JP2001147761A - 表示器 - Google Patents

表示器

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JP2001147761A
JP2001147761A JP32854299A JP32854299A JP2001147761A JP 2001147761 A JP2001147761 A JP 2001147761A JP 32854299 A JP32854299 A JP 32854299A JP 32854299 A JP32854299 A JP 32854299A JP 2001147761 A JP2001147761 A JP 2001147761A
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JP32854299A
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Shinichi Shimada
新一 島田
Yoshiji Nakaizumi
儀治 中泉
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Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
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Clarion Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示部に現在表示されている表示エリアやポ
インタの移動操作を音声で行う際の移動に対する実用性
を向上させることができる表示器を提供する。 【解決手段】 所定エリアの一部が表示部3aに実質的
に表示され、表示部3aでの実質的な表示エリアを移動
するための操作用音声がマイク6に入力され、マイク6
に入力された音声が音声認識部7で認識すると共にシス
テム制御部2によってその認識された音声・音声長さ・
音程に応じて表示エリア若しくはポインタの移動方向並
びに移動距離が決定されると共にその決定された移動方
向に表示部3aの表示エリア若しくはポインタが移動さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声入力によって
表示部への表示状態を移動させるようにした表示器に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、車両用ナビゲーション装
置では、表示可能な所定エリア(例えば、関東地区な
ど)の一部(例えば、現在位置周辺)を実質的な表示エ
リアとして表示部に地図表示している。
【0003】また、このような車両用ナビゲーション装
置では、表示部に表示された地図上に現在走行位置を示
すポインタを合成表示している。なお、このポインタ
は、例えば、目的場所指定などの初期入力操作時にモー
ド等を選択用としてモード画面に合成表示することを可
能としたものもある。
【0004】このような車両用ナビゲーション装置を使
用している際、設定した走行ルートが混雑しているため
に周辺に抜け道があるか等を確認するため、車を停車さ
せて運転席に座ったままで現在表示されている表示エリ
アの周辺へと表示位置を上下左右(若しくはその複合の
斜め)方向に移動させる場合がある。
【0005】また、上述したポインタを合成表示してい
る場合、そのポインタを表示部上で移動させるものも存
在し、このようなポインタの移動においても表示部周辺
やリモートコントロール装置に設けられた移動操作スイ
ッチ(十字状の四方向スイッチやジョイステックスイッ
チなど)を操作している。
【0006】このような画面やポインタの移動操作は、
表示部周辺やリモートコントロール装置に設けられた移
動操作スイッチ(十字状の四方向スイッチ又は多方向ス
イッチやジョイステックスイッチなど)を操作してい
る。
【0007】ところで、このようなスイッチ操作は、例
えば、乗員が運転者1人の場合等では、車を停車させて
運転席に座ったままで画面の地図やポインタを操作しな
ければならないことが多く、画面が遠かったり、リモコ
ンが手元に無かったりした場合は地図やポインタを操作
することが出来なかった。
【0008】特開平8−184454号公報では、この
ような煩雑な操作を解消するため、音声認識装置に接続
されたマイクからの『上』,『下』,『左』,『右』等
の音声入力を認識し、その認識結果に基づいて、表示部
に表示された地図を上下左右方向に移動させている。
【0009】また、特開平10−116144号公報で
は、音声認識装置に接続されたマイクからの『左へ
4』,『3,2』等の音声入力を認識し、その認識結果
に基づいて、表示部に合成表示されたポインタをXY格
子座標上で移動させている。
【0010】尚、特開平8−184454号公報には、
対話的な音声によって誤動作しないよう、音声入力開始
スイッチを設け、この音声入力開始スイッチがオンされ
たときに音声入力を認識している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如く
構成された表示器にあっては、例えば、特開平8−18
4454号公報では、入力された『上』,『下』,
『左』,『右』の音声を認識した後、予め設定された距
離に表示エリアを移動しているため、所望の所定エリア
を表示するために音声入力操作を何度も実行・確認しな
ければならず、移動に対する実用性が低いという問題が
生じていた。
【0012】また、特開平10−116144号公報で
は、現在表示エリアに対してXY格子座標上で移動させ
ているため、XY座標位置や移動駒数を瞬時に確認する
のは困難で、結果的に何度も確認しなければならず、移
動に対する実用性が低いという問題が生じていた。
【0013】一方、特開平8−184454号公報で
は、一般的の対話に『上』、『下』、『左』、『右』な
どの移動語句が含まれていた場合に、その対話上での
『上』、『下』、『左』、『右』を移動語句として認識
して不測な移動がなされるという誤動作防止のために音
声入力開始スイッチを操作しなければならないことか
ら、完全な音声操作とはなり得ず、この点においても、
移動に対する実用性が低下するという問題が生じてい
た。
【0014】本発明は、上記問題を解決するため、表示
部に現在表示されている表示エリアやポインタを移動さ
せる操作を音声で行う際の移動に対する実用性を向上さ
せることができる表示器を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、所定エリアの一部を実質
的に表示する表示部と、該表示部の実質的な表示エリア
を移動するための操作を音声で入力する入力部と、該入
力部に入力された音声を認識して表示エリアの移動方向
を決定すると共にその決定された移動方向に前記表示部
の表示エリアを移動する制御部とを備えた表示器におい
て、前記制御部は、前記入力部に入力された音声の音声
長さに基づいて移動方向に対する移動量を決定すること
を要旨とする。
【0016】請求項2に記載の発明は、所定エリアの一
部を実質的に表示する表示部と、該表示部の実質的な表
示エリアを移動するための操作を音声で入力する入力部
と、該入力部に入力された音声を認識して表示エリアの
移動方向を決定すると共にその決定された移動方向に前
記表示部の表示エリアを移動する制御部とを備えた表示
器において、前記制御部は、前記入力部に入力された音
声の音程に基づいて移動方向を複合的に決定することを
要旨とする。
【0017】請求項3に記載の発明は、所定エリアの一
部を実質的に表示する表示部と、該表示部の実質的な表
示エリアを移動するための操作を音声で入力する入力部
と、該入力部に入力された音声を認識して表示エリアの
移動方向を決定すると共にその決定された移動方向に前
記表示部の表示エリアを移動する制御部とを備えた表示
器において、前記制御部は、前記入力部に入力された音
声の音声長さ並びに音程に基づいて複合的移動方向に対
する移動量を決定することを要旨とする。
【0018】請求項4に記載の発明は、前記制御部は、
前記入力部に予め設定された所定のキーワードが入力さ
れた後に、移動のための音声認識を開始することを要旨
とする。
【0019】請求項5に記載の発明は、ポインタを合成
表示する表示部と、前記ポインタの表示位置を移動する
ための操作を音声で入力する入力部と、該入力部に入力
された音声を認識して前記ポインタの移動方向を決定す
ると共にその決定された移動方向に前記ポインタを移動
する制御部とを備えた表示器において、前記制御部は、
前記入力部に入力された音声の音声長さに基づいて移動
方向に対する移動量を決定することを要旨とする。
【0020】請求項6に記載の発明は、ポインタを合成
表示する表示部と、前記ポインタの表示位置を移動する
ための操作を音声で入力する入力部と、該入力部に入力
された音声を認識して前記ポインタの移動方向を決定す
ると共にその決定された移動方向に前記ポインタを移動
する制御部とを備えた表示器において、前記制御部は、
前記入力部に入力された音声の音程に基づいて移動方向
を複合的に決定することを要旨とする。
【0021】請求項7に記載の発明は、ポインタを合成
表示する表示部と、前記ポインタの表示位置を移動する
ための操作を音声で入力する入力部と、該入力部に入力
された音声を認識して前記ポインタの移動方向を決定す
ると共にその決定された移動方向に前記ポインタを移動
する制御部とを備えた表示器において、前記制御部は、
前記入力部に入力された音声の音声長さ並びに音程に基
づいて複合的移動方向に対する移動量を決定することを
要旨とする。
【0022】請求項8に記載の発明は、前記制御部は、
前記入力部に予め設定された所定のキーワードが入力さ
れたときに前記ポインタを前記表示部に合成表示した
後、前記入力部に入力された移動のための音声認識を開
始することを要旨とする。
【0023】請求項9に記載の発明は、前記制御部は、
前記ポインタが前記表示部の端部にまで移動した際に、
前記入力部への、移動のための音声入力が継続している
場合若しくは決定された移動量の移動が完了していない
場合には、前記ポインタの移動位置を固定したまま前記
表示部自体の表示位置を移動させると共に、移動完了後
に前記ポインタの合成表示位置を中心として前記ポイン
タ並びに前記表示部自体の表示位置を前記表示器の略中
央に移動することを要旨とする。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明の表示器の、実施の
形態を、車両用ナビゲーション装置用の表示器に適用
し、図面に基づいて説明する。
【0025】図1は本発明の表示器ブロック図である。
図1において、1は操作部、2は操作部1のメイン操作
によって駆動するシステム制御部、3はシステム制御部
2から出力された表示情報に基づいて表示に関する駆動
制御を行う画像表示装置、4は音声出力を行うスピーカ
ー、5は地図情報等が記憶された(又は図示を略す光学
記録再生装置から地図情報を呼び出す)データベース
部、6は入力部としてのマイク、7はマイク6から入力
された音声を認識する音声認識部、8はシステム制御部
2に内臓されて音声認識部7での、音声の語句の長さを
計時するためのタイマーである。画像表示装置3は液晶
モニタ等の表示部3aを備えている。
【0026】操作部1は装置本体の主要操作を行う操作
部分で表示部3aの近傍に設けられている。尚、この操
作部1をリモートコントロール装置で代用しても併用し
てもよい。また、音声認識部7はシステム制御部2に内
蔵しても良い。
【0027】次に、本発明の動作を図2のフローチヤー
トに基づいて説明する。
【0028】先ず、操作部1での、メインスイッチのオ
ン並びに所定のナビゲーションに関する設定(目標設定
等)がなされると、表示部3aに現在走行位置等の表示
エリアが表示されてサービスが開始されると同時にマイ
ク6が待機状態となる。
【0029】この待機状態でマイク6から入力された音
声の語句が予め設定された移動に関するキーワードであ
るか否かが音声認識部7で判断される(ステップS
1)。
【0030】音声認識部7で判断された音声の語句がキ
ーワードであった場合、表示部3aにポインタが合成表
示されていなければポインタを表示する(ステップS
2)。また、音声認識部7で判断された音声の語句がキ
ーワードでなかった場合、キーワード入力がなされるま
で待機する。
【0031】この際、ポインタが表示部3aに既に表示
されている場合や、ポインタの表示が不要な場合には、
このステップS2はスキップされる。表示部3aに表示
されている地図の表示エリアを移動させる場合にはキー
ワードとしては「マップ」、「地図」、「地図移動」、
「地図スクロール」などの語句が用いられ、表示部3a
に表示されている地図等にポインタを合成表示してその
ポインタを移動させる場合にはキーワードとして「ポイ
ンタ」などの語句が用いられる。これらのキーワード
は、任意に設定変更可能である。
【0032】ポインタが画面表示されると、タイマー8
(若しくはこのタイマー8とは別のタイマー)を始動す
ると同時に表示エリア若しくはポインタの移動のための
語句を認識する移動開始モードとなる(ステップS3)
と同時に、このタイマー8が所定時間の経過をカウント
(ステップS4)し、タイマー8での所定時間のカウン
ト中に、マイク6からの移動語句の語頭入力の有無を判
断(ステップS5)する。マイク6からの移動語句の語
頭入力が無いままタイマー8での所定時間のカウントが
終了した場合には、ポインタの合成表示を消去8(ステ
ップS6)して移動開始モードを終了する。
【0033】タイマー8での所定時間のカウント中にマ
イク6からの移動語句の語頭入力が有った場合、ステッ
プS3での、タイマー8の所定時間のカウントがリセッ
トされてタイマー8の計時が開始される(ステップS
7)。なお、ステップS3の所定時間のカウントをタイ
マー8とは別のタイマーで行った場合にはこのステップ
S7で初めてタイマー8が用いられる。
【0034】移動語句の、語頭入力後のタイマー8の計
時中に、入力された語頭を含めた音声の音程に変化があ
った場合(ステップS8)、その音程変化が上に変化し
たのか(ステップ9)が判断され、音程変化が上に変化
した場合には語頭で判断した語句の移動方向を斜め上の
複合設定とし(ステップS10)、音程変化が下に変化
した場合には語頭で判断した語句の移動方向を斜め下の
複合設定とする(ステップS11)。
【0035】一方、マイク6からの移動語句の語頭入力
から所定時間(例えば、0.2秒)が経過したかどうか
が判断され(ステップ12)、その所定時間経過前に移
動語句の入力が終了した場合(ステップ13)には、マ
イク6から入力された移動語句に長音並びに音程変化が
なかったとして表示エリア若しくはポインタを移動語句
に対応した方向に第1の所定単位距離(例えば、画面上
1mm)だけ移動(ステップS14)した後、更なる移
動語句の語頭入力の有無を判断するためにステップS4
へとループする。なお、この際の移動距離は移動対象が
表示エリアの場合とポインタの場合とで異なる。
【0036】他方、マイク6に入力された移動語句が終
了しないまま所定時間が経過した場合には移動語句に長
音が含まれているとし、表示エリア若しくはポインタを
移動移動語句に対応した方向(又はステップS8〜ステ
ップS11で設定された移動語句を考慮した複合斜め方
向)に第2の所定単位距離(例えば、画面上1mm)だ
け移動し(ステップS15)、以降、その所定時間が経
過する毎に第2の所定単位距離だけ移動を繰り返し、移
動語句の入力が終了した時点で(ステップS16)移動
を停止する。
【0037】
【実施例】次に、このようなルーチンの実際の使用例を
具体的に説明する。先ず、移動語句の語頭が入力された
際、例えば、「右(みぎ)」という語句が移動語句であ
れば、「みぎ」という言葉の「み」を語頭として判断す
ると共に、「ぎ」が発音され終了したかどうかを判断す
る。
【0038】この「右」という語句の入力に対して、
「み〜」と続く場合や、「みぎ〜」と続いていれば、語
句は終了されていないと判断する。
【0039】「みぎ」という語句の入力が終了されたと
判断されたらば、表示エリア若しくはポインタをその指
定語句の方向(この実施例の場合右方向)へ第1の所定
単位距離に対応した距離だけ移動する。また、この移動
直後に、再度「みぎ」という語句(又は他の語句)が入
力された場合、その入力に長音が含めらていなければ同
様にして第1の所定単位距離に対応した距離だけ移動さ
れる。
【0040】一方、「みぎ〜」や「み〜」など語句が終
了していない場合には、上述した「みぎ」のような移動
語句に1対1で対応した小刻みな移動ではなく、その方
向への移動を所定時間を単位として継続(繰り返し)さ
せ、「ぎ」の音が完全に終了した時点で移動を停止す
る。この際、ポインタの移動であった場合に表示部3a
の隅にまで移動し切ってしまった場合、音が継続してい
る限り表示エリアを移動させる。尚、地図表示でない場
合や表示可能範囲限界に達した場合にはその時点で移動
は停止される。
【0041】他方、「みぎ〜」や「み〜」など語句の長
音の途中、若しくは文字の区切れで音程が変化した場
合、その変化が上がった場合には表示エリア若しくはポ
インタを右斜め上へと移動し、その変化が下がった場合
には表示エリア若しくはポインタを右斜め下へと移動す
る。
【0042】ところで、ポインタを表示している状態で
表示エリアを移動させている場合、ポインタの位置は固
定若しくは中心に位置する。
【0043】また、上述したフォローチャート図におい
て、ステップS8並びにステップS11を廃止し、移動
語句を上下左右のほか、例えば、「斜め上左」、「斜め
下左」などの語句を移動語句として判断しても良い。こ
の際、例えば、「ななめうえひ」や「ななめしたひだ」
を語頭として判断すると共に、それ以降の文字の「だ
り」や「り」の終了を判断する。
【0044】これらは、適宜語句の定義を行うことによ
ってそれに基づくポインタや地図の表示エリアを移動す
るように設計することが可能である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
表示器にあっては、制御部は、入力部に入力された音声
の音声長さに基づいて移動方向に対する移動量を決定す
ることにより、表示部に現在表示されている表示エリア
やポインタを移動させる操作を音声で行う際の移動に対
する実用性を向上させることができる。
【0046】請求項2に記載の発明は、制御部は、入力
部に入力された音声の音程に基づいて移動方向を複合的
に決定することにより、表示部に現在表示されている表
示エリアやポインタを移動させる操作を音声で行う際の
移動に対する実用性を向上させることができる。
【0047】請求項3に記載の発明は、制御部は、入力
部に入力された音声の音声長さ並びに音程に基づいて複
合的移動方向に対する移動量を決定することにより、表
示部に現在表示されている表示エリアやポインタを移動
させる操作を音声で行う際の移動に対する実用性をより
一層向上させることができる。
【0048】請求項4に記載の発明は、制御部は、入力
部に予め設定された所定のキーワードが入力された後
に、移動のための音声認識を開始することにより、煩わ
しい操作なく誤作動を容易に防止することができる。
【0049】請求項5に記載の発明は、制御部は、入力
部に入力された音声の音声長さに基づいて移動方向に対
する移動量を決定することにより、表示部に現在表示さ
れている表示エリアやポインタを移動させる操作を音声
で行う際の移動に対する実用性を向上させることができ
る。
【0050】請求項6に記載の発明は、制御部は、入力
部に入力された音声の音程に基づいて移動方向を複合的
に決定することにより、表示部に現在表示されている表
示エリアやポインタを移動させる操作を音声で行う際の
移動に対する実用性を向上させることができる。
【0051】請求項7に記載の発明は、制御部は、入力
部に入力された音声の音声長さ並びに音程に基づいて複
合的移動方向に対する移動量を決定することにより、表
示部に現在表示されている表示エリアやポインタを移動
させる操作を音声で行う際の移動に対する実用性をより
一層向上させることができる。
【0052】請求項8に記載の発明は、制御部は、入力
部に予め設定された所定のキーワードが入力されたとき
にポインタを表示部に合成表示した後、入力部に入力さ
れた移動のための音声認識を開始することにより、煩わ
しい操作なく誤作動を容易に防止することができる。
【0053】請求項9に記載の発明は、制御部は、ポイ
ンタが表示部の端部にまで移動した際に、入力部への、
移動のための音声入力が継続している場合若しくは決定
された移動量の移動が完了していない場合には、ポイン
タの移動位置を固定したまま表示部自体の表示位置を移
動させると共に、移動完了後にポインタの合成表示位置
を中心としてポインタ並びに表示部自体の表示位置を表
示器の略中央に移動することにより、移動終了後の表示
状態を見易くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わる表示器のブロック
図である。
【図2】本発明の実施の形態に係わる制御ルーチンを示
すフローチャート図である。
【符号の説明】
2…システム制御部(制御部) 3…画像表示装置 3a…表示部 6…マイク(入力部) 7…音声認識部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定エリアの一部を実質的に表示する表示
    部と、該表示部の実質的な表示エリアを移動するための
    操作を音声で入力する入力部と、該入力部に入力された
    音声を認識して表示エリアの移動方向を決定すると共に
    その決定された移動方向に前記表示部の表示エリアを移
    動する制御部とを備えた表示器において、 前記制御部は、前記入力部に入力された音声の音声長さ
    に基づいて移動方向に対する移動量を決定することを特
    徴とすることを特徴とする表示器。
  2. 【請求項2】所定エリアの一部を実質的に表示する表示
    部と、該表示部の実質的な表示エリアを移動するための
    操作を音声で入力する入力部と、該入力部に入力された
    音声を認識して表示エリアの移動方向を決定すると共に
    その決定された移動方向に前記表示部の表示エリアを移
    動する制御部とを備えた表示器において、 前記制御部は、前記入力部に入力された音声の音程に基
    づいて移動方向を複合的に決定することを特徴とする表
    示器。
  3. 【請求項3】所定エリアの一部を実質的に表示する表示
    部と、該表示部の実質的な表示エリアを移動するための
    操作を音声で入力する入力部と、該入力部に入力された
    音声を認識して表示エリアの移動方向を決定すると共に
    その決定された移動方向に前記表示部の表示エリアを移
    動する制御部とを備えた表示器において、 前記制御部は、前記入力部に入力された音声の音声長さ
    並びに音程に基づいて複合的移動方向に対する移動量を
    決定することを特徴とする表示器。
  4. 【請求項4】前記制御部は、前記入力部に予め設定され
    た所定のキーワードが入力された後に、移動のための音
    声認識を開始することを特徴とする請求項1乃至請求項
    3の何れかに記載の表示器。
  5. 【請求項5】ポインタを合成表示する表示部と、前記ポ
    インタの表示位置を移動するための操作を音声で入力す
    る入力部と、該入力部に入力された音声を認識して前記
    ポインタの移動方向を決定すると共にその決定された移
    動方向に前記ポインタを移動する制御部とを備えた表示
    器において、 前記制御部は、前記入力部に入力された音声の音声長さ
    に基づいて移動方向に対する移動量を決定することを特
    徴とする表示器。
  6. 【請求項6】ポインタを合成表示する表示部と、前記ポ
    インタの表示位置を移動するための操作を音声で入力す
    る入力部と、該入力部に入力された音声を認識して前記
    ポインタの移動方向を決定すると共にその決定された移
    動方向に前記ポインタを移動する制御部とを備えた表示
    器において、 前記制御部は、前記入力部に入力された音声の音程に基
    づいて移動方向を複合的に決定することを特徴とする表
    示器。
  7. 【請求項7】ポインタを合成表示する表示部と、前記ポ
    インタの表示位置を移動するための操作を音声で入力す
    る入力部と、該入力部に入力された音声を認識して前記
    ポインタの移動方向を決定すると共にその決定された移
    動方向に前記ポインタを移動する制御部とを備えた表示
    器において、 前記制御部は、前記入力部に入力された音声の音声長さ
    並びに音程に基づいて複合的移動方向に対する移動量を
    決定することを特徴とする表示器。
  8. 【請求項8】前記制御部は、前記入力部に予め設定され
    た所定のキーワードが入力されたときに前記ポインタを
    前記表示部に合成表示した後、前記入力部に入力された
    移動のための音声認識を開始することを特徴とする請求
    項5乃至請求項7の何れかに記載の表示器。
  9. 【請求項9】前記制御部は、前記ポインタが前記表示部
    の端部にまで移動した際に、前記入力部への、移動のた
    めの音声入力が継続している場合若しくは決定された移
    動量の移動が完了していない場合には、前記ポインタの
    移動位置を固定したまま前記表示部自体の表示位置を移
    動させると共に、移動完了後に前記ポインタの合成表示
    位置を中心として前記ポインタ並びに前記表示部自体の
    表示位置を前記表示器の略中央に移動することを特徴と
    する請求項5乃至請求項8の何れかに記載の表示器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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