JP2001301981A - 粉粒体の供給量の計量方法 - Google Patents

粉粒体の供給量の計量方法

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JP2001301981A
JP2001301981A JP2000115468A JP2000115468A JP2001301981A JP 2001301981 A JP2001301981 A JP 2001301981A JP 2000115468 A JP2000115468 A JP 2000115468A JP 2000115468 A JP2000115468 A JP 2000115468A JP 2001301981 A JP2001301981 A JP 2001301981A
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JP
Japan
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granular material
measuring
shutter
weighing hopper
weight
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JP2000115468A
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English (en)
Inventor
Hironori Inoue
博紀 井上
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】計量精度を低下させること無く、計量誤差を最
小限とすることが出来る粉粒体の供給量の計量方法を提
供する。 【解決手段】粉粒体6を補給するシャッタ7を有する計
量ホッパ2において、計量ホッパ2の重量値が下限設定
値に達した際に前記シャッタ7を開動作して粉粒体6を
補給し、上限値に達したときシャッタ7を閉動作させ、
前記粉粒体6の補給を停止するように構成されている。
そして、前記計量ホッパ2の重量が上限設定値を越えて
最大値になった時点から所定の時間t経過後に供給量の
計測を開始する粉粒体6の供給量の計量方法を特徴とし
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、略定流量の粉粒
体の供給を行うことが出来る粉粒体の供給量の計量方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の粉粒体の供給量の計量方
法としては、図3又は図4に示す特開昭59−4373
2号公報に記載されたようなものが知られている。
【0003】このようなものでは、スクリュフィーダ1
等の供給機の上方に計量ホッパ2が取り付けられてい
る。
【0004】そして、この計量ホッパ2の重量の減少量
から粉粒体の供給量を計量する方式が知られている。
【0005】この方式では、前記計量ホッパ2へ粉粒体
を補給するスクリュフィーダ3a及びシャッタ3bの何
れか又は双方を備えた供給機4が設置されている。
【0006】また、前記計量ホッパ2の重量値の上限値
と下限値とが、予め設定されている。
【0007】次に、この従来の粉粒体の供給量の計量方
法の作用について説明する。
【0008】このように構成された従来のものでは、前
記計量ホッパ2から粉粒体が供給され、この計量ホッパ
2の重量が、前記下限値に達した時点で、前記スクリュ
フィーダ3aをオン又はシャッタ3bを開にして前記計
量ホッパ2への粉粒体への取り込みを開始すると共に、
前記上限値に達した時点で、前記スクリュフィーダ3a
をオフ又はシャッタ3bを閉として取り込みを中止す
る。
【0009】そして、前記上限設定値から下限設定値ま
での間、計量ホッパ2の重量の減少量から粉粒体の供給
量を計量している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の粉粒体の供給量の計量方法では、以下のよう
な問題点があった。
【0011】すなわち、前記計量方式では、前記スクリ
ュフィーダ3aをオン又はシャッタ3bを開にして前記
粉粒体を補給している間は、計量できず、また、上限設
定値をロードセル等で検出してから粉粒体の補給が完全
に止まるまでは、時間がかかるため、実際には、図4に
示すように上限値を超えて、いわゆるオーバーシュート
を起こし、粉粒体が、計量ホッパ2内に補給される。
【0012】このオーバーシュートの量は、前記シャッ
タ3aの動作速度、シャッタ部の供給配管経路、配管
径、材質等によって変わってくると共に、粉粒体の流動
性挙動によってその都度バラツキがある。
【0013】そして、オーバーシュート量が大きい場合
には、オーバーシュート後に上限設定値になって計量を
開始するまでの時間が長くなり、全運転時間に対する計
量時間の割合が小さくなり計量精度が低下してしまうと
いった問題もあった。
【0014】また、前記オーバーシュートが極端に小さ
い場合には、計量を開始するまでの時間が、短くなっ
て、補給直後での計量ホッパ2の振動等により計量誤差
が発生してしまう虞があった。
【0015】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解消し、計量精度を低下させること無く、計量誤差を最
小限とすることが出来る粉粒体の供給量の計量方法を提
供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明では、粉粒体を補給する
シャッタを有する計量ホッパにおいて、計量ホッパの重
量値が下限設定値に達した際に前記シャッタを開動作し
て粉粒体を補給し、上限値に達したときシャッタを閉動
作させ、前記粉粒体の補給を停止し、前記計量ホッパの
重量が上限設定値を越えて最大値になった時点から所定
の時間経過後に供給量の計測を開始する粉粒体の供給量
の計量方法を特徴としている。
【0017】このように構成された請求項1記載のもの
では、前記計量ホッパの重量が上限設定値を越えて最大
値になった時点から所定の時間経過後に供給量の計測が
開始される。
【0018】このため、オーバーシュート量が大きくな
ったとしても、全運転時間に対する計量時間の割合が低
下することが無い。
【0019】従って、計量精度を低下させることがな
い。
【0020】また、オーバーシュートが小さくなって
も、補給直後での計量ホッパの振動等による計量誤差が
発生しない。
【0021】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の具体的な実施の
形態1について、図示例と共に説明する。なお、前記従
来例と同一乃至均等な部分については同一符号を付して
説明する。
【0022】図1又は図2は、この発明の実施の形態1
の粉粒体の供給量の計量方法を示すもので、まず、構成
から説明すると、この実施の形態1の粉粒体の供給量の
計量方法に用いる装置では、駆動モータ1aを有するス
クリュフィーダ1の上部に計量ホッパ2が設けられてい
る。また、この計量ホッパ2の上部には、1次ホッパ5
が設けられていて、この1次ホッパ5から、粉粒体6が
シャッタ7の開閉によって、計量ホッパ2内へ流下して
補給されるように構成されている。
【0023】前記計量ホッパ2では、スクリュフィーダ
1への粉体供給量が、計量ホッパ2の重量の減少量から
計測される。
【0024】このとき、前記計量ホッパ重量の上限値
(例:8kg)と下限値(例:3kg)とが予め設定さ
れ、前記シャッタ7に接続されるコントローラ9に記憶
され、前記下限値に達した時点で、前記シャッタ7を開
にして前記計量ホッパ2への粉粒体6への取り込みが開
始されると共に、前記上限値に達した時点で、前記シャ
ッタ7を閉として取り込みを中止するように構成されて
いる。
【0025】このとき、シャッタ7が開、即ち粉粒体6
の補給中は、供給量が計量されないように構成されてい
る。
【0026】また、前記上限設定値が、前記計量ホッパ
2に設けられたロードセル8で検出してから粉粒体6の
補給が完全に停止するまでには時間がかかるため、実際
には、上限設定値を越えた補給、即ちオーバーシュート
のある補給となる。
【0027】このとき、前記オーバーシュートが最大と
なる時点即ちロードセル8で検出した計量ホッパ2の重
量値が最大値となる点をコントローラ9で記憶してお
き、その後、設定時間t(例:t=3秒)が経過した時
点から、計量ホッパ2の重量の減少量即ち供給量の計測
が開始されるように処理順序を設定している。
【0028】次に、この実施の形態1の粉粒体の供給量
の計量方法の作用について説明する。
【0029】このように構成されたこの実施の形態1の
粉粒体の供給量の計量方法では、まず、前記シャッタ7
が開状態となり、前記1次ホッパ5から、粉粒体6が、
計量ホッパ2内へ流下して補給される。
【0030】そして、前記計量ホッパ2の重量が上限設
定値を越えて最大値になった時点から所定の時間t経過
後に供給量の計測が開始される。
【0031】このため、図2中左側2つの山状グラフ線
部に示すように、オーバーシュート量が大きくなったと
しても、全運転時間に対する計量時間の割合が低下する
ことが無い。
【0032】従って、計量精度を低下させることがな
い。
【0033】また、図2中左から3つ目の山状グラフ線
部に示すように、オーバーシュートが小さくなっても、
補給直後での計量ホッパの振動等による計量誤差が発生
しない。
【0034】このように、この実施の形態1の装置で
は、計量精度を低下させること無く、計量誤差を最小限
とすることが出来る粉粒体の供給量の計量方法を提供す
ることができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、前記計量ホッパの重量が上限設定値を越え
て最大値になった時点から所定の時間経過後に供給量の
計測が開始される。
【0036】このため、オーバーシュート量が大きくな
ったとしても、全運転時間に対する計量時間の割合が低
下することが無い。
【0037】従って、計量精度を低下させることがな
い。
【0038】また、オーバーシュートが小さくなって
も、補給直後での計量ホッパの振動等による計量誤差が
発生しない、という実用上有益な効果を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の粉粒体の供給量の計量
方法で、装置の構成を説明する模式図である。
【図2】実施の形態1の粉粒体の供給量の計量方法で、
経過時間と計量ホッパの重量との関係を示すグラフ図で
ある。
【図3】従来例の粉粒体の供給量の計量方法で、装置の
構成を説明する模式図である。
【図4】従来例の粉粒体の供給量の計量方法で、経過時
間と計量ホッパの重量との関係を示すグラフ図である。
【符号の説明】
2 計量ホッパ 6 粉粒体 7 シャッタ 8 ロードセル 9 コントローラ t 所定時間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉粒体を補給するシャッタを有する計量ホ
    ッパにおいて、計量ホッパの重量値が下限設定値に達し
    た際に前記シャッタを開動作して粉粒体を補給し、上限
    値に達したときシャッタを閉動作させ、前記粉粒体の補
    給を停止し、前記計量ホッパの重量が上限設定値を越え
    て最大値になった時点から所定の時間経過後に供給量の
    計測を開始することを特徴とする粉粒体の供給量の計量
    方法。
JP2000115468A 2000-04-17 2000-04-17 粉粒体の供給量の計量方法 Pending JP2001301981A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101309643B1 (ko) * 2011-11-17 2013-09-17 주식회사 포스코 원료 장입 장치
CN103434809A (zh) * 2013-09-02 2013-12-11 无锡锦和科技有限公司 压滤机用输送加料机构
JP2014144781A (ja) * 2013-01-28 2014-08-14 Aishin Nano Technologies Co Ltd 材料供給ホッパー構造
CN105217333A (zh) * 2015-10-12 2016-01-06 泸州北方化学工业有限公司 带压设备粉料微量加入装置
JP2017209667A (ja) * 2016-04-28 2017-11-30 ノードソン コーポレーションNordson Corporation 未溶融ホットメルト接着剤片を供給するシステム
JP7486262B2 (ja) 2020-05-22 2024-05-17 鈴茂器工株式会社 食材供給装置および食材供給方法

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