JP2001150487A - プラスチックモールドレンズの製造方法 - Google Patents

プラスチックモールドレンズの製造方法

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JP2001150487A
JP2001150487A JP33220999A JP33220999A JP2001150487A JP 2001150487 A JP2001150487 A JP 2001150487A JP 33220999 A JP33220999 A JP 33220999A JP 33220999 A JP33220999 A JP 33220999A JP 2001150487 A JP2001150487 A JP 2001150487A
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center line
molded lens
plastic molded
molten resin
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Masayoshi Sugawara
正吉 菅原
Hiroshi Sanpei
博 三瓶
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非点収差をできるだけ小さくすること。 【解決手段】 中心線CLに対して回転対称となる位置
に金型に設けられた少なくも1つのゲート11から溶融
樹脂を金型内に注入し、この金型内で注入された溶融樹
脂を中心線CLに対して回転対称となるように流し、金
型内の溶融樹脂を冷却して固化することによってプラス
チックモールドレンズを製造する。1つのゲートが金型
の一面13に中心線上に配置されていても良い。この場
合、金型の一面と対向する他面19に、溶融樹脂の流れ
を整流にするための円錐形状した整流部分21を設ける
ことが好ましい。ゲートの側面15に複数の湯だまり1
7を設けても良い。また、2つのゲートを金型の前面お
よび背面に中心線CL上に配置しても良い。さらに、少
なくとも3つのゲートを金型の側面に中心線CLに対し
て等角度間隔で配置しても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形によりプ
ラスチックモールドレンズを製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、射出成形とは、粒状また
は粉末プラスチック材料から物品を成形する際に、材料
をホッパから加熱シリンダに供給し、その中で可塑化し
て溶融樹脂とした後、プランジャまたはスクリュで溶融
樹脂に圧力を加えて、ノズルからスプルー(ランナー、
ゲート)を経て、比較的冷えた密閉金型の中に注入して
所要の形を付与する方法である。
【0003】このような射出成形によって種々の射出成
形品を製造することが可能であり、射出成形品の1つと
してレンズも作ることができる。射出成形によって製造
されるレンズはプラスチックモールドレンズと呼ばれ
る。
【0004】以下、図6を参照して、従来のプラスチッ
クモールドレンズの製造方法について説明する。図6に
おいて、(a)は金型の内壁の形状を示す平面図、
(b)は金型の内壁の形状を示す側面図である。尚、こ
の製造方法で製造されるプラスチックモールドレンズ
は、光ピックアップ用の対物レンズとして用いられるも
のである。また、製造すべきプラスチックモールドレン
ズは、中心線(中心軸)CLの回りに特定形状の平面図
形を1回転してできる回転体の形状をしている。
【0005】図6(a)、(b)に示されるように、プ
ラスチックモールドレンズを製造するために使用する金
型には、その側面15に1つのゲート11’が設けられ
ている。詳述すると、中心線CLに対して互いに直交す
る2つの軸を、図6(a)のX,Yで示されるように、
X軸およびY軸とする。図示の例では、ゲート11’は
X軸上に設けられている。
【0006】従来においては、この金型の側面15に設
けられた1つのゲート11’から溶融樹脂を金型内に注
入し、金型内で注入された溶融樹脂を、図6(a)の矢
印で示すように流し、金型内の溶融樹脂を冷却して固化
することによってプラスチックモールドレンズを製造し
ている。
【0007】すなわち、従来では、金型の横方向に1つ
のゲート11’を作って射出成形することにより、プラ
スチックモールドレンズを製造している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のプラ
スチックモールドレンズの製造方法では、図6(a)の
矢印で示されるように、金型内で中心線CLに対して非
対称にX軸に沿って溶融樹脂が流れる。換言すれば、中
心線CLではなく、それと直交するX軸に対して対称に
溶融樹脂が流れる。そして、金型内を流れながら溶融樹
脂は冷却され、固化する。したがって、溶融樹脂が金型
内で冷却されて固化する際、その流れ方向での溶融樹脂
の収縮が異なることになる。その結果、X軸方向および
Y軸方向での光(レーザビーム)に対する焦点位置が異
なり、非点収差等の問題が発生してしまう。
【0009】したがって、本発明の解決課題は、非点収
差をできるだけ小さくすることが可能なプラスチックモ
ールドレンズの製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明によれ
ば、射出成形によりプラスチックモールドレンズを製造
する方法において、中心線に対して回転対称となる位置
に金型に設けられた少なくも1つのゲートから溶融樹脂
を金型内に注入し、この金型内で注入された溶融樹脂を
中心線に対して回転対称となるように流し、金型内の溶
融樹脂を冷却して固化することによってプラスチックモ
ールドレンズを製造する、ことを特徴とするプラスチッ
クモールドレンズの製造方法が得られる。
【0011】上記プラスチックモールドレンズの製造方
法において、例えば、ゲートは1つあり、この1つのゲ
ートが、金型の一面に中心線上に配置されていても良
い。この場合、金型の一面と対向する他面に、溶融樹脂
の流れを整流にするために、例えば、円錐形状をした整
流部分を設けることが好ましい。さらに、ゲートの側面
に複数の湯だまりを設けらることが好ましい。
【0012】また、上記プラスチックモールドレンズの
製造方法において、例えば、ゲートは2つあり、この2
つのゲートが、金型の前面および背面に中心線上に配置
されていても良い。
【0013】さらに、上記プラスチックモールドレンズ
の製造方法において、例えば、ゲートは少なくとも3つ
あり、これら少なくとも3つのゲートが、金型の側面に
中心線に対して等角度間隔で配置されていても良い。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0015】図1を参照して、本発明の第1の実施の形
態に係るプラスチックモールドレンズの製造方法につい
て説明する。図1において、(a)は金型の内壁の形状
を示す平面図、(b)は金型の内壁の形状を示す側面図
である。尚、この製造方法で製造されるプラスチックモ
ールドレンズは、光ピックアップ用の対物レンズとして
用いられるものである。また、製造すべきプラスチック
モールドレンズは、中心線(中心軸)CLの回りに特定
形状の平面図形を1回転してできる回転体の形状をして
いる。
【0016】図1(a)、(b)に示されるように、プ
ラスチックモールドレンズを製造するために使用する金
型には、その一面(前面)13に1つのゲート11が、
中心線CL上に配置されている。
【0017】次に、図1(a)、(b)を参照して、射
出成形によりプラスチックモールドレンズを製造する方
法を説明する。中心線CLに対して回転対称となる位置
に金型に設けられた1つのゲート11から溶融樹脂を金
型内に注入する。それにより、金型内で注入された溶融
樹脂は、図1(a)に矢印で示す様に、中心線CLに対
して回転対称となるように流れる。そして、金型内の溶
融樹脂を冷却して固化することによってプラスチックモ
ールドレンズを製造する。
【0018】すなわち、本実施の形態では、金型の中央
部に1つのゲート11を作って射出成形することによ
り、プラスチックモールドレンズを製造している。
【0019】上述したように、本実施の形態によるプラ
スチックモールドレンズの製造方法では、図1(a)の
矢印で示されるように、金型内で中心線CLに対して回
転対称に溶融樹脂を流している。したがって、溶融樹脂
が金型内で冷却されて固化する際、その流れ方向での溶
融樹脂の収縮が、X軸方向およびY方向において異なる
ことがない。その結果、X軸方向およびY軸方向での光
(レーザビーム)に対する焦点位置を実質的に一致させ
ることが可能となり、製造されたプラスチックモールド
レンズの非点収差を小さくすることが可能となる。ま
た、残留応力による偏光特性も回転対称となるため、使
用し易くなる。
【0020】尚、金型内を流す溶融樹脂を外周側端部ま
で容易に到達させるために、図1(a)の破線で示され
るように、ゲートの側面15に複数の湯だまり17を設
けても良い。
【0021】図2を参照して、本発明の第2の実施の形
態に係るプラスチックモールドレンズの製造方法につい
て説明する。図2において、(a)は金型の内壁の形状
を示す平面図、(b)は金型の内壁の形状を示す側面図
である。尚、この製造方法で製造されるプラスチックモ
ールドレンズも、光ピックアップ用の対物レンズとして
用いられるものである。また、製造すべきプラスチック
モールドレンズは、上記第1の実施の形態と同様に、中
心線(中心軸)CLの回りに特定形状の平面図形を1回
転してできる回転体の形状をしている。
【0022】本実施の形態では、金型の一面(前面)1
3と対向する他面(背面)19に、溶融樹脂の流れを整
流にするたの円錐形状をした整流部分21を設けている
点を除いて、図1に示したものと同様の構成をしてい
る。
【0023】このような整流部分21を設けることによ
って、金型内の溶融樹脂の流れを整流にすることが可能
となる。本実施の形態におけるプラスチックモールドレ
ンズの製造方法は、前述した第1の実施の形態と同様で
あるので、その説明を省略する。
【0024】本実施の形態でも、上記第1の実施の形態
と同様に、製造されたプラスチックモールドレンズの非
点収差を小さくすることが可能となる。また、残留応力
による偏光特性も回転対称となるため、使用し易くな
る。
【0025】図3を参照して、本発明の第3の実施の形
態に係るプラスチックモールドレンズの製造方法につい
て説明する。図3において、(a)は金型の内壁の形状
を示す平面図、(b)は金型の内壁の形状を示す側面図
である。尚、この製造方法で製造されるプラスチックモ
ールドレンズも、光ピックアップ用の対物レンズとして
用いられるものである。また、製造すべきプラスチック
モールドレンズは、上記第1の実施の形態と同様に、中
心線(中心軸)CLの回りに特定形状の平面図形を1回
転してできる回転体の形状をしている。
【0026】本実施の形態では、図3(a)、(b)に
示されるように、プラスチックモールドレンズを製造す
るために使用する金型には、その前面13および背面1
9に2つのゲート11が、中心線CL上に配置されてい
る。
【0027】次に、図3(a)、(b)を参照して、射
出成形によりプラスチックモールドレンズを製造する方
法を説明する。中心線CLに対して回転対称となる位置
に金型に設けられた2つのゲート11から溶融樹脂を金
型内に注入する。それにより、金型内で注入された溶融
樹脂は、図3(a)に矢印で示す様に、中心線CLに対
して回転対称となるように流れる。そして、金型内の溶
融樹脂を冷却して固化することによってプラスチックモ
ールドレンズを製造する。
【0028】すなわち、本実施の形態では、金型の中央
部に2つのゲート11を作って射出成形することによ
り、プラスチックモールドレンズを製造している。
【0029】上述したように、本実施の形態によるプラ
スチックモールドレンズの製造方法でも、上記第1の実
施の形態の場合と同様に、図3(a)の矢印で示される
ように、金型内で中心線CLに対して回転対称に溶融樹
脂を流している。したがって、溶融樹脂が金型内で冷却
されて固化する際、その流れ方向での溶融樹脂の収縮
が、X軸方向およびY方向において異なることがない。
その結果、X軸方向およびY軸方向での光(レーザビー
ム)に対する焦点位置を実質的に一致させることが可能
となり、製造されたプラスチックモールドレンズの非点
収差を小さくすることが可能となる。また、残留応力に
よる偏光特性も回転対称となるため、使用し易くなる。
【0030】図4を参照して、本発明の第4の実施の形
態に係るプラスチックモールドレンズの製造方法につい
て説明する。図4において、(a)は金型の内壁の形状
を示す平面図、(b)は金型の内壁の形状を示す側面図
である。尚、この製造方法で製造されるプラスチックモ
ールドレンズも、光ピックアップ用の対物レンズとして
用いられるものである。また、製造すべきプラスチック
モールドレンズは、上記第1の実施の形態と同様に、中
心線(中心軸)CLの回りに特定形状の平面図形を1回
転してできる回転体の形状をしている。
【0031】本実施の形態では、図4(a)に示される
ように、プラスチックモールドレンズを製造するために
使用する金型には、その側面15に3つのゲート11が
中心線CLに対して120°の等角度間隔で配置されて
いている。
【0032】次に、図4(a)、(b)を参照して、射
出成形によりプラスチックモールドレンズを製造する方
法を説明する。中心線CLに対して回転対称となる位置
に金型に設けられた3つのゲート11から溶融樹脂を金
型内に注入する。それにより、金型内で注入された溶融
樹脂は、図4(a)に矢印で示す様に、中心線CLに対
して回転対称となるように流れる。そして、金型内の溶
融樹脂を冷却して固化することによってプラスチックモ
ールドレンズを製造する。
【0033】すなわち、本実施の形態では、金型の横方
向に3つのゲート11を作って射出成形することによ
り、プラスチックモールドレンズを製造している。
【0034】上述したように、本実施の形態によるプラ
スチックモールドレンズの製造方法でも、上記第1の実
施の形態の場合と同様に、図4(a)の矢印で示される
ように、金型内で中心線CLに対して回転対称に溶融樹
脂を流している。したがって、溶融樹脂が金型内で冷却
されて固化する際、その流れ方向での溶融樹脂の収縮
が、X軸方向およびY方向において異なることがない。
その結果、X軸方向およびY軸方向での光(レーザビー
ム)に対する焦点位置を実質的に一致させることが可能
となり、製造されたプラスチックモールドレンズの非点
収差を小さくすることが可能となる。また、残留応力に
よる偏光特性も回転対称となるため、使用し易くなる。
【0035】図5を参照して、本発明の第5の実施の形
態に係るプラスチックモールドレンズの製造方法につい
て説明する。図5において、(a)は金型の内壁の形状
を示す平面図、(b)は金型の内壁の形状を示す側面図
である。尚、この製造方法で製造されるプラスチックモ
ールドレンズも、光ピックアップ用の対物レンズとして
用いられるものである。また、製造すべきプラスチック
モールドレンズは、上記第1の実施の形態と同様に、中
心線(中心軸)CLの回りに特定形状の平面図形を1回
転してできる回転体の形状をしている。
【0036】本実施の形態では、図5(a)に示される
ように、プラスチックモールドレンズを製造するために
使用する金型には、その側面15に4つのゲート11が
中心線CLに対して90°の等角度間隔で配置されてい
ている。
【0037】次に、図5(a)、(b)を参照して、射
出成形によりプラスチックモールドレンズを製造する方
法を説明する。中心線CLに対して回転対称となる位置
に金型に設けられた4つのゲート11から溶融樹脂を金
型内に注入する。それにより、金型内で注入された溶融
樹脂は、図5(a)に矢印で示す様に、中心線CLに対
して回転対称となるように流れる。そして、金型内の溶
融樹脂を冷却して固化することによってプラスチックモ
ールドレンズを製造する。
【0038】すなわち、本実施の形態では、金型の横方
向に4つのゲート11を作って射出成形することによ
り、プラスチックモールドレンズを製造している。
【0039】上述したように、本実施の形態によるプラ
スチックモールドレンズの製造方法でも、上記第1の実
施の形態の場合と同様に、図5(a)の矢印で示される
ように、金型内で中心線CLに対して回転対称に溶融樹
脂を流している。したがって、溶融樹脂が金型内で冷却
されて固化する際、その流れ方向での溶融樹脂の収縮
が、X軸方向およびY方向において異なることがない。
その結果、X軸方向およびY軸方向での光(レーザビー
ム)に対する焦点位置を実質的に一致させることが可能
となり、製造されたプラスチックモールドレンズの非点
収差を小さくすることが可能となる。また、残留応力に
よる偏光特性も回転対称となるため、使用し易くなる。
【0040】尚、本発明は、上述した実施の形態に限定
されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更
が可能なのはいうまでもない。例えば、上記実施の形態
では、ゲートを金型の側面に設ける場合の例として、3
つおよび4つのゲートを設ける場合についてのみ図示し
て説明しているが、中心線に対して対称であれば、5つ
以上のゲートを側面に設けても良いのは勿論である。と
にかく、中心線に対して回転対称となる位置に金型に設
けられた少なくも1つのゲートから溶融樹脂を金型内に
注入できるような構造であれば、上述した実施の形態に
限定されない。さらに、一面(前面)と対向した他面
(背面)に設けられる整流部分の形状も円錐形状のもの
に限定しないのは勿論である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、中心
線に対して回転対称となる位置に金型に設けられた少な
くも1つのゲートから溶融樹脂を金型内に注入し、この
金型内で注入された溶融樹脂を中心線に対して回転対称
となるように流し、金型内の溶融樹脂を冷却して固化す
ることによってプラスチックモールドレンズを製造して
いるので、製造されたプラスチックモールドレンズの非
点収差を小さくすることが可能となる。また、残留応力
による偏光特性も回転対称となるため、使用し易くなる
という利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るプラスチック
モールドレンズの製造方法を説明するための図で、
(a)は製造すべきプラスチックモールドレンズ用金型
の内壁の形状を示す平面図、(b)はその金型の内壁の
形状を示す側面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係るプラスチック
モールドレンズの製造方法を説明するための図で、
(a)は製造すべきプラスチックモールドレンズ用金型
の内壁の形状を示す平面図、(b)はその金型の内壁の
形状を示す側面図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係るプラスチック
モールドレンズの製造方法を説明するための図で、
(a)はその金型の内壁の形状を示す平面図、(b)は
金型の内壁の形状を示す側面図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係るプラスチック
モールドレンズの製造方法を説明するための図で、
(a)は製造すべきプラスチックモールドレンズ用金型
の内壁の形状を示す平面図、(b)はその金型の内壁の
形状を示す側面図である。
【図5】本発明の第5の実施の形態に係るプラスチック
モールドレンズの製造方法を説明するための図で、
(a)は製造すべきプラスチックモールドレンズ用金型
の内壁の形状を示す平面図、(b)はその金型の内壁の
形状を示す側面図である。
【図6】従来のプラスチックモールドレンズの製造方法
を説明するための図で、(a)は製造すべきプラスチッ
クモールドレンズ用金型の内壁の形状を示す平面図、
(b)はその金型の内壁の形状を示す側面図である。
【符号の説明】
11 ゲート 13 一面(前面) 15 側面 17 湯だまり 19 他面(背面) 21 円錐形状をした整流部分

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形によりプラスチックモールドレ
    ンズを製造する方法において、 中心線に対して回転対称となる位置に金型に設けられた
    少なくも1つのゲートから溶融樹脂を前記金型内に注入
    し、 該金型内で前記注入された溶融樹脂を前記中心線に対し
    て回転対称となるように流し、 前記金型内の前記溶融樹脂を冷却して固化することによ
    って前記プラスチックモールドレンズを製造する、こと
    を特徴とするプラスチックモールドレンズの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記ゲートは1つあり、該1つのゲート
    が、前記金型の一面に前記中心線上に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプラスチックモール
    ドレンズの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記金型の前記一面と対向する他面に、
    前記溶融樹脂の流れを整流にする整流部分を設けた、こ
    とを特徴とする請求項2に記載のプラスチックモールド
    レンズの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記整流部分が円錐形状をしている、こ
    とを特徴とする請求項3に記載のプラスチックモールド
    レンズの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記ゲートの側面に複数の湯だまりが設
    けられている、ことを特徴とする請求項1乃至4のいず
    れか1つに記載のプラスチックモールドレンズの製造方
    法。
  6. 【請求項6】 前記ゲートは2つあり、該2つのゲート
    が、前記金型の前面および背面に前記中心線上に配置さ
    れている、ことを特徴とする請求項1に記載のプラスチ
    ックモールドレンズの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記ゲートは少なくとも3つあり、該少
    なくとも3つのゲートが、前記金型の側面に前記中心線
    に対して等角度間隔で配置されている、ことを特徴とす
    る請求項1に記載のプラスチックモールドレンズの製造
    方法。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか1つに記載の
    製造方法により製造されたプラスチックモールドレン
    ズ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003043349A (ja) * 2001-08-03 2003-02-13 Konica Corp 光ピックアップレンズ
CN105377525A (zh) * 2013-09-24 2016-03-02 奥林巴斯株式会社 注射成型方法和注射成型模具
WO2016132913A1 (ja) * 2015-02-16 2016-08-25 コニカミノルタ株式会社 光学素子及び光学素子の製造方法

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