JP2001142673A - 情報提供システム - Google Patents
情報提供システムInfo
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- JP2001142673A JP2001142673A JP32156799A JP32156799A JP2001142673A JP 2001142673 A JP2001142673 A JP 2001142673A JP 32156799 A JP32156799 A JP 32156799A JP 32156799 A JP32156799 A JP 32156799A JP 2001142673 A JP2001142673 A JP 2001142673A
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- JP
- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ウェブページ情報の閲覧者によって、ウェブ
ページ情報の表示スタイルを変更することが可能な情報
提供システムを提供する。 【解決手段】 クライアントによって、ディスプレイに
表示されるデフォルトページ情報１０のアイコン釦１２
がクリックされると操作画面１３が表示され、この操作
画像１３に対して、選択クリックを行う簡単なヒューマ
ン・インタフェースの操作によって、デフォルトページ
情報１０に代えて、利用者が見易い書式、文字サイズ、
配色、レイアウトの変更ページ情報１６が、クライアン
トのディスプレイに表示され、細かい文字が読みにくい
利用者や色盲の利用者も常に最適な視覚条件でウェブペ
ージ情報を閲覧することが可能になる。
ページ情報の表示スタイルを変更することが可能な情報
提供システムを提供する。 【解決手段】 クライアントによって、ディスプレイに
表示されるデフォルトページ情報１０のアイコン釦１２
がクリックされると操作画面１３が表示され、この操作
画像１３に対して、選択クリックを行う簡単なヒューマ
ン・インタフェースの操作によって、デフォルトページ
情報１０に代えて、利用者が見易い書式、文字サイズ、
配色、レイアウトの変更ページ情報１６が、クライアン
トのディスプレイに表示され、細かい文字が読みにくい
利用者や色盲の利用者も常に最適な視覚条件でウェブペ
ージ情報を閲覧することが可能になる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
介して、ＸＭＬ（ｅＸｔｅｎｓｉｂｌｅ Ｍａｒｋｕｐ
Ｌａｎｇｕａｇｅ）を使用したマルチメディアコンテ
ンツからなるウェブページ情報をクライアントに提供す
る情報提供システムに関する。
介して、ＸＭＬ（ｅＸｔｅｎｓｉｂｌｅ Ｍａｒｋｕｐ
Ｌａｎｇｕａｇｅ）を使用したマルチメディアコンテ
ンツからなるウェブページ情報をクライアントに提供す
る情報提供システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】インターネットを介して、ハイパー・テ
キストによる情報を、情報を受けるコンピュータ（以下
クライアントという）に提供するＷＷＷ（Ｗｏｒｌｄｗ
ｉｄｅｗｅｂ）において、ハイパー・テキストの構造を
定義するマークアップ言語として、ＨＴＭＬ（Ｈｙｐｅ
ｒ Ｔｅｘｔ Ｍａｒｋｕｐ Ｌａｎｇｕａｇｅ）を使
用したマルチメディアコンテンツからなるウェブページ
の情報を提供することが行われている。この場合、クラ
イアントからの設定によって、フォントの書体やサイズ
を変更することにより、ウェブページの情報を、閲覧者
の最も見易いフォントの書体やサイズで表示させること
ができる。しかし、インターネット上で公開されるＨＴ
ＭＬ文書では、見栄えのするデザインのウェブページの
情報が要求されるために、文字列を文字列要素として指
定するのではなく、デザインされた文字列を貼りつけた
ＧＩＦ（ＧｒａｐｈｉｃｓＩｎｔｅｒｃｈａｎｇｅ Ｆ
ｏｒｍａｔ）や、ＧＩＦよりも画像圧縮効率や表現色数
で優れたＰＮＧ（Ｐｏｒｔａｂｌｅ Ｎｅｔｗｏｒｋ
Ｇｒａｐｈｉｃｓ）によるグラフィックデータとして指
定し表示させることが多くなっている。
キストによる情報を、情報を受けるコンピュータ（以下
クライアントという）に提供するＷＷＷ（Ｗｏｒｌｄｗ
ｉｄｅｗｅｂ）において、ハイパー・テキストの構造を
定義するマークアップ言語として、ＨＴＭＬ（Ｈｙｐｅ
ｒ Ｔｅｘｔ Ｍａｒｋｕｐ Ｌａｎｇｕａｇｅ）を使
用したマルチメディアコンテンツからなるウェブページ
の情報を提供することが行われている。この場合、クラ
イアントからの設定によって、フォントの書体やサイズ
を変更することにより、ウェブページの情報を、閲覧者
の最も見易いフォントの書体やサイズで表示させること
ができる。しかし、インターネット上で公開されるＨＴ
ＭＬ文書では、見栄えのするデザインのウェブページの
情報が要求されるために、文字列を文字列要素として指
定するのではなく、デザインされた文字列を貼りつけた
ＧＩＦ（ＧｒａｐｈｉｃｓＩｎｔｅｒｃｈａｎｇｅ Ｆ
ｏｒｍａｔ）や、ＧＩＦよりも画像圧縮効率や表現色数
で優れたＰＮＧ（Ｐｏｒｔａｂｌｅ Ｎｅｔｗｏｒｋ
Ｇｒａｐｈｉｃｓ）によるグラフィックデータとして指
定し表示させることが多くなっている。
【０００３】この傾向は、ＨＴＭＬの製作者側で指定し
た文字列表示に使用する書体やサイズのフォントを、ブ
ラウズ要求するクライアント側が、必ずしも備えていな
いことがあり、製作者側の想定する文字列の表示が、ブ
ラウズ要求するクライアントで実行できないことがある
のが基本的な理由である。また、マークアップ言語とし
てＨＴＭＬを使用する場合には、文字列の修飾に限度が
あるために、視覚的により見栄えのする文字列の修飾を
求めるためには、グラフィックとして作成した方が視覚
に訴える効果が高いことも重要な理由となっている。
た文字列表示に使用する書体やサイズのフォントを、ブ
ラウズ要求するクライアント側が、必ずしも備えていな
いことがあり、製作者側の想定する文字列の表示が、ブ
ラウズ要求するクライアントで実行できないことがある
のが基本的な理由である。また、マークアップ言語とし
てＨＴＭＬを使用する場合には、文字列の修飾に限度が
あるために、視覚的により見栄えのする文字列の修飾を
求めるためには、グラフィックとして作成した方が視覚
に訴える効果が高いことも重要な理由となっている。
【０００４】ところで、ネットワークや通信設備のイン
フラストラクチャ（Ｉｎｆｒａｓｔｒｕｃｔｕｒｅ：情
報基盤及び通信基盤）の整備が十分でない当初において
は、コンテンツのサイズが大きくなり、情報伝送量が多
くなると、表示スピードが低下するために、グラフィッ
クデータの使用を控える傾向にあったが、インフラスト
ラクチャが十分に整備された現在では、文字列をグラフ
ィックデータとして表示させることが多くなっている。
フラストラクチャ（Ｉｎｆｒａｓｔｒｕｃｔｕｒｅ：情
報基盤及び通信基盤）の整備が十分でない当初において
は、コンテンツのサイズが大きくなり、情報伝送量が多
くなると、表示スピードが低下するために、グラフィッ
クデータの使用を控える傾向にあったが、インフラスト
ラクチャが十分に整備された現在では、文字列をグラフ
ィックデータとして表示させることが多くなっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ＨＴＭＬを使
用したマルチメディアコンテンツで、グラフィックデー
タとして指定された文字列は、ウェブページ情報を表示
するクライアントからの指定によっては、書体やサイズ
を変更することはできないので、クライアントの利用者
が、もっと大きな文字を使用して表示を見易くしようと
しても、グラフィックデータとして表示された文字列の
サイズを変更することはできなかった。また、ウェブペ
ージ情報の表示においては、クライアントから背景色と
文字色の指定を変更することもできず、グラフィックデ
ータ上の文字列、或いは文字列要素の何れの場合でも、
背景色と文字列色間の配色の関係によっては、クライア
ントの利用者が色弱の障害を持っていると、ウェブペー
ジ情報が読みにくかったり読むことができないこともあ
った。
用したマルチメディアコンテンツで、グラフィックデー
タとして指定された文字列は、ウェブページ情報を表示
するクライアントからの指定によっては、書体やサイズ
を変更することはできないので、クライアントの利用者
が、もっと大きな文字を使用して表示を見易くしようと
しても、グラフィックデータとして表示された文字列の
サイズを変更することはできなかった。また、ウェブペ
ージ情報の表示においては、クライアントから背景色と
文字色の指定を変更することもできず、グラフィックデ
ータ上の文字列、或いは文字列要素の何れの場合でも、
背景色と文字列色間の配色の関係によっては、クライア
ントの利用者が色弱の障害を持っていると、ウェブペー
ジ情報が読みにくかったり読むことができないこともあ
った。
【０００６】本発明は、前述したようなネットワークに
よる情報提供システムのウェブページ情報表示の現状に
鑑みてなされたものであり、その目的は、ウェブページ
情報の閲覧者によって、ウェブページ情報の表示スタイ
ルを変更することが可能な情報提供システムを提供する
ことにある。
よる情報提供システムのウェブページ情報表示の現状に
鑑みてなされたものであり、その目的は、ウェブページ
情報の閲覧者によって、ウェブページ情報の表示スタイ
ルを変更することが可能な情報提供システムを提供する
ことにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項１記載の発明は、インターネットを介して、
ＸＭＬを使用したマルチメディアコンテンツからなるウ
ェブページ情報をクライアントに提供する情報提供シス
テムであり、クライアントからのブラウズ要求により、
デフォルトページ情報を要求元のクライアントに提供す
るデフォルト情報提供手段と、前記要求元のクライアン
トによる前記デフォルト情報に対する変更アイコン釦の
クリックにより、前記デフォルトページ情報に対応する
複数のＣＳＳ（Ｃａｓｃａｄｉｎｇ Ｓｔｙｌｅ Ｓｈ
ｅｅｔｓ）、もしくは複数のＣＳＳと各ＣＳＳの指定に
対応するグラフィックデータとを、前記要求元のクライ
アントに提供するＣＳＳデータ提供手段と、クライアン
トの前記ＣＳＳデータの選択指定により、前記デフォル
トページ情報を、選択指定された表示スタイルのマルチ
メディアコンテンツのページ情報に切り換える情報切換
変更手段とを有することを特徴とするものである。
に、請求項１記載の発明は、インターネットを介して、
ＸＭＬを使用したマルチメディアコンテンツからなるウ
ェブページ情報をクライアントに提供する情報提供シス
テムであり、クライアントからのブラウズ要求により、
デフォルトページ情報を要求元のクライアントに提供す
るデフォルト情報提供手段と、前記要求元のクライアン
トによる前記デフォルト情報に対する変更アイコン釦の
クリックにより、前記デフォルトページ情報に対応する
複数のＣＳＳ（Ｃａｓｃａｄｉｎｇ Ｓｔｙｌｅ Ｓｈ
ｅｅｔｓ）、もしくは複数のＣＳＳと各ＣＳＳの指定に
対応するグラフィックデータとを、前記要求元のクライ
アントに提供するＣＳＳデータ提供手段と、クライアン
トの前記ＣＳＳデータの選択指定により、前記デフォル
トページ情報を、選択指定された表示スタイルのマルチ
メディアコンテンツのページ情報に切り換える情報切換
変更手段とを有することを特徴とするものである。
【０００８】このような手段によると、クライアントか
らのブラウズ要求に基づき、先ず、デフォルト情報提供
手段により、デフォルトページ情報が要求元のクライア
ントに配信され、要求元のクライアントにより、デフォ
ルト情報に対して変更アイコン釦がクリックされると、
デフォルトページ情報に対応する複数のＣＳＳ、もしく
は複数のＣＳＳと各ＣＳＳの指定に対応するグラフィッ
クデータとが、要求元のクライアントに配信され、クラ
イアントにより、ＣＳＳデータが選択指定されると、デ
フォルトページ情報が、選択指定された表示スタイルの
マルチメディアコンテンツのページ情報に切り換えら
れ、クライアント側からのヒューマン・インタフェース
の簡単な操作により、表示色、文字サイズ、レイアウト
などの表示スタイルを、利用者に最適の表示スタイルに
変更して、ウェブページ情報の閲覧が行われる。
らのブラウズ要求に基づき、先ず、デフォルト情報提供
手段により、デフォルトページ情報が要求元のクライア
ントに配信され、要求元のクライアントにより、デフォ
ルト情報に対して変更アイコン釦がクリックされると、
デフォルトページ情報に対応する複数のＣＳＳ、もしく
は複数のＣＳＳと各ＣＳＳの指定に対応するグラフィッ
クデータとが、要求元のクライアントに配信され、クラ
イアントにより、ＣＳＳデータが選択指定されると、デ
フォルトページ情報が、選択指定された表示スタイルの
マルチメディアコンテンツのページ情報に切り換えら
れ、クライアント側からのヒューマン・インタフェース
の簡単な操作により、表示色、文字サイズ、レイアウト
などの表示スタイルを、利用者に最適の表示スタイルに
変更して、ウェブページ情報の閲覧が行われる。
【０００９】同様に前記目的を達成するために、請求項
２記載の発明は、請求項１記載の発明において、前記複
数のＣＳＳには、各画面要素を異なるサイズの文字でレ
イアウトしたグラフィックデータが、それぞれ指定され
ていることを特徴とするものである。
２記載の発明は、請求項１記載の発明において、前記複
数のＣＳＳには、各画面要素を異なるサイズの文字でレ
イアウトしたグラフィックデータが、それぞれ指定され
ていることを特徴とするものである。
【００１０】このような手段によると、複数のＣＳＳに
は、各画面要素を異なるサイズの文字でデザインしたグ
ラフィックデータが、それぞれ指定されているので、請
求項１記載の発明の作用が、クライアント側からのヒュ
ーマン・インタフェースの簡単な操作によって、デフォ
ルトページ情報を、見易い文字サイズでレイアウトされ
たウェブページ情報に変更して閲覧することにより実行
される。
は、各画面要素を異なるサイズの文字でデザインしたグ
ラフィックデータが、それぞれ指定されているので、請
求項１記載の発明の作用が、クライアント側からのヒュ
ーマン・インタフェースの簡単な操作によって、デフォ
ルトページ情報を、見易い文字サイズでレイアウトされ
たウェブページ情報に変更して閲覧することにより実行
される。
【００１１】同様に前記目的を達成するために、請求項
３記載の発明は、請求項１記載の発明において、前記複
数のＣＳＳには、各画面要素を異なる色の文字でレイア
ウトしたグラフィックデータが、それぞれ指定されてい
ることを特徴とするものである。
３記載の発明は、請求項１記載の発明において、前記複
数のＣＳＳには、各画面要素を異なる色の文字でレイア
ウトしたグラフィックデータが、それぞれ指定されてい
ることを特徴とするものである。
【００１２】このような手段によると、複数のＣＳＳに
は、各画面要素を異なる色の文字でデザインしたグラフ
ィックデータが、それぞれ指定されているので、請求項
１記載の発明の作用が、クライアント側からのヒューマ
ン・インタフェースの簡単な操作によって、デフォルト
ページ情報を、見易い色の文字でレイアウトしたウェブ
ページ情報に変更して閲覧することにより実行される。
は、各画面要素を異なる色の文字でデザインしたグラフ
ィックデータが、それぞれ指定されているので、請求項
１記載の発明の作用が、クライアント側からのヒューマ
ン・インタフェースの簡単な操作によって、デフォルト
ページ情報を、見易い色の文字でレイアウトしたウェブ
ページ情報に変更して閲覧することにより実行される。
【００１３】同様に前記目的を達成するために、請求項
４記載の発明は、請求項１記載の発明において、前記複
数のＣＳＳには、各画面要素を異なる色で指定する色デ
ータが、それぞれ指定されていることを特徴とするもの
である。
４記載の発明は、請求項１記載の発明において、前記複
数のＣＳＳには、各画面要素を異なる色で指定する色デ
ータが、それぞれ指定されていることを特徴とするもの
である。
【００１４】このような手段によると、複数のＣＳＳに
は、各画面要素を異なる色で指定する色データが、それ
ぞれ指定されているので、請求項１記載の発明の作用
が、クライアント側からのヒューマン・インタフェース
の簡単な操作によって、デフォルトページ情報の各画面
要素を、それぞれ見易い色表示にレイアウトしたウェブ
ページ情報に変更して閲覧することにより実行される。
は、各画面要素を異なる色で指定する色データが、それ
ぞれ指定されているので、請求項１記載の発明の作用
が、クライアント側からのヒューマン・インタフェース
の簡単な操作によって、デフォルトページ情報の各画面
要素を、それぞれ見易い色表示にレイアウトしたウェブ
ページ情報に変更して閲覧することにより実行される。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施の形態を、
図１ないし図５を参照して説明する。図１は本実施の形
態のウェブページ情報のディフォルト表示の表示画像を
示す説明図、図２は本実施の形態の表示設定操作画面の
表示例を示す説明図、図３は本実施の形態の変更後のウ
ェブページ情報の表示画像を示す説明図、図４は本実施
の形態の複数のＣＳＳを具備するＸＭＬコンテンツの構
成を示す説明図、図５は本実施の形態のＣＳＳの変更動
作を示すフローチャートである。
図１ないし図５を参照して説明する。図１は本実施の形
態のウェブページ情報のディフォルト表示の表示画像を
示す説明図、図２は本実施の形態の表示設定操作画面の
表示例を示す説明図、図３は本実施の形態の変更後のウ
ェブページ情報の表示画像を示す説明図、図４は本実施
の形態の複数のＣＳＳを具備するＸＭＬコンテンツの構
成を示す説明図、図５は本実施の形態のＣＳＳの変更動
作を示すフローチャートである。
【００１６】本実施の形態では、マークアップ言語とし
て、文書構造の指定に使う「タグ」を独自に定義できる
ＸＭＬが使用されているが、特に本実施の形態では、こ
のＸＭＬにおいて、ＣＳＳに予め定義された内容のデー
タを、スタイルシートとして登録しておくことによっ
て、同一の画面要素の表示に対して、画面上の画面要素
の位置、サイズ、色及び文書スタイルなどの表示属性を
指定するように構成されている。本実施の形態のＸＭＬ
コンテンツ１７は、図４に示すように、ウェブページ情
報として表示されるＸＭＬ文書１に対して、複数のＣＳ
Ｓ２ａ〜２ｄが設けられており、各ＣＳＳ２ａ〜２ｄに
は、それぞれグラフィックスデータ３ａ〜３ｄが記載登
録されている。そして、各ＣＳＳ２ａ〜２ｄの指定によ
り、ウェブページ情報の各画面要素に対して、異なるサ
イズの文字でレイアウトしたグラフィックデータの対応
付け、異なる色の文字でレイアウトしたグラフィックデ
ータの対応付け、画面要素の色指定、及び各グラフィッ
クデータ要素に対する異なるサイズの文字データの対応
付けが行われるように構成されており、ＣＳＳ２ａには
デフォルトページ情報のデータが登録されている。
て、文書構造の指定に使う「タグ」を独自に定義できる
ＸＭＬが使用されているが、特に本実施の形態では、こ
のＸＭＬにおいて、ＣＳＳに予め定義された内容のデー
タを、スタイルシートとして登録しておくことによっ
て、同一の画面要素の表示に対して、画面上の画面要素
の位置、サイズ、色及び文書スタイルなどの表示属性を
指定するように構成されている。本実施の形態のＸＭＬ
コンテンツ１７は、図４に示すように、ウェブページ情
報として表示されるＸＭＬ文書１に対して、複数のＣＳ
Ｓ２ａ〜２ｄが設けられており、各ＣＳＳ２ａ〜２ｄに
は、それぞれグラフィックスデータ３ａ〜３ｄが記載登
録されている。そして、各ＣＳＳ２ａ〜２ｄの指定によ
り、ウェブページ情報の各画面要素に対して、異なるサ
イズの文字でレイアウトしたグラフィックデータの対応
付け、異なる色の文字でレイアウトしたグラフィックデ
ータの対応付け、画面要素の色指定、及び各グラフィッ
クデータ要素に対する異なるサイズの文字データの対応
付けが行われるように構成されており、ＣＳＳ２ａには
デフォルトページ情報のデータが登録されている。
【００１７】本実施の形態において、クライアントから
ブラウズ要求が発せられると、ウェブサーバのデフォル
ト情報提供手段によって、インターネットを介して、ブ
ラウズ要求元のクライアントに、ＣＳＳ２ａで指定され
たデフォルトページ情報のデータが配信され、クライア
ントのディスプレイに、図１に示すようなデフォルトペ
ージ情報１０が表示される。このデフォルトページ情報
１０では、同図に示すように、画面要素１１ａとして
「デジタルマーケット」の文字列が、画面要素１１ｂと
して「新刊案内」の文字列が、画面要素１１ｃとして
「音楽情報」の文字列が、画面要素１１ｄとして「最新
ヒット曲Ｄｏｗｎｌｏａｄ」の文字列が、画面要素１１
ｅとして「コンサートチケット予約」の文字列が、それ
ぞれディスプレイの表示画面に互いに平行に配列され、
画面要素１１ａに並んでアイコン釦１２が表示画面に表
示されている。
ブラウズ要求が発せられると、ウェブサーバのデフォル
ト情報提供手段によって、インターネットを介して、ブ
ラウズ要求元のクライアントに、ＣＳＳ２ａで指定され
たデフォルトページ情報のデータが配信され、クライア
ントのディスプレイに、図１に示すようなデフォルトペ
ージ情報１０が表示される。このデフォルトページ情報
１０では、同図に示すように、画面要素１１ａとして
「デジタルマーケット」の文字列が、画面要素１１ｂと
して「新刊案内」の文字列が、画面要素１１ｃとして
「音楽情報」の文字列が、画面要素１１ｄとして「最新
ヒット曲Ｄｏｗｎｌｏａｄ」の文字列が、画面要素１１
ｅとして「コンサートチケット予約」の文字列が、それ
ぞれディスプレイの表示画面に互いに平行に配列され、
画面要素１１ａに並んでアイコン釦１２が表示画面に表
示されている。
【００１８】このようにクライアントのディスプレイに
表示されるデフォルトページ情報１０に基づいて行われ
るウェブページ情報の切換変更動作を、図４のフローチ
ャートに従って説明する。図４のフローチャートのステ
ップＳ１において、クライアントによって、ディスプレ
イに表示されたデフォルトページ情報１０のアイコン釦
１２がクリックされると、ステップＳ２に進んで、ウェ
ブサーバのＣＳＳデータ供給手段によって、クライアン
トのディスプレイに、図２に示すように、操作画面１３
が表示される。図２には操作画面１３として、フォント
のサイズと画面要素１１ｂ〜１１ｅに対する文字の地色
とのコントラストとの指定変更を行う画面が表示された
場合が示され、ステップＳ３において、クライアントに
より設定変更操作が行われると、ステップＳ４に進ん
で、図２の取り消しのアイコン釦がクリックされたか否
かが判定され、ステップＳ４で取り消しのアイコン釦が
クリックされていないと判定されると、ステップＳ５に
進んで、図２の決定のアイコン釦がクリックされたか否
かの判定が行われる。
表示されるデフォルトページ情報１０に基づいて行われ
るウェブページ情報の切換変更動作を、図４のフローチ
ャートに従って説明する。図４のフローチャートのステ
ップＳ１において、クライアントによって、ディスプレ
イに表示されたデフォルトページ情報１０のアイコン釦
１２がクリックされると、ステップＳ２に進んで、ウェ
ブサーバのＣＳＳデータ供給手段によって、クライアン
トのディスプレイに、図２に示すように、操作画面１３
が表示される。図２には操作画面１３として、フォント
のサイズと画面要素１１ｂ〜１１ｅに対する文字の地色
とのコントラストとの指定変更を行う画面が表示された
場合が示され、ステップＳ３において、クライアントに
より設定変更操作が行われると、ステップＳ４に進ん
で、図２の取り消しのアイコン釦がクリックされたか否
かが判定され、ステップＳ４で取り消しのアイコン釦が
クリックされていないと判定されると、ステップＳ５に
進んで、図２の決定のアイコン釦がクリックされたか否
かの判定が行われる。
【００１９】ステップＳ５で、決定のアイコン釦がクリ
ックされたと判定されると、ステップＳ６に進んで、情
報切換変更手段によって、デフォルトページ情報をテン
プレート（ｔｅｍｐｌａｔｅ：定型文書）として参照す
るＣＳＳファイルへ、選択設定された変更ページ情報の
データがコピーされ、次いで、ステップＳ７に進んで、
クライアントのディスプレイに、図３に示すような変更
ページ情報１６が表示される。なお、ステップＳ４で、
取り消しのアイコン釦がクリックされたと判定される
と、ステップＳ８に進んで設定画面が消去され、また、
ステップＳ５で、決定のアイコン釦がクリックされない
と判定されると、ステップＳ３に戻って同一の処理が繰
り返される。ステップＳ７で再表示される変更ページ情
報１６では、デフォルトページ情報１０の画面要素１１
ａ〜１１ｅが、画面要素１５ａ〜１５ｅにそれぞれ変更
され、アイコン釦１２もアイコン釦１８に変更され、さ
らに、画面要素１５ｂ〜１５ｅの地色に対するコントラ
ストが変更されており、クライアントの利用者は、各画
面要素とアイコン釦のフォントが大型化され、画面要素
１５ｂ〜１５ｅについては、地色とのコントラストも高
められた見易いウェブページ情報を閲覧することができ
る。
ックされたと判定されると、ステップＳ６に進んで、情
報切換変更手段によって、デフォルトページ情報をテン
プレート（ｔｅｍｐｌａｔｅ：定型文書）として参照す
るＣＳＳファイルへ、選択設定された変更ページ情報の
データがコピーされ、次いで、ステップＳ７に進んで、
クライアントのディスプレイに、図３に示すような変更
ページ情報１６が表示される。なお、ステップＳ４で、
取り消しのアイコン釦がクリックされたと判定される
と、ステップＳ８に進んで設定画面が消去され、また、
ステップＳ５で、決定のアイコン釦がクリックされない
と判定されると、ステップＳ３に戻って同一の処理が繰
り返される。ステップＳ７で再表示される変更ページ情
報１６では、デフォルトページ情報１０の画面要素１１
ａ〜１１ｅが、画面要素１５ａ〜１５ｅにそれぞれ変更
され、アイコン釦１２もアイコン釦１８に変更され、さ
らに、画面要素１５ｂ〜１５ｅの地色に対するコントラ
ストが変更されており、クライアントの利用者は、各画
面要素とアイコン釦のフォントが大型化され、画面要素
１５ｂ〜１５ｅについては、地色とのコントラストも高
められた見易いウェブページ情報を閲覧することができ
る。
【００２０】このようにして、本実施の形態によると、
利用者はクライアントのディスプレイに表示されるデフ
ォルトページ情報１０のアイコン釦１２をクリックし
て、表示される操作画面１３に対して、選択クリックを
行う簡単なヒューマン・インタフェースの操作によっ
て、利用者が見易い書式、文字サイズ、配色及びレイア
ウトの変更ページ情報１６を、クライアントのディスプ
レイに表示させて、常に最適な視覚条件下でウェブペー
ジ情報を閲覧することが可能になる。
利用者はクライアントのディスプレイに表示されるデフ
ォルトページ情報１０のアイコン釦１２をクリックし
て、表示される操作画面１３に対して、選択クリックを
行う簡単なヒューマン・インタフェースの操作によっ
て、利用者が見易い書式、文字サイズ、配色及びレイア
ウトの変更ページ情報１６を、クライアントのディスプ
レイに表示させて、常に最適な視覚条件下でウェブペー
ジ情報を閲覧することが可能になる。
【００２１】
【発明の効果】請求項１記載の発明によると、インター
ネットを介して、ＸＭＬを使用したマルチメディアコン
テンツからなるウェブページ情報がクライアントに提供
されるが、ウェブページ情報の提供に際しては、クライ
アントからのブラウズ要求により、先ず、デフォルト情
報提供手段によって、デフォルトページ情報が要求元の
クライアントに配信され、要求元のクライアントによっ
て、デフォルト情報に対して変更アイコン釦がクリック
されると、デフォルトページ情報に対応する複数のＣＳ
Ｓ、もしくは複数のＣＳＳと各ＣＳＳの指定に対応する
グラフィックデータとが、要求元のクライアントに配信
され、クライアントによって、ＣＳＳデータが選択指定
されると、デフォルトページ情報が、選択指定された表
示スタイルのマルチメディアコンテンツのページ情報に
切り換えられるので、クライアント側からのヒューマン
・インタフェースの簡単な操作によって、デフォルトペ
ージ情報に対して、書式、表示色、文字サイズ、レイア
ウトなどの表示スタイルを、利用者に最適の表示スタイ
ルに変更して、最適の閲覧条件でウェブページ情報を閲
覧することが可能になる。
ネットを介して、ＸＭＬを使用したマルチメディアコン
テンツからなるウェブページ情報がクライアントに提供
されるが、ウェブページ情報の提供に際しては、クライ
アントからのブラウズ要求により、先ず、デフォルト情
報提供手段によって、デフォルトページ情報が要求元の
クライアントに配信され、要求元のクライアントによっ
て、デフォルト情報に対して変更アイコン釦がクリック
されると、デフォルトページ情報に対応する複数のＣＳ
Ｓ、もしくは複数のＣＳＳと各ＣＳＳの指定に対応する
グラフィックデータとが、要求元のクライアントに配信
され、クライアントによって、ＣＳＳデータが選択指定
されると、デフォルトページ情報が、選択指定された表
示スタイルのマルチメディアコンテンツのページ情報に
切り換えられるので、クライアント側からのヒューマン
・インタフェースの簡単な操作によって、デフォルトペ
ージ情報に対して、書式、表示色、文字サイズ、レイア
ウトなどの表示スタイルを、利用者に最適の表示スタイ
ルに変更して、最適の閲覧条件でウェブページ情報を閲
覧することが可能になる。
【００２２】請求項２記載の発明によると、請求項１記
載の発明において、前記複数のＣＳＳには、各画面要素
を異なるサイズの文字でデザインしたグラフィックデー
タが、それぞれ指定されているので、クライアント側か
らのヒューマン・インタフェースの簡単な操作によっ
て、デフォルトページ情報を、見易い文字サイズでレイ
アウトされたウェブページ情報に変更し、例えば、細か
い文字の読取りが困難な利用者でも、常に最適の条件で
ウェブページ情報を閲覧することが可能になる。
載の発明において、前記複数のＣＳＳには、各画面要素
を異なるサイズの文字でデザインしたグラフィックデー
タが、それぞれ指定されているので、クライアント側か
らのヒューマン・インタフェースの簡単な操作によっ
て、デフォルトページ情報を、見易い文字サイズでレイ
アウトされたウェブページ情報に変更し、例えば、細か
い文字の読取りが困難な利用者でも、常に最適の条件で
ウェブページ情報を閲覧することが可能になる。
【００２３】請求項３記載の発明によると、請求項１記
載の発明において、前記複数のＣＳＳには、各画面要素
を異なる色の文字でデザインしたグラフィックデータ
が、それぞれ指定されているので、クライアント側から
のヒューマン・インタフェースの簡単な操作によって、
デフォルトページ情報を、利用者が希望する色の文字で
レイアウトされたウェブページ情報に変更して、例えば
色盲の利用者でも、常に最適の条件でウェブページ情報
を閲覧することが可能になる。
載の発明において、前記複数のＣＳＳには、各画面要素
を異なる色の文字でデザインしたグラフィックデータ
が、それぞれ指定されているので、クライアント側から
のヒューマン・インタフェースの簡単な操作によって、
デフォルトページ情報を、利用者が希望する色の文字で
レイアウトされたウェブページ情報に変更して、例えば
色盲の利用者でも、常に最適の条件でウェブページ情報
を閲覧することが可能になる。
【００２４】請求項４記載の発明によると、請求項１記
載の発明において、前記複数のＣＳＳには、各画面要素
を異なる色で指定する色データが、それぞれ指定されて
いるので、クライアント側からのヒューマン・インタフ
ェースの簡単な操作によって、デフォルトページ情報の
画面要素を、好みで見易い色表示に変更して、季節に応
じた背景色を表示させたり、色盲の利用者に見易い色組
合せにして、常に最適の条件でウェブページ情報を閲覧
することが可能になる。
載の発明において、前記複数のＣＳＳには、各画面要素
を異なる色で指定する色データが、それぞれ指定されて
いるので、クライアント側からのヒューマン・インタフ
ェースの簡単な操作によって、デフォルトページ情報の
画面要素を、好みで見易い色表示に変更して、季節に応
じた背景色を表示させたり、色盲の利用者に見易い色組
合せにして、常に最適の条件でウェブページ情報を閲覧
することが可能になる。
【図１】本発明の一実施の形態のウェブページ情報のデ
ィフォルト表示の表示画像を示す説明図である。
ィフォルト表示の表示画像を示す説明図である。
【図２】同実施の形態の表示設定操作画面の表示例を示
す説明図である。
す説明図である。
【図３】同実施の形態の変更後のウェブページ情報の表
示画像を示す説明図である。
示画像を示す説明図である。
【図４】同実施の形態の複数のＣＳＳを具備するＸＭＬ
コンテンツの構成を示す説明図である。
コンテンツの構成を示す説明図である。
【図５】同実施の形態のＣＳＳの変更動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
１・・ＸＭＬ文書、２ａ〜２ｄ・・ＣＳＳ、３ａ〜３ｄ
・・グラフィックスデータ、１０・・デフォルトページ
情報、１１ａ〜１１ｅ・・画面要素、１２、１８・・ア
イコン釦、１３・・操作画面、１５ａ〜１５ｅ・・画面
要素、１６・・変更ページ情報、１７・・ＸＭＬコンテ
ンツ。
・・グラフィックスデータ、１０・・デフォルトページ
情報、１１ａ〜１１ｅ・・画面要素、１２、１８・・ア
イコン釦、１３・・操作画面、１５ａ〜１５ｅ・・画面
要素、１６・・変更ページ情報、１７・・ＸＭＬコンテ
ンツ。
Claims (4)
- 【請求項１】 インターネットを介して、ＸＭＬを使用
したマルチメディアコンテンツからなるウェブページ情
報をクライアントに提供する情報提供システムであり、 クライアントからのブラウズ要求により、デフォルトペ
ージ情報を要求元のクライアントに提供するデフォルト
情報提供手段と、 前記要求元のクライアントによる前記デフォルト情報に
対する変更アイコン釦のクリックにより、前記デフォル
トページ情報に対応する複数のＣＳＳ、もしくは複数の
ＣＳＳと各ＣＳＳの指定に対応するグラフィックデータ
とを、前記要求元のクライアントに提供するＣＳＳデー
タ提供手段と、 クライアントの前記ＣＳＳデータの選択指定により、前
記デフォルトページ情報を、選択指定された表示スタイ
ルのマルチメディアコンテンツのページ情報に切り換え
る情報切換変更手段とを有することを特徴とする情報提
供システム。 - 【請求項２】 前記複数のＣＳＳには、各画面要素を異
なるサイズの文字でレイアウトしたグラフィックデータ
が、それぞれ指定されていることを特徴とする請求項１
記載の情報提供システム。 - 【請求項３】前記複数のＣＳＳには、各画面要素を異な
る色の文字でレイアウトしたグラフィックデータが、そ
れぞれ指定されていることを特徴とする請求項１記載の
情報提供システム。 - 【請求項４】 前記複数のＣＳＳには、各画面要素を異
なる色で指定する色データが、それぞれ指定されている
ことを特徴とする請求項１記載の情報提供システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32156799A JP2001142673A (ja) | 1999-11-11 | 1999-11-11 | 情報提供システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32156799A JP2001142673A (ja) | 1999-11-11 | 1999-11-11 | 情報提供システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001142673A true JP2001142673A (ja) | 2001-05-25 |
Family
ID=18134016
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32156799A Pending JP2001142673A (ja) | 1999-11-11 | 1999-11-11 | 情報提供システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001142673A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005070898A (ja) * | 2003-08-20 | 2005-03-17 | Toshiba Corp | 情報処理装置および表示制御方法 |
| JP2006235947A (ja) * | 2005-02-24 | 2006-09-07 | Fujitsu Ltd | ドキュメント送信プログラムおよびドキュメント送信システム |
| JP2008310824A (ja) * | 2008-08-07 | 2008-12-25 | Toshiba Corp | 情報処理装置 |
| JP2009134753A (ja) * | 2003-11-14 | 2009-06-18 | Hitachi Government & Public Corporation System Engineering Ltd | クライアント端末 |
| US7660604B2 (en) | 2002-08-30 | 2010-02-09 | Fujitsu Limited | Mobile terminal |
| JP2014191756A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Fujitsu Ltd | 表示変更プログラム、表示変更方法及び表示変更装置 |
| US9691334B2 (en) | 2012-11-07 | 2017-06-27 | International Business Machines Corporation | Device and method for reducing power consumption in display devices |
| JP2019036331A (ja) * | 2013-03-14 | 2019-03-07 | ウィックス．コム リミテッド． | ダイアログカスタマイズのためのシステムおよび方法 |
-
1999
- 1999-11-11 JP JP32156799A patent/JP2001142673A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7660604B2 (en) | 2002-08-30 | 2010-02-09 | Fujitsu Limited | Mobile terminal |
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| JP2020173841A (ja) * | 2013-03-14 | 2020-10-22 | ウィックス．コム リミテッド． | ダイアログカスタマイズのためのシステムおよび方法 |
| JP2019036331A (ja) * | 2013-03-14 | 2019-03-07 | ウィックス．コム リミテッド． | ダイアログカスタマイズのためのシステムおよび方法 |
| US10984185B2 (en) | 2013-03-14 | 2021-04-20 | Wix.Com Ltd. | System and method for dialog customization |
| JP7059323B2 (ja) | 2013-03-14 | 2022-04-25 | ウィックス．コム リミテッド． | ダイアログカスタマイズのためのシステムおよび方法 |
| US11361157B2 (en) | 2013-03-14 | 2022-06-14 | Wix.Com Ltd. | System and method for dialog customization |
| US11657220B2 (en) | 2013-03-14 | 2023-05-23 | Wix.Com Ltd. | System and method for dialog customization |
| JP2014191756A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Fujitsu Ltd | 表示変更プログラム、表示変更方法及び表示変更装置 |
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