JP2001137272A - 受尿具及び受尿具の使用方法 - Google Patents

受尿具及び受尿具の使用方法

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JP2001137272A
JP2001137272A JP32466599A JP32466599A JP2001137272A JP 2001137272 A JP2001137272 A JP 2001137272A JP 32466599 A JP32466599 A JP 32466599A JP 32466599 A JP32466599 A JP 32466599A JP 2001137272 A JP2001137272 A JP 2001137272A
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JP32466599A
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Etsuko Kawamoto
悦子 河本
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NAZUZONO OSAMU
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、排泄部の周りに排尿口の周りを密着
させて、尿が収容袋の外部に漏れるのを防止した尿受具
を提供する。 【解決手段】受尿具Nは変形可能な基部材1を備えてい
る。基部材1の略中央には排尿口10が形成してある。
基部材1の排尿口10を挟んだ一方側には敷部11が形
成してあり、他方側には基部材1を引き上げて体に添っ
て変形させるための操作部12が形成してある。操作部
12には引掛孔120が形成してある。排尿口10には
開口部20が連通するようにして収容袋2が設けてあ
る。収容袋2は開口部20の全周を排尿口10に隙間な
く取り付けてある。収容袋2の上部側には封止チャック
21が設けてあり、内部には吸液性部材3が収容してあ
る。排尿口10の周縁部には、使用時において排泄部の
周りと当接し、当接箇所との密着性を高めるための密着
部材4が設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、身体の不
自由な人や寝たきりの高齢者などの尿処理の際に使用さ
れる受尿具及び受尿具の使用方法に関する。更に詳しく
は、排泄部の周りに排尿口の周りを密着させて、尿が収
容袋の外部に漏れないようにしたものに関する。
【0002】
【従来技術】従来から身体の不自由な人や寝たきりの高
齢者などに対する尿の処理には、一般に吸液性樹脂を設
けたおむつが広く使用されている。しかし、このタイプ
のおむつには、尿を吸収した吸液性樹脂と皮膚とが直接
触れ合うので、皮膚の弱い使用者はかぶれやすく、ま
た、衛生面にも問題があるという課題があった。更に
は、内部が冷えたり蒸れたりすることで使用者が不快な
思いをするという課題もあった。
【0003】例えば、実開平60−83615号公報に
は、このような課題を解決することができるおむつ便器
が開示されている。このおむつ便器は、おむつ本体から
収容袋が外部に導出された構造を有しており、尿や便が
排出口を通って袋の中に収容されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したおむ
つ便器には、次のような課題があった。すなわち、おむ
つ便器には、排出口の周りを排泄部の周りに密着させる
ような手段が設けられていなかった。また、人間の体
(皮膚)は所要の柔軟性を有しているので、装着したと
きに排泄部の周りと排出口との間に隙間が形成されるこ
とがあり、そこから尿や便が漏れることがあった。
【0005】なお、おむつ便器は、男性でも女性でも使
用できるように記載されているが、上記したように排泄
部の周りと排出口との間に隙間が形成されることがあ
り、漏れの防止が十分とはいえないので、男性用として
の場合はともかく、女性用としては適さない。
【0006】本発明の目的は、上記課題を解消するもの
で、排泄部の周りに排出口の周りを密着させて、尿が収
容袋の外部に漏れないようにした受尿具及び受尿具の使
用方法を提供することにある。本発明の他の目的は、性
別を問わず使用できるようにした受尿具及び受尿具の使
用方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の発明
にあっては、排尿口と、該排尿口を挟んで一方側に形成
してある前面部と、該排尿口を挟んで他方側に形成して
ある背面部と、を有する基部材と、開口部が上記排尿口
と連通している収容袋と、を備え、上記排尿口の周りに
は、上記前面部と背面部との協働によって基部材を体に
添って変形させたとき、排泄部の周りとの密着性を高め
る密着部材が設けてあることを特徴とする、受尿具であ
る。
【0008】第2の発明にあっては、密着部材は、弾性
または柔軟性を有することを特徴とする、第1の発明に
係る受尿具である。
【0009】第3の発明にあっては、収容袋に、内部を
密閉状態にするための封止手段が設けてあることを特徴
とする、第1または第2の発明に係る受尿具である。
【0010】第4の発明にあっては、収容袋の内部に吸
液性部材が設けてあることを特徴とする、第1,第2ま
たは第3の発明に係る受尿具である。
【0011】第5の発明にあっては、密着部材が排泄部
の周りと密着した状態を維持できるようにするための手
段を備えていることを特徴とする、第1,第2,第3ま
たは第4の発明に係る受尿具である。
【0012】第6の発明にあっては、基部材に形成され
た排尿口の周りに排泄部の周りとの密着性を高める密着
部材が設けてあり、開口部が上記排尿口と連通して取り
付けてある収容袋を備えている受尿具を使用し、排尿時
には上記基部材を体に添って変形させて上記密着部材を
排泄部の周りに密着させるようにしたことを特徴とす
る、受尿具の使用方法である。
【0013】「吸液性部材」としては、液体を吸収して
ゲル化、ゾル化、固化する高分子吸収体や、吸液性を有
する紙、綿、絹、それらの複合物などを使用することが
できる。
【0014】(作 用)受尿具を寝たきりの使用者に装
着する方法について説明する。まず、基部材を使用者の
股の間に配置させて、背面部を臀部で敷いて押さえる。
そして、前面部と背面部との協働によって、排尿口が排
泄部と対応するようにして基部材を体に添って変形させ
て、密着部材を排泄部の周りに密着させる。この際に、
密着部材が弾性または柔軟性を有していれば、密着部材
は使用者の体型に添って変形する。これにより密着部材
と排泄部の周りとの間に隙間が形成されないようにする
ことができ、排尿時に尿が収容袋の外部に漏れるのを防
止できる。
【0015】密着部材が弾性または柔軟性を有するもの
は、密着部材を密着させる際にそれほど力を必要とせ
ず、高齢者や体の不自由な人でも操作しやすい。
【0016】収容袋に、内部を密閉状態にするための封
止手段が設けてあるものは、尿が収容された後に内部を
密閉状態にすることで、例えば、取り外し時に開口部か
ら尿をこぼしてしまうようなことが防止できる。また、
においが収容袋から外部に漏れることも防止できる。
【0017】収容袋の内部に吸液性部材が設けてあるも
のは、吸液性部材が尿を吸い込んで部材内に実質的に閉
じこめてしまうので、尿の処理が容易である。
【0018】密着部材が排泄部の周りと密着した状態を
維持できるようにするための手段を備えているものは、
排尿するその時々に受尿具を装着させる必要がなくな
り、一定時間ごとに受尿具を取り替えれば済むようにす
ることができる。これにより介護者が受尿具を装着させ
ているような場合では、介護者の手間を軽減できる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明を図面に示した実施の形態
に基づき更に詳細に説明する。図1は本発明に係る受尿
具の一実施の形態を示す斜視図、図2は図1に示す受尿
具の側面図である。
【0020】符号Nは受尿具を示している。受尿具N
は、所要の長さと所要の厚みを有するシート状の変形可
能な基部材1を備えている。基部材1の略中央には、所
要の大きさを有する貫通した略楕円状の排尿口10が形
成してある。
【0021】基部材1の排尿口10を挟んで長さ方向の
一方側には、前面部である操作部12が形成してある。
操作部12の外端側には、指や器具を引っ掛けるための
引掛孔120が形成してある。また、排尿口10を挟ん
で長さ方向の他方側には、背面部である敷部11が形成
してある。敷部11は、臀部で押さえ易いように幅方向
に拡がって形成してある。
【0022】本実施の形態では、基部材1はボール紙
(厚紙)で形成したが、変形可能(撓む場合も含む)で
あればこれに限定するものではなく、例えば、所要の強
度を有する紙、防水加工が施してある紙、合成樹脂、ゴ
ム、それらの複合物で形成することもできる。
【0023】収容袋2は、開口部20が基部材1の排尿
口10と連通するようにして、尿がこの排尿口10を通
って内部に収容されるように設けてある。収容袋2は、
開口部20の全周を排尿口10の周縁部に隙間なく取り
付けてあり、取り付け部分から尿が漏れないようにして
ある。
【0024】本実施の形態では、収容袋2は開口部の全
周が排尿口10の周縁部に隙間なく取り付けてあるが、
収容袋2を設ける位置は、これに限定するものではな
い。収容袋2は、取り付け部分から尿が漏れないように
して取り付けてあれば良い。また、収容袋2は、基部材
1や後述する密着部材4と一体に形成されたものを使用
することもできる。
【0025】なお、図示は省略したが、収容袋2は、一
般に緩衝材として頻繁に使用されており、表面に細かな
空気室を多数有する合成樹脂製のいわゆるエアキャップ
で形成してある。しかし、収容袋2を形成する材料は、
収容した尿が漏れないようにできれば、これに限定する
ものではない。
【0026】収容袋2の上部側には、収容袋2の内部を
密閉状態にするための封止手段である封止チャック21
が設けてある。封止チャック21は、一面側の全幅に設
けてある嵌合凸部210を、他面側の全幅に設けてある
嵌合凹部211に押し込んで嵌合させることで、内部を
水密に封止することができる構造を有している。
【0027】収容袋2の内部には、高分子吸収体で構成
してある吸液性部材3が収容してある。本実施の形態で
吸液性部材3は、常態で紛状または粒状であり、液体を
吸収するとゲル状に変化し、燃やして廃棄できるものを
使用したが、これに限定するものではない。なお、上記
した封止チャック21及び吸液性部材3は、公知手段を
使用しているので、詳細な説明は省略する。
【0028】排尿口10の周縁部には、基部材1を体に
添って変形させたときに排泄部の周りと当接し、当接箇
所との密着性を高める密着部材4が設けてある。密着部
材4は、所要の厚みを有し、弾性または柔軟性を有して
いるものをしたが、これに限定するものではない。
【0029】本実施の形態では、密着部材4は排尿口1
0の周縁部に設けたが、密着部材4を設ける位置は、こ
れに限定するものではない。密着部材4は、排泄部の周
りと当接し、この間に隙間が形成されないようにできれ
ば、排尿口10の周りに設けることもできる。
【0030】また、密着部材4は合成樹脂を発泡させて
形成したものを使用したが、これに限定するものではな
く、排泄部の周りとの密着性を高めることができれば、
例えば、合成樹脂(硬質物、軟質物、ゲル状物を含
む)、ゴム、紙、綿、絹、それらの複合物で形成された
ものなどを使用することもできる。また、密着部材4
は、基部材1と別体のものを使用したが、基部材1と一
体に形成して設けることもできる。
【0031】(作 用)図3は図1に示す受尿具を寝た
きりの男性患者に装着した状態を示す説明図である。な
お、図3では、受尿具Nのみ実線で示し、他は想像線で
記載した。図1及び図3を参照して本発明の実施の形態
で示す受尿具Nの使用方法及び作用を説明する。受尿具
Nは次のようにして装着される。まず、基部材1を患者
の股の間に配置させて、敷部11を臀部で敷いて押さえ
る。そして、操作部12を引掛孔120に指を引っ掛け
て引き上げ、敷部11と操作部12との協働によって、
排泄部である陰茎が排尿口10を通って収容袋2の内部
に挿入されるように基部材1を体に添って変形させて、
密着部材4を陰茎の周りに密着させる。
【0032】これにより密着部材4と陰茎の周りとの間
に隙間が形成されないようにすることができる。密着部
材4は、弾性または柔軟性を有しているので、患者の体
型に添って変形し易く密着性が高い。また、当接箇所と
の密着性を高める引き上げ操作も、わずかな力できる。
なお、操作部12の引き上げ操作を行う者は、患者本人
の場合もあるし、介護者である場合もある。
【0033】上記した装着状態で排尿を行えば、尿は収
容袋2の内部に収容され、外部に漏れない。このように
受尿具Nでは、尿と皮膚とが直接触れ合わずに排尿を行
うことができるので、皮膚が弱い患者でもかぶれること
がなく、また、衛生面も良好である。また、従来のおむ
つのように冷えたり蒸れたりするようなこともないの
で、使用者が不快な思いをすることもない。
【0034】収容袋2の内部には吸液性部材3が収容し
てあるので、吸液性部材3が尿を吸い込んでゲル状に変
化し、尿を部材内に実質的に閉じこめることができる。
これにより尿の処理を容易にすることができ、また、廃
棄時における取り扱いもし易くなる。
【0035】受尿具Nの取り外しは、操作部12の引き
上げ状態を緩めて、陰茎を収容袋2から抜き、収容袋2
に設けてある封止チャック21で内部を密閉状態にし
て、敷部11を臀部から引き抜くことにより行われる。
このように受尿具Nは、取り外し時に収容袋2の内部を
密閉状態にすることができるので、尿を吸収して吸液性
部材3がゲル化した場合は勿論、吸液性部材3が入れら
れておらず、尿が液状態のままであるような場合でもこ
ぼしてしまうことが防止できる。また、においも収容袋
2から外部に漏れないようにできる。
【0036】収容袋2がエアキャップで形成されている
ので、例えば、誤って落としたりぶつけたりして袋に衝
撃が加わった場合でも、収容袋2は破れにくい。
【0037】図3では、受尿具Nを男性患者に装着した
状態を図示して説明したが、受尿具Nでは、密着部材4
と排泄部の周りとの間に隙間が形成されないので、これ
は女性にも使用することができる。つまり、受尿具N
は、性別を問わず男女兼用として使用することができ
る。
【0038】受尿具Nは、使い捨てタイプであり、使用
後は燃やして処理することができる。しかし、受尿具N
は使い捨てタイプのものに限定するものではなく、洗浄
して繰り返し使用できるようにすることもできる。ま
た、収容袋2が基部材1から取り外せるようにしてお
き、収容袋2のみを廃棄するようにすることもできる。
【0039】図4は引き上げベルトを使用して図1ない
し図3に示す受尿具を寝たきりの男性患者に装着した状
態を示す斜視説明図である。符号5は、密着部材4が陰
茎の周りと密着した状態を維持できるようにするための
手段である引き上げベルトを示している。引き上げベル
ト5は、長尺のベルト本体50を備えている。ベルト本
体50の両端側には、互いに係合してベルト本体50を
胴部に巻き付けることができるようにするための面ファ
スナー51が設けてある。ベルト本体50には、受尿具
Nの操作部12を引き上げるための吊り部材52,52
が、所要間隔を設けて二カ所に取り付けてある。各吊り
部材52は所要長さを有しており、下部側には伸縮部材
である帯状のゴムバンド520が設けてある。ゴムバン
ド520の先端部には狭持クリップ521が設けてあ
る。
【0040】引き上げベルト5は、ベルト本体50を胴
部に巻き付け、ゴムバンド520をややのばした状態で
狭持クリップ521を受尿具Nの操作部12に挟んで設
けることによって取り付けてある。これにより操作部1
2がゴムバンド520によって引き上げられているの
で、密着部材4が陰茎の周りと密着した状態を維持する
ことができる。
【0041】このように引き上げベルト5を使用して受
尿具Nを装着させると、排尿するその時々に操作部12
を操作して受尿具Nを装着させる必要がなくなり、一定
時間ごとに受尿具Nを取り替えれば済むようにすること
ができるので、介護者が受尿具Nを装着させている場合
では、その手間を軽減することができる。
【0042】なお、引き上げベルト5は、上記した形態
を有するものに限定するものではなく、例えば、敷部1
1側にも引き上げベルトを設けて、敷部11も操作部1
2と同様に引き上げ、敷部11と操作部12との協働に
よって、密着部材4が当接箇所と密着した状態を維持で
きるようにすることもできる。
【0043】また、受尿具Nは、寝た状態での使用に限
定されるものではなく、敷部11と操作部12との協働
によって、密着部材が排泄部の周りと密着して、その間
に隙間が形成されないようにすれば、立った状態でも使
用することができる。この場合では、身体の不自由な人
や寝たきりの高齢者ばかりでなく、健常者も例えば、携
帯用トイレとして使用することができる。
【0044】本明細書で使用している用語と表現は、あ
くまでも説明上のものであって、なんら限定的なもので
はなく、本明細書に記述された特徴およびその一部と等
価の用語や表現を除外する意図はない。また、本発明の
技術思想の範囲内で、種々の変形態様が可能であるとい
うことは言うまでもない。
【0045】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。 (a) 受尿具は、前面部と背面部との協働によって、
基部材を体に添って変形させて、密着部材を排泄部の周
りに密着させることにより、密着部材と排泄部の周りと
の間に隙間が形成されないようにすることができ、排尿
時に尿が収容袋の外部に漏れるのを防止できる。
【0046】(b) 密着部材が弾性または柔軟性を有
するものは、密着部材を密着させる際にそれほど力を必
要とせず、高齢者や体の不自由な人でも操作しやすい。
【0047】(c) 収容袋に、内部を密閉状態にする
ための封止手段が設けてあるものは、尿が収容された後
に内部を密閉状態にすることで、例えば、取り外し時に
開口部から尿をこぼしてしまうようなことが防止でき
る。また、においが収容袋から外部に漏れることも防止
できる。
【0048】(d) 収容袋の内部に吸液性部材が設け
てあるものは、吸液性部材が尿を吸い込んで部材内に実
質的に閉じこめてしまうので、尿の処理が容易である。
【0049】(e) 密着部材が排泄部の周りと密着し
た状態を維持できるようにするための手段を備えている
ものは、排尿するその時々に受尿具を装着させる必要が
なくなり、一定時間ごとに受尿具を取り替えれば済むよ
うにすることができる。これにより介護者が受尿具を装
着させているような場合では、介護者の手間を軽減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る受尿具の一実施の形態を示す斜視
図。
【図2】図1に示す受尿具の側面図。
【図3】図1に示す受尿具を寝たきりの男性患者に装着
した状態を示す説明図。
【図4】引き上げベルトを使用して図1ないし図3に示
す受尿具を寝たきりの男性患者に装着した状態を示す斜
視説明図。
【符号の説明】
N 受尿具 1 基部材 10 排尿口 11 敷部 12 操作部 120 引掛孔 2 収容袋 20 開口部 21 封止チャック 210 嵌合凸部 211 嵌合凹部 3 吸液性部材 4 密着部材 5 引き上げベルト 50 ベルト本体 51 面ファスナー 52 吊り部材 520 ゴムバンド 521 狭持クリップ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排尿口(10)と、該排尿口(10)を挟んで一
    方側に形成してある前面部と、該排尿口(10)を挟んで他
    方側に形成してある背面部と、を有する基部材(1) と、 開口部(20)が上記排尿口(10)と連通している収容袋(2)
    と、 を備え、 上記排尿口(10)の周りには、上記前面部と背面部との協
    働によって基部材(1)を体に添って変形させたとき、排
    泄部の周りとの密着性を高める密着部材(4) が設けてあ
    ることを特徴とする、 受尿具。
  2. 【請求項2】 密着部材(4) は、弾性または柔軟性を有
    することを特徴とする、 請求項1記載の受尿具。
  3. 【請求項3】 収容袋(2) に、内部を密閉状態にするた
    めの封止手段が設けてあることを特徴とする、 請求項1または2記載の受尿具。
  4. 【請求項4】 収容袋(2) の内部に吸液性部材(3) が設
    けてあることを特徴とする、 請求項1,2または3記載の受尿具。
  5. 【請求項5】 密着部材(4) が排泄部の周りと密着した
    状態を維持できるようにするための手段を備えているこ
    とを特徴とする、 請求項1,2,3または4記載の受尿具。
  6. 【請求項6】 基部材(1) に形成された排尿口(10)の周
    りに排泄部の周りとの密着性を高める密着部材(4) が設
    けてあり、開口部(20)が上記排尿口(10)と連通して取り
    付けてある収容袋(2)を備えている受尿具を使用し、排
    尿時には上記基部材(1)を体に添って変形させて上記密
    着部材(4)を排泄部の周りに密着させるようにしたこと
    を特徴とする、 受尿具の使用方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007325717A (ja) * 2006-06-07 2007-12-20 Japan Absorbent Technology Institute 吸収体製品
KR101851202B1 (ko) * 2016-11-11 2018-06-11 김미정 대소변 처리용 기구

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JP2007325717A (ja) * 2006-06-07 2007-12-20 Japan Absorbent Technology Institute 吸収体製品
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