JP2001145720A - ローラースキー - Google Patents

ローラースキー

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JP2001145720A
JP2001145720A JP37073999A JP37073999A JP2001145720A JP 2001145720 A JP2001145720 A JP 2001145720A JP 37073999 A JP37073999 A JP 37073999A JP 37073999 A JP37073999 A JP 37073999A JP 2001145720 A JP2001145720 A JP 2001145720A
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JP
Japan
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roller
board
ski
present
rollers
Prior art date
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Pending
Application number
JP37073999A
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English (en)
Inventor
Takeo Ogawa
武男 小川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】安定走行ができ、かつカービングターンを容易
に行うことのできる、ローラースキーを提供する。 【解決手段】ボード下面に複数個のローラーを連設した
ローラースキーにおいて、最前部および最後部のローラ
ーを、ボードに対し首振り可能に設けるとともに、この
首振りの回動中心より後方にローラー軸を位置させて構
成し、かつボードに対するローラー軸位置の復元手段を
設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カービングター
ンをスムースに行うことのできるローラースキーに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、夏期などにスキーの練習をす
るとき、板の下面に複数個のローラーを取り付けたロー
ラースキーが利用されているが、このローラーは回転部
分以外は固定されたものであり、本発明にて示すよう
に、ローラーの首振り運動可能なタイプのローラースキ
ーは見当たらない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
のローラースキーはインラインスケートを少し長くした
ものであり、冬スキーに比べて短いのでスピードを出す
と直進性に乏しく不安定になる。またスキー板を長くし
てローラー数を増やすと、逆に直進性が高くなり、カー
ブしにくくなると云う問題点がある。本発明は、以上の
ような従来からのローラースキーに関わる課題を解決す
るために発明されたもので、一部のローラーを首振り可
能な構成にすることで、カービングターンが容易とな
り、かつ安定走行を可能としたローラースキーを提供す
ることを目的として開発されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】課題を解決する手段とし
て本発明は、最前部もしくは両端のローラーを首振り可
能に設け、かつローラー位置の復元手段を設けてその主
要部を構成した。すなわち、ボード下面に複数個のロー
ラーを連設したローラースキーにおいて、最前部もしく
は両端のローラーを、ボードに対し首振り可能に設ける
とともに、この首振りの回動中心より後方にローラー軸
を位置させて構成し、かつボードに対するローラー軸位
置の復元手段を設ける。本発明は以上の構成よりなるロ
ーラースキーである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明を使用するには、まず弾性
体であるゴムバンドをフックに掛け渡し、ブーツホルダ
ーにブーツを固定させる。これで準備が完了する。本ロ
ーラースキーは左右の足に装着して使用する。斜面を滑
走するとき、進行方向を変えるには、曲がろうとする方
向へボードを少し倒すと、最前部の可動ローラーは曲が
ろうとする方向へ回動し、ボードはその方向へ向きを変
えることとなる。これを適宜に行うことで、自由に方向
を変えてカービングターンをおりまぜながら滑走するこ
とができる。なお、両端のローラーに可動ローラーを用
いることで、カービングはより容易になる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
において、1はボードで、木製の長方形状板体であり、
その上面適所にブーツホルダー2,3が取り付けられ
る。このブーツホルダーは市販のスキー板に使われてい
るものと同等のものである。4は固定ローラーで、ボー
ド下面の中央部分に取り付けられ、本例では6個連設さ
れている。このローラーは市販タイプのもので、取付板
に連続してステー部分があり、このステー間に回転子が
回動自在に軸支されている。5,6は前部および後部の
可動ローラーで、ボード下面の前・後部に同一向きにて
各々取り付けられる。この可動ローラーはいわゆるキャ
スターであり、取付板にスラストベアリングを介してス
テーが回動自在に設けられ、このステーに回転子が軸支
される。そしてステーの回動中心と回転子の軸支位置と
は若干の距離を有している。7はフックで、本例では皿
ビスを使用した。このフックはボード内にその一部がね
じ込まれ、一部は突出している。8は弾性体としてのゴ
ムバンドで、可動ローラーのステーに穿設される孔にそ
の両端が取り付けられ、中間部はフックに掛け渡され
る。以上が本発明の一実施例である。
【0007】本発明の概要については前述したが、本例
ではローラー軸位置の復元手段としてゴムバンドを用い
た。また最前部のローラーと最後部のローラーを回動可
能とするとともに、最前部のローラー取付位置は、固定
ローラーより距離をおいて設けた。これによって、体重
移動の効果を発揮させることができる。本例の使用時に
おいて、滑走中に右に曲がろうとするときは、体重をボ
ードの前側にかかるようにしながらボードを右に傾け
る。(図6)すると前部可動ローラーの首振りの回動中
心よりローラー軸位置が後方にあるため、前部可動ロー
ラーの回転子は右へ向きを変えることとなる。また、同
時にボードのテールを左へ押し出すようにすると、後部
可動ローラーは前部可動ローラーとは逆方向へ向くこと
となる。つまり図4で説明すると、前・後部のローラー
はA・C方向へ向き、左へ曲がろうとするときは逆の操
作でB・D方向へ向くことになる。従ってスムースに曲
がることができる。可動ローラーが単に首振り回動する
だけの機能のみでは、安定性が保たれないので、本発明
では可動ローラーの復元手段、本例におけるゴムバンド
を用いた。これにより、可動ローラーは平常時はボード
と平行の位置を保ち、前述の操作時のみ左右に回動つま
り首振り運動をすることとなり、安定滑走をすることが
できる。なお、フックを複数本設けているが、これは掛
ける位置を変えることで、ゴムバンドの張力を可変とし
て調整可能としたものである。本例ではゴムバンドによ
る復元手段としたが、他にスプリング等による同手段と
してもよい。また、本例は両端に可動ローラーを用いた
が、最前部のローラーのみを可動ローラーとしても同様
の効果を得ることができる。以上のごとく、本発明によ
って自在にカービングターンができ、かつ直進性にも優
れたローラースキーを得ることができる。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、固定ローラーと可動ロ
ーラーとを組み合わせて構成したので、ボードを傾斜さ
せて自由に進行方向を変えることができ、またある程度
のボード長さとしたので直進性にも優れて安定した滑走
を可能とする、有用なる物品を提供することができる。
とくにスキー選手の夏期トレーニングに最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の平面図
【図2】本発明の左側面図
【図3】本発明の底面図
【図4】本発明の要部拡大説明図
【図5】本発明の一部省略走行状態説明図
【図6】本発明の一部省略走行状態説明図(傾斜時)
【図7】本発明の一部省略走行状態説明図(傾斜時)
【符号の説明】
1 ボード 2 ブーツホルダー 3 ブーツホルダー 4 固定ローラー 5 前部可動ローラー 6 後部可動ローラー 7 フック 8 ゴムバンド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボード下面に複数個のローラーを連設した
    ローラースキーにおいて、最前部のローラーを、ボード
    に対し首振り可能に設けるとともに、この首振りの回動
    中心より後方にローラー軸を位置させて構成し、かつボ
    ードに対するローラー軸位置の復元手段を設けたことを
    特徴とするローラースキー。
  2. 【請求項2】最前部および最後部のローラーを、ボード
    に対し首振り可能に設けるとともに、この首振りの回動
    中心より後方にローラー軸を位置させ、かつボードに対
    するローラー軸位置の復元手段を設けてなる請求項1記
    載のローラースキー。
JP37073999A 1999-11-18 1999-11-18 ローラースキー Pending JP2001145720A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007325907A (ja) * 2006-05-08 2007-12-20 Kimihiro Tsuchie ローラースキー
JP2008521543A (ja) * 2004-12-03 2008-06-26 タセム カンパニー リミテッド キャスタースケート装置

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