JP2001137451A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001137451A
JP2001137451A JP2000348556A JP2000348556A JP2001137451A JP 2001137451 A JP2001137451 A JP 2001137451A JP 2000348556 A JP2000348556 A JP 2000348556A JP 2000348556 A JP2000348556 A JP 2000348556A JP 2001137451 A JP2001137451 A JP 2001137451A
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JP2000348556A
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Hikonori Tatematsu
彦則 立松
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Sanyo Bussan Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Bussan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遊技盤面の側部に電飾部材を取付けてなる遊技
機において、制作面、遊技面等のうえで画期的な改良を
図る。 【解決手段】下部コーナー飾り13は、遊技盤面の両側
部(第1種始動口の両側方)に設けられている。当該下
部コーナー飾り13は、基板14と、該基板14上部の
表面側に固定された第1のカバー15と、同カバー15
の内部に収容された表示体としての第1のランプ16
と、前記第1のカバー15とは離間した位置に設けられ
た第2のカバー17と、第2のカバー17に一体形成さ
れた2つの入賞通路18,19と、両入賞通路18,1
9間において、基板の裏面側に突出形成されたランプホ
ルダ20と、当該ランプホルダ20内に収容された第2
のランプ21とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機等の遊
技機に係り、特に、遊技盤面の側部に、表示体が収容さ
れてなる電飾部材を取付けてなる遊技機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技機(例えばパチンコ機)の一
種として、遊技盤面の略中央部に可変表示装置を備えた
ものが知られている。この種の遊技機では、可変表示装
置の表示内容に基づいて遊技盤面の所定位置(通常は可
変表示部の下方)に設けられた大入賞口が開閉される。
そして、大入賞口の開放時において、当該大入賞口に遊
技球を入賞させることにより、遊技者に対し多くの景品
球が払い出される。
【0003】一般に、この種の遊技機では、可変表示装
置や大入賞口が、遊技盤面の中央に集中して設けられて
いる。この場合において、遊技盤面の側部(例えば可変
表示装置の両側方)における遊技球の落下速度をある程
度抑える必要がある。そのため、遊技盤面の側部には、
多数の釘が打ち付けられるのが一般的となっている。し
かし、あまりにも釘を多数打ち付けた場合には、遊技盤
面、特にその側部が殺風景なものとなってしまうととも
に、無駄な釘を多く打ちつけることにもつながり、制作
上のロスが増大してしまう。従って、通常は、遊技盤面
の側部、特に、可変表示装置の側方にサイドランプ(コ
ーナー飾りとも称される)を取付けられる。
【0004】このサイドランプは、基板に対し、透光性
を有する樹脂製の装飾部材を取付けるとともに、その装
飾部材の内部にランプを内蔵することにより構成されて
いる。そして、基板をビス等の取付部材によって取付け
ることで、サイドランプが遊技盤面上に配設される。な
お、サイドランプとは別に、遊技盤面には小入賞口が設
けられ、同小入賞口も遊技盤面に対しビス止めされてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な遊技機では、次に記すような不具合が生じうる。すな
わち、可変表示装置の表示部が大きくなると、該可変表
示装置の側方にサイドランプを設けることが困難となっ
てしまうおそれがあった。
【0006】また、サイドランプは、それ自体、電飾効
果をねらったものに過ぎず、それ以外の機能はなかった
ため、改良の余地があった。また、改良といっても、現
状では、装飾面の模様や色を工夫したり、外観品質向上
のために形状を適宜変更するといった程度の改良がなさ
れているに過ぎなかった。
【0007】さらに、遊技機の制作に際しては、サイド
ランプのみならず、小入賞口までも取付けなければなら
ず、取付作業が煩雑なものとなっていた。
【0008】本発明は、上述した問題に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、遊技盤面の側部に、表示体
が収容されてなる電飾部材を取付けてなる遊技機におい
て、制作面、遊技面等のうえで画期的な改良を図ること
のできる遊技機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明においては、遊技盤面の側部
に、表示体が収容されてなる電飾部材を取付けてなる遊
技機において、前記電飾部材には、遊技球が通過しうる
複数の通路を形成したことをその要旨としている。
【0010】また、請求項2に記載の発明では、請求項
1に記載の遊技機において、前記通路のうち少なくとも
1つは表面側に開口する溝状の通路であり、他の通路の
うち少なくとも1つは筒状の通路であることをその要旨
としている。
【0011】(作用)上記請求項1に記載の発明にかか
る遊技機によれば、遊技盤面の側部に、表示体が収容さ
れてなる電飾部材を取付けられていることから、むやみ
に多数の釘を打ち付ける必要がなく、また、遊技者は、
電飾部材の表示動作による装飾効果を堪能しうる。
【0012】さて、本発明では、電飾部材には、遊技球
が通過しうる複数の通路が形成されている。このため、
種々のパターンの遊技球の誘導作用が付与されることと
なり、遊技の興趣が高められる。しかも、通路が複数存
在することから、あたかも多数の釘で誘導作用を持たせ
ているかのような効果が得られるにもかかわらず、釘を
要することなく通路が形成されうる。
【0013】さらには、当該通路のうち少なくとも1つ
が入賞口に入賞可能な構造となっているような場合に
は、その分だけ別途、入賞口を設ける必要がなくなる。
【0014】また、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1に記載の遊技機において、前記通路のうち少なく
とも1つは表面側に開口する溝状の通路であり、他の通
路のうち少なくとも1つは筒状の通路である。このた
め、ある通路を通過する場合には、遊技球の通過が確認
され、またある通路を通過する場合には、遊技球が少な
くとも一時的に視認されなくなるという特異な現象が起
きる。従って、遊技内容に変化を持たせることが可能と
なる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明における遊技機
を、第1種始動口付パチンコ遊技機(以下、単に「パチ
ンコ機」という)に具体化した一実施の形態を、図面に
基づいて詳細に説明する。
【0016】図1に示すように、パチンコ機1の遊技盤
2には、第1種始動口3及び大入賞口4が設けられてい
る。第1種始動口3は、遊技球5の通路を備えており、
その通路入口には羽根6が開閉可能に支持されている。
【0017】また、大入賞口4の前には、シャッタ7が
設けられている。このシャッタ7は、大入賞口4の側部
に設けられた図示しない大入賞口用ソレノイドにより作
動させられ、大入賞口4を開閉する。詳しくは、当該ソ
レノイドが励磁状態となることにより、シャッタ7が略
水平に傾き、これにより大入賞口4が開かれる。また、
ソレノイドが非励磁状態となることにより、シャッタ7
が略垂直状態となり、これにより大入賞口4は閉鎖され
る。
【0018】遊技盤2の中央部分(大入賞口4の上方)
には、特別図柄表示装置(以下、単に「表示装置」とい
う)8が組込まれている。表示装置8は、液晶ディスプ
レイ(LCD)よりなる表示部8aを備えており、ここ
に複数の(例えば3つの)図柄列が表示される。図柄列
は、基本的には、複数種類の図柄によって構成されてい
る。これらの図柄は、特別遊技図柄としての大当たり図
柄、外れリーチ図柄及び外れ図柄のいずれかになりう
る。
【0019】表示装置8の表示部8aでは、各図柄列の
図柄変動(回転変動)が、遊技球5の第1種始動口3へ
の入賞に基づいて開始させられる。また、大当たり図
柄、外れリーチ図柄、外れ図柄の中から1つが選択さ
れ、これが停止図柄として設定される。停止図柄とは、
各図柄列が図柄変動を停止したときに表示される図柄で
ある。
【0020】大当たり図柄は、いわゆるリーチ状態を経
た後、遊技者に有利な大当たり状態を発生させるための
図柄である。詳しくは、全ての図柄列の変動が停止させ
られたとき、表示されている図柄の組合せが、予め定め
られた大当たりの組合せ、すなわち、同一種類の図柄が
大当たりラインに沿って並んでいるときの同図柄の組合
せ(例えば、「7」、「7」、「7」の図柄)となる場
合がある。この組合せを構成する図柄が「大当たり図
柄」である。大当たりの組合せが成立すると、特別電動
役物が作動し(大入賞口4が開かれ)、遊技者にとって
有利な大当たり状態の到来、すなわち、より多くの賞球
を獲得することが可能となる。
【0021】表示装置8において、表示部8aの上方に
は、発光ダイオード(LED)からなる保留ランプ9
a,9b,9c,9dが組み込まれている。保留ランプ
9a〜9dは、基本的には第1種始動口3への入賞に基
づく変動表示の保留毎に点灯させられ、その保留に対応
した変動表示の実行に伴い消灯させられる。さらに、パ
チンコ機1には、遊技の進行に応じて効果音を発生する
図示しないスピーカが設けられている。
【0022】このほかにも、パチンコ機1の複数箇所に
は、遊技効果を高めるための各種ランプが取付けられて
いる。これらのランプは、例えば風車ランプ11、上部
コーナー飾り12、下部コーナー飾り13(本発明の電
飾部材に相当)等からなり、遊技の進行に応じて点灯状
態(消灯、点灯、点滅等)が適宜変えられるようになっ
ている。なお、上部コーナー飾り12には、遊技者に球
切れ状態や入賞状態を報知するべく、球切れランプ及び
入賞ランプ等が内蔵されている。
【0023】本実施の形態では、遊技者の操作に応じて
変化するパチンコ機1の遊技状態を検出するべく、遊技
盤2には、種々の検出スイッチが取付けられている。こ
れら検出スイッチにより、遊技球5の第1種始動口3へ
の入賞や、大入賞口4への入賞が検出されるようになっ
ている。また、本実施の形態では、各検出スイッチの検
出結果に基づきソレノイドや、表示装置8、各保留ラン
プ9a〜9d、各種ランプ11〜13、スピーカ等をそ
れぞれ駆動制御するために制御装置が設けられている。
制御装置は、読み出し専用メモリ(ROM)、中央処理
制御装置(CPU)、ランダムアクセスメモリ(RA
M)等を備えている。ROMは所定の制御プログラムや
初期データを予め記憶しており、CPUはROMの制御
プログラム等に従って各種演算処理を実行する。
【0024】次に、本実施の形態の特徴的部分について
説明する。
【0025】上述した各種ランプ11〜13のうち、下
部コーナー飾り13は、遊技盤2面の両側部(第1種始
動口3の両側方)に設けられている。図2〜4に示すよ
うに、当該下部コーナー飾り13は、基板14と、該基
板14上部の表面側に固定された第1のカバー15と、
同カバー15の内部に収容された表示体としての第1の
ランプ16と、前記第1のカバー15とは離間した位置
に設けられた第2のカバー17と、第2のカバー17に
一体形成された2つの入賞通路18,19と、両入賞通
路18,19間において、基板の裏面側に突出形成され
たランプホルダ20と、当該ランプホルダ20内に収容
された第2のランプ21とを備えている。
【0026】基板14は、合成樹脂材料よりなり、その
表面のほとんどの部分には金属めっきが施されていると
ともに、前記遊技盤2面にビスで固定されている。
【0027】第1のカバー15は、無色透明の(有色で
あってもよい)合成樹脂材料よりなり、正面略三角形状
のプレート部22及び該プレート部22の周囲に一体形
成され、遊技盤2面に対し垂直に延びる立壁部23を備
えている。そして、当該立壁部23が基板14に対しビ
スで固定されている。なお、立壁部23のうち、最上部
の斜めに延びる面は、第1のカバー15の中で遊技球5
の最も当たりやすい天導面23aとなっている。本実施
の形態において、天導面23aは、ある程度撓みうる構
造となっており(基板14に形成された長孔に天導面2
3aから延びる爪が係合されている)、これにより、遊
技球5が当たることによる損傷が防止されうるようにな
っている。
【0028】第2のカバー17は、表面に模様の付され
た(但し、ある程度は内側が透けて見える)合成樹脂材
料よりなり、プレート状をなしている。2つの入賞通路
18,19はそれぞれ正面略U字状をなし、これら入賞
通路18,19がビスで基板14に取付けられ、これに
伴い、第2のカバー17も固定されている。両入賞通路
18,19に連通するようにして、前記基板14には、
円形状の普通入賞口24,25が形成されている。ま
た、普通入賞口24,25の奥には、筒状通路26,2
7が基板14に対し一体形成されており、該通路26,
27を通った入賞球は、図示しない入賞球処理装置の方
へと案内されるようになっている(図3,4参照)。
【0029】さらに、両入賞通路18,19間における
前記ランプホルダ20の表面側は無色透明の窓28とな
っており、ランプホルダ20内部のランプ21の点灯、
点滅等が外部から視認されるようになっている。
【0030】このような構成により、前記第1のカバー
15及び第2のカバー17間には、溝状の外れ通路29
が形成され、該外れ通路29を通過した遊技球5は遊技
盤2に設けられたアウト口30(図1参照)へと導かれ
るようになっている。また、第2のカバー17の裏側に
おいても、両入賞通路18,19間は、いわば筒状の外
れ通路31となっている。当該外れ通路31を通った場
合においても、遊技球5は、アウト口30へ導かれるよ
うになっている。
【0031】併せて、遊技盤2面には、多数の釘が植設
されている。これら釘のうち、表示装置8の下部側方
と、第1種始動口3との間の複数の釘は、略直線状に植
設された上部誘導釘群32となっている。当該上部誘導
釘群32の存在により、遊技球5は、第1種始動口3の
方へと誘導されやすくなっている。また、該上部誘導釘
群32の下方においては、略直線状に下部誘導釘群33
が植設されている。当該下部誘導釘群33は、遊技盤2
の側部において落下中の遊技球5を、中央の方へ案内す
る役割を担っているとともに、その一部を前記下部コー
ナー飾り13の第2のカバー17(ひいては普通入賞口
24,25)の方へと案内する役割をも担っている。す
なわち、前記第1のカバー15の天導面23aと、下部
誘導釘群32とは、略同一直線上に設けられており、下
部誘導釘群32の両側端に設けられた隙間を通った遊技
球5は、第2のカバー17の方へと案内されやすいよう
構成されている。
【0032】次に、上記のように構成されてなる本実施
の形態の作用及び効果について説明する。
【0033】(1)本実施の形態によれば、下部コーナ
ー飾り13の存在により、むやみに多数の釘を打ち付け
る必要がなく、また、遊技者は、下部コーナー飾り13
の表示動作(ランプ16,21の点灯、点滅等)による
装飾効果を堪能しうる。
【0034】(2)また、本実施の形態では、下部コー
ナー飾り13には、遊技球5が通過しうる複数の通路を
設けることとした(天導面23a、2つの入賞通路1
8,19、外れ通路29,31)。このため、種々のパ
ターンの遊技球5の誘導作用が付与されることとなり、
遊技の興趣が高められる。しかも、通路が複数存在する
ことから、あたかも多数の釘で誘導作用を持たせている
かのような効果が得られるにもかかわらず、釘を要する
ことなく通路が形成されうる。その結果、無駄な釘を多
く打ちつけることによる、制作上のロスを解消すること
ができ、制作面での飛躍的な改良を図ることができる。
【0035】(3)さらに、前記複数の通路のうちの少
なくとも1つ(入賞通路18,19)が入賞口に入賞可
能な構造となっている。このため、その分だけ別途、入
賞口を設ける必要がなくなる。従って、上記制作上のロ
スの解消という作用効果をより一層確実ならしめること
ができる。
【0036】(4)併せて、本実施の形態によれば、前
記複数の通路のうち1つは表面側に開口する溝状の外れ
通路29であり、他の通路のうち3つ(2つの入賞通路
18,19及び外れ通路31)は筒状の通路である。こ
のため、溝状の外れ通路29を通過する場合には、遊技
球5の通過が確認され、また前記筒状の通路18,1
9,31を通過する場合には、遊技球5が少なくとも一
時的に視認されなくなるという特異な現象が起きる。従
って、遊技内容に変化を持たせることが可能となり、結
果として、興趣の飛躍的な向上を図ることができる。
【0037】特に、本実施の形態では、2つの入賞通路
18,19及び外れ通路31を第2のカバー17で覆う
こととした。従って、遊技球5が当該第2のカバー17
に到達した場合には、一瞬どこを通っても遊技球5が隠
れるため、入賞したのではないかという気分にさせられ
る。その結果、さらに面白味が増し、一層の興趣の向上
を図ることができる。
【0038】(5)加えて、本実施の形態では、入賞球
5が外れ通路29,31を通った場合(第1の場合)に
は、入賞口への入賞が実質的に不可能な状態となり、天
導面23aを通った場合(第2の場合)には、前記第1
の場合よりも入賞口(例えば普通入賞口24,25)へ
の入賞の可能性が高い状態となり、さらに、入賞通路1
8,19を通った場合(第3の場合)には、前記第2の
場合よりも入賞口24,25への入賞の可能性が高いも
のとなる(この場合には事実上100%普通入賞口2
4,25へ入賞する)。従って、遊技球5が下部コーナ
ー飾り13の近傍に到達したときに、遊技者は、遊技球
5が前記通路29,31,23a,18,19のうち、
いかなる通路を通っていかなる方向へ流れるのかがわか
らない状況となる。その結果、普通入賞口24,25へ
入賞するのではないかといった期待感を含んだ「わくわ
く感」が増し、興趣のさらなる向上を図ることができ
る。
【0039】(6)また、本実施の形態では、遊技球5
が天導面23aに当たった場合(天導面23a上を通過
した場合)に、下部誘導釘群33を通って当該遊技球5
が普通入賞口24,25へ入賞するのを期待しうる。そ
のため、より一層わくわく感が増し、さらなる興趣の向
上を図ることができる。
【0040】(7)さらに、本実施の形態によれば、1
つの下部コーナー飾り13に対し、2つの入賞通路1
8,19が設けられている。このため、遊技球5が下部
コーナー飾り13の近傍に到達したときに、遊技者は、
より一層遊技球5が普通入賞口24,25へ入賞するこ
とを期待することとなり、さらに一層興趣の向上を図る
ことができる。
【0041】また、別途、入賞口を設ける必要がなくな
るという上述した(3)の作用効果がより確実に奏され
ることとなる。
【0042】尚、本発明は上述した実施の形態の記載内
容に限定されるものではなく、従って、発明の趣旨を逸
脱しない範囲で、例えば次のように実施してもよい。
【0043】(a)上記実施の形態では、下部コーナー
飾り13を、遊技盤2面における第1種始動口3の両側
方に設けることとしたが、その位置は何ら限定されるも
のではなく、遊技可能な位置であれば遊技盤2面側部の
いかなる位置に設けることとしてもよい。例えば、表示
装置8の両側方に設けてもよいし、表示装置8の両側上
方に設けてもよい。
【0044】(b)上記実施の形態における誘導釘群3
2,33を適宜省略したり配列形状を変更してもよい。
また、誘導釘群32,33の代わりに、例えば樹脂等
(ゴム、金属等でもよい)からなる誘導レール等を設け
る構成としてもよい。
【0045】(c)上記実施の形態では、下部コーナー
飾り13に2つの普通入賞口24,25を設けることと
したが、1つであっても、3つ以上であってもよい。ま
た、普通入賞口24,25の代わりに、始動入賞口や諸
条件によって開口面積の変動しうる可変入賞口を設ける
こととしてもよい。
【0046】(d)上記実施の形態におけるランプ1
6,21の代わりに液晶ディスプレイ(LCD)、CR
T、ドットマトリックス、LED(エレクトロルミネッ
センス)、蛍光表示管等を用いることとしてもよい。
【0047】(e)本発明は、上記実施の形態とは異な
るタイプの(第1種始動口付パチンコ機以外の)パチン
コ機にも適用できる。従って、表示装置8のないパチン
コ機にも応用できる。また、本発明は、パチンコ機以外
にも、アレパチ、アレンジボール等の遊技機にも応用可
能である。
【0048】(f)上記実施の形態では、下部コーナー
飾り13を構成する部材(基板14、第1及び第2のカ
バー15,17等)を樹脂材料により構成したが、その
他の素材(例えば金属、ガラス等)により構成しても差
し支えない。
【0049】(g)上記実施の形態では、天導面23a
をある程度撓みうる構造とすることで、第1のカバー1
5の損傷防止を図ることとしたが、このような構造とし
なくともよい。また、損傷防止を図る手段としては、そ
の外にも、天導面23aの剛性を高くすること(厚肉と
したり、高強度の素材を採用したりすること)や、遊技
球5の勢い(落下速度)を抑えるための手段を設けるこ
と(例えば図1に示すすような釘を植設したり、他の部
材により遊技球5の勢いを弱めることも含まれる)も考
えられる。なお、遊技内容を考慮すると、あまりにも勢
いを弱めすぎない方が望ましい。
【0050】特許請求の範囲の請求項に記載されないも
のであって、上記実施の形態から把握できる技術的思想
について以下に記載する。
【0051】(1)請求項1,2に記載の遊技機におい
て、前記通路は、入賞口への入賞が困難な第1の通路
と、当該第1の通路よりも入賞口への入賞の可能性が高
い第2の通路と、当該第2の通路よりも入賞口への入賞
の可能性が高い第3の通路とを備えていることを特徴と
する遊技機。
【0052】このような構成とすることにより、遊技球
が電飾部材の近傍に到達したときに、遊技者は、遊技球
がいかなる通路を通っていかなる方向へ流れるのかがわ
からない状況となり、わくわく感が増し、興趣の向上を
図ることができる。
【0053】(2)上記付記(1)に記載の遊技機にお
いて、前記第2の通路は、前記電飾部材の天導面を含ん
でいることを特徴とする遊技機。
【0054】このような構成とすることにより、遊技者
は、遊技球が天導面に当たった場合(天導面上を通過し
た場合)に、当該遊技球が入賞口へ入賞するのを期待し
うる。そのため、より一層わくわく感が増し、さらなる
興趣の向上を図ることができる。
【0055】(3)上記付記(1),(2)に記載の遊
技機において、上記第3の通路は、複数箇所に設けられ
ていることを特徴とする遊技機。
【0056】このような構成とすることにより、遊技球
が電飾部材の近傍に到達したときに、遊技者は、より一
層遊技球が入賞口へ入賞することを期待することとな
り、さらに一層興趣の向上を図ることができる。
【0057】また、別途、入賞口を設ける必要がなくな
るという作用がより確実に奏される。
【0058】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
遊技盤面の側部に、表示体が収容されてなる電飾部材を
取付けてなる遊技機において、制作面、遊技面等のうえ
で画期的な改良を図ることがという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態におけるパチンコ機の要部を示す
正面図である。
【図2】下部コーナー飾りを示す斜視図である。
【図3】下部コーナー飾りの正面図である。
【図4】図3のJ−J線断面図である。
【符号の説明】
1…パチンコ機、2…遊技盤、3…第1種始動口、4…
大入賞口、5…遊技球、8…表示装置、8a…表示部、
13…電飾部材を構成する下部コーナー飾り、15…第
1のカバー、16,21…表示体を構成するランプ、1
7…第2のカバー、18,19…入賞通路、23a…天
導面、24,25…普通入賞口、29,31…外れ通
路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤面の側部に、表示体が収容されて
    なる電飾部材を取付けてなる遊技機において、 前記電飾部材には、遊技球が通過しうる複数の通路を形
    成したことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の遊技機において、 前記通路のうち少なくとも1つは表面側に開口する溝状
    の通路であり、他の通路のうち少なくとも1つは筒状の
    通路であることを特徴とする遊技機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005287587A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Okumura Yu-Ki Co Ltd 遊技機
JP2010240103A (ja) * 2009-04-03 2010-10-28 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2014198208A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 株式会社大一商会 遊技機

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