JP2001138158A - ディスククランプ機構 - Google Patents

ディスククランプ機構

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JP2001138158A
JP2001138158A JP31637499A JP31637499A JP2001138158A JP 2001138158 A JP2001138158 A JP 2001138158A JP 31637499 A JP31637499 A JP 31637499A JP 31637499 A JP31637499 A JP 31637499A JP 2001138158 A JP2001138158 A JP 2001138158A
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JP
Japan
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disk
hole
clamp mechanism
slider
locking
Prior art date
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JP31637499A
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English (en)
Inventor
Kohei Miyata
浩平 宮田
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ディスククランプ機構10を用いてディスク
16を保持する際には、まず、スライダ26により各係
止部材30を径方向内側へ変位させ、各係止部60の最
大外径をディスク孔16aの内径よりも十分に小さくす
る。続いて、アーム20により各係止部材30を降下さ
せて、これらをディスク孔16aに挿入し、その後、ス
ライダ26を上昇させる。すると、バネ部材64により
各係止部材30が径方向外側へ変位され、これらがディ
スク孔16aの内周部に係止されてディスク16が保持
される。 【効果】 汎用型のディスクドライブ装置にそのまま適
用でき、また、構造が簡単なため、部品点数を削減でき
る。さらに、ディスク孔16aの内周部でディスク16
を確実に保持できるので、動作精度を高めることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はディスククランプ機構
に関し、特にたとえばCD(−R,−RWを含む。)や
DVD(−ROM,−R,−RAM,−RWを含む。)
等のような中央に孔が設けられたディスクを移載する際
にこれを保持する、ディスククランプ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来のディスククランプ機構と
しては、ディスクを表裏両面から挟んで保持するもの
(以下、「第1従来例」という。)や、ディスクの周縁
部を対角をなす2箇所から挟んで保持するもの(以下、
「第2従来例」という。)や、ディスクをエア装置で吸
着して保持するもの(以下、「第3従来例」という。)
等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】汎用型のディスクドラ
イブ装置は、ケーシングに対して出し入れされるトレイ
を含み、このトレイにディスクが載置されてスピンドル
モータにより回転される。したがって、上述した第1お
よび第2従来例では、ディスクを挟む際にトレイが邪魔
になるため、汎用型のディスクドライブ装置にそのまま
適用することができなかった。そして、強いて適用する
場合には、ドライブ装置を大きく改造する必要があっ
た。
【0004】また、第2および第3従来例では、部品点
数が多くなるためコスト高であり、しかも、動作精度が
低いという問題があった。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、汎
用型のディスクドライブ装置にそのまま適用でき、安価
でかつ動作精度の高いディスククランプ機構を提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、ディスクの
中央に設けられたディスク孔に挿入されてディスクを保
持する、ディスククランプ機構であって、それぞれが同
じ円周上に径方向へ変位可能に配置される複数の係止部
を有する係止手段、および係止部のそれぞれを径方向へ
変位させる第1変位手段を備え、係止部のそれぞれが径
方向外側へ変位されたときに、それらがディスク孔の内
周部に係止される、ディスククランプ機構である。
【0007】
【作用】ディスククランプ機構を用いてディスクを保持
する際には、まず、第1変位手段により係止部のそれぞ
れを径方向内側へ変位させ、各係止部の最大外径をディ
スク孔の内径よりも小さくする。続いて、第2変位手段
により係止手段を降下させて、各係止部をディスク孔に
挿入する。そして、第1変位手段により係止部のそれぞ
れを径方向外側へ変位させ、これらをディスク孔の内周
部に係止させる。その後、第2変位手段により係止手段
を上昇させて、ディスクを持ち上げる。ディスククラン
プ機構を汎用型のディスクドライブ装置に適用した場合
には、各係止部がトレイの中央に設けられた孔内で開閉
される。この孔は、スピンドルモータの回転軸を挿通す
るために設けられたものであり、汎用型のディスクドラ
イブ装置には必ず存在する。したがって、汎用型のディ
スクドライブ装置を改造する必要はない。
【0008】
【発明の効果】この発明によれば、汎用型のディスクド
ライブ装置にそのまま適用できる。また、構造が簡単な
ため、部品点数を削減できる。したがって、装置全体の
製造コストを大幅に低減できる。
【0009】また、ディスク孔の内周部でディスクを確
実に保持できるので、動作精度を高めることができる。
【0010】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0011】
【実施例】図1および図2に示すこの発明の一実施例の
ディスククランプ機構10は、図3に示すように、ディ
スクドライブ装置12内に設けられたトレイ14に対し
てディスク16を移載する際にこれを保持するものであ
り、具体的には、ディスクオートチェンジャ等の一部を
構成するものである。
【0012】ここで、ディスクドライブ装置12は、図
示しないケーシングに対してトレイ14が出し入れされ
る汎用型のものであり、トレイ14の中央には、図示し
ないスピンドルモータの回転軸が挿通される孔18が設
けられている。一方、ディスク16の中央には、スピン
ドルモータの回転軸が挿入されるディスク孔16aが設
けられている。なお、図3では、説明の便宜のためにト
レイ14,ディスク16およびディスククランプ機構1
0を互いに間隔を隔てて配置しているが、実際には、デ
ィスク16がトレイ14に載置されているかディスクク
ランプ機構10に保持されているかのいずれかである。
【0013】ディスククランプ機構10(図1,図2)
は、上下方向および水平方向へ変位可能なアーム20を
含み、アーム20の下面には、ディスク16を保持する
ためのクランパ22が取り付けられる。クランパ22
は、外筒24,スライダ26,昇降部材28および3つ
の係止部材30を含み、スライダ26が上下方向へ変位
されることによって、各係止部30が開閉される。
【0014】外筒24は、略円筒状の本体32を含み、
本体32の上端部外周には、鍔34が形成され、本体3
2の下端部外周面には、ディスク16の表面に当接され
る略円筒状の当接部材36が装着される。また、本体3
2の内面には、軸方向へ延びる3つのリブ38が周方向
へ間隔を隔てて形成される。そして、鍔34がアーム2
0の下面に設けられた固定台20aにビス等で固定され
る。
【0015】スライダ26は、略円筒状の本体40を含
み、本体40の内面には、外筒24のリブ38と摺動可
能に嵌合される3つの溝42が軸方向へ延びて形成され
る。また、本体40の側壁には、図5からよくわかるよ
うに、カム孔44が形成される。カム孔44は、軸方向
の第1位置において水平に延びる第1孔44a,第2位
置において水平に延びる第2孔44bおよび第1孔44
aと第2孔44bとを連結する傾斜孔44cを含み、一
端から他端にわたって一定幅で形成される。そして、ス
ライダ26が外筒24の内部に挿入され、外筒24のリ
ブ38とスライダ26の対応する溝42とが嵌合され
る。
【0016】昇降部材28は、スライダ26を上下方向
へ変位すなわち昇降させるものであり、略円柱状の本体
46および本体46の上部にこれと一体に形成されるギ
ヤ48を含み、本体46の側部には、ピン50が取り付
けられ、本体46およびギヤ48の中央には、貫通孔5
2が形成される。そして、貫通孔52には、回転軸とな
るシャフト54が挿通される。シャフト54の上端は、
図1に示すように、外筒24の中心においてアーム20
に固定され、ギヤ48には、図示しないモータからの動
力を伝達するベルト48aが掛けられる。
【0017】係止部材30のそれぞれは、図4に示すよ
うに、スライダ26の内面に沿う外面を有する本体56
を含み、本体56の上下方向(長手方向)中央部には、
スライダ26の下端が当接される傾斜面58aを有する
段部58が形成される。そして、段部58の下方には、
ディスク孔16aの内周部に係止される係止部60が形
成され、係止部60の下方には、ディスク16の下面を
受ける受部62が形成される。
【0018】そして、各係止部材30が、図2に示すよ
うに、バネ部材64を介してシャフト54の下端に放射
状に取り付けられ、各係止部60が同じ円周上に配置さ
れる。したがって、スライダ26が上昇されているとき
には、図4に示すように、各係止部材30がバネ部材
(第1付勢手段)64により径方向外側へ変位(拡径)
され、各係止部60の最大外径がディスク孔16aの内
径よりも大きくされる。一方、スライダ26が降下され
ているときには、図1に示すように、各係止部材30が
スライダ(第2付勢手段)26により径方向内側へ変位
(縮径)され、各係止部60の最大外径がディスク孔1
6aの内径よりも小さくされる。
【0019】以下には、ディスククランプ機構10を用
いてトレイ14に載置されたディスク16を保持し、こ
れを他の装置へ搬送する動作を説明する。
【0020】まず、図1に示すように、アーム20によ
りディスククランプ機構10の全体を上昇させ、この状
態においてスライダ26を降下させる。つまり、ベルト
48aを駆動して昇降部材28を回動させ、ピン50を
カム孔44の第2孔44bに配置し、スライダ26を低
い位置で保持する。すると、各係止部材30がスライダ
26に押されて縮径され、各係止部60および受部62
のそれぞれの最大外径がディクス孔16aの内径よりも
十分に小さくされる。
【0021】続いて、アーム20によりディスククラン
プ機構10の全体を降下させ、この状態においてスライ
ダ26を上昇させる。つまり、ベルト48aを駆動して
昇降部材28のピン50を第2孔44bから第1孔44
aに移動させ、スライダ26を高い位置で保持する。す
ると、図4に示すように、各係止部材30がバネ部材6
4に押されて拡径され、各係止部60の最大外径がディ
クス孔16aの内径よりも大きくなろうとする。これに
より、各係止部60がディクス孔16aの内周部に係止
され、ディスク16が保持される。
【0022】そして、アーム20によりディスククラン
プ機構10の全体を上昇させてディクス16を他の装置
へ移送し、スライダ26を降下させて各係止部材30を
縮径させることによって、ディスク16の保持状態を解
除する。
【0023】この実施例によれば、トレイ14に設けら
れた孔18内で各係止部材30が開閉されるので、汎用
型のディスクドライブ装置12を改造する必要はない。
また、構造が簡単なため、部品点数を削減できる。した
がって、装置全体として製造コストを大幅に低減でき
る。
【0024】また、ディスク孔16aの内周部でディス
ク16を確実に保持できるので、保持状態におけるディ
スク16のがたつきを防止でき、動作精度を高めること
ができる。
【0025】さらに、エア装置を用いていないので、塵
埃が飛散する心配がなく、塵埃によるリードライトの性
能劣化を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】図1実施例の底面図である。
【図3】図1実施例の使用状態を示す図解図である。
【図4】図1実施例でディスクを保持した状態を示す図
解図である。
【図5】図1実施例の動作を示す図解図である。
【符号の説明】
10 …ディスククランプ機構 12 …ディスクドライブ装置 14 …トレイ 16 …ディスク 20 …アーム 22 …クランパ 24 …外筒 26 …スライダ 28 …昇降部材 30 …係止部材 44 …カム孔 48 …ギヤ 60 …係止部 64 …バネ部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクの中央に設けられたディスク孔に
    挿入されて前記ディスクを保持する、ディスククランプ
    機構であって、 それぞれが同じ円周上に径方向へ変位可能に配置される
    複数の係止部を有する係止手段、および前記係止部のそ
    れぞれを前記径方向へ変位させる第1変位手段を備え、 前記係止部のそれぞれが径方向外側へ変位されたとき
    に、それらが前記ディスク孔の内周部に係止される、デ
    ィスククランプ機構。
  2. 【請求項2】前記第1変位手段は、前記係止部のそれぞ
    れに対して径方向外側へ付勢する第1付勢手段と、径方
    向内側へ付勢する第2付勢手段とを含む、請求項1記載
    のディスククランプ機構。
  3. 【請求項3】前記係止手段を上下方向へ変位させる第2
    変位手段をさらに備える、請求項1または2記載のディ
    スククランプ機構。
JP31637499A 1999-11-08 1999-11-08 ディスククランプ機構 Withdrawn JP2001138158A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004306056A (ja) * 2003-04-03 2004-11-04 Nissan Motor Co Ltd クランプ治具及び該クランプ治具の回収装置を備えた溶接治具システム
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JP7330914B2 (ja) 2020-02-13 2023-08-22 株式会社マキタ 振動工具

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070109