JP2001138332A - プラスチック原料の供給方法および装置 - Google Patents

プラスチック原料の供給方法および装置

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JP2001138332A
JP2001138332A JP32267199A JP32267199A JP2001138332A JP 2001138332 A JP2001138332 A JP 2001138332A JP 32267199 A JP32267199 A JP 32267199A JP 32267199 A JP32267199 A JP 32267199A JP 2001138332 A JP2001138332 A JP 2001138332A
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JP
Japan
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hopper
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supply device
valve
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JP32267199A
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English (en)
Inventor
Yutaka Mizutani
豊 水谷
Kenji Toda
賢二 戸田
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Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、供給装置ホッパの上方に第2切出
弁を設け、ブリッジ防止装置の作動によりブリッジ現象
が破壊された場合でも定量供給装置の供給量の精度を低
下させないようにすることを目的とする。 【解決手段】 本発明によるプラスチック原料の供給方
法および装置は、貯蔵ホッパ(20)の第1切出弁(21)から
その下方へ配置された定量供給装置(10)の供給装置ホッ
パ(11)へ、ブリッジ防止装置(31)が設けられた供給管(3
0)を介して原料を供給するようにしたプラスチック原料
の供給方法および装置において、前記供給装置ホッパ(1
1)の上流側の第2切出弁(32)で前記ブリッジ防止装置(3
1)作動時に落下する原料の供給装置ホッパ(11)への供給
を阻止する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチック原料
の供給方法および装置に関し、特に、ブリッジ防止装置
作動時に落下する供給管内の原料を定量供給装置の供給
装置ホッパの上流側の第2切出弁で受け止め、定量供給
装置の制御精度を向上させるための新規な改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、プラスチックは、用途に応じて
種々の改質が行われている。すなわち、プラスチック主
原料に種々の副原料、例えば、顔料ピグメント、カーボ
ン等の添加材が混合されている。改質されたプラスチッ
クが均質であるためには、主原料および副原料の割合が
一定であるとともに、改質装置すなわち混練装置へ一定
割合で供給されることが必要である。そのために、これ
らの主原料および副原料は、各原料毎に高所に設置され
た貯蔵ホッパから、供給管を経てそれぞれの供給装置ホ
ッパへ供給され、容量式あるいは重量式の定量供給装置
から混合装置およびコンベアを経て、あるいは直接、混
練装置へ供給されている。
【0003】図3に従来のプラスチック原料の供給装置
が示されている。すなわち、図3において、符号10で
示されるものは定量供給装置であり、この定量供給装置
10の上部には供給装置ホッパ11が設けられている。
前記定量供給装置10の上方位置には、床10Aを介し
て原料の貯蔵ホッパ20が設置されている。前記貯蔵ホ
ッパ20と前記供給装置ホッパ11とは、貯蔵ホッパ2
0の下部に設けられた第1切出弁21及び供給管30に
より連結され、この供給管30には、その途中に振動モ
ータやバイブレータ等からなるブリッジ防止装置31が
設けられている。なお、第1切出弁21、ブリッジ防止
装置31及び定量供給装置10は、図示しない制御装置
によって、シーケンス又はプログラムによってその動作
が制御されている。
【0004】次に、動作について述べる。まず、第1切
出弁21が所定時間開くことにより、プラスチック原料
の必要量が貯蔵ホッパ20から供給管30を経て供給装
置ホッパ11へ供給される。粉末状のプラスチック主原
料及び副原料の多くは、吸湿性が高く、供給管30の内
面に付着し易く、供給管30の傾斜が緩い場合はさらに
付着し易く、ブリッジ現象が起こる。この供給管30に
設けられたブリッジ防止装置31は、適宜の時間間隔で
作動し、供給管30内面へ付着してブリッジ状態になっ
たプラスチック原料を破壊(ブリッジブレーキング)
し、供給装置ホッパ11側へ落下させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のプラスチック原
料の供給方法および装置は、以上のように構成されてい
たため、次のような課題が存在していた。すなわち、ブ
リッジ現象により供給管30の内面に付着した大量のプ
ラスチック原料がブリッジ防止装置31の振動により破
壊された場合、大量のプラスチック材料が一度に供給装
置ホッパ11内へ落下流入する。このような衝撃的な落
下流入により、定量供給装置10の供給精度に悪影響を
与え、供給量の精度が狂うことになっていた。
【0006】本発明は以上のような課題を解決するため
になされたものであり、特に、ブリッジ防止装置作動時
に落下する供給管内の原料を定量供給装置の供給装置ホ
ッパの上流側の第2切出弁で受け止め、定量供給装置の
制御精度を向上させるようにしたプラスチック原料の供
給方法および供給装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるプラスチッ
ク原料の供給方法は、貯蔵ホッパの第1切出弁からその
下方へ配置された定量供給装置の供給装置ホッパへ、ブ
リッジ防止装置が設けられた供給管を介して原料を供給
するようにしたプラスチック原料の供給方法において、
前記供給装置ホッパの上流側の第2切出弁で前記ブリッ
ジ防止装置作動時に落下する前記原料の前記供給装置ホ
ッパへの供給を阻止する方法であり、また、前記ブリッ
ジ防止装置が間欠運転される時に前記第2切出弁を閉弁
する方法であり、また、本発明によるプラスチック原料
の供給装置は、貯蔵ホッパの第1切出弁からその下方へ
配置された定量供給装置の供給装置ホッパへ、ブリッジ
防止装置が設けられた供給管を介して原料を供給するよ
うにしたプラスチック原料の供給装置において、前記供
給管に設けられ前記供給装置ホッパの上流側に位置する
第2切出弁を有する構成である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるプ
ラスチック原料の供給方法および装置の好適な実施の形
態について説明する。なお、従来例と同一あるいは同等
部分については同一符号を用いて説明する。
【0009】図1は本発明によるプラスチック原料の供
給装置を示している。すなわち、図1において、符号1
0で示されるものは押出機10B等に接続された定量供
給装置であり、この定量供給装置10の上部には供給装
置ホッパ11が設けられている。前記定量供給装置10
の上方位置には、床10Aを介して原料の貯蔵ホッパ2
0が設置されている。前記貯蔵ホッパ20と前記供給装
置ホッパ11とは、貯蔵ホッパ20の下部に設けられた
第1切出弁21を介して、供給管30により連結されて
いる。さらにこの供給管30の下端部に第2切出弁32
が設けられていると共に、前記供給管30には、その途
中位置に振動モータやバイブレータ等からなるブリッジ
防止装置31が設けられている。前記第2切出弁32
は、前記供給装置ホッパ11の直上の上流側に設けら
れ、閉弁時には供給装置ホッパ11への原料の供給を停
止できるように構成されている。前記定量供給装置1
0、第2切出弁32、ブリッジ防止装置31、第1切出
弁21の動作は図示しない制御装置によって制御される
ように構成されている。
【0010】次に動作について述べる。第1切出弁21
及び第2切出弁32が同時に所定時間開弁することによ
り、プラスチック原料の必要量が貯蔵ホッパ20から供
給管30を経て供給装置ホッパ11へ供給される。この
供給される原料である粉末状のプラスチック主原料及び
副原料の多くは、吸湿性が高く、かつ、供給管30の内
面に付着し易く、この供給管30の傾斜が緩い場合はさ
らに付着し易く、従来と同様のブリッジ現象が起こる。
前述の場合、ブリッジ防止装置31は、前記制御装置に
よって適宜の時間間隔で作動し、供給管30の内面へ付
着してブリッジ状態になったプラスチック原料を破壊
(ブリッジブレーキング)し落下させるが、制御装置に
よってブリッジ防止装置31作動時に第2切出弁32が
閉弁すると、破壊された大量のプラスチック材料が供給
装置ホッパ11内へ直接落下流入することは防止され
る。
【0011】図2は、本発明によるプラスチック原料の
供給方法の制御例を示している。図2において、供給装
置ホッパ11が低レベルであることを示すレベル信号5
0により、材料充填要求信号51が発信され、第1切出
弁21及び第2切出弁32が開弁し、ブリッジ防止装置
31が作動することになる。この場合、ブリッジ防止装
置31が作動しつつ各切出弁21、32が開弁している
ため、貯蔵ホッパ20内の原料は供給管30を経て供給
装置ホッパ11内へ供給され、80%のレベルに達する
と、レベル信号50によって材料充填要求信号51がオ
フ、第1切出弁21が閉弁となる。この場合、ブリッジ
防止装置31の作動及び第2切出弁32の開弁はその後
も若干の時間継続されて、ブリッジ防止装置31は停止
し、第2切出弁32は閉弁する。
【0012】その後、定量供給装置10の作動によって
供給装置ホッパ11内の原料の量が20%に向けて減少
して行くが、この間、ブリッジ防止装置作動信号52は
間欠的にオンとなって間欠運転され、供給管30の内面
に付着した原料はブリッジブレーキングを起こして下方
に落下するが、第2切出弁32が閉弁しているため、供
給装置ホッパ11内への原料の落下は防止される。次
に、前述のブリッジ防止装置31の間欠運転中に供給装
置ホッパ11内の原料が減少して再び20%に達する
と、材料充填要求信号51、第1切出弁21、ブリッジ
防止装置作動信号52及び第2切出弁32がオンとな
り、各切出弁21、32が開弁してブリッジ防止装置3
1が作動開始となり、供給装置ホッパ11内への原料の
供給が再開される。従って、供給装置ホッパ11内への
原料の供給が所定レベルまで達成された後に、ブリッジ
防止装置31が間欠運転されている間は、各切出弁2
1、32が閉弁されているため、例えば、前述の原料供
給時にこの供給管30内に発生していた原料ブリッジが
破壊(ブリッジブレーキング)された場合でも落下する
大量の原料は第2切出弁32の閉弁によって落下が阻止
され、供給装置ホッパ11への予定外の原料の大量落下
流入は避けることができる。そのため、大量落下流入に
よる定量供給装置10の押出機等への原料供給精度の低
下を防ぐことができる。なお、前述の制御は一例であ
り、任意の%及び時間で制御できる。
【0013】
【発明の効果】本発明によるプラスチック原料の供給方
法および装置は、以上のように構成されていることによ
り、次のような効果を得ることができる。すなわち、ブ
リッジ現象により供給管30の内面に付着した大量のプ
ラスチック原料がブリッジ防止装置により破壊された場
合でも、大量のプラスチック材料が供給装置ホッパ内へ
落下流入することを防ぐことができ、定量供給装置の制
御系に影響を与えて供給量の精度を低下させることを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプラスチック原料の供給装置を示
す構成図である。
【図2】本発明によるプラスチック原料の供給方法の制
御例を示すタイムチャート図である。
【図3】従来のプラスチック原料の供給装置を示す構成
図である。
【符号の説明】
10 定量供給装置 11 供給装置ホッパ 20 貯蔵ホッパ 21 第1切出弁 30 供給管 31 ブリッジ防止装置 32 第2切出弁
フロントページの続き Fターム(参考) 3F075 AA08 BA01 CA09 CB13 CD08 DA08 4F201 AC01 AC04 AL11 AL15 AR14 AR15 BA06 BC01 BC02 BC12 BC15 BC19 BQ08 BQ32 BQ35 BQ47 BQ54 BQ57

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯蔵ホッパ(20)の第1切出弁(21)からそ
    の下方へ配置された定量供給装置(10)の供給装置ホッパ
    (11)へ、ブリッジ防止装置(31)が設けられた供給管(30)
    を介して原料を供給するようにしたプラスチック原料の
    供給方法において、前記供給装置ホッパ(11)の上流側の
    第2切出弁(32)で前記ブリッジ防止装置(31)作動時に落
    下する前記原料の前記供給装置ホッパ(11)への供給を阻
    止することを特徴とするプラスチック原料の供給方法。
  2. 【請求項2】 前記ブリッジ防止装置(31)が間欠運転さ
    れる時に前記第2切出弁(32)を閉弁することを特徴とす
    る請求項1記載のプラスチック原料の供給方法。
  3. 【請求項3】 貯蔵ホッパ(20)の第1切出弁(21)からそ
    の下方へ配置された定量供給装置(10)の供給装置ホッパ
    (11)へ、ブリッジ防止装置(31)が設けられた供給管(30)
    を介して原料を供給するようにしたプラスチック原料の
    供給装置において、前記供給管(30)に設けられ前記供給
    装置ホッパ(11)の上流側に位置する第2切出弁(32)を有
    することを特徴とするプラスチック原料の供給装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007063999A1 (en) * 2005-11-29 2007-06-07 Fujifilm Corporation Cellulose acylate film and method for manufacturing the same
JP2014177342A (ja) * 2013-03-15 2014-09-25 Cci Corp 粉体供給装置

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