JP2001149051A - スープ類の容器入りインスタント食品の製造方法および該製造方法によって製造されるスープ類の容器入りインスタント食品 - Google Patents

スープ類の容器入りインスタント食品の製造方法および該製造方法によって製造されるスープ類の容器入りインスタント食品

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JP2001149051A
JP2001149051A JP33701699A JP33701699A JP2001149051A JP 2001149051 A JP2001149051 A JP 2001149051A JP 33701699 A JP33701699 A JP 33701699A JP 33701699 A JP33701699 A JP 33701699A JP 2001149051 A JP2001149051 A JP 2001149051A
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container
storage chamber
soup
soups
instant food
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JP33701699A
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English (en)
Inventor
Genzaburo Kageyama
源三郎 影山
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Shinwa Kikai Co Ltd
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Shinwa Kikai Co Ltd
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  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 風味や食味がよく、お湯を注ぐだけで家庭等
において簡単に作ることのできるスープ類の容器入りイ
ンスタント食品を提供する。 【構成】 奥底部に比較的小容量の第一収容室(1)を
備えると共にその上方に連続して比較的大容量の空間を
形成するための第二収容室(2)を有する概して椀状ま
たはカップ状の容器を準備し、この容器の第一収容室に
スープ類の素となる調味料と必要な具材とを混在させた
状態で充填し、これらを加熱殺菌した後、第一収容室を
密封シールすることによって、みそ汁等スープ類の容器
入りインスタント食品が製造される。シール材(3)を
剥がしてお湯を注ぐだけで熱くて美味しいスープが簡単
に出来上がる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はみそ汁等のスープ類
の容器入りインスタント食品を製造する方法および該製
造方法によって製造されるスープ類の容器入りインスタ
ント食品に関する。
【0002】
【従来の技術】みそ汁は日本人の食生活に欠かせないも
のであるが、生活様式の変化や小家族化に伴い、プラス
チック等の耐熱材料による容器にみそと必要な具材とを
収容し、容器にお湯を注ぐだけで簡単に一人分のみそ汁
を作ることのできるインスタント食品が提供されてい
る。
【0003】従来のこの種のインスタントみそ汁におい
ては、みそと必要な具材とがそれぞれ別の袋に収容され
ている。みそは袋に収容して密封した状態でレトルト殺
菌されている。具材は、主として野菜類については一般
にフリーズドライの状態で袋に収容されており、あさり
やしじみ等フリーズドライに適しないものはレトルト殺
菌されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のインス
タントみそ汁では、みそと具材とが別々に密封されてい
るため、お湯を注ぐ前にこれら2つの袋を開封して容器
に開けなければならなかった。特にみそはペースト状に
して収容されているため、収容されているみその全量を
容器に開ける作業が面倒であり、また、開封時に手を汚
したりすることがあった。
【0005】また、レトルト殺菌は130℃程度の高温
条件で処理することによって一般生菌だけでなく耐熱生
菌をも完全に死滅させることができるが、袋に密封され
た内容物(みそや具材)の食味が損なわれるという大き
な欠点がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、上記従
来技術の不利欠点を解消したスープ類の容器入りインス
タント食品を提供することを目的とする。
【0007】すなわち、請求項1記載の本発明によるス
ープ類の容器入りインスタント食品の製造方法は、奥底
部に比較的小容量の第一収容室を備えると共にその上方
に第一収容室と連続して比較的大容量の空間を形成する
ための第二収容室を有する概して椀状またはカップ状の
容器を準備し、この容器の第一収容室にスープ類の素と
なる調味料と必要な具材とを混在させた状態で充填し、
これらを加熱殺菌した後、第一収容室を密封シールする
ことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の本発明によるスープ類の容
器入りインスタント食品の製造方法は、奥底部に比較的
小容量の第一収容室を備えると共にその上方に第一収容
室と連続して比較的大容量の空間を形成するための第二
収容室を有する概して椀状またはカップ状の容器を準備
し、この容器の第一収容室にスープ類の素となる調味料
と必要な具材とを混在させた状態で充填し、第一収容室
を密封シールした後、加熱殺菌することを特徴とする。
【0009】請求項3は、請求項1または2のスープ類
の容器入りインスタント食品の製造方法において、第一
収容室を密封シールした後、さらに容器の開口部に蓋材
を着脱自在に被着することを特徴とする。
【0010】請求項4は、請求項1または2のスープ類
の容器入りインスタント食品の製造方法において、第一
収容室に充填した調味料と具材とを、高圧高温飽和蒸気
を間欠的にフラッシュすることにより殺菌処理を行うと
同時に具材を加熱調理することを特徴とする。
【0011】請求項5は、請求項4のスープ類の容器入
りインスタント食品の製造方法において、5〜10秒間
の高圧高温飽和蒸気フラッシュ処理を1サイクルとして
5〜10回繰り返して行うことにより殺菌処理を行うこ
とを特徴とする。
【0012】請求項6記載の本発明によるスープ類の容
器入りインスタント食品は、請求項1ないし5のいずれ
か記載の方法によって製造されることを特徴とする。
【0013】請求項7は、請求項6のスープ類の容器入
りインスタント食品において、調味料がみそであること
を特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施形態として、
容器入りインスタントみそ汁の製造方法について、図1
のフローを参照して説明する。
【0015】まず、所定形状に成形した容器を供給す
る。本発明で用いる容器は、耐熱プラスチック等の耐熱
材料からなり、図3および図4に例示されるように、そ
の奥底部に比較的小容量の収容室1を備えると共にその
上方に連続して比較的大容量の収容スペースを形成する
ための空間2を有する概して椀状(図3)またはカップ
状(図4)に成形される。
【0016】奥底部の収容室1はみそと任意必要に応じ
て配合される調味料・添加量、および必要な具材を収容
するためのものであり、それらの合計量をあらかじめ見
込んだ上でそれよりも若干大きな容量を有するように形
成されている。収容室1の上方に連続して形成される空
間2は、使用時(飲食時)には収容室1と一体化され
て、ここにお湯を注いでみそ汁とするために用いられる
ものである。
【0017】このような容器の奥底部収容室1に、ま
ず、一人分のみそ汁とするために必要量のみそ等の調味
料を充填した後、任意具材を充填する。これにより、収
容室1にはみそと具材とが一緒に(混在した状態で)充
填されることになる。具材としては大根等の野菜類、エ
ノキダケ等のキノコ類、豆腐、ワカメ等のみそ汁の具と
して一般に用いられているものを充填することができる
が、あらかじめ細かく刻んだり、豆腐の場合には小さな
サイコロ状に切ったりしておくことが好ましい。また、
本発明では後に殺菌処理を施すが、雑菌の混入をできる
だけ排除するために、一定の含水率以下に予備乾燥させ
た具材を充填することが好ましい。
【0018】次いで、収容室1に充填されたみそと具材
に対して高温蒸気による殺菌処理を施すと共に、そのと
きの加熱雰囲気を利用して具材を調理する。殺菌処理
は、たとえば所定時間(たとえば5分間程度)の間10
0℃程度の蒸気雰囲気中に容器を保持することによって
行うことができる。
【0019】より好適な殺菌処理方法としては、収容室
1内にみそと具材とを充填した容器を複数個収容可能な
プレートを所定の循環路に沿って走行させると共に、該
循環路における所定位置に殺菌ステーションを設け、該
殺菌ステーションにてプレートを所定時間停止させて殺
菌処理を行う。殺菌ステーションには循環路を挟んだ対
向位置に上下一対のチャンバが設けられ、プレートが殺
菌ステーションに到達して停止した後、上下チャンバを
互いに近接する方向に相対移動させて密閉空間を形成
し、この密閉空間内に所定蒸気圧の蒸気を飽和状態に導
入することで、該密閉空間内のプレートに支持された容
器内の食品(みそおよび具材)を加熱殺菌する。これに
よって同時に容器自体も殺菌される。
【0020】密閉チャンバー内での滅菌処理は、100
℃以上、好ましくは130〜140℃の高温の加圧蒸気
を用いることにより、数十秒の短時間内に、密閉チャン
バー内に収容される多数の容器に対して一括して行うこ
とができる。蒸気の温度は圧力に相関しており、3kg
/cm2の圧力のとき蒸気温度は約140℃である。蒸
気圧力は2.7〜3.5kgf/cm2程度とすること
ができ、スチームジェネレータから密閉チャンバーに圧
入される。130〜140℃の高圧高温蒸気を用いて殺
菌処理を行うことで、みそや具材に含まれている可能性
のある一般生菌さらには耐熱生菌をも完全に死滅させる
ことができる。
【0021】特に好ましくは、上記高圧高温飽和蒸気の
導入を所定時間を1サイクルとして複数回繰り返して行
う。すなわち、上記循環路に殺菌ステーションを等間隔
に複数箇所設け、各殺菌ステーションにおいて上記一対
のチャンバを設けて上記処理を繰り返し行う。1サイク
ルの蒸気フラッシュ時間およびその繰り返し処理回数は
殺菌処理すべき食品(特に具材)の種類や量、用いられ
る蒸気の圧力(温度)等の処理条件によって変動する
が、たとえば、5〜10秒間の蒸気フラッシュ処理を5
〜10回程度繰り返して行うことができる。このような
間欠的ないし断続的な加圧加熱滅菌処理は、みその風味
と具材の食味を損なわずに効果的に滅菌処理を施すこと
を可能にすると共に、蒸気フラッシュを行わない非処理
インタバルの間に容器を次工程に向けて移送させること
ができるため、製造ラインの稼働の効率化および高速化
を可能にする。
【0022】このようにしてみそと具材とを加圧蒸気殺
菌した後、収容室1を密封シールする。この工程は、U
V殺菌された適当なシール材3(図3および図4におい
て仮想線で図示)を収容室1の周縁部4上にヒートシー
ルし、その後必要に応じて該シール材の不要部分をトリ
ミングすることによって行うことができる。シール材3
の一部(好ましくは突出させた部分)3aを周縁部4に
対して非接着状態で残しておき、後述する使用時に非接
着部3aを手で持ってシール材3を引き剥がす作業を容
易にすることが好ましい。
【0023】容器は加圧蒸気殺菌工程を経た後密封シー
ル工程までの間、搬送コンベア等によって移送される
が、この間わずかな時間ではあるが外気に晒されること
による二次汚染を防止するために、加圧蒸気殺菌装置の
出口から密封シール機にかけての領域はクリーン度10
0〜1000程度のクリーンブース内に設置することが
好ましい。
【0024】密封シール後、常温にて放置、あるいは容
器を冷水槽に通過させる等の任意手法によって冷却す
る。密封シールされた収容室1が加圧蒸気殺菌時の高温
雰囲気から冷却されることによって収容室内が減圧され
るが、収容室1自体の容量が比較的小さいため、シール
された上面がわずかに凹む程度の変形を生ずるにすぎ
ず、容器全体には影響を与えない。ここで仮に容器全体
が密封された状態で高温加圧蒸気殺菌後に冷却すると、
大容量の空間2が減圧を受けて変形し、あるいは破損し
てしまう。本発明において使用する容器形状を前述のよ
うに奥底部にみそおよび具材のための収容室2を有する
ものとしてこの収容室のみを密封シールすることとした
一つの理由は、冷却後の減圧雰囲気を受けた場合の容器
変形を最小限に抑えるためである。
【0025】冷却後、密封シール材3の上に必要に応じ
て箸やフォーク、薬味等を載置し、容器の開口上端に任
意蓋材5(図3および図4において仮想線で図示)を被
着して、本発明の一実施態様としての容器入りインスタ
ントみそ汁が得られる。蓋材5は容器に着脱自在であ
る。
【0026】この容器入りインスタントみそ汁は、家庭
やコンビニ等において、蓋材5を取り外し、密封シール
材3を引き剥がした後、収容室1と一体化された大容量
の空間2にお湯を注ぐだけで、すぐにみそ汁として食す
ることができるものである。さらに、お湯を注いだ後に
再度蓋材5を被着することで、短距離であればこぼさず
に移動することが可能となるので、コンビニ等でお湯を
入れて貰った状態で持ち運ぶことができる。同様に、電
車内や駅で弁当を販売する業者にとって、熱湯を入れた
ポットを用意しておくだけで、注文に応じて容器内にお
湯を入れるだけで熱くて美味しいみそ汁を提供すること
ができ、利用者のニーズに応えた販売形態を取り得るも
のである。
【0027】本発明は上述の実施形態に限定されない。
たとえば、殺菌処理は高圧高温飽和蒸気によるものに限
定されず、加圧しない高温蒸気を間欠フラッシュするこ
とで行ってもよい。高圧高温飽和蒸気による場合は10
0℃以上の高温で処理することができるので、一般生菌
だけでなく耐熱生菌をも完全に死滅させることができ、
完全無菌化が可能であるため、常温でも数ヶ月ないし1
年あるいはそれ以上の長期間に亘って保存可能ないわゆ
るロングライフ食品とすることができ、スーパーマーケ
ット等での販売に適したものとなる。一方、加圧しない
高温蒸気による場合は100℃程度の高温雰囲気に止ま
るため、耐熱生菌を完全に死滅させることはできない
が、この場合であっても数日ないし1週間程度の保存は
可能であるため、いわゆるミドルライフ食品としてコン
ビニや給食センターあるいは弁当販売業者にとって十分
に有用なものである。
【0028】また、蒸気殺菌に代えて、あるいはこれと
併用して、マイクロ波照射や遠赤外線照射による殺菌処
理を行ってもよい。蒸気フラッシュとマイクロ波照射と
を併用する場合は、上述の蒸気殺菌装置の構成におい
て、上下チャンバのいずれか一方または両方に貫通させ
た導波管を介してマグネトロンよりマイクロ波を密閉空
間内に導入し、容器中の食品に対して照射する。あるい
は、場合によっては、導波管を開口させずに、チャンバ
の外側からマイクロ波を照射することも可能である。
【0029】なお、図1に示す工程では殺菌処理の後に
収容室1を密封シールするものとしたが、十分な殺菌効
果が得られるものであれば、図2のフローに示すように
密封シール後に殺菌処理を行ってもよく、あるいは密封
シールの前後に各々殺菌処理を行ってもよい。蒸気フラ
ッシュによる殺菌処理の場合は、密封シール後に行うと
蒸気が容器内に浸透しにくく十分な殺菌効果が得にくい
ので、密封シール前に行うことが好ましいが、マイクロ
波や遠赤外線照射による場合は密封シール後であっても
収容室1内のみそと具材に対して十分な殺菌効果を得る
ことができ、且つ、二次汚染防止効果にも優れている。
【0030】本発明はスープ類の容器入りインスタント
食品の製造に関するものであり、ここにスープ類とはみ
そ汁に限定されるものではなく、その他豚汁、けんちん
汁等の和食系汁物、コンソメスープ、ポタージュスー
プ、ミネストローネ等の洋食系スープ類、テグタン等の
韓国系スープ類、トムヤムクン等のエスニック系スープ
類等各種のスープ類を対象としている。容器奥底部の収
容室1には、お湯を注ぐことによって希釈されて飲み頃
の濃さの当該スープとなる、固形状または顆粒状あるい
はペースト状のスープの素(調味料)と、当該スープの
具材とが収容される。また、冷製スープであってもよ
く、この場合には冷水を注いで飲むことになる。なお、
具材は必ずしも必須ではなく、スープの素となる調味料
のみを収容室1に収容してもよい。また、みそ等の調味
料には必要に応じてpH調整剤その他の添加剤を添加し
た状態で用いてもよい。
【0031】また、図2および図3に示す容器形状は本
発明で使用可能なものを例示したにすぎず、奥底部に調
味料と必要な具材とを収容可能な収容室1を有すると共
にその上方に連続してお湯(または水)を注いでスープ
とするために必要な空間2を有するものであれば、いか
なる形状であってもよい。このような容器は、一般にス
ープ類を飲むときに用いられる食器(椀やカップ)に近
い形状であり、スープ類の容器として違和感を伴わずに
飲食することができる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、長期保存が可能でしか
もシール材を剥がしてお湯を注ぐだけで飲むことのでき
るみそ汁その他スープ類の容器入りインスタント食品が
提供され、製造業者、販売業者および需要者のいずれに
おいてもきわめてメリットの大きなものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるスープ類の容器入
りインスタント食品の製造方法を示す工程フロー図であ
る。
【図2】 本発明の他の実施形態によるスープ類の容器
入りインスタント食品の製造方法を示す工程フロー図で
ある。
【図3】 本発明の製造方法に用いられる容器形状の一
例を示す断面図である。
【図4】 本発明の製造方法に用いられる容器形状の他
の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 容器奥底部の収容室(第一収容室) 2 空間(第二収容室) 3 密封シール材 3a 密封シール材の非接着部 4 収容室を取り巻く周縁部 5 蓋材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 奥底部に比較的小容量の第一収容室を備
    えると共にその上方に第一収容室と連続して比較的大容
    量の空間を形成するための第二収容室を有する概して椀
    状またはカップ状の容器を準備し、この容器の第一収容
    室にスープ類の素となる調味料と必要な具材とを混在さ
    せた状態で充填し、これらを加熱殺菌した後、第一収容
    室を密封シールすることを特徴とするスープ類の容器入
    りインスタント食品の製造方法。
  2. 【請求項2】 奥底部に比較的小容量の第一収容室を備
    えると共にその上方に第一収容室と連続して比較的大容
    量の空間を形成するための第二収容室を有する概して椀
    状またはカップ状の容器を準備し、この容器の第一収容
    室にスープ類の素となる調味料と必要な具材とを混在さ
    せた状態で充填し、第一収容室を密封シールした後、加
    熱殺菌することを特徴とするスープ類の容器入りインス
    タント食品の製造方法。
  3. 【請求項3】 第一収容室を密封シールした後、さらに
    容器の開口部に蓋材を着脱自在に被着することを特徴と
    する請求項1または2のスープ類の容器入りインスタン
    ト食品の製造方法。
  4. 【請求項4】 第一収容室に充填した調味料と具材と
    を、高圧高温飽和蒸気を間欠的にフラッシュすることに
    より殺菌処理を行うと同時に具材を加熱調理することを
    特徴とする請求項1または2のスープ類の容器入りイン
    スタント食品の製造方法。
  5. 【請求項5】 5〜10秒間の高圧高温飽和蒸気フラッ
    シュ処理を1サイクルとして5〜10回繰り返して行う
    ことにより殺菌処理を行うことを特徴とする請求項4の
    スープ類の容器入りインスタント食品の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか記載の方法
    によって製造されるスープ類の容器入りインスタント食
    品。
  7. 【請求項7】 調味料がみそである請求項6のスープ類
    の容器入りインスタント食品。
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