JP2001150684A - 印刷装置の液滴配置誤差の低減方法および装置 - Google Patents

印刷装置の液滴配置誤差の低減方法および装置

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    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 曲面から構成されるような非平面形状の印刷
媒体に対する液滴の配置誤差を低減する。 【解決手段】 印刷装置の印刷ヘッド14に複数の液滴
噴射装置52の列を設ける。印刷媒体20を支持するシ
ュー60にはセグメント化された電極群50が設けられ
ており、各電極50a〜50hには電極の位置に基づい
てバイアス電圧V1〜V8がそれぞれ印可されている。
各列の液滴噴射装置52a〜52hの液滴配置誤差が0
になるように各バイアス電圧を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷装置中のアコ
ースティックインク印刷(AIP)用印刷ヘッド等の印
刷ヘッドから噴射されるインク滴の配置誤差を低減する
方法およびその装置に関する。インクタイプには、イン
ク滴の噴射時に誘導帯電を可能にする有限導電性をもつ
水溶性および相変化(フェイズ・チェンジ)性(ホット
メルト)のものを含む。より特定的には、印刷媒体上へ
の印刷時に液滴配置誤差を好ましくは0まで下げること
を容易にする2つの方式が企図される。どちらの方式に
おいても、セグメント化されたカウンター電極群が反復
的に所定の電圧にバイアスされ、印刷ヘッド中に集積さ
れた液滴噴射装置に対向する側に印刷ギャップを介して
配置される。ベルトまたはプラテン上の用紙等の静止媒
体上への印刷では、各噴射装置列ごとの絶対的な液滴配
置誤差が0に維持されて、必要なバイアス電極電圧を得
る。ドラム上の用紙等の移動媒体上への印刷では、噴射
装置の1列目を基準にして全噴射装置列について飛散時
間が同一に維持され、これにより相対的な液滴配置誤差
を0にし、絶対誤差を無視できる程度に小さくする。
【0002】本発明は、特に印刷媒体が曲面または曲面
上に配置されるアコースティックインク印刷における液
滴の配置に関し、従って特にこれについて説明するが、
本発明は他分野および他の応用にも有用性をもちうるこ
とを理解されたい。例えば、本発明は平面への印刷や各
種インクジェット印刷にも利用可能である。
【0003】
【従来の技術】背景および概論を説明すると、印刷にお
ける多くの応用では、インク滴は要求に応じて(オンデ
マンドで)媒体に発射または噴射されて媒体上に堆積
し、印刷画像を形成する。高解像度の印刷画像を得るに
は、インク滴のサイズが小さく、かつ正確にインク滴を
配置することが必要である。正確なインク滴の配置は、
ドラムやベルト等の移動非平面印刷媒体上へのカラー印
刷には特に重要である。
【0004】より特定的には、アコースティックインク
印刷は、インクプールから印刷媒体へのインク滴の噴射
を伴う。音波が発生してインクプール表面へ集められ、
インクプールからインク滴を噴射させる。アコースティ
ックインク印刷の各要素は様々な形状をとりうるが、一
般には、音波を発生させる圧電変換器、音波をインクプ
ール表面に集めるレンズ、インクを噴射する開口が内部
に形成されたカバープレート、および対応する配線を含
む。1つの印刷ヘッド中には約1,000個以上のこの
ような要素が多様な形状で配置されうることを理解され
たい。ただし一般には、印刷要素群は印刷ヘッドの長さ
に沿って8列に構成される。
【0005】水溶性および相変化性AIPどちらの研究
においても、液滴配置誤差を減じる上で静電界加速の利
点が知られている。空気流や斜方向の液滴噴射などの横
方向の妨害による液滴配置誤差は、印刷表面に垂直方向
にクーロン力成分を与えてインク滴を引きつけることに
よって減じられる。この力はまた抗力を克服する作用が
あり、このため印刷ギャップを介して液滴が移動する機
動力を与える。クーロン力を与えなければ、液滴は減速
して印刷ヘッド上に戻って落ち、印刷ヘッドの信頼性と
寿命を損なう汚染問題を引き起こしうる。他の重要な利
点は、液滴の形成にちょうど十分なエネルギーを与え、
その後、静電界を用いて液滴を加速させることによって
液滴噴射の機械的エネルギーを低減することである。こ
の方法は大幅な電力削減につながる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし公知の技術は、
曲面から構成されるような非平面状の印刷媒体は考慮し
ておらず、平面媒体上に液滴を配置する場合にのみ有効
となることを企図している。印刷媒体の形状は液滴配置
誤差のさらなる複雑な原因となるため、この点は重要で
ある。曲面上への印刷に関連した問題に対処すること
は、生産性向上のためにシステム中でドラムを使用する
大量印刷システムでは特に重要である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記およびそ
の他の問題点を解決する、アコースティックインク印刷
等の印刷応用において液滴配置誤差を例えば0まで低減
するのに有用な新規かつ改良された装置および方法を企
図する。
【0008】印刷システム中のインク滴配置誤差を低減
する方法および装置が提供される。印刷システムは、曲
面上に載置された印刷媒体上の目標位置に向かってイン
ク滴を噴射させるように配置された印刷ヘッドを備え
る。印刷ヘッドは複数列の噴射装置を含み、曲面にはセ
グメント化された電極が内部に埋め込まれる。電極は各
列に整列される。
【0009】本発明の一実施形態では、方法は、電極に
印可する電圧を反復的に決定するステップと、決定され
た電圧に基づいて電極をバイアスするステップと、この
バイアシングおよび電極と印刷媒体との相対位置に基づ
いてインク滴が噴射装置から各経路に沿って印刷媒体上
の目標位置へ向かうように、選択的にインク滴を噴射装
置から噴射するステップとを含む。
【0010】本発明の他の実施形態では、電圧は、印刷
媒体がインク滴の噴射中に移動しているかどうかに基づ
いて決定される。
【0011】本発明のさらに他の実施形態では、印刷媒
体がインク滴の噴射中に移動している場合は、電圧は、
噴射された各インク滴についてほぼ同一の飛散時間を維
持することに基づいて決定される。
【0012】本発明のさらに他の実施形態では、印刷媒
体がインク滴の噴射中に静止している場合は、電圧は、
インク滴配置の絶対誤差がほぼ0となるように決定され
る。
【0013】本発明のさらに他の実施形態では、装置
は、複数列の流体噴射装置群がその上に配置されたヘッ
ドであって、噴射装置は印刷ヘッドのカバープレート中
に形成される開口を有し、かつカバープレートが接地さ
れているヘッドと、噴射装置からの流体滴の噴射を制御
するように作動するコントローラと、複数列の噴射装置
群と整列した電極群が埋め込まれ、かつギャップを介し
てヘッドの向かい側に配置される曲面と、電極群をバイ
アスする各電圧を反復的に決定するように作動するプロ
セッサとを含み、流体滴は、コントローラからの信号に
基づいて印刷ヘッドの噴射装置から選択的に噴射され、
かつバイアシングおよび電極と印刷媒体との相対位置に
基づいて、噴射装置群の接地されたカバープレートから
各経路に沿って印刷媒体上の目標位置へ向かうように噴
射される。
【0014】
【発明の実施の形態】次に図面を参照するが、図面は本
発明の好適な実施形態のみを示すためであり、本発明を
限定するものではない。図1は本発明に従う好適なシス
テムの全体図を示す。このシステムは印刷装置に含まれ
るのが好ましいが、本明細書で開示する実施形態は、コ
ピー機、スキャナ等の各種作像装置に適切に適応し、か
かる装置中に含まれうることを理解されたい。
【0015】図1では、電圧源10が印刷ヘッド14
(噴射装置列を含む)および印刷媒体支持部18に接続
して示され、印刷媒体支持部18は、以下に示すよう
に、好ましくは曲面形状である。マーキング装置コント
ローラ12は印刷ヘッド14と直接連通し、かつ接続さ
れる。マーキング装置コントローラ12は、印刷媒体2
0を印刷ヘッド14に対して移動させる印刷媒体移動機
構(特に図示しないが、支持部18または媒体20を含
みうる)を制御する。コントローラ12はまた、噴射を
行う噴射装置を指定する信号を印刷ヘッドに送ることに
よって、印刷ヘッドからの液滴の噴射を制御する。印刷
媒体20は好ましくはシート状またはロール状の紙だ
が、トランスパレンシー、搬送ベルト、中間転写基板、
またはその他の材料から構成してもよい。
【0016】一実施形態では、印刷ヘッド14はページ
幅印刷ヘッドであり、印刷媒体20が印刷ヘッド14に
対して移動される。または印刷ヘッド14を走査印刷ヘ
ッドとして構成して、静止または可動印刷媒体に対して
移動するようにしてもよい。
【0017】印刷ヘッド14は、複数列の噴射装置など
の液滴形成装置16を含む。一実施形態では、液滴形成
装置16はアコースティックインク滴アクチュエータま
たは噴射装置を含むが、サーマル型および圧電変換器型
のアクチュエータ等の他のタイプのインク滴アクチュエ
ータを用いてもよい。また図にはプロセッサ22も示す
が、これは本開示を読めば当業者には明らかであるよう
な態様で、本発明に従う方法および処理技術を実行/制
御する。
【0018】次に図2を参照すると、静電界アシストを
実現するには、羽毛状構造(plume)32からの分離前
にまず液滴30表面上に誘導電荷が分布するようインク
に十分な導電性があることが必要である。図2は、液滴
30が羽毛状構造32から分離する前の液滴噴射構造を
示す。液滴上の電荷を定量化すると、
【数1】 となり、Qdropは液滴の電荷、rdropは液滴の直径、h
は羽毛状構造の高さ、Eはギャップの電界を示す。
【0019】図示するように、噴射装置中で液滴30
は、好ましくはインクである流体のプール38から、開
口またはカバープレート34中に規定された開口36を
通って噴射される。噴射は、代表的に40で示すレンズ
構造によってプール38表面において音波等の音響エネ
ルギーを集める結果として生じる。音波は、トランスデ
ューサ44によって発生した後、好ましくはガラス製の
基板42を通って伝搬する。好適な構成では、トランス
デューサ44は圧電材料、および電源(図示せず)に接
続された適切に配置された電極群から構成される。これ
ら複数の噴射装置は、適切には印刷ヘッド上で列状(好
ましくは8列)に配置されて、1つのアレイを構成する
ことを理解されたい。
【0020】もっとも単純な実施形態では、印刷ヘッド
は、印刷媒体が載置された平らなプラテンに面する平面
構造である。この形状は、印刷ギャップつまりカバープ
レートと印刷媒体との間の隙間に均一な電界を与える。
AIPを相変化インクに適応させる提案では、ドラムま
たはベルトを中間媒体として使用して、画像を用紙上に
永久転写/定着させる前に画像を記録(レジスター)す
る点が新たな進歩である。好適には、本発明の印刷ヘッ
ド構造は、4.4mmにわたって間隔を空けて設けら
れ、かつ1.7インチ(4.318cm)の長さに配置
された8列のスタッガード状の開口からなるモジュール
である。開口は中心部で340μmである。工程方向に
より広いスワース(一掃)分の書き込みを行うには、か
かるモジュールを6mmのスペーサを挟んで2つ搭載す
ることが提案できる。これにより二重(ダブル)の8列
印刷ヘッドが得られる。この結果、第1モジュールの1
列目と第2モジュールの8列目とは約14.8mm離れ
ることになる。これ以外の複雑な構成には、移動ドラム
またはベルト上に載置された非平面媒体上への印刷があ
る。
【0021】ここで図3(a)〜(b)および図4
(a)〜(b)には、非平面状の印刷媒体および/また
はその支持部が与えられる印刷構造を例示する。図3
(a)では、接地された印刷ヘッド14は、コントロー
ラ12から受信する信号に従って、流体滴を支持部18
上の印刷媒体20へ向けて噴射するように配置される。
液滴形成装置16は、複数の列52(すなわち52a,
52b,52c,52d,52e,52f,52g,お
よび52h)からなるアレイ状に配置された噴射装置群
を含む。印刷媒体20は、例えば印刷後に切断されるス
プールから送られる用紙、または当業者には明らかなよ
うにシステム中の別の適当な位置で画像が用紙に転写さ
れる中間ベルトである。
【0022】図からわかるように、セグメント化された
電極群50(すなわち50a,50b,50c,50
d,50e,50f,50g,および50h)は、当該
技術分野で周知の技術を用いて支持構造18中に埋め込
まれる。本実施形態では、支持構造18は絶縁材料から
構成されるシュー60として形成される。シュー60
は、印刷媒体20への張力の付与を容易にする曲面62
を有する。また複数の電圧源V1〜V8も示され、これ
らは電極群50に接続される電圧供給部10を構成す
る。電極群に印可される実際の電圧は、本発明に従って
本明細書中に開示する規準に従って変化することを理解
されたい。ただし曲面62は対称形なので、電極50a
と50hとは好適には同一電圧でバイアスされる。図か
ら明らかなように、電極50bと50g、50cと50
f、および50dと50eは、同じくそれぞれ等しくバ
イアスされる。
【0023】図3(b)に示すように、電極群50は、
好適には印刷ヘッドの長さに一致するようにシュー60
の長さに沿って配置される。電極群50はまた、図示す
るように複数の列52と適切に整列させられる。さらに
曲面62は、すべり摩擦を最小限に抑えるために、好適
にはわずか2ミル(mil)のテフロン(Teflon)(商
標)層でコーティングされる。
【0024】印刷ヘッドが全幅アレイ(FWA)の場合
は、印刷媒体は印刷中に移動することを理解されたい。
この場合、以下に詳述するように相対誤差を低減または
0にするように電極電圧を決定、例えば最適化すること
が求められる。しかし、もし印刷ヘッドが部分幅アレイ
(PWA)ならば、ページ全体を印刷するには走査モー
ドを用いて複数回のパスが必要である。印刷媒体は静止
しており、このため電極電圧は、絶対誤差を低減または
0にするように決定される。転写オプションを利用すれ
ば、より多くのタイプの用紙の使用が可能である。
【0025】図4(a)〜(b)には、印刷媒体支持部
18のドラム構造が示される。図3(a)〜(b)に示
す構造と同じく、接地された印刷ヘッド14は、コント
ローラ12から受信する信号に従って、流体滴を支持部
18上の印刷媒体へ向けて噴射するように配置される。
液滴形成装置16は、複数の列52(すなわち52a,
52b,52c,52d,52e,52f,52g,お
よび52h)からなるアレイ状に配置された噴射装置群
を含む。この構造では、セグメント化された電極群70
(すなわち70a,70b,70c,70d,70e,
70f,70g,70h,...70n)は、好適には
2ミル厚さのテフロン(商標)のオーバコートをほどこ
したドラム80中に埋め込まれる。便宜上、図4(a)
および(b)には選択した電極群のみを示すが、電極群
はドラム周辺にぐるっと配置されることを理解された
い。
【0026】好適には、印刷用に印刷ヘッド14の8つ
の列52に面し、かつこれらの列と整列している8つの
電極70a〜70hだけが、当業者には理解できると考
える通信スイッチ技術を用いて所与の時間に付勢され
る。さらに、便宜上許される限りいくつの電極70を与
えてもよいが、カラー印刷等の応用では、8つの付勢さ
れた電極をドラム80の周辺に沿って4回くり返すのが
好適である。
【0027】ドラム80は、その上に印刷媒体が配置さ
れる曲面82を有する。また電極群70に接続される電
圧供給部10を構成する複数の電圧源V1〜V4も示さ
れる。電極に実際にかけられる電圧は、本発明に従って
本明細書に開示する規準によって変化することを理解さ
れたい。ただし曲面82は図示するように対称形なの
で、電極70aと70hとは好適には同一電圧でバイア
スされる。図から明らかなように、電極70bと70
g、70cと70f、および70dと70eとは同様に
それぞれ等しくバイアスされる。追加電極には追加の電
圧源の組を与えてもよいし、または好適には、適当なス
イッチ構造を設けてもよい。
【0028】印刷媒体20は、紙または中間基板でもよ
い。紙は好ましくはグリッパーバー(図示せず)によっ
て保持される。中間基板を用いる場合は、好ましくはド
ラム8上の絶縁コーティングとして構成される。
【0029】印刷媒体20が実際には中間基板である場
合は、追加の転写ロール90を設けて、熱と圧力との組
み合わせを用いて印刷画像を用紙100上に移す。さら
なる変更として、ドラムの代わりに回転スリーブを用い
て印刷媒体を移動させてもよい。これは当業者であれば
理解できると考えるが、スリーブの下にシュー構造を用
いて実現できる。
【0030】図3(a)〜(b)および図4(a)〜
(b)に示す構造は、多様な液滴配置誤差を生じるが、
これは当該技術分野ではこれまでのところ有効に対処さ
れていない。このため液滴配置誤差は、衝撃点(インパ
クトスポット)と目標点(ターゲットスポット)との間
の差と定義される。δα,δγ,およびδβが絶対誤
差、δψが基準噴射列に対する相対誤差である。これら
4つの液滴配置誤差の主原因を以下に詳述する。
【0031】1.δα:ドラムまたはベルトの曲率によ
る幾何学的な誤差であり、図5を参照して、wを鏡映面
200から噴射装置ノズル(例示するヘッド14’の8
列目に位置する)までの距離、rdrumを非平面基板およ
び/または支持部(ドラム202等)の曲率半径とする
と、
【数2】 で与えられる。最初の項は鏡映面から計算した弧長の大
きさである。従って、この誤差は、鏡映面200から距
離wの地点に位置するノズルから噴射された液滴が、ド
ラム202上のwと等距離の弧長の地点に着地した場合
は0である。このときの軌跡は、図5に示すようにノズ
ル206から下方へ垂直に投影される直線204であ
る。この誤差は、以下に説明するが誤差包絡線の正の上
限を形成する。
【0032】2.δγ:液滴に質量がないと仮定した純
粋な静電ドリフトによる誤差。この場合、液滴は図5の
電界線208に沿って点電荷として移動する。この計算
は、液滴配置誤差の誤差包絡線の負の下限を与える。x
γをドラム上の切片とした場合、対応する誤差関係は
【数3】 となる。
【0033】3.δβ:力の積分から計算され、液滴の
特性に依存し、空気流、静電気、および抗力を含む誤
差。mを液滴の質量、ηを動的粘度、Vを速度として、
次のニュートンの運動方程式を積分して液滴の軌跡を予
測する:
【数4】 この誤差は誤差包絡線内部に位置する。xβをドラム上
の液滴の切片とすると、誤差関係は
【数5】 となる。
【0034】4.δψ:基準噴射装置列に対する液滴配
置の相対誤差。例えば、図5に示すダブルの8列印刷ヘ
ッドでは、vをドラム/ベルト基板の移動速度、T
flightを液滴の飛散時間とすると、噴射装置の2列目か
ら8列目は次の式によって1列目に参照される。
【数6】 隣接する噴射装置間のTflightの差は、移動速度vによ
って大きくなる。従って、相対的な液滴配置誤差を0に
するには、全噴射装置列から噴射される液滴のT flight
ヲ確実に同じにしなければならない。
【0035】液滴配置誤差(δα,δγ,δβ)は、2
つの印刷ヘッド構造について計算される。すなわち一列
(シングル)の8列印刷ヘッドと6mmスペーサで分離
された二列(ダブル)の8列印刷ヘッドである。最初の
噴射速度Uと周縁の電界Eの両方に起因する液滴配置の
絶対誤差は、垂直の鏡映面からもっとも離れた8列目の
噴射装置群によって与えられる最悪の場合を想定して計
算される。図5に示すように、これらの噴射装置は、シ
ングル印刷ヘッドの場合はw=2.2mm、ダブル印刷
ヘッドの場合はw=7.4mmの場合に対応する。
【0036】すべての寸法および動作条件は、実験設定
を模倣したものであり、以下の表に挙げる各物理量を含
む。ドラム半径を変化させてランを行い、液滴配置誤差
を求める。これらを以下の表1および表2に示し、かつ
図6および図7にグラフで示す。
【0037】
【表1】
【0038】上記の実験は、ドラム半径(rdrum)、液
滴半径(rdrop)、一定のギャップ(g)についての最
初の速度(U)、印刷ヘッドの半幅(w)、および電界
アシスト電圧の相互依存性を調べるために行われる。電
界に関する参照はすべてV/gapを示す。8μmの液
滴についての液滴配置誤差を様々なドラムサイズについ
て計算する。また、幾何学的エラー δαおよびドリフ
トエラーδγも計算される。飛散時間(Tflight)、衝
撃速度(Vimpact)、および液滴配置誤差(δβ)は、
最初の噴射速度0m/sおよび2.2m/sについて計
算される。最初の噴射速度が0の場合(噴射後、液滴が
動かない場合)の結果は、液滴噴射エネルギーが低減さ
れた場合に対応する。
【0039】図6および図7からわかるように、誤差包
絡線は、ドラムの曲率による幾何学的誤差を表すδα
と、周縁の電界中の(無質量の)点電荷の静電ドリフト
によるδγとによって境界が引かれる。実際の液滴配置
誤差δβは、この包絡線内に存在する。どちらの境界に
近いかによって、競合する慣性力(U>0)とクーロン
力との相対的効果を示す。誤差の極性は、液滴がターゲ
ットスポットのどちら側に最終的に着地したかを示す。
図6および図7のどちらにおいても、δβの曲線は負に
傾いており、電界(2V/μm)が最初の噴射速度(U
=2.2m/s)に関して過剰駆動(オーバードライ
ブ)されることを示す。U=0に対応する曲線は、U=
2.2の曲線のさらに下方に走り、これは高電界を補償
するにはより高速な噴射速度が必要なことを示す。最後
に、どの曲線もドラム半径が大きくなるにつれて誤差0
に漸近していく。
【0040】図5に示すように、曲面上への印刷による
幾何学的誤差、および噴射速度Uによる液滴の慣性は、
ドラムまたはベルト構造の中心へ向かって進む周縁の電
界によって補償されうる。従って、他のパラメータはす
べて同じと仮定すると、液滴配置の絶対誤差δβが0に
強制できる場合は、各ドラム半径ごとに固有の(U,
E)の組が存在する。これは、液滴がターゲットスポッ
ト上に着地するように液滴を操作する正しいレベルの電
界の使用が可能なことを意味する。
【0041】このように、図1〜図4(b)に関連して
上記の説明から明らかなように、セグメント化されたカ
ウンター電極群からなるシステムが、印刷ギャップのレ
シーバ側、すなわち印刷媒体支持部18が配置される側
に実現される。電極群は印刷媒体上の液滴の目標点と一
致するように所望の電圧にバイアスされる。一つの電極
は各噴射装置列と整列される。これらの電極群は好適に
はターゲットスポットがその質量中心にくるように配置
される。
【0042】同じく図8は、さらなる説明のため、この
概念を上記で説明した実施形態とは異なる態様で表した
概略図を示す。このため図8の例示図は、例えば図3
(a)〜図4(b)に示す構造とはわずかに異なるが、
本発明の特徴部分は同様に適用できる。
【0043】図8に示すように、シングルの8列印刷ヘ
ッドでは、図示する関連の噴射装置列は5〜8であり、
これらは電極5〜8に対向する。ダブルの8列印刷ヘッ
ドでは、図示する関連の噴射装置列は1〜8(図には1
〜4のみ示す)であり、これらは対応の電極アレイに対
向する。従来のAIP印刷ヘッドは、8列の噴射装置で
は4.4mmであり、つまり噴射装置のピッチが0.6
285mmである。隣接する電極間の誘電スペーサを約
0.1mmとすると、電極幅には最低0.5mmを割り
当てることができる。0.5mmのギャップを挟んでア
スペクト比は約1:1となり、電極は入来する液滴の明
確なターゲットとなる。
【0044】本発明の目的に合致するいずれかの構造の
印刷システムが実現されると、好適には、各セグメント
化されたカウンター電極の所望の電圧が決定され、対応
する噴射装置列の液滴配置誤差を最小限にするために適
当な調整が行われる。このため、ニュートン法に基づい
た数値アルゴリズムを用いて、所望の物理量を最小にす
るために電極電圧を反復的に調整する。この方法は当業
者には周知のもので、各種の公知のハードウェアおよび
/またはソフトウェア技術を用いて実現することができ
る。
【0045】ただし好適には、セグメント化された各電
極の電圧は、ニュートン法から導出した反復アルゴリズ
ムを用いて順次決定され、直近の電圧値が次のように以
前の推測に関連づけられる。
【数7】 ここでVkは反復k番目の電圧、f(Vk)は液滴配置誤
差を示す残、およびf’(Vk)は電圧に対する残の収
束率であり、
【数8】 で与えられる。
【0046】残は、各液滴についてニュートンの運動方
程式を積分して計算される。
【数9】 これはクーロン力と抗力とを組み合わせた力のもとでの
液滴の運動を考慮している。収束規準は
【数10】 であり、これに基づき、計算された電極電圧の差が予め
指定された公差であるεより小さい場合に、反復が終了
する。
【0047】絶対誤差を0にするには、関連の式は、
【数11】 である。対応する相対誤差を0にする式は、 ΔT
flightをn列目と1列目の噴射装置間の相対的飛散時間
とすると、
【数12】 である。
【0048】こうして、図9を参照すると、本発明の方
法900は、電極に印可する電圧を、上述したニュート
ン法のアルゴリズムを用いてプロセッサ22によって反
復的に決定するステップで始まる(ステップ902)。
好適には電圧は反復的使用のためにシステム中で決定か
つ設定されることを理解されたい。だが、反復的な「オ
ンザフライ(高速)」決定が望ましい場合もある。例え
ば、これはシステム中で異なるタイプの用紙(ボンド、
厚紙、麻等)または印刷媒体への適応に有用となりう
る。システムの電圧を予め決定するか、または各用紙も
しくはランごとに電圧を計算するかの選択は、主として
システム構成、処理速度、およびユーザのニーズに依存
する。
【0049】次に、決定された電圧に基づいて、電極群
が電圧源10によってバイアスされる(ステップ90
4)。最後に、コントローラ12から受信した信号に基
づいて、液滴が選択的に噴射装置から噴射され、液滴
は、電極のバイアスおよび電極と印刷媒体との相対位置
に基づいて、噴射装置から図8の経路Pなどの各経路に
沿って印刷媒体上の目標位置へと向かう(ステップ90
6)。
【0050】ステップ902の電圧の決定に関しては、
上述したように、かつ好適なニュートン法についての議
論で述べたように、液滴配置誤差を最小化するために2
つの方式が提案される。まず静止媒体の場合は、電圧を
決定するために絶対誤差が好ましくは0(δβ=0)ま
で下げられる。次に移動媒体については、噴射装置の1
列目を基準にして全噴射装置列に ΔTflight=0を強
制して、相対誤差が好ましくは0(δψ=0)まで下げ
られる。このように電圧の決定は、印刷媒体が噴射中に
移動しているかどうかによって異なる。噴射中に印刷媒
体が移動している場合は、電圧は、噴射される液滴の飛
散時間をほぼ同一に維持することに基づい決定される。
反対に、噴射中に印刷媒体が静止している場合は、電圧
は、液滴配置の絶対誤差をほぼ0にするように決定され
る。絶対的液滴配置誤差0(δβ=0)
【0051】上述のように、印刷媒体が静止している場
合は、δβが計算され、事前に設定した公差内でδβが
0に近づくように、電極に印可されるバイアス電圧を反
復的に修正することができる。計算はδβ<10-4μm
になったときに停止される。噴射装置アレイの位置を表
すある範囲のwについて実験を行った。表3に、ドラム
半径6cmおよび8cmの場合の結果を示す。これに
は、δβ=0を得るために必要なTflight、Vimpact
およびバイアス電圧Vの計算データが含まれる。図10
にはこの結果のグラフを示す。
【0052】どちらのドラム半径についても、必要電圧
は非常に無理のないもので、円形のドラム形状によるギ
ャップの二次的曲率を反映するように、ある二次的な態
様で増大する。ギャップの拡大速度が速くなるため、半
径の小さいドラムのほうがwが大きくなるにつれてより
高いバイアス電圧が必要である。明らかに、セグメント
化された電極電圧のこの調整方法は、幅広印刷ヘッド構
造に特に有益である。これは液滴配置の絶対誤差をドラ
ムの曲率からやや無関係にする。
【0053】噴射装置−電極対は、垂直の鏡映面から測
定して等距離に位置しなければならない。図10の曲線
は、すべての最適な(V,w)対の軌跡と解釈すること
ができる。表4は、ここで検討されるシングルおよびダ
ブル印刷ヘッド構造についての特定の(V,w)対を示
す。これに対応する曲線は図11に示す。
【0054】
【表2】 相対的液滴配置誤差0(δψ=0)。
【0055】先に定義したように、印刷ヘッドの相対的
液滴配置誤差は、噴射装置の1列目を基準にした他の7
列の液滴配置の誤差と定義される。例えば、6mm間隔
で配置された2組の8列印刷ヘッドモジュールからなる
16列の印刷ヘッドでは、最大相対誤差(δψ)は1列
目と8列目の噴射装置間にある。次の式を代入して、表
3から相対的配置誤差が推定される。
【数13】
【0056】次表は、各液滴についての絶対誤差δβが
10-4μm未満でも、相対誤差がかなり大きいことを示
す。明らかに、この誤差の大きさは、移動印刷媒体には
絶対誤差0を課すのは不適当であることを示す。
【0057】
【表3】
【0058】従って、印刷ヘッド中の全噴射装置につい
てTflightを同一にしながら、カウンター電極の電圧を
反復的に調整する他の方式が考慮される。電極はその
後、1列目の噴射装置と比較した場合にそれに続く噴射
装置列間のTflightの差を最小にする(すなわち ΔT
flight=0)最適な電圧でバイアスされる。基準噴射装
置には、δβ=0の場合の電圧設定(表3および表4)
におけるパラメータが計算されて設定される。この噴射
装置のTflightを基準値として、εを特定の公差(10
-3μs)とした場合、 ΔTflight<εが強制される。
この条件は、相対誤差δψ=0を示す。しかしこの制約
を課すには、多少の絶対的配置誤差の容認、つまりδβ
≠0を伴う。
【0059】移動媒体による印刷ギャップ中の空気流を
無視すると、相対誤差は垂直の鏡映面に対して対称であ
る。表5は、rdrum=6cmおよび8cm、かつU=
2.2m/sの場合の、最適なセグメント化電極の電圧
を示す。この設定における最適電極電圧を図12にプロ
ットする。
【0060】検討する電圧範囲では、δβはVの変化に
あまり影響されないようにみえる。ΔTflight=0とい
うより厳しい要求を課すことによって、絶対誤差δβを
わずか約1μmしか増やさず、かつ相対誤差δψをほと
んどなくすることができる。定数値は直流オフセットを
示し、これは移動制御および記録(レジストレーショ
ン)によって補償されうる。いずれの場合でも、誤差は
他の絶対的方式と比較するとはるかに小さく、移動印刷
媒体上への書き込みに適している。
【0061】
【表4】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従う全体的なシステムの概略図であ
る。
【図2】 液滴噴射構造を示す図である。
【図3】 本発明に従う好適な実施形態を示す図であ
る。
【図4】 本発明に従う他の好適な実施形態を示す図で
ある。
【図5】 ヘッドおよびドラムの概略図である。
【図6】 シングル印刷ヘッドについての液滴配置誤差
とドラムサイズの範囲との関係を示す図である。
【図7】 ダブル印刷ヘッドについての液滴配置誤差と
ドラムサイズの範囲との関係を示す図である。
【図8】 本発明に従うカウンター電極システムの概略
図である。
【図9】 本発明に従う方法を示すフローチャートであ
る。
【図10】 ある範囲の噴射装置位置についてのカウン
ター電極電圧を示すグラフである。
【図11】 絶対誤差が0のカウンター電極電圧を示す
グラフである。
【図12】 相対誤差が0のカウンター電極電圧を示す
グラフである。
【符号の説明】
12 コントローラ、14 印刷ヘッド、20 印刷媒
体、22 プロセッサ、30 液滴、34 カバープレ
ート、50 電極群、52 噴射装置列。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲面上に配置された印刷媒体上の目標位
    置へ向かってインク滴を噴射するように位置決めされた
    印刷ヘッドを備えた印刷システムにおいて液滴配置誤差
    を低減する方法であって、印刷ヘッドは複数列の噴射装
    置を有し、前記曲面の内部にはセグメント化された電極
    群が埋め込まれ、前記方法は、 前記電極群に印可する電圧を反復的に決定するステップ
    と、 決定された電圧に基づいて前記電極群をバイアスするス
    テップと、 バイアシングおよび前記印刷媒体に対する前記電極の位
    置に基づいて、前記インク滴が前記噴射装置群から各経
    路に沿って前記印刷媒体上の目標位置に向うように、前
    記インク滴を前記噴射装置から選択的に噴射するステッ
    プとを含む方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、前記電
    圧を決定するステップは、前記印刷媒体が噴射時に移動
    しているかどうかに基づく方法。
  3. 【請求項3】 印刷媒体上への液滴印刷時の液滴配置誤
    差の低減に有用な装置であって、 複数列の流体噴射装置がその上に配置されるヘッドであ
    って、ヘッドのカバープレート中に形成される開口を有
    し、カバープレートは接地に接続されるヘッドと、 前記噴射装置からの流体滴の噴射を制御するように作動
    するコントローラと、 前記複数列の噴射装置に整列した電極群が埋め込まれ、
    前記ヘッドからギャップを介して向かい側に配置される
    曲面と、 前記電極群をバイアスする各電圧を反復的に決定するよ
    うに作動するプロセッサとを含み、 前記流体滴は、前記コントローラからの信号に基づいて
    前記印刷ヘッドの前記噴射装置から選択的に噴射され、
    かつバイアシングおよび前記電極群と前記印刷媒体との
    相対位置に基づいて、前記噴射装置群の前記接地された
    カバープレートから各経路に沿って前記印刷媒体上の目
    標位置へ向かうように噴射される装置。
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