JP2001139016A - 蓋一体型の紙カップ容器 - Google Patents

蓋一体型の紙カップ容器

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JP2001139016A
JP2001139016A JP32561599A JP32561599A JP2001139016A JP 2001139016 A JP2001139016 A JP 2001139016A JP 32561599 A JP32561599 A JP 32561599A JP 32561599 A JP32561599 A JP 32561599A JP 2001139016 A JP2001139016 A JP 2001139016A
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JP
Japan
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paper cup
cup container
lid
store
container
Prior art date
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Pending
Application number
JP32561599A
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English (en)
Inventor
Akira Yamatani
章 山谷
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ファーストフード店などで調理食品を収容し
て、そのままの状態で店内で喫食することができる、ま
た収容した調理食品がこぼれたり埃や異物などが侵入し
たりしない衛生的な状態で、屋外のベンチ、公園への持
出しや家庭への持帰りなどをすることができる、店内で
の喫食用と持出し、持帰り用とを兼ねた、蓋板11の開
閉が容易で確実な蓋一体型の紙カップ容器を提供する。 【解決手段】本発明は、容器本体21の上端を、後方を
高く前方を低く傾斜させて成形した紙カップ容器20に
おいて、この容器本体21の後方の凸円弧状の上部に、
凸レンズ断面状の蓋板11を、凹円弧状の折り目線aで
区画して設けた、加えて凸レンズ断面状の蓋板11の上
部に、半円状などの切欠きbを設けた蓋一体型の紙カッ
プ容器である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファーストフード
店などで、フライドポテトやフライドチキンやスパゲッ
ティなどの調理食品を収容する、店内での喫食用と持出
し、持帰り用とを兼ねた、蓋板11の開閉が容易で確実
な蓋一体型の紙カップ容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ファーストフード店などで、
フライドポテトやフライドチキンやスパゲッティなどの
調理食品を収容する、例えば図2Aに示すような、その
ままの状態で店内で喫食することができる、また図示し
ていないプラスチック製の蓋を被せてトップカール24
に繋止するなどして、屋外のベンチ、公園への持出しや
家庭への持帰りなどをすることができる、やゝ偏平な、
トップカール24を設けた通常の紙カップ容器20が、
一般に広く用いられている。
【0003】また従来から、ファーストフード店など
で、同様の調理食品を収容する、図2Bに示すような、
そのままの状態で店内で喫食することができる、容器本
体21の上端を、後方を高く前方を低く傾斜させて成形
した紙カップ容器20が、広く用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の、図2Aに示す
通常の紙カップ容器20については、ファーストフード
店などで調理食品を収容して、そのままの状態で店内で
喫食することができる、また屋外のベンチ、公園への持
出しや家庭への持帰りなどをする場合に、プラスチック
製の蓋を被せてトップカール24に繋止するなどして、
収容した調理食品がこぼれたり埃や異物などが侵入した
りしない衛生的な状態で、お客様に提供することができ
る、店内での喫食用と持出し、持帰り用とを兼ねた紙カ
ップ容器20であるものの、最近の廃棄物処理問題に関
連して、図示していないプラスチック製の蓋に替えて、
廃棄時の処理、処分が容易な紙製の蓋が、強く要請され
ているものである。
【0005】ところが従来の、図2Bに示す紙カップ容
器20については、ファーストフード店などで調理食品
を収容して、そのままの状態で店内で喫食することがで
きる、斬新な形状の店内での喫食意欲をそそる紙カップ
容器20であるものの、屋外のベンチ、公園への持出し
や家庭への持帰りなどをする場合に、後方を高く前方を
低く傾斜させて成形したために、またトップカール24
を設けていない(技術的に難しい)ために、図2Aに示
す通常の紙カップ容器20とは異なって、プラスチック
製の蓋が被せ難くて繋止し難いことが問題であって、せ
いぜい紙ナフキンを被せて紙袋に入れるなどして、収容
した調理食品がこぼれたり埃や異物などが侵入したりす
る不衛生な状態で、お客様に提供することが多かった。
【0006】ところで、本発明の目的は、ファーストフ
ード店などで、フライドポテトやフライドチキンやスパ
ゲッティなどの調理食品を収容して、そのままの状態で
店内で喫食することができる、また収容した調理食品が
こぼれたり埃や異物などが侵入したりしない衛生的な状
態で、屋外のベンチ、公園への持出しや家庭への持帰り
などをすることができる、店内での喫食用と持出し、持
帰り用とを兼ねた、特別な工程を必要としない、蓋板1
1の開閉が容易で確実な蓋一体型の紙カップ容器を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の蓋一体型の紙カ
ップ容器は、図1に示すように、容器本体21の上端
を、後方を高く前方を低く傾斜させて成形した紙カップ
容器20において、この容器本体21の後方の凸円弧状
の上部に、凸レンズ断面状の蓋板11を、凹円弧状の折
り目線aで区画して設けた蓋一体型の紙カップ容器であ
る。
【0008】加えて、本発明の蓋一体型の紙カップ容器
は、図1に示すように、前記の凸レンズ断面状の蓋板1
1の上部に、半円状などの切欠きbを設けた蓋一体型の
紙カップ容器である。
【0009】
【作用】本発明の蓋一体型の紙カップ容器においては、
容器本体21の上端を、後方を高く前方を低く傾斜させ
て成形した、図2Bに示す従来と同様の紙カップ容器2
0において、この容器本体21の後方の凸円弧状の上部
に、凸レンズ断面状の蓋板11を、凹円弧状の折り目線
aで区画して設けたことによって、図1Cに示すよう
に、折り目線aを山折りして蓋板11を倒すだけで、簡
単に凸レンズ断面状の蓋板11が閉蓋して、容器本体2
1の湾曲面の働きと凹円弧状の折り目線aの働きとで、
所定の位置にバネのように確実に停止して固定されるも
のであって、また図1Bに示すように、折り目線aを開
いて蓋板11を起すだけで、簡単に凸レンズ断面状の蓋
板11が開蓋して、容器本体21の湾曲面の働きで、元
の位置に確実に停止して固定されるものである。
【0010】すなわち、本発明の蓋一体型の紙カップ容
器においては、ファーストフード店などで調理食品を収
容して、図1Bに示すように(また蓋板11を起すだけ
で、簡単に凸レンズ断面状の蓋板11が開蓋して、元の
位置に確実に停止して固定されるために)、そのままの
状態で店内で喫食することができる、斬新な形状の店内
での喫食意欲をそそる紙カップ容器20であって、図1
Cに示すように、蓋板11を倒すだけで、簡単に凸レン
ズ断面状の蓋板11が閉蓋して、所定の位置にバネのよ
うに確実に停止して固定されるために、収容した調理食
品がこぼれたり埃や異物などが侵入したりしない衛生的
な状態で、屋外のベンチ、公園への持出しや家庭への持
帰りなどをすることができる、店内での喫食用と持出
し、持帰り用とを兼ねた、廃棄時の処理、処分が容易で
あって、蓋板11の開閉が容易で確実な蓋一体型の紙カ
ップ容器を提供することができる。
【0011】加えて、本発明の蓋一体型の紙カップ容器
においては、前述した凸レンズ断面状の蓋板11の上部
(図1Cでは前部)に、半円状などの切欠きbを設けた
ことによって、ファーストフード店などで調理食品を収
容して、屋外のベンチ、公園への持出しや家庭への持帰
りなどをする場合に、図示していない必要な箸やフォー
クやスプーンなどを差込んだ状態で、図1Cに示すよう
に、凸レンズ断面状の蓋板11を閉蓋することができ
る、便利で衛生的な蓋一体型の紙カップ容器を提供する
ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の蓋一体型の紙カップ容器
については、後述する実施例に示すように、美麗な印刷
をした適宜のカップ原紙を用いて、通常の打抜型を用い
た打抜工程で、同時に凸レンズ断面状の蓋板11を、凹
円弧状の折り目線aで区画して設けた、蓋一体型の紙カ
ップ容器のブランクを作製して、従来のカップ成形設備
を活用して、簡単に後方を高く前方を低く傾斜させて成
形することができる、特別な工程を必要としない、工程
が簡単で作製費用が廉価な蓋一体型の紙カップ容器を提
供することができる。
【0013】
【実施例】本発明の実施例における、図1Aは、蓋一体
型の紙カップ容器のブランクの平面図であって、図1
B、Cは、蓋一体型の紙カップ容器の斜視図である。
【0014】すなわち、容器本体21の後方の凸円弧状
の上部に、凸レンズ断面状の蓋板11を、凹円弧状の折
り目線aで区画して設けて、この凸レンズ断面状の蓋板
11の上部に、半円状の切欠きbを設けた、図1Aに示
す蓋一体型の紙カップ容器のブランクであって、外面側
に美麗な印刷をして内面側にポリエチレンコートをした
330g/m2のカップ原紙を用いて、通常の打抜型を
用いた打抜工程で、容器本体21の後方の高さが179
mmで容器本体21の前方の高さが113mmであっ
て、熱圧着部分23を除いた底板22の直径が66mm
の、本実施例の蓋一体型の紙カップ容器のブランクを作
製した。
【0015】次に、従来のカップ成形設備を活用して、
図1Aに示す蓋一体型の紙カップ容器のブランクの、容
器本体21と底板22との熱圧着部分23、23をそれ
ぞれ熱圧着して、図1Bに示すように、容器本体21の
上端を、後方を高く前方を低く傾斜させた、本実施例の
蓋一体型の紙カップ容器を成形した。
【0016】本実施例の蓋一体型の紙カップ容器におい
ては、ファーストフード店などで、フライドポテトやフ
ライドチキンやスパゲッティなどの調理食品を収容し
て、そのままの状態で店内で喫食することができる、ま
た図1Cに示すように、図示していない必要な箸やフォ
ークやスプーンなどを差込んだ状態で、蓋板11を倒す
だけで、簡単に凸レンズ断面状の蓋板11が閉蓋して、
カップ原紙製の容器本体21の湾曲面の働きと凹円弧状
の折り目線aの働きとで、所定の位置にバネのように確
実に停止して固定されるために、収容した調理食品がこ
ぼれたり埃や異物などが侵入したりしない衛生的な状態
で、屋外のベンチ、公園への持出しや家庭への持帰りな
どをすることができる、さらに図1Bに示すように、蓋
板11を起すだけで、簡単に凸レンズ断面状の蓋板11
が開蓋して、カップ原紙製の容器本体21の湾曲面の働
きで、元の位置に確実に停止して固定されるために、店
内と同じそのままの状態で、屋外のベンチ、公園や家庭
などで喫食することができる、店内での喫食用と持出
し、持帰り用とを兼ねた、蓋板11の開閉が容易で確実
であって、便利で衛生的な蓋一体型の紙カップ容器を得
ることができた。
【0017】
【発明の効果】以上、作用及び実施例に示すとおり、本
発明の蓋一体型の紙カップ容器においては、ファースト
フード店などで、フライドポテトやフライドチキンやス
パゲッティなどの調理食品を収容して、そのままの状態
で店内で喫食することができる、また収容した調理食品
がこぼれたり埃や異物などが侵入したりしない衛生的な
状態で、屋外のベンチ、公園への持出しや家庭への持帰
りなどをすることができる、店内での喫食用と持出し、
持帰り用とを兼ねた、特別な工程を必要としない、蓋板
11の開閉が容易で確実な蓋一体型の紙カップ容器を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における、図1Aは、蓋一体型
の紙カップ容器のブランクの平面図であって、図1B、
Cは、蓋一体型の紙カップ容器の斜視図である。
【図2】図2A、Bは、ファーストフード店などで調理
食品を収容する、従来の紙カップ容器20の斜視図であ
る。
【符号の説明】
11 …蓋板、蓋面板 20 …紙カップ容器 21 …容器本体 22 …底板 23 …熱圧着部分 24 …トップカール a …折り目線 b …切欠き

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器本体21の上端を、後方を高く前方を
    低く傾斜させて成形した紙カップ容器20において、こ
    の容器本体21の後方の凸円弧状の上部に、凸レンズ断
    面状の蓋板11を、凹円弧状の折り目線aで区画して設
    けたことを特徴とする蓋一体型の紙カップ容器。
  2. 【請求項2】前記の凸レンズ断面状の蓋板11の上部
    に、半円状などの切欠きbを設けたことを特徴とする、
    請求項1に記載の蓋一体型の紙カップ容器。
JP32561599A 1999-11-16 1999-11-16 蓋一体型の紙カップ容器 Pending JP2001139016A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100459983B1 (ko) * 2001-12-14 2004-12-08 박기범 자체 뚜껑을 갖는 종이컵
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CN103889846A (zh) * 2012-07-31 2014-06-25 麦晓毅 自封口容器
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