JP2001139013A - ボール収容用の缶 - Google Patents

ボール収容用の缶

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JP2001139013A
JP2001139013A JP32580499A JP32580499A JP2001139013A JP 2001139013 A JP2001139013 A JP 2001139013A JP 32580499 A JP32580499 A JP 32580499A JP 32580499 A JP32580499 A JP 32580499A JP 2001139013 A JP2001139013 A JP 2001139013A
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ball
golf ball
cap
curvature
radius
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Yasushi Enoki
泰史 榎木
Kazuo Furusawa
和雄 古澤
Teruhisa Hamazaki
輝久 濱崎
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Daiwa Can Co Ltd
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Daiwa Can Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/80Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging

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  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゴルフボールの様な表面硬度が高く重量のあ
るボールを安定して収容でき、かつ安価で再使用の可能
な缶を提供する。 【解決手段】 胴部3と底部4とを金属薄板から一体成
形された一端開口の金属缶の開口部に、キャップ2を冠
着した缶1であって、底部4が、胴部3下端外周側の接
地部5から内方且つ上方に延びている円錐台形の周辺傾
斜面6と該周辺傾斜面6よりも内方に形成された下方へ
縦断面円弧状に突出している中央ドーム部7とを備え、
胴部3の延長線と周辺傾斜面6の延長線とのなす角度が
0°超で70°以下の範囲内であり、胴部3が底部4よ
りも肉薄化されており、その胴部3上端部分を外側にカ
ール巻きして形成した環状凸部8を備え、キャップ2
が、その頂壁周縁部21から垂下するスカート部24の
内面側に環状凸部8の下面と係合する係合凸部25を備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴルフボールや硬
式野球ボールの様な表面硬度が高くしかも重量のあるボ
ールを収容して保管したり持ち運び易くした缶に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ボールの包装形態として、表面硬度が比
較的低く、軽量な硬質テニスボールを、所定のボール内
圧を維持するために、大気圧よりも高い圧力に維持され
た密封缶内に収容する形態が知られているが、これは比
較的特殊な形態であって、その他のボールは通常、紙製
の箱に収容されている。
【0003】ゴルフボールの様な表面硬度が高く重量の
あるボールは、従来、2〜4球を細長い紙製の箱に収容
して販売するのが一般的であり、販売店等へ送るために
は、販売用の細長い箱を4箱程度収容する中箱に入れ、
更に中箱を十数箱程度収容するカートンケースに入れて
輸送している。
【0004】紙製の箱を使用することによる利点は、箱
を作成する前の包装紙に装飾効果が高いグラビア印刷法
を使用して印刷できるので外観性に優れていることと、
素材が紙なので包装重量が軽いことである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、紙製の
箱には、下記の様な欠点がある。 ゴルフボールを一旦使用した後に再使用のために保管
する場合には、開封前にゴルフボールを収容していた紙
製の箱に再度収容することになるが、素材が紙のため潰
れ易くてゴルフボールを収容し難くなる。 ゴルフボールを収容する様な小さな箱は、現在の様な
ゴミの回収システムではリサイクルされ難く、現状では
焼却ゴミとなっているので、資源の再利用と省資源とい
う観点及び環境破壊を防ぐという観点からは好ましくな
い。 重量のあるゴルフボールを収容するために厚紙を使用
し、且つ箱を組み立てる作業のスピードが速くないの
で、生産性に劣り、コスト高である。
【0006】本発明は、上記紙製の箱を使用した場合に
発生する欠点を解消したゴルフボールの様な表面硬度が
高く重量のあるボールを収容する容器を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用】請求項1
に記載の発明は、上記課題を解決するために、円筒状の
胴部と該胴部の下端を閉鎖している比較的厚肉の底部と
を備え、金属薄板から一体成形された一端開口の金属缶
の開口部に、キャップを冠着して該開口部を閉鎖する缶
であって、前記底部が、前記胴部下端外周側の接地部か
ら内方且つ上方に延びている円錐台形の周辺傾斜面と該
周辺傾斜面よりも内方に形成された下方へ縦断面円弧状
に突出している中央ドーム部とを備えると共に、前記胴
部の延長線と前記周辺傾斜面の延長線とが形成する角度
が0°超で70°以下の範囲内であり、前記胴部が前記
底部よりも肉薄化されており、その胴部上端部分を外側
にカール巻きして形成した環状凸部を備え、前記キャッ
プが、その頂壁周縁部から垂下するスカート部の内面側
に前記環状凸部の下面と係合する部分を備えていること
を特徴とする表面硬度が高く重量のあるボールを収容す
るボール収容用の缶である。
【0008】請求項1に記載の発明では、底部の中央に
下方へ膨出した中央ドーム部を備えているので、収容さ
れたボールの下部が中央ドーム部内に収容されて安定
し、缶を正立状態で揺らしても缶が倒れ難くなる。また
輸送中等に缶を落下させたり強い衝撃を加えた場合に
は、表面硬度が高く重量のあるボールの下方への押圧力
により、缶の中央ドーム部は更に僅かに下方へ膨出する
場合もあるが、その様な場合であっても、缶底中央部分
にドーム部が形成されておらずに平坦部となっている缶
の底部ほどには大きく膨出しない。従ってボールを収容
する部分の高さが殆ど変化しないので、ボールが缶の中
でがたつくことは殆どなく、また底部形状が不格好に変
形することもない。即ち、中央部から外れた部分を突出
変形させることがない。
【0009】また、缶底の中央ドーム部に最下部のボー
ルの下側の部分が入り込むので、中央ドーム部を具備し
ていない同じ高さの缶と比べると、ボールを収容できる
部分の高さ寸法が大きくなり、それだけ缶全体の高さを
低くすることができるので、金属材料を節減することが
できる。
【0010】更に、缶の底部の周辺部における胴部の延
長線と周辺傾斜面との延長線とのなす角度を0°超で7
0°以下の範囲内にして耐内圧性を高めてあるので、表
面硬度が高く重量のあるボールを収容した状態で落下衝
撃を受けたとしても、底部の一部が接地部よりも下方へ
突出して缶が正立できない様になる程の変形を起こすこ
とはない。
【0011】更にまた、胴部の上端は外巻カールして環
状凸部を構成しており、着脱可能なキャップとの係合用
として利用できる。
【0012】また、請求項1に記載した発明によれば、
絞りしごき加工等により胴部と底部とを一体成形された
構造とすることができるので、高速製造が可能になる。
製造した缶の内外面への塗装と缶外面への印刷・塗装又
は金属薄板両面(または片面)への合成樹脂フィルムの
ラミネートと缶外面への印刷・塗装を周知手段により高
速で行うことができるので、製缶コストが低い缶とする
ことが可能である。また、素材として紙よりも硬度及び
剛性がある金属薄板を使用するので耐久性が高く、しか
も胴部は肉薄化されているが、胴部の上端はカール巻き
されてこの部分によって補強されているので、胴部全体
として強度が高くなっており、また胴部の下端に続く底
部は肉厚が厚くその強度が高いので、缶全体としては強
度が高くなる。また、缶にボールを収容した後、開口部
にキャップを冠着した状態で直接カートンケースに収容
できる。
【0013】尚、キャップは熱可塑性樹脂や金属板から
容易に且つ高速で生産できるので、安価に製造できる。
【0014】従って、缶とキャップとカートンケースを
含めた全体としての容器コストは紙製の箱を使用するよ
りも低くなる。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記ボールが2個以上のゴルフボール
であり、前記中央ドーム部の縦断面の曲率半径Rが、該
ゴルフボールの縦断面の曲率半径Rに対して0.5×
〜1.1×Rの範囲内であることを特徴とする。
【0016】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明の作用に加えて、缶底部の中央ドーム部の縦断
面の曲率半径が、缶に収容されているゴルフボールの曲
率半径とほぼ同じか又はこれにかなり近いので、缶内で
のゴルフボールの安定性が高まり、また、輸送中や持ち
運び時等に缶が強い落下衝撃を受けて2個以上のゴルフ
ボールの荷重と衝撃力とを加えた強い押圧力が缶底部の
中央ドーム部に掛かった場合でも、多くの場合には中央
ドーム部と最下部のゴルフボールとの接触部が比較的広
い面接触となるので、下方へ膨出するとしても全体とし
てのわずかな膨出にとどまって局部的に膨出することは
なく、また中央ドーム部とゴルフボールとの接触がほぼ
点接触になる場合であっても、中央ドーム部とゴルフボ
ールとの曲率半径が近いので、膨出による変形が生じて
も元の形状から大きく変形することはなく、従って、底
部に見苦しい変形が発生することはない。
【0017】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記ボールがゴルフボールであり、前
記中央ドーム部の縦断面の曲率半径Rが該ゴルフボール
の曲率半径R以下であることを特徴とする。
【0018】従って、請求項3に記載の発明では、請求
項1に記載の発明の作用に加えて、中央ドーム部とゴル
フボールとの接触面が広い面積(中央ドーム部のほぼ全
面又は環状面)となるので、缶が輸送中や持ち運び時に
落下衝撃等を受けたとしても中央ドーム部が局部的に変
形することはない。
【0019】請求項4に記載の発明は、請求項2又は3
に記載の発明において、前記胴部の内径が前記ゴルフボ
ールの直径以上で且つ該直径プラス7mm以下であり、
前記胴部を形成する周壁部の軸線方向におけるほぼ中央
付近の肉厚が0.14mm以下であることを特徴とす
る。
【0020】従って、請求項4に記載の発明では、請求
項2又は3に記載の発明の作用に加えて、缶の胴部とゴ
ルフボールとの間の間隙が狭く、しかも胴部の中央付近
の壁厚が薄いので、キャップを開口部から取り外し、開
口部からゴルフボールを一個取り出す際に、胴部の中央
付近を手で少し強目に握ると薄肉の胴部は容易に缶内方
へ弾性変形するので、上から二個目のゴルフボールが一
個目のゴルフボールと一緒に外に出てくることを防止で
きる。
【0021】即ち、二個以上のゴルフボールが一緒に出
て来ると手から落とし易く、落とすとその形状から転が
り易く、特に、落とした場所が傾斜面であれば遠くまで
転がってしまうので拾うのに苦労するが、本発明の缶は
上記構成であるためその様な事態が発生することを防止
できる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の第一実施形態を図面を参
照して説明する。
【0023】図1は本発明の第一実施形態の正面図、図
2は図1のA−A´線で切断した縦断面図であり、破線
で描いた3個のゴルフボールが収容されている状態を示
している。
【0024】図3は図2の開口部の拡大断面図、図4は
キャップの平面図、図5はキャップの底面図である。
【0025】符号1は本発明に係る缶を示し、アルミニ
ウム合金板を絞りしごき加工した後に、開口部をトリミ
ングし、キャンウォッシャーで脱脂・洗浄・化成処理を
した後に、外面に塗装・印刷を施し、内面に塗装を施し
(印刷及び塗膜は図面では省略した)てから、開口端部
分を全周にわたって外側にカールすると共に端部を上向
きに折り曲げて外面側がほぼ平坦な縦長カール部を形成
してある。
【0026】この缶1は元板厚とほぼ同じ厚さの底部4
としごき加工により肉薄になった胴部3と外巻カール部
からなる環状凸部8とを備えている。
【0027】底部4は、胴部3の下端の接地部5と接地
部5から内方且つ上方に延びるほぼ円錐台形の周辺傾斜
面6と、周辺傾斜面6に囲まれている下方へ膨出してい
る縦断面ドーム状の中央ドーム部7とを備えている。
尚、周辺傾斜面6の上端と中央ドーム部7とを直接連結
せずに、周辺傾斜面6の上端と中央ドーム部7との間に
平坦部等の連結部分を設けても良い。
【0028】胴部3の上端部に冠着されるキャップ2は
ポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂等の合成樹脂を
使用した射出成形品であり、頂部21の中央部22が下
方へ窪んでほぼ逆円錐台形に成っており、頂部21の周
辺付近には環状壁部23が立設され、その外側の頂部
(頂壁)21の周縁部からスカート部24が垂下してい
る。このスカート部24の下端付近の内面側には4個の
係合凸部25がそれぞれ形成されている。
【0029】缶1の開口部にキャップ2を冠着する際
に、キャップ2の頂部21を下方へ押圧すると、各係合
凸部25が缶1の環状凸部8とぶつかってスカート部2
4がその合成樹脂の弾性により撓んで外側に変形するの
で環状凸部8を通過でき、環状凸部8を通過した後には
その弾性によりスカート部24が元の直径に戻るので、
各係合凸部25が環状凸部8の下面部と係止することに
なる。また、キャップ2を缶1の開口部からを取り外す
際には、スカート部24の下端に2本以上の指を掛けて
上方へ引き起こすと、各係合凸部25が環状凸部8の下
面から外れるので、キャップ2が缶1の開口部から外れ
る。
【0030】キャップ2の中央部22を窪ましたのは缶
1に収容する3個のゴルフボールBの一番上のゴルフボ
ールBの上面と接触させてゴルフボールBが上動しない
様に押さえる作用をさせるためであり、また形状をほぼ
逆円錐台形にしたのはゴルフボールBからの押圧力に対
する抵抗力を高くめるためである。
【0031】缶1の胴部3の中央部分の厚さを弾性変形
し易い厚さにしておき、缶1の内径とゴルフボールBの
直径との差を7mm以下にしておくと、缶1の開口部か
らキャップ2を取り外した後、缶1の胴部3の中央部を
手で強く押圧しながら缶1を傾けると、一番上のゴルフ
ボールBだけが開口部から転がり出てくるが、二番目以
下のゴルフボールBは胴部3が内方へ弾性変形している
押圧部で止まるので、一番上のゴルフボールBだけを取
り出すことができる。
【0032】尚、キャップ2の頂部に環状壁部23を設
けたのは、この上に缶1を容易に積み重ねることができ
る様にするためである。
【0033】缶1の胴部3の下方への延長線と底部4の
周辺傾斜面6の下方への延長線との交点がなす角度θ
は、0°に近いほど耐缶内圧力に優れるが、本発明の用
途の場合には炭酸ガスを充填する必要がなく、また加熱
殺菌する必要もないので、0°超〜70°の範囲内であ
れば良い。本実施形態では、角度θは約55°である。
【0034】また、底部4の中央部に縦断面ドーム形状
の中央ドーム部7を設けたのは、局部的な変形を防止す
るためである。即ち、ゴルフボールBの様に、表面硬度
が高くしかも重量が大きいボールの場合、輸送中や缶1
を持ち運ぶ時等に缶1に落下衝撃等が加わると、最も下
のゴルフボールBと接触している底部4の中央部が缶1
に収容されている全部のゴルフボールBの荷重と衝撃力
とを一度に受けて下方へ膨出し易い。そこで、予めゴル
フボールBと接触する部分の形状をゴルフボールBの曲
率半径Rに近い曲率半径Rを持つ形状にしておくこと
により、ゴルフボールBとの接触部を面接触又は線接触
にして荷重及び衝撃カを広い面積で受け止めて一部分に
大きな力が加わらない様にしたので、局部的な変形を防
止することができる。尚、中央ドーム部7の曲率半径R
がゴルフボールBの曲率半径Rよりも僅かに大きくて
も、衝撃を受けた瞬間には中央ドーム部7が僅かに下方
へ撓むので、両者の接触部が面接触になり、その結果、
下方へ膨出しても、その変形量は僅かである。
【0035】もし、缶底に、中央ドーム部7の代わりに
中央平坦部を設けた場合には、輸送中等に缶1が落下衝
撃等を受けた時に、ゴルフボールBと中央平坦部との接
触が点接触となって局部に大きな力が作用するので、大
きな押圧力を受けた部分が下方へ大きく膨出する変形を
起こしてしまう。その結果、ゴルフボールBの収容可能
部分の高さ寸法が増加するので、ゴルフボールBが缶内
の上下方向に移動してがたがたと音がする様になり、ま
たこの変形突出箇所が正確に缶底の中央部になるとは限
らないので、その場合には缶底の形状が不自然な形にな
り、缶1の見栄えが悪くなる。
【0036】更に、下方への膨出変形が大きくて、変形
部分の先端が接地部5よりも下方にあると缶1が正立で
きなくなってしまい、一方横倒しにしておくと転がり易
いので、使用し難くなってしまう。
【0037】図1の状態でも本実施態様の缶1は販売可
能であるが、消費者が新品を購入した(換言すると、未
だ誰も開封していない。)ことを明確に分かる様にする
ためには、ゴルフボールBを収容し、キャップ2を冠着
した後、キャップ2の頂部21の全面又は少なくとも周
縁部からスカート部24の下端近くの缶1の胴部3まで
の間を、開封用のミシン目を入れた熱収縮性フィルムで
覆ってから該フィルムを熱収縮させることにより、被覆
しておく等の手段を採るのが好ましい。勿論、キャップ
のスカート部24の下端よりも少し上方の位置からスカ
ート部24の下端よりも少し下方の缶1の胴部3まで
を、ミシン目入りの熱収縮フィルムで被覆しておくだけ
でも良い。
【0038】また、販売時には、実公昭57−4111
54号公報に記載されている様な、引っ張りタブの延長
線状のスカート部にスコア線を刻設し、しかもタブの位
置から左右にほぼ90°の位置のスカート部に下端から
上端近くまで延びているスリットを設けた開封容易なア
ルミニウム合金製のキャップや特開平9−24959号
公報に記載されている様な、引っ張りタブの延長線状の
スカート部にスコア線を刻設し、このスコア線が頂部で
左右の周縁部に沿って延び、引っ張りタブと反対側でス
カート部へ降下し、途中で終わる様にした開封容易なア
ルミニウム合金製のキャップを本発明の缶1に冠着し、
スカート部の下端部を缶1の環状凸部8の下側にクリン
プして(スカート部の下端部を縮径して、その内面側を
環状凸部8の下面に係合させる)缶1を密封し、開封容
易なアルミニウム合金製キャップの上に更に、再使用時
用の、図1〜5に示されている様なキャップ2を冠着し
ても良い。
【0039】この様にすれば、購入した消費者が最初に
開封したことを確認でき、また開封した後にゴルフボー
ルBを収容した缶1を持ち運ぶ際には、缶1の開口部へ
のキャップ2の着脱が簡単且つ容易にできる。
【0040】缶1を成形する素材としては、アルミニウ
ム合金板の他に、錫メッキ鋼板に代表される表面処理鋼
板が好適に使用できる。缶1の成形方法としては、最も
好適なのは絞りしごき加工方法であるが、高さの低い缶
1や直径の大きい缶1ならば、予め金属板の片面又は両
面を熱可塑性樹脂被膜で被覆したラミネート材を使用し
た絞り・再絞り成形方法や絞り・薄肉化深絞り成形方法
も使用可能である。
【0041】本発明で使用する金属板の厚さとしては、
アルミニウム合金板の場合には、0.25〜0.35m
mが好ましく、ゴルフボール収容用缶1としては、底部
4及び胴部3の変形を少なくすることに加えて、省資源
化を図ることを考慮すると、0.25〜0.30mmの
範囲が好ましい。
【0042】アルミニウム合金製ゴルフボール収容用缶
1の場合の胴部3の厚さは、変形(デント)防止の観点
からは、最も薄いところでも0.115mm以上とする
のが好ましい。
【0043】缶1の胴部3は、通常中央部分が最も薄肉
部となるが、この部分の厚さを0.14mm以下にする
と手で押圧力を加えるだけで容易に内方に弾性変形させ
ることができるので、缶1の内径とゴルフボールBの直
径との差が7mm以下の缶1ならば、ゴルフボールBを
缶1から取り出す際に胴部3の中央部を手で押圧しなが
ら傾けると、二番目以下のゴルフボールBが押圧箇所で
止まり、一番上のゴルフボールBだけを取り出すことが
できるので便利である。
【0044】従って、一度に幾つかのゴルフボールBが
開口部から転がり出るのを防止するための弾性変形し易
さと胴部3の塑性変形を防止するという観点とから、ア
ルミニウム合金板製の缶1の場合には、胴部3の中央付
近の最も薄い部分の厚さは、0.0115mm〜0.1
40mmの範囲内で、缶1の内径はゴルフボールBの直
径以上且つその直径プラス7mm以下であることが好ま
しく、缶1の輸送中や缶1を持ち運ぶ際に缶1内で横方
向に動くゴルフボールBによる胴部3のデントを極力少
なくして缶1の外観性を良くするという観点からは、胴
部3中央付近の最も薄い部分の厚さを、0.120mm
〜0.140mmの範囲にすると共に缶1の内径を、ゴ
ルフボールBの直径以上且つその直径プラス5mm以下
にすることが、特に好ましい。
【0045】また、表面処理鋼板の場合には、0.18
〜0.28mmの厚さの表面処理鋼板を使用するのが好
ましく、ゴルフボール収容用缶1としては、底部4及び
胴部3の変形を少なくすることに加えて、省資源化を図
ることを考慮すると、0.18〜0.23mmが好まし
い。
【0046】表面処理鋼板製ゴルフボール収容用缶1の
場合の胴部3の厚さは、変形(デント)防止の観点から
は、最も薄い部分でも0.070mm以上とするのが好
ましい。
【0047】また、缶1の内径とゴルフボールBの直径
との差を6mm以下にし、缶1の胴部3の中央部の厚さ
を0.10mm以下にしておくと、缶1からゴルフボー
ルBを取り出す際に、胴部3中央部分を手で押圧しなが
ら缶1を傾けると、上から二番目以下のゴルフボールB
は押圧されて弾性変形している箇所で止まるので、一番
上のゴルフボールBだけを取り出すことができる。
【0048】従って、一度に幾つかのゴルフボールBが
開口部から転がり出るのを防止するための弾性変形し易
さと胴部3の塑性変形を防止するという観点とから、表
面処理鋼板製ゴルフボール収容用缶1の場合には、胴部
3の中央付近の最も薄い部分の厚さは、0.070mm
〜0.100mmの範囲内で、缶1の内径はゴルフボー
ルBの直径以上且つその直径プラス6mm以下であるこ
とが好ましく、缶1の輸送中や缶1を持ち運ぶ際に缶1
内で横方向に動くゴルフボールBによる胴部3のデント
を極力少なくして缶1の外観性を良くするという観点か
らは、胴部3中央付近の最も薄い部分の厚さを、0.0
85mm〜0.100mmの範囲内にすると共に缶1の
内径を、ゴルフボールBの直径以上且つその直径プラス
5mm以下にすることが、特に好ましい。
【0049】次に、本発明の第二実施形態を図6を参照
して説明する。尚、第一実施形態と同じ部分は、図面に
同じ符号を付して説明を省略する。
【0050】本実施形態では、胴部3の下方への延長線
と周辺傾斜面6の下方への延長線とのなす角度θを0°
に近い値にすることにより中央ドーム部7を広く取れる
様にして、中央ドーム部7に収容されるゴルフボールB
の体積を大きくし、しかも中央ドーム部7の曲率半径R
をゴルフボールBの曲率半径Rとほぼ同じにすること
によりゴルフボールBとの接触部分を大きくして缶1内
におけるゴルフボールBの安定性を高めてある。角度θ
が0°に近い値になっていることにより缶1の耐内圧力
が向上し、しかも中央ドーム部7とゴルフボールBとの
接触面積が広いので、缶1の落下衝撃時に中央ドーム部
7が変形し難い構造の缶1である。
【0051】次に、第三実施形態を図7を参照して説明
する。尚、第一実施形態又は第二実施形態と共通する部
分は同じ符号を付して説明を省略する。
【0052】本実施形態では、胴部3の下方への延長線
と周辺傾斜面6の下方への延長線とのなす角度θを約2
5°にし、中央ドーム部7の曲率半径Rをゴルフボール
Bの曲率半径Rの1/2にしてある。
【0053】本実施形態の缶1では、一番下のゴルフボ
ールBは、中央ドーム部7の上端部で環状に線接触して
いるので、缶1が落下衝撃等を受けた時には3個のゴル
フボールBの荷重と衝撃力とを線状の接触部で受けるの
で、大きな変形は起きない。また、わずかに起きる変形
は局部的なものではなくて中央ドーム部7とその周囲の
傾斜面をも含めたなだらかな変形となるから、底部4が
見苦しい形状とはならず、その上、角度θを約25°に
して耐内圧力を高めてあるので、接地部5よりも下方ま
で変形して缶1が正立できなくなる変形を起こすことは
ない。尚、上記全実施形態では、環状凸部8が缶胴から
外側へ突出しているが、カール巻きする前に開口端部を
ネックイン加工して縮径しておき、環状凸部8にキャッ
プ2を冠着した時に、キャップ2のスカート部24の外
面と缶の胴部3とがほぼ面一になる様にしても良い。
【0054】以下、本発明の実施例を比較例と対比して
示す。
【実施例1】本実施例では、0.265mm厚のアルミ
ニウム合金板を絞りしごき加工し、周知の脱脂・化成処
理と缶の内外面に熱硬化性樹脂塗料を塗布して、図2に
示す形状とほぼ同一の縦断面形状の缶1を成形した。缶
1の内径を約45.5mm、缶胴高さ(開口端から底部
接地部5までの缶1の寸法)が133mm、底部厚が
0.265mm、胴部3の厚さが0.125〜0.19
5mm(胴部3の中央部が最も薄く、上端付近と下端付
近は厚くなっている。)、中央ドーム部7の曲率半径R
が21.5mm、胴部3の下方への延長線と周辺傾斜面
6の下方への延長線とのなす角度θが約55°、接地部
5と中央ドーム部7との間隔が3.90mmである。
【0055】この缶1に直径約42.9mmのゴルフボ
ールBを3個収容し、低密度ポリエチレン樹脂製のキャ
ップ2を冠着した。
【0056】
【実施例2】本実施例では、0.24mm厚の錫メッキ
鋼板を絞りしごき加工し、実施例1と同様の処理をし
て、図2に示す形状とほぼ同一の縦断面形状の缶1を成
形した。缶1の内径を約45.5mm、缶胴高さ(開口
端から底部接地部5までの缶1の寸法)が133mm、
底部厚が0.24mm、胴部3の厚さが0.090〜
0.150mm(胴部3の中央部が最も薄く、上端付近
と下端付近は厚くなっている。)、中央ドーム部7の曲
率半径Rが21.5mm、胴部3の下方への延長線と周
辺傾斜面6の下方への延長線とのなす角度θが約55
°、接地部5と中央ドーム部7との間隔が3.90mm
である。
【0057】この缶1に直径約42.9mmのゴルフボ
ールBを3個収容し、低密度ポリエチレン樹脂製のキャ
ップ2を冠着した。
【0058】
【比較例】本比較例では、0.240mm厚のアルミニ
ウム合金板を絞りしごき加工して、缶外方に突出する中
央ドーム部の代わりに、缶内方へ突出するドーム部を形
成する以外は図2に示す形状とほぼ等しい縦断面形状の
缶を成形した。缶の内径を約45.5mm、缶胴高さ
(開口端から底部接地部までの缶の寸法)が133m
m、底部厚が0.240mm、胴部3の厚さが0.10
0〜0.170mm(胴部の中央部が最も薄く、上端付
近と下端付近は厚くなっている。)、中央ドーム部の曲
率半径Rが21.5mm、胴部の下方への延長線と周辺
傾斜面の下方への延長線とのなす角度θが約55°、接
地部と中央ドーム部との間隔が5.65mmである。脱
脂・洗浄・化成処理と内外面塗装は、実施例1と同じで
ある。
【0059】この缶に直径約42.9mmのゴルフボー
ルBを3個収容し、低密度ポリエチレン樹脂製のキャッ
プを冠着した。
【0060】実施例1と実施例2と比較例との缶1を各
20缶ずつ缶1の高さとほぼ同じ高さのカートンケース
に入れて、東京と大阪間を1往復する輸送試験を行った
ところ、実施例1と実施例2の缶1には、底部4に目立
った膨出変形がなく、また胴部3にも殆どデントの発生
は見られなかった。これに対して、比較例の全ての缶に
数箇所から十数箇所のデントが発生しており、また底部
には、変形度合いは異なっているものの、ドーム部が反
対方向(缶外方)へ膨出する変形が全ての缶について発
生していた。
【0061】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、容器の
主要素材として、廃棄時に資源ゴミとしてリサイクルル
ートが確立している金属板を使用しているので、環境に
やさしいボール収容用缶を得ることができる。また、絞
りしごき加工等による高速生産が可能であり、しかも胴
部を薄肉化しているため製造コストの低廉化を図ること
ができる。更に、胴部を薄肉化してあっても、硬度及び
剛性が高い金属板を缶本体に使用していると共に比較的
厚肉の底部とカール巻きして形成した環状凸部を有する
上端部をもつ胴部は特に強度が高いので、丈夫で何回も
の使用に耐える缶とすることができる。更にまた、表面
硬度が高く重量のあるボールを収容する容器としての紙
製容器では必須の中箱を使用することなく、直接カート
ンケースに収容して販売店等に輸送することができるの
で、カートンケースとキャップとをも含めた全体の容器
コストを安価なものとすることができ、また輸送中等に
落下衝撃等の衝撃を受けた場合でも、缶の底部が大きく
膨出する様な変形をすることがないので、見栄えがよい
だけでなく、正立安定性も良いボール収容用缶を得るこ
とができる。
【0062】請求項2に記載の発明によれば、収容した
ゴルフボールの下側の部分を中央ドーム部に入り込ませ
ることができるので、缶内でのゴルフボールの安定性を
向上させることができる。また、輸送中や持ち運び時等
に缶が強い落下衝撃を受けて2個以上のゴルフボールの
荷重と衝撃力とを加えた強い押圧力が缶底部の中央ドー
ム部に掛かった場合でも、多くの場合には中央ドーム部
と最下部のゴルフボールとの接触部が比較的広い面接触
となるので、下方へ膨出するとしても全体としてのわず
かな膨出にとどまって局部的に膨出することを回避でき
る。また中央ドーム部とゴルフボールとの接触がほぼ点
接触になる場合であっても、中央ドーム部とゴルフボー
ルとの曲率半径が近いので、膨出による変形が生じても
元の形状から大きく変形することを回避でき、従って、
請求項2の発明によれば、底部に見苦しい変形が発生す
ることを防止して外観の見栄えを良好に維持することが
できる。
【0063】さらに、請求項3に記載した発明によれ
ば、中央ドーム部とゴルフボールとの接触面が中央ドー
ム部のほぼ全面又は環状面となって広くなるから、缶が
輸送中や持ち運び時に落下衝撃等を受けたとしても中央
ドーム部が局部的に変形することを確実に防止すること
ができる。
【0064】そして、請求項4に記載した発明によれ
ば、缶の胴部とゴルフボールとの間の間隙が狭く、しか
も胴部の中央付近の壁厚が薄いので、キャップを開口部
から取り外し、開口部からゴルフボールを一個取り出す
際に、胴部の中央付近を手で少し強目に握ることにより
胴部を容易に弾性変形されることができ、こうすること
により、上から二個目のゴルフボールが一個目のゴルフ
ボールと一緒に外に出てくることを防止できる。即ち、
二個以上のゴルフボールが一緒に出て来ると手から落と
し易く、落とすとその形状から転がり易く、特に、落と
した場所が傾斜面であれば遠くまで転がってしまうので
拾うのに苦労するが、請求項4の発明の缶によれば、上
記構成であるためその様な事態が発生することを未然に
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一実施形態の正面図である。
【図2】 図2は図1のA−A´線で切断した縦断面図
であって、破線で描いた3個のゴルフボールが収容され
ている状態を示す図である。
【図3】 図2の開口部の拡大断面図である。
【図4】 キャップの平面図である。
【図5】 キャップの底面図である。
【図6】 本発明の第二実施形態を示す縦断面図であ
る。
【図7】 本発明の第三実施形態を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1…缶、 2…キャップ、 3…胴部、 4…底部、
5…接地部、 6…周辺傾斜面、 7…中央ドーム部、
8…環状凸部、 21…頂部、 24…スカート部、
25…係合凸部、 B…ボール。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 41/18 B65D 41/18 Fターム(参考) 3E033 AA07 BA07 BA08 BA09 CA20 DA04 DD05 EA09 GA03 3E084 AA02 AA12 AA22 AA23 AB10 BA01 CA01 CC04 CC05 DA01 DB13 DC04 DC05 FA09 FC09 GA08 GB12 KB10 LA17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の胴部と該胴部の下端を閉鎖して
    いる比較的厚肉の底部とを備え、金属薄板から一体成形
    された一端開口の金属缶の開口部に、キャップを冠着し
    て該開口部を閉鎖する缶であって、 前記底部が、前記胴部下端外周側の接地部から内方且つ
    上方に延びている円錐台形の周辺傾斜面と該周辺傾斜面
    よりも内方に形成された下方へ縦断面円弧状に突出して
    いる中央ドーム部とを備えると共に、前記胴部の延長線
    と前記周辺傾斜面の延長線とが形成する角度が0°超で
    70°以下の範囲内であり、 前記胴部が前記底部よりも肉薄化されており、その胴部
    上端部分を外側にカール巻きして形成した環状凸部を備
    え、 前記キャップが、その頂壁周縁部から垂下するスカート
    部の内面側に前記環状凸部の下面と係合する部分を備え
    ていることを特徴とする表面硬度が高く重量のあるボー
    ルを収容するボール収容用の缶。
  2. 【請求項2】 前記ボールが2個以上のゴルフボールで
    あり、前記中央ドーム部の縦断面の曲率半径Rが、該ゴ
    ルフボールの縦断面の曲率半径Rに対して0.5×R
    〜1.1×Rの範囲内であることを特徴とする請求
    項1に記載のボール収容用の缶。
  3. 【請求項3】 前記ボールがゴルフボールであり、前記
    中央ドーム部の縦断面の曲率半径Rが該ゴルフボールの
    曲率半径R以下であることを特徴とする請求項1に記
    載のボール収容用の缶。
  4. 【請求項4】 前記胴部の内径が前記ゴルフボールの直
    径以上で且つ該直径プラス7mm以下であり、 前記胴部を形成する周壁部の軸線方向におけるほぼ中央
    付近の肉厚が0.14mm以下であることを特徴とする
    請求項2又は3に記載のボール収容用の缶。
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