JP2001150128A - はんだ付け装置 - Google Patents
はんだ付け装置Info
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- JP2001150128A JP2001150128A JP33324599A JP33324599A JP2001150128A JP 2001150128 A JP2001150128 A JP 2001150128A JP 33324599 A JP33324599 A JP 33324599A JP 33324599 A JP33324599 A JP 33324599A JP 2001150128 A JP2001150128 A JP 2001150128A
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- Japan
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- soldering apparatus
- network
- soldering
- main body
- management
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- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 はんだ付け装置の低コストで高度な管理を実
現する。 【解決手段】 リフロー式のはんだ付け装置10に、イン
ターネット及びイントラネットのLANに接続した制御
コントローラ15を接続する。制御コントローラ15は、W
WWサーバ機能、メールサーバ機能、及びFTPサイト
機能を有する。インターネットあるいはイントラネット
に接続した管理用パソコンPCのブラウザソフトにより、
はんだ付け装置10の状態を管理できる。管理用パソコン
PCから送信した電子メールあるいはFTPのデータによ
り、はんだ付け装置10の動作を制御する。はんだ付け装
置10に障害が生じた時には、制御コントローラ15は、所
定のインターネットアドレスに電子メールを送信する。
現する。 【解決手段】 リフロー式のはんだ付け装置10に、イン
ターネット及びイントラネットのLANに接続した制御
コントローラ15を接続する。制御コントローラ15は、W
WWサーバ機能、メールサーバ機能、及びFTPサイト
機能を有する。インターネットあるいはイントラネット
に接続した管理用パソコンPCのブラウザソフトにより、
はんだ付け装置10の状態を管理できる。管理用パソコン
PCから送信した電子メールあるいはFTPのデータによ
り、はんだ付け装置10の動作を制御する。はんだ付け装
置10に障害が生じた時には、制御コントローラ15は、所
定のインターネットアドレスに電子メールを送信する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管理手段を備えた
はんだ付け装置に関する。
はんだ付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータを用いて動作状況の
管理などを行うリフローはんだ付け装置が知られてい
る。そして、この構成では、リフローはんだ付け装置に
設けた制御コントローラと外部のコンピュータとが、い
わゆるRS-232C規格などのシリアルケーブルで接続され
ている。また、コンピュータは、パーソナルコンピュー
タ、いわゆるパソコンで、インストールされた専用の接
続用のソフトウェアを実行することにより、動作状態の
管理を行っている。
管理などを行うリフローはんだ付け装置が知られてい
る。そして、この構成では、リフローはんだ付け装置に
設けた制御コントローラと外部のコンピュータとが、い
わゆるRS-232C規格などのシリアルケーブルで接続され
ている。また、コンピュータは、パーソナルコンピュー
タ、いわゆるパソコンで、インストールされた専用の接
続用のソフトウェアを実行することにより、動作状態の
管理を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
RS-232C規格自体の制約により、ケーブル長が15m以内に
制約されるため、管理用のパソコンをリフローはんだ付
け装置の制御コントローラから15m以上離して設置する
ことができない。また、管理用のパソコンには、それぞ
れ専用のソフトウェアをインストールする必要があり、
ソフトウェアのインストール及び保守が煩雑になる。さ
らに、管理用のパソコンは直接に制御コントローラに接
続されるため、制御コントローラに接続できるパソコ
ン、すなわち管理を実行可能な端末の数は、制御コント
ローラのRS-232Cポートの数に応じて1台または若干台
に制約される。さらに、制御コントローラにパソコンを
複数台接続するためには、ソフトウェア上での対応が必
要になるとともに、送受信データの取りこぼしの発生の
可能性が高まる。また、ソフトウェアは、専用のソフト
ウェアであるため、インストールする対象のパソコンの
OS(オペレーティングシステム)が異なると使用でき
ず、別個のOSを用いる場合には、各OSへの移植作業
が必要になる。一方、管理に使用するパソコン側も、1
台の制御コントローラに接続するために、1個のRS-232
Cポートが占有されるため、同時に管理できるリフロー
はんだ付け装置の台数が制限される。そこで、1台のパ
ソコンで生産ラインの一括管理を行おうとしても、実際
には、複数のパソコンを用いるか、1台のパソコンの場
所を移動しつつケーブルを繋ぎ替えて使用する必要があ
り、コストや手間がかかる問題を有している。
RS-232C規格自体の制約により、ケーブル長が15m以内に
制約されるため、管理用のパソコンをリフローはんだ付
け装置の制御コントローラから15m以上離して設置する
ことができない。また、管理用のパソコンには、それぞ
れ専用のソフトウェアをインストールする必要があり、
ソフトウェアのインストール及び保守が煩雑になる。さ
らに、管理用のパソコンは直接に制御コントローラに接
続されるため、制御コントローラに接続できるパソコ
ン、すなわち管理を実行可能な端末の数は、制御コント
ローラのRS-232Cポートの数に応じて1台または若干台
に制約される。さらに、制御コントローラにパソコンを
複数台接続するためには、ソフトウェア上での対応が必
要になるとともに、送受信データの取りこぼしの発生の
可能性が高まる。また、ソフトウェアは、専用のソフト
ウェアであるため、インストールする対象のパソコンの
OS(オペレーティングシステム)が異なると使用でき
ず、別個のOSを用いる場合には、各OSへの移植作業
が必要になる。一方、管理に使用するパソコン側も、1
台の制御コントローラに接続するために、1個のRS-232
Cポートが占有されるため、同時に管理できるリフロー
はんだ付け装置の台数が制限される。そこで、1台のパ
ソコンで生産ラインの一括管理を行おうとしても、実際
には、複数のパソコンを用いるか、1台のパソコンの場
所を移動しつつケーブルを繋ぎ替えて使用する必要があ
り、コストや手間がかかる問題を有している。
【0004】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、低コストで高度な管理が可能なはんだ付け装置を
提供することを目的とする。
ので、低コストで高度な管理が可能なはんだ付け装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のはんだ付
け装置は、はんだ付け装置本体と、このはんだ付け装置
本体の動作状態を測定する測定手段と、ネットワークに
接続され、この測定手段の測定結果を処理し、インター
ネット用ブラウザで閲覧可能なデータに変換して前記ネ
ットワークに公開するワールドワイドウェブサーバ機能
を備えた管理手段とを具備したものである。
け装置は、はんだ付け装置本体と、このはんだ付け装置
本体の動作状態を測定する測定手段と、ネットワークに
接続され、この測定手段の測定結果を処理し、インター
ネット用ブラウザで閲覧可能なデータに変換して前記ネ
ットワークに公開するワールドワイドウェブサーバ機能
を備えた管理手段とを具備したものである。
【0006】そして、この構成では、はんだ付け装置本
体の動作状態がワールドワイドウェブ(WWW)サーバ
によりネットワークに公開されるので、汎用的に使用さ
れるインターネット用ブラウザであるワールドワイドウ
ェブブラウザのソフトウェアをインストールしたパーソ
ナルコンピュータなど用いて、単数あるいは複数のはん
だ付け装置本体を、はんだ付け装置本体から離れた単数
あるいは複数の場所で同時に管理が可能になり、低コス
トで高度な管理が可能になる。
体の動作状態がワールドワイドウェブ(WWW)サーバ
によりネットワークに公開されるので、汎用的に使用さ
れるインターネット用ブラウザであるワールドワイドウ
ェブブラウザのソフトウェアをインストールしたパーソ
ナルコンピュータなど用いて、単数あるいは複数のはん
だ付け装置本体を、はんだ付け装置本体から離れた単数
あるいは複数の場所で同時に管理が可能になり、低コス
トで高度な管理が可能になる。
【0007】請求項2記載のはんだ付け装置は、請求項
1記載のはんだ付け装置において、はんだ付け装置本体
は、炉体、搬送手段、及び加熱手段を備えたリフロー装
置を備え、管理手段は、前記搬送手段の動作状態、前記
加熱手段の動作状態、及び前記炉体内の温度をネットワ
ークに公開するものである。
1記載のはんだ付け装置において、はんだ付け装置本体
は、炉体、搬送手段、及び加熱手段を備えたリフロー装
置を備え、管理手段は、前記搬送手段の動作状態、前記
加熱手段の動作状態、及び前記炉体内の温度をネットワ
ークに公開するものである。
【0008】そして、この構成では、リフロー装置の動
作状態、障害の状態などについて、低コストで高度な管
理が可能になる。
作状態、障害の状態などについて、低コストで高度な管
理が可能になる。
【0009】請求項3記載のはんだ付け装置は、請求項
1または2記載のはんだ付け装置において、管理手段
は、インターネット用ブラウザで閲覧可能なデータを所
定間隔で更新するものである。
1または2記載のはんだ付け装置において、管理手段
は、インターネット用ブラウザで閲覧可能なデータを所
定間隔で更新するものである。
【0010】そして、この構成では、比較的短い間隔で
閲覧可能なデータを更新することにより、現状の即時的
な管理が可能になる。
閲覧可能なデータを更新することにより、現状の即時的
な管理が可能になる。
【0011】請求項4記載のはんだ付け装置は、はんだ
付け装置本体と、このはんだ付け装置本体の動作状態を
測定する測定手段と、このはんだ付け装置本体の動作状
態を変化させる制御手段と、ネットワークに接続され、
前記測定手段の測定結果を処理し、必要に応じて前記ネ
ットワークに電子メールを送出するとともに、前記ネッ
トワークから電子メールを受信し、受信した電子メール
に基づき前記制御手段を動作させるメールサーバ機能を
備えた管理手段とを具備したものである。
付け装置本体と、このはんだ付け装置本体の動作状態を
測定する測定手段と、このはんだ付け装置本体の動作状
態を変化させる制御手段と、ネットワークに接続され、
前記測定手段の測定結果を処理し、必要に応じて前記ネ
ットワークに電子メールを送出するとともに、前記ネッ
トワークから電子メールを受信し、受信した電子メール
に基づき前記制御手段を動作させるメールサーバ機能を
備えた管理手段とを具備したものである。
【0012】そして、この構成では、ネットワークを介
して特定の文字列などを記録した電子メールを受信する
ことにより、はんだ付け装置本体を運転動作させること
が可能になる。さらに、はんだ付け装置本体の運転状態
を電子メールの送信元のアドレスに返信し、あるいは、
障害の発生時に所定のアドレスに電子メールを送出する
ことが可能になる。このようにして、汎用的に使用され
る電子メール用のソフトウェアをインストールしたパー
ソナルコンピュータなど用いて、単数あるいは複数のは
んだ付け装置本体を、はんだ付け装置本体から離れた単
数あるいは複数の場所で同時に運用及び管理が可能にな
り、低コストで高度な運用及び管理が可能になる。
して特定の文字列などを記録した電子メールを受信する
ことにより、はんだ付け装置本体を運転動作させること
が可能になる。さらに、はんだ付け装置本体の運転状態
を電子メールの送信元のアドレスに返信し、あるいは、
障害の発生時に所定のアドレスに電子メールを送出する
ことが可能になる。このようにして、汎用的に使用され
る電子メール用のソフトウェアをインストールしたパー
ソナルコンピュータなど用いて、単数あるいは複数のは
んだ付け装置本体を、はんだ付け装置本体から離れた単
数あるいは複数の場所で同時に運用及び管理が可能にな
り、低コストで高度な運用及び管理が可能になる。
【0013】請求項5記載のはんだ付け装置は、はんだ
付け装置本体と、このはんだ付け装置本体の動作状態を
測定する測定手段と、このはんだ付け装置本体の動作状
態を変化させる制御手段と、ネットワークに接続され、
このネットワークからファイルトランスファプロトコル
(FTP)でデータを送受信するFTPサイト機能を備
えた管理手段とを具備したものである。
付け装置本体と、このはんだ付け装置本体の動作状態を
測定する測定手段と、このはんだ付け装置本体の動作状
態を変化させる制御手段と、ネットワークに接続され、
このネットワークからファイルトランスファプロトコル
(FTP)でデータを送受信するFTPサイト機能を備
えた管理手段とを具備したものである。
【0014】そして、この構成では、ネットワークを介
して、ファイルトランスファプロトコルでデータを送受
信することにより、はんだ付け装置本体を運転動作する
プログラムの書換やはんだ付け装置本体の運転状態の確
認が遠隔地から可能になる。そこで、ファイルトランス
ファプロトコルのデータを送受信するソフトウェアなど
をインストールしたパーソナルコンピュータなど用い
て、単数あるいは複数のはんだ付け装置本体をこれらは
んだ付け装置本体から離れた単数あるいは複数の場所で
同時に運用及び管理が可能になり、高度な運用及び管理
が可能になる。
して、ファイルトランスファプロトコルでデータを送受
信することにより、はんだ付け装置本体を運転動作する
プログラムの書換やはんだ付け装置本体の運転状態の確
認が遠隔地から可能になる。そこで、ファイルトランス
ファプロトコルのデータを送受信するソフトウェアなど
をインストールしたパーソナルコンピュータなど用い
て、単数あるいは複数のはんだ付け装置本体をこれらは
んだ付け装置本体から離れた単数あるいは複数の場所で
同時に運用及び管理が可能になり、高度な運用及び管理
が可能になる。
【0015】請求項6記載のはんだ付け装置は、請求項
1ないし5いずれか記載のはんだ付け装置において、ネ
ットワークは、インターネットプロトコルに基づくイン
ターネットであるものである。
1ないし5いずれか記載のはんだ付け装置において、ネ
ットワークは、インターネットプロトコルに基づくイン
ターネットであるものである。
【0016】そして、この構成では、ネットワークとし
て、インターネットを用いることにより、通信に要する
コストが削減される。
て、インターネットを用いることにより、通信に要する
コストが削減される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明のはんだ付け装置の
一実施の形態を図面を参照して説明する。
一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0018】図1において、10ははんだ付け装置で、こ
のはんだ付け装置10は、リフローはんだ付け装置であ
り、はんだ付け装置本体11、制御手段としてのリフロー
装置制御手段12、測定手段としての温度制御部14、及び
管理手段としての制御コントローラ15を備えている。
のはんだ付け装置10は、リフローはんだ付け装置であ
り、はんだ付け装置本体11、制御手段としてのリフロー
装置制御手段12、測定手段としての温度制御部14、及び
管理手段としての制御コントローラ15を備えている。
【0019】そして、はんだ付け装置本体11は、制御手
段12と、図2に示すリフロー装置20とを備え、このリフ
ロー装置20は、内部に例えば不活性雰囲気である窒素N
2 あるいは空気を充填したほぼ気密の筐体21を備えてい
る。また、この筐体21には、一端部に、図1に示すよう
にはんだであるソルダーペーストを介して表面実装部品
Cを搭載したプリント回路基板BなどのワークWが搬入
される搬入口22が形成され、他端部に、このワークWが
搬出される搬出口23が設けられているとともに、底部に
は、設置用の脚25及び移動用のキャスタ26が取り付けら
れている。さらに、筐体21の搬入口22と搬出口23との間
には、搬送手段としての搬送用コンベア27が配置されて
いる。そして、この搬送用コンベア27は、図示しない無
端状のチェーンを有し、このチェーンに取り付けられた
搬送爪の間にワークWを挟持して、ワークWを搬入口22
から搬出口23に水平に搬送するようになっている。
段12と、図2に示すリフロー装置20とを備え、このリフ
ロー装置20は、内部に例えば不活性雰囲気である窒素N
2 あるいは空気を充填したほぼ気密の筐体21を備えてい
る。また、この筐体21には、一端部に、図1に示すよう
にはんだであるソルダーペーストを介して表面実装部品
Cを搭載したプリント回路基板BなどのワークWが搬入
される搬入口22が形成され、他端部に、このワークWが
搬出される搬出口23が設けられているとともに、底部に
は、設置用の脚25及び移動用のキャスタ26が取り付けら
れている。さらに、筐体21の搬入口22と搬出口23との間
には、搬送手段としての搬送用コンベア27が配置されて
いる。そして、この搬送用コンベア27は、図示しない無
端状のチェーンを有し、このチェーンに取り付けられた
搬送爪の間にワークWを挟持して、ワークWを搬入口22
から搬出口23に水平に搬送するようになっている。
【0020】また、筐体21内には、この搬送用コンベア
27に沿って、2個の炉体28,29が配置され、これら炉体
28,29内に、3個のプリヒート室31,32,33と2個のリ
フロー室34,35とが順次区画形成されている。さらに、
この炉体28,29の下流側には、冷却ファン37が配置され
ている。そして、3個のプリヒート室31,32,33と2個
のリフロー室34,35はそれぞれほぼ同一の構造で、それ
ぞれ、搬送用コンベア27の上下に対称に、それぞれ角筒
状で上下方向に軸方向を有する上部炉体部41及び下部炉
体部42を有している。そして、各炉体部41,42は、送風
路44とこの送風路44の外周に位置する戻り風路45とを設
けた循環風路46を備え、モータ47で回転駆動される送風
手段としてのシロッコファン48により、送風路44から搬
送用コンベア27すなわちワークWに向かい雰囲気が流れ
るようになっている。また、送風路44には、加熱手段51
と、この加熱手段51の下流側に位置する図示しない多数
の透孔を有する整流板とが配置され、さらに、この整流
板の下流側には、輻射パネル53が配置されている。そし
て、加熱手段51は、一対のヒータ、例えば耐熱黒色塗装
を施されW字状に屈曲された一対のシーズヒータを備え
ている。また、輻射パネル53は、例えばアルミニウム製
のパンチングメタルなどにて形成され、熱風透過用の透
孔が多数形成されているとともに、遠赤外線を拡散して
輻射する。
27に沿って、2個の炉体28,29が配置され、これら炉体
28,29内に、3個のプリヒート室31,32,33と2個のリ
フロー室34,35とが順次区画形成されている。さらに、
この炉体28,29の下流側には、冷却ファン37が配置され
ている。そして、3個のプリヒート室31,32,33と2個
のリフロー室34,35はそれぞれほぼ同一の構造で、それ
ぞれ、搬送用コンベア27の上下に対称に、それぞれ角筒
状で上下方向に軸方向を有する上部炉体部41及び下部炉
体部42を有している。そして、各炉体部41,42は、送風
路44とこの送風路44の外周に位置する戻り風路45とを設
けた循環風路46を備え、モータ47で回転駆動される送風
手段としてのシロッコファン48により、送風路44から搬
送用コンベア27すなわちワークWに向かい雰囲気が流れ
るようになっている。また、送風路44には、加熱手段51
と、この加熱手段51の下流側に位置する図示しない多数
の透孔を有する整流板とが配置され、さらに、この整流
板の下流側には、輻射パネル53が配置されている。そし
て、加熱手段51は、一対のヒータ、例えば耐熱黒色塗装
を施されW字状に屈曲された一対のシーズヒータを備え
ている。また、輻射パネル53は、例えばアルミニウム製
のパンチングメタルなどにて形成され、熱風透過用の透
孔が多数形成されているとともに、遠赤外線を拡散して
輻射する。
【0021】また、図1に示すように、はんだ付け装置
10には、温度制御部14が設けられ、各室31,32,33,3
4,35などに設けた温度測定用の熱電対55に接続され、
各室31,32,33,34,35内の温度あるいはワークWの温
度などを測定するとともに、はんだ付け装置本体11の各
室31,32,33,34,35のシロッコファン48及び加熱手段
51などを制御し、所望の温度に調整するようになってい
る。さらに、はんだ付け装置本体11の搬送用コンベア27
などは、CPUなどを備えた制御手段12に接続され、こ
のリフロー装置制御手段12により制御される。
10には、温度制御部14が設けられ、各室31,32,33,3
4,35などに設けた温度測定用の熱電対55に接続され、
各室31,32,33,34,35内の温度あるいはワークWの温
度などを測定するとともに、はんだ付け装置本体11の各
室31,32,33,34,35のシロッコファン48及び加熱手段
51などを制御し、所望の温度に調整するようになってい
る。さらに、はんだ付け装置本体11の搬送用コンベア27
などは、CPUなどを備えた制御手段12に接続され、こ
のリフロー装置制御手段12により制御される。
【0022】さらに、これら制御手段12及び温度制御部
14などは、制御コントローラ15に接続され、この制御コ
ントローラ15にデータを出力するとともに、この制御コ
ントローラ15からデータを入力されて制御され、はんだ
付けを行う。
14などは、制御コントローラ15に接続され、この制御コ
ントローラ15にデータを出力するとともに、この制御コ
ントローラ15からデータを入力されて制御され、はんだ
付けを行う。
【0023】そして、この構成では、各室31,32,33,
34,35の上下の炉体部41,42のシロッコファン48を動作
させ、加熱手段51で加熱し、整流板で整流した熱風を、
送風路44からワークWに向けて送風する。そして、ワー
クWの面で反射された熱風は、自己の炉体部41,42の戻
り風路45が回収されて循環し、隣接する室31,32,33,
34,35の熱風とは混合せず、温度管理を容易に適切にで
きるようになっている。また、加熱手段51の耐熱黒色塗
装を施されたシーズヒータは、直接雰囲気を加熱すると
ともに、遠赤外線を放射して輻射パネル53を加熱し、こ
の輻射パネル53の輻射熱でワークWを均一に加熱するよ
うになっている。また、各室31,32,33,34,35は、そ
れぞれ上下に炉体部41,42を設けており、ワークWの両
面を適宜加熱できるため、プリント回路基板Bの両面に
表面実装部品Cが装着されたワークWも適切に加熱でき
るようになっている。
34,35の上下の炉体部41,42のシロッコファン48を動作
させ、加熱手段51で加熱し、整流板で整流した熱風を、
送風路44からワークWに向けて送風する。そして、ワー
クWの面で反射された熱風は、自己の炉体部41,42の戻
り風路45が回収されて循環し、隣接する室31,32,33,
34,35の熱風とは混合せず、温度管理を容易に適切にで
きるようになっている。また、加熱手段51の耐熱黒色塗
装を施されたシーズヒータは、直接雰囲気を加熱すると
ともに、遠赤外線を放射して輻射パネル53を加熱し、こ
の輻射パネル53の輻射熱でワークWを均一に加熱するよ
うになっている。また、各室31,32,33,34,35は、そ
れぞれ上下に炉体部41,42を設けており、ワークWの両
面を適宜加熱できるため、プリント回路基板Bの両面に
表面実装部品Cが装着されたワークWも適切に加熱でき
るようになっている。
【0024】そして、この構成のはんだ付け動作は、例
えば、鉛フリーはんだであるSu−Ag−Bi系はんだ
が用いる場合、上流側の3個のプリヒート室31,32,33
の温度をプリヒート用の170℃、下流側の2個のリフ
ロー室34,35の温度をリフロー用の240℃に設定す
る。この状態で、搬送用コンベア27によりワークWを搬
送し、第1のプリヒート室31で室温のワークWを温度上
昇させ、第2および第3のプリヒート室32,33で約75
秒±15秒程度の間ワークWの温度を約150℃にプリ
ベークし、第1及び第2のリフロー室34,35で約30秒
ないし40秒程度の間ワークWの温度を230℃程度に
してソルダーペーストをリフローして溶融させ、冷却フ
ァン37で急冷させてはんだ付けするようになっている。
えば、鉛フリーはんだであるSu−Ag−Bi系はんだ
が用いる場合、上流側の3個のプリヒート室31,32,33
の温度をプリヒート用の170℃、下流側の2個のリフ
ロー室34,35の温度をリフロー用の240℃に設定す
る。この状態で、搬送用コンベア27によりワークWを搬
送し、第1のプリヒート室31で室温のワークWを温度上
昇させ、第2および第3のプリヒート室32,33で約75
秒±15秒程度の間ワークWの温度を約150℃にプリ
ベークし、第1及び第2のリフロー室34,35で約30秒
ないし40秒程度の間ワークWの温度を230℃程度に
してソルダーペーストをリフローして溶融させ、冷却フ
ァン37で急冷させてはんだ付けするようになっている。
【0025】そして、制御コントローラ15は、CPUな
どの演算装置、RAM、ROM、ハードディスクなどの
記憶装置などを備え、専用あるいは汎用のOS(オペレ
ーティングシステム)で稼働し、本実施の形態では、汎
用のパーソナルコンピュータで構成されている。なお、
この制御コントローラ15は、サーバー用のコンピュー
タ、あるいは専用のハードウェアで構成することもでき
る。また、この制御コントローラ15は、リフロー装置制
御手段12及び温度制御部14などに接続されるRS-232Cポ
ートなどのシリアルあるいはパラレルなどのコネクタを
備えたインターフェース部と、イーサネット(Etherne
t)規格などのネットワークに接続される10BASE−
TなどのLANインターフェース部と、モデム、ターミ
ナルアダプタ(TA)、ケーブルモデムなどのインター
ネット接続装置61を接続して公衆回線(電話線)などに
接続される回線インターフェース部とを備えている。そ
して、LANインターフェース部は、TCP/IP(Tra
nsmission Control Protocol/Internet Protocol)など
の規格で同一事業所内のLAN(ローカルエリアネット
ワーク)などのネットワークに接続されるほか、中継装
置を介して、WAN(ワイドエリアネットワーク)に接
続され、制御コントローラ15設けた事業所とは異なる他
の事業所のLAN(ローカルエリアネットワーク)など
のネットワークに接続されている。さらに、回線インタ
ーフェース部は、TCP/IPなどの規格により、イン
ターネット接続装置61及び社内あるいは社外のプロダイ
バを介して、ネットワークであるインターネットIに接
続されている。
どの演算装置、RAM、ROM、ハードディスクなどの
記憶装置などを備え、専用あるいは汎用のOS(オペレ
ーティングシステム)で稼働し、本実施の形態では、汎
用のパーソナルコンピュータで構成されている。なお、
この制御コントローラ15は、サーバー用のコンピュー
タ、あるいは専用のハードウェアで構成することもでき
る。また、この制御コントローラ15は、リフロー装置制
御手段12及び温度制御部14などに接続されるRS-232Cポ
ートなどのシリアルあるいはパラレルなどのコネクタを
備えたインターフェース部と、イーサネット(Etherne
t)規格などのネットワークに接続される10BASE−
TなどのLANインターフェース部と、モデム、ターミ
ナルアダプタ(TA)、ケーブルモデムなどのインター
ネット接続装置61を接続して公衆回線(電話線)などに
接続される回線インターフェース部とを備えている。そ
して、LANインターフェース部は、TCP/IP(Tra
nsmission Control Protocol/Internet Protocol)など
の規格で同一事業所内のLAN(ローカルエリアネット
ワーク)などのネットワークに接続されるほか、中継装
置を介して、WAN(ワイドエリアネットワーク)に接
続され、制御コントローラ15設けた事業所とは異なる他
の事業所のLAN(ローカルエリアネットワーク)など
のネットワークに接続されている。さらに、回線インタ
ーフェース部は、TCP/IPなどの規格により、イン
ターネット接続装置61及び社内あるいは社外のプロダイ
バを介して、ネットワークであるインターネットIに接
続されている。
【0026】さらに、この制御コントローラ15には、専
用あるいは汎用のインターネット用などのソフトウェア
がインストールされ、ワールドワイドウェブサーバ機能
(HTTPサーバ)、メールサーバ機能(e−mail
サーバ)、及びFTP(FileTransfer Protocol)サイト
機能(FTPサーバ)を実行可能に構成されている。な
お、以下、これら機能を総称してWebサーバ機能と称
し、すなわち、制御コントローラ15は、いわばWebサ
ーバ搭載制御コントローラとなる。
用あるいは汎用のインターネット用などのソフトウェア
がインストールされ、ワールドワイドウェブサーバ機能
(HTTPサーバ)、メールサーバ機能(e−mail
サーバ)、及びFTP(FileTransfer Protocol)サイト
機能(FTPサーバ)を実行可能に構成されている。な
お、以下、これら機能を総称してWebサーバ機能と称
し、すなわち、制御コントローラ15は、いわばWebサ
ーバ搭載制御コントローラとなる。
【0027】また、LAN、WAN、及びインターネッ
トには、汎用のインターネット用ソフトウェアである、
ブラウザ(インターネットブラウザ)、電子メールの読
み書きを行うメーラー、FTPデータの送受信を行うF
TPソフトウェアなどをインストールしたパーソナルコ
ンピュータである管理用パソコンPC、あるいは移動体通
信装置などの管理用端末が、単数あるいは複数接続され
ている。
トには、汎用のインターネット用ソフトウェアである、
ブラウザ(インターネットブラウザ)、電子メールの読
み書きを行うメーラー、FTPデータの送受信を行うF
TPソフトウェアなどをインストールしたパーソナルコ
ンピュータである管理用パソコンPC、あるいは移動体通
信装置などの管理用端末が、単数あるいは複数接続され
ている。
【0028】次に、この制御コントローラ15の動作、及
びネットワークを介してこの制御コントローラ15に接続
される管理用パソコンPCと制御コントローラ15との間の
データの流れを説明する。
びネットワークを介してこの制御コントローラ15に接続
される管理用パソコンPCと制御コントローラ15との間の
データの流れを説明する。
【0029】まず、制御コントローラ15のワールドワイ
ドウェブ(WWW)サーバ機能(HTTPサーバ)は、
リフロー装置20などの各種データ、例えば、運転状態デ
ータ、設定データ、表面実装部品Cに接続された温度測
定用の熱電対55により測定された温度データなどを処理
し、htmlファイルを生成することにより、管理用パソコ
ンPCのブラウザで表示すなわち閲覧して、はんだ付け装
置10を監視できる。
ドウェブ(WWW)サーバ機能(HTTPサーバ)は、
リフロー装置20などの各種データ、例えば、運転状態デ
ータ、設定データ、表面実装部品Cに接続された温度測
定用の熱電対55により測定された温度データなどを処理
し、htmlファイルを生成することにより、管理用パソコ
ンPCのブラウザで表示すなわち閲覧して、はんだ付け装
置10を監視できる。
【0030】さらに、このhtmlファイルは、htmlファイ
ル自体に記載したJAVA(商品名)などの制御スクリ
プトなどのブラウザ言語や、ワールドワイドウェブサー
バ側の機能として、CGI(Common Gateway Interface)
ファイル、ASP(Active Server Pages)ファイルなど
を利用して、htmlファイルの自動更新機能を持たせ、例
えば5〜10秒単位で比較的頻繁にhtmlファイルを更
新、生成することにより、ほぼ現在値のデータを表示し
て、すなわち、ほぼリアルタイムにはんだ付け装置10を
監視できる。さらに、クライアントとなる管理用パソコ
ンPC側にダウンロードして、ブラウザ上で実行可能なプ
ログラムであるJAVA(商品名)アプレットなどを用
いることもできる。
ル自体に記載したJAVA(商品名)などの制御スクリ
プトなどのブラウザ言語や、ワールドワイドウェブサー
バ側の機能として、CGI(Common Gateway Interface)
ファイル、ASP(Active Server Pages)ファイルなど
を利用して、htmlファイルの自動更新機能を持たせ、例
えば5〜10秒単位で比較的頻繁にhtmlファイルを更
新、生成することにより、ほぼ現在値のデータを表示し
て、すなわち、ほぼリアルタイムにはんだ付け装置10を
監視できる。さらに、クライアントとなる管理用パソコ
ンPC側にダウンロードして、ブラウザ上で実行可能なプ
ログラムであるJAVA(商品名)アプレットなどを用
いることもできる。
【0031】また、この制御コントローラ15には、その
他必要となるhtmlファイルが登録され、閲覧可能になっ
ている。なお、管理用パソコンPCに閲覧を許可する運転
状態データとしては、装置の運転時間、加熱手段51のヒ
ータの通電時間などのデータのほか、故障診断に必要な
各種データなども含んでいる。
他必要となるhtmlファイルが登録され、閲覧可能になっ
ている。なお、管理用パソコンPCに閲覧を許可する運転
状態データとしては、装置の運転時間、加熱手段51のヒ
ータの通電時間などのデータのほか、故障診断に必要な
各種データなども含んでいる。
【0032】そして、LAN、WAN、及びインターネ
ットなどを介して接続された管理用パソコンPCのブラウ
ザのインターネットアドレス入力欄に、Webサーバ機
能を有するパソコンである制御コントローラ15のIPアド
レスを入力することにより、各管理用パソコンPCは、T
CP/IPなどのプロトコルにより、それぞれLAN、
WAN、あるいはインターネットなどを介して接続され
た制御コントローラ15のWebサーバ機能にネットワー
ク接続できる。この状態で、制御コントローラ15のWe
bサーバ機能は、ネットワーク接続された管理用パソコ
ンPCに、はんだ付け装置10の運転状態データ、設定デー
タ、温度制御部14が測定した温度プロファイルデータな
どを公開し、各管理用パソコンPCにより、はんだ付け装
置10の管理を行うことができる。
ットなどを介して接続された管理用パソコンPCのブラウ
ザのインターネットアドレス入力欄に、Webサーバ機
能を有するパソコンである制御コントローラ15のIPアド
レスを入力することにより、各管理用パソコンPCは、T
CP/IPなどのプロトコルにより、それぞれLAN、
WAN、あるいはインターネットなどを介して接続され
た制御コントローラ15のWebサーバ機能にネットワー
ク接続できる。この状態で、制御コントローラ15のWe
bサーバ機能は、ネットワーク接続された管理用パソコ
ンPCに、はんだ付け装置10の運転状態データ、設定デー
タ、温度制御部14が測定した温度プロファイルデータな
どを公開し、各管理用パソコンPCにより、はんだ付け装
置10の管理を行うことができる。
【0033】一方、FTPサイト機能(FTPサーバ)
は、FTPに従い、htmlファイルあるいはその他の形式
で、温度プロファイルデータや装置の運転データなどを
登録したデータファイルの直接の送受信を可能とするも
のであり、例えば、管理用パソコンPCから制御コントロ
ーラ15に、制御機能を実装したhtmlファイルを生成して
転送することにより、はんだ付け装置10を運転制御でき
る。
は、FTPに従い、htmlファイルあるいはその他の形式
で、温度プロファイルデータや装置の運転データなどを
登録したデータファイルの直接の送受信を可能とするも
のであり、例えば、管理用パソコンPCから制御コントロ
ーラ15に、制御機能を実装したhtmlファイルを生成して
転送することにより、はんだ付け装置10を運転制御でき
る。
【0034】さらに、メールサーバ機能(e−mail
サーバ)は、電子メール(e−mail)を送受信する
もので、FTPと同様に、温度プロファイルデータや装
置の運転データなどを登録したデータファイルの直接の
送受信を可能とするものであり、例えば、管理用パソコ
ンPCから制御コントローラ15に、特定の文字列を記載し
た電子メールを送信することにより、はんだ付け装置10
を運転動作させることができ、また、装置運転データを
電子メールの送信元のアドレスへ返送し、あるいは、障
害が生じた際に、予め設定したメールアドレスに電子メ
ールを送信して障害を即時に報告することもできる。
サーバ)は、電子メール(e−mail)を送受信する
もので、FTPと同様に、温度プロファイルデータや装
置の運転データなどを登録したデータファイルの直接の
送受信を可能とするものであり、例えば、管理用パソコ
ンPCから制御コントローラ15に、特定の文字列を記載し
た電子メールを送信することにより、はんだ付け装置10
を運転動作させることができ、また、装置運転データを
電子メールの送信元のアドレスへ返送し、あるいは、障
害が生じた際に、予め設定したメールアドレスに電子メ
ールを送信して障害を即時に報告することもできる。
【0035】このように、本実施の形態によれば、リフ
ロー式のはんだ付け装置10に、パソコンなどで構成した
Webサーバ機能を有する制御コントローラ15を備えたた
め、種々のネットワークを介して接続された外部の管理
用パソコンPCにて、はんだ付け装置10を管理することが
できる。そして、この構成では、管理に用いる管理用パ
ソコンPCの設置場所、機種、接続台数などに関わらず、
はんだ付け装置10の管理が可能になり、従来困難であっ
た遠隔監視や、1台の管理装置における複数のはんだ付
け装置10の一括管理も容易に実現できる。すなわち、各
管理用パソコンPCは、各はんだ付け装置10に与えられた
IPアドレスやインターネットアドレスを管理することに
より、1台の管理端末から、各はんだ付け装置10の場所
や台数を意識することなく、複数のはんだ付け装置10を
容易に管理、制御できる。また、Webサーバは、複数カ
所からの同時アクセスにも対応できるため、複数の管理
用パソコンPCなど複数の管理用端末から1台のはんだ付
け装置10を同時に管理することもできる。
ロー式のはんだ付け装置10に、パソコンなどで構成した
Webサーバ機能を有する制御コントローラ15を備えたた
め、種々のネットワークを介して接続された外部の管理
用パソコンPCにて、はんだ付け装置10を管理することが
できる。そして、この構成では、管理に用いる管理用パ
ソコンPCの設置場所、機種、接続台数などに関わらず、
はんだ付け装置10の管理が可能になり、従来困難であっ
た遠隔監視や、1台の管理装置における複数のはんだ付
け装置10の一括管理も容易に実現できる。すなわち、各
管理用パソコンPCは、各はんだ付け装置10に与えられた
IPアドレスやインターネットアドレスを管理することに
より、1台の管理端末から、各はんだ付け装置10の場所
や台数を意識することなく、複数のはんだ付け装置10を
容易に管理、制御できる。また、Webサーバは、複数カ
所からの同時アクセスにも対応できるため、複数の管理
用パソコンPCなど複数の管理用端末から1台のはんだ付
け装置10を同時に管理することもできる。
【0036】さらに、ブラウザによる閲覧のみならず、
電子メールを利用した障害の告知機能など、様々な形態
のデータの送受信方法を実現できるとともに、実現に必
要なハードウェアは、汎用のパーソナルコンピュータを
利用でき、また、実現に必要なソフトウェアは、最近の
パーソナルコンピュータに標準でインストールされたブ
ラウザを利用でき、低コストで、より高度な生産管理を
実現できる。
電子メールを利用した障害の告知機能など、様々な形態
のデータの送受信方法を実現できるとともに、実現に必
要なハードウェアは、汎用のパーソナルコンピュータを
利用でき、また、実現に必要なソフトウェアは、最近の
パーソナルコンピュータに標準でインストールされたブ
ラウザを利用でき、低コストで、より高度な生産管理を
実現できる。
【0037】なお、ネットワーク接続に利用するプロト
コルは、TCP/IPに限られず、他の規格を利用することも
でき、例えば、インターネットにおいては、IPプロトコ
ルを介するものであれば良く、UDP/IPを利用することも
できる。
コルは、TCP/IPに限られず、他の規格を利用することも
でき、例えば、インターネットにおいては、IPプロトコ
ルを介するものであれば良く、UDP/IPを利用することも
できる。
【0038】また、管理用端末は、いわゆるパソコンに
限られず、ブラウザあるいはメーラーとして機能する装
置を利用でき、例えば、携帯電話などの移動体通信装置
を利用することもできる。
限られず、ブラウザあるいはメーラーとして機能する装
置を利用でき、例えば、携帯電話などの移動体通信装置
を利用することもできる。
【0039】また、上記の実施の形態においては、はん
だ付け装置として、リフローはんだ付け装置について説
明したが、これに限られず、Webサーバ機能を有する制
御コントローラを用いる構成は、ウェーブはんだ付け装
置、スプレーフラクサなどの制御についても適用でき
る。また、リフローはんだ付け装置についても、ソルダ
ーペーストの塗布装置、部品を基板に搭載するチップマ
ウンタを含むはんだ付け装置の全体の制御に適用するこ
ともできる。
だ付け装置として、リフローはんだ付け装置について説
明したが、これに限られず、Webサーバ機能を有する制
御コントローラを用いる構成は、ウェーブはんだ付け装
置、スプレーフラクサなどの制御についても適用でき
る。また、リフローはんだ付け装置についても、ソルダ
ーペーストの塗布装置、部品を基板に搭載するチップマ
ウンタを含むはんだ付け装置の全体の制御に適用するこ
ともできる。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載のはんだ付け装置によれ
ば、はんだ付け装置本体の動作状態がワールドワイドウ
ェブサーバによりネットワークに公開されるため、汎用
的に使用されるインターネット用ブラウザであるワール
ドワイドウェブブラウザをインストールしたパーソナル
コンピュータなど用いて、単数あるいは複数のはんだ付
け装置本体を、はんだ付け装置本体から離れた単数ある
いは複数の場所で同時に管理でき、低コストで高度な管
理を実現できる。
ば、はんだ付け装置本体の動作状態がワールドワイドウ
ェブサーバによりネットワークに公開されるため、汎用
的に使用されるインターネット用ブラウザであるワール
ドワイドウェブブラウザをインストールしたパーソナル
コンピュータなど用いて、単数あるいは複数のはんだ付
け装置本体を、はんだ付け装置本体から離れた単数ある
いは複数の場所で同時に管理でき、低コストで高度な管
理を実現できる。
【0041】請求項2記載のはんだ付け装置によれば、
請求項1記載の効果に加え、リフロー装置の動作状態、
障害の状態などについて、低コストで高度な管理を実現
できる。
請求項1記載の効果に加え、リフロー装置の動作状態、
障害の状態などについて、低コストで高度な管理を実現
できる。
【0042】請求項3記載のはんだ付け装置によれば、
請求項1または2記載の効果に加え、比較的短い間隔で
閲覧可能なデータを更新することにより、現状の即時的
な管理を実現できる。
請求項1または2記載の効果に加え、比較的短い間隔で
閲覧可能なデータを更新することにより、現状の即時的
な管理を実現できる。
【0043】請求項4記載のはんだ付け装置によれば、
ネットワークを介して特定の文字列などを記録した電子
メールを受信することにより、はんだ付け装置本体を運
転動作させることができる。さらに、はんだ付け装置本
体の運転状態を電子メールの送信元のアドレスに返信
し、あるいは、障害の発生時に所定のアドレスに電子メ
ールを送出できる。このようにして、汎用的に使用され
る電子メール用のソフトウェアをインストールしたパー
ソナルコンピュータなど用いて、単数あるいは複数のは
んだ付け装置本体を、はんだ付け装置本体から離れた単
数あるいは複数の場所で同時に運用及び管理でき、低コ
ストで高度な運用及び管理を実現できる。
ネットワークを介して特定の文字列などを記録した電子
メールを受信することにより、はんだ付け装置本体を運
転動作させることができる。さらに、はんだ付け装置本
体の運転状態を電子メールの送信元のアドレスに返信
し、あるいは、障害の発生時に所定のアドレスに電子メ
ールを送出できる。このようにして、汎用的に使用され
る電子メール用のソフトウェアをインストールしたパー
ソナルコンピュータなど用いて、単数あるいは複数のは
んだ付け装置本体を、はんだ付け装置本体から離れた単
数あるいは複数の場所で同時に運用及び管理でき、低コ
ストで高度な運用及び管理を実現できる。
【0044】請求項5記載のはんだ付け装置によれば、
ネットワークを介して、ファイルトランスファプロトコ
ルでデータを送受信することにより、はんだ付け装置本
体を運転動作するプログラムの書換やはんだ付け装置本
体の運転状態の確認が遠隔地からでき、ファイルトラン
スファプロトコルのデータを送受信するソフトウェアな
どをインストールしたパーソナルコンピュータなど用い
て、単数あるいは複数のはんだ付け装置本体を、これら
はんだ付け装置本体から離れた単数あるいは複数の場所
で同時に運用及び管理でき、高度な運用及び管理を実現
できる。
ネットワークを介して、ファイルトランスファプロトコ
ルでデータを送受信することにより、はんだ付け装置本
体を運転動作するプログラムの書換やはんだ付け装置本
体の運転状態の確認が遠隔地からでき、ファイルトラン
スファプロトコルのデータを送受信するソフトウェアな
どをインストールしたパーソナルコンピュータなど用い
て、単数あるいは複数のはんだ付け装置本体を、これら
はんだ付け装置本体から離れた単数あるいは複数の場所
で同時に運用及び管理でき、高度な運用及び管理を実現
できる。
【0045】請求項6記載のはんだ付け装置によれば、
請求項1ないし5いずれか記載の効果に加え、ネットワ
ークとして、インターネットを用いることにより、通信
に要するコストを削減できる。
請求項1ないし5いずれか記載の効果に加え、ネットワ
ークとして、インターネットを用いることにより、通信
に要するコストを削減できる。
【図1】本発明のはんだ付け装置の一実施の形態を示す
構成図である。
構成図である。
【図2】同上はんだ付け装置本体の一部を省略した側面
図である。
図である。
【図3】同上はんだ付け装置のデータの流れを示す説明
図である。
図である。
10 はんだ付け装置 11 はんだ付け装置本体 12 制御手段としてのリフロー装置制御手段 14 測定手段としての温度制御部 15 管理手段としての制御コントローラ 20 リフロー装置 27 搬送手段としての搬送用コンベア 28,29 炉体 51 加熱手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 3/34 507 H05K 3/34 507Z
Claims (6)
- 【請求項1】 はんだ付け装置本体と、 このはんだ付け装置本体の動作状態を測定する測定手段
と、 ネットワークに接続され、この測定手段の測定結果を処
理し、インターネット用ブラウザで閲覧可能なデータに
変換して前記ネットワークに公開するワールドワイドウ
ェブサーバ機能を備えた管理手段とを具備したことを特
徴とするはんだ付け装置。 - 【請求項2】 はんだ付け装置本体は、炉体、搬送手
段、及び加熱手段を備えたリフロー装置を備え、 管理手段は、前記搬送手段の動作状態、前記加熱手段の
動作状態、及び前記炉体内の温度をネットワークに公開
することを特徴とする請求項1記載のはんだ付け装置。 - 【請求項3】 管理手段は、インターネット用ブラウザ
で閲覧可能なデータを所定間隔で更新することを特徴と
する請求項1または2記載のはんだ付け装置。 - 【請求項4】 はんだ付け装置本体と、 このはんだ付け装置本体の動作状態を測定する測定手段
と、 このはんだ付け装置本体の動作状態を変化させる制御手
段と、 ネットワークに接続され、前記測定手段の測定結果を処
理し、必要に応じて前記ネットワークに電子メールを送
出するとともに、前記ネットワークから電子メールを受
信し、受信した電子メールに基づき前記制御手段を動作
させるメールサーバ機能を備えた管理手段とを具備した
ことを特徴とするはんだ付け装置。 - 【請求項5】 はんだ付け装置本体と、 このはんだ付け装置本体の動作状態を測定する測定手段
と、 このはんだ付け装置本体の動作状態を変化させる制御手
段と、 ネットワークに接続され、このネットワークからファイ
ルトランスファプロトコルでデータを送受信するFTP
サイト機能を備えた管理手段とを具備したことを特徴と
するはんだ付け装置。 - 【請求項6】 ネットワークは、インターネットプロト
コルに基づくインターネットであることを特徴とする請
求項1ないし5いずれか記載のはんだ付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33324599A JP2001150128A (ja) | 1999-11-24 | 1999-11-24 | はんだ付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33324599A JP2001150128A (ja) | 1999-11-24 | 1999-11-24 | はんだ付け装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001150128A true JP2001150128A (ja) | 2001-06-05 |
Family
ID=18263956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33324599A Pending JP2001150128A (ja) | 1999-11-24 | 1999-11-24 | はんだ付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001150128A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003013289A (ja) * | 2001-07-02 | 2003-01-15 | Kansai Paint Co Ltd | 塗装設備管理システム |
JP2014197650A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 株式会社タムラ製作所 | はんだ付け装置の履歴情報管理システムおよびはんだ付け装置の履歴情報管理方法、並びにはんだ付け装置 |
EP1360027B1 (en) | 2001-01-25 | 2016-06-15 | The Lincoln Electric Company | System and method of providing distributed welding architecture |
CN110871314A (zh) * | 2018-09-03 | 2020-03-10 | 苏州睿牛机器人技术有限公司 | 一种爬行弧焊机器人及爬行弧焊机器人的焊接方法、装置 |
JP7565446B2 (ja) | 2020-11-18 | 2024-10-10 | エルサ ゲーエムベーハー | はんだ付けシステムを制御するためのネットワーク、および方法 |
-
1999
- 1999-11-24 JP JP33324599A patent/JP2001150128A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1360027B1 (en) | 2001-01-25 | 2016-06-15 | The Lincoln Electric Company | System and method of providing distributed welding architecture |
JP2003013289A (ja) * | 2001-07-02 | 2003-01-15 | Kansai Paint Co Ltd | 塗装設備管理システム |
JP4641672B2 (ja) * | 2001-07-02 | 2011-03-02 | 関西ペイント株式会社 | 塗装設備管理システム |
JP2014197650A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 株式会社タムラ製作所 | はんだ付け装置の履歴情報管理システムおよびはんだ付け装置の履歴情報管理方法、並びにはんだ付け装置 |
CN110871314A (zh) * | 2018-09-03 | 2020-03-10 | 苏州睿牛机器人技术有限公司 | 一种爬行弧焊机器人及爬行弧焊机器人的焊接方法、装置 |
JP7565446B2 (ja) | 2020-11-18 | 2024-10-10 | エルサ ゲーエムベーハー | はんだ付けシステムを制御するためのネットワーク、および方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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|
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