JP2001143444A - データ記録再生装置およびその操作方法、並びにその操作卓 - Google Patents

データ記録再生装置およびその操作方法、並びにその操作卓

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JP2001143444A
JP2001143444A JP32615799A JP32615799A JP2001143444A JP 2001143444 A JP2001143444 A JP 2001143444A JP 32615799 A JP32615799 A JP 32615799A JP 32615799 A JP32615799 A JP 32615799A JP 2001143444 A JP2001143444 A JP 2001143444A
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Masakazu Murata
雅和 村田
Ichiro Fujisawa
一郎 藤沢
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノンリニアアクセス可能な記録媒体を用いた
データの入出力に係る操作制御の操作性を向上させる。 【解決手段】 ノンリニアアクセス可能な記録媒体を備
えた本体1側におけるデータの入出力の操作を、外部コ
ントロールパネル91を用いて行う。外部コントロール
パネル91は、本体1に対して、各ポート毎に、入出力
させるべきAVデータの選択の指示やAVデータの編集
の指示等を行う機能を有している。外部コントロールパ
ネル91は、本体1に対して形状的に独立して構成され
たものであり、例えば従来のVTR編集用の特製キーボ
ードに類似した直方体形状となっている。外部コントロ
ールパネル91によって、VTR用の特製キーボードタ
イプの編集機器と同様の操作感覚で本体1側のデータの
入出力に係る制御を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声・映像(以
下、AVと記す。)データ等の記録、再生および編集に
利用されるデータ記録再生装置およびその操作方法、並
びにその操作卓に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CATV(ケーブル・テレビジョ
ン)等の普及による情報提供の多チャンネル化に伴い、
従来のVTR(ビデオテープレコーダ)とは異なり、1
台のデータ記録再生装置から複数のデータを同時に再生
するという要求が高まりつつある。そして、この要求を
満たすために、半導体メモリ、光磁気ディスクおよびハ
ードディスク等のランダムアクセスが可能な記録媒体を
使用して、複数の音声・映像データを記録再生するAV
サーバと呼ばれる装置が普及しつつある。
【0003】図11は、従来のAVサーバの構成例を示
す図である。同図に示したAVサーバは、ハードディス
ク等のランダムアクセス可能な記録媒体を格納した本体
921に、パーソナルコンピュータ等の端末装置922
を接続した構成となっている。本体921には、電源ス
イッチ923や、本体921の簡単な動作状態を表示す
るためのLED(発光ダイオード)等からなる簡易的な
表示部924が設けられている。端末装置922は、各
種情報を表示可能な表示装置と、キーボードやマウス等
のポインティングデバイスとを有している。
【0004】このような構成のAVサーバでは、本体9
21側に、データの編集を行うための操作スイッチ類は
設けられていないため、データの入出力の指示やデータ
の編集を行うための操作は、端末装置922側から行わ
れる。端末装置922では、本体921側の操作を行う
ために提供されたいわゆるGUI(Graphical User Inte
rface)等のアプリケーションによる画面上で、使用者が
マウス等を用いた操作を行うことにより、本体921側
におけるデータの入出力等の指示が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、AVサーバ
には、従来のVTR機器とは異なり、ランダムアクセス
可能な記録媒体の長所を生かして、通常、複数の入出力
ポートが設けられている。このようなAVサーバでは、
ビデオテープ1本1本を単位に素材(Material)を管理す
るVTRとは異なり、ハードディスク等の大容量の記録
媒体に大量のAVデータを記録し、それらを所定単位の
データ(例えば素材単位のデータ)をひとまとまりの管
理単位として管理することが多い(以下、このような管
理単位を「ファイル」という。)。つまり、AVサーバ
では、通常、記録媒体にファイル単位のAVデータが複
数記録されている。
【0006】ここで、AVサーバにおいて、入出力の対
象となるファイル単位のデータを選択する方法について
述べる。まず、従来のVTRでは、ファイルとしての素
材の選択は、多くの場合、手動によってビデオテープを
入れ替えることによって行われる。一方、AVサーバで
は、ハードディスク等の記録媒体に記録されているデー
タを、ファイル単位で頭出し( キューアップ:Cue Up)位
置を管理し、各種制御デバイスから指定のファイルを開
く(再生する)ような指示を受けることにより、指定さ
れたファイルをキューアップする。従来のAVサーバで
は、このようなファイルを開くための指示を行う制御デ
バイスのほとんどが、上述の図11に示した構成のAV
サーバのように、端末装置922において提供されるG
UI環境によるものとなっている。
【0007】しかしながら、VTRを用いたリニア編集
システムにおいては、ブラインドタッチで使用可能な特
製キーボードタイプの編集機器が多く用いられており、
端末装置922においてGUI環境のアプリケーション
をマウス等のポインティングデバイスによって制御する
というAVサーバ方式による制御デバイスは、ユーザに
幅広く受け入れられているとは言い難い。特に、従来の
VTRを使用してきたユーザにとっては、端末装置92
2による操作性には違和感が生じる。
【0008】このように、端末装置122を用いたファ
イル操作は、従来のVTR用の編集機器に慣れている使
用者にとっては操作性が悪いという問題点がある。この
ため、特に、単体で独立した動作が可能なVTR感覚で
使用されるスタンドアローン(Stand Alone) タイプのA
VサーバをVTRと共に使用する場合には、その制御デ
バイスとして、VTR用の特製キーボードのような操作
性の良いものが強く要望されている。
【0009】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、ノンリニアアクセス可能な記録媒体
を用いたデータの入出力に係る操作制御の操作性を向上
させることができるようにしたデータ記録再生装置およ
びその操作方法、並びにその操作卓を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ記録再生
装置の操作卓は、ノンリニアアクセス可能な記録媒体を
用いてデータの記録および再生を行うための記録再生手
段と、データの入力を行うための少なくとも1つの入力
部とデータの出力を行うための少なくとも1つの出力部
とを有し、記録再生手段に時分割でアクセス可能な入出
力手段とを備えたデータ記録再生装置を操作するために
用いられる操作スイッチを有する操作卓であって、操作
スイッチが、データを入出力手段のいずれの入力部およ
び出力部から入出力させるかを選択可能な第1のスイッ
チと、入出力手段における入出力の対象となるデータを
ファイル単位で選択可能な第2のスイッチとを含むもの
である。
【0011】本発明のデータ記録再生装置の操作方法
は、ノンリニアアクセス可能な記録媒体を用いてデータ
の記録および再生を行うための記録再生手段と、データ
の入力を行うための少なくとも1つの入力部とデータの
出力を行うための少なくとも1つの出力部とを有し、記
録再生手段に時分割でアクセス可能な入出力手段とを備
えたデータ記録再生装置を操作するための操作方法であ
って、データ記録再生装置におけるデータの入出力の操
作を、データを入出力手段のいずれの入力部および出力
部から入出力させるかを選択可能な第1のスイッチと、
入出力手段における入出力の対象となるデータをファイ
ル単位で選択可能な第2のスイッチとを含む操作スイッ
チを有した操作卓を用いて行うようにしたものである。
【0012】本発明のデータ記録再生装置は、ノンリニ
アアクセス可能な記録媒体を用いてデータの記録および
再生を行うための記録再生手段と、データの入力を行う
ための少なくとも1つの入力部とデータの出力を行うた
めの少なくとも1つの出力部とを有し、記録再生手段に
時分割でアクセス可能な入出力手段と、データを入出力
手段のいずれの入力部および出力部から入出力させるか
を選択可能な第1のスイッチと、入出力手段における入
出力の対象となるデータをファイル単位で選択可能な第
2のスイッチとを含む操作スイッチを有した操作卓とを
備えたものである。
【0013】本発明のデータ記録再生装置およびその操
作方法、並びにその操作卓では、データを入出力手段の
いずれの入力部および出力部から入出力させるかを選択
可能な第1のスイッチと、入出力手段における入出力の
対象となるデータをファイル単位で選択可能な第2のス
イッチとを含む操作スイッチを有した操作卓を用いて、
データの入出力の操作が行われる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0015】図2は、本発明の一実施の形態に係るデー
タ記録再生装置の外観を示す斜視図である。本実施の形
態に係るデータ記録再生装置は、1つの筐体2を有した
本体1と、この本体1に接続ケーブル5を介して接続さ
れる外部コントロールパネル91とを備えている。本体
1は、例えば1台のVTRと同等の大きさである。本体
1の前面の上側には、メータパネル3が設けられてい
る。
【0016】本実施の形態に係るデータ記録再生装置
は、後述するようにAVデータの入力を行うための入力
部またはAVデータの出力を行うための出力部としての
4つのポート60A〜60D(図1)を備えている。各
ポートは、それぞれ独立してデータの入出力が可能であ
る。また、各ポートは、それぞれ、例えばビデオデータ
と4チャンネルまたは8チャンネルのオーディオデータ
の入力または出力が可能になっている。メータパネル3
は、各ポートの動作状態等を表示するための表示部11
を備えている。
【0017】外部コントロールパネル91は、本体1に
対して、各ポート毎に、入出力させるべきAVデータの
選択の指示やAVデータの編集、再編集の指示等を行う
機能を有している。外部コントロールパネル91は、本
体1に対して形状的に独立して構成されたものであり、
例えば従来のVTR編集用の特製キーボードに類似した
直方体形状となっている。この外部コントロールパネル
91は、接続ケーブル5に接続されたメインパネル91
Aと、メインパネル91Aに選択的に取り付けられるサ
ブパネル91Bとを有している。メインパネル91A
は、主としてファイル単位のデータの入出力操作時に用
いられるものである。このメインパネル91Aの上面に
は、データの入出力操作時等に用いられる複数の操作ス
イッチが配置された操作部93Aが設けられている。ま
た、メインパネル91Aは、サブパネル91Bを、制御
する機能を有している。一方、サブパネル91Bは、主
としてデータの編集時に用いられるものであり、電気的
且つ機械的にメインパネル91Aに取り付けられてい
る。このサブパネル91Bの上面には、データの編集時
等に用いられる複数の操作スイッチが配置された操作部
93Bが設けられている。ここで、 外部コントロール
パネル91が、本発明における「操作卓」の一具体例に
対応する。
【0018】なお、外部コントロールパネル91は、サ
ブパネル91Bを使用せず、メインパネル91Aのみを
用いた構成にすることも可能である。本実施の形態に係
るデータ記録再生装置において、サブパネル91Bを使
用しない場合には、本体1に別途、例えば従来のVTR
の編集に用いられているようなリニア編集用の編集機器
を取り付けることで、サブパネル91Bの編集機能の一
部を代替させることも可能である。但し、サブパネル9
1Bの代わりにリニア編集用の編集機器を使用した場合
には、サブパネル91Bの持つノンリニア編集の機能を
使用できなくなる。
【0019】図3は、図2に示した外部コントロールパ
ネル91における操作部93A,93Bの主要な部分を
示す正面図である。
【0020】同図に示したように、メインパネル91A
の操作部93Aには、任意のファイル番号に関連付けさ
れるメモリキー101と、操作の対象となるポートを選
択するためのポート選択キー102と、入出力等の対象
となるファイルのファイル番号を指定するためのアップ
キー103およびダウンキー104と、メモリキー10
1に任意のファイル番号を関連付けさせる場合に操作さ
れるストア(STORE )キー105とが設けられている。
アップキー103は、番号が増加する方向にファイル番
号を指定するときに使用される。ダウンキー104は、
番号が減少する方向にファイル番号を指定するときに使
用される。
【0021】ここで、ポート選択キー102が、本発明
における「第1のスイッチ」の一具体例に対応する。ま
た、アップキー103およびダウンキー104が、本発
明における「第2のスイッチ」の一具体例に対応する。
更に、メモリキー101が、本発明における「第3のス
イッチ」の一具体例に対応する。なお、メインパネル9
1Aを使用したファイル単位でのデータの入出力操作の
具体例については、後に図面を参照して詳述する。
【0022】メインパネル91Aの操作部93Aには、
更に、映像チャンネルのデータを使用する場合に操作さ
れる映像チャンネル指定キー111Vと、音声チャンネ
ルのデータを使用する場合に操作される音声チャンネル
指定キー111Aと、データの編集時等においてデータ
のイン(IN)点(始点)を指定する場合に操作されるゴ
ーヘッド(GO HEAD )キー112と、データの編集時等
においてデータのアウト(OUT )点(終点)を指定する
場合に操作されるゴーテイル(GO TAIL )キー113
と、トリム機能を用いたデータの再編集を行う場合に操
作されるトリム(TRIM)キー114と、挿入モードでト
リム機能を用いる場合に操作される挿入(INS )モード
キー115と、リップルモードでトリム機能を用いる場
合に操作されるリップル(RIPPLE)モードキー116と
が設けられている。メインパネル91Aの操作部93A
に設けられたこれらの操作キー(専用キー)は、例えば
押下されることにより操作される押しボタン式のもので
ある。
【0023】サブパネル91Bの操作部93Bには、デ
ータの可変速再生動作を行う場合に操作されるジョグダ
イヤル121と、データの再生を行う場合に操作される
再生(PLAY)キー122と、例えばデータの再生動作を
一時停止させる場合に操作されるスチル(STILL )キー
123と、データを順方向に高速再生させる場合に操作
される早送り(REW )キー124と、データを逆方向に
高速再生させる場合に操作される巻き戻し(FF)キー1
25と、ジョグダイヤル121と共に可変速再生動作を
行う場合に使用されるシャトル(SHTL)キー126およ
びジョグ(JOG)キー127とが設けられている。サブ
パネル91Bの操作部93Bに設けられたこれらの操作
キー(専用キー)は、例えば押下されることにより操作
される押しボタン式のものである。
【0024】サブパネル91Bの操作部93Bには、更
に、LED等の発光素子により、動作状態の表示を行う
状態表示部128〜130が設けられている。状態表示
部128は、データが逆方向に再生しているときに点灯
され、状態表示部130は、データが順方向に再生して
いるときに点灯されるようになっている。状態表示部1
29は、データの再生が停止しているときに点灯され
る。
【0025】ジョグダイヤル121は、時計回り方向お
よび時計回りとは逆方向に回転操作可能となっている。
ジョグダイヤル121を使用した可変速再生動作には、
2つのモードがあり、各モードの選択は、シャトルキー
126およびジョグキー127によって指定可能となっ
ている。
【0026】ジョグキー127によって選択されるモー
ドでは、ジョグダイヤル121の回転角度に応じたデー
タの“連続的な”倍率での可変速再生が行われる。シャ
トルキー126によって選択されるモードでは、ジョグ
ダイヤル121に複数の設定角度が設定されると共に、
それぞれの設定角度に所定の再生倍率が関連付けられ
る。このモードでは、ジョグダイヤル121が設定角度
だけ回転した場合に、設定角度に関連付けられた倍率に
応じてデータの可変速再生が行われる。シャトルキー1
26によって選択されるモードにおける設定角度として
は、例えば時計回り方向および時計回りとは逆方向にそ
れぞれ30°,60°の合計4つの角度が設定される。
シャトルキー126によって選択されるモードでは、時
計回り方向に30°の角度には、例えば、順方向に1倍
速でデータの再生が行われるような再生倍率が関連付け
られ、時計回り方向に60°の角度には、例えば、順方
向に2倍速でデータの再生が行われるような再生倍率が
関連付けられる。また、このモードでは、時計回りとは
逆方向に30°の角度には、例えば、逆方向に1倍速で
データの再生が行われるような再生倍率が関連付けら
れ、時計回りとは逆方向に60°の角度には、例えば、
逆方向に2倍速でデータの再生が行われるような再生倍
率が関連付けられる。
【0027】なお、メインパネル91Aの操作部93A
およびサブパネル91Bの操作部93Bにおける主要な
操作キーの表面には、各操作キーの操作状態を示す表示
部106が設けられている。表示部106が設けられた
操作キーの内部には、LED等の発光手段が設けられて
いる。表示部106における状態表示は、LED等の発
光手段を操作キーの操作状態に応じて発光制御すること
によって行われる。
【0028】図1は、本実施の形態に係るデータ記録再
生装置の回路構成を示すブロック図である。本実施の形
態に係るデータ記録再生装置は、主としてAVデータを
転送するためのデータバス30と、主として装置内の制
御コマンドを転送するための制御バス50との2つの内
部バスを備えている。データバス30には、情報管理部
32、記録再生部33およびデータ管理部34A〜34
Dが接続されている。一方、制御バス50には、タイミ
ング管理部31、情報管理部32、記録再生部33、デ
ータ管理部34A〜34Dおよび制御部36が接続され
ている。データ管理部34A〜34Dには、それぞれ、
データ入出力部37A〜37Dが接続されている。制御
部36には、特殊効果部(エフェクタ)39が接続され
ている。また、制御部36には、メータパネル3と外部
コントロールパネル91とが接続されている。各部31
〜39は、例えば別個の基板によって構成されている。
【0029】外部コントロールパネル91は、操作部9
3の制御を行うCPU(中央処理装置)92を有してい
る。CPU92は、外部コントロールパネル91のメイ
ンパネル91A(図2)側に設けられ、サブパネル91
B(図2)に電気的に接続されると共に、接続ケーブル
5を介して本体1の制御部36に接続されている。CP
U92は、操作部93における操作キー等の入力状態を
監視し、入力状態に応じた制御コマンドを制御部36に
送信すると共に、本体1の制御部36から制御コマンド
に応答して送信されたステータス信号を受信するように
なっている。また、CPU92は、操作部93の主要な
操作キーに設けられた表示部106の発光手段を制御す
るようになっている。CPU92から送信される制御コ
マンドとしては、例えば、メインパネル91Aにおける
メモリキー101と任意の指定ファイル番号との関連付
けを要請するコマンドがある。
【0030】タイミング管理部31は、タイミングパル
ス発生器41を有している。タイミング管理部31は、
更に、CPU、(リード・オンリ・メモリ)およびRA
M(ランダム・アクセス・メモリ)を含む図示しないマ
イクロコンピュータを有している。タイミングパルス発
生器41は、データ管理部34A〜34Dや制御部36
等の各回路部において必要とされるタイミングパルスを
発生するようになっている。タイミングパルス発生部4
1には、外部からの基準ビデオ信号Vref が入力される
ようになっている。タイミング管理部31は、更に、外
部の制御機器と制御バス50とを接続するためのインタ
フェース(図では、I/Fと記す。)42を有してい
る。
【0031】情報管理部32は、制御バス50に接続さ
れ、情報管理部32における主要な制御動作を実行する
CPU40と、記録媒体におけるファイルの記録領域を
示すファイル管理情報を保持し、このファイル管理情報
に基づいてファイルの管理を行うファイル管理部43
と、イーサネット等の外部のネットワークに接続され、
外部のネットワークとの間でデータの入出力を行うネッ
トワークドライバ44とを有している。なお、情報管理
部32において管理されるファイル管理情報について
は、後に図面を参照して詳述する。
【0032】記録再生部33は、制御バス50に接続さ
れ、記録再生部33における主要な制御動作を実行する
CPU38と、ビデオデータを記録するための複数のハ
ードディスク装置(以下、HDDと記す。)45に接続
され、これらのHDD45を制御するビデオ用ディスク
アレイコントローラ47と、オーディオデータを記録す
るための複数のHDD46に接続され、これらのHDD
46を制御するオーディオ用ディスクアレイコントロー
ラ48と、これらのディスクアレイコントローラ47,
48とデータバス30との間に設けられ、データを一時
的に記憶するためのバッファメモリ49とを有してい
る。ここでは、ビデオデータ用のHDD45は、9台設
けられ、そのうちの8台はAVデータの記録用で、1台
はパリティデータの記録用になっている。9台のHDD
45とビデオ用ディスクアレイコントローラ47は、R
AID(Redutant Arrays of Inexpensive Disks)3の
構成になっている。一方、オーディオデータ用のHDD
46は、2台設けられている。2台のHDD46とオー
ディオ用ディスクアレイコントローラ48は、RAID
1の構成になっている。
【0033】制御部36は、編集部51と、各種機器を
接続するためのインタフェース(図では、I/Fと記
す。)52と、制御バス50に接続され、制御部36に
おける主要な制御動作を実行するCPU53と、このC
PU53に接続され、各種情報を記憶するRAM54と
を有している。インタフェース52は、メータパネル3
や外部コントロール91のCPU92をCPU53に接
続するようになっている。なお、インタフェース52に
は、外部からの編集コマンドCE も入力できるようにな
っている。編集部51は、マトリクススイチャ(ルー
タ)とオーディオミキサの機能を有している。また、編
集部51は、特殊効果部39に接続され、特殊効果部3
9に対してデータを出力するための2つのデータ出力経
路と、特殊効果部39からデータを入力するための1つ
のデータ入力経路とを有している。また、編集部51
は、モニタ用のデータDM を出力できるようになってい
る。
【0034】制御部36において、CPU53は、イン
タフェース52を介して、外部コントロールパネル91
のCPU92等から制御コマンドを受信すると共に、受
信したコマンドの内容を解析し、コマンドによって指示
された内容の動作を実施するよう制御部36内の各回路
および他の回路部を制御するようになっている。例え
ば、CPU53は、ファイル管理に関するコマンドを受
信した場合には、主として情報管理部32を制御し、制
御部36における編集部51のルータの制御に関するコ
マンドを受信した場合には、編集部51を制御するよう
になっている。また、CPU53は、例えば、外部コン
トロールパネル91側からメインパネル91Aにおける
メモリキー101と任意の指定ファイル番号との関連付
けを要請するコマンドを受信した場合には、メモリキー
101と指定ファイル番号とを関連付け、その関連情報
をRAM54に記憶させるようになっている。なお、C
PU53による他の回路部に対する主たる制御は、制御
バス50を介して他の回路部のCPUとの間で制御コマ
ンドを送受信することにより行われるようになってい
る。また、CPU53は、外部コントロールパネル91
のCPU92からの制御コマンドを受信した場合には、
その制御結果を、ステータス信号としてCPU92に送
信するようになっている。CPU53から送信されたス
テータス信号は、外部コントロールパネル91のCPU
92において監視され、本体1の動作状況を把握するた
めに利用される。
【0035】また、制御部36において、CPU53
は、所定時間毎に情報管理部32にアクセスし、情報管
理部32において管理されているファイル管理情報を、
RAM54に格納するようになっている。RAM54に
は、ファイル管理情報を格納するための領域が確保され
ている。なお、情報管理部32において管理されるファ
イル管理情報には、後述するように、データがHDD4
5,46のどのアドレス位置に記録されているかを示す
アドレス情報が含まれているが、制御部36のRAM5
4には、HDD45,46のアドレス情報をタイムコー
ドに換算したタイムコード値がファイル管理情報として
格納されるようになっている。CPU53は、例えば、
上述のようにメインパネル91Aにおけるメモリキー1
01とファイル番号との関連付けを行う場合には、RA
M54に格納されたファイル管理情報を参照するように
なっている。
【0036】特殊効果部39は、CPU、ROMおよび
RAMを含む図示しないマイクロコンピュータを有し、
ディゾルブ、ワイプ等の特殊効果を得るための処理を行
うようになっている。
【0037】データ入出力部37A〜37Dは、CP
U、ROMおよびRAMを含む図示しないマイクロコン
ピュータを有している。データ入出力部37A〜37D
は、それぞれ端子61A〜61Dに接続されている。こ
こで、端子61Aおよび端子61Cはデータ入力端子、
端子61Bおよび端子61Dはデータ出力端子であるも
のとする。また、端子61A〜61Dによって入出力さ
れるAVデータは、例えば、シリアルディジタルインタ
フェース(以下、SDIと記す。)規格に従ったディジ
タルデータである。
【0038】データ入出力部37Aおよびデータ管理部
34Aは、1つのポート60Aを構成し、データ入出力
部37Bおよびデータ管理部34Bは、1つのポート6
0Bを構成し、データ入出力部37Cおよびデータ管理
部34Cは、1つのポート60Cを構成し、データ入出
力部37Dおよびデータ管理部34Dは、1つのポート
60Dを構成している。
【0039】データ入出力部37Aは、SDI規格のデ
ータからAVデータを取り出し、必要に応じてデータを
圧縮するエンコーダ62と、2入力1出力の切り替えス
イッチ64とを有している。スイッチ64の一方の入力
端は端子61Aに接続され、他方の入力端は編集部51
に接続され、出力端はエンコーダ62の入力端に接続さ
れている。なお、端子61Aは、編集部51にも接続さ
れている。
【0040】データ入出力部37Bは、データが圧縮さ
れていればその圧縮されたデータを伸長してSDI規格
のデータに変換するデコーダ63と、2入力1出力の切
り替えスイッチ65とを有している。スイッチ65の一
方の入力端はデコーダ63の出力端に接続され、他方の
入力端は編集部51に接続され、出力端は端子61Bに
接続されている。なお、デコーダ63の出力端は、編集
部51にも接続されている。
【0041】データ入出力部37Cは、SDI規格のデ
ータからAVデータを取り出し、必要に応じてデータを
圧縮するエンコーダ72と、2入力1出力の切り替えス
イッチ74とを有している。スイッチ74の一方の入力
端は端子61Cに接続され、他方の入力端は編集部51
に接続され、出力端はエンコーダ72の入力端に接続さ
れている。なお、端子61Cは、編集部51にも接続さ
れている。
【0042】データ入出力部37Dは、データが圧縮さ
れていればその圧縮されたデータを伸長してSDI規格
のデータに変換するデコーダ73と、2入力1出力の切
り替えスイッチ75とを有している。スイッチ75の一
方の入力端はデコーダ73の出力端に接続され、他方の
入力端は編集部51に接続され、出力端は端子61Dに
接続されている。なお、デコーダ73の出力端は、編集
部51にも接続されている。
【0043】データ管理部34Aは、データ入出力部3
7Aのエンコーダ62の出力端とデータバス30との間
に介挿されたバッファメモリ66を有している。データ
管理部34Bは、データバス30とデータ入出力部37
Bのデコーダ63の入力端との間に介挿されたバッファ
メモリ67を有している。データ管理部34Cは、デー
タバス30とデータ入出力部37Cのデコーダ72の入
力端との間に介挿されたバッファメモリ76を有してい
る。データ管理部34Dは、データバス30とデータ入
出力部37Dのデコーダ73の入力端との間に介挿され
たバッファメモリ77を有している。
【0044】データ管理部34AのCPU68およびデ
ータ管理部34CのCPU78には、それぞれ外部から
の記録コマンドCR を入力できるようになっている。デ
ータ管理部34AのCPU68およびデータ管理部34
CのCPU78は、外部からの記録コマンドCR または
制御部36のCPU53からの記録コマンドに応じて、
それぞれ端子61Aおよび端子61Cに入力されたデー
タを記録再生部33に転送し、記録させる処理を制御す
るようになっている。データ管理部34BのCPU69
およびデータ管理部34DのCPU79には、外部から
の再生コマンドCP を入力できるようになっている。デ
ータ管理部34BのCPU69およびデータ管理部34
DのCPU79は、外部からの再生コマンドCP または
制御部36のCPU53からの再生コマンドに応じて、
記録再生部33によってデータを再生させ、再生データ
をそれぞれ端子61Bおよび端子61Dに転送する処理
を制御するようになっている。
【0045】データ管理部34A〜34Dは、タイミン
グ管理部31のタイミングパルス発生器41から供給さ
れたタイミングパルスに基づくタイムスロットに従っ
て、各ポート60A〜60D毎の、記録再生装置33に
対するアクセスを時分割で行うようになっている。
【0046】なお、データ入出力部37A〜37Dおよ
びデータ管理部34A〜34Dは、それぞれ、他の種類
のデータ入出力部およびデータ管理部に取り替えること
ができるようになっている。例えば、入力型のデータ入
出力部37Cおよびデータ管理部34Cの組を、データ
入出力部37Bおよびデータ管理部34Bの組のような
出力型のデータ入出力部およびデータ管理部に取り替え
ることができる。このようにした場合には、データ記録
再生装置は、1つの入力ポート(ポート60A)と3つ
の出力ポート(ポート60B〜ポート60D)を有する
装置となる。
【0047】また、図1に示した各回路部におけるCP
Uは、図示しないが、それぞれROMおよびRAMを有
したマイクロコンピュータの構成となっている。
【0048】ここで、図1において、記録再生部33お
よびHDD45,46は、本発明における「記録再生手
段」の一具体例に対応する。ポート60A〜60Dは、
本発明における「入出力手段」の一具体例に対応する。
情報管理部36は、本発明における「ファイル管理手
段」の一具体例に対応する。制御部36は、本発明にお
ける「制御手段」の一具体例に対応する。制御部36に
おけるRAM54は、本発明における「記憶手段」の一
具体例に対応する。
【0049】次に、図4および図5を参照して、情報管
理部32において管理されるファイル管理情報について
説明する。
【0050】ファイル管理情報は、主として、図4
(A)に示したファイルエントリ(FileEntry;FE)
と、図4(B)に示したレコードエントリ(Record Ent
ry;RE)とにより構成される。ファイルエントリとレ
コードエントリは、互いにリンク(関連付け)されるよ
うになっている。
【0051】ファイルエントリは、ファイル名と、この
ファイル名に対応する記録領域情報を有する最初のレコ
ードエントリにリンクするためのポインタと、ファイル
番号との3つの項目を有して構成されている。本実施の
形態においては、外部コントロールパネル91から、フ
ァイルエントリに記述されたファイル番号を指定するこ
とにより、所望のファイルを選択することが可能となっ
ている。
【0052】レコードエントリは、リンクされたファイ
ルエントリによって示されるファイル名のデータが、H
DD45,46のアドレス空間上のどの領域に記録され
ているのかを示すためのものである。このレコードエン
トリは、同一ファイルの次のデータが記録された領域を
示すレコードエントリへのポインタと、データが記録さ
れた領域の先頭位置の先頭アドレスと、この先頭アドレ
スからの連続した記録領域のデータ長(サイズ)との3
つの項目を有して構成されている。このレコードエント
リは、HDD45,46のアドレス空間において、1つ
のファイルに含まれるデータが全て連続した領域に記録
されている場合には、単独で構成される。また、HDD
45,46のアドレス空間において、1つのファイルに
含まれるデータが複数の領域に分割されて記録されてい
る場合には、その分割された領域に対応した複数のレコ
ードエントリのリストで構成される。この場合には、
「次のレコードエントリへのポインタ」の項目により、
複数のレコードエントリが順次リンクされる。なお、次
の記録領域に対応するレコードエントリがない場合に
は、1つのファイルに含まれるデータの終了であること
を示す旨の「EOF(End Of File )」の記述がなされ
る。
【0053】図5は、ファイル管理情報の具体例を示す
図である。ここでは、同図(A)に示したように、HD
D45,46のアドレス空間において、ファイル名が
「A」で、ファイル番号が「1」のデータが、アドレス
50〜100、アドレス200〜300およびアドレス
500〜600の3つの領域に分割されて記録されてい
る場合について説明する。
【0054】上述のように記録されたファイル名Aのデ
ータに関するファイル管理情報は、ファイルエントリと
レコードエントリとを用いて、同図(B)のように表さ
れる。すなわち、ファイルエントリにおいて、「ファイ
ル名」の項目には、「A」と記述され、「ファイル番
号」の項目には、「1」と記述されている。また、ファ
イルエントリにおいて、「最初のレコードエントリへの
ポインタ」は、アドレス50〜100のデータを示すレ
コードエントリにリンクされている。
【0055】アドレス50〜100のデータを示すレコ
ードエントリにおいて、「先頭アドレス」の項目には、
「50」と記述され、「連続領域のデータ長」の項目に
は、「50」と記述されている。また、アドレス50〜
100のデータを示すレコードエントリにおいて、「次
のレコードエントリへのポインタ」は、アドレス200
〜300のデータを示すレコードエントリにリンクされ
ている。アドレス200〜300のデータを示すレコー
ドエントリにおいて、「先頭アドレス」の項目には、
「200」と記述され、「連続領域のデータ長」の項目
には、「100」と記述されている。また、アドレス2
00〜300のデータを示すレコードエントリにおい
て、「次のレコードエントリへのポインタ」は、アドレ
ス500〜600のデータを示すレコードエントリにリ
ンクされている。次に、アドレス500〜600のデー
タを示すレコードエントリにおいて、「先頭アドレス」
の項目には、「500」と記述され、「連続領域のデー
タ長」の項目には、「100」と記述されている。ま
た、アドレス500〜600のデータを示すレコードエ
ントリにおいて、「次のレコードエントリへのポイン
タ」には、ファイル名Aのデータの終了であることを示
す「EOF」の記述がなされている。
【0056】次に、本実施の形態に係るデータ記録再生
装置の動作について説明する。まず、本体1側の動作に
ついて説明する。
【0057】まず、外部より入力されたAVデータを記
録するときの動作について説明する。このときには、端
子61Aおよび端子61Cの少なくとも一方にデータが
入力される。端子61Aに入力されたデータは、データ
入出力部37A内のスイッチ64を経て、エンコーダ6
2に入力されて圧縮される。圧縮されたデータは、デー
タ管理部34A内のバッファメモリ66に一時的に記憶
される。データ管理部34Aは、自己に割り当てられた
タイムスロットの期間において、記録再生部33にアク
セスし、バッファメモリ66またはバッファメモリ76
に記憶されたデータを、データバス30を介して、記録
再生部33に転送する。端子61Cに入力されたデータ
は、データ入出力部37C内のスイッチ74を経て、エ
ンコーダ72に入力されて圧縮される。圧縮されたデー
タは、データ管理部34C内のバッファメモリ76に一
時的に記憶される。データ管理部34Cは、自己に割り
当てられたタイムスロットの期間において、記録再生部
33にアクセスし、バッファメモリ66またはバッファ
メモリ76に記憶されたデータを、データバス30を介
して、記録再生部33に転送する。
【0058】記録再生部33では、転送されてきたデー
タは、バッファメモリ49に一時的に記憶された後、読
み出される。バッファメモリ49より読み出されたデー
タのうち、ビデオデータはビデオ用ディスクアレイコン
トローラ47に入力され、オーディオデータはオーディ
オ用ディスクアレイコントローラ48に入力される。ビ
デオ用ディスクアレイコントローラ47は、入力された
ビデオデータを、所定の単位で分割し、且つパリティデ
ータを計算し、分割されたデータおよびパリティデータ
を複数のHDD45に記録する。また、オーディオ用デ
ィスクアレイコントローラ48は、入力されたオーディ
オデータを、2つのHDD46に対して記録する。
【0059】次に、記録されているデータを外部に出力
するときの動作について説明する。このときには、デー
タ管理部34Bおよびデータ管理部34Dの少なくとも
一方が、自己に割り当てられたタイムスロットの期間に
おいて、制御バス50を介して記録再生部33にアクセ
スし、記録再生部33に対して、データの再生を要求す
る。データ再生部33では、ビデオ用ディスクアレイコ
ントローラ47が、複数のHDD45より分割されたビ
デオデータおよびパリティデータを読み出し、分割され
たデータを単一化すると共に、パリティデータに基づい
てエラー検出およびエラー訂正を行って、ビデオデータ
を再生する。また、オーディオ用ディスクアレイコント
ローラ48は、2つのHDD46のうち、エラーのない
HDD46より、オーディオデータを再生する。再生さ
れたビデオデータおよびオーディオデータは、バッファ
メモリ49に一時的に記憶された後、読み出されて、デ
ータバス30を介して、データ管理部34Bまたはデー
タ管理部34Dに転送される。
【0060】データを、端子61Bより外部に出力する
場合には、再生されたデータは、データ管理部34Bの
バッファメモリ67を経て、データ入出力部37B内の
デコーダ63によって伸長され、スイッチ65を経て、
端子61Bより外部に出力される。データを、端子61
Dより外部に出力する場合には、再生されたデータは、
データ管理部34Dのバッファメモリ77を経て、デー
タ入出力部37D内のデコーダ73によって伸長され、
スイッチ75を経て、端子61Dより外部に出力され
る。
【0061】なお、本実施の形態に係るデータ記録再生
装置では、データ管理部34A〜34Dが時分割で動作
するので、2つの端子61Aおよび端子61Cより、同
じデータあるいは異なるデータを同時に入力することが
可能であると共に、2つの端子61Bおよび端子61D
より、同じデータあるいは異なるデータを同時に出力す
ることが可能である。
【0062】次に、データの編集を行うときの動作につ
いて説明する。制御部36の編集部51は、外部より入
力されたデータと記録再生部33によって再生されたデ
ータとの少なくとも一方を用いてデータの編集処理を行
う。すなわち、編集部51は、端子61Aまたは端子6
1Cを介して外部より入力されたデータと、記録再生部
33によって再生され、デコーダ63,73によって伸
長された各出力データを入力することができる。編集部
51は、これらのデータのうちの少なくとも1つを用
い、自己が有するマトリクススイッチャやオーディオミ
キサを利用し、また必要に応じて特殊効果部39を利用
して、編集処理を行う。編集部51は、ディゾルブ、ワ
イプ等の特殊効果を得るためのABロール編集を行うこ
とができる。
【0063】編集部51は、編集処理によって得られた
データを、スイッチ64,65,74,75のいずれか
に出力することができる。スイッチ64およびスイッチ
74に出力されたデータは、記録再生部33によってH
DD45,46に記録される。スイッチ65およびスイ
ッチ75に出力されたデータは、それぞれ端子61B,
61Dより出力される。このように、編集部51は、リ
ニア編集を行うことができる。
【0064】編集部51は、更に、編集後のデータを出
力することなく、編集点のデータ等の編集情報のみを保
持するノンリニア編集を行うこともできる。
【0065】以上のように本実施の形態に係るデータ記
録再生装置では、データを蓄積する手段としてRAID
構成のHDD45,46を用い、記録再生部33に対し
て時分割でアクセスできるようにしたので、記録再生部
33およびHDD45,46によって、VTR2〜4台
分の機能を持つことができる。従って、本実施の形態に
係るデータ記録再生装置では、中継車内や野外における
編集に必要なシステムを、小さな占有空間で構築するこ
とができる。また、編集作業の際にビデオテープを頻繁
に入れ替えるような作業が不要となり、編集作業が容易
になる。
【0066】また、本実施の形態に係るデータ記録再生
装置では、編集部51によって、AVデータの入出力処
理とは独立して編集処理を行うことができるので、AV
データの収録と編集作業とオンエアを同時に、並行して
行うことができる。更に、本実施の形態に係るデータ記
録再生装置では、データ管理部34,35が、記録再生
部33に対するアクセスを時分割で行うので、更に、各
ポート60A〜60D毎の記録再生部33に対するアク
セスを、みかけ上、同時に行うことができ、各ポート6
0A〜60D毎のデータの入出力を同時に行うことがで
きる。
【0067】本実施の形態に係るデータ記録再生装置で
は、以上のような本体1側における動作の一部を外部コ
ントロールパネル91から操作制御することができる。
【0068】次に、本実施の形態の特徴部分である外部
コントロールパネル91を用いた操作制御の具体的に説
明する。なお、以下の説明は、本実施の形態におけるデ
ータ記録再生装置の操作方法の説明を兼ねている。
【0069】ここでは、外部コントロールパネル91を
用いた操作の一例として、メインパネル91Aを用いて
本体1におけるファイルの入出力制御を行う場合につい
て説明する。
【0070】まず、ポート選択キー102の操作によ
り、本体1内のどのポートを操作の対象とするかが決定
される。図3の例では、「R1」,「R2」と刻印され
たポート選択キー102が、それぞれ図1に示した入力
ポート60A,60Cに対応する。また、「P1」,
「P2」と刻印されたポート選択キー102が、それぞ
れ図1に示した出力ポート60B,60Dに対応する。
ポート選択キー102は、本体1のポートの数に対応し
て複数のキーから構成されているが、それぞれのキーは
択一選択方式であり、複数選択は不可能となっている。
従って、ポート選択キー102のうち、操作されたキー
に対応したポートのみがファイルの入出力の対象として
択一的に選択される。選択中のポートに対応するポート
選択キー102では、表面に設けられた表示部106が
点灯し、ポートが選択されたことを状態表示する。
【0071】次に、ファイルのアップキー103および
ダウンキー104の操作により、入出力の対象となるフ
ァイルが選択される。既に図4および図5を参照して説
明したように、本実施の形態に係るデータ記録再生装置
においては、ファイルエントリとレコードエントリとを
含むファイル管理情報によってファイルを管理してい
る。ファイルエントリには、ファイル名およびファイル
番号等の情報が含まれる。従って、アップキー103お
よびダウンキー104の操作により、ファイル管理情報
に含まれるファイル番号の大小関係に従って、データを
ファイル番号順に順次指定することが可能となる。
【0072】図6は、アップキー103およびダウンキ
ー104を用いたファイル番号の指定操作について説明
するための図である。例えば,今、ファイル番号10の
ファイルが記録または再生のために開かれていたとす
る。この状態からアップキー103が押されると、外部
コントロールパネル91のCPU92から、本体1の制
御部36のCPU53へアップキー103が押されたこ
とを示す制御コマンドが発行される。本体1では、選択
されているポートで記録または再生されている現在のフ
ァイル番号10のファイルを閉じ、次にファイル番号1
1のファイルがあればそのファイルを開く(再生す
る)。この際、ファイル番号11のファイルが存在しな
ければ、ファイル番号が増加する方向で、存在するファ
イルを開く。例えば、ファイル番号11のファイルが存
在せず、ファイル番号12のファイルが存在した場合に
は、ファイル番号12のファイルを開く。なお、ファイ
ル番号の最も大きいファイルが選択されている状態から
アップキー103が押されると、次に、ファイル番号の
最も小さいファイルが開かれる。図6に示した例では、
最大のファイル番号は20であるから、ファイル番号2
0が選択されている状態でアップキー103が押される
と、開かれるファイルはファイル番号1に戻る。なお、
ダウンキー104の操作については、選択されるファイ
ル番号の大小関係が逆になるだけで、基本的に上述した
アップキー103の操作と同様である。
【0073】以上のようなポート選択キー102、アッ
プキー103およびダウンキー104の操作によって選
択されたファイルのファイル番号、ファイル名等の情報
は、制御部53の編集部51から図示しないモニタ用の
データDM として出力される。モニタの画面では、選択
されたファイルに関する情報が使用者に分かるように、
例えば、ファイルに関する情報を、現在開かれているフ
ァイルの映像に重畳(スーパーインポーズ)して表示さ
せる。
【0074】なお、通常、AVサーバでは、ファイルを
開くよう指示があってから、記録媒体に記録されたデー
タを実際にポートに出力する(キューアップする)まで
に約1秒の時間が掛かる。ところで、本実施の形態にお
いて、上述のようにアップキー103を用いて、例え
ば、現在のファイルよりもファイル番号が2段階大きな
ファイルを開く場合には、アップキー103を2回押す
ことになる。この場合、アップキー103が1度押され
てファイルが開かれるまでに約1秒待ち、キューアップ
完了後に、2回目のアップキー103の入力を受け付け
るという方式では、所望のファイルを開くのに最低でも
約2秒の時間が掛かることになり、編集効率が低下す
る。
【0075】そこで、本実施の形態のデータ記録再生装
置では、アップキー103およびダウンキー104によ
り、ファイル番号が所定時間内に連続して指定された場
合には、所定時間(例えば0.5秒)が経過するまで、
実際にポートがHDD45,46にアクセスしないよ
う、ポートの制御を行う。このような制御は、制御部の
CPU53によって行われる。
【0076】より具体的には、アップキー103および
ダウンキー104が押されたら、最初は、選択されたフ
ァイルに関する情報をモニタ用のデータDM として出力
してモニタ表示するのみの動作を行い、実際のファイル
を開く動作には入らないような制御を行う。その後、例
えば0.5秒程度の所定時間の経過を待ち、アップキー
103およびダウンキー104の操作がない場合に、実
際にファイルを開く動作に入る。所定時間内に、再度ア
ップキー103およびダウンキー104の操作がなされ
た場合には、更に、次のファイルに関する情報をモニタ
用のデータDMとして出力してモニタ表示し、ファイル
を開く動作の待ち状態となる。このような制御を行うこ
とにより、例えば2段階先のファイルを選択する場合に
は、アップキー103を2回押して、指定ファイルが実
際に開かれるまでに必要となる時間は、約1.5秒程度
となる。
【0077】以上のようなアップキー103およびダウ
ンキー104を用いたファイルの選択手法は、HDD4
5,46にファイルが少数しか記録されていない場合に
は、充分実用に耐えうるものである。しかながら、記録
されているファイルの数が多くなってくると、アップキ
ー103およびダウンキー104を用いたファイルの選
択手法では、編集効率の低下を招く虞がある。例えば、
ファイルの番号が1〜100まで連続して存在している
状態で、ファイル番号5のファイルとファイル番号36
のファイルのような番号の離れたファイルをたびたび選
択するような場合には、アップキー103およびダウン
キー104を用いた選択手法しかないと、キーを多数回
連打する必要性が生じ、使用者にとっては煩雑な操作と
なり、編集効率の低下を招く。
【0078】そこで、本実施の形態のデータ記録再生装
置では、よりファイルの選択を容易にするために、外部
コントロールパネル91における特定のキーに任意のフ
ァイル番号を関連付けるようなメモリ機能を有してい
る。このメモリ機能は、メインパネル91Aにおけるメ
モリキー101およびストアキー115を使用すること
によって実現される。図3に示した例では、メモリキー
101には、1〜5の番号が振られた5つのキーがある
が、これらの5つのキーにそれぞれ1つのファイル番号
を関連付けすることが可能である。
【0079】より具体的には、ストアキー115を押し
ながら、任意のメモリキー101を押すことにより、押
されたメモリキー101と、現在選択されているポート
で開かれているファイルのファイル番号とが関連付けさ
れる。メモリキー101にファイル番号が関連付けされ
ると、次回からは、メモリキー101を押すだけ、メモ
リキー101に関連付けされた所望のファイル番号のフ
ァイルが現在選択されいるポートで開かれる。なお、メ
モリキー101とファイル番号との関連付けは、外部コ
ントロールパネル91のCPU92から、メモリキー1
01と任意の指定ファイル番号との関連付けを要請する
コマンドを制御部36のCPU53に送信し、このコマ
ンドを受信した制御部36のCPU53が、コマンドの
内容に従って、メモリキー101と指定されたファイル
番号とを関連付け、その関連情報をRAM54に記憶さ
せることで実行される。
【0080】以上のようなファイル番号のメモリ機能を
有していることにより、例えば、上述の例のようにファ
イル番号5のファイルとファイル番号36のファイルと
をたびたび選択するような場合であっても、メモリキー
101にファイル番号5とファイル番号36とを関連付
けしておけば、次回の選択時からは関連付けされたメモ
リキー101を押すだけでファイルを選択できる。これ
により、メモリキー101を使用した場合には、アップ
キー103およびダウンキー104を用いた選択手法の
ように、キーを多数回連打する必要がなく、ファイル選
択を容易に行うことができる。
【0081】次に、図7〜図10の流れ図を参照して、
上述したファイル選択の操作を実現するための外部コン
トロールパネル91と本体1とにおける制御動作につい
て説明する。
【0082】まず、図7および図8を参照して、外部コ
ントロールパネル91における制御動作について説明す
る。ここでは、外部コントロールパネル91については
CPU92による制御動作について説明する。図7は、
CPU92の全体的な制御動作を示す流れ図である。外
部コントロールパネル91において、CPU92は、常
時、操作部93における操作キー等の入力状態を監視し
ている(ステップS1)。CPU92は、操作部93か
らの入力があった場合(ステップS1;Y)には、操作
部93からの入力内容に応じた処理を行い(ステップS
2)、ステップS1に戻る。また、CPU92は、操作
部93の主要な操作キーに設けられた表示部106の発
光手段の制御等も行う。
【0083】図8は、外部コントロールパネル91にお
けるCPU92のファイル選択に関する制御動作を示す
流れ図である。外部コントロールパネル91において、
CPU92は、操作部93におけるアップキー103や
ダウンキー104等のファイル選択に関する操作キー等
の入力状態を監視(ステップS11)し、操作部93か
らの入力があった場合(ステップS11;Y)には、操
作部93からの入力内容に対応した制御コマンドを作成
する(ステップS12)。なお、CPU92から送信さ
れる制御コマンドとしては、例えば、メインパネル91
Aにおけるメモリキー101と任意の指定ファイル番号
との関連付けを要請するコマンドがある。次に、CPU
92は、作成した制御コマンドを本体1の制御部36に
送信(ステップS13)し、本体1からステータス信号
が送信されてくるまで、ステータス信号の受信待ち状態
に入る(ステップS14,ステップS15;N)。CP
U92は、本体1の制御部36から制御コマンドに応答
して送信されたステータス信号を受信した場合(ステッ
プS15;Y)には、ステップS11に戻る。
【0084】次に、図9および図10を参照して、本体
1におけるファイル選択に関する制御動作について説明
する。以下では、本体1については制御部36のCPU
53による制御動作について説明する。図9は、CPU
53の全体的な制御動作を示す流れ図である。本体1に
おいて、CPU53は、所定時間毎に情報管理部32に
アクセスし、情報管理部32において管理されているフ
ァイル管理情報を取得して、RAM54におけるファイ
ル管理情報を示す内部テーブルに反映させる(ステップ
S21)。CPU53は、RAM54の内部テーブルの
ファイル管理情報を必要に応じて参照し、各回路部から
の制御コマンドに応じた各種の制御処理を行う(ステッ
プS22)。
【0085】図10は、CPU53のファイル選択に関
する制御動作を示す流れ図である。本体1において、C
PU53は、外部コントロールパネル91からのファイ
ル選択に関する制御コマンドを監視(ステップS31)
し、外部コントロールパネル91からの制御コマンドを
受信した場合(ステップS31;Y)には、その受信し
た制御コマンドの解析を行う(ステップS32)。次
に、CPU53は、RAM54の内部テーブルのファイ
ル管理情報を参照し、の制御コマンドによって指定され
たファイル番号の検索を行う(ステップS33)。
【0086】次に、CPU53は、制御バス50を介し
て、操作の対象となっているポートのデータ管理部34
に、現在開いているファイルを閉じ、外部コントロール
パネル91からの制御コマンドによって指定された次の
ファイルを開いてキューアップさせるよう要請する制御
コマンドを送信する(ステップS34)。データ管理部
34は、制御バス50を介して、記録再生部33に対し
て制御コマンドを送信し、CPU53によって指示され
たファイルをキューアップさせる。記録再生部33から
のデータは、データバス30を介して操作の対象となっ
ているポートから出力される。データ管理部34は、キ
ューアップが完了すると、その旨をCPU53に通知す
る。CPU53は、データ管理部34からのキューアッ
プの完了通知を監視(ステップS35)し、キューアッ
プの完了を確認できた場合(Y)には、その制御結果
を、ステータス信号として外部コントロールパネル91
のCPU92に送信(ステップS36)し、ステップS
31に戻る。
【0087】以上説明したように、本実施の形態に係る
データ記録再生装置によれば、データの入出力の操作
を、データをいずれのポートから入出力させるかを選択
可能な第1のスイッチ(ポート選択スイッチ102)
と、入出力の対象となるデータをファイル単位で選択可
能な第2のスイッチ(アップキー103およびダウンキ
ー104)とを含む操作スイッチを有した外部コントロ
ールパネル91を用いて行うようにしたので、VTR用
の特製キーボードタイプの編集機器と同様の操作感覚で
データの入出力に係る操作制御を行うことができ、従来
のようにGUI環境のアプリケーションをマウス等のポ
インティングデバイスによって制御するという方式に比
べて、操作性を向上させることができる。本実施の形態
に係る外部コントロールパネル91によれば、ポート選
択スイッチ102によって操作の対象となるポートを任
意に選択可能であるから、特定のポートだけでなく、本
体1側の全てのポートに対して外部コントロールパネル
91側からの制御を行うことができる。
【0088】また、本実施の形態に係るデータ記録再生
装置によれば、アップキー103およびダウンキー10
4により、ファイル番号が所定時間内に連続して指定さ
れた場合には、所定時間(例えば0.5秒)が経過する
まで、実際にポートがHDD45,46にアクセスしな
いようポートの制御を行うようにしたので、例えばファ
イル番号の離れたデータの指定を行うような場合に、指
定したファイルが実際に開かれるまでに必要となる時間
を短縮することが可能になる。
【0089】更に、本実施の形態に係るデータ記録再生
装置によれば、メモリキー101を、任意のファイル番
号に関連付けするようなメモリ機能を有しているので、
例えばよく使用するデータのファイル番号をメモリキー
101に関連付けすることが可能になり、例えば、ファ
イルの数が多い場合においても所望のデータの指定を素
早く行うことができる。
【0090】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、種々の変更が可能である。例えば、外部コントロー
ルパネル91の操作スイッチとしては、押しボタン式の
キー以外のスイッチを使用しても良い。例えば、ポート
選択キー102は、ポートを択一的に選択可能で、使用
者が直接的に手動操作可能なものであれば、回転式のス
イッチやトグルスイッチのような他の形態のスイッチを
使用しても良い。
【0091】また、データ記録再生装置に、外部コント
ロールパネル91に加えて、外部の編集装置を接続する
ようにしても良い。外部の編集装置を接続した場合に
は、データ記録再生装置に対して、外部の編集装置か
ら、記録コマンドCR 、再生コマンドCP および編集コ
マンドCE が与えられる。この場合には、外部コントロ
ールパネル91と共に、外部の編集装置を操作して、デ
ータ記録再生装置において編集を行うことができる。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし6
のいずれか1項に記載のデータ記録再生装置の操作卓、
請求項7記載のデータ記録再生装置の操作方法または請
求項8ないし11のいずれか1項に記載のデータ記録再
生装置によれば、データの入出力の操作を、データを入
出力手段のいずれの入力部および出力部から入出力させ
るかを選択可能な第1のスイッチと、入出力手段におけ
る入出力の対象となるデータをファイル単位で選択可能
な第2のスイッチとを含む操作スイッチを有した操作卓
を用いて行うことができるようにしたので、ノンリニア
アクセス可能な記録媒体を用いたデータの入出力に係る
操作制御の操作性を向上させることができるという効果
を奏する。
【0093】特に、請求項2記載の操作卓または請求項
9記載のデータ記録再生装置によれば、第2のスイッチ
によってファイル番号を指定することにより、所望のデ
ータをファイル単位で選択可能にしたので、データの選
択が容易になるという効果を奏する。
【0094】また特に、請求項3記載の操作卓または請
求項10記載のデータ記録再生装置によれば、第3のス
イッチを、任意のファイル番号に関連付けすることを可
能にしたので、例えばよく使用するデータのファイル番
号を第3のスイッチに関連付けすることが可能になり、
所望のデータの指定を更に容易に行うことができるとい
う効果を奏する。
【0095】更に、請求項11記載のデータ記録再生装
置によれば、第2のスイッチによって、ファイル番号の
大小関係に従って、データをファイル番号順に順次指定
可能であると共に、第2のスイッチにより、ファイル番
号が所定時間内に連続して指定された場合には、所定時
間が経過するまで、入出力手段が記録再生手段にアクセ
スしないよう、入出力手段の制御を行うようにしたの
で、例えばファイル番号の離れたデータの指定を行うこ
とが容易になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るデータ記録再生装
置の回路構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係るデータ記録再生装
置の外観を示す斜視図である。
【図3】図2に示した外部コントロールパネルにおける
操作部の主要な部分を示す正面図である。
【図4】図1に示した情報管理部において管理されるフ
ァイル管理情報について説明するための説明図である。
【図5】図4に示したファイル管理情報の具体例を示す
説明図である。
【図6】図3に示した外部コントロールパネルにおける
アップキーおよびダウンキーを用いたファイル番号の指
定操作について説明するための説明図である。
【図7】図2に示した外部コントロールパネルにおける
全体的な制御動作について説明するための流れ図であ
る。
【図8】図2に示した外部コントロールパネル側におけ
るファイル選択に関する制御動作を説明するための流れ
図である。
【図9】図2に示したデータ記録再生装置の本体側にお
ける全体的な制御動作について説明するための流れ図で
ある。
【図10】図2に示したデータ記録再生装置の本体側に
おけるファイル選択に関する制御動作を説明するための
流れ図である。
【図11】従来のAVサーバの構成例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1…本体、2…筐体、3…メータパネル、11…表示
部、30…データバス、31…タイミング管理部、32
…情報管理部、33…記録再生部、34A〜34D…デ
ータ管理部、36…制御部、37A〜37D…データ入
出力部、39…特殊効果部、45,46…HDD、50
…制御バス、51…編集部、54…RAM、60A〜6
0D…ポート、61A〜61D…端子、91…外部コン
トロールパネル、91A…メインパネル、91B…サブ
パネル、93(93A,93B)…操作部、101…メ
モリキー、102…ポート選択キー、103…アップキ
ー、104…ダウンキー、105…ストアキー。
フロントページの続き Fターム(参考) 5B082 AA13 BA11 EA07 GC04 JA04 5C053 FA14 FA21 FA23 GA11 GB06 GB11 GB15 HA24 HA25 JA01 JA22 JA24 KA04 KA05 KA08 KA09 KA24 KA26 LA06 LA14 LA20 5D110 AA13 AA27 AA29 BB20 CA05 CA06 CA16 CD15 CD23 CD26 CF11 CF13

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノンリニアアクセス可能な記録媒体を用
    いてデータの記録および再生を行うための記録再生手段
    と、データの入力を行うための少なくとも1つの入力部
    とデータの出力を行うための少なくとも1つの出力部と
    を有し、前記記録再生手段に時分割でアクセス可能な入
    出力手段とを備えたデータ記録再生装置を操作するため
    に用いられる操作スイッチを有する操作卓であって、 前記操作スイッチは、 データを前記入出力手段のいずれの入力部および出力部
    から入出力させるかを選択可能な第1のスイッチと、 前記入出力手段における入出力の対象となるデータをフ
    ァイル単位で選択可能な第2のスイッチとを含むことを
    特徴とするデータ記録再生装置の操作卓。
  2. 【請求項2】 前記データは、前記データ記録再生装置
    において、ファイル毎に異なるファイル番号が付与され
    て管理されるものでり、 前記第2のスイッチは、前記ファイル番号を指定するこ
    とにより、前記データをファイル単位で選択可能である
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ記録再生装置の
    操作卓。
  3. 【請求項3】 前記操作スイッチは、更に、任意のファ
    イル番号に関連付けされることが可能な第3のスイッチ
    を含むことを特徴とする請求項2記載のデータ記録再生
    装置の操作卓。
  4. 【請求項4】 前記第2のスイッチは、前記ファイル番
    号の大小関係に従って、データをファイル番号順に順次
    指定可能であることを特徴とする請求項2記載のデータ
    記録再生装置の操作卓。
  5. 【請求項5】 前記操作スイッチは、押下されることに
    より操作される複数の専用キーを含むことを特徴とする
    請求項1記載のデータ記録再生装置の操作卓。
  6. 【請求項6】 前記データは、映像データまたは音声デ
    ータの少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1
    記載のデータ記録再生装置の操作卓。
  7. 【請求項7】 ノンリニアアクセス可能な記録媒体を用
    いてデータの記録および再生を行うための記録再生手段
    と、データの入力を行うための少なくとも1つの入力部
    とデータの出力を行うための少なくとも1つの出力部と
    を有し、前記記録再生手段に時分割でアクセス可能な入
    出力手段とを備えたデータ記録再生装置を操作するため
    の操作方法であって、 前記データ記録再生装置におけるデータの入出力の操作
    を、データを前記入出力手段のいずれの入力部および出
    力部から入出力させるかを選択可能な第1のスイッチ
    と、前記入出力手段における入出力の対象となるデータ
    をファイル単位で選択可能な第2のスイッチとを含む操
    作スイッチを有した操作卓を用いて行うことを特徴とす
    るデータ記録再生装置の操作方法。
  8. 【請求項8】 ノンリニアアクセス可能な記録媒体を用
    いてデータの記録および再生を行うための記録再生手段
    と、 データの入力を行うための少なくとも1つの入力部とデ
    ータの出力を行うための少なくとも1つの出力部とを有
    し、前記記録再生手段に時分割でアクセス可能な入出力
    手段と、 データを前記入出力手段のいずれの入力部および出力部
    から入出力させるかを選択可能な第1のスイッチと、前
    記入出力手段における入出力の対象となるデータをファ
    イル単位で選択可能な第2のスイッチとを含む操作スイ
    ッチを有した操作卓とを備えたことを特徴とするデータ
    記録再生装置。
  9. 【請求項9】 更に、前記データに、ファイル毎に異な
    るファイル番号を付与して管理するファイル管理手段を
    備え、 前記操作卓の前記第2のスイッチは、前記ファイル番号
    を指定することにより、前記データをファイル単位で選
    択可能であることを特徴とする請求項8記載のデータ記
    録再生装置。
  10. 【請求項10】 前記操作スイッチは、更に、任意のフ
    ァイル番号に関連付けされることが可能な第3のスイッ
    チを含み、 更に、前記第3のスイッチと任意のファイル番号とを関
    連付けた関連情報を記憶可能な記憶手段を備えたことを
    特徴とする請求項9記載のデータ記録再生装置。
  11. 【請求項11】 前記第2のスイッチは、前記ファイル
    番号の大小関係に従って、データをファイル番号順に順
    次指定可能であり、 更に、前記第2のスイッチにより、前記ファイル番号が
    所定時間内に連続して指定された場合には、所定時間が
    経過するまで、前記入出力手段が前記記録再生手段にア
    クセスしないよう、前記入出力手段の制御を行う制御手
    段を備えたことを特徴とする請求項9記載のデータ記録
    再生装置。
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