JP2001144655A - エコーキャンセラ装置 - Google Patents
エコーキャンセラ装置Info
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- H04M9/082—Two-way loud-speaking telephone systems with means for conditioning the signal, e.g. for suppressing echoes for one or both directions of traffic using echo cancellers
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Abstract
捉手段と、当該音声捕捉手段と同一機能を持つ音声捕捉
手段であって、当該音声捕捉手段とは空間的に異なる位
置に配置された比較音声捕捉手段と、エコーキャンセラ
手段と、当該エコーキャンセラ手段と同一機能を持つエ
コーキャンセラ手段であって、当該比較音声捕捉手段に
接続された比較エコーキャンセラ手段と、前記エコーキ
ャンセラ手段で得られるエコー除去信号と当該比較エコ
ーキャンセラ手段で得られるエコー除去信号とを、その
遅延時間差に応じて合成することで合成送信信号を得る
送信信号合成手段とを備えたことを特徴とする。
Description
置に関し、例えば、自動車の車内で使用される移動電話
端末やテレビ会議システム端末などのハンズフリー用端
末に適用して好適なものである。
ーキャンセラ装置10の構成を図2に示す。
10は、スピーカSP1と、マイクM1と、エコーキャ
ンセラEC1と、受話入力端子11と、送話出力端子1
2とを備えている。
入力端子11に供給される受話入力信号Rinに応じて
スピーカSP1から出力される音声信号(相手話者音
声)AS2の一部が、本来は話者Uの音声(話者音声)
AS1だけを捕捉することを目的とするマイクM1に捕
捉されてしまうことによって、マイクM1から取り出さ
れる音声入力信号S1に混入する音響エコー成分を除去
する部分である。
適応フィルタADF1と、トーク状態検出器DTD1
と、減算器13とを備えている。
inに基づいて得られたタップ係数を、減算器13の出
力する残差信号E1に応じて適応的に更新しながら擬似
エコー信号Res1を形成する回路である。
Res1が音声入力信号S1から除去されることによっ
て、前記残差信号E1が得られる。
号S1、残差信号E1、受話入力信号Rinをもとに、
トーク状態を識別する。
1の双方のパワーなどを調べることにより、Rinに有
効な音声が含まれていてなおかつE1にも有効な音声が
含まれているときをダブルトーク状態とし、Rinだけ
に有効な音声が含まれているときを受信シングルトーク
状態とし、E1だけに有効な音声が含まれているときを
送信シングルトーク状態とすると、トーク状態検出器D
TD1は、少なくともこれら3種類のトーク状態を識別
する機能を装備している。
検出されたときに、適応フィルタADF1のタップ係数
を更新すると、エコーキャンセラ装置10周辺の音響環
境(例えば話者Uの空間位置)などの変化、すなわちエ
コーパス(音響経路)の伝達特性の変化に対応してタッ
プ係数を適応的に更新することができ、適応フィルタA
DF1の出力する擬似エコー信号Res1を適正化する
ことが可能である。
態では、エコーキャンセラEC1が、音声入力信号S1
から当該擬似エコー信号Res1を除去することによ
り、音響エコー成分の影響の少ない残差信号E1を生成
し、送話出力Soutとして出力することができる。
ンセラ装置10の音響環境には、話者Uの発声する音声
AS1、スピーカSP1の受話出力AS2以外にも、例
えば雑音源NSなどから出力される雑音AS3などを成
分とする背景雑音が存在するのが普通である。雑音AS
3などの背景雑音は、受話出力AS2と相関がないため
エコーキャンセラEC1では除去することはできない。
ことは、背景雑音レベル以下の音響エコー成分も除去し
きれずに残ってしまうことを意味する。
ブルトーク状態や送信シングルトーク状態には、背景雑
音成分や音響エコー成分の1部が混入した状態の、必ず
しも信号対雑音比(S/N比)の良くない送話出力So
utが、送話出力端子12から送信されることになる。
めに、本発明では、伝送されてきた受信信号を音声出力
する音声出力手段と、捕捉した音声を電気信号に変換し
て当該電気信号を送信信号として送信する音声捕捉手段
と、エコーキャンセラ手段とを備え、当該エコーキャン
セラ手段が、前記受信信号に基づいて得られたタップ係
数を、係数更新制御手段の制御に応じて適応的に更新し
ながら擬似エコー信号を形成する適応フィルタ手段と、
当該擬似エコー信号を前記送信信号から減算することに
よりエコー除去信号を得る減算手段と、前記送信信号と
受信信号をもとにトーク状態を判定し、判定結果として
得られる当該トーク状態に応じて前記係数更新制御手段
に前記タップ係数の更新を行わせるかどうかを決めるト
ーク状態判定手段とを有しているエコーキャンセラ装置
において、(1)前記音声捕捉手段と同一機能を持つ音声
捕捉手段であって、前記音声捕捉手段とは空間的に異な
る位置に配置された比較音声捕捉手段と、(2)前記エ
コーキャンセラ手段と同一機能を持つエコーキャンセラ
手段であって、当該比較音声捕捉手段に接続された比較
エコーキャンセラ手段と、(3)前記エコーキャンセラ
手段で得られるエコー除去信号と当該比較エコーキャン
セラ手段で得られるエコー除去信号とを、その遅延時間
差に応じて合成することで合成送信信号を得る送信信号
合成手段とを備えたことを特徴とする。
て説明する。
用意し、各々のマイクに相手話者信号を参照信号とする
エコーキャンセラを設置して、各々のマイクに入力され
る相手話者音声を当該エコーキャンセラで消去するとと
もに、各々のマイクに入力される話者音声は、エコーキ
ャンセラで消去せずに相関計算器を用いて時間差をあわ
せた上で話者音声が最大になるように同相化し、同相化
後、各マイクからの話者音声を加算して、目的とする話
者音声を強調するとともに背景雑音成分を低減すること
を特徴とする。
示す。このエコーキャンセラ装置20は、前記エコーキ
ャンセラ装置10と同様にハンズフリーホンに搭載され
るものとする。
号処理を実行するが、マイク、スピーカに設置されるア
ナログ−ディジタル変換器は図示していない。また、マ
イクなどは3個以上設置することが可能であるが、説明
の簡単化のため2個までとしている。
ンセラ装置20は、スピーカSP1と、マイクM1、M
2と、エコーキャンセラEC1、EC2と、受話入力端
子21と、送話出力端子22と、遅延和計算回路24と
を備えている。
のエコーキャンセラEC1と同一の構成、同一の機能を
持っている。
応フィルタADF1と、減算器13と、トーク状態検出
器DTD1とを備えている。
号Rinに基づいて得られたタップ係数を、減算器13
の出力する残差信号E1に応じて適応的に更新しながら
擬似エコー信号Res1を形成する回路であり、減算器
13は、擬似エコー信号Res1を音声入力信号S1か
ら除去することによって、前記残差信号E1を得る回路
であり、トーク状態検出器DTD1は、音声入力信号S
1、残差信号E1、受話入力信号Rinをもとに、トー
ク状態を識別してトーク状態検出信号vd1を出力する
部分である。
コーパスの伝達特性(インパルス応答)を分析して擬似
エコー信号Res1を生成する回路であり、そのために
音声入力信号(近端入力信号)S1のサンプル値をタッ
プ数だけ保持する保持レジスタと、タップ数分だけのタ
ップ係数を保持する係数レジスタと、同一タップに関す
る近端入力信号サンプル値とタップ係数とを乗算するタ
ップ数個の乗算器と、すべての乗算結果の総和を求める
総和器と、残差信号E1に応じて係数レジスタに保持す
るタップ係数を例えば学習同定法にしたがって更新する
タップ係数更新部とを備えている。
例えば受話入力信号Rinと残差信号E1の双方のパワ
ーなどを調べる(例えば所定の閾値と比較する)ことに
より、Rinに有効な音声が含まれていてなおかつE1
にも有効な音声が含まれているときをダブルトーク状態
とし、Rinだけに有効な音声が含まれているときを受
信シングルトーク状態とし、E1だけに有効な音声が含
まれているときを送信シングルトーク状態とし、少なく
ともこれら3種類のトーク状態を識別する機能を装備し
ている。
あると検出されたときに、適応フィルタADF1のタッ
プ係数を更新すると、エコーキャンセラ装置20周辺の
音響環境(例えば話者Uの空間位置)などの変化、すな
わちエコーパスの伝達特性の変化に対応してタップ係数
を適応的に更新することができ、適応フィルタADF1
の出力する擬似エコー信号Res1を適正化することが
可能である。
ク状態では、適応フィルタADF1によるタップ係数の
更新は行われない。
ィルタADF2と、減算器23と、トーク状態検出器D
TD2とを備えている。
フィルタADF1と同じ適応フィルタであり、減算器2
3は前記減算器13と同じ減算器であり、トーク状態検
出器DTD2は前記DTD1と同じトーク状態検出器で
あってよい。
EC1と同じなので、全体としてエコーキャンセラEC
2はエコーキャンセラEC1と同じ機能を持っている。
そしてトーク状態検出器DTD2に供給される受話入力
信号Rinは、前記トーク状態検出器DTD1に供給さ
れる受話入力信号と同じ信号である。
力信号S2を供給するマイクM2は、前記マイクM1と
は空間的に離れた位置に配置されている。スピーカSP
1の位置は、図1ではマイクM1に近接して配置されて
いるが、必ずしもそのようにする必要はなく、例えばマ
イクM2に近接させてもよい。
力信号S2に応じてエコーキャンセラEC2から出力さ
れる残差信号をE2とする。残差信号E2は、残差信号
E1に対応する信号であるが、主としてマイクM2、マ
イクM1、話者Uの位置関係に応じて、E1とは異なる
情報をもたらす。
されるトーク状態検出信号dv2は、前記トーク状態検
出信号dv1に対応する信号であるが、主としてマイク
M2、マイクM1、話者Uの位置関係に応じて、受信シ
ングルトーク状態などからダブルトーク状態に移行した
場合のダブルトーク状態の検出タイミング、および受信
シングルトーク状態などから送信シングルトーク状態に
移行した場合の送信シングルトーク状態の検出タイミン
グに、時間差がある。
dv1、dv2の供給を受けて送話出力Sout1を出
力する遅延和計算回路24は、図4に示すような内部構
成を備えている。
構成 図4において、遅延和計算回路24は、遅延時間検出回
路25と、遅延時間保持回路26と、相関計算器27と
を備えている。
らトーク状態検出信号vd1、vd2の供給を受ける遅
延時間検出回路25は、当該トーク状態検出信号vd
1、vd2が例えば受信シングルトーク状態からダブル
トーク状態に移行するタイミングの時間差を検出する。
に対してマイクM1、M2から出力される音声入力信号
S1、S2が、トーク状態検出器DTD1によって検出
されるタイミングと、トーク状態検出器DTD2によっ
て検出されるタイミングとの時間差(遅延差)である。
当該遅延差を検出することは、以降に2つエコーキャン
セラEC1、EC2から出力される残差信号E1とE2
の遅延差td3を推定することに相当する。
TD1によってマイクM1から出力される音声入力信号
S1が検出された時刻をt1とし、トーク状態検出器D
TD2によってマイクM2から出力される音声入力信号
S2が検出された時刻をt2とすると、次の式(1)に
より求めることができる。
い基準となる時刻tc(図5(A)参照)を想定してこ
の時刻と前記時刻t1との差をtd1とし、前記時刻t
2との差をtd2とすると、次の式(2)に等しい。
遅延時間保持回路26は、当該遅延差td3を保持し
て、相関計算器27に設定する回路である。
給を受ける相関計算器27は、これらE1、E2に、遅
延時間保持回路26から供給される遅延差td3だけの
時間差(相互遅延)を持たせて相関演算を実行し、その
演算結果S3を送話出力端子22から送話出力Sout
として出力する部分である。
施形態の動作について説明する。
ワーなどを調べたトーク状態検出器DTD1が、Rin
だけに有効な音声が含まれている受信シングルトーク状
態を検出しているものとする。このときトーク状態検出
器DTD2も、受信シングルトーク状態を検出してお
り、エコーキャンセラEC1およびEC2内の適応フィ
ルタADF1およびADF2は、タップ係数の更新を行
っている。
出力された受話出力(参照信号)AS2が話者Uで反射
されることなどでマイクM2に捕捉される音響エコー成
分だけに対応するものではなく、当該音響エコー成分と
相関関係の無い背景雑音AS3の影響も受けることにな
る。
Uが有効な音声AS1を発声すると、当該音声AS1は
マイクM1とM2によって受信される。ただし、マイク
M1とM2の音声受信時間差は、話者Uの各マイクから
の距離などに応じて相違する。実際にはこの時間差は、
周辺の音響環境によって音声AS1がどのように反響す
るかに依存して音響工学的に決定されると考えられる
が、本実施形態では説明の簡単のために、単純に話者U
と各マイクM1、M2の距離に依存して決まるものとす
る。
M1からの距離はd1、マイクM2からの距離はd2
で、d1のほうがd2よりも長い(d1>d2)ものと
する。
接続されたエコーキャンセラEC2内のトーク状態検出
器DTD2が、図5(A)の音声AS1に応じた図5
(B)の音声入力信号S2を検出することでダブルトー
ク状態を検出する図5(C)のタイミングtd2は、マ
イクM1に接続されたエコーキャンセラEC1内のトー
ク状態検出器DTD1が当該音声AS1に応じた図5
(D)の音声入力信号S1を検出することでダブルトー
ク状態を検出する図5(E)のタイミングtd1よりも
早い。
ブルトーク状態を検出すると、トーク状態検出信号vd
1、vd2の状態がダブルトーク状態を示す状態に変化
し、適応フィルタADF1、ADF2では、前記タップ
係数の更新が停止される。
クM1、M2が出力する音声入力信号S1、S2(図5
(D)および(B))のなかには、話者Uが発声した音
声AS1に対応する成分のほかに、スピーカSP1から
出力される受話出力AS2に対応する音響エコー成分
と、雑音源NSが出力する背景雑音AS3が含まれてい
る。
セラEC1、EC2内の処理で擬似エコー信号Res
1、Res2を減算されることにより、ある程度低減さ
れるが、適応フィルタADF1、ADF2のタップ係数
は前記受信シングルトーク状態において背景雑音AS3
の影響を受けているために、音響エコー成分を完全に除
去することはできない。
2から出力される図5(H)、(F)の残差信号E1、E
2のなかには、除去し切れなかった音響エコー成分や背
景雑音成分が含まれている。
を受けた遅延時間検出回路25が、前記式(1)によっ
て、2つのトーク状態検出信号vd1、vd2がダブル
トーク状態に変化したタイミングの遅延差(相互遅延)
td3を求めると、このtd3を保持した遅延時間保持
回路26は、当該td3を相関計算器27に供給する。
ほうの残差信号E2の位相を、当該td3だけ遅らせて
図5(G)の残差信号E2’を得て、当該E2’を図5
(H)の残差信号E1に加算する。
計算回路出力S3となる。
ら見たマイクM1、M2までの距離d1、d2の差に対
応した時間差であり、音響エコー成分や背景雑音AS3
には対応していないため、この加算によって、残差信号
E1、E2中の話者音声AS1に対応する成分は強め合
い、音響エコー成分や背景雑音AS3に対応する成分は
打ち消し合って弱まる。
エコーキャンセラ装置20の動作原理を説明したもので
あるが、遅延和計算回路24の動作はディジタル的に表
現すると図6(A)〜(C)のようになる。
e2−n、Te2−…、Te2−1、Te2、Te2+
1、Te2+…、Te2+nのビット列から構成され、
残差信号E1は、Te1−n、Te1−…、Te1−
1、Te1、Te1+1、Te1+…、Te1+nのビ
ット列から構成されている。
は、残差信号E2、E1のタイミングは、図6(A)に
示すように、Te2−nはTe1−nに対応し、Te2
−…はTe1−…に対応し、Te2−1はTe1−1に
対応し、…、Te2+nはTe1+nに対応する。
差(相互遅延)td3が0の場合には、相関計算器27
は、これら対応関係にあるビットどうしを加算すること
により、遅延和出力S3を得ることができる。
(B)に示すように、図6(A)の状態から相対的に残差
信号E1を左方向へ1ビットずらして、Te2とTe1
+1を対応付け、Te2−1とTe1とを対応付けるな
ど新たな対応関係を形成し、当該対応関係にあるビット
どうしを加算することによって遅延和出力S3を得るこ
とになる。
図6(C)に示すように、図6(A)の状態から相対的に
残差信号E1を右方向に1ビットずらしてから、対応関
係にある残差信号E1と加算することにより遅延和出力
S3を得ることになる。
ついて説明したが、送信シングルトーク状態でも、遅延
和計算回路24周辺の上記動作によって、背景雑音AS
3によって生じる雑音成分の割合は低下し、背景雑音の
影響は軽減される。
2つのエコーキャンセラから出力される残差信号中の話
者音声に対応する成分は強め合い、音響エコー成分や背
景雑音に対応する成分は打ち消し合って弱まるため、ダ
ブルトーク状態および送信シングルトーク状態におい
て、送話出力の信号対雑音比が改善される。
成を示す。このエコーキャンセラ装置30は、第1の実
施形態のエコーキャンセラ装置20と同様にハンズフリ
ーホンに搭載されるものとする。
0は、エコーキャンセラEC1、EC2と、マイクM
1、M2と、スピーカSP1、SP2と、遅延量推定回
路35,36と、遅延和計算回路37と、切替スイッチ
31〜34と、受話入力端子21と、送話出力端子22
とを備えている。
一の符号を付した部分は、第1の実施形態の各部と機能
面で、同じである。
は、構成および動作のほとんどが同じである。
相違する点についてのみ説明する。
SP2と、遅延量推定回路35,36、信号発生器S
G、遅延和計算回路37に関連する部分に限られる。
は、送話出力Sout2や受話入力Rinをやり取りす
る通常のハンズフリー通話動作のまえに、遅延量を推定
するための遅延量推定動作を前置する。
トーク状態を作り出して実行される。
参照信号P1に対応して第1スピーカSP1から出力し
た参照音声AP1が話者Uで反射して第1マイクM1で
捕捉される場合に対応する第1系統推定動作と、当該参
照信号P1に対応して第2スピーカSP2から出力した
参照音声AP2が話者Uで反射して第2マイクM2で捕
捉される場合に対応する第2系統推定動作からなる。動
作の手順は、第1系統推定動作が先でも第2系統推定動
作が先でもかまわない。
1スピーカSP1とは空間的にできるだけ接近して配置
するとともに、第2マイクM2と第2スピーカSP2も
空間的にできるだけ接近して配置し、なおかつ第1マイ
クM1と第2マイクM2とは空間的に十分に離して配置
することが望ましい。
信号P1を用いて、第1系統および第2系統の推定動作
を行うために、4つの切替スイッチ31〜35を切り替
える必要がある。
イッチ31は第1スピーカSP1を他の回路に接続する
ために接点C2を選択し、切替スイッチ33は信号発生
器SGが出力する参照信号P1を第1スピーカSP1に
供給するために接点C5を選択する。このとき、切替ス
イッチ32は、第2スピーカSP2の音声出力を確実に
停止するために接点C3に接続して第2スピーカSP2
を他の回路から切り離す。切替スイッチ34に関して
は、このとき接点C7を選択していても接点C8を選択
していてもかまわないが、本実施形態では、接点C7を
選択するものとする。
1〜34の切替状態が、当該第1系統推定動作を行う状
態である。
ンダム波形を用いることもできる。
ーカSP2に参照信号P1を供給するために切替スイッ
チ32は接点C4を選択し、切替スイッチ34は接点C
7を選択する。このとき切替スイッチ31は接点C1を
選択して第1スピーカSP1を他の回路から切り離して
その音声出力を確実に停止するが、切替スイッチ33に
ついては接点C5を選択してよい。
話動作時には、第1または第2のスピーカSP1、SP
2の片方を使用する。スピーカSP1を使用する場合、
切替スイッチ31が接点C2を選択するとともに、切替
スイッチ32が接点C3を選択する。この通話動作時に
はまた、同じ受話入力Rinを2つのエコーキャンセラ
EC1、EC2に供給するために切替スイッチ33は接
点C6を選択し、切替スイッチ34は接点C8を選択す
る。
話動作時において使用される前記遅延量推定回路35の
内部構成を、図7に示す。
および動作 図7において、遅延量推定回路35は、信号検出器4
0,41と、遅延量検出回路42とを備えている。
れる音声入力信号S1の供給を受け、信号検出器41は
信号発生器SGから出力された参照信号P1の供給を受
ける。
S1は、信号検出器41に供給された参照信号P1に比
べて、第1スピーカM1から始まり話者Uを経て第1マ
イクM1に到達する音声の伝達行程の距離に相当するだ
けの遅延を持っている。
S1と、信号検出器41に供給された参照信号P1の遅
延差は、遅延量検出回路42によって検出される。
ーカSP1で出力された参照音声AP1が話者Uに反射
して第1マイクM1に戻ってくるまでの総遅延時間2*
td1であるため、その半分の時間が話者Uと第1マイ
クM1のあいだの距離d1に対応する遅延差td1とな
る。ここで、「*」は乗算を意味する(以下においても
同じ)。
遅延量検出回路42によって保持され、ハンズフリー通
話動作時には遅延和計算回路37に供給される。
(A)の時刻tcを実測する手段がなかったために前記
式(1)に基づいて2つの時刻t1、t2の相対的な差
から遅延差td3を求めたが、本実施形態の遅延量推定
回路42では、基準となる時刻t01(この時刻t01
は参照信号P1の位相に相当する)を求めることが可能
であるため、この時刻t01を絶対的な基準として、次
の式(3)によって遅延差td1を求めることができ
る。
当該遅延量推定回路35の内部構成と同じである。
M2から出力される音声入力信号S2と参照信号P1と
を入力して、図9(E)〜(H)に示すようにこれらの遅
延差td2を推定することになる。
内部構成について、図8に基づき説明する。遅延和計算
回路37は、ハンズフリー通話時に動作する回路であ
る。
および動作図8において、遅延和計算回路37は、遅延
差検出設定回路43と、遅延時間保持回路44と、相関
計算器45とを備えている。
遅延時間保持回路26に対応し、相関計算器47は第1
の実施形態の相関計算器27に対応するが、遅延差検出
設定回路43は、第1の実施形態の遅延時間検出回路2
5のようにトーク状態検出信号vd1、vd2から遅延
差を求めるのではなく、遅延量推定回路35、36から
供給される前記遅延差td1、td2を用い、次の式
(4)に基づいて求められる。
果を得ることができる。
号(P1)を基準として遅延差を推定するため、音響環
境、話者の位置などの条件によっては第1の実施形態よ
りも信頼性の高い遅延差を求めることができる可能性が
ある。
を示す。このエコーキャンセラ装置50は、第2の実施
形態のエコーキャンセラ装置30と同様にハンズフリー
ホンに搭載されるものとする。
は、エコーキャンセラEC1、EC2と、マイクM1、
M2と、スピーカSP1、SP2と、遅延量推定回路5
1,52と、遅延和計算回路55と、受話入力端子21
と、送話出力端子22と、切替スイッチ31〜34とを
備えている。
の符号を付した部分は、第2の実施形態の各部と機能面
で、同じである。
は、構成および動作のほとんどが同じである。
相違する点についてのみ説明する。
1,52に関連する部分に限られる。
0に示すような内部構成を備えている。
係数サーチ制御回路53と、ADFタップ係数サーチ回
路54とを備えている。
動作時に、エコーキャンセラEC1から受け取る残差信
号E1と信号発生源SGから出力される参照信号P1と
を受け取り、適応フィルタADF1のタップ係数が十分
に収束したかどうかを判定する部分である。
数が十分に収束したかどうかの判定は、参照信号P1と
残差信号E1のパワーが、P1>>E1の関係を満足し
かつE1の値が一定時間変化しない場合、適応フィルタ
ADF1のタップ係数が十分収束したと判定することに
よって行われる。
が収束したものと判定すると、ADFタップ係数サーチ
回路54は、適応フィルタADF1から図12(A)に
示すようなタップ係数を受け取り、同図(B)のよう
に、当該タップ係数が最大となるタップ係数のピーク位
置2*tp1を求める。
ピーク位置2*tp1は、第1スピーカSP1で出力さ
れた参照音声AP1が話者Uに反射して第1マイクM1
に戻ってくるまでの総遅延時間に対応しているため、そ
の半分のtp1が話者Uと第1マイクM1のあいだの遅
延差に対応するサンプル時間数となる。
tp1はハンズフリー通話時に遅延和計算回路55に供
給される。
定回路51と同様な内部構成を備えており、第2系統推
定動作時に、図12(C)、(D)に示すように、適応
フィルタADF2のタップ係数のピーク位置に対応する
サンプル時間数tp2(2*tp2の半分)を求める。
このtp2も、前記tp1と同様に、ハンズフリー通話
時に遅延和計算回路55に供給される。
実施形態の遅延和計算回路55は、図11に示すような
内部構成を備えている。
遅延差設定回路56と、遅延時間保持回路57と、相関
計算器58とを備えている。
1、tp2の供給を受ける遅延差設定回路56は、これ
らtp1、tp2に基づき、図12(E)に示すよう
に、次の式(5)に基づいて遅延差に対応するサンプル
時間数tp3を求める。
間差(遅延差)td3は、次の式(6)によって与えら
れる。
た遅延差td3を遅延時間保持回路57に供給する。
施形態の遅延時間保持回路46と同じであり、相関計算
器58の機能も第2の実施形態の相関計算器47と同じ
である。
遅延保持回路57から遅延差td3を受け取った相関計
算器58は、前記残差信号(誤差信号)E1、E2に、
当該td3だけの時間差(相互遅延)を持たせて相関演
算を実行し、その演算結果を送話出力端子22から送話
出力Sout2として出力する。
果を得ることができる。
異なる構成上、動作上のバリエーションを提供すること
ができる。
ついてのみ説明する。
が、図1に示した第1の実施形態のエコーキャンセラ装
置20と相違するのは、遅延和計算回路61の内部構成
および内部動作だけである。したがって図1はそのま
ま、本実施形態のエコーキャンセラ装置60の全体構成
を示す図面でもある。
3に示す。
は、音声検出回路62と、ピークタップ検出器63と、
遅延時間保持回路64と、相関計算器65と、スイッチ
66とを備えている。
ク状態検出信号vd1、vd2がダブルトーク状態また
は送信シングルトーク状態を示す状態となると、音声検
出回路62は、相関計算器65とピークタップ検出器6
3に動作開始信号Stを出力する。
1、EC2から入力される残差信号(誤差信号)E1、
E2を相関計算器65内部の遅延タップDTに一定時間
分保存してあり、動作開始信号STの供給を受けるとこ
の遅延タップDTに保存された誤差信号E1、E2の遅
延差(位相差)をずらしながら相関演算(積和演算)を
行い、その演算結果をピークタップ検出器63に出力す
る。このときスイッチ66はオフ状態で、演算結果が送
話出力端子22から出力されないようにする。
結果が最大となる遅延差td3を検出すると、当該遅延
差td3を遅延時間保持回路64に供給する。
対する音声入力信号は、マイクM1側の音声入力信号S
1とマイクM2側の音声入力信号S2とで、図14
(B)、(C)に示すように異なる遅延差を持ってい
る。図14(B)、(C)に対応する残差信号E2、E
1が前記、遅延タップDTに保存されているものとする
と、上述したように遅延差をすらしながら積和演算を行
う操作は、第1の実施形態の遅延差td3を求める操作
に相当する。
63が前記遅延差td3を求めると、スイッチ66はオ
ン状態となり、相関計算器65は遅延タップDTに保存
してある前記残差信号E1、E2の積和演算を当該遅延
差td3で行い、以降は遅延差をこのtd3に固定す
る。
関計算器65に供給されると、図14(D)〜(G)に示
すように、この遅延差td3を相互遅延として相関演算
が行われることになる。
給されると相関計算器65は、遅延時間保持回路64が
保持している遅延差td3だけ、これらの残差信号E
1、E2に遅延差(位相差)をもたせた上で相関演算を
実行し、当該演算結果を送話出力Sout1として送話
出力端子22から出力する。
果を得ることができる。
よりも高い精度で遅延差(td3)を求めることができ
るため、信号対雑音比を第1の実施形態よりも向上する
ことが可能である。
ついてのみ説明する。
が、図1に示した第4の実施形態のエコーキャンセラ装
置60と相違するのは、遅延和計算回路71の内部構成
および内部動作だけである。したがって図1はそのま
ま、本実施形態のエコーキャンセラ装置70の全体構成
を示す図面でもある。
5に示す。
は、遅延時間検出回路72と、ピークタップ検出回路7
3と、遅延時間保持回路74と、相関計算器75と、ス
イッチ76とを備えている。
ク状態検出信号vd1、vd2がダブルトーク状態また
は送信シングルトーク状態を示す状態となると、遅延時
間検出回路72は、vd1、vd2がダブルトーク状態
または送信シングルトーク状態に変化したタイミングの
時間差(遅延差)td3を求め、この遅延差td3を、
相関計算器75とピークタップ検出器73に出力する。
は、当該遅延差td3で相関器75内部の遅延回路DC
1、DC2の遅延差td3を初期設定する。
dp3を求めるための仮の設定である。
3を初期値として遅延回路DC1とDC2の遅延差(位
相差)をずらしながら相関演算(積和演算)を行い、そ
の演算結果をピークタップ検出器73に出力する。この
ときスイッチ76はオフ状態で、演算結果が送話出力端
子22から出力されないようにする。
結果が最大となる遅延差tdp3を検出すると、当該遅
延差tdp3を遅延時間保持回路74に供給する。
り、相関計算器75は遅延回路DC1、DC2に保存し
てある前記残差信号E1、E2の積和演算を当該遅延差
tdp3で行い、以降は遅延差をこのtdp3に固定す
る。
関計算器65に供給されると、この遅延差tdp3を相
互遅延として相関演算が行われることになる。
果を得ることができる。
号(vd1、vd2)がダブルトーク状態または送信シ
ングルトーク状態に変化したタイミングの時間差を求
め、この遅延差(時間差)を初期値として、相関計算器
が残差信号の遅延差をずらしながら相関演算を行うた
め、最終的な遅延差(tdp3)を求めるまでの演算数
や演算時間を、第4の実施形態よりも低減、短縮するこ
とが可能である。
す。
相違する点についてのみ説明する。
が、図1に示した第1の実施形態のエコーキャンセラ装
置20と相違するのは、3つ目のエコーキャンセラEC
3を装備している点である。
C3は、適応フィルタADF3と、減算器81とを備え
ている点でエコーキャンセラEC1、EC2と同じであ
るが、独自のトーク状態検出器を備えていない点がこれ
らと相違する。
セラEC1内のトーク状態検出器DTD1とエコーキャ
ンセラEC2内のトーク状態検出器DTD2の出力端子
が接続されている。
検出器DTD1、DTD2から供給されるトーク状態検
出信号vd1、vd2がともに、受信シングルトーク状
態を示している場合に、エコーキャンセラEC1、EC
2および遅延和計算回路82で消去し切れなかった音響
エコー成分を除去するための、タップ係数の更新を行
う。
ラEC1、EC2および遅延和計算回路82で消去し切
れなかった音響エコー成分や背景雑音成分を除去するこ
とができるのは、遅延和計算回路83の出力信号Cor
1の品質が、残差信号E1やE2よりも高いためであ
る。品質が高いとは、不要な音響エコー成分や背景雑音
成分の割合が少なく、必要な話者音声成分の割合が高い
ことを意味する。
のいずれか一方でもダブルトーク状態を示している場合
には、当該適応フィルタADF3は、タップ係数を更新
せず、適応制御を行わない。
果を得ることができる。
キャンセラ(EC3)がエコーキャンセラ(EC1、E
C2)および遅延和計算回路で消去し切れなかった音響
エコー成分を除去するため、エコー消去量をいっそう向
上させることが可能である。
す。
6の実施形態と第1の実施形態の関係に等しい。
相違する点についてのみ説明する。
が、図19に示した第2の実施形態のエコーキャンセラ
装置30と相違するのは、3つ目のエコーキャンセラE
C3を装備している点である。
C3は、適応フィルタADF3と、減算器81とを備え
ている点でエコーキャンセラEC1、EC2と同じであ
るが、独自のトーク状態検出器を備えていない点がこれ
らと相違する。
セラEC1内のトーク状態検出器DTD1とエコーキャ
ンセラEC2内のトーク状態検出器DTD2の出力端子
が接続されている。
検出器DTD1、DTD2から供給されるトーク状態検
出信号vd1、vd2がともに、受信シングルトーク状
態を示している場合に、エコーキャンセラEC1、EC
2および遅延和計算回路91で消去し切れなかった音響
エコー成分を除去するための、タップ係数の更新を行
う。
ラEC1、EC2および遅延和計算回路91で消去し切
れなかった音響エコー成分や背景雑音成分を除去するこ
とができるのは、遅延和計算回路91の出力信号Cor
1の品質が、残差信号E1やE2よりも高いためであ
る。
のいずれか一方でもダブルトーク状態を示している場合
には、当該適応フィルタADF3は、タップ係数を更新
せず、適応制御を行わない。
果を得ることができる。
キャンセラ(EC3)がエコーキャンセラ(EC1、E
C2)および遅延和計算回路で消去し切れなかった音響
エコー成分を除去するため、エコー消去量をいっそう向
上させることが可能である。
す。
3の実施形態と第2の実施形態の関係に等しい。すなわ
ち、本実施形態と第7の実施形態の相違点は、遅延量推
定回路101、102に関連する部分に限られる。
相違する点についてのみ説明する。
回路101,102は、図10に示したような内部構成
を備えており、前記遅延差tp1、tp2を出力する。
ップ係数を受け取るために、遅延量推定回路101はエ
コーキャンセラEC1内の適応フィルタADF1に接続
されており、tp2を生成するのに必要なタップ係数を
受け取るために、遅延量推定回路102はエコーキャン
セラEC2内の適応フィルタADF2に接続されてい
る。
果を得ることができる。
異なる構成上、動作上のバリエーションを提供すること
ができる。
遅延和計算回路61の内部構成を図13に示すようにし
たものであったが、この第4の実施形態のエコーキャン
セラ装置60の出力段に3つ目のエコーキャンセラEC
3を付加するような構成をとることもできる。
構成のうち、遅延和計算回路71の内部構成を図15に
示すようにしたものであったが、この第5の実施形態の
エコーキャンセラ装置70の出力段に3つ目のエコーキ
ャンセラEC3を付加するような構成をとることもでき
る。
よりもエコー消去量が改善され、構成上、動作上のバリ
エーションを増加することができる。
信号を音声出力する音声出力手段と、捕捉した音声を電
気信号に変換して当該電気信号を送信信号として送信す
る音声捕捉手段と、エコーキャンセラ手段とを備え、当
該エコーキャンセラ手段が、前記受信信号に基づいて得
られたタップ係数を、係数更新制御手段の制御に応じて
適応的に更新しながら擬似エコー信号を形成する適応フ
ィルタ手段と、当該擬似エコー信号を前記送信信号から
減算することによりエコー除去信号を得る減算手段と、
前記送信信号と受信信号をもとにトーク状態を判定し、
判定結果として得られる当該トーク状態に応じて前記係
数更新制御手段に前記タップ係数の更新を行わせるかど
うかを決めるトーク状態判定手段とを有しているエコー
キャンセラ装置について、広く適用することができる。
ば、合成送信信号として、従来よりも品質の高い信号を
出力することができるので、エコーキャンセラ装置の精
度が向上する。
置の構成を示す概略図である。
図である。
置の構成を示す概略図である。
使用する遅延和計算回路の構成を示す概略図である。
する遅延量推定回路の構成を示す概略図である。
する遅延和計算回路の構成を示す概略図である。
用する遅延量推定回路の構成を示す概略図である。
に使用する遅延和計算回路の構成を示す概略図である。
用する遅延和計算回路の構成を示す概略図である。
用する遅延和計算回路の構成を示す概略図である。
の構成を示す概略図である。
の構成を示す概略図である。
の構成を示す概略図である。
の構成を示す概略図である。
00…エコーキャンセラ装置、24,37,55,6
1,71、81,91,103…遅延和計算回路、3
5,36,51,52,101,102…遅延量推定回
路、U…話者、E1、E2…残差信号、EC1〜EC3
…エコーキャンセラ、DTD1、DTD2…トーク状態
検出器、M1、M2…マイク、SP1、SP2…スピー
カ。
Claims (5)
- 【請求項1】 伝送されてきた受信信号を音声出力する
音声出力手段と、 捕捉した音声を電気信号に変換して当該電気信号を送信
信号として送信する音声捕捉手段と、 エコーキャンセラ手段とを備え、 当該エコーキャンセラ手段が、 前記受信信号に基づいて得られたタップ係数を、係数更
新制御手段の制御に応じて適応的に更新しながら擬似エ
コー信号を形成する適応フィルタ手段と、当該擬似エコ
ー信号を前記送信信号から減算することによりエコー除
去信号を得る減算手段と、前記送信信号と受信信号をも
とにトーク状態を判定し、判定結果として得られる当該
トーク状態に応じて前記係数更新制御手段に前記タップ
係数の更新を行わせるかどうかを決めるトーク状態判定
手段とを有しているエコーキャンセラ装置において、 前記音声捕捉手段と同一機能を持つ音声捕捉手段であっ
て、前記音声捕捉手段とは空間的に異なる位置に配置さ
れた比較音声捕捉手段と、 前記エコーキャンセラ手段と同一機能を持つエコーキャ
ンセラ手段であって、当該比較音声捕捉手段に接続され
た比較エコーキャンセラ手段と、 前記エコーキャンセラ手段で得られるエコー除去信号と
当該比較エコーキャンセラ手段で得られるエコー除去信
号とを、その遅延時間差に応じて合成することで合成送
信信号を得る送信信号合成手段とを備えたことを特徴と
するエコーキャンセラ装置。 - 【請求項2】 請求項1のエコーキャンセラ装置におい
て、 前記トーク状態判定手段は、 前記送信信号と受信信号の内、受信信号だけが有効な受
信シングルトーク状態と、送信信号だけが有効な送信シ
ングルトーク状態と、送信信号と受信信号の双方が有効
なダブルトーク状態とを識別するトーク状態識別部を備
え、 前記送信信号合成手段は、 前記エコーキャンセラ手段内のトーク状態識別部がダブ
ルトーク状態又は送信シングルトーク状態を識別したタ
イミングと、前記比較エコーキャンセラ手段内のトーク
状態識別部が、ダブルトーク状態又は送信シングルトー
ク状態を識別したタイミングの時間差に応じて、前記遅
延時間差を求める状態変化時間差検出手段を備えること
を特徴とするエコーキャンセラ装置。 - 【請求項3】 請求項2のエコーキャンセラ装置におい
て、 出力部に出力エコーキャンセラ手段を備え、 当該出力エコーキャンセラ手段は、 前記受信信号に基づいて得られたタップ係数を、係数更
新制御手段の制御に応じて適応的に更新しながら高品位
擬似エコー信号を形成する適応フィルタ手段と、 当該高品位擬似エコー信号を前記合成送信信号から減算
することにより高品位エコー除去信号を得る減算手段と
を備え、 前記エコーキャンセラ手段および比較エコーキャンセラ
手段内のトーク状態識別部によるトーク状態の識別に応
じて、前記係数更新制御手段の制御を行うことを特徴と
するエコーキャンセラ装置。 - 【請求項4】 請求項1のエコーキャンセラ装置におい
て、 前記音声捕捉手段の近端に配置され、基準電気信号に応
じた基準音声を音声出力する基準音声出力手段と、 前記比較音声捕捉手段の近端に配置され、前記基準電気
信号に応じた比較基準音声を音声出力する比較基準音声
出力手段とを備え、 前記送信信号合成手段は、 設定された音響環境で前記基準音声が反射したあとに前
記音声捕捉手段から出力された送信信号を、前記エコー
キャンセラ手段が処理することによって得られるエコー
除去信号と、前記基準電気信号との遅延差をもとに、前
記音響環境、音声捕捉手段、基準音声出力手段の間の基
準伝達特性を求める第1の伝達特性推定手段と、 当該音響環境で前記比較基準音声が反射したあとに前記
比較音声捕捉手段から出力された比較送信信号を、前記
比較エコーキャンセラ手段が処理することによって得ら
れるエコー除去信号と、前記基準電気信号との遅延差を
もとに、前記音響環境、比較音声捕捉手段、比較基準音
声出力手段の間の伝達特性として比較伝達特性を求める
第2の伝達特性推定手段とから構成される伝達特性推定
手段セット、又は、 当該音響環境で前記基準音声が反射したあとに前記音声
捕捉手段から出力された送信信号を、前記エコーキャン
セラ手段が処理することによって得られるエコー除去信
号と、前記基準電気信号とを受け取り、これらエコー除
去信号と基準電気信号の関係に基づいて、前記エコーキ
ャンセラ手段内の適応フィルタ手段のタップ係数が収束
したかどうかを判定する収束判定手段と、この収束判定
手段によって当該タップ係数が収束したもの判定される
と、当該タップ係数を適応フィルタ手段から受け取り、
当該タップ係数に基づいて前記基準伝達特性を求めるタ
ップ演算手段とを備えた第1のタップ伝達特性推定手段
と、 当該音響環境で前記比較基準音声が反射したあとに前記
比較音声捕捉手段から出力された比較送信信号を、前記
比較エコーキャンセラ手段が処理することによって得ら
れるエコー除去信号と、前記基準電気信号とを受け取
り、これらエコー除去信号と基準電気信号の関係に基づ
いて、前記比較エコーキャンセラ手段内の適応フィルタ
手段のタップ係数が収束したかどうかを判定する比較収
束判定手段と、この比較収束判定手段によって当該タッ
プ係数が収束したもの判定されると、当該タップ係数を
適応フィルタ手段から受け取り、当該タップ係数に基づ
いて前記比較伝達特性を求める比較タップ演算手段とを
備えた第2のタップ伝達特性推定手段とから構成される
タップ伝達特性推定手段セットを備えると共に、 前記伝達特性推定手段セット又はタップ伝達特性推定手
段セットに接続され、前記基準伝達特性と比較伝達特性
との差分に基づいて、前記遅延時間差を求める伝達特性
合成演算手段を備え、 この伝達特性合成演算手段が、当該遅延時間差に応じて
前記合成送信信号を合成することを特徴とするエコーキ
ャンセラ装置。 - 【請求項5】 請求項4のエコーキャンセラ装置におい
て、 出力部に出力エコーキャンセラ手段を備え、 当該出力エコーキャンセラ手段は、 前記受信信号に基づいて得られたタップ係数を、係数更
新制御手段の制御に応じて適応的に更新しながら高品位
擬似エコー信号を形成する適応フィルタ手段と、 当該高品位擬似エコー信号を前記合成送信信号から減算
することにより高品位エコー除去信号を得る減算手段と
を備え、 前記エコーキャンセラ手段および比較エコーキャンセラ
手段内のトーク状態識別部によるトーク状態の識別に応
じて、前記係数更新制御手段の制御を行うことを特徴と
するエコーキャンセラ装置。
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