JP2001141099A - 電磁弁装置 - Google Patents

電磁弁装置

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JP2001141099A
JP2001141099A JP32668199A JP32668199A JP2001141099A JP 2001141099 A JP2001141099 A JP 2001141099A JP 32668199 A JP32668199 A JP 32668199A JP 32668199 A JP32668199 A JP 32668199A JP 2001141099 A JP2001141099 A JP 2001141099A
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JP
Japan
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solenoid
terminals
coupler
portions
mounting block
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JP32668199A
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English (en)
Inventor
Akira Nagasaki
明 長崎
Hideki Sasaki
英喜 佐々木
Shigeto Ryuen
繁人 竜円
Masayuki Shibata
将行 柴田
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Keihin Corp
Original Assignee
Keihin Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の電磁弁のソレノイド部に連なる接続端子
が共通のカプラ内に配置される電磁弁装置において、各
ソレノイド部とカプラ内の各接続端子との接続および接
続解除を極めて容易に行ない得るようにし、誤結線が生
じることがないようにする。 【解決手段】複数のソレノイド部19B,19Cのうち
少なくとも1つのソレノイド部19B,19Cの外周面
に接触して当該ソレノイド部19B,19Cの軸線と平
行に延びるガイド部51C,51Dおよびカプラ27を
一体に備えるカプラ組立体28が、各ソレノイド部19
B,19Cを取付けブロック16との間に介在させて、
ソレノイド部19Bもしくは取付けブロック16に着脱
可能に取付けられ、複数の第1端子48がカプラ組立体
28に配設され、それらの第1端子48に個別に対応し
て各ソレノイド部19B,19Cの後端に配設される第
2端子50が第1端子48にそれぞれ嵌合接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固定の取付けブロ
ックに先端部を嵌合せしめる弁部と、該弁部の後端部に
先端部が連設されるソレノイド部とで構成される複数の
電磁弁が前記取付けブロックに固定され、各電磁弁のソ
レノイド部にそれぞれ連なる接続端子が共通のカプラ内
に配置される電磁弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる電磁弁装置は、たとえば特
開昭63−180550号公報等で既に知られており、
各電磁弁を覆って取付けブロックに取り付けられる合成
樹脂製のカバーにカプラが一体に形成され、カプラ内に
配置されてカバーに一部が埋設される複数の接続端子
と、各電磁弁のソレノイド部とがリード線を介してそれ
ぞれ接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ような電磁弁装置では、電磁弁装置の組付時に、各リー
ド線の半田付け等による結線作業を行なわねばならず、
組付性が劣るとともに組付工数が増大することになり、
しかもリード線の誤結線が生じる可能性がある。またリ
ード線による接続を行なってからカバーで各電磁弁を覆
うので、リード線は接続に必要な長さ以上の余分な長さ
が必要となり、カバーの取付けブロックへの取付け時に
リード線の余分な部分がカバーおよび取付けブロック間
にかみ込まないように注意を払う必要があり、組付作業
が煩雑となる。さらに電磁弁の交換等のメンテナンス時
には、リード線の結線を解除する作業が必要であり、メ
ンテナンス作業も煩雑となる。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、各電磁弁のソレノイド部と、カプラ内の各接
続端子との接続および接続解除を極めて容易に行ない得
るようにし、しかも誤結線が生じることがないようにし
た電磁弁装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、固定の取付けブロックに先
端部を嵌合せしめる弁部と、該弁部の後端部に先端部が
連設されるソレノイド部とで構成される複数の電磁弁が
前記取付けブロックに固定され、各電磁弁のソレノイド
部にそれぞれ連なる接続端子が共通のカプラ内に配置さ
れる電磁弁装置において、前記複数のソレノイド部のう
ち少なくとも1つのソレノイド部の外周面に接触して当
該ソレノイド部の軸線と平行に延びるガイド部および前
記カプラを一体に備えるカプラ組立体が、前記各ソレノ
イド部を前記取付けブロックとの間に介在させて、前記
ソレノイド部もしくは前記取付けブロックに着脱可能に
取付けられ、前記各接続端子に連なる複数の第1端子が
前記カプラ組立体に配設され、それらの第1端子に個別
に対応して前記各ソレノイド部の後端に配設される第2
端子が前記第1端子にそれぞれ嵌合接続されることを特
徴とする。
【0006】このような請求項1記載の発明の構成によ
れば、カプラ組立体をソレノイド部もしくは取付けブロ
ックに取付けるだけで、カプラ内の各接続端子に連なる
複数の第1端子を各電磁弁のソレノイド部に個別に接続
することが可能であり、組付時にリード線の結線作業を
行なう必要がなく、また各電磁弁の交換等のメンテナン
スを行なう際にはカプラ組立体をソレノイド部もしくは
取付けブロックから取外すせばよく、リード線の結線解
除作業を行なう必要がない。したがって各電磁弁のソレ
ノイド部と、カプラ内の各接続端子との接続および接続
解除を極めて容易に行なって組付およびメンテナンス作
業を単純化し、作業能率を向上することができる。しか
もリード線の誤結線が生じるおそれがなく、またリード
線のかみ込みを心配する必要もない。さらにカプラ組立
体をソレノイド部もしくは取付けブロックに取付ける際
には、カプラ組立体が一体に備えるガイド部が、少なく
とも1つのソレノイド部の外周面に接触することにより
カプラ組立体のソレノイド部もしくは取付けブロック側
への移動をガイドするので、組付性を向上することがで
きる。
【0007】また請求項2記載の発明は、上記請求項1
記載の発明の構成に加えて、前記ガイド部が、前記ソレ
ノイド部の外周面に対応した横断面円弧状のガイド面を
有するように形成されることを特徴とし、かかる構成に
よれば、カプラ組立体のソレノイド部もしくは取付けブ
ロック側への移動をより正確にガイドするので、組付性
をより一層向上することができる。
【0008】請求項3記載の発明は、上記請求項1また
は2記載の発明の構成に加えて、前記ガイド部が、複数
の前記ソレノイド部の外周面に接触可能に形成されるこ
とを特徴とし、かかる構成によれば、ガイド部の個数を
極力減らすことができる。
【0009】さらに請求項4記載の発明は、上記請求項
1〜3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、雄型と
して構成される前記第2端子が、前記各ソレノイド部の
後端からカプラ組立体側に突出され、それらの第1端子
を嵌合可能として雌型に構成される第1端子が、前記各
ソレノイド部の軸線に直交する平面内での制限された範
囲での移動を可能として前記カプラ組立体に配設される
ことを特徴とし、かかる構成によれば、ソレノイド部の
軸線に直交する平面内での第1および第2端子の位置ず
れを第1端子の移動により吸収して、第1および第2端
子の確実な嵌合接続が可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0011】図1〜図7は本発明の第1実施例を示すも
のであり、図1は電磁弁装置の縦断正面図であって図3
の1−1線に沿う断面図、図2はカプラ組立体の側面
図、図3は図2の3矢視平面図、図4は図2の4矢視底
面図、図5は図3の5−5線断面図、図6は図3の6−
6線断面図、図7は第1端子の斜視図である。
【0012】先ず図1〜図4において、この電磁弁装置
は、たとえば自動車の自動変速機用のものであり、ミッ
ションケース15内に固定配置される導電金属製の取付
けブロック16に、たとえば5つの電磁弁VA〜VEが
配置され、それらの電磁弁VA〜VEを覆う合成樹脂製
のカバー17がミッションケース15に取付けられる。
【0013】各電磁弁VA〜VEは、取付けブロック1
6に先端部を嵌合せしめる弁部18…と、該弁部18…
の後端部に先端部が連設されるソレノイド部19A〜1
9Eとで構成されるものであり、取付けブロック16に
は弁部18…の先端部を嵌合せしめる嵌合孔20…と、
各弁部18…に接続される油路21,22…とが設けら
れる。
【0014】ソレノイド部19A〜19Eは、導電金属
から成る円筒状のケース23…で被覆されており、この
ケース23…には、導電金属から成るステー24…が固
着される。一方、取付けブロック16には、各電磁弁V
A〜VEの側方に隣接してボス25…が突設されてお
り、各電磁弁VA〜VEの1つまたは相互に隣接した2
つのステー24,24がボルト26で前記ボス25に締
結され、これにより各電磁弁VA〜VEが取付けブロッ
ク16に固定される。
【0015】図5を併せて参照して、各電磁弁VA〜V
Eのソレノイド部19A〜19Eから後方側に間隔をあ
けた位置には、矩形筒状のカプラ27を一体に備えるカ
プラ組立体28が配置される。このカプラ組立体28
は、前記カプラ27を一体に備える合成樹脂製の第1ボ
ディ31と、相互に重合して第1ボディ31に取付けら
れる合成樹脂製の第2ボディ32とから成り、前記各電
磁弁VA〜VEのうち選択された2つの電磁弁たとえば
VB,VEのソレノイド部19B,19Dにおける後端
に着脱可能に取付けられる。
【0016】第1ボディ31の一端部には、第2ボディ
32とは反対側に突出する円柱状の突部31aが一体に
設けられ、該突部31aの先端にカプラ27が一体に連
設される。しかも前記突部31aは、カプラ27をカバ
ー17の外方に配置すべく該カバー17に設けられる取
出し孔29に挿通されるものであり、突部31aの外周
には取出し孔29の内面に弾発的に接触する環状のシー
ル部材30が装着される。
【0017】カプラ27には、各電磁弁VA〜VEに1
つずつ個別に対応した接続端子33A,33B,33
C,33D,33Eと、カプラ27とは反対側の端部で
第2ボディ32に配設されるサーミスタ35に対応した
一対の接続端子34A,34Bとが収納配置される。し
かも各接続端子33A〜33E,34A,34Bは、そ
れらの接続端子33A〜33E,34A,34Bの一部
が突部31aを貫通することで第1ボディ31すなわち
カプラ組立体28に支持される。
【0018】図6をさらに併せて参照して、第2ボディ
32の外周部の複数箇所たとえば3箇所には、先端部に
係合爪36…をそれぞれ有して第1ボディ31側に延び
るフック37…が一体に設けられ、それらのフック37
…の内方側に隣接する部分で第2ボディ32には各フッ
ク37…に弾性を持たせるための開口部38…が設けら
れる。一方、各フック37…に対応する部分で第1ボデ
ィ31の外周部には、前記各フック37…を収容する切
欠き39…が設けられており、該切欠き39…内で第1
ボディ31には、前記係合爪36…を係合可能として第
2ボディ32とは反対側に臨む係止段部40…が形成さ
れる。
【0019】而して各フック37…の係合爪36…を係
止段部40…に弾発係合することにより、第2ボディ3
2が、相互に重合して第1ボディ31に取付けられるこ
とになるが、各フック37…は第1ボディ31の外周部
に設けられている切欠き39…内に収容されるものであ
り、第1および第2ボディ31,32を相互に取付ける
ためのフック37…によりカプラ組立体28の外形形状
が大きくなることはない。
【0020】図1〜図4に特に注目して、電磁弁VB,
VDにおけるソレノイド部19B,19Dの中心部に対
応する2箇所で第1ボディ31には、第2ボディ32と
は反対側に開放した操作孔41,41が設けられてお
り、それらの操作孔41,41と同軸である金属製のカ
ラー42,42が、圧入等によって第1および第2ボデ
ィ31,32に固定される。一方、前記ソレノイド部1
9B,19Dの後端には、後端をカプラ組立体28の前
記カラー42,42に当接させ得る突部43,43…が
一体に設けられており、両突部43,43には前記カラ
ー42,42と同軸のねじ穴44…が設けられる。而し
て操作孔41,41側からカラー42,42に挿通され
るボルト45,45を前記各ねじ穴44…に螺合して締
付けることにより、取付けブロック16に着脱可能に取
付けられるソレノイド部19B,19Dにカプラ組立体
28が着脱可能に取付けられることになる。
【0021】カプラ組立体28には、前記各接続端子3
3A〜33Eに一端をそれぞれ連ならせた5つの電磁弁
用リード線46…と、接続端子34A,34Bに一端を
連ならせた一対のサーミスタ用リード線(図示せず)と
が配設される。しかも各リード線46…は、第1ボディ
31の第2ボディ32側に臨む面に配設されるものであ
り、第1および第2ボディ31,32が相互に重合され
ることでカプラ組立体28内に配設される。
【0022】前記各電磁弁VA〜VEに個別に対応する
位置でカプラ組立体28の第1および第2ボディ31,
32間には、前記端子収納室47…がそれぞれ形成され
ており、前記電磁弁用リード線46…の他端に接続され
る導電金属製の第1端子48…が各端子収納室47…に
収納される。またカプラ組立体28の第2ボディ32に
は、前記各端子収納室47…の中央部に内端を開口させ
るとともに外端を各電磁弁VA〜VEに臨んで第2ボデ
ィ32の下面に開口させる矩形の挿入孔49…が設けら
れる。一方、各電磁弁VA〜VEのソレノイド部19A
〜19Eが備えるケース23,23…の後端部からは、
各ソレノイド部19A〜19Dが備えるコイル(図示せ
ず)の一端に連なるとともに導電金属により平板状に形
成される第2端子50,50…が、前記各挿入孔49…
から端子収納室47…に突入して第1端子48…に嵌合
接続し得るようにして突出される。
【0023】また前記各ソレノイド部19A〜19Eが
備えるコイルの他端は、ケース23,23…に電気的に
接続されており、ステー24,24…および取付けブロ
ック16を介して車体に接続されることで、接地される
ことになる。
【0024】図7において、第1端子48は、導電金属
から成る平板を屈曲成形して成るものであり、縦断面略
U字状に形成される端子主部48aと、該端子主部48
aの両端に連設される一対の接触板部48b,48bと
を一体に備え、両接触板部48b,48bは、それらの
接触板部48b,48b間に第2端子50を嵌合するこ
とを可能とするとともに第2端子50の非嵌合時には相
互に接触するようにして端子主部48aに連設される。
【0025】しかも両接触板部48b,48bの幅は、
矩形の平板状である前記第2端子50の幅よりも大きく
設定されており、前記挿入孔49も第2端子50の幅よ
りも大きく形成される。
【0026】また第1端子48における端子部48aの
両側には、端子収納室47の両側面に弾発接触する突起
48c,48cが突設され、前記挿入孔49に対向する
部分で端子主部48aには、端子収納室47の前記挿入
孔49に対向する端面に弾発接触する突起48dが突設
される。したがって、端子収納室47内への収納状態で
第1端子48は、各ソレノイド部19A〜19Eの軸線
に沿う平面内で前記両接触板部48b,48bの幅方向
と直交する一方向に制限された範囲での移動が可能とな
る。
【0027】さらに端子主部48aには端子接続板部4
8eが一体に連設されており、電磁弁用リード線46は
該端子接続板部48eに接続される。
【0028】カプラ組立体28における第2ボディ32
には、各ソレノイド部19A〜19Eのうち少なくとも
1つのソレノイド部の外周面に接触して当該ソレノイド
部の軸線と平行に延びるガイド部51A〜51Eが一体
に設けられる。
【0029】ガイド部51Aは、ソレノイド部19Aの
外面に接触するものである。またガイド部51Bは、前
記ガイド部51Aと略90度だけずれた位置でソレノイ
ド部19Aの外面に接触するとともにソレノイド部19
Bの外面に接触するものであり、ソレノイド部19A,
19Bの外周面に対応した横断面円弧状のガイド面5
2,52を有するようにして略V字形の横断面形状を有
するように形成される。ガイド部51Cは、前記ガイド
部51Bと略90度だけずれた位置でソレノイド部19
Bの外面に接触するものであり、ソレノイド部19Bの
外周面に対応した横断面円弧状のガイド面53を有する
ように形成される。ガイド部51Dは、ソレノイド部1
9Cの外面に接触するとともにソレノイド部19Dの外
面に接触するものであり、ソレノイド部19C,19D
の外周面に対応した横断面円弧状のガイド面54,54
を有するようにして略U字形の横断面形状を有するよう
に形成される。さらにガイド部51Eは、ソレノイド部
19C,19D,19Eの外面に接触するものであり、
ソレノイド部19D,19Eの外周面に対応した横断面
円弧状のガイド面55,56を有するように形成され
る。
【0030】次にこの第1実施例の作用について説明す
ると、カプラ27を一体に備えるカプラ組立体28が、
各ソレノイド部19A〜19Eを取付けブロック16と
の間に介在させて、ソレノイド部19B,19Dに着脱
可能に取付けられ、カプラ27内の各接続端子33A〜
33Eに連なる複数の第1端子48…がカプラ組立体2
8に配設され、それらの第1端子48…に個別に対応し
て各ソレノイド部19A〜19Eの後端に配設される第
2端子50…が第1端子48…にそれぞれ嵌合接続され
る。
【0031】したがってカプラ組立体28をソレノイド
部19B,19Dに取付けるだけで、カプラ27内の各
接続端子33A〜33Eに連なる複数の第1端子48…
を各電磁弁VA〜VEのソレノイド部19A〜19Eに
個別に接続することが可能であり、組付時にリード線の
結線作業を行なう必要がなく、また各電磁弁の交換等の
メンテナンスを行なう際にはカプラ組立体28をソレノ
イド部19B,19Dから取外すせばよく、リード線の
結線解除作業を行なう必要がない。したがって各電磁弁
VA〜VEのソレノイド部19A〜19Eと、カプラ2
7内の各接続端子33A〜33Eとの接続および接続解
除を極めて容易に行なって組付およびメンテナンス作業
を単純化し、作業能率を向上することができる。しかも
リード線の誤結線が生じるおそれがなく、またリード線
のかみ込みを心配する必要もない。
【0032】またカプラ組立体28には、複数のソレノ
イド部19A〜19Eのうち少なくとも1つのソレノイ
ド部の外周面に接触して当該ソレノイド部の軸線と平行
に延びるガイド部51A〜51Eが一体に設けられてお
り、それらのガイド部51A〜51Eが、ソレノイド部
19A〜19Eの外周面に接触することによりカプラ組
立体28のソレノイド部19B,19D側への移動をガ
イドするので、組付性を向上することができる。
【0033】しかも前記各ガイド部51A〜51Eのう
ち、ガイド部51B〜51Eは、ソレノイド部19A〜
19Eの外周面に対応した横断面円弧状のガイド面52
〜56を有するように形成されるので、カプラ組立体2
8のソレノイド部19B,19D側への移動をより正確
にガイドすることができ、組付性をより一層向上するこ
とができる。
【0034】さらにガイド部51B,51D,51E
は、複数のソレノイド部19A〜19Eの外周面に接触
可能に形成されるので、ガイド部51A〜51Eの個数
を極力減らすことができる。
【0035】また雄型として構成される第2端子50…
が、各ソレノイド部19A〜19Eの後端からカプラ組
立体28側に突出され、それらの第1端子50…を嵌合
可能として雌型に構成される第1端子48…が、各ソレ
ノイド部19A〜19Eの軸線に直交する平面内で一方
向に制限された範囲での移動を可能としてカプラ組立体
28に配設されるので、ソレノイド部19A〜19Eの
軸線に直交する平面内での第1および第2端子48…,
50…の前記一方向に沿う位置ずれを第1端子48…の
移動により吸収することが可能となる。しかも第1端子
48…がそれぞれ備える接触板部48b,48b…の幅
は、前記一方向と直交する方向で第2端子50…の幅よ
りも大きく設定されているので、ソレノイド部19A〜
19Eの軸線に直交する平面内での第1および第2端子
48…,50…の前記一方向と直交する方向での位置ず
れを吸収することが可能であり、第1および第2端子4
8…,50…の確実な嵌合接続が可能となる。
【0036】図8は本発明の第2実施例を示すものであ
り、上記第1実施例に対応する部分には同一の参照符号
を付す。
【0037】カプラ組立体28′における第2ボディ3
2′には、各ソレノイド部19A〜19Eのうち少なく
とも1つのソレノイド部の外周面に接触して当該ソレノ
イド部の軸線と平行に延びるガイド部57A〜57Cが
一体に設けられる。
【0038】ガイド部57Aは、ソレノイド部19A,
19Bの外面に接触するものであり、ソレノイド部19
A,19Bの外周面に対応した横断面円弧状のガイド面
58,58を有するように形成される。また一対のガイ
ド部57Bは、ソレノイド部19C,19Dの外面に接
触するものであり、ソレノイド部19C,19Dの外周
面に対応した横断面円弧状のガイド面59,59をそれ
ぞれ有する様に形成される。さらにガイド部57Cは、
ソレノイド部19D,19Eの外面に接触するものであ
り、ソレノイド部19D,19Eの外周面に対応した横
断面円弧状のガイド面60,60を有するように形成さ
れる。
【0039】この第2実施例によっても上記第1実施例
と同様の効果を奏することができる。
【0040】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0041】たとえば上記実施例では、カプラ組立体2
8,28′がソレノイド部19B,19Dに取付けられ
るようにしたが、取付けブロック16に取付けられる構
成としてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、各電磁弁のソレノイド部と、カプラ内の各接続端子
との接続および接続解除を極めて容易に行なって組付お
よびメンテナンス作業を単純化し、作業能率を向上する
ことができる。しかもリード線の誤結線が生じるおそれ
がなく、またリード線のかみ込みを心配する必要もな
い。またカプラ組立体のソレノイド部もしくは取付けブ
ロックへの組付性を向上することができる。
【0043】また請求項2記載の発明によれば、カプラ
組立体のソレノイド部もしくは取付けブロック側への移
動をより正確にガイドし、組付性をより一層向上するこ
とができる。
【0044】請求項3記載の発明によれば、ガイド部の
個数を極力減らすことができる。
【0045】さらに請求項4記載の発明によれば、ソレ
ノイド部の軸線に直交する平面内での第1および第2端
子の位置ずれを第1端子の移動により吸収して、第1お
よび第2端子の確実な嵌合接続が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例における電磁弁装置の縦断正面図で
あって図3の1−1線に沿う断面図である。
【図2】カプラ組立体の側面図である。
【図3】図2の3矢視平面図である。
【図4】図2の4矢視底面図である。
【図5】図3の5−5線断面図である。
【図6】図3の6−6線断面図である。
【図7】第1端子の斜視図である。
【図8】第2実施例の図4に対応した底面図である。
【符号の説明】
16・・・取付けブロック 18・・・弁部 19A〜19E・・・ソレノイド部 27・・・カプラ 28,28′・・・カプラ組立体 33A〜33E・・・接続端子 48・・・第1端子 50・・・第2端子 51A〜51E,57A〜57C・・・ガイド部 52〜56,58〜60・・・ガイド面 VA〜VE・・・電磁弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竜円 繁人 宮城県角田市角田字流197−1 株式会社 ケーヒン角田開発センター内 (72)発明者 柴田 将行 宮城県角田市角田字流197−1 株式会社 ケーヒン角田開発センター内 Fターム(参考) 3H106 DA32 EE35 EE48 GA06 GC26

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定の取付けブロック(16)に先端部
    を嵌合せしめる弁部(18)と、該弁部(18)の後端
    部に先端部が連設されるソレノイド部(19A〜9E)
    とで構成される複数の電磁弁(VA〜VE)が前記取付
    けブロック(16)に固定され、各電磁弁(VA〜V
    E)のソレノイド部(19A〜9E)にそれぞれ連なる
    接続端子(33A〜33E)が共通のカプラ(27)内
    に配置される電磁弁装置において、前記複数のソレノイ
    ド部(19A〜19E)のうち少なくとも1つのソレノ
    イド部(19A〜19E)の外周面に接触して当該ソレ
    ノイド部(19A〜19E)の軸線と平行に延びるガイ
    ド部(51A〜51E,57A〜57C)および前記カ
    プラ(27)を一体に備えるカプラ組立体(28,2
    8′)が、前記各ソレノイド部(19A〜19E)を前
    記取付けブロック(16)との間に介在させて、前記ソ
    レノイド部(19A〜19E)もしくは前記取付けブロ
    ック(16)に着脱可能に取付けられ、前記各接続端子
    (33A〜33E)に連なる複数の第1端子(48)が
    前記カプラ組立体(28,28′)に配設され、それら
    の第1端子(48)に個別に対応して前記各ソレノイド
    部(19A〜19E)の後端に配設される第2端子(5
    0)が前記第1端子(48)にそれぞれ嵌合接続される
    ことを特徴とする電磁弁装置。
  2. 【請求項2】 前記ガイド部(51B〜51E,57A
    〜57C)が、前記ソレノイド部(19A〜19E)の
    外周面に対応した横断面円弧状のガイド面(52〜5
    6,58〜60)を有するように形成されることを特徴
    とする請求項1記載の電磁弁装置。
  3. 【請求項3】 前記ガイド部(51B,51D,51
    E;57A〜57C)が、複数の前記ソレノイド部(1
    9A〜19E)の外周面に接触可能に形成されることを
    特徴とする請求項1または2記載の電磁弁装置。
  4. 【請求項4】 雄型として構成される前記第2端子(5
    0)が、前記各ソレノイド部(19A〜19E)の後端
    からカプラ組立体(28,28′)側に突出され、それ
    らの第1端子(50)を嵌合可能として雌型に構成され
    る第1端子(48)が、前記各ソレノイド部(19A〜
    19E)の軸線に直交する平面内での制限された範囲で
    の移動を可能として前記カプラ組立体(28,28′)
    に配設されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載の電磁弁装置。
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