JP2001138161A - 工作機械用割出しヘッド - Google Patents

工作機械用割出しヘッド

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JP2001138161A
JP2001138161A JP32875499A JP32875499A JP2001138161A JP 2001138161 A JP2001138161 A JP 2001138161A JP 32875499 A JP32875499 A JP 32875499A JP 32875499 A JP32875499 A JP 32875499A JP 2001138161 A JP2001138161 A JP 2001138161A
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JP
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ram
axis
spindle unit
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JP32875499A
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Takao Date
隆夫 伊達
Yutaka Noda
豊 野田
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Shibaura Machine Co Ltd
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Toshiba Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークとの干渉性について改善され、サーボ
モータをヘッドに搭載する必要もなく、小型化設計が可
能な工作機械用割出しヘッドを提供すること。 【解決手段】ラム10の中心軸線周りに回転可能にラム
10に取り付けられた割出しユニット21と、傾斜軸部
34と割出しユニット21の傾斜筒部29との嵌合によ
り傾斜軸線周りに回転可能に割出しユニット21に取り
付けられたスピンドルユニット22とを設け、割出しユ
ニット21のラム中心軸線周りの回転と割出しユニット
21の傾斜軸線周りの回転とをラム10の一つのドライ
ブ軸12により行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001 】
【発明の属する技術分野】この発明は、工作機械用割出
しヘッドに関し、特に、多軸プラノミラー等において、
工具取付角度を可変設定する割出しヘッドに関するもの
である。
【0002 】
【従来の技術】多軸プラノミラー等の工作機械において
使用する主軸ヘッドとして、被加工物に対して工具(主
軸)を任意の割出し角度に可変設定することが割出しヘ
ッドは従来より知られている。
【0003 】図6、図7は多軸プラノミラーに取り付
けられた割出しヘッドの従来例を示している。多軸プラ
ノミラーは、ターンテーブル100を設置されたベッド
101と、ベッド101の左右に立設された左右一対の
支柱102間に掛け渡されて横方向に延在するクロスレ
ール103と、クロスレール103に横行可能に装着さ
れたサドル104と、サドル104に上下移動可能に装
着されたラム105とを有し、ラム105の下端部に割
出しヘッド110が装着されている。
【0004 】割出しヘッド110は、ラム105に固
定される固定側部材111と、固定側部材106にラム
軸線(C軸)周りに回転可能に取り付けられた回転側部
材112と、回転側部材112のヨーク形状部113に
水平軸線(B軸)周りに回転可能に取り付けられ、主軸
駆動用のビルドインモータ(図示省略)と主軸114を
具備したスピンドルユニット115と、固定側部材11
1に設けられたC軸用サーボモータ116および歯車列
117と、回転側部材112に設けられたB軸用サーボ
モータモータ118および歯車列119とを有してい
る。
【0005 】上述の割出しヘッド110では、B軸用
サーボモータモータ118によってスピンドルユニット
115が水平軸線回りに回動(チルト)し、C軸用サー
ボモータモータ116によって回転側部材112と共に
スピンドルユニット115が垂直軸線周りに回動し、主
軸114の先端に取付けられる工具を被加工物の所定加
工面に対して所定角度でもって当接させることができ
る。
【0006 】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の割
出しヘッドでは、両側に脚部があるヨーク形状部の内側
にスピンドルユニットが装着されるため、形状的にヘッ
ド側がワークと干渉し易く、奥まった箇所の加工はでき
ない等、加工箇所の制約が大きい。
【0007 】また、割出しヘッドに、B軸用とC軸用
のサーボモータを個別に搭載しているから、割出しヘッ
ドが大型化し、サーボモータがB軸用とC軸用で2個必
要になる。
【0008 】この発明は、上述の如き問題点を解消す
るためになされたもので、ワークとの干渉性について改
善され、しかも、B軸用とC軸用でサーボモータを個別
に必要とすることがなく、サーボモータをヘッドに搭載
する必要もなく、小型化設計が可能な工作機械用割出し
ヘッドを提供することを目的としている。
【0009 】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明による工作機械用割出しヘ
ッドは、ラムの中心軸線周りに回転可能にラムに取り付
けられた割出しユニットと、前記ラムに対する前記割出
しユニットのラム軸線方向の移動により前記割出しユニ
ットをラム中心軸線周りの任意の回転位置に係脱可能に
固定する第1のカップリング手段と、前記ラムに対する
前記割出しユニットのラム軸線方向の移動により前記第
1のカップリング手段の係脱に相反する関係にて前記ラ
ム内のドライブ軸と前記割出しユニットとをラム軸線周
りの回転方向に連結する第1の係合手段と、前記割出し
ユニットをラム軸線方向に移動させる割出しユニット移
動手段と、主軸および当該主軸を回転駆動するビルドモ
ータを有し前記ラムの中心軸線および前記主軸の中心軸
線に対して傾斜した傾斜軸部と前記割出しユニットの傾
斜筒部との嵌合により傾斜軸線周りに回転可能に前記割
出しユニットに取り付けられたスピンドルユニットと、
前記割出しユニットに対する前記スピンドルユニットの
傾斜軸線方向の移動により前記スピンドルユニットを傾
斜軸線周りの任意の回転位置に係脱可能に固定する第2
のカップリング手段と、前記割出しユニットに対する前
記スピンドルユニットの傾斜軸線方向の移動により前記
第2のカップリング手段の係脱に相反する関係にて前記
ラム内のドライブ軸と前記スピンドルユニットとを傾斜
軸線周りの回転方向に連結する第2の係合手段と、前記
スピンドルユニットを傾斜軸線方向に移動させるスピン
ドルユニット移動手段とを有しているものである。
【0010 】請求項2に記載の発明による工作機械用
割出しヘッドは、前記第1のカップリング手段および前
記第2のカップリング手段が各々カービックカップリン
グであるものである。
【0011 】請求項3に記載の発明による工作機械用
割出しヘッドは、前記第1の係合手段が前記割出しユニ
ットと前記ドライブ軸に直接形成された係合歯であるも
のである。
【0012 】請求項4に記載の発明による工作機械用
割出しヘッドは、前記第2の係合手段が、前記ドライブ
軸に固定された駆動傘歯車と、前記スピンドルユニット
に傾斜軸線周りに回転可能に支持されて前記駆動傘歯車
と噛合する従動傘歯車と、前記従動傘歯車を前記スピン
ドルユニットに選択的に固定する係合歯とにより構成さ
れているものである。
【0013 】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照してこの発
明の実施の形態を詳細に説明する。図1〜図5はこの発
明による工作機械用割出しヘッドの一つの実施の形態を
示している。
【0014 】これらの図において、符号10は工作機
械のクロスレールに沿って横行するサドルに装着された
ラムを示しており、ラム10の下端部には割出しヘッド
20が取り付けられている。割出しヘッド20は割出し
ユニット21とスピンドルユニット22とを有してい
る。
【0015 】割出しユニット21は割出し回転部材2
3を有している。割出し回転部材23は、上側の延長筒
部23Aにてラム10に内筒部11に回転可能に且つ軸
線方向(上下方向)にスライド可能に嵌合しており、ラ
ム10の中心軸線周りに回転可能になっている。
【0016 】割出し回転部材23の上端面とこれに対
向するラム10の下端面との間には第1のカービックカ
ップリング24が設けられている。第1のカービックカ
ップリング24はラム中心軸線周りの任意の回転位置に
て回転割出し回転部材23をラム10に係脱可能に固定
する。第1のカービックカップリング24は、割出し回
転部材23がラム10に対してラム軸線方向に降下する
ことにより、解放状態になる。
【0017 】ラム10は中心部にドライブ軸12を内
蔵している。ドライブ軸12は、割出し回転部材23の
延長筒部24内に挿通され、下端近傍を軸受部材25に
よって割出し回転部材23より回転可能に支持されてい
る。
【0018 】延長筒部24の上端内周部とドライブ軸
12の外周部には係合歯(第1の係合手段)と26、1
3が形成されており、係合歯26、13は、割出し回転
部材23がラム10に対して軸線方向に降下することに
より係合し、ドライブ軸12と割出し回転部材23とを
連結する。
【0019 】延長筒部24の上端近傍外周には、割出
しユニット21をラム軸線方向に移動させる割出しユニ
ット移動手段として、リング状のピストン部材27が固
定されている。ピストン部材27は、ラム10に形成さ
れたシリンダボア14に嵌合し、下側に第1シリンダ室
28を画定している。第1シリンダ室28に圧油が供給
されることにより、割出し回転部材23全体がラム10
に対してラム軸線方向に持ち上げられ、第1のカービッ
クカップリング24が係合状態になると共に係合歯2
6、13の係合が離脱し、第1シリンダ室28の圧油が
排出されることにより、割出し回転部材23全体がラム
10に対してラム軸線方向に降下し、第1のカービック
カップリング24が解放状態になると共に係合歯26、
13が係合状態になる。
【0020 】割出し回転部材23は下側にラム10の
中心軸線に対して傾斜角θだけ傾斜した傾斜筒部29を
一体に有している。
【0021 】スピンドルユニット22は、ユニット本
体30内に、ビルトインモータ31、ビルトインモータ
31に回転駆動される主軸32、主軸32に取り付けら
れる工具着脱用のシリンダ装置33を有している。
【0022 】ユニット本体30は上側に主軸32の中
心軸線に対して傾斜角θだけ傾斜した傾斜軸部34を一
体に有している。傾斜軸部34の外周にはスリーブ部材
35が固定装着されており、傾斜軸部34はスリーブ部
材35を介して傾斜筒部29に自身の中心軸線(傾斜角
θによる傾斜軸線)周りに回転可能に且つ傾斜軸線方向
にスライド可能に係合している。
【0023 】ユニット本体30の上部肩面(傾斜角θ
による傾斜軸線に対して直交する平面)とこれに対向す
る割出し回転部材23の下端面との間には第2のカービ
ックカップリング36が設けられている。第2のカービ
ックカップリング36は傾斜軸線周りの任意の回転位置
にてユニット本体30を回転割出し回転部材23に係脱
可能に固定する。第2のカービックカップリング36
は、ユニット本体30が割出し回転部材23に対して傾
斜軸線方向に降下することにより、解放状態になる。
【0024 】ドライブ軸12の下端部には駆動傘歯車
37が固定されている。傾斜軸部34には傾斜軸線上に
駆動傘歯車37と噛合する従動傘歯車38が回転可能に
設けられている。傾斜軸部34と従動傘歯車38の軸部
には係合歯39、40が形成されており、係合歯39、
40は、傾斜軸部34が割出し回転部材23に対して傾
斜軸線方向に降下することにより係合し、従動傘歯車3
8と傾斜軸部34とを連結する。
【0025 】スリーブ部材35の外周には、スピンド
ルユニット22を傾斜軸線方向に移動させるスピンドル
ユニット移動手段として、フランジ状のピストン部材4
1が一体形成されている。ピストン部材41は、割出し
回転部材23に形成されたシリンダボア42に嵌合し、
下側に第2シリンダ室43を画定している。第2シリン
ダ室43に圧油が供給されることにより、ユニット本体
30全体が割出し回転部材23に対して軸線方向に持ち
上げられ、第2のカービックカップリング36が係合状
態になると共に係合歯39、40の係合が離脱し、第2
シリンダ室43の圧油が排出されることにより、ユニッ
ト本体30全体が割出し回転部材23に対して軸線方向
に降下し、第2のカービックカップリング36が解放状
態になると共に係合歯39、40が係合状態になる。
【0026 】つぎに、上述の構成による割出しヘッド
20の動作について説明する。図1、図2は、ラム10
の中心軸線とスピンドルユニット22の主軸32の中心
軸線とが同一軸線になるように割出されて固定状態とさ
れた状態を示している。この状態では、第1シリンダ室
28、第2シリンダ室43に圧油が供給され、第1のカ
ービックカッブリング24および第2のカービックカッ
ブリング36がともに係合状態(ロック状態)に保持さ
れている。
【0027 】上述のような状態からスピンドルユニッ
ト22の軸線がラム20の軸線に対して所定角度傾斜す
るように割出す場合には、図3に示されているように、
第2シリンダ室43の圧油を排出し、ユニット本体30
全体を自重によって割出し回転部材23に対して軸傾斜
軸部34の傾斜軸線に沿って下降させる。この下降によ
って第2のカービックカップリング36が解放状態にな
り、係合歯39、40が係合する。
【0028 】つぎに、図示されていない割出し用モー
タによってドライブ軸12が回転駆動されると、その回
転が、駆動傘歯車37、従動傘歯車38によってユニッ
ト本体30に伝達され、図4に示されているように、ユ
ニット本体30が傾斜軸部34の傾斜軸線周りに回動
し、主軸32の中心軸線がラム10の中心軸線に対して
ドライブ軸12の回転角により決まる所定の傾斜角度α
をもって傾斜する。
【0029 】この後に、第2シリンダ室43に圧油が
供給されることにより、図5に示されているように、ユ
ニット本体30全体が割出し回転部材23に対して軸線
方向に持ち上げられ、第2のカービックカップリング3
6が係合状態になると共に係合歯39、40の係合が離
脱し、スピンドルユニット22の傾斜軸線周り、即ち、
B軸周りの割出しが完了する。
【0030 】また、上述の状態にて、第1シリンダ室
28の圧油を排出すると、割出し回転部材23全体がラ
ム10に対してラム軸線に沿って自重によって下降す
る。この下降によって第1のカービックカップリング2
4が解放状態になり、係合歯13、26が係合する。こ
の状態にて、図示されていない割出し用モータによって
ドライブ軸12が回転駆動されると、その回転が割出し
回転部材23全に伝達され、割出し回転部材23がラム
10に中心軸線周りに回動し、スピンドルユニット22
のC軸周りの割出しが行われる。
【0031 】この後に、第1シリンダ室28に圧油が
供給されることにより、割出し回転部材23全体がラム
10に対してラム軸線方向に持ち上げられ、第1のカー
ビックカップリング24が係合状態になると共に係合歯
26、13の係合が離脱し、スピンドルユニット22の
C軸周りの割出しが完了する。
【0032 】上述したように、スピンドルユニット2
2の垂直軸線(C軸)周りの割出しと傾斜軸線(B軸)
周りの割出しを共通のドライブ軸35によって行なうの
で、割出しを行なった後、さらに傾斜角度の割出しを行
なう場合には、第2シリンダ室43に圧油を供給して係
合歯39、40を噛み合わせる前に、前回の傾斜角を記
憶してドライブ軸35のオリエンテーションをしてお
き、前回の割出し時におけるドライブ軸35の回転位置
に戻すことによって、第2シリンダ室43の圧油を排出
して係合歯39、40を確実に噛合せさせることができ
る。なお、第2シリンダ室43の圧油の排出は、ピスト
ン上部室への圧油の供給によって確実に行うことができ
る。
【0033 】なお、上述の実施の形態では、ドライブ
軸12の回転を傘歯車機構によってスピンドルユニット
22のへ伝達したが、この伝達は、オルダム継手やユニ
バーサルジョイント等により行うこともできる。
【0034 】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、この発
明による工作機械用割出しヘッドによれば、スピンドル
ユニットの支持をヨーク形状部による支持としておら
ず、傾斜筒部と傾斜軸部と嵌合によってスピンドルユニ
ットが割出しユニットに取り付けられているから、形状
的にワークとの干渉性が改善され、奥まった箇所の加工
ね可能になり、加工箇所の制約が少なくなる。
【0035 】また、ラム軸線周りの割出しユニットの
回転と傾斜軸線周りのスピンドルユニットの回転が各々
ラム側のドライブ軸によって直接的に行われるから、こ
の2軸の回転に関して2個のサーボモータを設ける必要
がなく、また、サーボモータを割出しヘッドに搭載する
必要もなくなり、割出しヘッドの小型軽量化が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による工作機械用割出しヘッドの一つ
の実施の形態を示す全体構成図である。
【図2】この発明による工作機械用割出しヘッドの一つ
の実施の形態を示す要部(第2のカービックカップリン
グ係合状態)の拡大断面図である。
【図3】この発明による工作機械用割出しヘッドの一つ
の実施の形態を示す要部(第2のカービックカップリン
グ解放状態)の拡大断面図である。
【図4】この発明による工作機械用割出しヘッドの一つ
の実施の形態を示す要部(傾斜軸線周り回動状態)の拡
大断面図である。
【図5】この発明による工作機械用割出しヘッドの一つ
の実施の形態を示す要部(割り出し完了状態)の拡大断
面図である。
【図6】従来の割出しヘッドを取り付けられた多軸制御
プラノミラーの概略構成を示す斜視図である。
【図7】従来の工作機械の割出しヘッドの概略構成を示
す正面図である。
【符号の説明】
10 ラム 12 ドライブ軸 13 係合歯 20 割出しヘッド 21 割出しユニット 22 スピンドルユニット 23 割出し回転部材 24 第1のカービックカップリング 26 係合歯 27 ピストン部材 28 第1シリンダ室 29 傾斜筒部 30 ユニット本体 31 ビルトインモータ 32 主軸 34 傾斜軸部 36 第2のカービックカップリング 37 駆動傘歯車 38 従動傘歯車 39、40 係合歯 41 ピストン部材 43 第2シリンダ室

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラムの中心軸線周りに回転可能にラムに
    取り付けられた割出しユニットと、 前記ラムに対する前記割出しユニットのラム軸線方向の
    移動により前記割出しユニットをラム中心軸線周りの任
    意の回転位置に係脱可能に固定する第1のカップリング
    手段と、 前記ラムに対する前記割出しユニットのラム軸線方向の
    移動により前記第1のカップリング手段の係脱に相反す
    る関係にて前記ラム内のドライブ軸と前記割出しユニッ
    トとをラム軸線周りの回転方向に連結する第1の係合手
    段と、 前記割出しユニットをラム軸線方向に移動させる割出し
    ユニット移動手段と、 主軸および当該主軸を回転駆動するビルドモータを有
    し、前記ラムの中心軸線および前記主軸の中心軸線に対
    して傾斜した傾斜軸部と前記割出しユニットの傾斜筒部
    との嵌合により傾斜軸線周りに回転可能に前記割出しユ
    ニットに取り付けられたスピンドルユニットと、 前記割出しユニットに対する前記スピンドルユニットの
    傾斜軸線方向の移動により前記スピンドルユニットを傾
    斜軸線周りの任意の回転位置に係脱可能に固定する第2
    のカップリング手段と、 前記割出しユニットに対する前記スピンドルユニットの
    傾斜軸線方向の移動により前記第2のカップリング手段
    の係脱に相反する関係にて前記ラム内のドライブ軸と前
    記スピンドルユニットとを傾斜軸線周りの回転方向に連
    結する第2の係合手段と、 前記スピンドルユニットを傾斜軸線方向に移動させるス
    ピンドルユニット移動手段と、 を有していることを特徴とする工作機械用割出しヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】 前記第1のカップリング手段および前記
    第2のカップリング手段は各々カービックカップリング
    であることを特徴とする請求項1に記載の工作機械用割
    出しヘッド。
  3. 【請求項3】 前記第1の係合手段は、前記割出しユニ
    ットと前記ドライブ軸に直接形成された係合歯であるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の工作機械用割
    出しヘッド。
  4. 【請求項4】 前記第2の係合手段は、前記ドライブ軸
    に固定された駆動傘歯車と、前記スピンドルユニットに
    傾斜軸線周りに回転可能に支持されて前記駆動傘歯車と
    噛合する従動傘歯車と、前記従動傘歯車を前記スピンド
    ルユニットに選択的に固定する係合歯とにより構成され
    ていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の
    工作機械用割出しヘッド。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07314275A (ja) * 1994-05-31 1995-12-05 Toshiba Mach Co Ltd 工作機械の割出しヘッド

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07314275A (ja) * 1994-05-31 1995-12-05 Toshiba Mach Co Ltd 工作機械の割出しヘッド

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