JP2001145221A - 端末識別ケーブル - Google Patents

端末識別ケーブル

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Abstract

(57)【要約】 【課題】ケーブルの識別力を向上させることによって、
誤配線の防止、作業効率の向上を実現した端末識別ケー
ブルの提供。 【解決手段】機器を接続するケーブルの外周にその全長
に亘って光ファイバーを配してなり、その光ファイバー
の一端部から光を照射して光ファイバーの他端部を発光
させることによってケーブルの識別をするようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信機器や制御機
器、さらには動力機器等を接続するケーブルに関し、詳
しくは、ケーブルの端末を光によって識別できる端末識
別ケーブルに関する。
【0002】
【従来背景】現在、通信機器、制御機器等のシステム機
器や動力機器では、一つの親機から多数の端末機へ接続
することで、その情報や動作を集中管理している。この
ような接続には当然ながら多種多数本のケーブルを必要
としており、各機器の規模によって増減するものの、規
模が大きければ百本乃至数百本というケーブルが附設さ
れる。また、ケーブルの長さも機器間の距離によって増
減するものの、例えば大きな建物であるときには数百メ
ートルもの長さのケーブルが附設される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記機器間のケーブル
配線作業においては、上記したような多種多数本、且
つ、相当の長さのケーブルを一本毎に配線することか
ら、どこからのケーブルなのか、どこに接続するケーブ
ルなのか、さらに、使用するケーブルはどれなのか等を
識別する必要がある。
【0004】そこで、現在では、(1)被覆カバーに番
号を付けてケーブルの識別をする、また、(2)被覆カ
バーを色分けしてケーブルの識別をする、さらに、
(3)ケーブルの両端部に番号札を取付けてケーブルの
識別をする等の構造が採用されている。
【0005】しかしながら、上記した(1)乃至(3)
の識別構造では、数百本の中から必要とするケーブル
を、一本ずつ色や番号を確認しながら探し出すことにな
るが、この作業はかなり大変であり、特に、2重床等の
暗く狭い床下に附設されたケーブルの識別は色や番号の
確認が極めて困難である。
【0006】また、機器の交換やレイアウトの変更等で
再配線するときにおいて、上記識別構造である場合、当
初に配線を行った者であればケーブルの種類がある程度
理解できるが、違う者が配線を行うときには、配線元に
接続されるケーブルの色や番号を確認し、夫々のケーブ
ルの端部の色や番号を探し出してから接続を行わなけれ
ばならいことから作業効率が低い。
【0007】このように現在の識別構造のケーブルで
は、識別が極めて困難であるために、誤配線を招く可能
性があると共に、接続の作業効率が低く、この点につい
て未だ改良の余地がある。
【0008】そこで本発明は、ケーブルの識別力を向上
させることによって、誤配線の防止、作業効率の向上を
実現した端末識別ケーブルを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するために下記の技術的手段を採用した。
【0010】請求項1の技術的手段は、機器を接続する
ケーブルの外周にその全長に亘って光ファイバーを配し
てなり、その光ファイバーの一端部から光を照射して光
ファイバーの他端部を発光させることによってケーブル
の識別をする端末識別ケーブルにしたことである。
【0011】請求項2の技術的手段は、上記光ファイバ
ーを端部に加えて周側面からも発光する態様にしたこと
である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明すると、図1は多芯線ケーブル1(以
下、ケーブルという)を示し、絶縁素材でなる絶縁カバ
ー2…2で被覆された多数本の単芯線ケーブル3…3を
束ねて、これらを絶縁素材でなる絶縁カバー4で被覆し
たものである。絶縁素材はゴム、塩化ビニール等の周知
のものである。
【0013】上記単芯線ケーブルは3…3は、夫々異な
る種類のケーブルであり、例えば、通信信号用、制御信
号用等である。
【0014】符号5は光ファイバーであり、ケーブル1
の外周に該ケーブルの全長に亘って一体的に装備してあ
る。本例における光ファイバー5は、その一端部51か
ら光(矢印の方向)を照射すると、その光が光ファイバ
ー5内を軸線に沿ってまっすぐに通って他端部52から
発光するものである。
【0015】このケーブル1によれば、機器間の配線を
するときに、使用するケーブル1における光ファイバー
5の一端部51にレーザー光線等の光を照射して他端部
52を発光させる。そして、光ファイバー5が発光して
いるケーブル1を機器に接続する。
【0016】すなわち、数百本のケーブルの中から使用
する一本のケーブル1が光ファイバー5の端部の発光に
よって識別されるので、暗い場所でも確実、且つ、容易
に探し出すことができる。
【0017】図2乃至図4は、光ファイバー5を端部に
加えて周側面53からも発光する態様としたケーブル1
を示している。
【0018】図2に示すケーブル1における光ファイバ
ー5は、周側面53に多数の切込み54…54をその全
長に亘ってランダムに設けることによって、光ファイバ
ー5内で光を乱反射させて周側面53の全体、且つ、全
長に亘って発光させるようにしてある。
【0019】本例では切込みがランダムに設けられてい
るが、このような態様に限るものではなく、規則的に並
べて設けてもよい。(図示せず)
【0020】本例のケーブル1によっても、図1で例示
したケーブルと同様に暗い場所でも確実、且つ、容易に
探し出すことができる。しかも、周側面53が全体、且
つ、全長に亘って発光するので、ケーブルの配線経路が
暗い場所でも一目で確認することができる。
【0021】図3に示すケーブル1における光ファイバ
ー5は、該ファイバーの周側面を被覆カバー6で被覆
し、該カバーの上面に一定間隔を有して軸線方向に沿う
多数の開口部61…61を設けて、この開口部61…6
1からも光を発光させるようにしたものである。
【0022】これは、光ファイバー5の周側面53から
わずかに漏れる光を被覆カバー6が集光してその光度を
増幅することによって、開口部61…61から視認可能
な明るさで発光されるようにしたものである。
【0023】本例のケーブル1によっても、図2で例示
したケーブルと同様に、暗い場所でも確実、且つ、容易
に探し出すことができると共に、その配線経路が暗い場
所でも一目で確認することができる。
【0024】図4に示すケーブル1の光ファイバー5
は、周側面53の左右両側に全長に亘って反射板7,7
を設け、該反射板間から露出した光ファイバー5の周側
面53からも発光させるようにしたものである。
【0025】これは、光ファイバー5の周側面53から
わずかに漏れる光を反射板7,7で反射させて集光して
その光度を増幅することによって、反射板7,7間から
露出した光ファイバー5の周側面53からから視認可能
な明るさで発光されるようにしたものである。
【0026】上記反射板7,7は、ゴムや塩化ビニール
などの柔軟性を有する素材でなる反射台71,71の内
側面に、アルミ箔などの薄くて反射機能を有する素材で
なる反射板本体72,72を貼り付けてなり、光ファイ
バー5を左右から挟持するように配置されて、絶縁カバ
ー4上に固着されている
【0027】本例のケーブル1によっても、図2及び図
3で例示したケーブルと同様に、暗い場所でも確実、且
つ、容易に探し出すことができると共に、その配線経路
が暗い場所でも一目で確認することができる。
【0028】図2乃至図3で例示したケーブルにおける
光ファイバー5は、いずれもほとんどの光を端部から発
光させるものを、切込み、被覆、反射板という手段を用
いて集光することで周側面から発光させる態様にしたも
のであるが、この態様に限るものではなく、その全体か
ら発光する漏洩型光ファイバーを用いてもよい。(図示
せず)また、この上記漏洩型光ファイバーに図3及び図
4で例示したものと同様に被覆カバーや反射板を配する
ことによって光を増幅させれば、より明るい光度で発光
させることができる。(図示せず)
【0029】尚、本例では全て多芯線ケーブルで説明し
たが、単芯線ケーブルにおいても可能なものである。さ
らに、本例では多芯線ケーブルの外側に光ケーブルを配
したものであるが、この多芯線ケーブル内の単芯線ケー
ブル一本毎に光ファイバーを配してもよい。
【0030】また、上記で例示したケーブルを機器に接
続したときに、光ファイバーの端部からわずかの長さま
ではがして、その部分を機器の表面に沿わせておくこと
により、すべての配線が終了した後の確認作業のとき
に、機器の表面に沿わせた光ファイバーの一端部から光
を照射して他端部を光らせることで確認することができ
る。
【0031】
【発明の効果】本発明は以上説明した通り、光ファイバ
ーの発光により端部の識別をするケーブルにしたもので
あるから、暗い場所で数百本の中の一本を識別する識別
力が向上し、これによって誤配線の防止及び作業効率の
向上が実現した極めて有用な端末識別ケーブルを提供す
ることができる。
【0032】その上、発光するものが光ファイバーであ
ることから、ケーブルの配線時に曲げることや切断する
ことも容易に行うことができる。
【0033】しかも、請求項2の発明により、暗い場所
での配線経路も一目で確認できる。例えば、使用しない
ケーブルを切断して取り除くときに、光ファイバーを発
光させておけば、確認しながらの切断作業ができるの
で、誤って使用しているケーブルを切断してしまうこと
が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の端末識別ケーブルの一例を示す切欠斜
視図である。
【図2】端末識別ケーブルの他例を示す要部斜視図であ
る。
【図3】端末識別ケーブルの他例を示す要部斜視図であ
る。
【図4】端末識別ケーブルの他例を示す要部斜視図であ
る。
【符号の説明】
1:ケーブル 5:光ファイバー 51:一端部 52:他端部 53:周側面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器を接続するケーブルの外周にその全
    長に亘って光ファイバーを配してなり、その光ファイバ
    ーの一端部から光を照射して光ファイバーの他端部を発
    光させることによってケーブルの識別をするようにした
    端末識別ケーブル。
  2. 【請求項2】 前記光ファイバーが端部に加えて周側面
    からも発光する態様としている請求項1に記載の端末識
    別ケーブル。
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