JP2001138599A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JP2001138599A
JP2001138599A JP32525799A JP32525799A JP2001138599A JP 2001138599 A JP2001138599 A JP 2001138599A JP 32525799 A JP32525799 A JP 32525799A JP 32525799 A JP32525799 A JP 32525799A JP 2001138599 A JP2001138599 A JP 2001138599A
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豊 福田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つのモータによって紙送り及び印刷手段の
駆動を行う装置において、十分なコスト削減を図ること
にある。 【解決手段】 記録紙を所定の方向に搬送する紙送り
手段3と、記録紙の搬送方向と直交する方向に往復運動
して記録紙上に印刷する印刷手段1と、紙送り手段3及
び印刷手段1を選択的に駆動する1つのモータ30と、
モータ30の駆動力を紙送り手段3及び印刷手段1のい
ずれか一方に切り替えて伝達する切替伝達手段31とを
備えている。そして、切替伝達手段31は、紙送り手段
3に動力を伝達する第1伝達部材32と、印刷手段1に
動力を伝達する第2伝達部材33と、モータ30に固定
された駆動部材35と、駆動部材35に連結されるとと
もに第1伝達部32材及び第2伝達部材33に選択的に
連結される中間伝達部材36と、中間伝達部材36と第
1及び第2伝達部材32,33との連結を切り替える切
替機構37とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ装置、特
に、記録紙上に情報を印刷するインクジェットプリンタ
等のプリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ装置としてのインクジェットプ
リンタは、記録紙を送る記録紙搬送機構と、インクを吐
出するインクカートリッジが装着されて往復移動するイ
ンクキャリアと、これらの機構及びインクキャリアをそ
れぞれ駆動するためのモータとを有している。
【0003】そして、この装置では、記録紙が所定の送
り方向に搬送されるとともに、この記録紙の搬送方向と
直交する方向にインクキャリアが往復移動され、インク
が吐出されて記録紙上に印刷が行われる。このような装
置においては、記録紙を搬送するために、またインクキ
ャリアを駆動するために、それぞれ専用のモータが設け
られている。そこで、これらのモータを共通化して、1
つのモータによって記録紙の搬送とインクキャリアの駆
動を行えるようにした装置が、実開昭61−10755
7号公報、特開昭59−106983号公報及び特開昭
63−122572号公報に示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記公報に示された装
置では、1つのモータによって2つの駆動機構を駆動す
ることが可能であり、コストの低減が図られている。し
かし、実開昭61−107557号公報に示された装置
では、遊星歯車機構を用いるとともに、機構の一部分の
回転を規制あるいは規制解除することによって動力の伝
達方向を切り替えるようにしており、動力の切替のため
の構造が複雑である。また、他の2つの公報に示された
装置においては、動力の切替のためにリンク機構やカム
機構を用いており、やはり構造が複雑であって満足なコ
スト削減効果が得られていない。
【0005】本発明の課題は、1つのモータによって紙
送り及び印刷手段の駆動を行う装置において、十分なコ
スト削減を図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るプリンタ
装置は、記録紙上に情報を印刷する装置であり、記録紙
を所定の方向に搬送する紙送り手段と、記録紙の搬送方
向と直交する方向に往復運動して記録紙上に印刷する印
刷手段と、紙送り手段及び印刷手段を選択的に駆動する
1つのモータと、モータの駆動力を紙送り手段及び印刷
手段のいずれか一方に切り替えて伝達する切替伝達手段
とを備えている。
【0007】そして、切替伝達手段は、紙送り手段に動
力を伝達する第1伝達部材と、印刷手段に動力を伝達す
る第2伝達部材と、モータに固定された駆動部材と、駆
動部材に連結されるとともに第1伝達部材及び第2伝達
部材に選択的に連結される中間伝達部材と、中間伝達部
材と第1及び第2伝達部材との連結を切り替える切替機
構とを備えている。
【0008】このプリンタ装置では、紙送り手段によっ
て記録紙が搬送され、印刷手段が記録紙の搬送方向と直
交する方向に往復移動して記録紙への印刷が行われる。
このとき、1つのモータからの駆動力が切替伝達手段に
よって切り替えられ、紙送り手段及び印刷手段が選択に
駆動される。駆動力の伝達切替は以下のようにして行わ
れる。
【0009】すなわち、モータに固定されている駆動部
材が中間伝達部材と常時連結されており、この中間伝達
部材を切替機構によって第1伝達部材と連結したり、あ
るいは第2伝達部材と連結する。中間伝達部材が第1伝
達部材に連結された場合は、モータの駆動力は、駆動部
材、中間伝達部材及び第1伝達部材を介して紙送り手段
に伝達される。一方、中間伝達部材が第2伝達部材に連
結された場合は、モータの駆動力は、駆動部材、中間伝
達部材及び第2伝達部材を介して印刷手段に伝達され
る。
【0010】ここでは、中間伝達部材の連結状態を切り
替えるだけで動力の伝達が切り替えられるので、伝達切
替のための構成が簡単になる。請求項2に係るプリンタ
装置は、請求項1の装置において、第1伝達部材、第2
伝達部材、駆動部材及び中間伝達部材はそれぞれ外歯歯
車である。そして、切替機構は、中間伝達部材を駆動部
材の回転中心を中心として揺動させて第1伝達部材及び
第2伝達部材に選択的に噛み合わせるものである。
【0011】このプリンタ装置では、中間伝達部材を揺
動させ、第1伝達部材あるいは第2伝達部材に噛み合わ
せるだけで動力の伝達切替が行える。しかも、中間伝達
部材は駆動部材の回転中心を中心として揺動し、第1伝
達部材及び第2伝達部材のいずれか一方に噛み合うの
で、中間伝達部材と駆動部材とを常時噛み合わせておき
ながら容易に噛み合い状態を切り替えることができる。
【0012】請求項3に係るプリンタ装置は、請求項2
の装置において、切替機構は、駆動部材の回転中心を中
心として揺動するとともに中間伝達部材が回転自在に装
着された揺動部材と、揺動部材を揺動させるための揺動
駆動手段とを備えている。ここでは、中間伝達部材は、
揺動部材に回転自在に支持されており、揺動部材を揺動
させることによって第1伝達部材あるいは第2伝達部材
と噛み合う。
【0013】請求項4に係るプリンタ装置は、請求項3
の装置において、揺動部材の一部は磁石であり、揺動駆
動手段は電流の流れる方向を切り替えることによって揺
動部材を揺動させる電磁ソレノイドを有している。この
プリンタ装置では、電磁ソレノイドを流れる電流の向き
が切り替えられることによって揺動部材が揺動され、中
間伝達部材が第1伝達部材あるいは第2伝達部材に噛み
合う。
【0014】請求項5に係るプリンタ装置では、請求項
3の装置において、揺動部材の少なくとも一部は鉄製で
あり、揺動駆動手段は、中間伝達部材が第1及び第2伝
達部材のいずれか一方と噛み合うように揺動部材を付勢
する付勢部材と、通電状態のオン、オフによって揺動部
材を揺動させて中間伝達部材を第1及び第2伝達部材の
いずれか他方と噛み合わせる電磁ソレノイドとを有して
いる。
【0015】このプリンタ装置では、電磁ソレノイドに
通電しなくても、付勢部材によって中間伝達部材は第1
又は第2伝達部材に噛み合っている。したがって、紙送
り時及び印刷手段の駆動時のいずれかの時のみ電磁ソレ
ノイドに通電して揺動部材を揺動させ、中間伝達部材の
噛み合い状態を切り替えればよい。このため、電磁ソレ
ノイドでの消費電力を低減できる。
【0016】請求項6に係るプリンタ装置は、請求項4
又は5の装置において、切り替え機構は、揺動させられ
る揺動部材に接触させて、中間伝達部材が第1又は第2
伝達部材のいずれか一方と噛み合う直前に揺動部材の揺
動速度を減速させる緩衝部材をさらに備えている。この
プリンタ装置では、中間伝達部材を揺動させる場合、噛
み合い直前に緩衝部材によってその揺動速度が減速され
る。したがって、伝達部材同士をスムーズに噛み合わせ
ることができる。
【0017】請求項7に係るプリンタ装置では、請求項
1から6のいずれかの装置において、印刷手段は記録紙
上にインクを吐出するインクキャリアである。
【0018】
【発明の実施の形態】<第1実施形態> 〔インクジェットプリンタ〕インクジェットプリンタ1
は、図1に示すように、前面に開口1aを有するととも
に後部に記録紙供給用の給紙口1bが設けられた本体ケ
ース2と、本体ケース2内に設けられ記録紙Pを搬送す
る紙送り機構3と、記録紙Pに印刷する印刷機構4とを
備えている。
【0019】紙送り機構3は、記録紙Pを給紙口1bか
ら前面の開口1a下部に搬送するための機構であり、図
1及び図2に示すように、複数の紙送りローラ10を有
している。また、印刷機構4は、記録紙Pの搬送方向と
直交する左右方向に延びて設けられたガイドシャフト1
5と、インクキャリア16と、インクキャリア16をガ
イドシャフト15に沿って往復移動させるための移動機
構18を有している。
【0020】インクキャリア16は、前面側にインクカ
ートリッジ20が装着可能であり、後面上部にはフック
16aが一体成型され、後面下部にはベアリングハウジ
ング16bが設けられている。移動機構18は、駆動プ
ーリ21と、駆動プーリ21と対向する側に設けられた
従動プーリ22と、これらのプーリ21,22間に掛け
渡されたベルト23とを有している。インクキャリア1
6の後面には固定部(図示せず)が形成されており、こ
の固定部がベルト23に固定されている。また、ベアリ
ングハウジング16bには、1対のベアリングが挿入さ
れており、インクキャリア16はこのベアリングを介し
てガイドシャフト15に移動自在に装着されている。な
お、ガイドシャフト15の上方で装置後部側には、ガイ
ドシャフト15と平行にレール24が設けられており、
インクキャリア16のフック16aがこのレール24に
係合している。
【0021】〔駆動機構〕紙送り機構3及び印刷機構4
は、それぞれ図2に示す駆動モータ30及び切替伝達機
構31により駆動される。切替伝達機構31は、モータ
30の回転を紙送りローラ10に伝達するための第1伝
達機構32と、モータ30の回転を移動機構18の駆動
プーリ21に伝達するための第2伝達機構33とを有し
ている。また、切替伝達機構31は、モータ30に固定
された駆動ギア35と、駆動ギア35に常時噛み合う中
間ギア36と、動力の伝達経路を切り替えるための切替
機構37とを有している。
【0022】第1伝達機構32は、4つの外歯歯車4
0,41,42,43と、互いに噛み合う1対のベベル
ギア44,45とを有している。第1外歯歯車40は回
転軸が前後方向に延びるように配置されており、他の第
2、第3及び第4外歯歯車41,42,43は回転軸が
左右方向に延びるように配置されている。第1外歯歯車
40と第1ベベルギア44とは互いに固定されており、
第2ベベルギア45と第2外歯歯車41とは互いに固定
されている。また、第2外歯歯車41と第3外歯歯車4
2とが噛み合い、第3外歯歯車42と第4外歯歯車43
とが噛み合っている。そして、第4外歯歯車43が紙送
りローラ10の端部に固定されている。また、第2伝達
機構33は、駆動プーリ21に固定された第5外歯歯車
46を有している。第5外歯歯車46の回転軸は第1外
歯歯車40の回転軸と平行である。
【0023】切替機構37は、揺動部材50と、揺動部
材50を揺動させるための電磁ソレノイド51と、1対
の緩衝部材52a,52bとを有している。揺動部材5
0は、駆動ギア35の回転中心を中心として揺動自在で
あり、上方(又は後方など配置位置は自在)に延びて形
成されている。またこの揺動部材50には、中間ギア3
6が回転自在に支持されている。中間ギア36の回転軸
は駆動ギア35、第1外歯歯車40及び第5外歯歯車4
6の回転軸と平行である。なお、揺動部材50の上部に
設けられた接点50a(図2において斜線領域で示す部
分)はN極あるいはS極を帯びた磁石で形成されてい
る。
【0024】電磁ソレノイド51は、互いに隙間をあけ
て対向する2つの磁極51a,51bを有しており、コ
イルに流れる電流の向きを切り替えることによって、2
つの磁極51a,51bのそれぞれの極性をN極あるい
はS極のいずれかに切り替えることができる。揺動部材
50及び電磁ソレノイド51は、電磁ソレノイド51の
磁極51a,51bの間に揺動部材50の接点50aが
位置するように配置されている。
【0025】また、1対の緩衝部材52a,52bは、
弾性を有する板ばね状の樹脂あるいは金属製の部材で形
成されており、揺動部材50の上端部分が当接可能なよ
うに配置されている。より詳しくは、揺動部材50が電
磁ソレノイド51の磁極51a側に揺動した場合は、揺
動部材50は、磁極51aに当接する直前に緩衝部材5
2aに当接し、緩衝部材52aが弾性変形した後に磁極
51aに当接する。逆の場合も同様である。ここでは、
揺動部材50の揺動速度が、各磁極51a,51bに当
接する直前、すなわち中間ギア36が第1外歯歯車40
又は第5外歯歯車46に噛み合う直前で減速される。
【0026】〔印刷動作〕このようなインクジェットプ
リンタ1による印刷時における紙送りローラ10及びイ
ンクキャリア16の駆動を以下に説明する。まず最初
に、記録紙Pが給紙口1bから搬送される。この場合
は、電磁ソレノイド51に流れる電流を切り替えて揺動
部材50を磁極51a側に引き寄せる。これにより揺動
部材50は図2における矢印A方向に揺動し、揺動部材
50に支持された中間ギア36が第1外歯歯車40に噛
み合う。なお、前述のように、揺動部材50が磁極51
aに当接する直前に緩衝部材52aによって揺動速度が
減速されるので、中間ギア36は第1外歯歯車40にス
ムーズに噛み合う。
【0027】このような噛み合い状態では、モータ30
の回転は、駆動ギア35→中間ギア36→第1外歯歯車
40/第1ベベルギア44→第2ベベルギア45/第2
外歯歯車41→第3外歯歯車42→第4外歯歯車43の
経路で紙送りローラ10に伝達される。このようにして
記録紙Pが所定の位置に送られると、次はインクキャリ
ア16が走査される。この場合は、電磁ソレノイド51
に流れる電流を切り替えて揺動部材50を磁極51b側
に引き寄せる。これにより揺動部材50は図2における
矢印B方向に揺動し、揺動部材50に支持された中間ギ
ア36が第5外歯歯車46に噛み合う。
【0028】このような噛み合い状態では、モータ30
の回転は、駆動ギア35→中間ギア36→第5外歯歯車
46の経路で駆動プーリ21に伝達される。これによ
り、インクキャリア16はガイドシャフト15に沿って
移動し、インクカートリッジ20の下部にあるインク吐
出口から記録紙P上にインクが吐出されて印刷が行われ
る。
【0029】上記のような処理を繰り返すことによっ
て、記録紙上全体に印刷が行われる。このようなインク
ジェットプリンタ1では、紙送り及びインクキャリアの
移動を1つのモータ30で行うために、装置全体の重量
が軽くなり、コストダウンが図れる。また、伝達の切替
は、揺動部材50を揺動させ、歯車の噛み合いを変更す
るだけで行えるので、そのための構成が簡単になる。し
かも、電磁ソレノイド51による切替であるので、高速
に切り替えることができる。
【0030】<第2実施形態>図3は、本発明の第2実
施形態を採用したインクジェットプリンタ1の駆動機構
部分を示している。この第2実施形態では、切替機構3
7のみが前述の第1実施形態と異なり、他の構成は同様
である。切替機構37は、揺動部材50と、揺動部材5
0を一方側に付勢するためのばね部材55と、揺動部材
50を揺動させるためにばね部材55と対向する側に配
置された電磁ソレノイド60と、1対の緩衝部材61
a,61bとを有している。
【0031】揺動部材50自体の構成は前記同様であ
る。すなわち、駆動ギア35の回転中心を中心として揺
動自在であり、中間ギア36が回転自在に支持されてい
る。また、揺動部材50の上部に設けられた接点50a
部分(図3において斜線領域で示す部分)は鉄で形成さ
れている。また、緩衝部材61a,61bは、それぞれ
一端が固定された圧縮ばね部材である。そして、揺動部
材50及び各ばね部材61a,61bは、揺動部材50
の上端部が、揺動部材50が揺動して中間ギア36が第
1外歯歯車40又は第5外歯歯車46に噛み合う直前に
各ばね部材61a,61bに当接して揺動速度が減速さ
れるように配置されている。
【0032】この実施形態では、まず電磁ソレノイド6
0に通電し、接点50a電磁ソレノイド60の磁極に引
き寄せる。ここでは、揺動部材50はばね部材55の付
勢力に抗して図3の矢印A方向に揺動し、揺動部材50
に支持された中間ギア36が第1外歯歯車40に噛み合
う。この場合の動力伝達経路は前記同様であり、これに
より紙送りが実行される。
【0033】次にインクキャリア16を走査する場合
は、電磁ソレノイド60に流れる電流をオフする。これ
により揺動部材50は、図3における矢印B方向に揺動
し、揺動部材50に支持された中間ギア36が第5外歯
歯車46に噛み合う。この場合の動力伝達経路も前記同
様である。このような処理を繰り返すことによって、記
録紙上全体に印刷が行われる。
【0034】この実施形態では、紙送りの場合のみ電磁
ソレノイド60に通電すればよいので、電磁ソレノイド
60での消費電力を低減することができる。
【0035】
【発明の効果】本発明のインクジェットプリンタでは、
簡単な構成で1つのモータにより紙送りと印刷とを行う
ことができ、軽量化及びコストダウンを図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェットプリンタの斜視図。
【図2】本発明の第1実施形態を採用した駆動機構。
【図3】本発明の第2実施形態を採用した駆動機構。
【符号の説明】
1 インクキャリア 3 紙送り機構 4 印刷機構 10 紙送りローラ 30 駆動モータ 31 切替伝達機構 32 第1伝達機構 33 第2伝達機構 35 駆動ギア 36 中間ギア 37 切替機構 40〜43,46 外歯歯車 44,45 ベベルギア 50 揺動部材 51,60 電磁ソレノイド 52a,52b,61a,61b 緩衝部材 55 ばね部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録紙上に情報を印刷するプリンタ装置で
    あって、 記録紙を所定の方向に搬送する紙送り手段と、 前記記録紙の搬送方向と直交する方向に往復運動して前
    記記録紙上に印刷する印刷手段と、 前記紙送り手段及び印刷手段を選択的に駆動する1つの
    モータと、 前記モータの駆動力を前記紙送り手段及び印刷手段のい
    ずれか一方に切り替えて伝達する切替伝達手段とを備
    え、 前記切替伝達手段は、 前記紙送り手段に動力を伝達する第1伝達部材と、 前記印刷手段に動力を伝達する第2伝達部材と、 前記モータに固定された駆動部材と、 前記駆動部材に連結されるとともに、前記第1伝達部材
    及び第2伝達部材に選択的に連結される中間伝達部材
    と、 前記中間伝達部材と前記第1及び第2伝達部材との連結
    を切り替える切替機構とを備えている、プリンタ装置。
  2. 【請求項2】前記第1伝達部材、第2伝達部材、駆動部
    材及び中間伝達部材はそれぞれ外歯歯車であり、 前記切替機構は、前記中間伝達部材を前記駆動部材の回
    転中心を中心として揺動させて前記第1伝達部材及び第
    2伝達部材に選択的に噛み合わせるものである、請求項
    1記載のプリンタ装置。
  3. 【請求項3】前記切替機構は、 前記駆動部材の回転中心を中心として揺動するとともに
    前記中間伝達部材が回転自在に装着された揺動部材と、 前記揺動部材を揺動させるための揺動駆動手段とを備え
    ている、請求項2記載のプリンタ装置。
  4. 【請求項4】前記揺動部材の一部は磁石であり、 前記揺動駆動手段は電流の流れる方向を切り替えること
    によって前記揺動部材を揺動させる電磁ソレノイドを有
    している、請求項3記載のプリンタ装置。
  5. 【請求項5】前記揺動部材の少なくとも一部は鉄製であ
    り、 前記揺動駆動手段は、前記中間伝達部材が前記第1及び
    第2伝達部材のいずれか一方と噛み合うように前記揺動
    部材を付勢する付勢部材と、通電状態のオン、オフによ
    って前記揺動部材を揺動させて前記中間伝達部材を前記
    第1及び第2伝達部材のいずれか他方と噛み合わせる電
    磁ソレノイドとを有している、請求項3記載のプリンタ
    装置。
  6. 【請求項6】前記切替機構は、揺動させられる前記揺動
    部材に接触させて、前記中間伝達部材が前記第1又は第
    2伝達部材と噛み合う直前に前記揺動部材の揺動速度を
    減速させる緩衝部材をさらに備えている、請求項4又は
    5に記載のプリンタ装置。
  7. 【請求項7】前記印刷手段は記録紙上にインクを吐出す
    るインクキャリアである、請求項1から6のいずれかに
    記載のプリンタ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5817010B1 (ja) * 2014-11-05 2015-11-18 二郎 工藤 カラーインクジェットラベルプリンター
CN108001048A (zh) * 2017-11-29 2018-05-08 厦门汉印电子技术有限公司 进出纸机构及其打印机
CN108016148A (zh) * 2017-11-29 2018-05-11 厦门汉印电子技术有限公司 单张片材输出的打印机

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CN108001048B (zh) * 2017-11-29 2024-02-27 厦门汉印电子技术有限公司 进出纸机构及其打印机
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