JP2001146314A - 油圧モーターを内設したベルトコンベアー - Google Patents
油圧モーターを内設したベルトコンベアーInfo
- Publication number
- JP2001146314A JP2001146314A JP37077499A JP37077499A JP2001146314A JP 2001146314 A JP2001146314 A JP 2001146314A JP 37077499 A JP37077499 A JP 37077499A JP 37077499 A JP37077499 A JP 37077499A JP 2001146314 A JP2001146314 A JP 2001146314A
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- roller
- hydraulic motor
- conveyor
- motor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 油圧モーターをコンベアーフレームの内
側に配設した構造のベルトコンベアーを提供する。 【解決手段】 駆動ローラー２と油圧モーター５とロー
ラーシャフト８とを備えたコンベアーの駆動機構におい
て、前記油圧モーター５を別体のインナーケース４に内
設し、そのインナーケース４のモーター内設部を駆動ロ
ーラー２の内部に中空状に設置するとともに、該インナ
ーケース４の外側端部を一方のコンベアーフレーム１Ａ
に固着して設け、またローラーシャフト８の頭部８Ａ
を、油圧モーター５および駆動ローラー２の側板にそれ
ぞれ連結するとともに、そのローラーシャフト８の外側
端部を、他方のコンベアーフレーム１Ｂに回転自在に保
持させた構成とする。
側に配設した構造のベルトコンベアーを提供する。 【解決手段】 駆動ローラー２と油圧モーター５とロー
ラーシャフト８とを備えたコンベアーの駆動機構におい
て、前記油圧モーター５を別体のインナーケース４に内
設し、そのインナーケース４のモーター内設部を駆動ロ
ーラー２の内部に中空状に設置するとともに、該インナ
ーケース４の外側端部を一方のコンベアーフレーム１Ａ
に固着して設け、またローラーシャフト８の頭部８Ａ
を、油圧モーター５および駆動ローラー２の側板にそれ
ぞれ連結するとともに、そのローラーシャフト８の外側
端部を、他方のコンベアーフレーム１Ｂに回転自在に保
持させた構成とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベルトコンベアー
（以下、コンベアーと略称する）の駆動機構の改良に係
るものであり、さらに詳しくは、油圧モーター（以下、
モーターと略称する）を、駆動ローラー（以下、ローラ
ーと略称する）に内蔵するように構成したコンベアーに
関するものである。
（以下、コンベアーと略称する）の駆動機構の改良に係
るものであり、さらに詳しくは、油圧モーター（以下、
モーターと略称する）を、駆動ローラー（以下、ローラ
ーと略称する）に内蔵するように構成したコンベアーに
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のコンベアーは、その駆動源である
モーターをコンベアーフレームの外側に配置するととも
に、ローラーの中心軸棒を成すローラーシャフトに、そ
のモーターからの出力を伝達するように構成していた。
モーターをコンベアーフレームの外側に配置するととも
に、ローラーの中心軸棒を成すローラーシャフトに、そ
のモーターからの出力を伝達するように構成していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
コンベアーはモーターをコンベアーフレームの外側に配
置した構造となっていたので、工場などのスペースが広
くて余裕がある場合には問題ないが、スペースに制限が
ある場合においては、コンベアーの設置が困難となった
り、作業員の行動が制約されて迅速に作業をすることが
できない等の問題点があった。
コンベアーはモーターをコンベアーフレームの外側に配
置した構造となっていたので、工場などのスペースが広
くて余裕がある場合には問題ないが、スペースに制限が
ある場合においては、コンベアーの設置が困難となった
り、作業員の行動が制約されて迅速に作業をすることが
できない等の問題点があった。
【０００４】そこで、モーターをコンベアーフレームの
内側に配設した構造のコンベアーの開発が課題となって
いた。
内側に配設した構造のコンベアーの開発が課題となって
いた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために以下のような技術的手段を講じたものであ
る。すなわち本発明は、左右のコンベアーフレーム１
Ａ，１Ｂの間に配設されたローラー２と、そのローラー
２を作動させるためのモーター５と、モーター５の出力
をローラー２に伝達するためのローラーシャフト８とを
備えたコンベアーの駆動機構において、前記モーター５
を別体のインナーケース４に内設し、そのインナーケー
ス４のモーター内設部をローラー２の内部に中空状に設
置するとともに、該インナーケース４の外側端部を一方
のコンベアーフレーム１Ａに固着して設け、またローラ
ーシャフト８の頭部８Ａを、モーター５およびローラー
２の側板にそれぞれ連結するとともに、そのローラーシ
ャフト８の外側端部を、他方のコンベアーフレーム１Ｂ
に回転自在に保持させて構成したものである。
するために以下のような技術的手段を講じたものであ
る。すなわち本発明は、左右のコンベアーフレーム１
Ａ，１Ｂの間に配設されたローラー２と、そのローラー
２を作動させるためのモーター５と、モーター５の出力
をローラー２に伝達するためのローラーシャフト８とを
備えたコンベアーの駆動機構において、前記モーター５
を別体のインナーケース４に内設し、そのインナーケー
ス４のモーター内設部をローラー２の内部に中空状に設
置するとともに、該インナーケース４の外側端部を一方
のコンベアーフレーム１Ａに固着して設け、またローラ
ーシャフト８の頭部８Ａを、モーター５およびローラー
２の側板にそれぞれ連結するとともに、そのローラーシ
ャフト８の外側端部を、他方のコンベアーフレーム１Ｂ
に回転自在に保持させて構成したものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】ローラー２に内蔵されたモーター
５の出力が、ローラー２の側板１０，１０Ａに連結され
たローラーシャフト８に伝達されるので、そのローラー
シャフト８の回転と共にローラー２も回転するようにな
っている。
５の出力が、ローラー２の側板１０，１０Ａに連結され
たローラーシャフト８に伝達されるので、そのローラー
シャフト８の回転と共にローラー２も回転するようにな
っている。
【０００７】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明する
が、図１はコンベアーベルト１４を取り除いた状態の平
面断面図である。また図２（ａ）は図１のＡ−Ａ線断面
図で、ローラー部分の右側面部を示しており、さらに図
２（ｂ）は図１のＢ−Ｂ線断面図で、ローラー部分の左
側面部を示している。
が、図１はコンベアーベルト１４を取り除いた状態の平
面断面図である。また図２（ａ）は図１のＡ−Ａ線断面
図で、ローラー部分の右側面部を示しており、さらに図
２（ｂ）は図１のＢ−Ｂ線断面図で、ローラー部分の左
側面部を示している。
【０００８】図中１Ａ，１Ｂは左右のコンベアーフレー
ムであり、また図中２は、一般的にアウターローラーと
称されていて、公知の軸棒（ローラーシャフト）に代わ
るインナーケース４（後述する）を挿入しても、その回
転に支障のない大きさに形成されたローラーである。こ
のローラー２の右側面部は、図１および図２（ａ）に示
すように、その中央部をインナーケース４に占有され、
且つそのインナーケース４の外側周囲を、ローラー２の
回転を円滑に行うためのベアリング３が巻回した構造と
なっている。さらにその左側面部は、図１および図２
（ｂ）で示すように側板１０，１０Ａによって構成され
ているが、その側板１０は、後述するローラーシャフト
８の頭部８Ａが挿脱自在な大きさの孔をその中央部に形
成して設けられ、また側板１０Ａは、その側板１０の内
側に位置すべくドーナツ状に形成されたものである。そ
してその両側板１０および１０Ａを、螺子１１を用いて
継着した構造となっているのであるが、この側板１０Ａ
のさらに内側（中心部）には、前記ローラーシャフト８
が貫設されているのである。
ムであり、また図中２は、一般的にアウターローラーと
称されていて、公知の軸棒（ローラーシャフト）に代わ
るインナーケース４（後述する）を挿入しても、その回
転に支障のない大きさに形成されたローラーである。こ
のローラー２の右側面部は、図１および図２（ａ）に示
すように、その中央部をインナーケース４に占有され、
且つそのインナーケース４の外側周囲を、ローラー２の
回転を円滑に行うためのベアリング３が巻回した構造と
なっている。さらにその左側面部は、図１および図２
（ｂ）で示すように側板１０，１０Ａによって構成され
ているが、その側板１０は、後述するローラーシャフト
８の頭部８Ａが挿脱自在な大きさの孔をその中央部に形
成して設けられ、また側板１０Ａは、その側板１０の内
側に位置すべくドーナツ状に形成されたものである。そ
してその両側板１０および１０Ａを、螺子１１を用いて
継着した構造となっているのであるが、この側板１０Ａ
のさらに内側（中心部）には、前記ローラーシャフト８
が貫設されているのである。
【０００９】次にインナーケース４とモーター５につい
て説明する。インナーケース４は、その内端面に駆動シ
ャフト突出用の孔を形成するとともに、その外端面を開
放した円筒形状（茶筒状）に設けられたものである。そ
してコンベアーフレーム１Ａおよびローラー２の右側面
部を貫通して、その本体部がローラー２の内部に挿入さ
れるのであるが、ローラー２の回転を阻害しないように
中空状に設定され、且つコンベアーフレーム１Ａとの交
差部分を、止め具１３を用いて強固に固定された構造と
なっている。またモーター５は、その前部をインナーケ
ース４の内端面に螺着されるとともに、駆動シャフト９
がケースの外方に突出した状態に設けられたものであ
り、さらに２本の油圧ホース６は、コンベアーフレーム
１Ａの外方に向けて延設された形態となっている。なお
ここに示す油圧モーター５は公知のものであるので、そ
の詳しい構造の説明は省略する。
て説明する。インナーケース４は、その内端面に駆動シ
ャフト突出用の孔を形成するとともに、その外端面を開
放した円筒形状（茶筒状）に設けられたものである。そ
してコンベアーフレーム１Ａおよびローラー２の右側面
部を貫通して、その本体部がローラー２の内部に挿入さ
れるのであるが、ローラー２の回転を阻害しないように
中空状に設定され、且つコンベアーフレーム１Ａとの交
差部分を、止め具１３を用いて強固に固定された構造と
なっている。またモーター５は、その前部をインナーケ
ース４の内端面に螺着されるとともに、駆動シャフト９
がケースの外方に突出した状態に設けられたものであ
り、さらに２本の油圧ホース６は、コンベアーフレーム
１Ａの外方に向けて延設された形態となっている。なお
ここに示す油圧モーター５は公知のものであるので、そ
の詳しい構造の説明は省略する。
【００１０】また断面Ｔ字状の円筒形状に設けられたロ
ーラーシャフト８は、その頭部８Ａを駆動シャフト９に
係合して接続され、且つローラー２の側板１０Ａと螺子
１１Ａによって連結されており、さらにそのローラーシ
ャフト８の外側端部がコンベアーフレーム１Ｂを貫通し
て外方に突出されるとともに、ベアリング７によって円
滑に回転するような構造となっているので、モーター５
の出力は、このローラーシャフト８を介して支障なくロ
ーラー２に伝達されるように構成されている。なお図中
１２は駆動シャフト９と頭部８Ａの間に介在する係合部
材であり、また前記ベアリング７は止め具１３によって
コンベアーフレーム１Ｂに取付けられた構造となってい
る。
ーラーシャフト８は、その頭部８Ａを駆動シャフト９に
係合して接続され、且つローラー２の側板１０Ａと螺子
１１Ａによって連結されており、さらにそのローラーシ
ャフト８の外側端部がコンベアーフレーム１Ｂを貫通し
て外方に突出されるとともに、ベアリング７によって円
滑に回転するような構造となっているので、モーター５
の出力は、このローラーシャフト８を介して支障なくロ
ーラー２に伝達されるように構成されている。なお図中
１２は駆動シャフト９と頭部８Ａの間に介在する係合部
材であり、また前記ベアリング７は止め具１３によって
コンベアーフレーム１Ｂに取付けられた構造となってい
る。
【００１１】本発明は、上述したような各部材によって
コンベアーの駆動機構を構成しているので、モーター５
の出力が駆動シャフト９、ローラーシャフト８を経てロ
ーラー２に伝達されるようになっている。またモーター
５がインナーケース４と共にローラー２に内蔵された形
態となっているので、モーターの設置場所をコンベアー
の外側に確保する必要がない。
コンベアーの駆動機構を構成しているので、モーター５
の出力が駆動シャフト９、ローラーシャフト８を経てロ
ーラー２に伝達されるようになっている。またモーター
５がインナーケース４と共にローラー２に内蔵された形
態となっているので、モーターの設置場所をコンベアー
の外側に確保する必要がない。
【００１２】
【発明の効果】本発明は、油圧モーターを駆動ローラー
に内蔵した構造となっていて、ベルトコンベアーの外側
に油圧モーターの設置場所を確保する必要がないので、
狭いスペースを有効に活用してベルトコンベアーを稼働
させることができるとともに、作業員の行動がモーター
によって制約されたり、モーターに接触して事故に遭遇
したりするようなことがなく、迅速且つ安全に作業を行
うことができる等の多大な効果がある。また油圧モータ
ーと駆動ローラーの間の距離が短く、部品点数も少ない
ので、安価な製品を提供することができるという産業上
の利点があり、さらに大部分の構成材が駆動ローラーの
中に収納されているので、埃や衝撃などの外的要因によ
って機材が故障したり破損したりすることを防止するこ
とができるという長所や、モーター音の拡散を防止し
て、騒音の発生を減少させることができるという長所が
ある。
に内蔵した構造となっていて、ベルトコンベアーの外側
に油圧モーターの設置場所を確保する必要がないので、
狭いスペースを有効に活用してベルトコンベアーを稼働
させることができるとともに、作業員の行動がモーター
によって制約されたり、モーターに接触して事故に遭遇
したりするようなことがなく、迅速且つ安全に作業を行
うことができる等の多大な効果がある。また油圧モータ
ーと駆動ローラーの間の距離が短く、部品点数も少ない
ので、安価な製品を提供することができるという産業上
の利点があり、さらに大部分の構成材が駆動ローラーの
中に収納されているので、埃や衝撃などの外的要因によ
って機材が故障したり破損したりすることを防止するこ
とができるという長所や、モーター音の拡散を防止し
て、騒音の発生を減少させることができるという長所が
ある。
【図１】本発明の油圧モーターを内設したベルトコンベ
アーの平面断面図である。
アーの平面断面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図である。
【図３】図１のＢ−Ｂ線断面図である。
１・・・コンベアーフレーム ２・・・駆動ローラー ３，７・・・ベアリング ４・・・インナーケース ５・・・油圧モーター ６・・・油圧ホース ８・・・ローラーシャフト ８Ａ・・・ローラーシャフトの頭部 ９・・・駆動シャフト １０，１０Ａ・・・駆動ローラーの側板 １１，１１Ａ・・・螺子 １２・・・係合部材 １３・・・止め具 １４・・・コンベアーベルト
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１２年１月２８日（２０００．１．２
８）
８）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の油圧モーターを内設したベルトコンベ
アーの平面断面図である。
アーの平面断面図である。
【図２】（ａ）は図１のＡ−Ａ線断面図であり、（ｂ）
は図１のＢ−Ｂ線断面図である。
は図１のＢ−Ｂ線断面図である。
【符号の説明】 １・・・コンベアーフレーム ２・・・駆動ローラー ３，７・・・ベアリング ４・・・インナーケース ５・・・油圧モーター ６・・・油圧ホース ８・・・ローラーシャフト ８Ａ・・・ローラーシャフトの頭部 ９・・・駆動シャフト １０，１０Ａ・・・駆動ローラーの側板 １１，１１Ａ・・・螺子 １２・・・係合部材 １３・・・止め具 １４・・・コンベアーベルト
Claims (1)
- 【請求項１】 駆動ローラーと油圧モーターとローラー
シャフトとを備えたベルトコンベアーの駆動機構におい
て、前記油圧モーターを別体のインナーケースに内設
し、そのインナーケースのモーター内設部を駆動ローラ
ーの内部に中空状に設置するとともに、該インナーケー
スの外側端部を一方のコンベアーフレームに固着して設
け、また前記油圧モーターに接続されたローラーシャフ
トを、前記駆動ローラーの側板に連結するとともに、そ
のローラーシャフトの外側端部を他方のコンベアーフレ
ームに回転自在に保持させて構成したことを特徴とする
油圧モーターを内設したベルトコンベアー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37077499A JP2001146314A (ja) | 1999-11-18 | 1999-11-18 | 油圧モーターを内設したベルトコンベアー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37077499A JP2001146314A (ja) | 1999-11-18 | 1999-11-18 | 油圧モーターを内設したベルトコンベアー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001146314A true JP2001146314A (ja) | 2001-05-29 |
Family
ID=18497579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP37077499A Pending JP2001146314A (ja) | 1999-11-18 | 1999-11-18 | 油圧モーターを内設したベルトコンベアー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001146314A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102493001A (zh) * | 2011-11-30 | 2012-06-13 | 福建农林大学 | 纳米纤维静电纺丝滚筒式收集器 |
| CN102815508A (zh) * | 2012-09-18 | 2012-12-12 | 昆山特力伯传动科技有限公司 | 输送机滚轮组件 |
-
1999
- 1999-11-18 JP JP37077499A patent/JP2001146314A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102493001A (zh) * | 2011-11-30 | 2012-06-13 | 福建农林大学 | 纳米纤维静电纺丝滚筒式收集器 |
| CN102815508A (zh) * | 2012-09-18 | 2012-12-12 | 昆山特力伯传动科技有限公司 | 输送机滚轮组件 |
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