JP2001138632A - 情報記録材料の製造方法 - Google Patents
情報記録材料の製造方法Info
- Publication number
- JP2001138632A JP2001138632A JP32164199A JP32164199A JP2001138632A JP 2001138632 A JP2001138632 A JP 2001138632A JP 32164199 A JP32164199 A JP 32164199A JP 32164199 A JP32164199 A JP 32164199A JP 2001138632 A JP2001138632 A JP 2001138632A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording material
- support
- coating
- layer
- information recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明の課題は、塗布品質が良好で、発色性お
よびその他の諸特性が優れた感熱記録材料を生産性良く
を得ることである。 【解決手段】支持体の上に少なくとも2層以上の層を積
層してなる情報記録材料の製造方法において、該情報記
録材料を構成する層の一部または全部を、複数層の塗液
膜から成る塗料膜をカーテン塗布し、これに引き続い
て、支持体と水平面とがなす角度が45度以下の状態で
塗料膜を乾燥させることを特徴とする情報記録材料の製
造方法。
よびその他の諸特性が優れた感熱記録材料を生産性良く
を得ることである。 【解決手段】支持体の上に少なくとも2層以上の層を積
層してなる情報記録材料の製造方法において、該情報記
録材料を構成する層の一部または全部を、複数層の塗液
膜から成る塗料膜をカーテン塗布し、これに引き続い
て、支持体と水平面とがなす角度が45度以下の状態で
塗料膜を乾燥させることを特徴とする情報記録材料の製
造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録材の製造
方法に関するものであり、特に、塗布品質が良好で、諸
特性が優れた情報記録材料の製造方法に関するものであ
る。
方法に関するものであり、特に、塗布品質が良好で、諸
特性が優れた情報記録材料の製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【0003】支持体上に情報を記録するための層を設け
た情報記録材料は、幅広い分野で使用されている。この
ような情報記録材料としては、感圧記録材料、感熱記録
材料、熱転写記録材料、インクジェット記録材料など多
種多様なものが実用化されている。近年、これらの情報
記録材料は高機能化、高性能化の要求から、支持体上に
2層以上の層を設けたものも使用されている。
た情報記録材料は、幅広い分野で使用されている。この
ような情報記録材料としては、感圧記録材料、感熱記録
材料、熱転写記録材料、インクジェット記録材料など多
種多様なものが実用化されている。近年、これらの情報
記録材料は高機能化、高性能化の要求から、支持体上に
2層以上の層を設けたものも使用されている。
【0004】感熱記録材料は、一般に支持体上に加熱に
より発色する成分を含有する感熱記録層を設けたもの
で、サーマルヘッド(熱ヘッド)、熱ペン、レーザー光
などで加熱することにより、発色画像が得られるもの
で、特公昭43−4160号公報および特公昭45−1
4039号公報などに開示されている。
より発色する成分を含有する感熱記録層を設けたもの
で、サーマルヘッド(熱ヘッド)、熱ペン、レーザー光
などで加熱することにより、発色画像が得られるもの
で、特公昭43−4160号公報および特公昭45−1
4039号公報などに開示されている。
【0005】この様な感熱記録材料は、比較的簡単な装
置で記録が得られ、保守が容易なこと、騒音の発生がな
いことなどの利点があり、計測記録計、ファクシミリ、
プリンター、コンピューターの端末機、ラベル、乗車券
の自動販売機など広範囲の分野に利用されている。ま
た、近年、より優れた発色濃度・感度、画像の安定性、
複数の色調などを得る目的で、単層の感熱記録層のみで
なく、保護層、下引き層、2層以上の感熱記録層などを
塗布した感熱記録材料も実用化されている。
置で記録が得られ、保守が容易なこと、騒音の発生がな
いことなどの利点があり、計測記録計、ファクシミリ、
プリンター、コンピューターの端末機、ラベル、乗車券
の自動販売機など広範囲の分野に利用されている。ま
た、近年、より優れた発色濃度・感度、画像の安定性、
複数の色調などを得る目的で、単層の感熱記録層のみで
なく、保護層、下引き層、2層以上の感熱記録層などを
塗布した感熱記録材料も実用化されている。
【0006】インクジェット記録方式は、インクジェッ
ト記録装置から噴射されるインクの微小滴をインクジェ
ット記録材料に付着させ、画像や文字を記録する記録方
式である。これに用いられるインクジェット記録材料に
は、非塗工紙のようなインク受理層が塗布されていない
ものが用いられることもあるが、インク受理性の無い合
成樹脂フィルムなどに印字する場合やより高精細な画像
を得たい場合などには、支持体にインク受理層を設けて
使用される。近年、用途の多様化やカラー化や高速印字
などの高性能化に伴い、より多量のインクが噴射される
様になり、より大容量のインク吸収性と高い印字濃度が
要求される様になった。このような要求に対して、従来
の単層のインク受理層では十分な性能が得られないた
め、2層以上のインク受理層を設けたインクジェット記
録材料も実用化されている。
ト記録装置から噴射されるインクの微小滴をインクジェ
ット記録材料に付着させ、画像や文字を記録する記録方
式である。これに用いられるインクジェット記録材料に
は、非塗工紙のようなインク受理層が塗布されていない
ものが用いられることもあるが、インク受理性の無い合
成樹脂フィルムなどに印字する場合やより高精細な画像
を得たい場合などには、支持体にインク受理層を設けて
使用される。近年、用途の多様化やカラー化や高速印字
などの高性能化に伴い、より多量のインクが噴射される
様になり、より大容量のインク吸収性と高い印字濃度が
要求される様になった。このような要求に対して、従来
の単層のインク受理層では十分な性能が得られないた
め、2層以上のインク受理層を設けたインクジェット記
録材料も実用化されている。
【0007】従来より、支持体の上に2層以上の層を積
層してなる情報記録材料においては、1層ずつ塗布・乾
燥して積層した層が形成されており、塗布方式としては
エアナイフ塗布、ブレード塗布、ロッド塗布、リバース
ロール塗布などの方法が用いらているが、この様な方法
で作製された情報記録材料は、塗布品質が悪いこと、上
層の塗液の下層中へのしみこみ、上層塗布時のはじきな
どに起因する上層のピンホール、長時間の連続塗布にお
ける品質のばらつきなどの問題が生じるほか、高速塗布
に限界があること、多数回塗布から生じる生産性が低下
などの問題がある。
層してなる情報記録材料においては、1層ずつ塗布・乾
燥して積層した層が形成されており、塗布方式としては
エアナイフ塗布、ブレード塗布、ロッド塗布、リバース
ロール塗布などの方法が用いらているが、この様な方法
で作製された情報記録材料は、塗布品質が悪いこと、上
層の塗液の下層中へのしみこみ、上層塗布時のはじきな
どに起因する上層のピンホール、長時間の連続塗布にお
ける品質のばらつきなどの問題が生じるほか、高速塗布
に限界があること、多数回塗布から生じる生産性が低下
などの問題がある。
【0008】これらの塗布方法に対して、特公昭49−
24133号、同49−35447号公報などに開示さ
れているカーテン塗布方法は、塗布液の自由落下カーテ
ンを形成し、これを支持体に衝突せしめて塗布する方法
であり、塗布品質が良好で、高速塗布に適性を有するこ
とが知られている。また、複数層の塗液膜から成る塗料
膜を形成してカーテン塗布することにより、複数の層を
同時に塗布することも可能であり、多層塗布の生産性を
大幅に向上することができる。カーテン塗布方法を用い
た多層同時塗布では、支持体上に複数層の塗液膜から成
る塗料膜を塗布した後、層構成を乱さずに乾燥・固化さ
せる必要がある。乾燥時に層構成が乱れ層間混合が生じ
ると、各層の機能が十分発揮されなくなり、情報記録材
料の諸特性が悪化する。従来より、カーテン塗布方法に
よる多層同時塗布が行われている写真感光材料などの分
野では、通常塗液中にバインダーとしてゼラチンが含有
されており、塗料膜を支持体上に転移させた直後、冷却
することにより塗液中のゼラチンがゲル化し塗液が不動
化するため層間の混合が起こらない。
24133号、同49−35447号公報などに開示さ
れているカーテン塗布方法は、塗布液の自由落下カーテ
ンを形成し、これを支持体に衝突せしめて塗布する方法
であり、塗布品質が良好で、高速塗布に適性を有するこ
とが知られている。また、複数層の塗液膜から成る塗料
膜を形成してカーテン塗布することにより、複数の層を
同時に塗布することも可能であり、多層塗布の生産性を
大幅に向上することができる。カーテン塗布方法を用い
た多層同時塗布では、支持体上に複数層の塗液膜から成
る塗料膜を塗布した後、層構成を乱さずに乾燥・固化さ
せる必要がある。乾燥時に層構成が乱れ層間混合が生じ
ると、各層の機能が十分発揮されなくなり、情報記録材
料の諸特性が悪化する。従来より、カーテン塗布方法に
よる多層同時塗布が行われている写真感光材料などの分
野では、通常塗液中にバインダーとしてゼラチンが含有
されており、塗料膜を支持体上に転移させた直後、冷却
することにより塗液中のゼラチンがゲル化し塗液が不動
化するため層間の混合が起こらない。
【0009】一方、情報記録材料においては、例えば、
感熱記録材料では、冷却により塗液が不動化するだけの
ゼラチンを添加すると、発色、画像安定性などの諸特性
が大幅に悪化する問題があり、また、インクジェット記
録材料では、インクの吸収容量や吸収速度が十分得られ
ないなどの場合があり、また、ゼラチン以外のものを用
いてこれらの特性を損なわずに塗液を不動化する方法は
見出されておらず、写真感光材料と同様な方法で層間混
合を防止することはできていない。
感熱記録材料では、冷却により塗液が不動化するだけの
ゼラチンを添加すると、発色、画像安定性などの諸特性
が大幅に悪化する問題があり、また、インクジェット記
録材料では、インクの吸収容量や吸収速度が十分得られ
ないなどの場合があり、また、ゼラチン以外のものを用
いてこれらの特性を損なわずに塗液を不動化する方法は
見出されておらず、写真感光材料と同様な方法で層間混
合を防止することはできていない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、塗布
品質が良好で、諸特性が優れた情報記録材料を生産性良
くを得ることである。
品質が良好で、諸特性が優れた情報記録材料を生産性良
くを得ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に検討した結果、支持体の上に少なくとも2層以上の層
を積層してなる情報記録材料の製造方法において、該情
報記録材料を構成する層の一部または全部を、複数層の
塗液膜から成る塗料膜をカーテン塗布し、これに引き続
いて、支持体と水平面とがなす角度が45度以下の状態
で塗料膜を乾燥させることを特徴とする情報記録材料の
製造方法により解決した。
に検討した結果、支持体の上に少なくとも2層以上の層
を積層してなる情報記録材料の製造方法において、該情
報記録材料を構成する層の一部または全部を、複数層の
塗液膜から成る塗料膜をカーテン塗布し、これに引き続
いて、支持体と水平面とがなす角度が45度以下の状態
で塗料膜を乾燥させることを特徴とする情報記録材料の
製造方法により解決した。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の情報記録材料の製造方法
では、情報記録材料を構成する複数の層の一部または全
部を複数層の塗液膜から成る塗料膜を支持体にカーテン
塗布した後、乾燥させて感熱記録材料が製造される。カ
ーテン塗布して形成される層の種類は特に限定されない
が、例えば、感熱記録材料では下引き層、感熱記録層、
保護層など、インクジェット記録材料では複数のインク
受理層などが挙げられ、これらの隣接する一連の層がカ
ーテン塗布により多層同時塗布される。多層同時塗布す
る層の組み合わせの具体例としては、感熱記録層では、
下引き層と感熱記録層の組み合わせ、感熱記録層と保護
層の組み合わせ、下引き層、感熱記録層および保護層の
組み合わせ、種類の異なる2種以上の下引き層の組み合
わせ、種類の異なる2種以上の感熱記録層の組み合わ
せ、種類の異なる2種以上の保護層の組み合わせ、イン
クジェット記録材料では複数のインク受理層などがあげ
られ、これ以外の組み合わせについても特に限定されな
い。
では、情報記録材料を構成する複数の層の一部または全
部を複数層の塗液膜から成る塗料膜を支持体にカーテン
塗布した後、乾燥させて感熱記録材料が製造される。カ
ーテン塗布して形成される層の種類は特に限定されない
が、例えば、感熱記録材料では下引き層、感熱記録層、
保護層など、インクジェット記録材料では複数のインク
受理層などが挙げられ、これらの隣接する一連の層がカ
ーテン塗布により多層同時塗布される。多層同時塗布す
る層の組み合わせの具体例としては、感熱記録層では、
下引き層と感熱記録層の組み合わせ、感熱記録層と保護
層の組み合わせ、下引き層、感熱記録層および保護層の
組み合わせ、種類の異なる2種以上の下引き層の組み合
わせ、種類の異なる2種以上の感熱記録層の組み合わ
せ、種類の異なる2種以上の保護層の組み合わせ、イン
クジェット記録材料では複数のインク受理層などがあげ
られ、これ以外の組み合わせについても特に限定されな
い。
【0013】複数層の塗液膜から成る塗料膜を支持体に
カーテン塗布するのに用いるカーテン塗布装置として
は、エクストルージョンホッパー型カーテン塗布装置、
スライドホッパー型カーテン塗布装置などが挙げられ、
特に限定されないが、写真感光材料などに使用されてい
る特公昭49−24133号公報に開示されたスライド
ホッパー型カーテン塗布装置を特に好ましく用いること
ができる。このスライドホッパー型カーテン塗布装置を
用いると容易により多層の同時塗布を行うことができ
る。
カーテン塗布するのに用いるカーテン塗布装置として
は、エクストルージョンホッパー型カーテン塗布装置、
スライドホッパー型カーテン塗布装置などが挙げられ、
特に限定されないが、写真感光材料などに使用されてい
る特公昭49−24133号公報に開示されたスライド
ホッパー型カーテン塗布装置を特に好ましく用いること
ができる。このスライドホッパー型カーテン塗布装置を
用いると容易により多層の同時塗布を行うことができ
る。
【0014】本発明の情報記録材料の製造方法では、カ
ーテン塗布装置により支持体に塗布された複数層の塗液
膜から成る塗料膜は、支持体と水平面とがなす角度が4
5度以下の状態で乾燥される。ここで支持体と水平面と
がなす角度とは、支持体の水平面に対する傾きを表し、
0〜90度の値をとる。すなわち0度は支持体が水平面
と平行であることを示し、90度は支持体が垂直面内に
あることを示す。このとき、塗料膜が支持体の上側また
は下側にあるかは特に限定されない。また乾燥とは、塗
料膜を構成する塗液中に含まれる水または有機溶剤が蒸
発し、塗液の流動性が実質的に無くなることを示す。
ーテン塗布装置により支持体に塗布された複数層の塗液
膜から成る塗料膜は、支持体と水平面とがなす角度が4
5度以下の状態で乾燥される。ここで支持体と水平面と
がなす角度とは、支持体の水平面に対する傾きを表し、
0〜90度の値をとる。すなわち0度は支持体が水平面
と平行であることを示し、90度は支持体が垂直面内に
あることを示す。このとき、塗料膜が支持体の上側また
は下側にあるかは特に限定されない。また乾燥とは、塗
料膜を構成する塗液中に含まれる水または有機溶剤が蒸
発し、塗液の流動性が実質的に無くなることを示す。
【0015】カーテン塗布された塗料膜は、塗布直後か
ら乾燥が終了するまでの間に徐々に層間混合が進行す
る。従って、塗布直後から乾燥が終了するまでの間にな
るべく層間混合が進行しにくい状態で乾燥させる必要が
ある。支持体が水平面に対して傾いている場合、支持体
に塗布された塗料膜は、重力の影響により支持体に沿っ
て支持体と平行に低いほうへ流れようとする。複数層の
塗液膜から成る塗料膜が支持体に沿って流れると、各層
の塗液の粘度の違いにより、層ごとの流速が異なった
り、支持体との摩擦により支持体により近い層と支持体
からより離れた層との流速に差が生じ、塗料膜内の層構
成に乱れが生じて層間混合が発生する。また、加熱空気
を吹き付けて乾燥する方法などにおいては、塗料膜表面
から乾燥が進行するので塗料膜内の粘度分布に大きな違
いが生じ、それに伴い流速の差が大きくなり、層間混合
が助長され、諸特性が良好な情報記録材料を得ることは
できない。例えば、感熱記録材料では、下引き層と感熱
記録層をカーテン塗布により多層同時塗布し、下引き層
と感熱記録層が混合した場合には、発色濃度が低下す
る。感熱記録層と保護層をカーテン塗布により多層同時
塗布し、感熱記録層と保護層が混合した場合には、保護
層のバリア性が低下したり、印字障害が発生するなどの
問題が生じる。また、インクジェット記録材料では、複
数のインク受理層が混合すると、発色濃度の低下、イン
ク吸収容量、吸収速度の低下などが発生する。この様に
層間混合が生じると、各層の機能を十分発揮することが
できなる。
ら乾燥が終了するまでの間に徐々に層間混合が進行す
る。従って、塗布直後から乾燥が終了するまでの間にな
るべく層間混合が進行しにくい状態で乾燥させる必要が
ある。支持体が水平面に対して傾いている場合、支持体
に塗布された塗料膜は、重力の影響により支持体に沿っ
て支持体と平行に低いほうへ流れようとする。複数層の
塗液膜から成る塗料膜が支持体に沿って流れると、各層
の塗液の粘度の違いにより、層ごとの流速が異なった
り、支持体との摩擦により支持体により近い層と支持体
からより離れた層との流速に差が生じ、塗料膜内の層構
成に乱れが生じて層間混合が発生する。また、加熱空気
を吹き付けて乾燥する方法などにおいては、塗料膜表面
から乾燥が進行するので塗料膜内の粘度分布に大きな違
いが生じ、それに伴い流速の差が大きくなり、層間混合
が助長され、諸特性が良好な情報記録材料を得ることは
できない。例えば、感熱記録材料では、下引き層と感熱
記録層をカーテン塗布により多層同時塗布し、下引き層
と感熱記録層が混合した場合には、発色濃度が低下す
る。感熱記録層と保護層をカーテン塗布により多層同時
塗布し、感熱記録層と保護層が混合した場合には、保護
層のバリア性が低下したり、印字障害が発生するなどの
問題が生じる。また、インクジェット記録材料では、複
数のインク受理層が混合すると、発色濃度の低下、イン
ク吸収容量、吸収速度の低下などが発生する。この様に
層間混合が生じると、各層の機能を十分発揮することが
できなる。
【0016】このような塗料膜の流れに起因する層間混
合は、支持体の傾きが大きくなるに従い増大する。従っ
て、支持体がなるべく水平に近い状態で乾燥することに
より層間混合を抑えることができる。支持体と水平面と
がなす角度が45度以下の状態で塗料膜を乾燥させるこ
とにより、情報記録材料の特性を損なわない程度に層間
混合を防ぐことができる。また、支持体と水平面とがな
す角度が20度以下の状態で塗料膜を乾燥させることに
より、支持体が完全に水平状態で乾燥させたのと大差な
く良好な特性の情報記録材料を得ることができ特に好ま
しい。
合は、支持体の傾きが大きくなるに従い増大する。従っ
て、支持体がなるべく水平に近い状態で乾燥することに
より層間混合を抑えることができる。支持体と水平面と
がなす角度が45度以下の状態で塗料膜を乾燥させるこ
とにより、情報記録材料の特性を損なわない程度に層間
混合を防ぐことができる。また、支持体と水平面とがな
す角度が20度以下の状態で塗料膜を乾燥させることに
より、支持体が完全に水平状態で乾燥させたのと大差な
く良好な特性の情報記録材料を得ることができ特に好ま
しい。
【0017】本発明の情報記録材料の製造方法に係る乾
燥方法は特に限定されないが、具体例としては、加熱し
た空気を吹き付ける方法、除湿した空気を吹き付ける方
法、赤外線を照射する方法、マイクロ波を照射する方法
などが挙げられ、これらを組み合わせて用いることもで
きる。
燥方法は特に限定されないが、具体例としては、加熱し
た空気を吹き付ける方法、除湿した空気を吹き付ける方
法、赤外線を照射する方法、マイクロ波を照射する方法
などが挙げられ、これらを組み合わせて用いることもで
きる。
【0018】本発明の情報記録材料の製造方法により塗
布される塗料膜を構成する複数層の塗液は、カーテン塗
布時の層間混合を防止するため、粘度、表面張力が調節
されて使用される。各層の塗液の粘度差は少ないほうが
層間の混合が少なく、各層の塗液の粘度差は100mP
a・s以下が好しい。また、各層の塗液の表面張力は、
下層となる塗液の表面張力が上層より小さいと、上層の
塗液膜が下層の塗液膜上ではじく現象が発生し、均一な
塗料膜ができず塗布品質が悪化する場合があり好ましく
ない。各層の塗液の表面張力が同一であるとはじく現象
が発生しにくく好ましく、下層となる層より上層となる
層のほうが小さくなる様に設定するとより良好な塗布品
質が得られて特に好ましい。3層以上の層を同時に塗布
する場合には、最下層すなわち最も支持体に近い層から
順に支持体から最も遠い最上層にかけて表面張力が順々
に小さくなる様に調節するのが好ましい。
布される塗料膜を構成する複数層の塗液は、カーテン塗
布時の層間混合を防止するため、粘度、表面張力が調節
されて使用される。各層の塗液の粘度差は少ないほうが
層間の混合が少なく、各層の塗液の粘度差は100mP
a・s以下が好しい。また、各層の塗液の表面張力は、
下層となる塗液の表面張力が上層より小さいと、上層の
塗液膜が下層の塗液膜上ではじく現象が発生し、均一な
塗料膜ができず塗布品質が悪化する場合があり好ましく
ない。各層の塗液の表面張力が同一であるとはじく現象
が発生しにくく好ましく、下層となる層より上層となる
層のほうが小さくなる様に設定するとより良好な塗布品
質が得られて特に好ましい。3層以上の層を同時に塗布
する場合には、最下層すなわち最も支持体に近い層から
順に支持体から最も遠い最上層にかけて表面張力が順々
に小さくなる様に調節するのが好ましい。
【0019】塗液の粘度を調整するために、ポリビニル
アルコール、澱粉、カルボキシメチルセルロースなどの
水溶性高分子やアクリル系エマルジョンなどの各種増粘
剤を塗液に混合し粘度を上昇させる手段や、塗布液の固
形分濃度を高くして粘度を上昇させたり、逆に塗布液を
希釈して粘度を下げる手段を講じることができる。
アルコール、澱粉、カルボキシメチルセルロースなどの
水溶性高分子やアクリル系エマルジョンなどの各種増粘
剤を塗液に混合し粘度を上昇させる手段や、塗布液の固
形分濃度を高くして粘度を上昇させたり、逆に塗布液を
希釈して粘度を下げる手段を講じることができる。
【0020】塗液の表面張力を調整するために、カルボ
ン酸塩、スルホン酸塩、硫酸エステル塩、リン酸エステ
ル塩などのアニオン系界面活性剤、エーテル型、エーテ
ルエステル型、エステル型、含窒素型などのノニオン系
界面活性剤、ベタイン、アミノカルボン酸塩、イミダゾ
リン誘導体などの両性系界面活性剤を塗布液に任意の量
を混合することができる。
ン酸塩、スルホン酸塩、硫酸エステル塩、リン酸エステ
ル塩などのアニオン系界面活性剤、エーテル型、エーテ
ルエステル型、エステル型、含窒素型などのノニオン系
界面活性剤、ベタイン、アミノカルボン酸塩、イミダゾ
リン誘導体などの両性系界面活性剤を塗布液に任意の量
を混合することができる。
【0021】本発明の情報記録材料の製造方法で塗布さ
れる塗料膜を構成する複数層の塗液には、添加剤とし
て、顔料分散剤、増粘剤、流動性改良剤、消泡剤、抑泡
剤、離型剤、発泡剤、浸透剤、着色染料、着色顔料、蛍
光増白剤、酸化防止剤、防腐剤、防バイ剤、耐水化剤、
湿潤紙力増強剤、乾燥紙力増強剤などを適宜配合するこ
ともできる。
れる塗料膜を構成する複数層の塗液には、添加剤とし
て、顔料分散剤、増粘剤、流動性改良剤、消泡剤、抑泡
剤、離型剤、発泡剤、浸透剤、着色染料、着色顔料、蛍
光増白剤、酸化防止剤、防腐剤、防バイ剤、耐水化剤、
湿潤紙力増強剤、乾燥紙力増強剤などを適宜配合するこ
ともできる。
【0022】本発明の情報記録材料の製造方法で製造さ
れる情報記録材料の各層には、任意のバインダーを含有
させることができる。バインダーの具体例としては、デ
ンプン類、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロ
ース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、ゼラチン、カゼイン、ポリビニルアルコール、変性
ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸、ポリメタクリ
ル酸、ポリアクリル酸エステル、ポリメタクリル酸エス
テル、ポリアクリル酸ソーダ、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリブチレンテレフタレート、塩素化ポリエーテ
ル、アリル樹脂、フラン樹脂、ケトン樹脂、オキシベン
ゾイルポリエステル、ポリアセタール、ポリエーテルエ
ーテルケトン、ポリエーテルスルホン、ポリイミド、ポ
リアミド、ポリアミドイミド、ポリアミノビスマレイミ
ド、ポリメチルペンテン、ポリフェニレンオキシド、ポ
リフェニレンスルフィド、ポリフェニレンスルホン、ポ
リスルホン、ポリアリレート、ポリアリルスルホン、ポ
リブタジエン、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化
ビニリデン、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、フェノー
ル樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、メラミンホルマリ
ン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、ビスマレイミドトリア
ジン樹脂、アルキド樹脂、アミノ樹脂、エポキシ樹脂、
不飽和ポリエステル樹脂、スチレン/ブタジエン共重合
体、アクリロニトリル/ブタジエン共重合体、アクリル
酸メチル/ブタジエン共重合体、エチレン/酢酸ビニル
共重合体、アクリル酸アミド/アクリル酸エステル共重
合体、アクリル酸アミド/アクリル酸エステル/メタク
リル酸3元共重合体、スチレン/無水マレイン酸共重合
体のアルカリ塩、エチレン/無水マレイン酸共重合体の
アルカリ塩またはアンモニウム塩、その他各種ポリオレ
フィン系樹脂などが挙げられ、これらは、単独もしくは
2種以上混合して用いることができる。
れる情報記録材料の各層には、任意のバインダーを含有
させることができる。バインダーの具体例としては、デ
ンプン類、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロ
ース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、ゼラチン、カゼイン、ポリビニルアルコール、変性
ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸、ポリメタクリ
ル酸、ポリアクリル酸エステル、ポリメタクリル酸エス
テル、ポリアクリル酸ソーダ、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリブチレンテレフタレート、塩素化ポリエーテ
ル、アリル樹脂、フラン樹脂、ケトン樹脂、オキシベン
ゾイルポリエステル、ポリアセタール、ポリエーテルエ
ーテルケトン、ポリエーテルスルホン、ポリイミド、ポ
リアミド、ポリアミドイミド、ポリアミノビスマレイミ
ド、ポリメチルペンテン、ポリフェニレンオキシド、ポ
リフェニレンスルフィド、ポリフェニレンスルホン、ポ
リスルホン、ポリアリレート、ポリアリルスルホン、ポ
リブタジエン、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化
ビニリデン、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、フェノー
ル樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、メラミンホルマリ
ン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、ビスマレイミドトリア
ジン樹脂、アルキド樹脂、アミノ樹脂、エポキシ樹脂、
不飽和ポリエステル樹脂、スチレン/ブタジエン共重合
体、アクリロニトリル/ブタジエン共重合体、アクリル
酸メチル/ブタジエン共重合体、エチレン/酢酸ビニル
共重合体、アクリル酸アミド/アクリル酸エステル共重
合体、アクリル酸アミド/アクリル酸エステル/メタク
リル酸3元共重合体、スチレン/無水マレイン酸共重合
体のアルカリ塩、エチレン/無水マレイン酸共重合体の
アルカリ塩またはアンモニウム塩、その他各種ポリオレ
フィン系樹脂などが挙げられ、これらは、単独もしくは
2種以上混合して用いることができる。
【0023】本発明の情報記録材料の製造方法で製造さ
れる情報記録材料に用いる支持体は透明、半透明、およ
び不透明のいずれであってもよく、紙、各種不織布、織
布、合成樹脂フィルム、合成樹脂ラミネート紙、合成
紙、金属箔、セラミック紙、ガラス板など、あるいはこ
れらを組み合わせた複合シートを目的に応じて任意に用
いることができるが、これらに限定されるものではな
い。
れる情報記録材料に用いる支持体は透明、半透明、およ
び不透明のいずれであってもよく、紙、各種不織布、織
布、合成樹脂フィルム、合成樹脂ラミネート紙、合成
紙、金属箔、セラミック紙、ガラス板など、あるいはこ
れらを組み合わせた複合シートを目的に応じて任意に用
いることができるが、これらに限定されるものではな
い。
【0024】本発明の情報記録材料の製造方法で製造さ
れる情報記録材料の任意の層には、必要に応じて、ケイ
ソウ土、タルク、カオリン、焼成カオリン、炭酸カルシ
ウム、炭酸マグネシウム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化
ケイ素、水酸化アルミニウム、尿素−ホルマリン樹脂な
どの無機および有機顔料、その他に、ステアリン酸亜
鉛、ステアリン酸カルシウムなどの高級脂肪酸金属塩、
パラフィン、酸化パラフィン、ポリエチレン、酸化ポリ
エチレン、ステアリン酸アミド、カスターワックスなど
のワックス類を、また、ジオクチルスルホコハク酸ナト
リウムなどの分散剤、さらに界面活性剤、および蛍光染
料などを含有させることもできる。
れる情報記録材料の任意の層には、必要に応じて、ケイ
ソウ土、タルク、カオリン、焼成カオリン、炭酸カルシ
ウム、炭酸マグネシウム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化
ケイ素、水酸化アルミニウム、尿素−ホルマリン樹脂な
どの無機および有機顔料、その他に、ステアリン酸亜
鉛、ステアリン酸カルシウムなどの高級脂肪酸金属塩、
パラフィン、酸化パラフィン、ポリエチレン、酸化ポリ
エチレン、ステアリン酸アミド、カスターワックスなど
のワックス類を、また、ジオクチルスルホコハク酸ナト
リウムなどの分散剤、さらに界面活性剤、および蛍光染
料などを含有させることもできる。
【0025】また、耐光性を向上する目的で酸化防止
剤、紫外線吸収剤を添加することができる。酸化防止剤
の例としては、ヒンダードアミン系酸化防止剤、ヒンダ
ードフェノール系酸化防止剤、およびスルフィド系酸化
防止剤などが挙げられるが特に限定されない。また、紫
外線吸収剤の例としては、ベンゾトリアゾール系紫外線
吸収剤、サリチル酸系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系
紫外線吸収剤などの有機系紫外線吸収剤、および酸化亜
鉛、酸化チタン、酸化セリウムなどの無機系紫外線吸収
剤が挙げられるが特に限定されない。
剤、紫外線吸収剤を添加することができる。酸化防止剤
の例としては、ヒンダードアミン系酸化防止剤、ヒンダ
ードフェノール系酸化防止剤、およびスルフィド系酸化
防止剤などが挙げられるが特に限定されない。また、紫
外線吸収剤の例としては、ベンゾトリアゾール系紫外線
吸収剤、サリチル酸系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系
紫外線吸収剤などの有機系紫外線吸収剤、および酸化亜
鉛、酸化チタン、酸化セリウムなどの無機系紫外線吸収
剤が挙げられるが特に限定されない。
【0026】本発明の情報記録材料の製造方法で製造さ
れる感熱記録材料に含有される加熱により発色する成分
は特に限定されず、例えば、通常無色あるいは淡色の電
子供与性染料前駆体と電子受容性化合物の組み合わせ、
芳香族イソシアナート化合物とイミノ化合物の組み合わ
せ、通常無色あるいは淡色の電子供与性染料前駆体と芳
香族イソシアナート化合物の組み合わせ、金属化合物と
配位化合物の組み合わせ、ジアゾニウム塩とカプラーの
組み合わせなどが挙げられる。発色、画像安定性などの
諸特性が良好な点で、通常無色あるいは淡色の電子供与
性染料前駆体と電子受容性化合物の組み合わせ、芳香族
イソシアナート化合物とイミノ化合物の組み合わせ、通
常無色あるいは淡色の電子供与性染料前駆体と芳香族イ
ソシアナート化合物の組み合わせが特に好ましく用いら
れる。
れる感熱記録材料に含有される加熱により発色する成分
は特に限定されず、例えば、通常無色あるいは淡色の電
子供与性染料前駆体と電子受容性化合物の組み合わせ、
芳香族イソシアナート化合物とイミノ化合物の組み合わ
せ、通常無色あるいは淡色の電子供与性染料前駆体と芳
香族イソシアナート化合物の組み合わせ、金属化合物と
配位化合物の組み合わせ、ジアゾニウム塩とカプラーの
組み合わせなどが挙げられる。発色、画像安定性などの
諸特性が良好な点で、通常無色あるいは淡色の電子供与
性染料前駆体と電子受容性化合物の組み合わせ、芳香族
イソシアナート化合物とイミノ化合物の組み合わせ、通
常無色あるいは淡色の電子供与性染料前駆体と芳香族イ
ソシアナート化合物の組み合わせが特に好ましく用いら
れる。
【0027】本発明の情報記録材料の製造方法で製造さ
れる感熱記録材料においては、感熱記録材料中の任意の
層に、電気的、磁気的、または光学的に情報が記録可能
な材料を含有させても良い。感熱記録層が設けられてい
る面または、反対側の面にインクジェット記録のインク
受容性を持たせてもよい。また、感熱記録層が設けられ
ている面と反対側の面にカール防止や帯電防止などを目
的としてバックコート層を設けても良く、さらに粘着加
工などを行ってもよい。また、感熱記録層の表面にUV
インキなどによる印刷などを行ってもよい。
れる感熱記録材料においては、感熱記録材料中の任意の
層に、電気的、磁気的、または光学的に情報が記録可能
な材料を含有させても良い。感熱記録層が設けられてい
る面または、反対側の面にインクジェット記録のインク
受容性を持たせてもよい。また、感熱記録層が設けられ
ている面と反対側の面にカール防止や帯電防止などを目
的としてバックコート層を設けても良く、さらに粘着加
工などを行ってもよい。また、感熱記録層の表面にUV
インキなどによる印刷などを行ってもよい。
【0028】本発明の情報記録材料の製造方法で製造さ
れる感熱記録材料においては、レーザー光による印字を
行なうために、感熱記録材料中の任意の層および支持体
に光熱変換材料を含有させることができる。
れる感熱記録材料においては、レーザー光による印字を
行なうために、感熱記録材料中の任意の層および支持体
に光熱変換材料を含有させることができる。
【0029】本発明の情報記録材料の製造方法で製造さ
れるインクジェット記録材料においては、インクジェッ
ト記録材料中の任意の層に、電気的、磁気的、または光
学的に情報が記録可能な材料を含有させても良い。ま
た、インク受理層が設けられている面と反対側の面にカ
ール防止や帯電防止などを目的としてバックコート層を
設けても良く、さらに粘着加工などを行ってもよい。
れるインクジェット記録材料においては、インクジェッ
ト記録材料中の任意の層に、電気的、磁気的、または光
学的に情報が記録可能な材料を含有させても良い。ま
た、インク受理層が設けられている面と反対側の面にカ
ール防止や帯電防止などを目的としてバックコート層を
設けても良く、さらに粘着加工などを行ってもよい。
【0030】
【実施例】以下に、本発明を実施例をあげて説明する
が、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
又、実施例に於いて示す「部」および「%」は、特に明
示しない限り重量部および重量%を示す。
が、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
又、実施例に於いて示す「部」および「%」は、特に明
示しない限り重量部および重量%を示す。
【0031】実施例1 (A)下引き層塗液の作製 下記の組成の混合液をホモミキサーで攪拌し、粘度10
0mPa・s、表面張力30mN/mの下引き層塗液を
作製した。
0mPa・s、表面張力30mN/mの下引き層塗液を
作製した。
【0032】 下引き層塗液: 焼成カオリン(エンゲルハード製 アンシレックス) 100部 50%スチレンブタジエン系共重合ラテックス 24部 10%でんぷん水溶液(日本食品化工製 MS4600) 60部 ポリアクリル酸ソーダ 2部 水 116部 フッ素系界面活性剤(旭硝子製 サーフロンS−111) 0.51部
【0033】(B)感熱記録層塗液の作製 下記の組成の混合液をボールミルで分散し、体積平均粒
径1μmのB1,B2,B3液および体積平均粒径2μ
mのB4液を得た。
径1μmのB1,B2,B3液および体積平均粒径2μ
mのB4液を得た。
【0034】 B1液: 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン 40部 ポリビニルアルコール10%水溶液 20部 水 40部
【0035】 B2液: 4,4′−ビス(ヒドロキシフェニル)スルホン 80部 ポリビニルアルコール10%水溶液 40部 水 80部
【0036】 B3液: 2−ベンジルオキシナフタレン 80部 ポリビニルアルコール10%水溶液 40部 水 80部
【0037】 B4液: 炭酸カルシウム(白石工業製 カルライトSA) 80部 ポリアクリル酸ソーダ 1部 水 79部
【0038】以上の様にして得たB1,B2,B3,B
4液、10%ポリビニルアルコール水溶液800部、水
105部、フッ素系界面活性剤(旭硝子製 サーフロン
S−111)0.67部を混合し、粘度100mPa・
s、表面張力30mN/mの感熱記録層の塗液を作製し
た。
4液、10%ポリビニルアルコール水溶液800部、水
105部、フッ素系界面活性剤(旭硝子製 サーフロン
S−111)0.67部を混合し、粘度100mPa・
s、表面張力30mN/mの感熱記録層の塗液を作製し
た。
【0039】(C)感熱記録材料の作製 (A),(B)で作製した下引き層塗液、感熱記録層塗
液をスライドホッパー型カーテン塗布装置を用いて、下
層側から下引き層塗液、感熱記録層塗液の順で構成され
る塗料膜を形成し、各層の固形分塗抹量が下引き層8g
/m2、感熱記録層6g/m2になる様に60g/m2の
上質紙の上に塗布し、支持体と水平面とがなす角度が0
度、塗料膜が支持体の上側の状態で塗料膜を乾燥させて
感熱記録材料を作製した。
液をスライドホッパー型カーテン塗布装置を用いて、下
層側から下引き層塗液、感熱記録層塗液の順で構成され
る塗料膜を形成し、各層の固形分塗抹量が下引き層8g
/m2、感熱記録層6g/m2になる様に60g/m2の
上質紙の上に塗布し、支持体と水平面とがなす角度が0
度、塗料膜が支持体の上側の状態で塗料膜を乾燥させて
感熱記録材料を作製した。
【0040】実施例2 実施例1(C)で支持体と水平面とがなす角度が0度、
塗料膜が支持体の上側の状態で塗料膜を乾燥させる代わ
りに、支持体と水平面とがなす角度が20度、塗料膜が
支持体の上側の状態で塗料膜を乾燥させた以外は実施例
1と同一条件で感熱記録材料を作製した。
塗料膜が支持体の上側の状態で塗料膜を乾燥させる代わ
りに、支持体と水平面とがなす角度が20度、塗料膜が
支持体の上側の状態で塗料膜を乾燥させた以外は実施例
1と同一条件で感熱記録材料を作製した。
【0041】実施例3 実施例1(C)で支持体と水平面とがなす角度が0度、
塗料膜が支持体の上側の状態で塗料膜を乾燥させる代わ
りに、支持体と水平面とがなす角度が45度、塗料膜が
支持体の上側の状態で塗料膜を乾燥させた以外は実施例
1と同一条件で感熱記録材料を作製した。
塗料膜が支持体の上側の状態で塗料膜を乾燥させる代わ
りに、支持体と水平面とがなす角度が45度、塗料膜が
支持体の上側の状態で塗料膜を乾燥させた以外は実施例
1と同一条件で感熱記録材料を作製した。
【0042】実施例4 (D)下層インク受理層塗液の作製 下記の組成の混合液をホモミキサーで攪拌し、粘度10
0mPa・s、表面張力35mN/mの下層インク受理
層塗液を作製した。
0mPa・s、表面張力35mN/mの下層インク受理
層塗液を作製した。
【0043】 下層インク受理層塗液: 合成非晶質シリカ(水澤化学製 ミズカシルP78D) 28部 ポリビニルアルコール10%水溶液 55部 水 117部 フッ素系界面活性剤(旭硝子製 サーフロンS−111) 0.04部
【0044】(E)上層インク受理層塗液の作製 下記の組成の混合液をホモミキサーで攪拌し、粘度10
0mPa・s、表面張力35mN/mの上層インク受理
層塗液を作製した。
0mPa・s、表面張力35mN/mの上層インク受理
層塗液を作製した。
【0045】 上層インク受理層塗液: 合成非晶質シリカ(トクヤマ製 ファインシールX37B) 21部 ポリビニルアルコール10%水溶液 63部 カチオン性ポリマー(住友化学工業製 スミレーズレジン1001) 14部 水 102部 フッ素系界面活性剤(旭硝子製 サーフロンS−111) 0.002部
【0046】(F)インクジェット記録材料の作製 (D),(E)で作製した下層インク受理層塗液、上層
インク受理層塗液をスライドホッパー型カーテン塗布装
置を用いて、下層側から下層インク受理層塗液、上層イ
ンク受理層塗液の順で構成される塗料膜を形成し、各層
の固形分塗抹量が下層インク受理層塗液30g/m2、
上層インク受理層塗液9g/m2になる様に60g/m2
の上質紙の上に塗布し、支持体と水平面とがなす角度が
0度、塗料膜が支持体の上側の状態で塗料膜を乾燥させ
てインクジェット記録材料を作製した。
インク受理層塗液をスライドホッパー型カーテン塗布装
置を用いて、下層側から下層インク受理層塗液、上層イ
ンク受理層塗液の順で構成される塗料膜を形成し、各層
の固形分塗抹量が下層インク受理層塗液30g/m2、
上層インク受理層塗液9g/m2になる様に60g/m2
の上質紙の上に塗布し、支持体と水平面とがなす角度が
0度、塗料膜が支持体の上側の状態で塗料膜を乾燥させ
てインクジェット記録材料を作製した。
【0047】実施例5 実施例4(F)で支持体と水平面とがなす角度が0度、
塗料膜が支持体の上側の状態で塗料膜を乾燥させる代わ
りに、支持体と水平面とがなす角度が20度、塗料膜が
支持体の上側の状態で塗料膜を乾燥させた以外は実施例
4と同一条件でインクジェット記録材料を作製した。
塗料膜が支持体の上側の状態で塗料膜を乾燥させる代わ
りに、支持体と水平面とがなす角度が20度、塗料膜が
支持体の上側の状態で塗料膜を乾燥させた以外は実施例
4と同一条件でインクジェット記録材料を作製した。
【0048】実施例6 実施例4(F)で支持体と水平面とがなす角度が0度、
塗料膜が支持体の上側の状態で塗料膜を乾燥させる代わ
りに、支持体と水平面とがなす角度が45度、塗料膜が
支持体の上側の状態で塗料膜を乾燥させた以外は実施例
4と同一条件でインクジェット記録材料を作製した。
塗料膜が支持体の上側の状態で塗料膜を乾燥させる代わ
りに、支持体と水平面とがなす角度が45度、塗料膜が
支持体の上側の状態で塗料膜を乾燥させた以外は実施例
4と同一条件でインクジェット記録材料を作製した。
【0049】比較例1 実施例1(C)で支持体と水平面とがなす角度が0度、
塗料膜が支持体の上側の状態で塗料膜を乾燥させる代わ
りに、支持体と水平面とがなす角度が60度、塗料膜が
支持体の上側の状態で塗料膜を乾燥させた以外は実施例
1と同一条件で感熱記録材料を作製した。
塗料膜が支持体の上側の状態で塗料膜を乾燥させる代わ
りに、支持体と水平面とがなす角度が60度、塗料膜が
支持体の上側の状態で塗料膜を乾燥させた以外は実施例
1と同一条件で感熱記録材料を作製した。
【0050】比較例2 実施例1(C)で支持体と水平面とがなす角度が0度、
塗料膜が支持体の上側の状態で塗料膜を乾燥させる代わ
りに、支持体と水平面とがなす角度が90度の状態で塗
料膜を乾燥させた以外は実施例1と同一条件で感熱記録
材料を作製した。
塗料膜が支持体の上側の状態で塗料膜を乾燥させる代わ
りに、支持体と水平面とがなす角度が90度の状態で塗
料膜を乾燥させた以外は実施例1と同一条件で感熱記録
材料を作製した。
【0051】比較例3 実施例4(F)で支持体と水平面とがなす角度が0度、
塗料膜が支持体の上側の状態で塗料膜を乾燥させる代わ
りに、支持体と水平面とがなす角度が60度、塗料膜が
支持体の上側の状態で塗料膜を乾燥させた以外は実施例
4と同一条件でインクジェット記録材料を作製した。
塗料膜が支持体の上側の状態で塗料膜を乾燥させる代わ
りに、支持体と水平面とがなす角度が60度、塗料膜が
支持体の上側の状態で塗料膜を乾燥させた以外は実施例
4と同一条件でインクジェット記録材料を作製した。
【0052】比較例4 実施例4(F)で支持体と水平面とがなす角度が0度、
塗料膜が支持体の上側の状態で塗料膜を乾燥させる代わ
りに、支持体と水平面とがなす角度が90度の状態で塗
料膜を乾燥させた以外は実施例4と同一条件でインクジ
ェット記録材料を作製した。
塗料膜が支持体の上側の状態で塗料膜を乾燥させる代わ
りに、支持体と水平面とがなす角度が90度の状態で塗
料膜を乾燥させた以外は実施例4と同一条件でインクジ
ェット記録材料を作製した。
【0053】試験1 感熱記録材料へのサーマルヘッド
による印字 実施例1〜3、比較例1,2で作製した感熱記録材料
に、TDK製印字ヘッド(LH4409)付き大倉電気
製感熱ファクシミリ印字試験機(TH−PMD)を用い
て印加パルス1.1ミリ秒、印加電圧20ボルトで、幅
5cm、長さ5cmの印字を行い、印字部の濃度を濃度
計(マクベスRD918)を用いて測定した。また、印
字部の発色状態を目視により観察した。結果を表1に示
した。
による印字 実施例1〜3、比較例1,2で作製した感熱記録材料
に、TDK製印字ヘッド(LH4409)付き大倉電気
製感熱ファクシミリ印字試験機(TH−PMD)を用い
て印加パルス1.1ミリ秒、印加電圧20ボルトで、幅
5cm、長さ5cmの印字を行い、印字部の濃度を濃度
計(マクベスRD918)を用いて測定した。また、印
字部の発色状態を目視により観察した。結果を表1に示
した。
【0054】試験2 インクジェット記録材料へのイン
クジェットプリンターによる印字 実施例4〜6、比較例3,4で作製したインクジェット
記録材料に、セイコーエプソン製カラーインクジェット
プリンター(PM750C)を用いてブラックインクで
幅5cm、長さ5cmの印字を行い、印字部の濃度を濃
度計(マクベスRD918)を用いて測定した。また、
印字部の発色状態を目視により観察した。結果を表2に
示した。
クジェットプリンターによる印字 実施例4〜6、比較例3,4で作製したインクジェット
記録材料に、セイコーエプソン製カラーインクジェット
プリンター(PM750C)を用いてブラックインクで
幅5cm、長さ5cmの印字を行い、印字部の濃度を濃
度計(マクベスRD918)を用いて測定した。また、
印字部の発色状態を目視により観察した。結果を表2に
示した。
【0055】
【表1】
【0056】
【表2】
【0057】表1,2中、実施例1〜6に示す様に、複
数層の塗液膜から成る塗料膜をカーテン塗布し、これに
引き続いて、支持体と水平面とがなす角度が45度以下
の状態で塗料膜を乾燥させることにより、塗布品質が良
好で、諸特性が優れた情報記録材料を生産性良く得るこ
とができた。
数層の塗液膜から成る塗料膜をカーテン塗布し、これに
引き続いて、支持体と水平面とがなす角度が45度以下
の状態で塗料膜を乾燥させることにより、塗布品質が良
好で、諸特性が優れた情報記録材料を生産性良く得るこ
とができた。
【0058】比較例1,2においては、下引き層と感熱
記録層が混合した状態になり、低い発色濃度しか得られ
なかった。比較例3,4においては、下層インク受理
層、上層インク受理層が混合した状態になり、低い発色
濃度しか得られなかった。
記録層が混合した状態になり、低い発色濃度しか得られ
なかった。比較例3,4においては、下層インク受理
層、上層インク受理層が混合した状態になり、低い発色
濃度しか得られなかった。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、塗布品質が良好で、諸
特性が優れた情報記録材料をカーテン塗布方式による多
層同時塗布により生産性良くを得ることができる。
特性が優れた情報記録材料をカーテン塗布方式による多
層同時塗布により生産性良くを得ることができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 支持体の上に少なくとも2層以上の層を
積層してなる情報記録材料の製造方法において、該情報
記録材料を構成する層の一部または全部を、複数層の塗
液膜から成る塗料膜をカーテン塗布し、これに引き続い
て、支持体と水平面とがなす角度が45度以下の状態で
塗料膜を乾燥させることを特徴とする情報記録材料の製
造方法。 - 【請求項2】 情報記録材料が感熱記録材料であること
を特徴とする請求項1記載の情報記録材料の製造方法。 - 【請求項3】 情報記録材料がインクジェット記録材料
であることを特徴とする請求項1記載の情報記録材料の
製造方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32164199A JP2001138632A (ja) | 1999-11-11 | 1999-11-11 | 情報記録材料の製造方法 |
US09/609,695 US6497926B1 (en) | 1999-07-07 | 2000-07-06 | Method of producing information recording material |
DE10033056A DE10033056A1 (de) | 1999-07-07 | 2000-07-07 | Verfahren zur Herstellung eines Informations-Aufzeichnungsmaterials |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32164199A JP2001138632A (ja) | 1999-11-11 | 1999-11-11 | 情報記録材料の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001138632A true JP2001138632A (ja) | 2001-05-22 |
Family
ID=18134778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32164199A Pending JP2001138632A (ja) | 1999-07-07 | 1999-11-11 | 情報記録材料の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001138632A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005220480A (ja) * | 2004-02-06 | 2005-08-18 | Nippon Paper Industries Co Ltd | 情報記録用紙の製造方法 |
WO2011046080A1 (ja) | 2009-10-14 | 2011-04-21 | 王子製紙株式会社 | 感熱記録材料 |
US8263196B2 (en) | 2003-09-25 | 2012-09-11 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Protection of printed images from gasfade |
JP2013000885A (ja) * | 2011-06-10 | 2013-01-07 | Oji Holdings Corp | 感熱記録体の製造方法 |
-
1999
- 1999-11-11 JP JP32164199A patent/JP2001138632A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8263196B2 (en) | 2003-09-25 | 2012-09-11 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Protection of printed images from gasfade |
JP2005220480A (ja) * | 2004-02-06 | 2005-08-18 | Nippon Paper Industries Co Ltd | 情報記録用紙の製造方法 |
WO2011046080A1 (ja) | 2009-10-14 | 2011-04-21 | 王子製紙株式会社 | 感熱記録材料 |
US8629082B2 (en) | 2009-10-14 | 2014-01-14 | Oji Holdings Corporation | Heat-sensitive recording material |
JP2013000885A (ja) * | 2011-06-10 | 2013-01-07 | Oji Holdings Corp | 感熱記録体の製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6689432B2 (en) | Ink jet recording material | |
US6497926B1 (en) | Method of producing information recording material | |
WO2001076884A1 (fr) | Procede de production de materiau d'enregistrement d'information et liquide de revetement a utiliser dans ledit procede | |
JPH09323475A (ja) | インクジェット記録用紙およびこれを用いた記録方法 | |
EP1095784A2 (en) | Ink jet recording sheet | |
JP2002052810A (ja) | インクジェット記録用シート | |
JPH11348409A (ja) | インクジェット記録用紙 | |
JP2001293956A (ja) | 情報記録材料の製造方法 | |
JP2001018526A (ja) | 感熱記録材料およびその製造方法 | |
JP2006026905A (ja) | インクジェット記録用紙の製造方法及びインクジェット記録用紙 | |
US6623819B2 (en) | Ink jet recording element | |
US6695447B1 (en) | Ink jet recording element | |
JP2001138632A (ja) | 情報記録材料の製造方法 | |
JP3983433B2 (ja) | 情報記録材料の製造方法 | |
JP4038929B2 (ja) | 両面記録媒体 | |
US20020142139A1 (en) | Ink jet recording element | |
JP2001138631A (ja) | 情報記録材料の製造方法 | |
JPH08252969A (ja) | 記録媒体、及びそれを用いた画像形成方法 | |
JP3791030B2 (ja) | インクジェット記録体の製造方法 | |
JP2001341412A (ja) | インクジェット記録体 | |
JP3211277B2 (ja) | インクジェット記録用紙 | |
JP2005280311A (ja) | インクジェット記録媒体及びその記録物 | |
JP2000203152A (ja) | インクジェット記録用シ―ト及び画像形成方法 | |
JPH09193532A (ja) | インクジェット記録用紙 | |
US20020015827A1 (en) | Ink jet recording sheet for pigment ink and recording method therefor |