JP2001147664A - 表示装置 - Google Patents

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JP2001147664A
JP2001147664A JP33107099A JP33107099A JP2001147664A JP 2001147664 A JP2001147664 A JP 2001147664A JP 33107099 A JP33107099 A JP 33107099A JP 33107099 A JP33107099 A JP 33107099A JP 2001147664 A JP2001147664 A JP 2001147664A
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Takanori Ito
貴則 伊藤
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AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示画面の輝度に応じて駆動電圧源の出力周
期を変化させつつその出力をPWM制御して表示画面の
輝度のちらつきを最大限に低減させる表示装置を提供す
る。 【解決手段】 この表示装置10は、輝度調整操作手段
15により表示部6の輝度が変更される毎に、コモンス
イッチC1,C2,C3の走査周期Tをその変更された輝
度に対する臨界周期Tcに更新して時分割的にオン駆動
させると共に、駆動電圧源V1,V2,V3 の出力周期を
1つの前記コモンスイッチ当たりに割り振れるオン駆動
時間Tdに更新させつつ、変更された前記輝度に応じて
その駆動電圧源をPWM制御し、且つソーススイッチA
1,A2,A3を表示内容に応じて選択的にオン作動させ
て表示部6を発光駆動させるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示画面の輝度の
ちらつきを低減する表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の表示装置、具体的には、マトリク
ス型の配線構造を用いて時分割駆動する表示装置では、
一般に表示画面の輝度の調整は、PWM(パルス幅変
調)駆動により行われている。
【0003】即ち、かかる表示装置では、図4に示す構
成において、例えば、コモンスイッチC1,C2,C3を
C1からC3へ走査周期Tで時分割的にオン駆動しなが
ら、各コモンスイッチC1,C2,C3のオン駆動に同期
させてソーススイッチA1,A2,A3を表示内容に応じ
選択的にオンオフ切り替えすることにより、駆動電圧源
V1,V2,V3からの電流をコモンスイッチC1〜C3と
ソーススイッチA1〜A3とにより指定される発光素子5
に通電させて低電位源Lに流し、こうして各発光素子5
(表示画面6)を選択的に発光駆動させて画面表示を行
うようにしている。この場合、表示画面6の輝度の調整
は、図5に示すように、走査周期Tのうち各コモンスイ
ッチC1,C2,C3がオン駆動する期間Td(Td=T÷
コモンスイッチ数)に駆動電圧源V1,V2,V3の出力
周期を一致(以後、出力周期Td)させると共に、駆動
電圧源V1,V2,V3のVレベルの出力の時間(パルス
幅)Tdonを輝度に応じ変化(PWM)させることによ
り行われていた。
【0004】例えば、駆動電圧源V1,V2,V3の出力
が、各出力周期Tdの全範囲に渡りVレベルで出力(こ
の場合Tdon=Td)されると表示画面6の輝度が200
[cd/m 2]となる場合において、その輝度を20[cd/m
2]に調整する際は、パルス幅Tdonを出力周期Tdの10
%、つまりTdon=Td×0.1と調整されることとな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】また、かかる駆動電圧
源V1,V2,V3のPWM駆動は、マイコン7に内蔵さ
れたタイマ8により時間TdonがカウントされてVレベ
ルからゼロレベルへの出力レベルの切り替え制御がなさ
れており、このタイマ7には、一般にPWM駆動用のタ
イマとそうでない通常のタイマの2種類がある。
【0006】PWM駆動用のタイマでは、時間Tdonの
タイムアップ時に機械的に上述の出力レベルの切り替え
が行われるため、その切り替えに際して誤差が生じない
利点がある一方、このPWM駆動用のタイマは高価であ
るためコストがかかる欠点がある。
【0007】他方、通常のタイマでは、時間Tdonのタ
イムアップ時に所定のCPU(図示せず)にその報告信
号を出して上述の出力レベルの切り替え実行の指令を待
つため、その応答時間だけタイムアップ時から出力レベ
ルの切り替え動作までの間に誤差δTdonが生じて、こ
の誤差δTdonに起因する輝度のちらつきが生じる欠点
がある(図5)。
【0008】この誤差δTdonに起因する輝度のちらつ
きは、図6に示した輝度200[cd/m2]と輝度20[cd/
2]のサンプル例えば、輝度200[cd/m2]の場合が
0.6%であるのに対し、輝度20[cd/m2]では6.0
%にもなる。なお、図6の計算において、ちらつき=δ
Tdon÷Tdon×100と定義され、便宜上δTdon=1
0[μs]、コモンスイッチ数=10、T=16.8[m
s]の数値を用いた。これらのサンプルから推測できる
ように、誤差δTdonに起因する輝度のちらつきは、表
示画面6の輝度が高くなるほど、即ちパルス幅Tdonが
長いほど小さくなる特性がある。
【0009】このように、ちらつきが輝度の低下に反比
例して大きくなるのは、パルス幅Tdonが短いほど、パ
ルス幅Tdonに対する誤差δTdonの割合が相対的に大き
くなるからである。従って、かかる誤差δTdonに起因
する輝度のちらつきを減少させるためには、パルス幅T
donを長く、即ち走査周期Tを長くして、パルス幅Tdon
に対する誤差δTdonの割合を小さくすればよい。しか
しながら、走査周期Tを長くしすぎると、いわゆるフリ
ッカに起因する輝度のちらつきが新たに発生することに
なる。
【0010】そこで従来の表示装置では、操作周期Tを
その表示装置の最大輝度に対してフリッカが発生するこ
とのない臨界周期Tcに設定することによりちらつき防
止を図っていた。
【0011】しかしながら、臨界周期Tcは、図2のグ
ラフから分かるように、輝度の減少に伴い長くなる特性
を有しており、操作周期Tを表示装置の最大輝度に対す
る臨界周期Tcに固定する方法では、低輝度側でのちら
つき防止が充分になされていないという問題を有してい
た。
【0012】そこで、この発明の課題は、通常のタイマ
を用いた場合に生じる誤差δTdonに起因する輝度のち
らつきを、表示輝度の全ての輝度範囲にわたって最大限
に低減させる表示装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
には、この請求項1に記載の発明は、列配線と行配線と
の交叉部ごとに発光素子が接続されてマトリクス型の配
線構造に仕上げられた表示部と、前記表示部の輝度を調
整するための入力操作を行う輝度調整操作手段と、前記
各行配線に駆動電圧を供給する駆動電圧源と、前記駆動
電圧源と前記列配線との間にそれぞれ介装された複数の
第1スイッチと、前記行配線と所定の電位源との間にそ
れぞれ介装された複数の第2スイッチと、前記輝度調整
操作手段により操作入力された輝度に応じ、前記第2ス
イッチの走査周期をその輝度に対応する臨界周期に設定
して時分割的にオン駆動させると共に、前記駆動電圧源
の出力周期を1つの前記第2スイッチ当たりに割り振ら
れるオン駆動時間に設定し同期させつつ前記輝度に応じ
てその出力のパルス幅をPWM制御し、且つ前記第1ス
イッチを表示内容に応じ選択的にオン作動させて前記表
示部を発光駆動させる制御部とを備えるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態を図
1ないし図3に基づいて説明する。図1は、本発明の第
1実施形態に係る表示装置の構成図であり、図2は、表
示部の輝度に対する臨界周期Tc及び臨界周波数CFF
の関係を示す図であり、図3は、この第1実施形態に係
る表示装置と従来例の表示装置との比較を示す図であ
る。
【0015】この実施形態に係る表示装置10は、図1
に示すように、表示部6と、駆動電圧供給部12と、ソ
ース制御回路13と、コモン制御回路14と、表示部6
の輝度調整操作スイッチ15(輝度調整操作手段)と、
輝度調整操作スイッチ15からの操作入力及び画像表示
内容に応じて駆動電圧供給部12及び各制御回路13,
14を制御するマイコン16(制御部)とを備えて主構
成される。
【0016】表示部6は、図1に示すように、複数のコ
モン配線20(行配線)と複数のソース配線21(列配
線)との各交叉部ごとに表示素子5を備えて構成された
マトリクス型の配線構造を有するものであり、代表的な
ものとしてドットマトリクス電極構造を有するものが該
当する。
【0017】駆動電圧供給部12は、各ソース配線21
にそれぞれ1つ対応するように接続される複数の駆動電
圧源V1,V2,V3を備える。かかる駆動電圧供給部1
2は、マイコン16からの指令に基づいて、各駆動電圧
源V1,V2,V3からVレベルとゼロレベルの2値レベ
ルに調整された出力(図5参照)を各ソース配線21に
供給するものである。
【0018】ソース制御回路13は、各ソース配線21
と各駆動電圧源V1,V2,V3との間にそれぞれ介装さ
れる複数のソーススイッチA1,A2,A3(第1スイッ
チ)を備えており、マイコン16からの指令に基づいて
各ソーススイッチA1〜A3を選択的にオンオフ駆動させ
て点灯駆動させる表示素子5を選択するものである。
【0019】コモン制御回路14は、各コモン配線20
と低電位源L(所定の電位源)との間にそれぞれ介装さ
れる複数のコモンスイッチC1,C2,C3(第2スイッ
チ)を備えており、マイコン16からの指令に基づいて
コモンスイッチC1〜C3を時分割的に走査周期Tで走査
してオンオフ駆動させるものである。
【0020】輝度調整操作スイッチ15は、表示部6の
輝度を調整するための入力操作を行う輝度調整操作手段
であり、かかる輝度調整操作スイッチ15において操作
入力(設定)された輝度は、輝度情報としてマイコン1
6に送られる。
【0021】マイコン16は、コモン制御回路14を制
御してコモンスイッチC1〜C3を時分割的に走査周期T
で走査してオンオフ駆動させると共に、各コモンスイッ
チC1〜C3のオン駆動に同期させてソース制御回路13
を制御してソーススイッチA1〜A3を表示内容に応じ選
択的にオンオフ駆動させ、同時に輝度調整操作スイッチ
15から送られてくる輝度情報に基づき駆動電圧供給部
12の出力をPWM(パルス幅変調)制御するものであ
り、統轄制御部26と、コモン制御部27と、ソース制
御部28と、駆動電圧供給部12を制御するタイマ29
とを備えて主構成される。
【0022】統轄制御部26には、予め、図2の点線
で示される輝度Lと臨界周期Tcとの対応関係を示すデ
ータがメモリ内にストアされている。かかる臨界周期T
cは、フリッカが起こらない最大の期間を与えるもので
臨界周波数CFFの逆数で定義される。なお、図2にお
ける実線は、輝度Lと臨界周波数CFFとの対応関係
を与えるグラフであり、これらは、CFF=alogL
+b、a=15、b=25、Tc=1÷CFFで与えら
れたものである。
【0023】かかる統轄制御部26は、輝度調整操作ス
イッチ15により操作入力される輝度情報に応じ、予め
ストアされた上記の輝度Lと臨界周期Tcとの対応関係
に基づいて、その輝度情報の輝度Lに対応する臨界周期
Tcを求め、コモンスイッチC1,C2,C3の走査周期T
をこの臨界周期Tcに設定し、即ちT=Tcに更新し、こ
れから1コモンスイッチ当たりのオン駆動時間Td(Td
=Tc÷コモンスイッチ数)を算出すると共に、輝度情
報の輝度Lに応じて駆動電圧源V1,V2,V3のVレベ
ルの出力時間Tdon(パルス幅Tdon、0≦Tdon≦Td)
を算出して、コモン制御部27、ソース制御部28及び
タイマ29に対して、この値Td及びTdonの設定で駆動
するように指令を送るものである。
【0024】コモン制御部27は、統轄制御部26によ
り設定された値Tdに基づき、各コモンスイッチC1,C
2,C3に対して時間Tdずつ時分割的に走査周期Tcで走
査してオン駆動するようにコモン制御回路14を制御す
るものである。
【0025】ソース制御部28は、統轄制御部26によ
り設定された値Tdに基づき、ソース制御回路13に対
して、この時間Td毎に、画像表示内容に応じてソース
スイッチA1,A2,A3を選択的にオンオフ駆動させる
ものである。
【0026】タイマ29は、統轄制御部26により設定
された時間Td及びTdonを計時することにより、駆動電
圧供給部12に対して、駆動電圧源V1〜V3より時間T
dの間隔(出力周期)でTdonのパルス幅を有する出力
(図5参照)がなされるようにPWM制御を行う。
【0027】なお、これらコモン制御部27、ソース制
御部28及びタイマ29における時間Tdの開始が一致
(同期)するように統轄制御部26により管理されてお
り、これにより、ソーススイッチA1〜A3のオンオフ駆
動の切り替え周期Td及びタイマ29の出力周期Tdが、
それぞれ、コモンスイッチC1〜C3が走査周期Tcで時
分割駆動される際の1コモンスイッチ当たりのオン駆動
時間Tdと同期し、つまり走査周期Tcのうち1つのコモ
ンスイッチC1〜C3に割り振られるオン駆動時間に同期
する。
【0028】次に、かかる表示装置10の動作を説明す
る。
【0029】まず、統轄制御部26に例えば初期的に設
定された又は前回設定された輝度に対応する時間Td及
びTdonに基づいて、コモン制御部27、ソース制御部
28及びタイマ29がそれぞれ駆動している状態におい
て、輝度調整操作スイッチ15により輝度の設定が変更
されると、新たな輝度情報が輝度変更スイッチ15から
統轄制御部26に入力される。
【0030】統轄制御部26では、新たな輝度情報に基
づき、予めストアされた輝度Lと臨界周期Tcの対応関
係を参照しながらその輝度情報の輝度Lに対応する臨界
周期Tcが算出され、コモンスイッチC1,C2,C3の走
査周期Tがこの臨界周期Tcに更新設定され、即ちT=
Tcと更新され、これから1コモンスイッチ当たりのオ
ン駆動時間Td(Td=Tc÷コモンスイッチ数)が算出
されると共に、輝度情報の輝度Lに応じて駆動電圧源V
1〜V3のVレベルの出力時間Tdonが算出される。例え
ば、駆動電圧源V1〜V3の出力が、出力周期Tdの全範
囲に渡りVレベルで出力(この場合Tdon=Td)される
と表示画面6の輝度が200[cd/m2]となる場合にお
いて、その輝度情報の輝度Lが20[cd/m2]である場
合は、パルス幅Tdonを出力周期Tdの10%、つまりT
don=Td×0.1と算出される。
【0031】そして、統轄制御部26によりこの算出さ
れた時間Td及びTdonがコモン制御部27、ソース制御
部28及びタイマ29に与えられ、コモン制御部26に
よりコモン制御回路14のコモンスイッチC1〜C3が走
査周期Tcでそれぞれオン駆動時間Tdで時分割駆動され
ると共に、ソース制御部29によりソース制御回路12
のソーススイッチA1〜A3が上記の各コモンスイッチC
1〜C3の時分割駆動のオン駆動期間Tdに同期した周期
Td毎に表示内容に応じて選択的にオンオフ駆動され、
これらと並行して、タイマ29により駆動電圧源V1〜
V3の出力が上記のコモンスイッチC1〜C3の時分割駆
動のオン駆動期間Tdに同期した周期Tdで出力され、且
つそのタイマ29により駆動電圧源V1〜V3のVレベル
の出力時間(パルス幅)がTdonにPWM制御され、こ
れにより、表示部6の輝度が輝度調整操作スイッチ15
により設定された輝度に変更される。
【0032】そして、以上の動作が、輝度調整操作スイ
ッチ15により輝度の設定が変更される毎に行われる。
【0033】図3は、このように構成された表示装置1
0と従来技術で説明した表示装置4との輝度のちらつき
を輝度20[cd/m2]の場合で比較したものである。図
中のTは、コモンスイッチC1〜C3を一通り走査する時
間(走査周期)であり、Tc2 0は、輝度20[cd/m2]に
対する臨界周期Tcである。上段(T=16.8[ms])
側が従来の表示装置4に対する評価、つまり走査周期T
がその輝度(ここでは20[cd/m2])に対する臨界周
期Tcに更新されない場合(輝度200[cd/m2]に対す
る臨界周期が固定されて用いられる場合)であり、下段
(T=23[ms])側が本実施形態に係る表示装置10の
評価、つまり走査周期Tがその輝度に対する臨界周期T
cに更新される場合である。即ち輝度のちらつきは従来
法では6.0%となるのに対し、本実施形態では4.3
%に低減されている。この評価から本実施形態の表示装
置10の方が従来装置4よりもちらつきが小さく押さえ
られることが分かる。なお、図3の評価は便宜上δTdo
n=10μs、コモンスイッチ数=10で評価したもの
である。
【0034】以上のように構成された表示装置10によ
れば、統轄制御部26のメモリに予め輝度Lと臨界周期
Tcとの対応関係がストアされており、輝度調整操作ス
イッチ15により輝度Lが変更されると、その都度、そ
の輝度Lに対応する臨界周期Tcが求められ、コモンス
イッチC1〜C3の走査周期Tがその臨界周期Tc(Tcは
フリッカが起こらない最長期間)に更新され、これに伴
い駆動電圧源V1,V2,V3の出力周期が走査周期Tcの
うち1つのコモンスイッチC1〜C3に割り振られるオン
駆動時間Tdに更新されるため、常に輝度調整操作スイ
ッチ15により操作入力された輝度に対して駆動電圧源
V1,V2,V3の出力周期(パルス幅)Tdonをフリッカ
が起こらない最長期間に設定でき、即ち駆動電圧源V
1,V2,V3のVレベル出力時間を最大限に長くできる
ため、駆動電圧源V1,V2,V3の出力パルスの立ち下
がり(又は立ち上がり)の遅れ時間である誤差δTdon
(詳しくは従来技術で説明済み)のVレベル出力時間T
donに対する割合を最小にでき、その誤差δTdonに起因
するちらつきを表示画面の全ての輝度範囲にわたって最
大限に押さえることができる。
【0035】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、輝度調
整操作手段により操作入力された輝度に応じて、その輝
度に対応する臨界周期が求められ、第2スイッチの走査
周期がその臨界周期に設定され、これに基づいて駆動電
圧源のパルス幅も更新されるため、そのパルス幅とし
て、その操作入力された輝度に対してフリッカが起こら
ない最も長い幅に設定できるため、駆動電圧源の出力の
パルス幅に対するそのパルスの立ち上がり時点又は立ち
下がり時点の誤差δTdonの割合を最小にでき、その誤
差δTdonに起因するちらつきを表示画面の全ての輝度
範囲にわたって最大限に押さえることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係る表示装置の構成
図である。
【図2】この発明の第1実施形態に係る表示装置の表示
部の輝度に対する臨界周期Tc及び臨界周波数CFFの
関係を示す図である。
【図3】この発明の第1実施形態に係る表示装置と従来
装置との比較を示す図である。
【図4】従来の表示装置の構成を説明する図である。
【図5】この発明の第1実施形態に係る表示装置及び従
来装置の駆動電圧源の出力を説明する図である。
【図6】従来の表示装置における輝度とちらつきの関係
を説明する図である。
【符号の説明】
5 発光素子 6 表示画面(表示部) 10 表示装置 15 輝度調整操作スイッチ 16 マイコン 20 コモン配線 21 ソース配線 A1,A2,A3 ソーススイッチ C1,C2,C3 コモンスイッチ L 低電位源 V1,V2,V3 駆動電圧源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 貴則 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 Fターム(参考) 5C080 AA07 BB05 DD06 EE29 FF12 GG02 JJ02 JJ04 JJ05

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 列配線と行配線との交叉部ごとに発光素
    子が接続されてマトリクス型の配線構造に仕上げられた
    表示部と、 前記表示部の輝度を調整するための入力操作を行う輝度
    調整操作手段と、 前記各行配線に駆動電圧を供給する駆動電圧源と、 前記駆動電圧源と前記列配線との間にそれぞれ介装され
    た複数の第1スイッチと、 前記行配線と所定の電位源との間にそれぞれ介装された
    複数の第2スイッチと、 前記輝度調整操作手段により操作入力された輝度に応
    じ、前記第2スイッチの走査周期をその輝度に対応する
    臨界周期に設定して時分割的にオン駆動させると共に、
    前記駆動電圧源の出力周期を1つの前記第2スイッチ当
    たりに割り振られるオン駆動時間に設定し同期させつつ
    前記輝度に応じてその出力のパルス幅をPWM制御し、
    且つ前記第1スイッチを表示内容に応じ選択的にオン作
    動させて前記表示部を発光駆動させる制御部と、を備え
    ることを特徴とする表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8339354B2 (en) 2007-01-26 2012-12-25 Tp Vision Holding B.V. System, method, and computer-readable medium for displaying light radiation
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