JP2001143062A - ブロック転送を使用したイメージの回転型変換 - Google Patents

ブロック転送を使用したイメージの回転型変換

Info

Publication number
JP2001143062A
JP2001143062A JP2000306729A JP2000306729A JP2001143062A JP 2001143062 A JP2001143062 A JP 2001143062A JP 2000306729 A JP2000306729 A JP 2000306729A JP 2000306729 A JP2000306729 A JP 2000306729A JP 2001143062 A JP2001143062 A JP 2001143062A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
raster
pixels
source
destination
pixel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000306729A
Other languages
English (en)
Inventor
Jacob Y Stolin
ワイ. ストーリン ジェイコブ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Adobe Inc
Original Assignee
Adobe Systems Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Adobe Systems Inc filed Critical Adobe Systems Inc
Publication of JP2001143062A publication Critical patent/JP2001143062A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/60Rotation of whole images or parts thereof
    • G06T3/608Rotation of whole images or parts thereof by skew deformation, e.g. two-pass or three-pass rotation

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スキューしたグラフィックオブジェクトの配
向状態を補正する方法及び装置を提供する。 【解決手段】 本発明によればイメージのソースラスタ
ー表現を処理する方法及び装置が提供され、該イメージ
のソースラスター表現はソースラスターに対してある配
向状態を有している。本方法によれば、該配向状態に基
づいてソースラスターをピクセルからなるブロックへ区
画化し、且つピクセルからなる各ブロックに対して、ピ
クセルからなるブロックに対するデスティネーションラ
スターにおけるデスティネーション位置を計算し、且つ
ピクセルからなるブロックをデスティネーションラスタ
ーにおける計算されたデスティネーション位置へ転送す
る。そのデスティネーション位置は該配向状態から計算
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大略、コンピュー
タシステムに関するものであって、更に詳細には、スキ
ューしたグラフィックオブジェクトの配向状態を補正す
る方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスキャナ又はその他の光学的認識
装置は、モニタスクリーン上に表示させることの可能な
イメージ、テキスト、写真又はピクチャのグラフィック
表現(デジタル的表現)を発生するために使用すること
が可能である。従来のスキャナはスキャニング装置を使
用してイメージをデジタル化させる。スキャニング装置
は光学的スキャナの形態とすることが可能である。光学
的スキャナは、ユーザがイメージ又はテキストを取り且
つそれをデジタルイメージとさせることを可能とする入
力装置である。次いで、そのイメージは光学的文字認識
ソフトウエアを使用してグラフィックファイル又はテキ
ストファイルへ変換させることが可能である。スキャン
した内容はファックス送信するか、電子メールによって
送信するか、印刷するか又は編集することが可能であ
る。
【0003】従来のスキャナは多くの態様でデータを受
取る。フラットベッドスキャナはスキャニングするため
に文書を置くことが可能なガラススキャニング表面を有
している。シートフィードスキャナは入力ポートにおい
て文書のハードコピーを受取り且つ該装置を介して文書
を案内するための供給メカニズムを有している。ハンド
ヘルドスキャナは文書の上をユーザがスキャニングウイ
ンドウを移動させることを必要とし、その場合にスキャ
ニングウインドウは、典型的に、数インチ幅であるに過
ぎない。これらのタイプの従来のスキャニング装置の各
々において、発生されるグラフィックがスキュー(sk
ew)される場合がある。スキューは特定した基準から
のオブジェクトの角度方向又は長手方向の偏位である。
スキャニング装置の場合には、該基準は文書のオリジナ
ルバックグラウンドとして考えることが可能である。ス
キャニングの後に、文書上に存在するオブジェクトが該
文書上のオリジナルのオリエンテーション即ち配向状態
からスキューして表れる場合がある。スキューはスキャ
ニング表面上での文書の僅かな回転、スピードメカニズ
ムによる不適切な供給動作、又はハンドヘルドスキャナ
を使用した場合の不適切な角度においての移動から発生
する場合がある。
【0004】従来のコンピュータシステムはグラフィッ
クオブジェクトのデスキュー即ちスキューを解消するた
めの解決方法を提供することが可能である。1つの方法
は、グラフィックオブジェクト内の各ピクセルを新たな
位置へ転送することによってグラフィックオブジェクト
からスキューを解消する。その他の方法は、ピクセルを
新たな位置へ転送させるために双三次及び線形補間を含
む補間を使用する。これらの方法の各々はスキュー解消
処理を行うために多大な計算を行うこととなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の点に
鑑みなされたものであって、上述した如き従来技術の欠
点を解消し、スキューしたグラフィックオブジェクトの
配向状態を補正する改良した方法及び装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、イメー
ジのソースラスター表現を処理する方法が提供される。
該イメージのソースラスター表現はソースラスターに対
してあるオリエンテーション即ち配向状態を有してい
る。本方法は、該ソースラスターを該配向状態に基づい
てピクセルからなるブロックへ区画化することを包含し
ている。ピクセルからなる各ブロックに対して、デステ
ィネーションラスターにおけるデスティネーション位置
を該配向状態から計算する。その後に、ピクセルからな
るブロックを該デスティネーションラスターにおいて夫
々計算したデスティネーション位置へ転送する。
【0007】ソースラスターをピクセルからなるブロッ
クへ区画化する場合に、ピクセル数で測定したソースラ
スターの高さ及び幅を得、該ソースラスターの幅及び該
配向状態から列数を計算し、該ソースラスターの高さ及
び該配向状態から行数を計算し、且つ該ソースラスター
の幅と、該ソースラスターの高さと、該行数と、該列数
とから該ピクセルからなるブロックの寸法を決定する。
【0008】ピクセルからなるブロックに対してデステ
ィネーション位置を計算する場合に、該ソースラスター
に対するソースラスター表現の配向状態に基づいてピク
セルからなる各ブロックに対する変位を計算し、且つ該
変位をピクセルからなる夫々のブロックのオリジナルの
位置へ加算する。ピクセルからなる該ブロックをコピー
することによってピクセルからなる各ブロックをブロッ
ク転送操作で該デスティネーションラスターにおける該
デスティネーション位置へ転送させる。
【0009】本方法は、更に、該ソースラスターからコ
ピーしたピクセルからなる2つのブロックの間で該ディ
スティネーションラスターにおけるギャップピクセルを
見つけ出し、且つ該ギャップピクセルに対する値を決定
することを包含している。
【0010】本発明の好適実施例によれば、各ギャップ
ピクセルに対する値は、該ギャップピクセル位置に対応
するソースラスターにおけるソースピクセル位置を計算
し、且つ該対応するソースピクセルの値から該ギャップ
ピクセルに対する値を決定することによって見つけ出さ
れる。該イメージのソースラスター表現を該ソースラス
ターに対して回転又はスキューさせる。
【0011】本発明は、僅かに回転したラスターイメー
ジを得るために必要な計算の数を著しく減少させること
を可能としている。回転したラスターイメージを得るた
めに必要な計算数は回転角度に依存する。例えば、回転
の角度が小さければ小さい程、ピクセルからなるブロッ
クの寸法は一層大きく、従って必要とされる計算の数は
一層少なくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は例えばスキャニング処理期
間中にラスターに関して小さな角度だけスキューしたグ
ラフィックオブジェクトを処理するコンピュータプログ
ラムアプリケーションの形態で実現するのに適したプロ
セス100を示している。該プロセスへの入力は装置独
立性ユーザ空間において表現されているイメージであ
る。プロセス100は該イメージのソースラスター表現
を発生する(ステップ102)。ソースラスターは、該
ソースラスターと相対的な該イメージのソースラスター
表現のオリエンテーション(配向状態)に基づいて複数
個のピクセルからなる複数個のブロックへ区画化させる
(ステップ104)。ピクセルからなる各ブロックに対
して、デスティネーション位置をデスティネーションラ
スターにおいて計算し、且つピクセルの各ブロックを計
算したデスティネーション位置へ転送する(ステップ1
06)。
【0013】図3aは例えばスキャナ等のラスター装置
によって処理された場合のイメージ304を示してい
る。スキャニング処理302期間中に、イメージ306
のソースラスター表現が発生される。イメージ306の
ソースラスター表現の拡大したものを図3bに示してあ
る。プロセス100はソースラスター308と相対的な
イメージ306のソースラスター表現の配向状態を決定
するために従来の方法を使用する。イメージ306のソ
ースラスター表現はソースラスターに対して回転されて
いるか又はスキューされていることが判明する場合があ
る。ソースラスター308と相対的なイメージ306の
ソースラスター表現の回転又はスキューを角度Tとして
表すことが可能である。角度Tは、典型的に、小さいも
のであって、0゜と2゜の間である。
【0014】次に、図2aを参照すると、ソースラスタ
ー308を区画化するステップ(図1のステップ10
4)は多数の個別的なステップを包含している。ソース
ラスター308の幅W及び高さHを決定し(ステップ2
02)、その場合に幅W及び高さHはピクセル単位即ち
ピクセル数で測定される。ソースラスター308はH×
Wの矩形状の格子312によって表すことが可能であ
る。H×Wの矩形状の格子312は、与えられたブロッ
クにおけるいずれか2個のピクセルの間の水平方向及び
垂直方向の変位が、各ピクセルを個別的にマッピングし
た場合に、1個を超えることのないピクセルだけ変化す
るように寸法決定された複数個のブロックへ区画化させ
ることが可能である(この点については後で詳細に説明
する)。(x,y)面内の1個のピクセルを(x′,
y′)面内の新たな位置へマッピングさせるための1つ
の従来の方法は、原点周りに角度Tだけそのピクセルを
「回転」させることである。その場合の回転は次式によ
って表すことが可能である。
【0015】
【数1】
【0016】該ブロックは、原点周りに角度Tだけピク
セルを「回転」させた結果デスティネーションラスター
310における1個のピクセルに対する最大水平方向変
位dispxmax320及び最大垂直方向変位disp
max322を補償するのに必要な列数及び行数へH×
W矩形状格子312を区画化することによって寸法決定
される。1つの具体例においては、原点314はH×W
矩形状格子312の左上角部にある。1つの具体例にお
いては、x軸をラスター装置の高速スキャン方向、即ち
逐次的なラスター要素のラスターへの典型的な線形順番
付けの方向に沿って配向されている。y軸はラスター装
置の低速スキャン方向、即ちラスターの逐次的な行の典
型的な線形順番付けの方向に沿って配向させることが可
能である。デスティネーションラスター310において
最大水平方向変位dispxmax320及び最大垂直方
向変位dispymax322を有するソースラスター3
08におけるピクセルはピクセル(xmax,ymax)31
6として定義され、ピクセル(xmax,ymax)316は
ソースラスター308におけるH番目のスキャンライン
上のW番目のピクセルである。デスティネーションラス
ター310における最大水平方向変位dispxmax
20及び最大垂直方向変位dispymax322の値は
次式に従って計算される(ステップ204)。
【0017】
【数2】
【0018】例えば、図3cにおいて、ピクセル(x
max,ymax)316はソースラスター308において座
標(100,200)を有しているものと仮定する。デ
スティネーションラスター310におけるピクセル
(x′max,y′max)316′の座標は(95.9,2
03.8)であると計算される。最大水平方向変位di
spxmax320は4.1であり且つ最大垂直方向変位
dispymax322は3.8である。この例において
は、H×W矩形状格子312は、夫々、図3dに示した
如く、デスティネーションラスター310におけるピク
セルの最大水平方向及び垂直方向変位を「吸収」するた
めに、5列4行に区画化される。ブロックの寸法は、H
×W矩形状格子312が区画化される行及び列の数に基
づいて決定される(ステップ206)。ピクセルのブロ
ック、即ち複数個のピクセルからなるブロックは、正方
形以外の形状とすることが可能である。H×W矩形状格
子312を有するピクセルからなる各ブロックは行番号
i及び列番号jに従ってブロック(i ,j)とラベル付けす
ることが可能である。
【0019】1つの具体例においては、ソースラスター
308に対するイメージ306のソースラスター表現の
オリエンテーション即ち配向状態は、幅W及び高さHの
値が列及び行の数の倍数でないようなものである。この
具体例においては、H×W矩形状格子310における異
なる列からのピクセルの各ブロックの幅及び異なる行か
らのピクセルの各ブロックの高さは1個のピクセル差を
有することが可能である。この1個のピクセル差は丸め
エラーに起因するものである。例えば、幅Wの値が82
であり、列数が10である場合には、理想的な列寸法は
82/10=8.2である。列当たりのピクセル数は整
数値でなければならないので、列のうちの幾つかは列当
たり9個のピクセルを有しており、一方残りのものは列
当たり8個のピクセルを有している。この例において
は、2個の列が列当たり9個のピクセルを有しており且
つ8個の列が列当たり8個のピクセルを有している場合
には、列当たりのピクセル数における差は最大で1個の
ピクセルだけ変化する。
【0020】次に、図2bを参照すると、ピクセルから
なるブロックを転送するステップ(図1におけるステッ
プ106)は多数の個別的なステップを包含している。
ピクセルからなる各ブロックの基準ピクセル(xm
n,)(i,j)が識別される(ステップ208)。ピクセ
ル(xm,yn(i,j)はm番目のスキャンラインにおけ
るn番目のピクセルである。1つの具体例においては、
ピクセルからなる各ブロックの基準ピクセル(xm
n(i,j)は該ブロックにおける他のピクセルに関して
各ブロック内において同様に位置されている。例えば、
ピクセルからなる各ブロックの基準ピクセル(xm
n(i,j)はブロックの左上角部、ブロックの上側の中
間、又は各ブロックに対するブロックの中心に位置させ
ることが可能である。基準ピクセルを同様に位置させる
ことによって、2つの隣接するブロックの基準ピクセル
(xm,yn(i,j)の間の距離は充分に小さく、従っ
て、シフト動作が発生する場合に、これら2つの隣接す
るブロックは1個のピクセルを超えることのない距離だ
け互いに相対的にシフトされる。1つの具体例において
は、プロセス100は各ブロックの中央のピクセルを基
準ピクセルとして識別する。
【0021】図4b及び4cに示したように、プロセス
100は新しい回転中心(ShiftX,Shift
Y)406周りに各ブロック402の基準ピクセル(x
m,yn(i,j)(この場合は、中心ピクセル404)を
座標(x′m,y′n(i,j)412へ「回転」させる
(ステップ210)。その後に、本プロセスは、ピクセ
ルからなるブロックをデスティネーションラスター31
0における新たなブロック位置へ転送させる(ステップ
212)。座標の原点(0,0)ではなく新しい回転中
心(ShiftX,ShiftY)周りの基準ピクセル
の回転が行われて、プロセス100がピクセルからなる
ブロックをデスティネーションラスター310における
新しいブロック位置へ転送する場合にH×W矩形状格子
312内の情報のいずれもが失われることがないことを
確保する。ピクセルからなるブロックを転送させる処理
は次式に従って行われる。
【0022】
【数3】
【0023】尚、ShiftX408及びShiftY
410の値は次式によって計算される。
【0024】
【数4】
【0025】例えば、図4aにおいて、ブロック(4,5)
402は座標(xm,yn(4,5)404において基準ピ
クセルを有している。図4bにおいて、座標(x′m
y′n (4,5)412はデスティネーション位置である。
このデスティネーション位置はH×W矩形状格子312
におけるブロック(4,5)402の基準ピクセル(xm,y
n(4,5)が移動すべきデスティネーションラスター31
0におけるピクセル位置を定義する。座標(xm,yn
(4,5)404における基準ピクセルのデスティネーショ
ン位置が決定されると、プロセス100は、ブロック
(4,5)402の基準ピクセルが座標(x′m,y′n
(4,5)412にあるようにブロック(4,5)402のピクセ
ルをブロック位置414へ転送する。ピクセルからなる
ブロックはハードウエア又はソフトウエアで転送させる
ことが可能である。1つの具体例においては、この操作
を行うためにハードウエアのビットブリップ(bit
blip)エンジンを設けることが可能である。
【0026】プロセス100はピクセルからなる各ブロ
ックに対する基準ピクセル(xm,yn(i,j)を識別
し、基準ピクセル(xm,yn(i,j)をデスティネーシ
ョンラスター310における対応するピクセル
(x′m,y′n(i,j)ヘマッピングし、H×W矩形状
格子312内の全てのブロックが処理されるまでピクセ
ルからなるブロックをブロック位置へ移動させる操作を
繰り返し行う。図4dはH×W矩形状格子312内のピ
クセルからなる全てのブロックがデスティネーションラ
スター310におけるブロック位置へ転送された場合に
形成される結果的に得られるデスティネーションイメー
ジを示している。全てのブロックが転送されると、ソー
スラスターに対するイメージのソースラスター表現の配
向状態が補正される。
【0027】ブロック転送操作の結果として回転ギャッ
プが表れる場合がある。1つの具体例においては、T>
0である場合には、図4dに示したように、H×W矩形
状格子からコピーしたデスティネーションラスター31
0におけるピクセルからなる各ブロックの左上ピクセル
(xtl′,ytl′)(i,j)418の上方にギャップピク
セル(xp′,yp′)(i,j)416が位置している。別
の具体例においては、T<0である場合には、図4eに
示したように、H×W矩形状格子からコピーしたデステ
ィネーションラスター310におけるピクセルからなる
各ブロックの左上ピクセル(xtl′,ytl′)(i,j)
20の左側にギャップピクセル(xp′,yp′)(i,j)
416が位置している。プロセス100は次式に従って
デスティネーションラスター310におけるギャップピ
クセル(xp′,yp′)(i,j)を見つけ出す。
【0028】
【数5】
【0029】次いで、プロセス100は次式に従ってデ
スティネーションラスター310における各ギャップピ
クセル位置に対応するソースラスター308におけるソ
ースピクセル位置を計算する。
【0030】
【数6】
【0031】ソースピクセル位置が見つかると、プロセ
ス100は対応するソースピクセル(xp,yp(i,j)
の値がキャップピクセル(xp′,yp′)(i,j)に対す
る値を決定する(ステップ214)。デスティネーショ
ンラスター310における各ギャップピクセル
(xp′,yp′)(i,j)を考慮することによって、ピク
セルのブロック転送の結果としての回転ギャップを除去
することが可能である。
【0032】本発明はデジタル電子回路において、又は
コンピュータハードウエア、ファームウエア、ソフトウ
エアにおいて、又はこれらの組合わせにおいて実現する
ことが可能である。本発明装置はプログラム可能なプロ
セッサによって実行するために機械読取可能な格納装置
に格納したコンピュータプログラムの形態で実現するこ
とが可能であり、且つ本発明の方法ステップは入力デー
タに関して操作を行い且つ出力を発生することによって
本発明の機能を実施するための命令からなるプログラム
を実行するプログラム可能なプロセッサによって実施す
ることが可能である。本発明は、データ記憶システムか
らデータ及び命令を受取り且つそれへデータ及び命令を
送信するべく結合されている少なくとも1個のプログラ
ム可能なプロセッサと、少なくとも1個の入力装置と、
少なくとも1個の出力装置とを具備しているプログラム
可能なシステム上で実行可能である1個又はそれ以上の
コンピュータプログラムの形態で実現することが可能で
ある。各コンピュータプログラムはハイレベル手順又は
オブジェクト指向型プログラミング言語で実現すること
が可能であり、又は、所望により、アッセンブリ又はマ
シン言語で実現することが可能であり、且ついずれの場
合においても、その言語はコンパイル型又はインタプリ
タ型の言語とすることが可能である。適切なプロセッサ
としては、例えば、汎用及び特定目的のマイクロプロセ
ッサ等がある。通常、プロセッサはリードオンリメモリ
及び/又はランダムアクセスメモリから命令及びデータ
を受取る。通常、コンピュータはデータファイルを格納
するための1個又はそれ以上の記憶装置を有しており、
そのような装置としては、例えば、内部ハードディスク
及び着脱自在なディスク等の磁気ディスク、MOディス
ク、光学的ディスク等がある。コンピュータプログラム
命令及びデータを格納するのに適した記憶装置として
は、全ての形態の非揮発性メモリを包含しており、例え
ばEPROM、EEPROM、フラッシュメモリ装置等
の半導体メモリ装置があり、例えば内部ハードディスク
及び着脱自在なディスク等の磁気ディスクがあり、MO
ディスク、及びCD−ROMディスク等がある。前述し
たいずれの場合においても、ASIC(応用特定集積回
路)によって補充するか、又はそれを組込むことが可能
である。
【0033】ユーザとのインタラクション即ち対話を与
えるために、本発明は、ユーザに対して情報を表示する
ためのモニタ又はLCDスクリーン等の表示装置及びユ
ーザがコンピュータシステムへ入力を与えることを可能
とするマウス又はトラックボール等のポインティング装
置及びキーボードを具備するコンピュータシステム上で
実現することが可能である。コンピュータシステムはコ
ンピュータプログラムがユーザと対話することを可能と
するグラフィカルユーザインターフェースを提供すべく
プログラムすることが可能である。
【0034】以上、本発明の具体的実施の態様について
詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ制限
されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱す
ることなしに種々の変形が可能であることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 イメージのソースラスター表現を処理する流
れを示したフローチャート。
【図2a】 ソースラスターをピクセルからなるブロッ
クへ区画化する流れを示したフローチャート。
【図2b】 ピクセルからなるブロックを転送する処理
を示したフローチャート。
【図3】 (a)はイメージのラスター表現を発生する
ためにイメージをスキャニングする処理を示した概略
図、(b)はソースラスターにおけるイメージのソース
ラスター表現の概略拡大図、(c)はイメージのソース
ラスター表現を原点周りに回転させる前後のピクセルの
位置を示した図3bの概略拡大図、(d)は矩形状の格
子をピクセルからなるブロックへ区画化する場合の矩形
状格子によって表されるソースラスターを示した概略
図。
【図4】 (a)は矩形状格子が識別された基準ピクセ
ルでピクセルからなるブロックに区画化される場合の矩
形状格子によって表されるソースラスターを示した概略
図、(b)は図3bに示したソースラスターに対するイ
メージのソースラスター表現の配向状態を補正するため
に位置決めしたデスティネーションラスターにおけるピ
クセルからなるブロックを示した概略図、(c)は座標
原点及び新しい回転中心の位置を示した図4bの概略拡
大図、(d)はデスティネーションラスターにおけるギ
ャップピクセルを示した図4bの一部の概略拡大図、
(e)はデスティネーションラスターにおけるギャップ
ピクセルを示した概略図。
【符号の説明】
306 イメージ 308 ソースラスター 312 矩形状格子 314 原点

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソースラスターに対してある配向状態を
    有するイメージのソースラスター表現を処理する方法に
    おいて、 前記ソースラスターをピクセルからなるブロックへ区画
    化し、 各ピクセルからなるブロックに対して、前記ピクセルか
    らなるブロックに対するデスティネーションラスターに
    おけるデスティネーション位置を計算し且つ前記ピクセ
    ルからなるブロックを前記デスティネーションラスター
    における計算されたデスティネーション位置へ転送す
    る、ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ソースラスター
    をピクセルからなるブロックへ区画化する場合に、 ピクセル数で測定した前記ソースラスターの高さ及び幅
    を得、 前記ソースラスターの幅をスパンするのに必要な列数を
    計算し、 前記ソースラスターの高さをスパンするのに必要な行数
    を計算し、 前記ソースラスターの幅、前記ソースラスターの高さ、
    前記行数、前記列数からブロック寸法を決定する、こと
    を特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、ピクセルからなるブ
    ロックに対するデスティネーション位置を計算する場合
    に、 前記ソースラスターに対する前記ソースラスター表現の
    配向状態に基づいてピクセルからなる各ブロックに対す
    る変位を計算し、 ピクセルからなる夫々のブロックと関連するオリジナル
    の位置へ前記変位を加算する、ことを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記ピクセルからな
    るブロックを転送する場合に、 ブロック転送操作で前記ピクセルからなるブロックを前
    記デスティネーションラスターにおける前記デスティネ
    ーション位置へコピーする、ことを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項1において、更に、 前記ソースラスターからコピーしたピクセルからなる2
    個のブロックの間で前記デスティネーションラスターに
    おけるギャップピクセルを見つけ出し、 前記ギャップピクセルに対する値を決定する、ことを特
    徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項5において、更に、 前記ギャップピクセル位置に対応する前記ソースラスタ
    ー内のソースピクセル位置を計算し、 前記対応するソースピクセルの値から前記ギャップピク
    セルに対する値を決定する、ことを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求項1において、前記イメージの前記
    ソースラスター表現を前記ソースラスターに対して回転
    させることを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 請求項1において、前記イメージの前記
    ソースラスター表現を前記ソースラスターに対してスキ
    ューさせることを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 ソースラスターに対してある配向状態を
    有しているイメージのソースラスター表現を処理する方
    法において、 前記ソースラスター表現のピクセルからなるサブセット
    を識別し、 前記ピクセルからなるサブセット内の各ピクセルを1個
    又はそれ以上の他のピクセルと関連付けし、 前記ピクセルからなるサブセットにおける各ピクセルに
    対してデスティネーションラスターにおけるデスティネ
    ーション位置を計算し、 前記計算したデスティネーション位置に基づいて、前記
    ピクセルからなるサブセットにおける各ピクセル及び各
    他の関連するピクセルを前記デスティネーションラスタ
    ーにおける夫々の位置へ転送させる、ことを特徴とする
    方法。
  10. 【請求項10】 ソースラスターに対してある配向状態
    を有しているイメージのソースラスター表現を処理する
    プログラムを記録しているコンピュータによって読取可
    能な記録媒体において、 前記ソースラスターをピクセルからなるブロックへ区画
    化させる手順、 ピクセルからなる各ブロックに対して、ピクセルからな
    るブロックに対するデスティネーションラスターにおけ
    るデスティネーション位置を計算し且つ前記ピクセルか
    らなるブロックを前記デスティネーションラスターにお
    いて前記計算したデスティネーション位置へ転送させる
    手順、を有していることを特徴とする記録媒体。
  11. 【請求項11】 ソースラスターに対してある配向状態
    を有しているイメージのソースラスター表現を処理する
    プログラムを記録しているコンピュータによって読取可
    能な記録媒体において、前記プログラムが、 前記ソース表現のピクセルからなるサブセットを識別す
    る手順、 前記ピクセルからなるサブセットにおける各ピクセルを
    1個又はそれ以上の他のピクセルと関連付ける手順、 前記ピクセルからなるサブセットにおける各ピクセルに
    対してデスティネーションラスターにおけるデスティネ
    ーション位置を計算する手順、 前記計算したデスティネーション位置に基づいて前記ピ
    クセルからなるサブセットにおける各ピクセル及び各他
    の関連するピクセルを前記デスティネーションラスター
    における夫々の位置へ転送させる手順、を有しているこ
    とを特徴とする記録媒体。
JP2000306729A 1999-10-05 2000-10-05 ブロック転送を使用したイメージの回転型変換 Pending JP2001143062A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/413014 1999-10-05
US09/413,014 US6785428B1 (en) 1999-10-05 1999-10-05 Rotated transform of an image using block transfers

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001143062A true JP2001143062A (ja) 2001-05-25

Family

ID=23635434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000306729A Pending JP2001143062A (ja) 1999-10-05 2000-10-05 ブロック転送を使用したイメージの回転型変換

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6785428B1 (ja)
EP (1) EP1091319A3 (ja)
JP (1) JP2001143062A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006005499A (ja) * 2004-06-15 2006-01-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100350854B1 (ko) * 2001-04-13 2002-09-05 주식회사옌트 이진 영상 회전 시스템 및 그 방법
JP2002324236A (ja) * 2001-04-25 2002-11-08 Hitachi Ltd 帳票識別方法及び帳票登録方法
US7456995B2 (en) * 2001-05-30 2008-11-25 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Techniques for aligning images using page characteristics and image shifting
US7068855B2 (en) * 2002-07-16 2006-06-27 Hewlett-Packard Development Company, L.P. System and method for manipulating a skewed digital image
US7376286B2 (en) * 2002-09-18 2008-05-20 Nxp B.V. Block-based rotation of arbitrary-shaped images
US6956587B1 (en) * 2003-10-30 2005-10-18 Microsoft Corporation Method of automatically cropping and adjusting scanned images
US20070177228A1 (en) * 2006-01-27 2007-08-02 International Business Machines Corporation Method and apparatus for automatic image sensor alignment adjustment
US8014029B2 (en) * 2008-08-19 2011-09-06 Eastman Kodak Company Raster-to-swath image data conversion printing system and related method
JP5540164B1 (ja) * 2014-01-08 2014-07-02 株式会社 ディー・エヌ・エー 商品販売処理システム
US11087448B2 (en) * 2019-05-30 2021-08-10 Kyocera Document Solutions Inc. Apparatus, method, and non-transitory recording medium for a document fold determination based on the change point block detection

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4637057A (en) * 1984-07-30 1987-01-13 Xerox Corporation Rotation of digital images
US4829452A (en) * 1984-07-05 1989-05-09 Xerox Corporation Small angle image rotation using block transfers
JPH05197839A (ja) * 1992-01-22 1993-08-06 Hitachi Ltd 入力画像傾き補正方式
US5359706A (en) * 1991-11-07 1994-10-25 Thomas Sterling Image rotation using block transfers
WO1999019835A1 (en) * 1997-10-14 1999-04-22 Eastman Kodak Company Method and apparatus for image rotation

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4829452A (en) * 1984-07-05 1989-05-09 Xerox Corporation Small angle image rotation using block transfers
US4637057A (en) * 1984-07-30 1987-01-13 Xerox Corporation Rotation of digital images
US5359706A (en) * 1991-11-07 1994-10-25 Thomas Sterling Image rotation using block transfers
JPH05197839A (ja) * 1992-01-22 1993-08-06 Hitachi Ltd 入力画像傾き補正方式
WO1999019835A1 (en) * 1997-10-14 1999-04-22 Eastman Kodak Company Method and apparatus for image rotation

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006005499A (ja) * 2004-06-15 2006-01-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP1091319A2 (en) 2001-04-11
EP1091319A3 (en) 2002-07-10
US6785428B1 (en) 2004-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101969965B1 (ko) 화상독취장치, 이미지 보정 방법 및 컴퓨터 판독가능 기록매체
JP2001143062A (ja) ブロック転送を使用したイメージの回転型変換
JP2008147976A (ja) 画像傾き補正装置及び画像傾き補正方法
JP2004129271A (ja) オーバスキャンされた画像中での文書のスキュー角及び位置を決定する方法
US8089494B2 (en) Image rotation
US6310986B2 (en) Image rotation assist circuitry and method
US20070263234A1 (en) Systems, methods and devices for rotating images
JP2008263465A (ja) 画像処理システム及び画像処理プログラム
JP3697828B2 (ja) 原稿角度補正方法及び原稿角度補正装置
JP6859781B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
JP4146047B2 (ja) 画像の傾き検知方法及び文書画像処理装置
JP5182587B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JPH08237486A (ja) スキャナ/プリンタにおける文字の平滑化方法
JPH07296157A (ja) 画像データ回転方法およびシステム
JPH0481231B2 (ja)
JP4504861B2 (ja) 画像処理方法及び画像処理装置
JPS6217236B2 (ja)
JP2006005499A (ja) 画像処理装置
JP2005086598A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラムおよび画像処理回路
JP4158766B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP2016178367A (ja) 画像処理装置、および、コンピュータプログラム
CN110072032B (zh) 图像处理装置
JP2003178300A (ja) 画像処理方法及び画像処理装置
JP2006270387A (ja) 画像処理装置および方法およびプログラム
JPH0668245A (ja) 画像回転補正処理方法および画像回転補正処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071003

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101005

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110308