JP2001149461A - 外傷用被覆材料 - Google Patents
外傷用被覆材料Info
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- JP2001149461A JP2001149461A JP37606699A JP37606699A JP2001149461A JP 2001149461 A JP2001149461 A JP 2001149461A JP 37606699 A JP37606699 A JP 37606699A JP 37606699 A JP37606699 A JP 37606699A JP 2001149461 A JP2001149461 A JP 2001149461A
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- JP
- Japan
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- wound
- trauma
- coating material
- water
- gauze
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 通気性に優れた被覆材料使用することによ
って、傷口の雑菌増殖を抑止し、被覆材料取り替えの際
にも、かさぶたや、蘇生が不十分な皮膚が組織破壊を起
こさないようにすることによって、外傷の治りを促進で
きる被覆材料を提供する。 【解決手段】 外傷に直接接触し被覆する部分の材料
に、天然パルプからなり、水、または、消毒液に対し離
解し、かつ、十分な通気性のある紙を用いるとともに、
該被覆材料に弱アルカリ性で、かつ、多孔質で吸湿性の
ある粉末を混入させ、該被覆材料の人体への固定も、目
の粗いガーゼ、または、水に離解しない紙のメッシュを
使用して通気性を阻害すること無く人体に固定できるよ
うにする。
って、傷口の雑菌増殖を抑止し、被覆材料取り替えの際
にも、かさぶたや、蘇生が不十分な皮膚が組織破壊を起
こさないようにすることによって、外傷の治りを促進で
きる被覆材料を提供する。 【解決手段】 外傷に直接接触し被覆する部分の材料
に、天然パルプからなり、水、または、消毒液に対し離
解し、かつ、十分な通気性のある紙を用いるとともに、
該被覆材料に弱アルカリ性で、かつ、多孔質で吸湿性の
ある粉末を混入させ、該被覆材料の人体への固定も、目
の粗いガーゼ、または、水に離解しない紙のメッシュを
使用して通気性を阻害すること無く人体に固定できるよ
うにする。
Description
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭等や医療
現場で使用される、人体等に生じた外傷治療用の、外傷
被覆材料に関するものである。
現場で使用される、人体等に生じた外傷治療用の、外傷
被覆材料に関するものである。
【従来の技術】従来の外傷用被覆材料においては、ガー
ゼ等の水に対して離解しない材料を粘着テープや、包帯
等で皮膚に固定していた。
ゼ等の水に対して離解しない材料を粘着テープや、包帯
等で皮膚に固定していた。
【発明が解決しようとする課題】従来の外傷用被覆材料
においては、被覆材料を取り替える際、ピンセット等に
よって皮膚から引き剥がすため、せっかく出来たかさぶ
たや、蘇生が不十分な皮膚が組織破壊を起こし、被覆材
料とともに剥がれてしまうため、傷の治りが遅くなる原
因となっていた。また、被覆材の通気性が不十分なた
め、傷口がむれやすく、化膿の原因となる事もしばしば
見られた。本発明は、通気性に優れた被覆材料使用する
ことによって、傷口の雑菌増殖を抑止し、被覆材料取り
替えの際にもかさぶたの組織破壊を起こさないようにす
るとともに、多孔質で吸湿性のある粉末を被覆材料に混
入することによって、傷口の酸化を防ぐとともに、常に
十分に乾燥した状態に傷口を保つことにより、外傷の治
りを促進できる被覆材料を提供することを目的としてい
る。
においては、被覆材料を取り替える際、ピンセット等に
よって皮膚から引き剥がすため、せっかく出来たかさぶ
たや、蘇生が不十分な皮膚が組織破壊を起こし、被覆材
料とともに剥がれてしまうため、傷の治りが遅くなる原
因となっていた。また、被覆材の通気性が不十分なた
め、傷口がむれやすく、化膿の原因となる事もしばしば
見られた。本発明は、通気性に優れた被覆材料使用する
ことによって、傷口の雑菌増殖を抑止し、被覆材料取り
替えの際にもかさぶたの組織破壊を起こさないようにす
るとともに、多孔質で吸湿性のある粉末を被覆材料に混
入することによって、傷口の酸化を防ぐとともに、常に
十分に乾燥した状態に傷口を保つことにより、外傷の治
りを促進できる被覆材料を提供することを目的としてい
る。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の被覆材料においては、外傷に直接接触し被
覆する部分の材料に、天然パルプからなり、水、また
は、消毒液に対し離解し、かつ、十分な通気性のある紙
を用いるとともに、多孔質で吸湿性のある粉末を被覆材
料に混入し、さらに、該被覆材料の人体への固定も、目
の粗いガーゼ、または、水に離解しない紙のメッシュを
使用して通気性を阻害すること無く人体に固定できるよ
うにしたものである。
に、本発明の被覆材料においては、外傷に直接接触し被
覆する部分の材料に、天然パルプからなり、水、また
は、消毒液に対し離解し、かつ、十分な通気性のある紙
を用いるとともに、多孔質で吸湿性のある粉末を被覆材
料に混入し、さらに、該被覆材料の人体への固定も、目
の粗いガーゼ、または、水に離解しない紙のメッシュを
使用して通気性を阻害すること無く人体に固定できるよ
うにしたものである。
【実施例】以下本発明にかかる実施例を図面に基づいて
説明する。図１に示すように、天然パルプからなり、
水、または、消毒液に対し離解し、かつ、十分な通気性
のある紙を幾重かに重ねた被覆材料１の外側に、目の粗
いガーゼ２が接着されている。前記被覆材料１には、例
えば、木炭粉末のような、多孔質で吸湿性のある粉末３
が混入さている。また、被覆材料１には、消毒剤等の薬
品を染み込ませておくことも可能である。また、ガーゼ
２の外側に被覆材料を接着し、両面を使用できるように
する事も可能である。腕や手などに巻きつける際には、
図２に示すように、該ガーゼ２の両端を被覆材料２から
剥がし、撚り合わせることによって紐状とし、それらを
結びあわせることよって、固定することが出来る。ま
た、指等に固定する場合は、筒状のゴムのネットを使用
することもできる。
説明する。図１に示すように、天然パルプからなり、
水、または、消毒液に対し離解し、かつ、十分な通気性
のある紙を幾重かに重ねた被覆材料１の外側に、目の粗
いガーゼ２が接着されている。前記被覆材料１には、例
えば、木炭粉末のような、多孔質で吸湿性のある粉末３
が混入さている。また、被覆材料１には、消毒剤等の薬
品を染み込ませておくことも可能である。また、ガーゼ
２の外側に被覆材料を接着し、両面を使用できるように
する事も可能である。腕や手などに巻きつける際には、
図２に示すように、該ガーゼ２の両端を被覆材料２から
剥がし、撚り合わせることによって紐状とし、それらを
結びあわせることよって、固定することが出来る。ま
た、指等に固定する場合は、筒状のゴムのネットを使用
することもできる。
【発明の効果】以上説明したように、本発明の被覆材料
においては、外傷を直接被覆する被覆材料１が水に対し
離解するため、被覆材料を取り替える際、水または、消
毒液等で洗い流すことができるため、かさぶたや、蘇生
が不十分な皮膚の組織破壊をひき起こすことなく、ガー
ゼを取り外すことが可能である。また、被覆材料１、お
よび、外側のガーゼ２は、十分な通気性があり、さら
に、被覆材料１には、多孔質で吸湿性のある粉末３が混
入されているので、吸湿性にも優れているため、傷口が
蒸れにくく、雑菌繁殖も抑制できる。また、粉末３に木
炭等の粉末を用いた場合、粉末３自体が弱アルカリ性で
あるため、傷口の酸化も防ぐ事が出来る。このように本
発明によれば、薬効性を高め、外傷の治りを著しく早め
ることが可能である。また、前記ガーゼ２のかわりに、
水に離解しない紙のメッシュを使用すれば、被覆材料１
への接着を容易にする事が出来る。
においては、外傷を直接被覆する被覆材料１が水に対し
離解するため、被覆材料を取り替える際、水または、消
毒液等で洗い流すことができるため、かさぶたや、蘇生
が不十分な皮膚の組織破壊をひき起こすことなく、ガー
ゼを取り外すことが可能である。また、被覆材料１、お
よび、外側のガーゼ２は、十分な通気性があり、さら
に、被覆材料１には、多孔質で吸湿性のある粉末３が混
入されているので、吸湿性にも優れているため、傷口が
蒸れにくく、雑菌繁殖も抑制できる。また、粉末３に木
炭等の粉末を用いた場合、粉末３自体が弱アルカリ性で
あるため、傷口の酸化も防ぐ事が出来る。このように本
発明によれば、薬効性を高め、外傷の治りを著しく早め
ることが可能である。また、前記ガーゼ２のかわりに、
水に離解しない紙のメッシュを使用すれば、被覆材料１
への接着を容易にする事が出来る。
【図１】本発明の実施例にかかる被覆材料の縦断面図で
ある。
ある。
【図２】斜視図
１ 被覆材料 ２ ガーゼ ３ 多孔質で吸湿性のある粉末
Claims (5)
- 【請求項１】 人体等に生じた外傷を被覆する被覆材
料において、外傷に直接接触し被覆する部分の材料を、
天然パルプからなり、水、または、消毒液に対し離解
し、かつ、十分な通気性のある紙によって構成するとと
もに、該被覆材料に、多孔質で吸湿性のある粉末を混入
させた事を特徴とする、外傷用被覆材料。 - 【請求項２】 前記、多孔質で吸湿性のある粉末を、
木炭、竹炭等の、炭の粉末によって構成した事を特徴と
する、請求項１記載の外傷用被覆材料。 - 【請求項３】 外傷を直接被覆する被覆材料の外側
に、目の粗いガーゼを接着し、腕や手に巻きつける際
に、該ガーゼを利用して人体に固定出来るようにしたこ
とを特徴とする、請求項１記載の外傷用被覆材料。 - 【請求項４】 該ガーゼを水に離解しない紙によって
構成した事を特徴とする、請求項１記載の外傷用被覆材
料。 - 【請求項５】 外傷を直接被覆する被覆材料に薬品を
染み込ませたことを特徴とする、請求項１記載の外傷用
被覆材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37606699A JP2001149461A (ja) | 1999-11-29 | 1999-11-29 | 外傷用被覆材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37606699A JP2001149461A (ja) | 1999-11-29 | 1999-11-29 | 外傷用被覆材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001149461A true JP2001149461A (ja) | 2001-06-05 |
Family
ID=18506521
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP37606699A Pending JP2001149461A (ja) | 1999-11-29 | 1999-11-29 | 外傷用被覆材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001149461A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005192937A (ja) * | 2004-01-09 | 2005-07-21 | Hinomaru Carbo Techno Co Ltd | 皮膚保護シート |
-
1999
- 1999-11-29 JP JP37606699A patent/JP2001149461A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005192937A (ja) * | 2004-01-09 | 2005-07-21 | Hinomaru Carbo Techno Co Ltd | 皮膚保護シート |
| JP4578810B2 (ja) * | 2004-01-09 | 2010-11-10 | 日の丸カーボテクノ株式会社 | 皮膚保護シート |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050111 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050517 |