JP2001142585A - 電源制御方法 - Google Patents

電源制御方法

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JP2001142585A
JP2001142585A JP32670699A JP32670699A JP2001142585A JP 2001142585 A JP2001142585 A JP 2001142585A JP 32670699 A JP32670699 A JP 32670699A JP 32670699 A JP32670699 A JP 32670699A JP 2001142585 A JP2001142585 A JP 2001142585A
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JP
Japan
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time
apo
power
power supply
function
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JP32670699A
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English (en)
Inventor
Toshiro Ozawa
利郎 小澤
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Nippon Avionics Co Ltd
Original Assignee
Nippon Avionics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 APO(自動電源停止:Auto Power Off)機
能の作動期間やそのAPO時間(不使用状態の所定継続
時間)を電子機器の状況に応じて制御することにより、
電源部の無駄な電力消費を抑制する電源制御方法を提供
する。 【解決手段】 キー操作等の外部からの起動トリガの発
生時間を一定時間記録する記録手段と、この記録された
起動トリガの発生時間を基に一定間隔の時間ごとの発生
頻度を解析する解析手段を有し、この解析結果である前
記起動トリガの発生頻度分布から予め決められた一定の
割合を占める頻度分布を算出し、その算出結果における
最大間隔時間に相当する時間が経過するまでは、自動電
源停止機能を無効とし、この時間経過後に前記自動電源
停止機能を有効とする構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源制御方法に係
り、特に電子機器の不使用状態を検出し、この不使用状
態が所定時間以上継続した場合に電源部の動作を停止さ
せる自動電源停止機能によって電源部の電力消費を制御
する電源制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、ワードプロセッサ(Word
Processor)やパーソナルコンピュータ(Personal Com
puter )、あるいはPDA(Personal Digital Assista
nt)等の電子機器においては、入力操作が予め定められ
た一定時間以上継続して行なわれなかった場合に、自動
的に機器の電源を切るオートパワーオフ(以下、AP
O:Auto Power Offと略す)機能を備え、このAPO機
能により電源部の電力消費を制御して、無駄な電力消費
を抑制する電源制御方法が採用されている。
【0003】さらに、このようなAPO機能を備えた電
子機器の中には、APO機能において電源部の動作を停
止させる条件となる非入力操作状態の所定継続時間(以
下、APO時間と略す)をユーザにより任意に設定可能
な構成とした電源制御方法を採用しているものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電源制御方法においては、以下に述べるよう
な問題点があった。すなわち、電子機器を使用する場
合、その入力操作間隔は、作業内容(例えば、文書作
成、図面作成、帳票作成など)や時間帯(例えば、就業
時間、休み時間など)に応じて様々に変化する。しか
し、従来のAPO機能においては、APO時間が固定化
されていたため、このような種々の入力操作間隔に十分
に対応することができず、例えば、文書作成にあたり関
連資料を考察しているうちに非入力操作状態がAPO時
間を越え、作業中であるにも係わらずAPO機能によっ
て電源がオフされてしまうといった問題点や、逆に、前
記問題点に対処するためにAPO時間が長めに設定され
ている場合などでは、APO機能によって電源をオフさ
せたい状況において、なかなか電源がオフされず、電源
部における無駄な電力消費を十分に抑制できていないと
いった問題点があった。
【0005】一方、ユーザによりAPO時間を任意に設
定可能な構成としたAPO機能の場合、最適なAPO時
間でAPO機能を動作させるためには、作業毎にその作
業内容に応じたAPO時間に設定変更しなければなら
ず、手間と時間を要し、使い勝手が悪いという問題点が
あった。
【0006】本発明の課題は、APO機能の作動期間や
そのAPO時間を電子機器の状況に応じて制御すること
により、電源部の無駄な電力消費を抑制する電源制御方
法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電源制御方法
は、電子機器の不使用状態を検出し、この不使用状態が
所定時間以上継続した場合に電源部の動作を停止させる
自動電源停止機能によって電源部の電力消費を制御する
電源制御方法において、前記電子機器への外部からの起
動トリガの発生時間を予め決められた一定時間記録する
記録手段と、この記録された起動トリガの発生時間を基
に予め決められた一定間隔の時間ごとの発生頻度を解析
する解析手段と、を有し、この解析結果である前記起動
トリガの発生頻度分布から、予め決められた一定の割合
を占める頻度分布を算出し、その算出結果における最大
間隔時間に相当する時間後に前記自動電源停止機能を動
作させることを特徴とするものである。
【0008】本発明によれば、キー操作等の外部からの
起動トリガの発生時間を一定時間記録する記録手段と、
この記録された起動トリガの発生時間を基に一定間隔の
時間ごとの発生頻度を解析する解析手段を有し、この解
析結果である前記起動トリガの発生頻度分布から予め決
められた一定の割合を占める頻度分布を算出し、その算
出結果における最大間隔時間に相当する時間が経過する
までは、自動電源停止機能を無効とし、この時間経過後
に前記自動電源停止機能を有効とする構成としているの
で、作業中であるにもかかわらず前記自動電源停止機能
によって電源がオフされてしまうといった問題点の大部
分を解消して使い勝手がよい作業環境を提供し、また、
一定時間経過後は前記自動電源停止機能を作動させるの
で電池の無駄な電力消費を防ぎ、電子機器の使用可能時
間を延長することが可能となるので、電子機器の使い勝
手と信頼性を向上させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明について、図を用いて
詳しく説明する。図1は、本発明の電源制御方法を適用
した実施の形態であるコンピュータシステムのブロック
図である。まず、構成を説明する。
【0010】図1において、コンピュータシステム1
は、入力部11、RAM12、電源部13、CPU1
4、表示部15、記憶装置16及び記憶媒体制御部17
により構成されており、各部はバス19によって接続さ
れている。
【0011】入力部11は、電源キー、ファンクション
キー、数値キー、文字キー及び他キーを有し、ユーザー
による各キー入力操作に応じた起動トリガとなる各種操
作信号をCPU14に出力する。RAM(Random Acces
s Memory)12は、CPU14により各種制御処理が実
行される際に、処理される各種データを一時的に格納す
るメモリエリアを形成する。
【0012】電源部13は、CPU14によって駆動制
御され、一次電池、或いは二次電池からなる電池13a
の起電力に基づいて、このコンピュータシステム1の各
部を駆動する駆動電力を生成し、生成した駆動電力をこ
のコンピュータシステム1各部に供給する。具体的に
は、電源部13は、CPU14から供給開始信号が入力
された場合に、駆動電力の生成及びこの駆動電力のコン
ピュータシステム1各部への供給を開始して、また、C
PU14から供給終了信号が入力された場合に、駆動電
力の生成及び前記駆動電力のコンピュータシステム1各
部への供給を停止する。
【0013】CPU(Central Processing Unit )14
は、APOタイマ14a及びAPO無効タイマ14bを
備え、記憶装置16、記憶媒体18等に格納される各種
制御プログラムやアプリケーションプログラムなどに従
ってコンピュータシステム1の各部を制御する中央演算
装置である。
【0014】具体的には、CPU14は、入力部11の
電源キーがオン操作された場合に電源部13に供給開始
信号を出力し、駆動電力の生成及びこの駆動電力のコン
ピュータシステム1各部への供給を開始させて、このコ
ンピュータシステム1を稼動させる。また、CPU14
は、入力部11の電源キーがオフ操作されて電源を切る
旨が指示された場合、或いは、後述する自動電源停止処
理において、非入力操作状態がAPO時間を越えた場合
に電源部13に供給終了信号を出力し、駆動電力の生成
及びこの駆動電力のコンピュータシステム1各部への供
給を終了させて、このコンピュータシステム1を停止さ
せる。
【0015】APOタイマ14aは、後述する自動電源
停止処理において、非入力操作状態の継続時間を計測す
るタイマである。APO無効タイマ14bは、後述する
自動電源停止処理において、このコンピュータシステム
1の稼動後、一定時間の間、APO機能を無効とする無
効時間を計測するタイマである。
【0016】表示部15は、CRT(Cathode Ray Tub
e)や液晶ディスプレイ等により構成されており、CP
U14から入力される表示データを表示する。記憶装置
16は、各種制御プログラムやアプリケーションプログ
ラム、或いは、各種データ等が記憶される記憶媒体を有
しており、この記憶媒体は磁気的、光学的記録媒体、若
しくは半導体メモリで構成されている。
【0017】なお、前記記憶媒体は記憶装置16に固定
的に設けられたものであってもよいし、或いは、記憶装
置16に着脱自在に装着するものであってもよい。ま
た、前記記憶媒体に記憶されるプログラム、データ等
は、通信回線等を介して接続された他の機器から受信し
て記憶する構成としてもよく、更には、通信回線等を介
して接続された他の機器側に前記記憶媒体を備えた記憶
装置16を設け、この記憶媒体に記憶されているプログ
ラム、データ等を通信回線を介して使用する構成として
もよい。
【0018】記憶媒体制御部17は、CPU14によっ
て制御され、図中に示す記憶媒体18(例えば、フロッ
ピーディスクなど)を駆動制御する。この記憶媒体制御
部17では、CPU14から書き込み指示が入力された
場合に、指定されたデータを記憶媒体18の指定された
記憶領域に書き込み、また、読み出し指示が入力された
場合に、指定されたデータを記憶媒体18から読み出し
て、RAM12や記憶装置16内の指定された記憶領域
に転送する。
【0019】なお、本実施の形態において、コンピュー
タシステム1の稼動後、一定期間の間、APO機能を無
効とする無効時間と、APO機能において電源部13の
動作を停止させる条件となる非入力操作状態の所定継続
時間であるAPO時間は、固定値(ユーザーにより設定
変更不可能なもの)であってもよいし、或いは、ユーザ
ーにより設定変更可能なものであってもよい。無効時間
及びAPO時間をユーザーにより設定変更可能なものと
する場合、CPU14において実行される環境設定処理
(図示省略)で、両者の値を任意に設定変更可能な構成
とすればよい。
【0020】次に、本実施の形態のCPU14において
実行される自動電源停止動作について、その動作を図2
に示すフローチャートに基づいて説明する。CPU14
では、入力部11の電源キーがオン操作されて、コンピ
ュータシステム1が稼動すると、記憶装置16に格納さ
れている自動電源停止処理に関するプログラムを読み出
し、その処理を開始する。
【0021】まず、CPU14は、APO機能を無効に
設定する(ステップ101)。これは後述するAPO時
間算出のためである。なお、この時間はAPO無効タイ
マ14bにより計測される。この後CPU14は一定時
間(この実施の形態では1時間)キー入力等の起動トリ
ガの発生をRAM12の起動トリガ発生記録エリアに記
録する(ステップ102)。次に、一定時間経過後、前
記記録エリアから起動トリガの発生状況を読み出し(ス
テップ103)、一定時間間隔(この実施の形態では5
分間)ごとに前記起動トリガの発生頻度を集計し(ステ
ップ104)、起動トリガ発生頻度分布を作成する(ス
テップ105)。
【0022】次に、この頻度分布の一定の割合(この実
施の形態では90%)を占める部分を算出し(ステップ
106)、その時の最大時間間隔をAPO時間として決
定し(ステップ107)、その後APO機能設定を有効
にする(ステップ108)。このようにして、APO時
間を決定する。このAPO時間決定プログラムは、本実
施の形態のように電源をオンするたびに動作させてもよ
いし、電源投入時間中随時適宜な時間間隔で行うことも
可能である。
【0023】以上説明したように、本実施の形態におけ
るコンピュータシステム1によれば、キー入力等の起動
トリガの発生頻度分布の90%を占める時間APO機能
は動作しないので、作業中にもかかわらずAPO機能に
よって電源がオフされてしまうといった問題点の発生頻
度を極端に少なくできる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、以上説明したように、
電源オン時APO機能を無効にし、一定時間キー入力等
の起動トリガの発生を記録し、この記録をもとに一定時
間ごとにこの起動トリガの発生頻度を集計し、起動トリ
ガ発生頻度分布を作成して、この頻度分布の一定の割合
を占める部分を算出し、その時の最大時間間隔をAPO
時間として決定し、その後APO機能設定を有効にする
ようにしたので、作業時間中にもかかわらずAPO機能
によって電源がオフされてしまうといった問題点の大部
分を解消でき、電子機器の使い勝手を向上させることが
できる、、また、APO時間経過後はAPO機能を作動
させるので電池の無駄な電力消費を防ぎ、電子機器の使
用可能時間を延長することが可能となるので、電子機器
の使い勝手と信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電源制御方法を適用した実施の形態で
あるコンピュータシステムのブロック図である。
【図2】本実施の形態のCPU14において実行される
自動電源停止動作について、その動作を説明するフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 コンピュータシステム 11 入力部 12 RAM 13 電源部 14 CPU 15 表示部 16 記憶装置 17 記憶媒体制御部 18 記憶媒体 19 バス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器の不使用状態を検出し、この不
    使用状態が所定時間以上継続した場合に電源部の動作を
    停止させる自動電源停止機能によって電源部の電力消費
    を制御する電源制御方法において、 前記電子機器への外部からの起動トリガの発生時間を予
    め決められた一定時間記録する記録手段と、 この記録された起動トリガの発生時間を基に、予め決め
    られた一定間隔の時間ごとの発生頻度を解析する解析手
    段と、を有し、この解析結果である前記起動トリガの発
    生頻度分布から、予め決められた一定の割合を占める頻
    度分布を算出し、その算出結果における最大間隔時間に
    相当する時間後に前記自動電源停止機能を動作させるこ
    とを特徴とする電源制御方法。
JP32670699A 1999-11-17 1999-11-17 電源制御方法 Pending JP2001142585A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009003793A (ja) * 2007-06-22 2009-01-08 Casio Comput Co Ltd 端末装置及びプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009003793A (ja) * 2007-06-22 2009-01-08 Casio Comput Co Ltd 端末装置及びプログラム

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