような構成を有する本実施例につい
て、その動作を以下に具体的に説明する。なお、本実施
例では外部装置31から入力される印刷情報が、ネイテ
ィブコマンドによるラスタイメージデータで転送が行わ
れる場合について説明する。
て、その動作を以下に具体的に説明する。なお、本実施
例では外部装置31から入力される印刷情報が、ネイテ
ィブコマンドによるラスタイメージデータで転送が行わ
れる場合について説明する。
【0024】まず、外部装置31にて印刷データの編集
が行われて転送を開始すると、入力部32でデータを受
信し、CPU34はROM内のプログラムに従ってその
内容をコマンド命令であるか、ラスタイメージデータで
あるかを判断する。この場合、ラスタイメージデータ
は、シアンC、マゼンダM、イエローY、ブラックKの
色別データとして送信され、黒文字の場合はブラックK
にデータを載せて送信される。
が行われて転送を開始すると、入力部32でデータを受
信し、CPU34はROM内のプログラムに従ってその
内容をコマンド命令であるか、ラスタイメージデータで
あるかを判断する。この場合、ラスタイメージデータ
は、シアンC、マゼンダM、イエローY、ブラックKの
色別データとして送信され、黒文字の場合はブラックK
にデータを載せて送信される。
【0025】記録へッドは、図3に示すように、カラー
印刷で使用するY、M、C、K1のそれぞれの記録へッ
ドと、モノクロ印刷で使用されるK2の記録へッドを有
している。Y、M、C、K1の記録へッドの各ドット数
は、例えば、30ドット、K2の記録へッドのドット数
は、例えば、120ドットであり、それぞれの縦方向の
ドット間隔は、1/360インチ、すなわち解像度は3
60dpiである。
印刷で使用するY、M、C、K1のそれぞれの記録へッ
ドと、モノクロ印刷で使用されるK2の記録へッドを有
している。Y、M、C、K1の記録へッドの各ドット数
は、例えば、30ドット、K2の記録へッドのドット数
は、例えば、120ドットであり、それぞれの縦方向の
ドット間隔は、1/360インチ、すなわち解像度は3
60dpiである。
【0026】本実施例における印刷文字フォントの縦方
向のドット数を100ドットとすると、縦方向の寸法
は、2.54cm×(1/360)×100≒0.7cm
で印刷される。また、印刷文字フォントの縦方向のドッ
ト数を100ドットとすれば、一義的に文字の太さ(文
字の幅も決まる:文字幅は80ドット)が決まり、標準
文字であれば、ここでは5ドット幅とし、強調(ボール
ド)文字であれば10ドット幅とする。
向のドット数を100ドットとすると、縦方向の寸法
は、2.54cm×(1/360)×100≒0.7cm
で印刷される。また、印刷文字フォントの縦方向のドッ
ト数を100ドットとすれば、一義的に文字の太さ(文
字の幅も決まる:文字幅は80ドット)が決まり、標準
文字であれば、ここでは5ドット幅とし、強調(ボール
ド)文字であれば10ドット幅とする。
【0027】本実施例においては、高速印刷モードの重
み付けの条件として“黒の太文字”を想定し、印刷処理
の手順は、ラスタイメージデータより黒の文字データを
抽出し、その中から太さが10ドット幅近辺の文字を検
出してその文字を印刷するものである。
み付けの条件として“黒の太文字”を想定し、印刷処理
の手順は、ラスタイメージデータより黒の文字データを
抽出し、その中から太さが10ドット幅近辺の文字を検
出してその文字を印刷するものである。
【0028】以下に、ラスタイメージデータの中より
“黒の太文字”データの検出方法について説明する。
“黒の太文字”データの検出方法について説明する。
【0029】まず、入力部32より受信したC、M、
Y、Kのラスタイメージデータは、この場合には必要デ
ータがKのみであるため、全データのうちからKデータ
のみを図4(a)(b)のごとく、順次RAM35へ格
納して1行分の印刷データを蓄積する。図4(a)は、
記録用紙上の印刷イメージがわかるようにするため、R
AM35の内容を展開した形で表わしており、また、図
4(b)は、実際のRAM35への格納を示し、アドレ
スがわかり易いように表わしている。なお、ここでは便
宜上、lドットのデータは1ビットで表わすものとす
る。
Y、Kのラスタイメージデータは、この場合には必要デ
ータがKのみであるため、全データのうちからKデータ
のみを図4(a)(b)のごとく、順次RAM35へ格
納して1行分の印刷データを蓄積する。図4(a)は、
記録用紙上の印刷イメージがわかるようにするため、R
AM35の内容を展開した形で表わしており、また、図
4(b)は、実際のRAM35への格納を示し、アドレ
スがわかり易いように表わしている。なお、ここでは便
宜上、lドットのデータは1ビットで表わすものとす
る。
【0030】ここで、まず、文字の太さの検出に必要な
縦横変換処理について説明する。
縦横変換処理について説明する。
【0031】まず、アドレス(0)より(120N)までの
縦方向120ドット分すべて蓄積されると、データ転送
は一時中断し、記録ヘッドへ転送するデータの編集する
ための処理に入る。記録へッド用に縦方向のデータを取
り出す処理を行うため、図中のA部を上から順次読み出
し、つまり、アドレスで言えば(0)、(N)、(2
N)・・・(1119N)を読み出し、データをデータ
処理部38へセットして縦横変換処理を行ない、処理後
のデータは再度RAM35の他のエリアへ格納する。縦
横変換処理はデータ処理部38で行われ、図5にはデー
タイメージの一例を示してある。
縦方向120ドット分すべて蓄積されると、データ転送
は一時中断し、記録ヘッドへ転送するデータの編集する
ための処理に入る。記録へッド用に縦方向のデータを取
り出す処理を行うため、図中のA部を上から順次読み出
し、つまり、アドレスで言えば(0)、(N)、(2
N)・・・(1119N)を読み出し、データをデータ
処理部38へセットして縦横変換処理を行ない、処理後
のデータは再度RAM35の他のエリアへ格納する。縦
横変換処理はデータ処理部38で行われ、図5にはデー
タイメージの一例を示してある。
【0032】次に、図4のA部のデータを1バイトごと
(0)から(119N)までを順次読み出し、図5に示
したデータイメージを作成する回路ブロックへ格納す
る。格納終了後、図5のB部で示す(0)から(119N)
までの各0ビット目(LSB)を上から順に1バイトご
とに(B−0)から(B−14)までを読み出してRA
M35へ再格納する。0ビット目(LSB)が済めば1
ビット目、2ビット目と7ビット目(MSB)まで同様
に処理して、縦横変換処理を終了する。
(0)から(119N)までを順次読み出し、図5に示
したデータイメージを作成する回路ブロックへ格納す
る。格納終了後、図5のB部で示す(0)から(119N)
までの各0ビット目(LSB)を上から順に1バイトご
とに(B−0)から(B−14)までを読み出してRA
M35へ再格納する。0ビット目(LSB)が済めば1
ビット目、2ビット目と7ビット目(MSB)まで同様
に処理して、縦横変換処理を終了する。
【0033】次に、文字の太さの検出処理について説明
する。太さの検出処理は、前述した縦横変換処理と同
時、又は同時期に行われる。
する。太さの検出処理は、前述した縦横変換処理と同
時、又は同時期に行われる。
【0034】図6は、検出部の文字の太さの検出回路の
一例を示す図である。ここでは、図4のC部に、縦10
0ドット、横80ドットの文字があると仮定して説明す
る。
一例を示す図である。ここでは、図4のC部に、縦10
0ドット、横80ドットの文字があると仮定して説明す
る。
【0035】図4のC部の上から0ライン目80ドット
10バイト、RAMアドレスで言えば、(0)から
(9)までを図6に示したレジスタR1からR10へ書
き込む。各レジスタに書き込まれると、各ビットごとカ
ウンタに接続されており、レジスタのビットの値が
“1”であれば、それぞれカウントアップする。同様
に、次の1ライン目、2ライン目と順次レジスタにセッ
トすることにより、カウンタCの加算処理が行われ、1
19ライン目まで行われる。
10バイト、RAMアドレスで言えば、(0)から
(9)までを図6に示したレジスタR1からR10へ書
き込む。各レジスタに書き込まれると、各ビットごとカ
ウンタに接続されており、レジスタのビットの値が
“1”であれば、それぞれカウントアップする。同様
に、次の1ライン目、2ライン目と順次レジスタにセッ
トすることにより、カウンタCの加算処理が行われ、1
19ライン目まで行われる。
【0036】このように処理されたカウンタCの値は、
文字の縦成分のドット総数を表わし、カウンタCの値が
多ければ、概ね文字の縦ライン部分を示すこととなる。
“B”の文字データを図6で示した検出回路にセットし
た結果のカウント値は、図7に示したように、9ビット
目(C9)から18ビット目(C18)までのカウント値
が、最高値の“100”で、他のビット目を圧倒したカ
ウンタの値となっており、この部分に文字の縦ラインが
あることを示している。
文字の縦成分のドット総数を表わし、カウンタCの値が
多ければ、概ね文字の縦ライン部分を示すこととなる。
“B”の文字データを図6で示した検出回路にセットし
た結果のカウント値は、図7に示したように、9ビット
目(C9)から18ビット目(C18)までのカウント値
が、最高値の“100”で、他のビット目を圧倒したカ
ウンタの値となっており、この部分に文字の縦ラインが
あることを示している。
【0037】この方法により縦ラインが検出できたなら
ば、次に文字の幅の検出を行い、カウント位100の部
分のビットナンバーが9から18までの10ビット幅で
あれば、文字の太さは10ドットと判断することができ
る。
ば、次に文字の幅の検出を行い、カウント位100の部
分のビットナンバーが9から18までの10ビット幅で
あれば、文字の太さは10ドットと判断することができ
る。
【0038】さらに、文字の太さが10ドット幅である
ため、太文字すなわち強調(ボールド)文字であることが
判明し、この文字について印刷を実行することと判定す
ることができる。なお、文字幅が10ドットに満たなか
った場合は、その文字の印刷は実行されない。
ため、太文字すなわち強調(ボールド)文字であることが
判明し、この文字について印刷を実行することと判定す
ることができる。なお、文字幅が10ドットに満たなか
った場合は、その文字の印刷は実行されない。
【0039】印刷しないと判断したデータの扱いについ
ては、ここではRAM35より印刷しないと判断した文
字のデータを読み出し、そのドットをすべてクリアして
スペースデータとしてRAM35へ再格納する。RAM
35の読み出しアドレスは、図4で示したRAMアドレ
スにするか、或いは縦横変換した後に格納したRAMア
ドレスのいずれを使用してもよいが、ここでは見た目で
分かり易い前者のアドレスを使用する。
ては、ここではRAM35より印刷しないと判断した文
字のデータを読み出し、そのドットをすべてクリアして
スペースデータとしてRAM35へ再格納する。RAM
35の読み出しアドレスは、図4で示したRAMアドレ
スにするか、或いは縦横変換した後に格納したRAMア
ドレスのいずれを使用してもよいが、ここでは見た目で
分かり易い前者のアドレスを使用する。
【0040】この場合の印刷結果を見ると、強調文字の
印刷のみでそのレイアウトは正規の強調文字の位置に印
刷され、強調文字以外の部分は歯抜けの状態となる。
印刷のみでそのレイアウトは正規の強調文字の位置に印
刷され、強調文字以外の部分は歯抜けの状態となる。
【0041】また、印刷しないと判断したデータを前記
スペースデータへの変更ではなく、削除してしまうこと
により、印刷結果において強調文字間が詰められた状態
で印刷することも可能である。
スペースデータへの変更ではなく、削除してしまうこと
により、印刷結果において強調文字間が詰められた状態
で印刷することも可能である。
【0042】このようにして、図4で示す全データの縦
横変換処理と文字の太さの検出処理をして、強調文字の
検出及び強調文字以外の排斥処理を終了したら、RAM
35よりデータを読み出し、出力部36を介して記録ヘ
ッドへデータを送信して印刷を開始する。つまり、以上
の方法により、“黒の太文字”を検出して、その検出さ
れた“黒の太文字”の印刷を実行する。
横変換処理と文字の太さの検出処理をして、強調文字の
検出及び強調文字以外の排斥処理を終了したら、RAM
35よりデータを読み出し、出力部36を介して記録ヘ
ッドへデータを送信して印刷を開始する。つまり、以上
の方法により、“黒の太文字”を検出して、その検出さ
れた“黒の太文字”の印刷を実行する。
【0043】前述した太さ検出方法は、文字の太さが検
出可能な場合の第1の太さ検出方法についての説明であ
る。次に、太さ検出のできない文字、すなわち“縦ライ
ンの無い文字”“縦ラインが斜めである文字”“縦ライ
ンの短い文字”等の第2の太さ検出方法について説明す
る。
出可能な場合の第1の太さ検出方法についての説明であ
る。次に、太さ検出のできない文字、すなわち“縦ライ
ンの無い文字”“縦ラインが斜めである文字”“縦ライ
ンの短い文字”等の第2の太さ検出方法について説明す
る。
【0044】図8(a)〜(c)は、第2の太さ検出方
法により“縦ラインの無い文字”の検出についてその実
施例を説明するための図で、図8(a)は、縦ライン成
分の無い文字であるカタカナの“ニ”のデータを検出回
路にセットした場合を示した図である。
法により“縦ラインの無い文字”の検出についてその実
施例を説明するための図で、図8(a)は、縦ライン成
分の無い文字であるカタカナの“ニ”のデータを検出回
路にセットした場合を示した図である。
【0045】図8に示したように、縦成分の無い場合、
カウント結果は横に広がりを有する台形に近い形を示し
ている。従って、台形の高さが、決められた値以下の場
合には、横ラインのみの文字であると判定する。この場
合は、高さのリミット値を40ドットとし、図8(a)
に示した例では、40ドット以下であるため、横ライン
のみの文字であると判定する。
カウント結果は横に広がりを有する台形に近い形を示し
ている。従って、台形の高さが、決められた値以下の場
合には、横ラインのみの文字であると判定する。この場
合は、高さのリミット値を40ドットとし、図8(a)
に示した例では、40ドット以下であるため、横ライン
のみの文字であると判定する。
【0046】RAM35からデータを読み出して検出回
路にデータをセットしていく過程とカウント結果を時系
列的に表わしたものが図8(b)、(C)である。図8
(b)は、文字“ニ”の上部半分のデータがセットされ
た時点を示す図で、図8(C)は、上下全部のデータがセ
ットされた時点の結果を示す図である。
路にデータをセットしていく過程とカウント結果を時系
列的に表わしたものが図8(b)、(C)である。図8
(b)は、文字“ニ”の上部半分のデータがセットされ
た時点を示す図で、図8(C)は、上下全部のデータがセ
ットされた時点の結果を示す図である。
【0047】文字“ニ”の上部半分がX(例えば、50)
ドット幅であるとすると、強調文字であれば、文字フォ
ントにより多少ばらつきはあるものの、総ドット数は以
下のようになる。
ドット幅であるとすると、強調文字であれば、文字フォ
ントにより多少ばらつきはあるものの、総ドット数は以
下のようになる。
【0048】 X(50)ドット×10ドット=10X(500)ドット そこで、図8(b)において文字データの上部半分がセ
ットされた時点で幅のドット数を検出し、それを10倍
した値と総ドット数とを比較して略一致すれば、その文
字は太文字、すなわち、強調文字であると判定すること
ができる。この例では太文字と半定でき、この文字は印
刷処理される。また、縦成分の検出カウンタと同様な横
方向の成分をカウントするカウンタを設け、カウント値
の突出した部分の幅により文字幅を判断することも可能
である。
ットされた時点で幅のドット数を検出し、それを10倍
した値と総ドット数とを比較して略一致すれば、その文
字は太文字、すなわち、強調文字であると判定すること
ができる。この例では太文字と半定でき、この文字は印
刷処理される。また、縦成分の検出カウンタと同様な横
方向の成分をカウントするカウンタを設け、カウント値
の突出した部分の幅により文字幅を判断することも可能
である。
【0049】次に、第3の太さの検出として“縦ライン
が斜めである文字”の検出の場合について説明する。図
9は、“縦ラインが斜めである文字”であるカタカナの
“ノ”の場合を示す図である。
が斜めである文字”の検出の場合について説明する。図
9は、“縦ラインが斜めである文字”であるカタカナの
“ノ”の場合を示す図である。
【0050】図9では縦成分を検出するカウンタと横成
分を検出するカウンタとを用い、それぞれのカウント結
果に変化が無く、同じ割合であれば“斜め線”であると
判断し、その文字の距離(線長)をアドレスから計算す
る。例えば、図9に示すように、縦横成分幅がともに2
0〜80ドッドであれば以下のようになる。
分を検出するカウンタとを用い、それぞれのカウント結
果に変化が無く、同じ割合であれば“斜め線”であると
判断し、その文字の距離(線長)をアドレスから計算す
る。例えば、図9に示すように、縦横成分幅がともに2
0〜80ドッドであれば以下のようになる。
【0051】(80−20)×√2≒84 次に、縦横成分幅のどちらかのドット総数をカウント
し、 ドット総数÷線長(84)=文字太さ から文字の太さを算出する。
し、 ドット総数÷線長(84)=文字太さ から文字の太さを算出する。
【0052】次に、第4の太さの検出として、“縦ライ
ンの短い文字”の検出について説明する。図10は、
“縦ラインの短い文字”である、例えば、画数の多い漢
字等の場合について第4の検出方法を説明するための図
である。
ンの短い文字”の検出について説明する。図10は、
“縦ラインの短い文字”である、例えば、画数の多い漢
字等の場合について第4の検出方法を説明するための図
である。
【0053】図10に示すように、漢字“特”を細かい
ブロックに分け、特徴的なカウント結果の表れるブロッ
クによって文字の太さの検出を行う。
ブロックに分け、特徴的なカウント結果の表れるブロッ
クによって文字の太さの検出を行う。
【0054】図中の(イ)(ロ)(ハ)の順に検出回路
にデータをセットし、特徴的なカウント結果、ここでは
第1の検出方法である縦成分カウンタの突出傾向により
判断する。(イ)(ロ)では、縦成分カウンタの値は現
れておらず、(ハ)で初めて縦成分カウンタの値が現
れ、文字の太さの検出を行うことができる。
にデータをセットし、特徴的なカウント結果、ここでは
第1の検出方法である縦成分カウンタの突出傾向により
判断する。(イ)(ロ)では、縦成分カウンタの値は現
れておらず、(ハ)で初めて縦成分カウンタの値が現
れ、文字の太さの検出を行うことができる。
【0055】なお、上述した第1〜第4の検出方法のす
べて使用すると、回路規模が大きくなって複雑になり、
また、制御が煩雑になるため、第1の検出方法のみを使
用し、太さのあいまいな文字については太文字と判定し
て印刷することも可能である。また、実際の太文字部分
は、何文字か連続することが多く、また太さのあいまい
な文字を含んだ印刷結果は、通常の文字がその中に印刷
されていたとしてもユーザーはその通常の文字を不要文
字と判断することができ、ユーザーが読む時に無視して
もらう方法も考えられる。
べて使用すると、回路規模が大きくなって複雑になり、
また、制御が煩雑になるため、第1の検出方法のみを使
用し、太さのあいまいな文字については太文字と判定し
て印刷することも可能である。また、実際の太文字部分
は、何文字か連続することが多く、また太さのあいまい
な文字を含んだ印刷結果は、通常の文字がその中に印刷
されていたとしてもユーザーはその通常の文字を不要文
字と判断することができ、ユーザーが読む時に無視して
もらう方法も考えられる。
【0056】図11は、本発明の印刷装置の第2の実施
例を示す図で、印刷文字の大きさが任意の大きさである
場合についての検出方法を示す図である。
例を示す図で、印刷文字の大きさが任意の大きさである
場合についての検出方法を示す図である。
【0057】図11(a)は、上述した第1の実施例で
説明した図4における全横成分をカウントするカウンタ
を備えた検出回路で、図4のラスタデータアドレス順に
順次データを検出回路のレジスタにセットする。
説明した図4における全横成分をカウントするカウンタ
を備えた検出回路で、図4のラスタデータアドレス順に
順次データを検出回路のレジスタにセットする。
【0058】各ラインごとにカウンタ(例えば、Cr1)
は、カウントアップし、横方向成分の傾向が順次現れて
くる。図11(b)は、ラスタデータのセットした状態
のカウンタの値を表わした一例を示す図である。
は、カウントアップし、横方向成分の傾向が順次現れて
くる。図11(b)は、ラスタデータのセットした状態
のカウンタの値を表わした一例を示す図である。
【0059】図11(b)に示すように、文字フォント
の縦方向のドット数は、概ねそれぞれのドット数の平均
値、つまり、「ABC・・・YZ」の1行分の全横成分
100ドット、「123・・・」の1行分の全横成分9
0ドット、「あい・・・」の1行分の全横成分110ド
ット数の平均値が、 (100+90+110)/3=100ドット であることが分かる。
の縦方向のドット数は、概ねそれぞれのドット数の平均
値、つまり、「ABC・・・YZ」の1行分の全横成分
100ドット、「123・・・」の1行分の全横成分9
0ドット、「あい・・・」の1行分の全横成分110ド
ット数の平均値が、 (100+90+110)/3=100ドット であることが分かる。
【0060】縦方向のドット数が分かれば、文字全体の
ドット構成も算出することができ、第1の実施例で示し
た検出回路により文字の太さを検出し、強調文字の判定
を行って強調文字のみの印刷を実行することができる。
ドット構成も算出することができ、第1の実施例で示し
た検出回路により文字の太さを検出し、強調文字の判定
を行って強調文字のみの印刷を実行することができる。
【0061】第3に実施例として、第1及び第2の実施
例における強調文字の検出に使用した縦、横それぞれの
文字成分カウンタを利用することにより、文字の大きさ
を検出することができ、一定以上の大きさの文字を判定
し、一定以上の大きさの文字のみの印刷を実行すること
もできる。
例における強調文字の検出に使用した縦、横それぞれの
文字成分カウンタを利用することにより、文字の大きさ
を検出することができ、一定以上の大きさの文字を判定
し、一定以上の大きさの文字のみの印刷を実行すること
もできる。
【0062】なお、第1〜第3の実施例における検出部
37内の検出用回路のカウンタは、印刷フォントの縦及
び横ドット成分のカウント処理に使用していたが、この
カウント処理をプログラム処理することも可能である。
37内の検出用回路のカウンタは、印刷フォントの縦及
び横ドット成分のカウント処理に使用していたが、この
カウント処理をプログラム処理することも可能である。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、外
部から入力される印刷データを印刷条件に適合するよう
に処理して印刷する印刷手段と、印刷データから文字を
抽出する抽出手段と、抽出手段にから抽出された文字の
特徴を検出する検出手段と、検出手段から得られた文字
の特徴に基づいて、文字を印刷するか否かを判定する判
定手段とを有するので、ユーザーが必要であるとする文
字あるいは重要であると思われる文字を優先的に印刷す
ることができる。また、特定の印刷データのみが印刷さ
れることにより、印刷終了までの時間が短縮され、必要
な印刷結果をすばやく知ることが可能になる。
部から入力される印刷データを印刷条件に適合するよう
に処理して印刷する印刷手段と、印刷データから文字を
抽出する抽出手段と、抽出手段にから抽出された文字の
特徴を検出する検出手段と、検出手段から得られた文字
の特徴に基づいて、文字を印刷するか否かを判定する判
定手段とを有するので、ユーザーが必要であるとする文
字あるいは重要であると思われる文字を優先的に印刷す
ることができる。また、特定の印刷データのみが印刷さ
れることにより、印刷終了までの時間が短縮され、必要
な印刷結果をすばやく知ることが可能になる。
【図1】本発明の印刷装置におけるBJプリンタユニッ
トの構成を示す外観図である。
トの構成を示す外観図である。
【図2】本発明におけるプリンタ制御システムの構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図3】本発明の実施例におけるプリントヘッドのカラ
ー構成を示す図である。
ー構成を示す図である。
【図4】本発明におけるラスタイメージデータを印刷イ
メージに展開した図である。
メージに展開した図である。
【図5】本発明における縦横変換回路の処理をデータイ
メージで示した図である。
メージで示した図である。
【図6】本発明における文字太さの検出回路を示す図で
ある。
ある。
【図7】本発明における検出回路にて検出過程の一例を
示す図である。
示す図である。
【図8】本発明における検出回路にて検出過程の一例を
示す図である。
示す図である。
【図9】本発明における検出回路にて検出過程の一例を
示す図である。
示す図である。
【図10】本発明における検出回路にて検出過程の一例
を示す図である。
を示す図である。
【図11】本発明における文字の大きさの検出回路を示
す図である。
す図である。
1 プラテン 2 紙押え板 3 ガイド軸 4 螺旋溝 5 リードスクリュー 6 レバー 7、8 フォトカプラ 9、10、11 駆動力伝達ギア 12 キャリッジ 13 駆動モータ 14 BJカートリッジ 15 吸引部材 17 クリーニングブレード 18 本体支持板 19 部材 20 カム 21 レバー 22 キャップ部材 23 開口 24 記録ヘッド 31 ホストコンピュータ 32 入力部 33 ROM 34 CPU 35 RAM 36 出力部 37 検出部 38 データ処理部 39 プリンタ制御部 40 プリンタ駆動部
Claims (11)
- 【請求項1】 外部から入力される印刷データを印刷条
件に適合するように処理して印刷する印刷手段と、前記
印刷データから文字を抽出する抽出手段と、該抽出手段
にから抽出された文字の特徴を検出する検出手段と、該
検出手段から得られた文字の特徴に基づいて、該文字を
印刷するか否かを判定する判定手段とを有することを特
徴とする印刷装置。 - 【請求項2】 前記検出手段は、前記文字の特徴として
文字の太さを検出することを特徴とする請求項1に記載
の印刷装置。 - 【請求項3】 前記検出手段は、前記文字の特徴として
文字の大きさを検出することを特徴とする請求項1に記
載の印刷装置。 - 【請求項4】 前記印刷データはラスタイメージデータ
であることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の印
刷装置。 - 【請求項5】 前記検出手段は、前記文字の縦横の構成
成分を計数する計数手段を備えていることを特徴とする
請求項1乃至4いずれかに記載の印刷装置。 - 【請求項6】 前記判定手段は、判定基準として前記構
成成分の計数値を用いていることを特徴とする請求項5
に記載の印刷装置。 - 【請求項7】 外部から入力される印刷データから文字
を抽出するステップと、抽出された文字データを縦横変
換するステップと、該ステップの処理と同時期に、前記
文字の特徴を検出するステップと、前記文字の特徴に基
づいて、該文字を印刷するか否かを判定するステップ
と、前記判定の結果に基づいて前記文字を印刷するステ
ップとを備えたことを特徴とする印刷装置の制御方法。 - 【請求項8】 前記文字の特徴として文字の太さを検出
することを特徴とする請求項7に記載の印刷装置の制御
方法。 - 【請求項9】 前記文字は、“縦ラインの無い文字”
“縦ラインが斜めである文字”“縦ラインの短い文字”
のいずれかであることを特徴とする請求項7に記載の印
刷装置の制御方法。 - 【請求項10】 前記文字の特徴として文字の大きさを
検出することを特徴とする請求項7に記載の印刷装置の
制御方法。 - 【請求項11】 印刷装置を制御する印刷制御プログラ
ムを格納する記録媒体であって、外部から入力される印
刷データから文字を抽出するステップと、抽出された文
字データを縦横変換するステップと、該ステップの処理
と同時期に、前記文字の特徴を検出するステップと、前
記文字の特徴に基づいて、該文字を印刷するか否かを判
定するステップと、前記判定の結果に基づいて前記文字
を印刷するステップをコンピュータに実行されるための
プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33444899A JP2001150746A (ja) | 1999-11-25 | 1999-11-25 | 印刷装置及びその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33444899A JP2001150746A (ja) | 1999-11-25 | 1999-11-25 | 印刷装置及びその制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001150746A true JP2001150746A (ja) | 2001-06-05 |
Family
ID=18277510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33444899A Pending JP2001150746A (ja) | 1999-11-25 | 1999-11-25 | 印刷装置及びその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001150746A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014039176A (ja) * | 2012-08-16 | 2014-02-27 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体 |
-
1999
- 1999-11-25 JP JP33444899A patent/JP2001150746A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014039176A (ja) * | 2012-08-16 | 2014-02-27 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体 |
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