JP2001143888A - 無電極放電灯点灯装置 - Google Patents

無電極放電灯点灯装置

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JP2001143888A
JP2001143888A JP32747099A JP32747099A JP2001143888A JP 2001143888 A JP2001143888 A JP 2001143888A JP 32747099 A JP32747099 A JP 32747099A JP 32747099 A JP32747099 A JP 32747099A JP 2001143888 A JP2001143888 A JP 2001143888A
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electrodeless discharge
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frequency power
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Shinji Makimura
紳司 牧村
Hiroshi Kido
大志 城戸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】整合回路に可変コンデンサを2個使用する場合
であっても、両者間の寄生容量が小さく、動作が安定す
る無電極放電灯点灯装置を提供する。 【解決手段】可変コンデンサCV1,CV2を含み、高
周波電源と誘導コイルのインピーダンスの整合を行う整
合回路がプリント基板13上に実装されている。この整
合回路は高周波電源から入力端子部11を介して高周波
電力が入力され、出力端子部12を介して誘導コイルに
高周波電力が出力される。整合回路の可変コンデンサC
V1,CV2は、入力端子部11と出力端子部12を含
むプリント基板13の基板面と垂直な仮想面X1を境
に、プリント基板13上の互いに反対側の領域P1,P
2にそれぞれ実装されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無電極放電灯点灯
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の無電極放電灯点灯装置として、特
開平7−45381号に開示されている。その従来例を
図14に示す。図14において、無電極放電灯51は、
石英やセラミクスなどの透光性材料で気密に形成された
バルブの内部に希ガスあるいは希ガスの放電によって励
起発光する物質又は金属蒸気などを封入し、内管面には
必要に応じて蛍光体が塗布されている。無電極放電灯5
1の外周には導電性の良い金属などで形成された誘導コ
イル52が近接して配設されている。
【0003】この誘導コイル52に高周波電力を供給す
る高周波電源53と、誘導コイル52と高周波電源53
のインピーダンスを整合させ、反射を無くして無電極放
電灯51に効率よく高周波電力を伝達する整合回路54
とを誘導コイル52に接続している。
【0004】そして、高周波電源53から誘導コイル5
2に数百kHzから数百MHzの高周波電流を流すこと
により、誘導コイル52に高周波電磁界を発生させ、無
電極放電灯51に高周波電力を供給し、無電極放電灯5
1内に高周波プラズマ電流を発生させて紫外線もしくは
可視光を発生するようになっている。
【0005】高周波電源53は発振部55とE級増幅回
路56とで構成されており、発振部55の高周波出力信
号をE級増幅回路56でE級増幅して誘導コイル52に
高周波電力を供給している。
【0006】このE級増幅回路56は、スイッチング素
子である大容量のMOS形の電界効果トランジスタFE
Tのゲート及びソースを入力側端子とし、ドレイン及び
ソースを出力側端子としている。入力側端子には発振部
55を接続し、電界効果トランジスタFETのドレイン
に直流電源VdとRFチョークコイルL51の直列回路
を接続している。このRFチョークコイルL51は、直
流電源Vdから電界効果トランジスタFETに供給され
る電流を略一定にするためのものである。また、電界効
果トランジスタFETのドレイン・ソース間にコンデン
サC51を並列に接続し、ドレインに共振用コンデンサ
C52と共振用コイルL52との直列共振回路を接続し
ている。E級増幅回路56の出力側端子には、可変コン
デンサCV52及びコンデンサC57が並列に接続され
ている。
【0007】また、誘導コイル52に直列に接続したコ
ンデンサC55と、誘導コイル52に並列に接続したコ
ンデンサC56及び上記コンデンサC55に並列に接続
した可変コンデンサCV51とから整合回路54が構成
される。
【0008】上記構成では、無電極放電灯51を含めた
誘導コイル52の入力インピーダンスを可変コンデンサ
CV51で調整し、高周波電源53の出力インピーダン
スを可変コンデンサCV52で調整することにより、そ
れぞれのインピーダンスを整合させ、無電極放電灯51
の特性のばらつきによる不整合を防止することができ
る。
【0009】また、無電極放電灯51の始動時には、誘
導コイル52に高電圧を印加する必要があるため、整合
回路54には高耐圧の可変コンデンサであるエアバリア
ブルキャパシタ(AIR VARIABLE CAPA
CITOR、以下、エアバリコンと称する)や、トリマ
コンデンサが使用される場合がある。
【0010】エアバリコンは図12に示すように支持台
61に固定されたステーター電極62および回転可能な
ローター電極63を有している。さらに各電極は複数の
電極板64を有し、各電極間が空気で満たされている。
そして、ローター電極63を回転させることで両電極の
重なり度合(位置関係)が変化し、両電極間の容量を変
化させることができる。
【0011】一方、トリマコンデンサは図13に示すよ
うに、ステーター71の上部に形成された電極(図示せ
ず)と、ローター72側に形成された電極73がセラミ
ック片74を介して配置されている。そして、ローター
72を回転させることにより両電極の重なり度合が変化
し、両電極間の容量を変化させることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
では、可変コンデンサCV51,CV52に比較的に大
面積の電極を有しているエアバリコンやトリマコンデン
サを使用しており、これらが近接して実装配置された場
合、それぞれの間に比較的大きな寄生容量Cpが発生す
る。図15にはエアバリコンの場合を図示している。無
電極放電灯点灯装置は、動作周波数が数百kHz〜数百
MHzと高いうえに、例えば整合回路ではその構成素子
に比較的高電圧が印加されるため、可変コンデンサCV
51,CV52相互の電極間の電位差も大きくなる。そ
れにより、寄生容量Cpを介してノイズ電流が流れ、装
置が動作不安定になったり、電力損失が大きくなったり
する可能性があった。
【0013】また、図15(a),(b)のように可変
コンデンサCV51,CV52間の距離を一定距離yと
した場合、可変コンデンサCV51,CV52における
ローター電極63間の距離は図15(a)の場合の方が
小さくなり、その場合の方がローター電極63間の寄生
容量Cprが大きくなる。このように、ローター電極6
3の回転角度によっても寄生容量が変化し、回転角度に
よっては寄生容量Cprが大きくなり、装置の動作が不
安定になることがあった。
【0014】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は整合回路に可変コンデンサを2個使用
する場合であっても、両者間の寄生容量が小さく、動作
が安定する無電極放電灯点灯装置を提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、無電極放電灯と、前記無電極放
電灯を固定するケースと、前記無電極放電灯に近接配置
された誘導コイルと、高周波電力を発生する高周波電源
と、前記高周波電源と誘導コイルとの間に接続されて両
者のインピーダンスの整合を行う2個の可変コンデンサ
を含む整合回路と、前記ケース内に収納され、少なくと
も前記整合回路が実装されるとともに、前記高周波電源
からの高周波電力を前記整合回路に入力する入力端子部
と、前記整合回路により前記両者のインピーダンスの整
合を行い、前記誘導コイルに高周波電力を出力する出力
端子部とを有するプリント基板とを備え、前記誘導コイ
ルに高周波電力を印加することにより、前記無電極放電
灯内にプラズマ放電を発生させて点灯させる無電極放電
灯点灯装置において、前記各可変コンデンサのそれぞれ
は、前記入力端子部及び前記出力端子部を含む前記プリ
ント基板の基板面と垂直な仮想面を境に、前記プリント
基板上の互いに反対側に実装されたことを特徴とする。
【0016】請求項1の発明によれば、各可変コンデン
サ間の距離が長くなるとともに、各可変コンデンサと比
較的高電圧が印加される入力端子部との距離又は出力端
子部との距離が長くなる。従って、各可変コンデンサ間
の寄生容量が小さくなるとともに、各可変コンデンサと
入力端子部又は出力端子部との間の寄生容量が小さくな
る。それにより、寄生容量を介して流れるノイズ電流を
低減することができ、装置を安定動作させることができ
る。
【0017】また、請求項2の発明によれば、請求項1
記載の発明において、前記各可変コンデンサは、前記プ
リント基板の互いに反対側の基板面に実装されたことを
特徴とする。請求項2の発明によれば、請求項1の発明
に比べて各可変コンデンサ間の距離がさらに長くなると
ともに、各可変コンデンサと入力端子部との距離又は出
力端子部との距離も長くなり、各可変コンデンサ間の寄
生容量がさらに小さくなるとともに、各可変コンデンサ
と入力端子部又は出力端子部との間の寄生容量も小さく
なる。それにより、寄生容量を介して流れるノイズ電流
をさらに低減することができ、装置を安定動作させるこ
とができる。
【0018】また、請求項3の発明は、請求項1又は請
求項2記載の発明において、前記各可変コンデンサと前
記ケースとの各最短距離は、各可変コンデンサ間の距離
より短いことを特徴とする。請求項3の発明によれば、
各可変コンデンサ間の距離を大きくして、その間の寄生
容量を低減することで寄生容量を介して流れるノイズ電
流を低減させ、装置を安定動作させることができる。
【0019】また、請求項4の発明は、請求項1から請
求項3のいずれかに記載の発明において、前記各可変コ
ンデンサと前記入力端子部との距離又は前記出力端子部
との距離のうち少なくとも一つの距離を前記各可変コン
デンサ間の距離よりも短くすることを特徴とする。
【0020】請求項4の発明によれば、電極面積の大き
な可変コンデンサ間の距離を長くすることができ、その
間の寄生容量を低減することで寄生容量を介して流れる
ノイズ電流を低減させ、装置を安定動作させることがで
きる。
【0021】また、請求項5の発明は、請求項1から請
求項4のいずれかに記載の発明において、前記各可変コ
ンデンサの少なくとも一つは、前記高周波電源と前記入
力端子部を接続する接続線が前記プリント基板に配置さ
れる面と反対側の基板面に実装されたことを特徴とす
る。請求項5の発明によれば、上記接続線と可変コンデ
ンサとの距離を遠ざけることができ、その間の寄生容量
を低減して、接続線から可変コンデンサを介して整合回
路に印加されるノイズ電流を低減させることができる。
【0022】また、請求項6の発明は、請求項1から請
求項5のいずれかに記載の発明において、前記各可変コ
ンデンサの少なくとも一つは、前記プリント基板の前記
誘導コイルが配置される側と反対側の基板面に実装され
たことを特徴とする。請求項6の発明によれば、誘導コ
イルと可変コンデンサの距離を遠ざけることができ、誘
導コイルからの誘導ノイズが可変コンデンサを介して整
合回路に印加されるのを抑えることができる。
【0023】また、請求項7の発明は、請求項1から請
求項6のいずれかに記載の発明において、前記プリント
基板上の前記入力端子部と前記出力端子部と前記各可変
コンデンサとで囲まれた領域に前記整合回路が実装され
たことを特徴とする。請求項7の発明によれば、入力端
子部と出力端子部との間の実質上のパターン長を短くす
ることができ、パターンに発生する寄生インダクタを小
さくすることができる。それにより、パターンに誘導す
るノイズを低減させることができ、装置を安定動作させ
ることが可能となる。
【0024】また、請求項8の発明は、請求項1から請
求項7のいずれかに記載の発明において、前記各可変コ
ンデンサはそれぞれ、2種類の電極同士の位置関係によ
り容量が可変され、各電極間が空気で満たされているこ
とを特徴とする。請求項8の発明によれば、2種類の電
極同士の位置関係により容量が可変され、各電極間が空
気で満たされている可変コンデンサにおいても請求項1
から請求項7と同様の効果を有する。
【0025】また、請求項9の発明は、請求項1から請
求項8のいずれかに記載の発明において、前記整合回路
は、π型、T型、L型のいずれかより選択される素子構
成であることを特徴とする。請求項9の発明によれば、
整合回路がπ型、T型、L型のいずれかより選択される
素子構成である場合においても、請求項1から請求項8
と同様の効果が得られる。
【0026】また、請求項10の発明は、無電極放電灯
と、前記無電極放電灯を固定するケースと、前記無電極
放電灯に近接配置された誘導コイルと、高周波電力を発
生する高周波電源と、前記高周波電源と誘導コイルとの
間に接続されて両者のインピーダンスの整合を行う2個
の可変コンデンサを含む整合回路と、前記ケース内に収
納され、少なくとも前記整合回路が実装されるととも
に、前記高周波電源からの高周波電力を前記整合回路に
入力する入力端子部と、前記整合回路により前記両者の
インピーダンスの整合を行い、前記誘導コイルに高周波
電力を出力する出力端子部とを有するプリント基板とを
備え、前記誘導コイルに高周波電力を印加することによ
り、前記無電極放電灯内にプラズマ放電を発生させて点
灯させる無電極放電灯点灯装置において、前記各可変コ
ンデンサのそれぞれは、前記入力端子部及び前記出力端
子部を含むとともに前記プリント基板の基板面と垂直な
仮想面を境に、前記プリント基板上の互いに反対側に実
装されるとともに、前記各可変コンデンサの少なくとも
一つは、前記プリント基板における前記誘導コイルが配
置される側と反対側の基板面に実装され、前記整合回路
は、π型、T型、L型のいずれかより選択される素子構
成であることを特徴とする。請求項10の発明によれ
ば、請求項1と請求項6と請求項9と同様の効果が得ら
れる。
【0027】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図2に本実施形態
における無電極放電灯点灯装置の回路構成を示す。図2
において、直流電源Eは高周波電源3に接続され、高周
波電源3の出力は同軸ケーブル10及び整合回路4を介
して誘導コイル2に接続され、その誘導コイル2は無電
極放電灯1に近接配置されている。
【0028】高周波電源3は、FETなるスイッチング
素子Q1,Q2、インダクタL3、コンデンサC8から
なるD級増幅回路8と、スイッチング素子Q1,Q2を
駆動するための発振回路9および駆動トランスTからな
る駆動回路7とで構成される。
【0029】整合回路4はインダクタL4、コンデンサ
C9,C10,C11、可変コンデンサCV1,CV2
からなるいわゆるπ型構成となり、D級増幅回路8の出
力とは入力端子11a,11bとで、誘導コイル2とは
出力端子12a,12bとで接続されている。この整合
回路4は後述する金属製のケース14に収納され、回路
のグランド(入力端子11b)とケース14の間にはコ
ンデンサC20が接続されている。このコンデンサC2
0により回路のグランド(入力端子11b)とケース1
4とを高周波的に低インピーダンスとし整合回路4から
の輻射ノイズを低減している。
【0030】このように構成された無電極放電灯点灯装
置の動作を説明する。発振回路9より発生する高周波電
圧が駆動トランスTの1次巻線L100に印加されるこ
とで、2次巻線L101、L102に位相差180度の
電圧が発生する。これにより、スイッチング素子Q1,
Q2が交互にオンオフを繰り返し、直流電源Eからの電
力供給を受けてD級増幅回路8は高周波電力を出力す
る。この高周波電力は、同軸ケーブル10を経て入力端
子11a,11bに印加されて整合回路4に入力され、
整合回路4の出力端子12a,12bより誘導コイル2
に印加されて無電極放電灯1内にプラズマ放電が発生し
て無電極放電灯1が点灯する。このとき、可変コンデン
サCV1,CV2を調整することにより高周波電源3と
誘導コイル2とのインピーダンスを整合させる。
【0031】次に、無電極放電灯点灯装置の整合回路4
付近の構造を図3を用いて説明する。整合回路4が実装
されたプリント基板13がケース14の内部に収納され
ており、その上部に無電極放電灯1が固定されている。
無電極放電灯1のバルブの周囲には誘導コイル2が近接
配置されており、その両端が出力端子12a,12bか
らなる出力端子部12にてプリント基板13上の整合回
路4と接続される。また、プリント基板13上の整合回
路4は入力端子11a,11bからなる入力端子部11
を介して、プリント基板13における誘導コイル2と同
じ側の基板面(上面)に位置する同軸ケーブル10と接
続される。さらに、プリント基板13の誘導コイル2側
の基板面(上面)には、可変コンデンサCV1,CV2
が実装されている。
【0032】尚、図3において、可変コンデンサCV1
は可変コンデンサCV2に隠れて見えていない状態であ
る。
【0033】次に、図1の上面図に可変コンデンサCV
1,CV2のプリント基板13への実装状態を示す。略
八角形のプリント基板13の一端部近傍に高周波電源か
らの入力端子部11が設けられ、他端部近傍に誘導コイ
ル2への出力端子部12が設けられている。この入力端
子部11と出力端子部12を含み、プリント基板13の
基板面と垂直な仮想面X1を境にして、プリント基板1
3上の互いに反対側の領域P1,P2にそれぞれ可変コ
ンデンサCV1と可変コンデンサCV2が実装されてい
る。この可変コンデンサCV1,CV2のそれぞれは、
入力端子部11と出力端子部12が存在する方向と直交
する方向の両端部近傍に実装されている。
【0034】このように構成することで、可変コンデン
サCV1,CV2間の距離が長くなるとともに、可変コ
ンデンサCV1,CV2と比較的高電圧が印加される入
力端子部11との距離又は出力端子部12との距離が長
くなる。従って、可変コンデンサCV1,CV2間の寄
生容量が小さくなるとともに、可変コンデンサCV1,
CV2と入力端子部11又は出力端子部12との間の寄
生容量が小さくなる。それにより、寄生容量を介して流
れるノイズ電流を低減することができ、装置を安定動作
させることができる。
【0035】ここで、可変コンデンサCV1,CV2間
の距離b1を極力長くし、その距離b1が可変コンデン
サCV1とケース14との最短距離a11および可変コ
ンデンサCV2とケース14との最短距離a21よりも
長くなるようにして、可変コンデンサCV1,CV2間
の寄生容量を低減している。
【0036】さらに、可変コンデンサCV1と入力端子
部11の距離d11と、可変コンデンサCV1と出力端
子部12の距離d21を可変コンデンサCV1,CV2
間の距離b1よりも短くするとともに、可変コンデンサ
CV2と入力端子部11の距離d31と、可変コンデン
サCV2と出力端子部12の距離d41を可変コンデン
サCV1,CV2間の距離b1よりも短くなるようにし
ている。
【0037】入力端子部11、出力端子部12のプリン
ト基板13に配置されるときの電極面積は、可変コンデ
ンサCV1,CV2の電極面積に対して比較的小さく、
上述した構成にすることで、大面積の電極を有する可変
コンデンサCV1,CV2を近接配置することによりそ
れらの間に発生する比較的大きな寄生容量を抑えること
ができ、ノイズ電流を抑えて装置の動作を安定させるこ
とができる。
【0038】ここで、各可変コンデンサCV1,CV2
と入力端子部11又は出力端子部12の距離d11,d
21,d31,d41の全ての距離を可変コンデンサC
V1,CV2間の距離b1より短くするのが特に望まし
い。
【0039】また、これら可変コンデンサCV1,CV
2と入力端子部11と出力端子部12により囲まれるプ
リント基板13上の領域13a内に、整合回路4の他の
構成素子を配置することで、領域13aに整合回路4全
体を実装するのが望ましい。そうすることで、入力端子
部11と出力端子部12との間の実質上のパターン長を
短くすることができ、パターンに発生する寄生インダク
タを小さくすることができる。それにより、パターンに
誘導するノイズを低減させることができ、装置を安定動
作させることが可能となる。
【0040】(実施形態2)次に、図4を用いて本発明
の実施形態2を説明する。図4は、無電極放電灯点灯装
置の整合回路4付近の構造を示した側面断面図である。
図1ではプリント基板13における誘導コイル2の配置
される側の基板面(上面)に可変コンデンサCV1,C
V2が実装されるとともに、同軸ケーブル10が配置さ
れているのに対し、図4では、プリント基板13におけ
る誘導コイル2の配置される側と反対側の基板面(下
面)に、可変コンデンサCV1,CV2が実装されると
ともに、同軸ケーブルが配置されている。
【0041】このように構成することで、誘導コイル2
と可変コンデンサCV1,CV2との距離が大きくな
り、誘導コイル2から可変コンデンサCV1,CV2を
介して整合回路4に印加される誘導ノイズを低減させる
ことができ、装置を安定動作させることができる。
【0042】(実施形態3)次に、図5を用いて本発明
の実施形態3を説明する。図5は、無電極放電灯点灯装
置の整合回路4付近の構造を示した側面断面図である。
図4では、可変コンデンサCV1,CV2が、プリント
基板13における同軸ケーブル10と同じ側の基板面
(下面)に実装されているのに対し、図5では同軸ケー
ブル10は可変コンデンサCV1,CV2の反対側の基
板面(上面)に配置されている。
【0043】このように構成することで、同軸ケーブル
10と可変コンデンサCV1,CV2との距離が大きく
なり、それらの間の寄生容量を小さくして、同軸ケーブ
ル10から可変コンデンサCV1,CV2を介して整合
回路4に印加されるノイズ電流を低減させることがで
き、装置を安定動作させることができる。
【0044】(実施形態4)次に、図6、図7を用いて
本発明の実施形態4を説明する。図6は、無電極放電灯
点灯装置の整合回路4付近の構造を示した側面断面図で
あり、図7は可変コンデンサCV1,CV2のプリント
基板13への実装状態を示した上面図である。本実施形
態において、実施形態1と異なる点は、可変コンデンサ
CV1,CV2がプリント基板13の互いに反対側の基
板面に実装されている点である。
【0045】本実施形態では、可変コンデンサCV1が
プリント基板13の上面側に実装され、可変コンデンサ
CV2が下面側に実装されている。図7において、可変
コンデンサCV1の実装位置は図1と同じ位置であり、
可変コンデンサCV2の実装位置は図1に示す実装位置
の略真下である。
【0046】このように構成することで、可変コンデン
サCV1,CV2間の距離b1と、可変コンデンサCV
2と入力端子部11の距離d31、および可変コンデン
サCV2と出力端子部12の距離d41は、実施形態1
における各距離に比べて大きくなり、それらの間に発生
する寄生容量を小さくなるため、装置を安定動作させる
ことができる。
【0047】(実施形態5)次に、本発明の実施形態5
を説明する。図8は実施形態5に対応する無電極放電灯
点灯装置の構成を示す回路図であり、図2と同じものに
は同じ符号を付している。
【0048】図8において、交流電源15と整流・平滑
回路16とチョッパ電源17とで構成される直流電源1
8の出力に高周波電源3aが接続され、その高周波電源
3aの出力に、入力端子11a,11bを介して整合回
路4aが接続される。そして、この整合回路4aの出力
には出力端子12a,12bを介して、無電極放電灯1
に近接配置される誘導コイル2に接続される。
【0049】高周波電源3aはC級増幅回路8aと発振
回路9とで構成され、このC級増幅回路8aはFETで
あるスイッチング素子Q3、インダクタL5、コンデン
サC12,C13,C14で構成されている。また、整
合回路4aはインダクタL7、コンデンサC15、可変
コンデンサCV1,CV2によりいわゆるT型に構成さ
れている。また、コンデンサC20により回路のグラン
ド(入力端子11b)と金属製のケース14とを高周波
的に低インピーダンスとしている点は図2と同様であ
る。
【0050】図10と図11を用いて、本実施形態の無
電極放電灯点灯装置の構造を説明する。図10は無電極
放電灯点灯装置の構造を示した側面断面図であり、図1
1は可変コンデンサのプリント基板への実装状態を示し
た上面図である。
【0051】図において、交流電源15が導入線19に
よりケース14内のプリント基板13に接続されてい
る。プリント基板13には交流電源15を除く直流電源
18と、高周波電源3aと、整合回路4aとが実装され
ており、高周波電源3aの出力と整合回路4aの入力端
子11a,11bとはプリント基板13上のパターンで
接続されている。
【0052】略八角形のプリント基板13の一端側に実
装されている整合回路4aは、その実装領域の他端部に
高周波電源3aからの高周波電力を入力する入力端子1
1a,11bからなる入力端子部11が設けられ、実装
領域の一端部に誘導コイル2に高周波電力を出力する出
力端子12a,12bからなる出力端子部12が設けら
れている。この入力端子部11と出力端子部12を含
み、プリント基板13の基板面と垂直な仮想面X1を境
にして、プリント基板13上の互いに反対側の領域Q
1,Q2にそれぞれ可変コンデンサCV1と可変コンデ
ンサCV2が実装されている点は図1と同様であり、図
1で説明したものと同様の効果が得られる。
【0053】また、可変コンデンサCV1,CV2間の
距離b1を極力長くし、その距離b1が可変コンデンサ
CV1とケース14との最短距離a11および可変コン
デンサCV2とケース14との最短距離a21よりも長
くなるようにして、可変コンデンサCV1,CV2間の
寄生容量を低減している点も図1と同様である。
【0054】さらに、可変コンデンサCV1と入力端子
部11の距離d11と、可変コンデンサCV1と出力端
子部12の距離d21を可変コンデンサCV1,CV2
間の距離b1よりも短くするとともに、可変コンデンサ
CV2と入力端子部11の距離d31と、可変コンデン
サCV2と出力端子部12の距離d41を可変コンデン
サCV1,CV2間の距離b1よりも短くなるようにし
ている点も図1と同様であり、図1で説明したものと同
様の効果が得られる。
【0055】尚、C級増幅回路8aの代わりに公知のE
級増幅回路(例えば特開平7−45381号に開示)を
用いてもよい。
【0056】また、整合回路4aは図9に示すように、
入力端子11a,11bの両端に並列に可変コンデンサ
CV1が接続されるとともに、入力端子11a、出力端
子12a間に可変コンデンサCV2が接続されるように
構成されるいわゆるL型構成であってもよい。
【0057】
【発明の効果】上記したように、請求項1の発明は、無
電極放電灯と、前記無電極放電灯を固定するケースと、
前記無電極放電灯に近接配置された誘導コイルと、高周
波電力を発生する高周波電源と、前記高周波電源と誘導
コイルとの間に接続されて両者のインピーダンスの整合
を行う2個の可変コンデンサを含む整合回路と、前記ケ
ース内に収納され、少なくとも前記整合回路が実装され
るとともに、前記高周波電源からの高周波電力を前記整
合回路に入力する入力端子部と、前記整合回路により前
記両者のインピーダンスの整合を行い、前記誘導コイル
に高周波電力を出力する出力端子部とを有するプリント
基板とを備え、前記誘導コイルに高周波電力を印加する
ことにより、前記無電極放電灯内にプラズマ放電を発生
させて点灯させる無電極放電灯点灯装置において、前記
各可変コンデンサのそれぞれは、前記入力端子部及び前
記出力端子部を含む前記プリント基板の基板面と垂直な
仮想面を境に、前記プリント基板上の互いに反対側に実
装されたため、各可変コンデンサ間の距離が長くなると
ともに、各可変コンデンサと比較的高電圧が印加される
入力端子部との距離又は出力端子部との距離が長くな
る。従って、各可変コンデンサ間の寄生容量が小さくな
るとともに、各可変コンデンサと入力端子部又は出力端
子部との間の寄生容量が小さくなる。それにより、寄生
容量を介して流れるノイズ電流を低減することができ、
装置を安定動作させることができる。
【0058】また、請求項2の発明によれば、請求項1
記載の発明において、前記各可変コンデンサは、前記プ
リント基板の互いに反対側の基板面に実装されたため、
請求項1の発明に比べて各可変コンデンサ間の距離がさ
らに長くなるとともに、各可変コンデンサと入力端子部
との距離又は出力端子部との距離も長くなり、各可変コ
ンデンサ間の寄生容量がさらに小さくなるとともに、各
可変コンデンサと入力端子部又は出力端子部との間の寄
生容量も小さくなる。それにより、寄生容量を介して流
れるノイズ電流をさらに低減することができ、装置を安
定動作させることができる。
【0059】また、請求項3の発明は、請求項1又は請
求項2記載の発明において、前記各可変コンデンサと前
記ケースとの各最短距離は、各可変コンデンサ間の距離
より短いため、各可変コンデンサ間の距離を大きくし
て、その間の寄生容量を低減することで寄生容量を介し
て流れるノイズ電流を低減させ、装置を安定動作させる
ことができる。
【0060】また、請求項4の発明は、請求項1から請
求項3のいずれかに記載の発明において、前記各可変コ
ンデンサと前記入力端子部との距離又は前記出力端子部
との距離のうち少なくとも一つの距離を前記各可変コン
デンサ間の距離よりも短くするため、電極面積の大きな
可変コンデンサ間の距離を長くすることができ、その間
の寄生容量を低減することで寄生容量を介して流れるノ
イズ電流を低減させ、装置を安定動作させることができ
る。
【0061】また、請求項5の発明は、請求項1から請
求項4のいずれかに記載の発明において、前記各可変コ
ンデンサの少なくとも一つは、前記高周波電源と前記入
力端子部を接続する接続線が前記プリント基板に配置さ
れる面と反対側の基板面に実装されたため、上記接続線
と可変コンデンサとの距離を遠ざけることができ、その
間の寄生容量を低減して、接続線から可変コンデンサを
介して整合回路に印加されるノイズ電流を低減させるこ
とができる。
【0062】また、請求項6の発明は、請求項1から請
求項5のいずれかに記載の発明において、前記各可変コ
ンデンサの少なくとも一つは、前記プリント基板の前記
誘導コイルが配置される側と反対側の基板面に実装され
たため、誘導コイルと可変コンデンサの距離を遠ざける
ことができ、誘導コイルからの誘導ノイズが可変コンデ
ンサを介して整合回路に印加されるのを抑えることがで
きる。
【0063】また、請求項7の発明は、請求項1から請
求項6のいずれかに記載の発明において、前記プリント
基板上の前記入力端子部と前記出力端子部と前記各可変
コンデンサとで囲まれた領域に前記整合回路が実装され
たため、入力端子部と出力端子部との間の実質上のパタ
ーン長を短くすることができ、パターンに発生する寄生
インダクタを小さくすることができる。それにより、パ
ターンに誘導するノイズを低減させることができ、装置
を安定動作させることが可能となる。
【0064】また、請求項8の発明は、請求項1から請
求項7のいずれかに記載の発明において、前記各可変コ
ンデンサはそれぞれ、2種類の電極同士の位置関係によ
り容量が可変され、各電極間が空気で満たされており、
各可変コンデンサが2種類の電極同士の位置関係により
容量が可変され、各電極間が空気で満たされているもの
においても請求項1から請求項7と同様の効果を有す
る。
【0065】また、請求項9の発明は、請求項1から請
求項8のいずれかに記載の発明において、前記整合回路
は、π型、T型、L型のいずれかより選択される素子構
成であり、整合回路がπ型、T型、L型のいずれかより
選択される素子構成である場合においても、請求項1か
ら請求項8と同様の効果が得られる。
【0066】また、請求項10の発明は、無電極放電灯
と、前記無電極放電灯を固定するケースと、前記無電極
放電灯に近接配置された誘導コイルと、高周波電力を発
生する高周波電源と、前記高周波電源と誘導コイルとの
間に接続されて両者のインピーダンスの整合を行う2個
の可変コンデンサを含む整合回路と、前記ケース内に収
納され、少なくとも前記整合回路が実装されるととも
に、前記高周波電源からの高周波電力を前記整合回路に
入力する入力端子部と、前記整合回路により前記両者の
インピーダンスの整合を行い、前記誘導コイルに高周波
電力を出力する出力端子部とを有するプリント基板とを
備え、前記誘導コイルに高周波電力を印加することによ
り、前記無電極放電灯内にプラズマ放電を発生させて点
灯させる無電極放電灯点灯装置において、前記各可変コ
ンデンサのそれぞれは、前記入力端子部及び前記出力端
子部を含むとともに前記プリント基板の基板面と垂直な
仮想面を境に、前記プリント基板上の互いに反対側に実
装されるとともに、前記各可変コンデンサの少なくとも
一つは、前記プリント基板における前記誘導コイルが配
置される側と反対側の基板面に実装され、前記整合回路
は、π型、T型、L型のいずれかより選択される素子構
成であり、請求項1と請求項6と請求項9と同様の効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に対応する無電極放電灯点
灯装置の整合回路をプリント基板に実装した状態を示す
上面図である。
【図2】同上の無電極放電灯点灯装置の構成を示す回路
図である。
【図3】同上の無電極放電灯点灯装置の構造を示す側面
断面図である。
【図4】本発明の実施形態2に対応する無電極放電灯点
灯装置の構造を示す側面断面図である。
【図5】本発明の実施形態3に対応する無電極放電灯点
灯装置の構造を示す側面断面図である。
【図6】本発明の実施形態4に対応する無電極放電灯点
灯装置の構造を示す側面断面図である。
【図7】同上の無電極放電灯点灯装置の整合回路をプリ
ント基板に実装した状態を示す上面図である。
【図8】本発明の実施形態5に対応する無電極放電灯点
灯装置の構成を示す回路図である。
【図9】同上の無電極放電灯点灯装置の整合回路の他の
構成を示す回路図である。
【図10】同上の無電極放電灯点灯装置の構造を示す側
面断面図である。
【図11】同上の無電極放電灯点灯装置をプリント基板
に実装した状態を示す上面図である。
【図12】エアバリアブルコンデンサの構造を示す図で
あって、(a)は上面図であり、(b)は側面図であ
る。
【図13】トリマコンデンサの構造を示す斜視図であ
る。
【図14】従来の無電極放電灯点灯装置の構成を示す回
路図である。
【図15】従来の無電極放電灯点灯装置の問題点を説明
する図であって、(a)、(b)はいずれも上面図であ
る。
【符号の説明】
CV1 可変コンデンサ CV2 可変コンデンサ 10 同軸ケーブル 11 入力端子部 12 出力端子部 13 プリント基板 14 ケース P1 領域 P2 領域 X1 仮想面

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無電極放電灯と、前記無電極放電灯を固
    定するケースと、前記無電極放電灯に近接配置された誘
    導コイルと、高周波電力を発生する高周波電源と、前記
    高周波電源と誘導コイルとの間に接続されて両者のイン
    ピーダンスの整合を行う2個の可変コンデンサを含む整
    合回路と、前記ケース内に収納され、少なくとも前記整
    合回路が実装されるとともに、前記高周波電源からの高
    周波電力を前記整合回路に入力する入力端子部と、前記
    整合回路により前記両者のインピーダンスの整合を行
    い、前記誘導コイルに高周波電力を出力する出力端子部
    とを有するプリント基板とを備え、前記誘導コイルに高
    周波電力を印加することにより、前記無電極放電灯内に
    プラズマ放電を発生させて点灯させる無電極放電灯点灯
    装置において、 前記各可変コンデンサのそれぞれは、前記入力端子部及
    び前記出力端子部を含む前記プリント基板の基板面と垂
    直な仮想面を境に、前記プリント基板上の互いに反対側
    に実装されたことを特徴とする無電極放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】 前記各可変コンデンサは、前記プリント
    基板の互いに反対側の基板面に実装されたことを特徴と
    する請求項1記載の無電極放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】 前記各可変コンデンサと前記ケースとの
    各最短距離は、各可変コンデンサ間の距離より短いこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の無電極放電灯
    点灯装置。
  4. 【請求項4】 前記各可変コンデンサと前記入力端子部
    との距離又は前記出力端子部との距離のうち少なくとも
    一つの距離を前記各可変コンデンサ間の距離よりも短く
    することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか
    に記載の無電極放電灯点灯装置。
  5. 【請求項5】 前記各可変コンデンサの少なくとも一つ
    は、前記高周波電源と前記入力端子部を接続する接続線
    が前記プリント基板に配置される面と反対側の基板面に
    実装されたことを特徴とする請求項1から請求項4のい
    ずれかに記載の無電極放電灯点灯装置。
  6. 【請求項6】 前記各可変コンデンサの少なくとも一つ
    は、前記プリント基板の前記誘導コイルが配置される側
    と反対側の基板面に実装されたことを特徴とする請求項
    1から請求項5のいずれかに記載の無電極放電灯点灯装
    置。
  7. 【請求項7】 前記プリント基板上の前記入力端子部と
    前記出力端子部と前記各可変コンデンサとで囲まれた領
    域に前記整合回路が実装されたことを特徴とする請求項
    1から請求項6のいずれかに記載の無電極放電灯点灯装
    置。
  8. 【請求項8】 前記各可変コンデンサはそれぞれ、2種
    類の電極同士の位置関係により容量が可変され、各電極
    間が空気で満たされていることを特徴とする請求項1か
    ら請求項7のいずれかに記載の無電極放電灯点灯装置。
  9. 【請求項9】 前記整合回路は、π型、T型、L型のい
    ずれかより選択される素子構成であることを特徴とする
    請求項1から請求項8のいずれかに記載の無電極放電灯
    点灯装置。
  10. 【請求項10】 無電極放電灯と、前記無電極放電灯を
    固定するケースと、前記無電極放電灯に近接配置された
    誘導コイルと、高周波電力を発生する高周波電源と、前
    記高周波電源と誘導コイルとの間に接続されて両者のイ
    ンピーダンスの整合を行う2個の可変コンデンサを含む
    整合回路と、前記ケース内に収納され、少なくとも前記
    整合回路が実装されるとともに、前記高周波電源からの
    高周波電力を前記整合回路に入力する入力端子部と、前
    記整合回路により前記両者のインピーダンスの整合を行
    い、前記誘導コイルに高周波電力を出力する出力端子部
    とを有するプリント基板とを備え、前記誘導コイルに高
    周波電力を印加することにより、前記無電極放電灯内に
    プラズマ放電を発生させて点灯させる無電極放電灯点灯
    装置において、 前記各可変コンデンサのそれぞれは、前記入力端子部及
    び前記出力端子部を含むとともに前記プリント基板の基
    板面と垂直な仮想面を境に、前記プリント基板上の互い
    に反対側に実装されるとともに、前記各可変コンデンサ
    の少なくとも一つは、前記プリント基板における前記誘
    導コイルが配置される側と反対側の基板面に実装され、
    前記整合回路は、π型、T型、L型のいずれかより選択
    される素子構成であることを特徴とする無電極放電灯点
    灯装置。
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