JP2001141396A - 飛しょう体の翼展開装置 - Google Patents

飛しょう体の翼展開装置

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JP2001141396A
JP2001141396A JP32115099A JP32115099A JP2001141396A JP 2001141396 A JP2001141396 A JP 2001141396A JP 32115099 A JP32115099 A JP 32115099A JP 32115099 A JP32115099 A JP 32115099A JP 2001141396 A JP2001141396 A JP 2001141396A
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wing
deploying
rod
flying object
brake
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Shuji Yamaguchi
修司 山口
Riyuuji Tsukidate
隆二 月舘
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 航空機に搭載されて発射される飛しょう体の
翼展開装置において、発車直後の進行方向への速度の大
きい時点で展開翼が展開することによる空気抵抗力の増
大を抑制し、飛しょう距離を延伸する。 【解決手段】 航空機に搭載されて発射される飛しょう
体の翼展開装置において、翼を展開させる動力を供給す
るばねと、前記ばねから前記翼に動力を伝達するロッド
と、摩擦力により前記ロッドの動作を制限するブレーキ
と、前記ブレーキを駆動するアクチュエータと、前記ア
クチュエータを駆動する電力を供給する発電機と、前記
発電機の回転子に直結または連結し飛しょう中の外気の
空気抵抗力をうけて回転する風車とを備えたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、航空機に搭載さ
れて発射される飛しょう体において、発射前には収納の
ために折り畳まれている翼を発射後に展開する、飛しょ
う体の翼展開装置に関するものであり、特に、飛しょう
する際の揚力を増加させる翼展開装置を提案するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】この種の飛しょう体の翼展開装置とし
て、図4および図5に示されるようなものが提案されて
いる。図4は航空機に搭載されて空中で発射される飛し
ょう体の翼展開装置のシーケンスについての概要図であ
る。図4において、1は航空機、2は飛しょう体、3は
飛しょう体2に設けられた展開翼である。また(a)、
(b)、(c)は飛しょう体が発射される時の各翼の展
開状態について時系列で示している。
【0003】航空機1に搭載された飛しょう体2は、搭
載数を増やすために展開翼3を収納した状態で搭載され
ている(図4(a))。飛しょう体2が航空機1から発
射されて航空機1から飛しょう体2が離れると、展開翼
3は飛しょう体2への取付け部を中心に回転して開き
(図4(b))、飛しょう体2は機体の運動を制御しな
がら飛行する(図4(c))。
【0004】図5は従来の飛しょう体の翼展開装置につ
いて機体上方から見た概要図とその動作状態を示すもの
である。図5において、2は飛しょう体、3は飛しょう
体2に設けられた展開翼、4は展開翼を展開させる翼展
開装置、5は翼展開装置4に設けられた展開翼3を展開
させる動力を供給するばね、6は翼展開装置4に設けら
れたばね5から展開翼3に動力を伝達するロッドであ
る。また(a)は展開前、(b)は展開後の状態を示し
ている。
【0005】飛しょう体2が発射されると、翼展開装置
4に設けられたばね5が作動し、ロッド6を介して展開
翼3を押す。展開翼3は飛しょう体への取付け部を中心
に回転可能に取り付けられており、取付け部を中心に回
転して所定の位置まで展開する。展開した展開翼3は周
囲の空気の流れを受けて揚力を発生するため、飛しょう
体2の落下速度の増加は緩やかになり、滞空時間が伸び
ることとなる。したがって、展開翼3を備えた飛しょう
体2の飛しょう距離は、展開翼3が設けられていない飛
しょう体2の飛しょう距離よりも長くなる。
【0006】しかしながら、展開翼3は揚力とともに空
気抵抗力を生じる。展開翼3のうける空気抵抗力は飛し
ょう体2の速度の2乗に比例して大きくなるため、発射
直後に展開する従来の展開装置を用いた場合、飛しょう
体2の進行方向への速度の大きい時点で翼が展開するこ
ととなり、展開翼3の発生させる空気抵抗力も大きくな
る。展開翼3の発生する揚力によって滞空時間が増加し
ても、飛しょう体2の進行方向の速度は急激に減少して
しまうために飛しょう距離が伸びないことがあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の飛しょう体2は
所定の目標に向かって飛しょうする際、収納されていた
展開翼3を展開し、展開翼3により生じる揚力により落
下速度を減少させ、滞空時間を延長することにより飛し
ょう距離を延伸している。しかし、航空機1からの発射
直後に展開翼3を展開させる展開装置4を用いた場合、
飛しょう体2の進行方向への速度の大きい時点で展開翼
3が展開してしまうので、展開翼3の生じる空気抵抗力
も大きくなり、飛しょう体2の進行方向の速度が急激に
減少してしまうために発生する揚力による飛しょう距離
の延伸効果を打ち消してしまう。その結果、飛しょう体
2の飛しょう距離が不足し、所定の目標まで到達するこ
とが出来なくなるという問題があった。
【0008】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたものであり、進行方向の速度が高く、落下速
度の小さい飛しょう体2の発射直後には展開翼3の展開
を抑制し、進行方向の速度が低くなった時点で展開翼3
を展開することで、高速で飛しょうする際にうける空気
抵抗力の軽減と、展開翼3の揚力による滞空時間の延長
とを両立させ、飛しょう体2の飛しょう距離の飛躍的な
延伸を実現させる飛しょう体の翼展開装置を提案するも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明による飛しょ
う体の翼展開装置は、航空機に搭載されて発射される飛
しょう体に設けられ、発射前には収納されている翼を航
空機から発射された後に展開する翼展開装置において、
前記翼を展開させる前記動力を供給するばねと、前記ば
ねから前記翼に動力を伝達するロッドと、摩擦力により
前記ロッドの動作を制限するブレーキと、前記ブレーキ
を駆動するアクチュエータと、前記アクチュエータを駆
動する電力を供給する発電機と、前記発電機の回転子に
直結または連結し飛しょう中の外気の空気抵抗力をうけ
て回転する風車とを備えたものである。
【0010】第2の発明による飛しょう体の翼展開装置
は、航空機に搭載されて発射される飛しょう体に設けら
れ、発射前には収納されている翼を航空機から発射され
た後に展開する翼展開装置において、前記翼を展開させ
る前記動力を供給するばねと、前記ばねから前記翼に動
力を伝達するロッドと、摩擦力により前記ロッドの動作
を制限するブレーキと、前記ブレーキを駆動する油圧機
構と、前記油圧機構のピストンに直結または連結し飛し
ょう中の外気の空気抵抗力をうけて前記油圧機構を動作
させる抵抗板とを備えたものである。
【0011】第3の発明による飛しょう体の翼展開装置
は、航空機に搭載されて発射される飛しょう体に設けら
れ、発射前には収納されている翼を航空機から発射され
た後に展開する翼展開装置において、前記翼を展開させ
る前記動力を供給するばねと、前記ばねから前記翼に動
力を伝達するロッドと、摩擦力により前記ロッドの動作
を制限するブレーキと、前記ブレーキを駆動する高圧の
気体の封入されたシリンダーと、前記シリンダーに設け
られ、予め前記シリンダー内の気体を開放する方向に回
転力を与えられた弁と、前記弁に直結または連結し飛し
ょう中の外気の空気抵抗を受けることにより前記弁の有
する回転力に抗して前記弁が閉じた状態を保持する抵抗
板とを備えたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1を示す構成図である。図1において、2は
飛しょう体、3は飛しょう体2に設けられた展開翼、4
は展開翼3を展開させる翼展開装置、5は前記翼展開装
置4に設けられた展開翼3を展開させる動力を供給する
ばね、6は前記翼展開装置4に設けられたばね5から展
開翼3に動力を伝達するロッド、7は前記翼展開装置4
に設けられた摩擦力により前記ロッド6の動作を制限す
るブレーキ、8は前記翼展開装置4に設けられた前記ブ
レーキ7を駆動するアクチュエータ、9は前記翼展開装
置4に設けられた前記アクチュエータ8を駆動する電力
を供給する発電機、10は前記翼展開装置4に設けられ
た前記発電機9の回転子に直結し飛しょう中の外気の空
気抵抗力をうけて回転する風車である。また(a)は展
開前、(b)は展開後の状態を示している。
【0013】航空機1に搭載された飛しょう体2は、搭
載数を増やすために展開翼3を収納した状態で搭載され
ている。飛しょう体2が航空機1から発射されて航空機
1から飛しょう体2が離れると、飛しょう体2に設けら
れた風車10が外気の空気抵抗力を受けて回転を開始
し、直結している発電機9の回転子を回転させ、発電機
9が発電を開始する。発電機9で発電された電力はアク
チュエータ8に供給され、アクチュエータ8はブレーキ
7をロッド6に押しつける。ブレーキ7がロッド6に押
しつけられると、ブレーキ7とロッド6の摩擦力が増加
し、その結果、ロッド6の動作が制限される。
【0014】その一方で、飛しょう体2が発射される
と、翼展開装置4のばね5が作動しロッド6を介して展
開翼3を押す。展開翼3は飛しょう体2への取付け部を
中心に回転可能に取り付けられており、取付け部を中心
に回転して展開することができるが、ブレーキ7が動作
しているためにロッド6は動作が制限され、展開翼3は
展開しない。そのため、発射直後で進行方向の速度が高
い飛しょう体2のうける空気抵抗力は少ない。
【0015】飛しょう体2が飛しょうを続けると、空気
抵抗力をうけ徐々に減速してゆく。減速することにより
風車9の受ける外気の空気抵抗力も減ってゆき、風車9
の回転数も減少し、直結している発電機8の回転子の回
転数が減少するため、発電機8の発電する電力も徐々に
減少してゆく。ブレーキ7を駆動するアクチュエータ8
に供給される電力が減少し、ブレーキ7とロッド6との
摩擦力が減少するため、ロッド6は徐々に動作を始め、
ばね5の動力が展開翼3に伝達される。したがって展開
翼3は取付け部を中心に回転して所定の位置まで展開
し、展開翼3は空力的な揚力を発生させる。
【0016】以上のように、飛しょう体2の進行方向の
速度の低下に伴って展開翼3を展開させる翼展開装置4
を用いることにより、進行方向の速度が高く、落下速度
の小さい飛しょう体2の発射直後には展開翼3の展開を
抑制し、進行方向の速度が低くなった時点で展開翼3を
展開することで、高速で飛しょうする際にうける空気抵
抗力の軽減と、展開翼3の揚力による滞空時間の延長と
を両立させることができ、より飛しょう距離の長い飛し
ょう体2を得ることができる。
【0017】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2を示す構成図である。図2において、2は飛しょう
体、3は飛しょう体2に設けられた展開翼、4は展開翼
3を展開させる翼展開装置、5は前記翼展開装置4に設
けられた展開翼3を展開させる動力を供給するばね、6
は前記翼展開装置4に設けられたばね5から展開翼3に
動力を伝達するロッド、7は前記翼展開装置4に設けら
れた摩擦力により前記ロッド6の動作を制限するブレー
キ、11は前記翼展開装置4に設けられた前記ブレーキ
7を駆動する油圧機構、12は前記油圧機構11のピス
トン、13は前記翼展開装置4に設けられた前記ピスト
ン12に直結し飛しょう中の外気の空気抵抗力をうける
抵抗板である。また(a)は展開前、(b)は展開後の
状態を示している。
【0018】航空機1に搭載された飛しょう体2は、搭
載数を増やすために展開翼3を収納した状態で搭載され
ている。飛しょう体2が航空機1から発射されて航空機
1から飛しょう体2が離れると、飛しょう体2に設けら
れた抵抗板13が外気の空気抵抗力を受けてピストン1
2を押す。ピストン12を押す力は油圧機構11により
増幅され、ブレーキ7をロッド6に押しつける。ブレー
キ7がロッド6に押しつけられると、ブレーキ7とロッ
ド6の摩擦力が増加し、その結果、ロッド6の動作が制
限される。
【0019】その一方で、飛しょう体2が発射される
と、翼展開装置4のばね5が作動しロッド6を介して展
開翼3を押す。展開翼3は飛しょう体2への取付け部を
中心に回転可能に取り付けられており、取付け部を中心
に回転して展開することができるが、ブレーキ7が動作
しているためにロッド6は動作が制限され、展開翼3は
展開しない。そのため、発射直後で進行方向の速度が高
い飛しょう体2のうける空気抵抗力は少ない。
【0020】飛しょう体2が飛しょうを続けると、空気
抵抗力をうけ徐々に減速してゆく。減速することにより
抵抗板13の受ける外気の空気抵抗力も減ってゆき、ピ
ストン12を押す力も減少するため、油圧機構11によ
り増幅されるブレーキ7をロッド6に押しつける力も減
少する。その結果ブレーキ7とロッド6との摩擦力が減
少するため、ロッド6は徐々に動作を始め、ばね5の動
力が展開翼3に伝達される。したがって展開翼3は取付
け部を中心に回転して所定の位置まで展開し、展開翼3
は空力的な揚力を発生させる。
【0021】以上のように、飛しょう体2の進行方向の
速度の低下に伴って展開翼3を展開させる翼展開装置4
を用いることにより、進行方向の速度が高く、落下速度
の小さい飛しょう体2の発射直後には展開翼3の展開を
抑制し、進行方向の速度が低くなった時点で展開翼3を
展開することで、高速で飛しょうする際にうける空気抵
抗力の軽減と、展開翼3の揚力による滞空時間の延長と
を両立させることができ、より飛しょう距離の長い飛し
ょう体2を得ることができる。
【0022】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3を示す構成図である。図において、2は飛しょう
体、3は飛しょう体2に設けられた展開翼、4は展開翼
4を展開させる翼展開装置、5は前記翼展開装置4に設
けられ、展開翼3を展開させる動力を供給するばね、6
は前記翼展開装置4に設けられ、ばね5から展開翼3に
動力を伝達するロッド、7は前記翼展開装置4に設けら
れ、摩擦力により前記ロッド6の動作を制限するブレー
キ、14は前記翼展開装置4に設けられ、前記ブレーキ
7を駆動する気体シリンダー、15は前記シリンダーに
高圧で封入された気体、16は前記翼展開装置4に設け
られ、シリンダー14内の気体を放出する排気口、17
は前記翼展開装置4に設けられ、前記シリンダー14と
排気口16の間に設けられた弁、18は前記翼展開装置
4に設けられ、飛しょう中の外気の空気抵抗を受ける前
記弁17と直結させた抵抗板、19は前記抵抗板18の
回転軸に設けられた第2のばねである。また(a)は展
開前、(b)は展開後の状態を示している。
【0023】航空機1に搭載された飛しょう体2は、搭
載数を増やすために展開翼3を収納した状態で搭載され
ている。飛しょう体2が航空機1から発射されて航空機
1から飛しょう体2が離れると、飛しょう体2に設けら
れた抵抗板18は回転軸に設けられた第2のばね19の
力を受けて回転しようとするが、外気の空気抵抗力を受
けるため回転しないまま保持される。回転しない抵抗板
18に直結されている弁17は、閉じた状態を保持し、
シリンダー14と排気口16の間は導通しないため、シ
リンダー14に封入された気体15が放出されることな
く、シリンダー14内は高圧に保たれる。シリンダー1
4内に封入された気体15は、その気圧によりブレーキ
7をロッド6に押しつける。ブレーキ7がロッド6に押
しつけられると、ブレーキ7とロッド6の摩擦力が増加
し、その結果、ロッド6の動作が制限される。
【0024】その一方で、飛しょう体2が発射される
と、翼展開装置4のばね5が作動しロッド6を介して展
開翼3を押す。展開翼3は飛しょう体2への取付け部を
中心に回転可能に取り付けられており、取付け部を中心
に回転して展開することができるが、ブレーキ7が動作
しているためにロッド6は動作が制限され、展開翼3は
展開しない。そのため、発射直後で進行方向の速度が高
い飛しょう体2のうける空気抵抗力は少ない。
【0025】飛しょう体2が飛しょうを続けると、空気
抵抗力をうけ徐々に減速してゆく。減速することにより
抵抗板18の受ける外気の空気抵抗力も減ってゆくた
め、抵抗板18は回転軸に設けられた第2のばね19の
力を受けて徐々に回転する。回転する抵抗板18に直結
された弁17は抵抗板18の回転角に応じて開いてゆ
き、シリンダー14と排気口16の間は導通し、シリン
ダー14内に封入された気体15は排気口16より徐々
に放出される。気体15の放出に伴って、シリンダー1
4内の気圧は徐々に低下し、ブレーキ7をロッド6に押
しつける力も減少してゆく。その結果ブレーキ7とロッ
ド6との摩擦力が減少するため、ロッド5は徐々に動作
を始め、ばね4の動力が展開翼3に伝達される。したが
って展開翼3は取付け部を中心に回転して所定の位置ま
で展開し、展開翼3は空力的な揚力を発生させる。
【0026】以上のように、飛しょう体2の進行方向の
速度の低下に伴って展開翼3を展開させる翼展開装置4
を用いることにより、進行方向の速度が高く、落下速度
の小さい飛しょう体2の発射直後には展開翼3の展開を
抑制し、進行方向の速度が低くなった時点で展開翼3を
展開することで、高速で飛しょうする際にうける空気抵
抗力の軽減と、展開翼3の揚力による滞空時間の延長と
を両立させることができ、より飛しょう距離の長い飛し
ょう体2を得ることができる。
【0027】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているため、以下に記載されるような効果を奏する。
【0028】第1から3の発明によれば、航空機に搭載
されて発射される飛しょう体に設けられ、発射前には収
納されている翼を航空機から発射された後に展開する翼
展開装置において、飛しょう体が高速で飛しょうする際
の空力的な抵抗を軽減するとともに、低速で飛しょうす
る際の揚力を増加させることができる。その結果、飛し
ょう距離のより長い飛しょう体を得ることができるた
め、より遠距離から飛しょう体を発射して所定の目標へ
到達させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態2の構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態3の構成図である。
【図4】 従来の翼展開装置のシーケンスの概要図であ
る。
【図5】 従来の翼展開装置の概要図である。
【符号の説明】
1 航空機、2 飛しょう体、3 展開翼、4 翼展開
装置、5 ばね、6ロッド、7 ブレーキ、8 アクチ
ュエータ、9 発電機、10 風車、11油圧機構、1
2 ピストン、13 抵抗板、14 シリンダー、15
気体、16 排気口、17 弁、18 抵抗板、19
第2のばね。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 航空機に搭載されて発射される飛しょう
    体に設けられ、発射前には収納されている翼を航空機か
    ら発射された後に展開する翼展開装置において、前記翼
    を展開させる動力を供給するばねと、前記ばねから前記
    翼に前記動力を伝達するロッドと、摩擦力により前記ロ
    ッドの動作を制限するブレーキと、前記ブレーキを駆動
    するアクチュエータと、前記アクチュエータを駆動する
    電力を供給する発電機と、前記発電機の回転子に直結ま
    たは連結し飛しょう中の外気の空気抵抗力をうけて回転
    する風車とを備えたことを特徴とする翼展開装置。
  2. 【請求項2】 航空機に搭載されて発射される飛しょう
    体に設けられ、発射前には収納されている翼を航空機か
    ら発射された後に展開する翼展開装置において、前記翼
    を展開させる動力を供給するばねと、前記ばねから前記
    翼に前記動力を伝達するロッドと、摩擦力により前記ロ
    ッドの動作を制限するブレーキと、前記ブレーキを駆動
    する油圧機構と、前記油圧機構のピストンに直結または
    連結し飛しょう中の外気の空気抵抗力をうけて前記油圧
    機構を動作させる抵抗板とを備えたことを特徴とする翼
    展開装置。
  3. 【請求項3】 航空機に搭載されて発射される飛しょう
    体に設けられ、発射前には収納されている翼を航空機か
    ら発射された後に展開する翼展開装置において、前記翼
    を展開させる動力を供給するばねと、前記ばねから前記
    翼に前記動力を伝達するロッドと、摩擦力により前記ロ
    ッドの動作を制限するブレーキと、前記ブレーキを駆動
    する高圧の気体の封入されたシリンダーと、前記シリン
    ダーに設けられ、予め前記シリンダ内の気体を開放する
    方向に回転力を与えられた弁と、前記弁に直結または連
    結し飛しょう中の外気の空気抵抗を受けることにより前
    記弁の有する回転力に抗して前記弁が閉じた状態を保持
    する抵抗板とを備えたことを特徴とする翼展開装置。
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Cited By (7)

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