JP2001150204A - Nc工作機械における心押台駆動装置 - Google Patents

Nc工作機械における心押台駆動装置

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JP2001150204A
JP2001150204A JP33434599A JP33434599A JP2001150204A JP 2001150204 A JP2001150204 A JP 2001150204A JP 33434599 A JP33434599 A JP 33434599A JP 33434599 A JP33434599 A JP 33434599A JP 2001150204 A JP2001150204 A JP 2001150204A
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JP
Japan
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gear
tailstock
spindle
main shaft
tail stock
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JP33434599A
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English (en)
Inventor
Junji Ogawa
淳二 小川
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Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Corp
Okuma Machinery Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 心押台を移動させるための専用サーボモータ
を不要にする。 【解決手段】 主軸台と主軸台に対向して主軸1軸線方
向に移動可能に設けられた心押台2とを備えたNC旋盤
において、心押台2を主軸1軸線方向に移動させる駆動
装置である。主軸1と心押台2との間に、主軸1の回転
力を心押台2に伝達遮断可能に伝えて、心押台2を主軸
1軸線方向に移動させる動力伝達手段を備えている。動
力伝達手段は、主軸1の周囲に固定状に設けられた第1
の歯車3と、主軸1軸線方向にのびるボールねじ軸4
と、ボールねじ軸4の主軸1側端部の周囲に固定状に設
けられた第2の歯車5と、第2の歯車2と噛み合いかつ
主軸1軸線方向に移動することにより第1の歯車3と係
脱自在となされた第3の歯車8と、ボールねじ軸4の心
押台2側の端部に複数の循環ボールを介してねじはめら
れかつ心押台2に固定されたボールナット6とよりな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、NC工作機械に
おける心押台駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、NC工作機械、たとえばNC旋盤
における自走式心押台はクランプ機構を有する心押台本
体を備えており、主軸軸線方向にのびるボールねじ軸
と、ボールねじ軸にねじはめられかつ心押台に固定され
たボールナットと、ボールねじ軸をその軸線の周りに回
転させるサーボモータと、サーボモータの位置検出装置
とを備えた駆動装置により主軸軸線方向に移動させられ
るようになっている。
【0003】心押台の主軸軸線方向の移動は、主軸の回
転停止時に行われるのが通常であり、これとは逆に主軸
回転時には心押台はクランプ機構によってベッドに固定
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のNC
旋盤では、心押台移動用の専用サーボモータを用意しな
ければならず、コストが高くなるという問題がある。ま
た、心押台移動用のサーボモータを設置するためのスペ
ースが必要になるという問題がある。
【0005】この発明の目的は、上記問題を解決し、心
押台を移動させるための専用サーボモータを必要としな
いNC工作機械における心押台駆動装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段と発明の効果】この発明に
よるNC工作機械における心押台駆動装置は、主軸台と
主軸台に対向して主軸軸線方向に移動可能に設けられた
心押台とを備えたNC工作機械において、心押台を主軸
軸線方向に移動させる駆動装置であって、主軸と心押台
との間に、主軸の回転力を心押台に伝達遮断可能に伝え
て、心押台を主軸軸線方向に移動させる動力伝達手段を
備えているものである。
【0007】この発明の心押台駆動装置によれば、動力
伝達手段により、主軸台に支持された主軸の回転力を心
押台に伝えて心押台を主軸軸線方向に移動させることが
できる。したがって、主軸の回転駆動手段を用いて心押
台を主軸軸線方向に移動させることができ、心押台を移
動させるための専用のサーボモータが不要になってコス
トが安くなるとともに、サーボモータ設置のための余分
なスペースが不要になる。
【0008】この発明のNC工作機械における心押台駆
動装置において、動力伝達手段が、主軸の周囲に固定状
に設けられた第1の歯車と、主軸軸線方向にのびるねじ
軸と、ねじ軸の主軸側端部の周囲に固定状に設けられた
第2の歯車と、主軸軸線方向に移動することにより第1
の歯車および第2の歯車のうちの一方と常時噛み合った
状態で同他方と係脱自在となされた第3の歯車と、ねじ
軸の心押台側の端部にねじはめられかつ心押台に固定さ
れたナットとよりなることがある。この場合、心押台の
主軸軸線方向の移動時には、主軸を停止させた状態で、
第1の歯車および第2の歯車のうちの一方と噛み合って
いる第3の歯車を主軸軸線方向に移動させ、同他方に噛
み合わせる。そして、主軸を回転させると、主軸の回転
力が3つの歯車を介してねじ軸に伝えられ、ねじ軸が回
転させられることによってナットがねじ軸の軸方向に移
動し、その結果心押台が主軸軸線方向に移動させられ
る。また、ワークの加工時には、所要位置に移動させら
れた心押台をクランプ機構によりベッドに固定し、さら
に第3の歯車を主軸軸線方向に移動させることにより、
第1の歯車および第2の歯車のうちの一方との噛み合い
状態を保ったまま同他方との噛み合いを解除する。これ
により、主軸の回転力は心押台に伝えられることはなく
なる。
【0009】
【発明の実施形態】以下、この発明の実施形態を、図面
を参照して説明する。なお、以下の説明において、図1
の上下、左右をそれぞれ上下、左右というものとする。
【0010】図1はこの発明による心押台駆動装置を備
えたNC旋盤の主要部の構成を示し、図2はその要部の
構成を示す。
【0011】図1および図2において、NC旋盤は、図
示しない主軸台に支持された主軸(1)と、主軸台に対向
して主軸(1)軸線方向(左右方向)に移動可能に設けら
れた心押台(2)とを備えている。主軸(1)の周囲に第1の
歯車(3)が固定状に設けられている。
【0012】主軸(1)および心押台(2)の下方に、左右方
向にのびるボールねじ軸(4)が回転自在に配されてい
る。ボールねじ軸(4)の左端寄りの部分の周囲に第2の
歯車(5)が固定状に設けられている。また、ボールねじ
軸(4)の右端寄りの部分に複数の循環ボール(図示略)
を介してボールナット(6)がねじはめられている。ボー
ルナット(6)は心押台(2)に固定されている。また、ボー
ルねじ軸(4)の左端に、ボールねじ軸(4)の回転数を検出
する検出器(7)が配置されている。
【0013】第1の歯車(3)と第2の歯車(5)との間に、
常に第2の歯車(5)と噛み合う第3の歯車(8)が回転自在
に配されている。第3の歯車(8)は、ピストンロッド(9)
が右方を向いた流体圧シリンダ(10)におけるピストンロ
ッド(9)の先端に一体に形成されており、流体圧シリン
ダ(10)の作動により左右方向に移動するようになってい
る。ここで、第2の歯車(5)の位置および軸線方向の長
さは、流体圧シリンダ(10)のピストンロッド(9)の進退
により第3の歯車(8)が移動したさいに、第2の歯車(5)
と第3の歯車(8)との噛み合いが解除されないようなも
のとなされている。また、第1の歯車(3)の位置および
軸線方向の長さは、流体圧シリンダ(10)のピストンロッ
ド(9)が退入したさいに第3の歯車(8)と第1の歯車(3)
との噛み合いが解除されるとともに、ピストンロッド
(9)が進出したさいに第3の歯車(8)と第1の歯車(3)と
が噛み合うようなものとなされている。
【0014】上記構成のNC旋盤において、ワークの加
工時には流体圧シリンダ(10)のピストンロッド(9)は退
入させられており、第3の歯車(8)と第1の歯車(3)との
噛み合いは解除されている。したがって、主軸(1)の回
転力はボールねじ軸(4)に伝えられることはない。な
お、第3の歯車(8)と第2の歯車(5)とは噛み合ってい
る。ワークの加工を停止して心押台(2)を左右方向に移
動させるさいには、主軸(1)の回転を停止させた状態
で、流体圧シリンダ(10)のピストンロッド(9)を進出さ
せることにより、第2の歯車(5)と噛み合っている第3
の歯車(8)を右方に移動させて第1の歯車(3)に噛み合わ
せる。この状態で主軸(1)を回転させると、主軸(1)の回
転力が3つの歯車(3)(8)(5)を介してボールねじ軸(4)に
伝えられ、ボールねじ軸(4)が回転させられることによ
ってボールナット(6)がボールねじ軸(4)の軸方向に移動
し、その結果心押台(2)が左右方向に移動させられる。
そして、検出器(7)によりボールねじ軸(4)の回転数が検
出され、これに基づいて心押台(2)の主軸(1)軸線方向の
位置が検出される。
【0015】上記実施形態においては、心押台(2)の主
軸(1)軸線方向の位置は、検出器(7)により検出されたボ
ールねじ軸(4)の回転数に基づいて検出されるようにな
っているが、これに代えて主軸(1)の回転数を検出する
ためにNC旋盤に備えられているパルスジェネレータに
より検出された主軸(1)の回転数に基づいて検出される
ようになっていてもよい。
【0016】また、上記実施形態において、第3の歯車
(8)は、流体圧シリンダ(10)により左右方向に移動させ
られるようになっているが、モータと送りねじなどの流
体圧シリンダ以外のものによって左右方向に移動させら
れるようになっていてもよい。さらに、上記実施形態に
おいて、主軸(1)の回転力を心押台(2)に伝える動力伝達
手段が、ボールねじ軸(4)とボールナット(6)との組合せ
を含んでいるが、通常のねじ軸とナットとの組合せを含
んでいてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による心押台(2)駆動装置を備えたN
C旋盤の主要部の構成を概略的に示す正面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【符号の説明】
(1):主軸 (2):心押台 (3):第1の歯車 (4):ボールねじ軸 (5):第2の歯車 (6):ボールねじ軸 (8):第3の歯車

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸台と主軸台に対向して主軸軸線方向
    に移動可能に設けられた心押台とを備えたNC工作機械
    において、心押台を主軸軸線方向に移動させる駆動装置
    であって、主軸と心押台との間に、主軸の回転力を心押
    台に伝達遮断可能に伝えて、心押台を主軸軸線方向に移
    動させる動力伝達手段を備えているNC工作機械におけ
    る心押台駆動装置。
  2. 【請求項2】 動力伝達手段が、主軸の周囲に固定状に
    設けられた第1の歯車と、主軸軸線方向にのびるねじ軸
    と、ねじ軸の主軸側端部の周囲に固定状に設けられた第
    2の歯車と、主軸軸線方向に移動することにより第1の
    歯車および第2の歯車のうちの一方と常時噛み合った状
    態で同他方と係脱自在となされた第3の歯車と、ねじ軸
    の心押台側の端部にねじはめられかつ心押台に固定され
    たナットとよりなる請求項1のNC工作機械における心
    押台駆動装置。
JP33434599A 1999-11-25 1999-11-25 Nc工作機械における心押台駆動装置 Withdrawn JP2001150204A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005335026A (ja) * 2004-05-28 2005-12-08 Murata Mach Ltd テイルストック付き旋盤
KR101237219B1 (ko) 2010-07-12 2013-02-26 현대중공업 주식회사 선반용 심압대 자동구동장치

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Effective date: 20070206