JP2001145310A - 磁石発電機用ロータの着磁・検査方法および装置 - Google Patents

磁石発電機用ロータの着磁・検査方法および装置

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JP2001145310A
JP2001145310A JP32661099A JP32661099A JP2001145310A JP 2001145310 A JP2001145310 A JP 2001145310A JP 32661099 A JP32661099 A JP 32661099A JP 32661099 A JP32661099 A JP 32661099A JP 2001145310 A JP2001145310 A JP 2001145310A
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magnetizing
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coil
magnetization
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Kazuyoshi Takagi
和義 高木
Takahiro Yamamoto
隆宏 山本
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Yamaha Motor Electronics Co Ltd
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Moriyama Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着磁と着磁検査とを1台の装置で行えるよう
にすると共に、着磁の良否を検査したりロータの回転方
向の位置(例えば点火タイミング検出用突部の位置)を
検査する際にロータを回転させることを不要にして装置
の小型化を可能にし、設置スペースの減少と設備費の低
下を可能にする。 【解決手段】 永久磁石材が固定された磁石発電機用ロ
ータの着磁・検査方法であって、(a) ロータを直線移動
する昇降軸に装着する工程と;(b) 昇降軸に装着したロ
ータの回転方向の装着位置をロータの昇降中に検出する
工程と;(c) 工程(b)でロータの回転方向の装着位置が
適正である時にロータを着磁用コイルに対向する着磁位
置に直線移動して永久磁石材に着磁する工程と;(d) 着
磁後にロータを直線移動させて永久磁石材を着磁コイル
から離す際に着磁検査を行う工程と;(e) ロータを昇降
軸から取外す工程と;を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、磁石発電機に用
いるロータの永久磁石材に着磁すると共に、この着磁結
果の適否を検査する着磁・検査方法と装置とに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車等の小型内燃機関(エンジ
ン)では、永久磁石式交流発電機(磁石発電機、フライ
ホイールマグネトともいう)が広く用いられている。こ
の発電機は内燃機関のクランク軸にフライホイール兼用
のロータを固定し、このロータに固定した永久磁石がス
テータに対向した位置で回転することによりステータコ
イルに電圧を誘起させるものである。
【0003】ここにロータに固定する永久磁石は、環状
に形成した磁石材料、例えばアルニコ系磁石やフェライ
ト系磁石や希土類コバルト系磁石やネオジム・鉄・ホウ
素磁石などの磁石材料をロータに接着固定しておき、こ
の磁石材料を着磁コイルによって着磁することにより所
定の極性をもった永久磁石とされる。すなわち着磁コイ
ルは、ロータの磁極数に対応した数の鉄心に巻付けたも
ので、各鉄心が磁石材料に対向して所定の磁極数に磁化
する(着磁という)ものである。
【0004】従来はこの着磁のための専用装置(着磁
機)を用いて着磁を行った後に、この着磁すみのロータ
を実際にエンジンに組込んだ状態と同じように高速回転
させて発電させることによって着磁結果の良否(適否)
を検査していた。すなわちこの検査装置は、ロータの着
脱を行うための昇降装置と、ロータを高速回転(約1500
R.P.M.)させる回転駆動装置と、発電コイルとを備える
ものであった。
【0005】なおロータの外周面には、通常点火タイミ
ングを設定するための突部が突部されている。例えばロ
ータの内周面から外周面に突出するようにロールプレス
加工した部分(ハーフピアスという)を設け、この突部
をロータの外周面に近接して対向するパルサコイルによ
って検出することにより点火タイミングを決めている。
【0006】この場合には永久磁石の回転方向の磁極位
置を点火タイミング検出用の突部に対して正確に設定す
る必要が生じる。そこで前記の従来の検査装置には、ロ
ータの回転駆動装置や発電コイルだけでなく、点火タイ
ミングを検出するためのパルサコイルも設けておく必要
があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の検査
装置は昇降装置と回転駆動装置と発電コイルとパルサコ
イルとを必要とするために、大型化しかつ構造が複雑に
なる。またこの検査装置は着磁装置とは別に設置してお
かなければならないから、ロータを着磁時と検査時とで
それぞれ異なる装置に付け換える必要が生じ作業能率が
悪くなる。さらに2つの装置を設置するために広い設置
スペースが必要になり、設備費が上昇するという問題も
あった。
【0008】そこで出願人は着磁装置と検査装置とを1
つの装置に合体させることを提案している(例えば特願
平10−222672号)。この装置は着磁用コイルに
ホール素子を取付けておき、着磁終了後にロータを低速
(例えば3R.P.M.)で回転させながら磁束密度(ガウス
量)の分布を測定し、この磁束密度の分布(例えばホー
ル素子の出力波形の面積)から着磁の良否を判定する。
【0009】またロータの外周面に設けた点火タイミン
グ検出用突部を、ロータを回転させながらレーザセンサ
により検出し、レーザセンサにより突部を検出した時の
ロータの回転角度位置から突部の位置を判定していた。
このように既提案のものは、ロータを着脱位置と着磁・
検査位置との間で昇降させる昇降装置だけでなく、ロー
タを回転させるための回転駆動装置も必要であったため
に、検査装置が大型化するという問題があった。
【0010】
【発明の目的】この発明はこのような事情に鑑みなされ
たものであり、着磁と着磁検査とを1台の装置で行える
ようにすると共に、着磁の良否を検査したりロータの回
転方向の位置(例えば点火タイミング検出用突部の位
置)を検査する際にロータを回転させることを不要にし
て装置の小型化を可能にし、設置スペースの減少と設備
費の低下を可能にすることができる磁石発電機用ロータ
の着磁・検査方法を提案することを第1の目的とする。
またこの方法の実施に直接使用する装置を提供すること
を第2の目的とする。
【0011】
【発明の構成】この発明によれば第1の目的は、永久磁
石材が固定された磁石発電機用ロータの着磁・検査方法
であって、(a) ロータを直線移動する昇降軸に装着する
工程と;(b) 昇降軸に装着したロータの回転方向の装着
位置をロータの昇降中に検出する工程と;(c) 前記工程
(b)でロータの回転方向の装着位置が適正である時にロ
ータを着磁用コイルに対向する着磁位置に直線移動して
永久磁石材に着磁する工程と;(d) 着磁後にロータを直
線移動させて前記永久磁石材を前記着磁コイルから離す
際に着磁検査を行う工程と;(e) ロータを昇降軸から取
外す工程と;を備えることを特徴とする磁石発電機用ロ
ータの着磁・検査方法、により達成される。
【0012】工程(b)でロータの回転方向の位置を検出
するためには、ロータの外周面に突出した点火タイミン
グ検出用の突部に係合して作動する接触式変位センサを
用いることができる。この接触式変位センサとしては例
えば変位によるインダクタンス変化を起電力に変換する
差動変圧器を用いた電気マイクロメータを用いることが
でき、3つの接触式変位センサで突部の回転方向の前・
後端の位置と高さが許容範囲内が否かを判別するように
構成することができる。
【0013】工程(d)の着磁検査は、着磁用コイルに巻
付けた着磁検査用コイルの誘起電圧から磁束量(磁束密
度、ガウス量など)を検出することにより着磁の適否を
判定することができる。すなわちロータの昇降移動時に
おける着磁検査用コイルの鎖交磁束数の変化による誘電
電圧の変化を検出するものである。着磁検査は他の方法
で行ってもよい。例えば各磁極に対応してホール素子な
どの磁気抵抗素子を設けておき、ロータの昇降に伴って
これら磁気抵抗素子が永久磁石付近を昇降方向に横断す
る時の検出出力の変化から着磁の良否を判定することが
できる。
【0014】第2の目的は、永久磁石材が固定された磁
石発電機用ロータの着磁・検査方法であって、ロータを
着脱可能に保持してロータと共に直線移動する昇降軸
と、この昇降軸を昇降動する昇降制御部と、昇降軸に装
着したロータの回転方向の装着位置の適否を判定するロ
ータ位置検査部と、ロータの着磁位置で永久磁石材に対
向する着磁用コイルと、着磁用コイルに流す電流を制御
する着磁電流制御部と、着磁用コイルに巻付けられた着
磁検査用コイルと、ロータが着磁位置から離れる際に着
磁検査用コイルが出力する誘起電圧に基づいて永久磁石
の着磁の適否を判定する着磁検査部と、ロータ位置検査
部および着磁検査部の出力に基づいて昇降制御部および
着磁電流制御部を制御するコントローラと、を備えるこ
とを特徴とする磁石発電機用ロータの着磁・検査装置、
により達成される。
【0015】
【実施態様】図1は本願発明の一実施態様である着磁・
検査装置を一部断面した側面図、図2はその制御系を示
すブロック図、図3は動作流れ図、図4は動作手順の前
半を示す図、図5は同じく動作手順の後半を示す図であ
る。
【0016】図1において符号10は水平基台、12は
この水平基台10から下方へ垂直に延びる起立フレー
ム、14はこの起立フレーム12の下端に結合された下
フレームである。起立フレーム12にはガイドレール1
6が垂直に固定され、このガイドレール16にはリニア
軸受18,18が垂直に移動可能に保持されている。リ
ニア軸受18,18は移動体20に固定されている。
【0017】下フレーム14の下面にはエアシリンダ2
2が取付けられている。このエアシリンダ22のロッド
24は、下フレーム14を貫通して上方へ垂直に突出
し、前記移動体20にジョイント26を介して接続され
ている。前記水平基台10には、エアシリンダ22の垂
直上方に位置する円形の窓28が設けられている。この
窓28には昇降軸30が貫通している。昇降軸30の下
端は、前記移動体20にクランプ金具32で固定されて
いる。
【0018】水平基台10の上面には窓28に連続して
起立するコイル保持筒34が固定されている。すなわち
このコイル保持筒34は水平基台10に固定される下筒
36と、この下筒36に固定され昇降軸30のガイドと
なるガイド筒38とを持つ。このガイド筒38の上部に
着磁用コイル40が固定されている。なおこの着磁用コ
イル40には着磁検査用コイル42も巻付けられている
(図2参照)。下筒36とガイド筒38には冷却液通路
が形成され、着磁コイル40やガイド筒38などを冷却
する。
【0019】44はロータである。このロータ44は昇
降軸30の上端に設けたチャック部46に着脱可能なボ
ス部48と、略碗状のフライホイール部50とを結合し
たものである。フライホイール部50の内周面には円筒
形の磁石材料52が接着により固定されている。フライ
ホイール部50の外周面には点火タイミング検出用の突
部(ハーフピアス)54がプレス形成されている。なお
ボス部48には、ロータ44の昇降軸30に対する取付
角度を設定するためのキー溝が形成され、チャック部4
6にはこのキー溝に係入するキー(図示せず)が設けら
れている。
【0020】従ってロータ44をオペレータは手作業で
チャック部46に取付ける際には、キー溝とキーを係合
させることによりロータ44の回転方向の取付角度を常
に一定にすることができる。また突部54は、このキー
溝を基準にして一定の回転角度範囲内に形成される。
【0021】56(56a,56b,56c)は突部5
4の位置と高さを検出するための接触式変位センサであ
る。すなわち昇降軸30に装着されたロータ44が昇降
する際に、突部54がこれらのセンサ56に接触し、突
部54の両端の位置がセンサ56a,56bによって検
出され、突部54の高さがセンサ56cによって検出さ
れる。これらのセンサ56は、突部54の位置および高
さが所定の許容範囲か否かを判定する。なお突部56の
高さはパルサコイルの出力電圧レベルに影響するのでこ
の高さが許容範囲内か否か検査されるものである。
【0022】なおこの接触式変位センサ56としては、
例えば変位によるインダクタンス変化を起電力に変換し
て取出す差動変圧器の原理を用いた電気マイクロメータ
などの接触式リニア変位センサを用いることができる。
ここにロータ44のフライホール部50とボス部48と
を等角度間隔に位置する3個のリベットで結合した場合
には、フライホイール部50とボス部48の結合角度を
120°間違えて結合することが考えられる。このよう
なロータ44を昇降軸30のチャック部46に取付ける
と、突部54の位置も120°変化してしまい、突部5
4が接触式変位センサ56に正しく接触せずにこの接触
式変位センサ56を破損することが起こり得る。
【0023】このような不都合を防ぐためには各接触式
変位センサ56の上方に別のマイクロスイッチなどをそ
れぞれ配設しておき、ロータ44の下降時に突部54を
まずこれらのマイクロスイッチによって検出するように
すればよい。これらのマイクロスイッチにより突部54
の概略位置を検出してフライホイール部50とボス部4
8との結合に間違いが無いことを予め確認した後、突部
54を接触式リニア変位センサ56の接触させて正高精
度に位置を検出すればよい。
【0024】次に図2に基づいて着磁・検査装置の制御
系を説明する。60はロータ位置検査部であり、センサ
56の出力に基づいてロータ44が昇降軸30に正しい
向きにして装着されているか否かを判定する。またこの
検査部60は、ボス部48のキー溝に対して突部54が
正しい位置に形成されているか否かも判定する。さらに
突部54の高さも適正か否か判定する。この判定結果は
コントローラ62に送られる。
【0025】64は着磁検査部であり、着磁用コイル4
0より適正に着磁されたか否かを判定する。すなわち着
磁後にロータ44を上昇させる際に、着磁検査用コイル
42に誘起される電圧から磁束密度を検出し、磁束密度
が適正か否かを判定するものである。この判定結果はコ
ントローラ62に送られる。
【0026】66は着磁電流制御部であり、直流電源6
8から供給される直流をコントローラ62の指令に基づ
いて制御し、着磁コイル40に供給する。70は昇降制
御部であり、コントローラ62の指令に基づいてエアシ
リンダ22を制御し、昇降軸30を昇降させるものであ
る。
【0027】次にこの装置の動作を図3〜5に基づいて
説明する。まずコントローラ62は昇降軸30を最も高
い位置(ロータ着脱位置P1)に昇降させ(図3のステ
ップS100)、この状態でオペレータは手作業でロー
タ44をチャック部46に装着する(ステップS10
2、図4の(A))。この時ボス部48のキー溝をチャ
ック部46のキーに係合させるのは前記した通りであ
る。
【0028】コントローラ62は昇降軸30を測定位置
2まで下降させる(ステップS104、図4の
(B))。この時ロータ44の突部(ハーフピアス)5
4がセンサ56の先端に接触する。センサ56の出力は
ロータ位置検査部60に送られ、ここで突部56の前端
および後端位置と、高さがそれぞれ許容範囲内に入って
いるか否かが判定される。この判定結果が適正ならば、
コントローラ62は昇降軸30をさらに下降させて着磁
位置P3にする(図4の(C))。この位置では着磁用
コイル40は磁石材料52に内側から近接して対向す
る。
【0029】コントローラ62はこの位置P3で着磁電
流制御部66に対して着磁開始指令を出し、その結果着
磁用コイル40に電流が流される。この着磁用コイル4
0が発生する磁束によりロータ44の永久磁石材料52
が磁極数に応じて所定の角度ごとに所定の極性に着磁さ
れる(ステップS110)。
【0030】この着磁が終わるとコントローラ62は昇
降軸30をロータ着脱位置P1まで上昇させる。この時
に着磁検査用コイル42の鎖交磁束数が変化することに
より、このコイル42に電圧が誘起される。着磁検査部
64はこの誘起電圧の大きさおよび変化から着磁が適切
に行われたか否かを判定する(ステップ112、図4の
(D))。
【0031】着磁が適正であればコントローラ62はロ
ータ44の下にワーク排出板72を進入させる(ステッ
プS114、図5の(E))。そして昇降軸30を下降
させれば、昇降軸30がロータ44から脱出し、ロータ
44はこの排出板72の上に残る(ステップS116、
図5の(E))。この排出板72の側方には排出ロッド
74が配設され、この排出ロッド74はロータを排出コ
ンベア76に押し出す。そして排出板72を昇降軸30
の上方から側方へ復帰させる(ステップS118)。そ
の後昇降軸30を元の位置、すなわちロータ着脱位置P
1に復帰させ、次の未着磁のロータ44を装着して以上
の動作を繰り返せばよい。
【0032】なおコントローラ62は、突部54の位置
や高さに異常があったり、着磁検査の結果着磁が適切に
行われていない場合には、異常の種類を示したり、警告
を発するのがよい。また異常が発生したロータは正規の
ロータとは別の位置に排出しておくのがよい。
【0033】
【発明の効果】請求項1の発明は以上のように、着磁と
着磁検査を1台の装置で行うことが可能であり、しかも
ロータを昇降させることによりロータの回転方向の位置
を検査すると共に、着磁結果の良否を判定するから、ロ
ータを回転させる必要がなくなる。このため装置の小型
化が可能になり、装置の設置スペースの減少と設備費の
低減が可能になる。
【0034】また請求項4の発明によれば、この方法の
実施に直接使用する装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施態様である着磁・検査装置の
一部断面側面図
【図2】同じく制御系を示すブロック図
【図3】動作流れ図
【図4】動作手順(前半)の説明図
【図5】動作手順(後半)の説明図
【符号の説明】
22 エアシリンダ 30 昇降軸 34 コイル保持筒 40 着磁用コイル 42 着磁検査用コイル 44 ロータ 52 磁石材料(永久磁石) 54 突部(ハーフピアス) 56 接触式変位センサ 60 ロータ位置検査部 62 コントローラ 64 着磁検査部 66 着磁電流制御部 70 昇降制御部 P1 ロータ着脱位置 P2 測定位置 P3 着磁位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F069 AA01 AA42 AA83 BB40 CC02 CC05 DD27 GG06 GG58 GG64 HH02 HH14 HH24 PP01 5H611 AA05 BB02 BB07 PP05 QQ03 RR02 UA07 UB01 5H622 CA01 CA05 CB05 PP05 PP19

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 永久磁石材が固定された磁石発電機用ロ
    ータの着磁・検査方法であって、 (a) ロータを直線移動する昇降軸に装着する工程と; (b) 昇降軸に装着したロータの回転方向の装着位置をロ
    ータの昇降中に検出する工程と; (c) 前記工程(b)でロータの回転方向の装着位置が適正
    である時にロータを着磁用コイルに対向する着磁位置に
    直線移動して永久磁石材に着磁する工程と; (d) 着磁後にロータを直線移動させて前記永久磁石材を
    前記着磁コイルから離す際に着磁検査を行う工程と; (e) ロータを昇降軸から取外す工程と;を備えることを
    特徴とする磁石発電機用ロータの着磁・検査方法。
  2. 【請求項2】 工程(b)では、ロータの外周面に突設し
    た点火タイミング検出用の突部の位置を接触式変位セン
    サにより検出する請求項1の磁石発電機用ロータの着磁
    ・検査方法。
  3. 【請求項3】 工程(d)の着磁検査は、着磁用コイルに
    巻付けられた着磁検査用コイルの誘起電圧に基づいて磁
    束量を検出して着磁の適否を判定する請求項1または2
    の磁石発電機用ロータの着磁・検査方法。
  4. 【請求項4】 永久磁石材が固定された磁石発電機用ロ
    ータの着磁・検査方法であって、 ロータを着脱可能に保持してロータと共に直線移動する
    昇降軸と、この昇降軸を昇降動する昇降制御部と、昇降
    軸に装着したロータの回転方向の装着位置の適否を判定
    するロータ位置検査部と、ロータの着磁位置で永久磁石
    材に対向する着磁用コイルと、着磁用コイルに流す電流
    を制御する着磁電流制御部と、着磁用コイルに巻付けら
    れた着磁検査用コイルと、ロータが着磁位置から離れる
    際に着磁検査用コイルが出力する誘起電圧に基づいて永
    久磁石の着磁の適否を判定する着磁検査部と、ロータ位
    置検査部および着磁検査部の出力に基づいて昇降制御部
    および着磁電流制御部を制御するコントローラと、を備
    えることを特徴とする磁石発電機用ロータの着磁・検査
    装置。
  5. 【請求項5】 ロータ位置検査部は、ロータの外周面に
    突出した点火タイミング検出用の突部の位置を検出する
    接触式変位センサの出力に基づいてロータ位置の適否を
    判定する請求項4の磁石発電機用ロータの着磁・検査装
    置。
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