JP2001145252A - ガス検知機能付き電源遮断器ユニット - Google Patents

ガス検知機能付き電源遮断器ユニット

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JP2001145252A
JP2001145252A JP32250099A JP32250099A JP2001145252A JP 2001145252 A JP2001145252 A JP 2001145252A JP 32250099 A JP32250099 A JP 32250099A JP 32250099 A JP32250099 A JP 32250099A JP 2001145252 A JP2001145252 A JP 2001145252A
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JP
Japan
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power supply
gas
breaker unit
gas detection
circuit breaker
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Pending
Application number
JP32250099A
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English (en)
Inventor
Akihiro Nirasawa
昭広 韮沢
Yoshinobu Moriizumi
芳信 森泉
Noritomo Satou
憲知 佐藤
Noriyuki Hirayama
則行 平山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガスセンサを含むガス検知部と電源遮断器と
の間の電気的な配線を省略し、コストの低減化を図る。 【解決手段】 ガス配管スペース内に設置されガスセン
サ1等を含むガス検知部3と、電源遮断器12を含む電
源遮断器ユニット4とを互いに分離して設置し、それぞ
れに無線通信回路17a,17bを設けて両者間を無線
により通信可能とすることにより電気的な配線を不要と
し、コストを低減させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガス配管系と電
気配線系統とが混在する場所に設置されるガス配管から
ガス漏れが発生した場合、電気機器および電気配線への
給電を停止し爆発事故を未然に防ぐ、ガス検知機能付き
電源遮断器ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、マンションなどの集合住宅にお
いて現在普及,使用されているセントラル給湯・暖冷房
システムの例を図6に示す。このシステムには熱交換器
ユニットが使用されるが、従来の熱交換器ユニットは機
械式であることから、電源は不要であった。しかし、こ
の種の熱交換器ユニットは制御精度などに問題があって
現在は製造中止となり、代わりに電子制御式熱交換器ユ
ニットが使われるようになっている。
【0003】従来の熱交換器ユニットは電源を必要とし
ないため、ガス・水道配管専用のパイプスペース内に設
置することができたが、新しい電子制御式熱交換器ユニ
ットは電源を必要とするためパイプスペースに設置する
と、図7のようにパイプスペース内にガス配管系と電気
配線系が混在することになる。なお、このような例に限
らず、近年建築されている市街地のマンション等におい
ては、ガス使用機器にも電気が使用されている場合が多
く、かつガス使用機器が存在する場所と電気系統が存在
する場所が分離されていない場合がある。このような場
合にガス配管系からガス漏れが発生すると、爆発や火災
事故につながる可能性があり保安上の問題ともなってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような問題を解
決するために、出願人らは、例えば特願平10−193
012号に示すような、ガス漏れ警報器の少なくとも本
体部分と電源遮断器が一体となってケースに収納されて
いる電源遮断器付きガス漏れ警報器を提案した。しか
し、これには以下のような2つの問題がある。まず、第
1の問題は、この電源遮断器付きガス漏れ警報器によれ
ば狭いスペースでの配線作業を減らすことができるが、
ガスセンサと警報器本体との配線作業は必ず行なわなけ
ればならない、という点である。
【0005】第2の問題は、上記電源遮断器付きガス漏
れ警報器が設置されるパイプスペースは密閉されている
ので、ガス警報器の警報音が外部に届かず、ガス漏れが
発生しても長時間発見されず、ガス使用機器を使用する
時になって初めて発見される場合があること、また、漏
電により電源遮断器が動作した場合も同様で、ガス使用
機器への給電が停止していることで確認する以外に方法
がなく、ガス配管または電気配線の不具合が発見され復
旧するまでに時間がかかってしまう、などの問題であ
る。したがって、この発明の課題は、ガスセンサと警報
器本体との配線作業を不要にするとともに、ガス漏れ発
生時の安全性を向上させることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
べく、請求項1の発明では、ガスセンサを含むガス検知
部と電源遮断器を含む電源遮断器ユニットとが分離して
設置され、ガス漏れ発生時に前記電源遮断器により電源
を遮断するガス検知機能付き電源遮断器ユニットであっ
て、前記ガス検知部と電源遮断器ユニット間での信号の
送受信を無線により行なうことを特徴とする。上記請求
項1の発明においては、前記電源遮断器ユニットに通信
機能を持たせ、集中監視センターとの通信により集中監
視を可能にすることができる(請求項2の発明)。
【0007】また、上記請求項2の発明においては、前
記集中監視センターとの通信を無線通信とすることがで
きる(請求項3の発明)。さらに、上記請求項2または
3の発明においては、前記電源遮断器ユニットにアクチ
ュエータを設け、前記集中監視センターからの指示によ
り電源遮断器の自動遮断,自動復帰を可能にすることが
できる(請求項4の発明)。
【0008】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の第1の実施の形
態を示す構成図である。図示のように、ガス配管スペー
スにはガス漏れ検知部3とガス使用機器16とが設けら
れ、ガス漏れ検知部3から離れた位置には電源遮断器1
2とそのための電源遮断器ユニット4とが設けられてお
り、ガス使用機器16はこの電源遮断器12を介して電
源に接続されている。
【0009】ガス漏れ検知部3には、ガス漏れを検知す
るガスセンサ1およびガス漏れ検出回路2からなる通常
の構成の他に、無線通信回路17aが設けられる。同様
に、電源遮断器ユニット4には、ガス漏れが発生した場
合に光によって警報するLED(発光ダイオード)5
と、その駆動回路としての警報表示回路6と、音で警報
するスピーカ7と、その駆動回路としての警報音出力回
路8と、電源遮断器12を動作させるためのリレー9
と、その駆動回路10と、これらを制御するための制御
回路11からなる通常の構成の他に、無線通信回路17
bが設けられる。この無線通信回路17bと制御回路1
1とは、電気的に接続されている。従って、ガス漏れ検
知部3からの信号は、無線通信回路17aを介して電源
遮断器ユニット4の無線通信回路17bで受信されるの
で、有線配線をする手間が省け設置のためのコストを大
幅に低減することができる。
【0010】なお、電源遮断器12には、配線遮断器
(ブレーカー)や漏電遮断器(ELB)が使用される。
過電流と漏電の両方を検出したい場合は、漏電遮断器能
付きブレーカーを使用する。図1は漏電遮断器の例で、
漏電検出用の零相変流器(ZCT)15、このZCT1
5の信号を増幅する増幅回路14および増幅回路14に
より駆動されるトリップコイル13等からなり、ガス漏
れ発生時に電源遮断器12を駆動してガス使用機器16
への給電を停止するようにしている。図1では、LED
5やスピーカ7を設けたが、これは必要に応じて設けら
れるもので、必須のものという訳ではない。
【0011】図2は図1の変形例を示す構成図である。
同図からも明らかなように、これは図1に示すものに対
し通信回路18を付加した点が特徴である。すなわち、
この通信回路18により集中監視センター19と接続す
ることで、電源遮断器ユニット4の集中監視を可能にす
るものである。こうすることにより、ガス漏れ発生や発
生位置の特定が早く,正確にできるようになり、安全性
がさらに向上する。
【0012】図3は図1の別の変形例を示す構成図であ
る。同図からも明らかなように、これは図1に示すもの
に対し無線通信回路20を設け、ガス漏れ検知部3と電
源遮断器ユニット4だけでなく、ガス漏れ検知部3と集
中監視センター19および電源遮断器ユニット4と集中
監視センター19との間の通信も無線により可能とした
ものである。この例では、集中監視センター19の1局
に対し、電源遮断器ユニット4を複数局設けることがで
きる。
【0013】図4は図1のさらに別の変形例を示す構成
図、図5はその装置の外観を概略的に示す斜視図であ
る。図4,5からも明らかなように、これは図1に示す
ものに対し電源遮断器12の遮断,復帰を行なうアクチ
ュエータ21を付加した点が特徴である。すなわち、上
記図1〜図3では、電源遮断器ユニット4の電源の遮断
は、電源遮断器12として使用される漏電遮断器のトリ
ップコイル13を動作させることにより行ない、復帰は
必ず手動で行なわなければならないが、この例によれ
ば、集中監視センター19からの指令により駆動回路2
2を介してアクチュエータ21を駆動することで、電源
遮断器ユニット4を自動復帰させることが可能となる。
これにより、例えば落雷などにより電源遮断器12が誤
動作した場合でも、作業者がわざわざ現地に行かなくて
も電源遮断器12の自動復帰が可能となり、集中監視シ
ステムの維持管理費を低減することができる。
【0014】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ガス漏れ検知
部と電源遮断器ユニットとの間の配線作業が不要となる
ので、設置コストを低減することができる。請求項2の
発明によれば、集中監視を行なうことでガス使用機器の
状況を常時把握することができ、安全性を向上できる。
請求項3の発明によれば、通信網をすべて無線により構
築できるので、配線作業の手間が省けるだけでなく、フ
レキシブルな(柔軟性に富んだ)通信網を安価に構築す
ることができる。請求項4の発明によれば、集中監視シ
ステムの維持管理費の低減化が実現できる。などの利点
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を示す構成図であ
る。
【図2】図1の変形例を示す構成図である。
【図3】図1の別の変形例を示す構成図である。
【図4】図1のさらに別の変形例を示す構成図である。
【図5】図4の装置の外観を概略的に示す斜視図であ
る。
【図6】セントラル給湯・暖冷房システムの従来例を示
す模式図である。
【図7】この発明が適用されるセントラル給湯・暖冷房
システムを示す模式図である。
【符号の説明】
1…ガスセンサ、2…ガス漏れ検出回路、3…ガス漏れ
検知部、4…電源遮断器ユニット、5…LED(発光ダ
イオード)、6…警報表示回路、7…スピーカ、8…警
報音出力回路、9…リレー、10…リレー駆動回路、1
1…制御回路、12…電源遮断器、13…トリップコイ
ル、14…増幅回路、15…ZCT(零相変流器)、1
6…ガス使用機器、17a,17b,20…無線通信回
路、18…通信回路、19…集中監視センター、21…
アクチュエータ、22…アクチュエータ駆動回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 憲知 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 平山 則行 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 Fターム(参考) 5C085 AA05 AC05 CA30 5C087 AA02 BB18 BB74 DD07 EE13 EE18 FF01 FF04 FF16 GG69 GG79 GG83

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスセンサを含むガス検知部と電源遮断
    器を含む電源遮断器ユニットとが分離して設置され、ガ
    ス漏れ発生時に前記電源遮断器により電源を遮断するガ
    ス検知機能付き電源遮断器ユニットであって、 前記ガス検知部と電源遮断器ユニット間での信号の送受
    信を無線により行なうことを特徴とするガス検知機能付
    き電源遮断器ユニット。
  2. 【請求項2】 前記電源遮断器ユニットに通信機能を持
    たせ、集中監視センターとの通信により集中監視を可能
    にしたことを特徴とする請求項1に記載のガス検知機能
    付き電源遮断器ユニット。
  3. 【請求項3】 前記集中監視センターとの通信を無線通
    信とすることを特徴とする請求項2に記載のガス検知機
    能付き電源遮断器ユニット。
  4. 【請求項4】 前記電源遮断器ユニットにアクチュエー
    タを設け、前記集中監視センターからの指示により電源
    遮断器の自動遮断,自動復帰を可能にしたことを特徴と
    する請求項2または3のいずれかに記載のガス検知機能
    付き電源遮断器ユニット。
JP32250099A 1999-11-12 1999-11-12 ガス検知機能付き電源遮断器ユニット Pending JP2001145252A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005112417A1 (ja) * 2004-05-13 2005-11-24 Keisokugiken Co., Ltd. モバイル型遠隔電源制御ユニット
JP2009047363A (ja) * 2007-08-21 2009-03-05 Panasonic Corp ガス遮断装置

Cited By (2)

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WO2005112417A1 (ja) * 2004-05-13 2005-11-24 Keisokugiken Co., Ltd. モバイル型遠隔電源制御ユニット
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Effective date: 20060216

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