JP7016041B2 - 照明装置 - Google Patents

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本発明は、一般に、照明装置に関し、より詳細には、電線により固体光源と電源ユニットとが電気的に接続される照明装置に関する。
従来例として、特許文献1に記載の照明器具(照明装置)を例示する。この照明器具は、器具本体と、光源ユニットと、電源装置(電源ユニット)とを備える。電源装置は、光源ユニットに電源を供給する給電回路、及び給電回路が収納されるケースを有する。器具本体は、光源ユニット及び電源装置を収納する。
光源ユニットは、LEDチップ(固体光源)が下面に実装された基板、レンズ、取付部材、及び、放熱部材等を備える。基板の一対の電極は、それぞれ、細長い帯板状の一対の導体の一端に接続されており、一対の導体の他端には第1接続端子が設けられている。第1接続端子は、角筒状のコネクタ部に収容される。
この照明器具では、コネクタ部が、アルミニウムからなる矩形板状の放熱部材に設けられた切欠部を通して放熱部材より上側に突出する。そして、コネクタ部内の第1接続端子が、電源装置のケース内に配置された第2接続端子と電気的に接続される。
特開2016-35850号公報
特許文献1に記載の照明器具では、コネクタ部が放熱部材の切欠部を通じて放熱部材を上下方向に跨ぐように突出し、光源ユニットと電源装置との電気的接続が達成される。
ところで、照明器具の製造コストや小型化等を考慮して、帯板状の導体及びコネクタ部の代わりに、例えば電線を用いて光源ユニットと電源装置との電気的接続を行う場合もある。しかし、電線を用いる場合、例えば当該電線の結線作業時や照明器具の使用中に、固体光源と電源装置との間に介在するアルミニウム製の放熱部材の縁部分に電線が引っ掛かり、縁部分で電線の被覆に傷が付く可能性がある。したがって、電線が傷付かないように、電線を保護することが望まれる。
本発明は上記事由に鑑みてなされ、固体光源と電源ユニットとの電気的接続における信頼性の向上を図ることができる照明装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る照明装置は、固体光源と、支持板と、電源ユニットと、電線と、保護体とを備える。前記支持板は、その厚み方向における両面のうちの第1面の側で、前記固体光源を支持する。前記電源ユニットは、前記支持板の前記第1面とは反対側の第2面の側に配置されて、前記固体光源を点灯させる電力を供給する。前記電線は、前記固体光源と前記電源ユニットとを電気的に接続し前記電力の供給路となる。前記保護体は、前記支持板に対する前記電線の接触を抑制する。前記電線は、前記第1面と前記第2面との間の前記支持板の側面を跨ぐように配置される。前記保護体は、前記側面と前記電線との間に介在する板状の介在部を有する。前記支持板の厚み方向における前記介在部の長さ寸法は、前記支持板の板厚より大きい。
本発明は、固体光源と電源ユニットとの電気的接続における信頼性の向上を図ることができる、という利点がある。
図1は、一実施形態に係る照明装置の斜視図である。 図2は、同上の照明装置の正面図である。 図3は、同上の照明装置の下方から見た分解斜視図である。 図4は、同上の照明装置の要部の正面図である。 図5は、同上の照明装置の要部の上面図である。 図6は、同上の照明装置の要部の側面図である。 図7は、同上の照明装置と予備電源装置との接続関係を示す概略ブロック図である。
(1)概要
以下の実施形態は、本発明の様々な実施形態の一つに過ぎない。以下の実施形態は、本発明の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。また、以下の実施形態において説明する図1~図7は、模式的な図であり、図1~図7中の各構成要素の大きさや厚さそれぞれの比が、必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
また以下では、本実施形態の照明装置1の上下、左右、前後の方向を、図1、図2及び図5に図示されている上下、左右、前後の矢印を用いて規定して説明する。これらの矢印は、単に説明を補助する目的で記載しているに過ぎず、実体を伴わない。また、これらの方向は、照明装置1の使用方向を限定する趣旨ではない。
本実施形態の照明装置1は、例えば、建築物の天井板C1等に設置されて、室内の空間及び床面を照明する非常灯(非常用照明器具)である。ここで、照明装置1は、一例として、天井埋込み型の非常灯を想定する。ただし、照明装置1は、天井直付け型の非常灯であってもよい。
照明装置1は、図2に示すように、固体光源と、支持板62と、電源ユニット61と、電線L1と、保護体2とを備える。固体光源は、図3に示すように、例えば発光ダイオード(以下、LED(Light Emitting Diode)と呼ぶ)81が実装される。LED81は、例えば、パッケージ型の照明用白色LEDである。ただし、固体光源は、発光ダイオードに限定されず、例えば有機EL(Electro-Luminescence)素子等であってもよい。
支持板62は、その厚み方向(上下方向)における両面621、622のうちの第1面621の側(すなわち支持板62の下側)で、LED81を支持する。電源ユニット61は、支持板62の第1面621とは反対側の第2面622の側(すなわち支持板62の上側)に配置されて、LED81を点灯させる電力を供給する。
電線L1は、LED81と電源ユニット61とを電気的に接続し電力の供給路となる。ここでは、例えば、電線L1の数は2本である。
保護体2は、支持板62に対する一対の電線L1の接触を抑制するように構成される。電線L1は、第1面621と第2面622との間の支持板62の側面623を跨ぐように配置される。保護体2は、図4及び図5に示すように、側面623と電線L1との間に介在する板状の介在部20を有している。支持板62の厚み方向(上下方向)における介在部20の長さ寸法D1は、支持板62の板厚D2より大きい(図4参照)。
この構成によれば、照明装置1が板状の介在部20を有する保護体2を備え、更に、介在部20の長さ寸法D1が支持板62の板厚D2より大きい。そのため、例えば電線L1の結線作業時又は照明装置1の使用中に、電線L1が支持板62における第1面621と側面623との間の縁部分や第2面622と側面623との間の縁部分に接触して電線L1の被覆が傷付いてしまうといった事態を低減できる。その結果、LED81(固体光源)と電源ユニット61との電気的接続における信頼性の向上を図ることができる。
(2)詳細
(2.1)全体構成
以下、本実施形態の照明装置1の全体構成について、詳しく説明する。照明装置1は、火災等により停電が発生した場合に、自動的に非常電源に切替わり、室内又は通路等を照明する非常灯である。照明装置1は、本実施形態では、電池を内蔵していない、いわゆる電源別置型の非常灯である。照明装置1は、各種の建築物に設置される。建築物としては、主に、例えば宿泊施設、展示場、百貨店、病院、店舗又はオフィスビル等の居住を目標としない非住宅建築物が挙げられるが、居住用の住宅建築物であってもよい。
照明装置1は、図7に示すように、外部にある予備電源装置10から供給される直流電力又は交流電力(ここでは、直流電力)によって、LED81を点灯するように構成されている。ここで、予備電源装置10は、蓄電池、商用電源から供給される交流電力によって蓄電池を充電する充電回路、蓄電池から電源ケーブルへの直流電力の給電を入切する切替器、及び商用電源の停電を検知したときに切替器を投入する停電検知回路等を備えている。予備電源装置10は、停電検知回路が商用電源の停電を検知していないときは切替器を切って充電回路に蓄電池を充電させる。また、予備電源装置10は、停電検知回路が商用電源の停電を検知している間は切替器を投入して蓄電池を放電させ、電源ケーブルを介して直流電力を照明装置1に供給する。つまり、予備電源装置10は、商用電源の停電等の非常時に照明装置1に直流電力を供給するように構成されている。予備電源装置10は、例えば自家発電機のように、非常時に照明装置1に交流電力を供給するように構成されていてもよい。
照明装置1は、建築物における通路又は廊下等の照明の対象となる空間にある造作材(ここでは図1の天井板C1)に設置される。図1に示すように、天井板C1には、埋込孔C10が形成されており、照明装置1は、この埋込孔C10に対して屋内側から通された状態で天井板C1に設置される。
照明装置1は、図3に示すように、筐体3と、カバー4と、複数(ここでは2つ)の支持具5と、駆動装置6と、ホルダ7と、発光装置8とを備えている。以下、照明装置1の各構成要素について詳しく説明する。
(2.2)筐体
筐体3は、駆動装置6と発光装置8とを収める器である。筐体3は、図3に示すように、下面に開口部33を有した有底筒状に形成されている。筐体3は、例えば、亜鉛鋼板又はステンレス鋼板等の1枚の板材に打ち抜き加工を施し、かつ、曲げ加工を施すことにより形成される。
筐体3は、側板31と、底板32とを備えている。側板31は、筐体3の外周の板であり、上下方向に見て略多角形状(ここでは八角形状)に形成されている。側板31は、側板31の一部が開口する2つの窓311を有する。2つの窓311は、側板31の前側と後側とにそれぞれ設けられている。なお、図示例では、2つの窓311のうちの前側の窓311のみが図示されている。2つの窓311のうちの前側の窓311からは、後述する入力端子部63の電線差込口631が露出する。
ここでは、筐体3の「長さ方向」とは、筐体3における開口部33の中心(図心)から底板32の中心(図心)に向かう方向に平行な方向(双方向)とする。そして、長さ方向に直交する面に沿う方向を、筐体3の「幅方向」と呼ぶ場合もある。したがって、照明装置1が天井板C1に設置されると、筐体3の長さ方向は上下方向に平行となり、かつ幅方向は水平方向に平行となる。ただし、照明装置1を造作材に設置した状態では、筐体3の長さ方向は、鉛直方向に一致しなくてもよく、例えば、鉛直方向に対して所定角度傾いてもよい。また、図示例では、筐体3の長さ方向は、筐体3の幅方向よりも長いが、筐体3の長さ方向は、筐体3の幅方向よりも短くてもよい。
(2.3)カバー
カバー4は、図1に示すように、天井板C1の埋込孔C10を、埋込孔C10の下方から覆う部材である。カバー4は、例えばアルミニウム等の金属材料からなり、筐体3の外形よりも大きい円盤状に形成されている。カバー4は、筐体3の下面の開口を塞ぐように構成されている。カバー4は、中央部において上下方向に貫通して形成された円形状の窓孔41を有する。窓孔41には、発光装置8のレンズ9の下端部が、窓孔41の上方から通される。カバー4は、ねじ留め等の適宜の固定手段により、後述のホルダ7及び支持板62に取り付けられている。
(2.4)支持具
一対の支持具5は、筐体3を造作材に取り付けるための部材である。各支持具5は、筐体3の側板31に取り付けられる取付部51と、取付部51の下端部から水平方向に延びている突出部52とで構成される。各支持具5は、板ばね状に形成されており、突出部52の先端が取付部51に近づく方向に弾性変形可能である。照明装置1は、突出部52を取付部51に沿うように支持具5を変形させた状態で、埋込孔C10の下方から上方向に移動させることで、埋込孔C10に通される。この後、照明装置1は、支持具5の変形が復元されることで、支持具5とカバー4との間に、天井板C1を挟むことができ、これにより、照明装置1は天井板C1に取り付けられる。
(2.5)駆動装置
駆動装置6は、発光装置8を駆動する装置である。駆動装置6は、外部にある予備電源装置10から供給された直流電力を所定の電力に変換した上で、所定の電力を発光装置8に供給し、発光装置8を点灯するように構成される。駆動装置6は、筐体3に収容可能に形成されている。駆動装置6は、電源ユニット61と、ケース60と、支持板(放熱部材)62と、入力端子部63と、一対の電線L1とを有している。なお、照明装置1が電源別置型の非常灯であるため、駆動装置6は、外部にある予備電源装置10から電力の供給を受けて発光装置8を駆動するように構成されているが、内部に電源(蓄電池)を有していてもよい。
入力端子部63は、電源ケーブルが接続される端子台である。本実施形態では、入力端子部63は、送り端子付きの端子台で構成されている。もちろん、入力端子部63は、送り端子を有していなくてもよい。入力端子部63には、電源ケーブルを介して予備電源装置10から供給される直流電力又は交流電力が入力される。入力端子部63は、複数の電線差込口631を有しており、電線差込口631には、予備電源装置10からの電源ケーブルが接続される。複数の電線差込口631は、筐体3の前側の窓311から露出する。入力端子部63に入力された直流電力又は交流電力は、電源ユニット61の点灯回路611(図7参照)に出力される。
電源ユニット61は、固体光源であるLED81を点灯させる電力を供給するように構成される。電源ユニット61は、予備電源装置10から電力が供給されると、供給された電力を所定の電力に変換した上で、発光装置8に供給する。電源ユニット61は、図7に示すように、点灯回路611等を有している。点灯回路611は、例えばダイオードブリッジといった全波整流回路と、降圧チョッパ回路とを有している。点灯回路611は、入力端子部63を介して供給される直流電力又は交流電力を、所定の直流電力に変換するように構成されている。点灯回路611は、降圧チョッパ回路の出力電流を発光装置8のLED81に供給し、LED81を点灯させるように構成されている。
ケース60は、電源ユニット61を収容するように構成されている。具体的には、ケース60は、電源ユニット61の点灯回路611を構成する複数の回路部品66(図4参照:一部のみ図示)やレセプタクルコネクタ67(図4及び図5参照)等が実装される実装基板68(図5参照)を収容する。なお、レセプタクルコネクタ67は、点灯回路611の出力端と電気的に接続されている。
ケース60は、例えば合成樹脂材料によって、全体として筐体3と同形の略多角形(ここでは略八角形)の筒状に形成されている。ケース60は、筐体3の開口部33から概ね隙間なく収まるように構成されている。ケース60は、図3に示すように、上下方向に分割された第1ブロック60Aと第2ブロック60Bとが互いに組み付けられることで構成される。
第1ブロック60Aは、下面が開放された筒状に形成されている。第1ブロック60Aは、図3に示すように、天壁600と、天壁600の周縁部から下方に突出する側壁601とを有している。
天壁600は、その上面の側において、入力端子部63が収容される収容凹所602、並びに、入力端子部63を固定する固定プレート65が取り付けられる取付構造(爪部等)を有している。
側壁601は、その厚み方向に貫通しかつ細長い矩形状の開口を有した、一対の嵌合孔603を有している。一対の嵌合孔603は、互いに対向するように配置されている。また、側壁601は、入力端子部63と電源ユニット61とを電気的に接続するための配線(不図示)が通る切欠部604を有している。
また、側壁601は、その下端部から上方へ矩形状に凹んだ一対の溝部605を有している。一対の溝部605は、互いに対向するように配置されている。更に、側壁601は、その正面位置の下端部において、上方へ矩形状に凹んだ第1凹部E1(図3参照)を有している。
第2ブロック60Bは、上面が開放されたへん平な筒状に形成されている。第2ブロック60Bには、実装基板68が嵌入されている。第2ブロック60Bは、その周壁607において、一対の爪部608(図3では前方のみ図示)、一対の突起部609(図3では右側のみ図示)、及び、第2凹部E2を有している。
一対の突起部609が第1ブロック60Aの一対の溝部605にそれぞれ挿入されることで、第2ブロック60Bに対する第1ブロック60Aの位置決めがなされる。また、一対の爪部608が第1ブロック60Aの一対の嵌合孔603にそれぞれ嵌合することで、第2ブロック60Bに対する第1ブロック60Aの組み付けが達成される。
第2凹部E2は、その周壁607の上端における、第1ブロック60Aの第1凹部E1と対向する位置に設けられている。第2凹部E2は、下方へ矩形状に凹んで形成されている。第2凹部E2は、第1凹部E1と共に、一対の電線L1が導出されるための導出口60C(図2及び図4参照)を構成する。
更に、本実施形態の第2ブロック60Bは、支持板62に対する電線L1の接触を抑制するように構成された保護体2を有している。なお、保護体2については、後の「(2.7)保護体」の欄で詳しく説明する。
支持板62は、その厚み方向(上下方向)における両面(図2参照:第1面621及び第2面622)のうちの第1面621の側(下側)で、LED81を支持するように構成される。電源ユニット61は、支持板62の第1面621とは反対側の第2面622の側(上側)に配置される。支持板62は、例えばアルミニウム又はアルミニウム合金等の金属製の板材で形成されており、発光装置8で発生した熱を放散する放熱部材としても機能する。
支持板62は、図3に示すように、略八角形の円盤状に形成されており、ねじ止め等の適宜の固定手段により、第2ブロック60Bに固定される。また、支持板62には、ねじ止め等の適宜の固定手段により、カバー4、ホルダ7、及び後述する発光装置8のLEDホルダ82が取り付けられる。支持板62の一部は、筐体3に直接的又は間接的に、熱的に接続される。
支持板62の第1面(下面)621は、放熱シート64を介して、LED81の上面に重なる。これにより、支持板62は、LED81と熱的に接続される。したがって、LED81が点灯することで生じた熱は、放熱シート64及び支持板62に伝導した後、筐体3に伝導し、その後、照明装置1の外部に放射される。
一対の電線L1は、例えば、電圧線と中性線とから構成される。電線L1は、LED81と電源ユニット61とを電気的に接続し電力の供給路となる。各電線L1は、導線が絶縁体で被覆されて形成されている。一対の電線L1の一端には、実装基板68上に実装されているレセプタクルコネクタ67に対して上下方向に抜差可能なプラグコネクタ69(図4参照)が設けられている。一方、一対の電線L1の他端は、LED81のアノード電極とカソード電極とにそれぞれ電気的に接続されている。すなわち、プラグコネクタ69がレセプタクルコネクタ67に差し込まれることで、電源ユニット61から出力される電力が、LED81に供給され得る。
(2.6)発光装置及びホルダ
駆動装置6の下面(支持板62の第1面621)には、発光装置8が取り付けられる。具体的に、発光装置8は、ホルダ7によって、支持板62に対して保持される。
ホルダ7は、例えばポリカーボネート樹脂等の合成樹脂材料からなり、図3に示すように円盤状に形成されている。ホルダ7には、上下方向に貫通する開口部71が設けられている。ホルダ7は、ねじ止め等の適宜の固定手段により、支持板62に取り付けられている。
発光装置8は、電力の供給を受けて、所定の配光特性で光を放射する装置である。本実施形態では、発光装置8は、LED81と、LEDホルダ82と、配光を制御するレンズ9とを備えている。
LED81は、平板状の基板(実装基板)の実装面(下面)の中央に少なくとも1個のLEDチップが実装された、パッケージ型のLEDとして構成される。LEDチップは、例えば、発光面から青色光を放射する青色発光ダイオードであることが好ましい。また、LEDチップを含む基板の実装面は、LEDチップから放射される青色光を波長変換する蛍光物質が混入された封止樹脂で円盤状に被われている。さらに、LED81の基板の下面には、カソード電極とアノード電極とが形成されている。LED81は、アノード電極とカソード電極との間に直流電圧が印加されることにより、白色の照明光を発光面から放射するように構成されている。
LEDホルダ82は、合成樹脂材料からなり、図3に示すように略円盤状に形成されている。LEDホルダ82は、その中央部に、上下方向に貫通する貫通孔を有している。この貫通孔は、略正方形状の開口を有している。LEDホルダ82は、当該貫通孔内の周縁部にLED81が上方から載せ置かれた状態で、開口部71内に嵌め込まれたレンズ9と共にホルダ7が下方から被せられ、ホルダ7を支持板62にねじ止めすることで保持される。要するに、LED81及びLEDホルダ82は、レンズ9と共に、支持板62及びホルダ7によって保持される。
また、LEDホルダ82は、その上面において、上記の貫通孔に向かって延びている一対のガイド溝820(図4参照)を有している。ガイド溝820は、電線L1をガイドするための溝である。LED81の下面のカソード電極とアノード電極とにそれぞれ接続された一対の電線L1は、上記の貫通孔の周縁に設けられている電線挿通孔を通りLEDホルダ82の上側に引き出され、ガイド溝820を通ってLEDホルダ82の前方に導出される。
レンズ9は、LED81から放射された光が入射し、入射した光を一定の配光となるように出射させる光学部材である。レンズ9は、例えばガラスのような透光性を有する不燃材料で形成されている。ただし、レンズ9は、アクリル樹脂等の透光性を有する合成樹脂材料で形成されてもよい。
レンズ9は、光の配光を制御するレンズ本体部91と、鍔部95とを備えている。鍔部95は、レンズ本体部91の側周面の上方向の端部から外方向に突出している。レンズ9は、レンズ本体部91でLED81を下方から覆い、かつ鍔部95をLEDホルダ82の下面に押し当てた状態で保持される。
発光装置8のLEDホルダ82は、LED81の光軸方向が下方向に平行になるように、ホルダ7によって、支持板62の第1面621に固定される。このとき、レンズ9は、レンズ本体部91がホルダ7の開口部71に通された状態で、鍔部95が、ホルダ7によってLEDホルダ82の下面に保持される。これにより、発光装置8は、駆動装置6の下面に取り付けられる。
(2.7)保護体
以下、本実施形態の保護体2について詳しく説明する。保護体2は、支持板62に対する電線L1の接触を抑制するように構成されている。保護体2は、第2ブロック60Bに設けられている。具体的には、保護体2は、第2ブロック60Bの周壁607の外周面において、第2凹部E2の左下の位置に、周壁607と一体となって形成されている。特に、照明装置1を上下方向に見たときに、保護体2は、第2ブロック60Bの周壁607の外周面において、保護体2と実装基板68上のレセプタクルコネクタ67との距離が最短距離となる位置に設けられていることが好ましい(図5参照)。これにより、電線L1が引き回される距離を抑えることができる。
保護体2は、図5に示すように、介在部20と、対向部21と、ガイド部22と、介在部20及び対向部21を連結する連結部23とを有している。
介在部20は、支持板62の側面623と電線L1との間に介在する矩形の板状の部位である。具体的には、介在部20は、第2ブロック60Bの周壁607の外周面と一体となっている。ただし、介在部20は、周壁607の下端部よりも下方へ突出し、更に、支持板62の第1面621よりも下方へ突出している(図4参照)。
なお、支持板62の側面623は、図4に示すように、支持板62における第1面621の縁部分と第2面622の縁部分とを繋ぐ面であり、上下方向に平行である。側面623は、保護体2が配置される位置に、後方へ窪んだ凹所624(図4参照)を有している。凹所624は、上下方向から見て、略三角形状に窪んでいる。凹所624は、保護体2が収まるように構成されている。保護体2が凹所624内に収まることで、介在部20は、その厚み方向が前後方向に沿うように配置されている。凹所624が設けられていることで、保護体2を含めた第2ブロック60Bの前後方向における寸法を抑えることができ、その結果、照明装置1の小型化を図ることができる。また、電線L1が引き回される距離を抑えることができる。
本実施形態では、電線L1は、介在部20より前側において、支持板62の側面623を跨ぐように配置される。そして、図4に示すように、支持板62の厚み方向(上下方向)における介在部20の長さ寸法D1が、支持板62の板厚D2より大きくなるように、互いの寸法関係が規定されている。
対向部21は、支持板62の側面623から離れる方向において介在部20と対向する矩形の板状の部位である。本実施形態では、図5に示すように、対向部21は、その厚み方向が前後方向に対して僅かに傾斜している。具体的には、対向部21は、左端に行くほど介在部20に近づくように傾斜している。
連結部23は、介在部20の右端と対向部21の右端とを連結する矩形の板状の部位である。連結部23は、図5に示すように、前後方向に延びている。
電線L1は、介在部20と対向部21との間にある収容空間S1に収容され得る。本実施形態では、収容空間S1は、介在部20と対向部21と連結部23とによって囲まれる空間である。具体的には、保護体2は、図5に示すように、上下方向から見たときに、全体として、左端部が開放された略U字形状となっていて、更にその上下両端部も開放されていて、その略U字で囲まれた内部空間が収容空間S1である。
収容空間S1が設けられていることで、電線L1が安定的に収容されて電線L1の位置ずれが起き難くなる。その結果、例えば、電線L1が外方にはみ出して筐体3と支持板62(又はケース60)との間で電線L1の線噛みが発生してしまう可能性を低減することができる。また電線L1の結線作業時に、電線L1を収容空間S1に収容した状態でレセプタクルコネクタ67にプラグコネクタ69を接続することが可能であるため、電線L1の結線作業の作業性が向上する。
保護体2は、その開放された左端部に、電線L1が挿入可能な挿入口25を有している。電線L1は、その径方向に沿って、挿入口25から収容空間S1内に挿入され得る。ここで、介在部20及び対向部21の少なくとも一方は、電線L1が径方向に沿って挿入口25から抜け出ることを規制する規制突起26を有することが好ましい。
本実施形態では、規制突起26は、一例として、図5に示すように、対向部21に設けられている。規制突起26は、介在部20と対向する対向部21の一表面210の左端近傍から、介在部20に近づく向きに突出している。規制突起26は、対向部21の一表面210における上端から下端にわたって上下方向に沿って延びている(図4参照)。規制突起26が設けられていることで、収容空間S1内に収容された電線L1が挿入口25から抜け出ることを抑制することができる。なお、規制突起26は、対向部21と対向する介在部20の一表面201に設けられていてもよいし、介在部20の一表面201と対向部21の一表面210の両方に設けられていてもよい。
ガイド部22は、図5に示すように、電線L1を挿入口25に向かってガイドするように構成されている。ガイド部22は、介在部20と一体となって形成された矩形の板状の部位であり、介在部20の左端部から延出している。具体的には、ガイド部22は、対向部21と対向する介在部20の一表面201に繋がって形成されたガイド面220を有している。ガイド面220は、介在部20の一表面201に対して、収容空間S1から離れるほど側面623から離れるように、傾斜している。
このようなガイド部22が設けられていることで、電線L1を収容空間S1へ収容する作業が更に容易となる。また、ガイド面220が収容空間S1から離れるほど側面623から離れるように傾斜しているため、電線L1の結線作業時に、電線L1が側面623に接触する可能性が低くなる。したがって、支持板62に対する電線L1の接触が更に抑制される。
特に本実施形態では、図6に示すように、支持板62の厚み方向において、ガイド部22の長さ寸法D3は、対向部21の長さ寸法D4より大きくなるように、互いの寸法関係が規定されている。更に、ガイド部22に対する対向部21の投影領域R1(図6参照)は、支持板62の厚み方向におけるガイド部22の両端間(上下の両端間)の範囲内にある。そのため、支持板62に対する電線L1の接触が更に抑制され、また電線L1を収容空間S1へ収容する作業の際に、対向部21が邪魔になり難くなる。
ところで、本実施形態の保護体2は、電線L1と接触し得る介在部20や対向部21、ガイド部22等の角部がアール形状となるように構成されている。例えば、介在部20は、図4に示すように、その下端部において、湾曲状に上方へ窪んでいる受部27を有しており、受部27の角部は、アール形状となっている。そのため、LEDホルダ82の一対のガイド溝820から前方に導出される電線L1が上方に曲げられたときに、受部27で電線L1を受け止めることができる。また電線L1は、受部27の範囲内で変位可能であり、変位することで電線L1が受部27内で擦れても電線L1の被覆に傷か付き難い。
また、保護体2は、上述の通り、電源ユニット61を収容するケース60の第2ブロック60Bに一体となって設けられている。そのため、例えば、保護体2がケース60と別体に設けられている場合に比べて、部品点数の削減を図ることができる。
(2.8)電線の結線作業
以下に一対の電線L1の結線作業の作業手順について説明する。ただし、以下の作業手順は、単なる一例であって特に限定されるものではない。
以下では、発光装置8が予め駆動装置6の下面に取り付けられた状態にあることを想定する。また一対の電線L1において、プラグコネクタ69が設けられている一端とは反対側の他端は、予めLED81のアノード電極とカソード電極とにそれぞれ電気的に接続されているとする。そして、一対の電線L1は、LEDホルダ82に設けられている一対のガイド溝820(図4参照)をそれぞれ通り、LEDホルダ82の前方に導出されているものとする。
電線L1の結線作業を行う作業者(以下、単に作業者と呼ぶ)は、一対の電線L1が保護体2の受部27内に収まるように電線L1の位置決めを行う。そして、作業者は、一対の電線L1を、ガイド部22のガイド面220に沿うように挿入口25から保護体2の収容空間S1内へ挿入する。このとき、作業者は、一対の電線L1を、規制突起26の先端と介在部20の一表面201と間を通して、収容空間S1内に押し込む。その結果、一対の電線L1が、収容空間S1から抜け出ることが抑制される。
本実施形態では、保護体2がその左端部において開放された挿入口25を有しているため、収容空間S1内へ収容する作業が容易となっている。具体的には、例えば、挿入口25が設けられておらず、保護体2の上下端部のみが開放されている場合、先に、保護体2に対して電線L1を下から上に通してから、電線L1の一端にプラグコネクタ69を取り付けなければならず、作業性が悪くなる。一方、挿入口25が設けられていることで、プラグコネクタ69が取り付けられた状態のままでも、電線L1を、その径方向に沿って、収容空間S1内へ挿入することができ、作業性が向上される。
また収容空間S1内への挿入時において、一対の電線L1は、保護体2のガイド部22のガイド面220により、収容空間S1に向かってガイドされるため、収容空間S1への収容作業が容易となっている。また、電線L1は、角部がアール形状である受部27内で変位したとしても破損し難い。
最後に、一対の電線L1の一端にあるプラグコネクタ69を、レセプタクルコネクタ67に差し込むことで、電線L1の結線作業が完了する。
そして、一対の電線L1は、収容空間S1内に収容された状態において、支持板62の側面623を跨ぐように配置される。ただし、一対の電線L1は、保護体2の介在部20により、支持板62に対する接触が抑制される。特に、介在部20の長さ寸法D1が支持板62の板厚D2より大きい。そのため、例えば電線L1の結線作業時又は照明装置1の使用中に、電線L1が支持板62における第1面621と側面623との間の縁部分や第2面622と側面623との間の縁部分に接触して、電線L1の被覆が傷付いてしまうといった事態を低減できる。その結果、LED81と電源ユニット61との電気的接続における信頼性の向上を図ることができる。
(3)変形例
以下に、いくつかの変形例について列記する。以下では上述した実施形態を「基本例」と呼ぶ。以下に説明する変形例も、上述した基本例と適宜組み合わせて適用可能である。
基本例では、保護体2により保護される電線L1の数は、2本であるが、特に限定されず、1本又は3本以上であってもよい。
基本例では、保護体2は、ケース60の第2ブロック60Bと一体となって形成されている。しかし、保護体2は、第2ブロック60Bと別体に設けられていてもよい。
基本例では、保護体2は、(第2ブロック60Bと一体となった)合成樹脂の成形品として形成されている。しかし、保護体2は、例えば金属の板材を加工することにより形成されていてもよい。ただし、電線L1と接触し得る部位に対してアール形状に加工する加工作業等を考慮すると、保護体2は、合成樹脂の成形品であることが望ましい。
(4)利点
以上説明したように、第1の態様に係る照明装置(1)は、固体光源(LED81)と、支持板(62)と、電源ユニット(61)と、電線(L1)と、保護体(2)とを備える。支持板(62)は、その厚み方向における両面(621、622)のうちの第1面(621)の側で、固体光源(LED81)を支持する。電源ユニット(61)は、支持板(62)の第1面(621)とは反対側の第2面(622)の側に配置されて、固体光源(LED81)を点灯させる電力を供給する。電線(L1)は、固体光源(LED81)と電源ユニット(61)とを電気的に接続し電力の供給路となる。保護体(2)は、支持板(62)に対する電線(L1)の接触を抑制する。電線(L1)は、第1面(621)と第2面(622)との間の支持板(62)の側面(623)を跨ぐように配置される。保護体(2)は、側面(623)と電線(L1)との間に介在する板状の介在部(20)を有する。支持板(62)の厚み方向における介在部(20)の長さ寸法(D1)は、支持板(62)の板厚(D2)より大きい。第1の態様によれば、固体光源(LED81)と電源ユニット(61)との電気的接続における信頼性の向上を図ることができる。
第2の態様に係る照明装置(1)に関して、第1の態様において、保護体(2)は、側面(623)から離れる方向において介在部(20)と対向する対向部(21)を、更に有することが好ましい。電線(L1)は、介在部(20)と対向部(21)との間にある収容空間(S1)に収容されることが好ましい。第2の態様によれば、電線(L1)が安定的に収容されて電線(L1)の位置ずれが起き難くなり、電線(L1)の線噛みが発生する可能性を低減することができる。また、電線(L1)の結線作業の作業性が向上する。
第3の態様に係る照明装置(1)に関して、第2の態様において、保護体(2)は、電線(L1)をその径方向に沿って収容空間(S1)内に挿入可能な挿入口(25)を、更に有することが好ましい。第3の態様によれば、電線(L1)を収容空間(S1)へ収容する作業が容易となる。
第4の態様に係る照明装置(1)に関して、第3の態様において、保護体(2)は、電線(L1)を挿入口(25)に向かってガイドするガイド部(22)を、更に有することが好ましい。第4の態様によれば、電線(L1)を収容空間(S1)へ収容する作業が更に容易となる。
第5の態様に係る照明装置(1)に関して、第4の態様において、ガイド部(22)は、対向部(21)と対向する介在部(20)の一表面(201)に繋がって形成されたガイド面(220)を有することが好ましい。ガイド面(220)は、介在部(20)の一表面(201)に対して、収容空間(S1)から離れるほど側面(623)から離れるように、傾斜していることが好ましい。第5の態様によれば、支持板(62)に対する電線(L1)の接触が更に抑制される。また、電線(L1)を収容空間(S1)へ収容する作業も更に容易となる。
第6の態様に係る照明装置(1)に関して、第4又は第5の態様において、支持板(62)の厚み方向において、ガイド部(22)の長さ寸法(D3)は、対向部(21)の長さ寸法(D4)より大きいことが好ましい。更に、ガイド部(22)に対する対向部(21)の投影領域(R1)は、支持板(62)の厚み方向におけるガイド部(22)の両端間の範囲内にあることが好ましい。第6の態様によれば、支持板(62)に対する電線(L1)の接触が更に抑制される。また、電線(L1)を収容空間(S1)へ収容する作業も更に容易となる。
第7の態様に係る照明装置(1)に関して、第3~第6の態様のいずれか1つにおいて、介在部(20)及び対向部(21)の少なくとも一方は、電線(L1)が径方向に沿って挿入口(25)から抜け出ることを規制する規制突起(26)を有することが好ましい。第7の態様によれば、収容空間(S1)内に収容された電線(L1)が挿入口(25)から抜け出ることを抑制することができる。
第8の態様に係る照明装置(1)は、第1~第7の態様のいずれか1つにおいて、電源ユニット(61)を収容するケース(60)を、更に備えることが好ましい。保護体(2)は、ケース(60)に設けられていることが好ましい。第8の態様によれば、保護体(2)がケース(60)と別体に設けられている場合に比べて、部品点数の削減を図ることができる。
第9の態様に係る照明装置(1)に関して、第1~第8の態様のいずれか1つにおいて、支持板(62)は、側面(623)において、保護体(2)が収まるように構成された凹所(624)を有していることが好ましい。第9の態様によれば、照明装置(1)の小型化を図ることができる。
1 照明装置
2 保護体
20 介在部
201 一表面
21 対向部
22 ガイド部
220 ガイド面
25 挿入口
26 規制突起
60 ケース
61 電源ユニット
62 支持板
621 第1面
622 第2面
623 側面
624 凹所
81 LED(固体光源)
L1 電線
D1 長さ寸法
D2 板厚
D3 長さ寸法
D4 長さ寸法
R1 投影領域
S1 収容空間

Claims (9)

  1. 固体光源と、
    厚み方向における両面のうちの第1面の側で、前記固体光源を支持する支持板と、
    前記支持板の前記第1面とは反対側の第2面の側に配置されて、前記固体光源を点灯させる電力を供給する電源ユニットと、
    前記固体光源と前記電源ユニットとを電気的に接続し前記電力の供給路となる電線と、
    前記支持板に対する前記電線の接触を抑制する保護体と
    を備え、
    前記電線は、前記第1面と前記第2面との間の前記支持板の側面を跨ぐように配置され、
    前記保護体は、前記側面と前記電線との間に介在する板状の介在部を有し、
    前記支持板の厚み方向における前記介在部の長さ寸法は、前記支持板の板厚より大きい
    ことを特徴とする照明装置。
  2. 前記保護体は、前記側面から離れる方向において前記介在部と対向する対向部を、更に有し、
    前記電線は、前記介在部と前記対向部との間にある収容空間に収容される
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記保護体は、前記電線をその径方向に沿って前記収容空間内に挿入可能な挿入口を、更に有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記保護体は、前記電線を前記挿入口に向かってガイドするガイド部を、更に有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  5. 前記ガイド部は、前記対向部と対向する前記介在部の一表面に繋がって形成されたガイド面を有し、
    前記ガイド面は、前記介在部の前記一表面に対して、前記収容空間から離れるほど前記側面から離れるように、傾斜している
    ことを特徴とする請求項4に記載の照明装置。
  6. 前記支持板の厚み方向において、前記ガイド部の長さ寸法は、前記対向部の長さ寸法より大きく、かつ、
    前記ガイド部に対する前記対向部の投影領域は、前記支持板の厚み方向における前記ガイド部の両端間の範囲内にある
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の照明装置。
  7. 前記介在部及び前記対向部の少なくとも一方は、前記電線が前記径方向に沿って前記挿入口から抜け出ることを規制する規制突起を有する
    ことを特徴とする請求項3~6のいずれか1項に記載の照明装置。
  8. 前記電源ユニットを収容するケースを、更に備え、
    前記保護体は、前記ケースに設けられている
    ことを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載の照明装置。
  9. 前記支持板は、前記側面において、前記保護体が収まるように構成された凹所を有している
    ことを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載の照明装置。
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