JP2001137067A - 高さ自動調節ヘッドレスト付き座席 - Google Patents

高さ自動調節ヘッドレスト付き座席

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JP2001137067A
JP2001137067A JP32275899A JP32275899A JP2001137067A JP 2001137067 A JP2001137067 A JP 2001137067A JP 32275899 A JP32275899 A JP 32275899A JP 32275899 A JP32275899 A JP 32275899A JP 2001137067 A JP2001137067 A JP 2001137067A
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Japan
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seat
switch
headrest
motor
elevating
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JP32275899A
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Taro Ogawa
太郎 小川
Tomohiro Gohara
智宏 郷原
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NANBA PRESS KOGYO KK
Original Assignee
NANBA PRESS KOGYO KK
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ヘッドレストが,特別な操作をすることなく,
座席に着座するだけで所定の位置に配置され,座席から
離れると元に戻る調節装置を備えた座席を提供する。 【解決手段】座席クッションおよびバックレストにより
構成され,ヘッドレストを,高点と低点との間で移動さ
せる高さ調節装置を有する座席である。調節装置は,バ
ックレストを支持するバックフレームの頂部に取り付け
られる,ヘッドレストのステーを軸線方向に往復移動可
能に収納するガイドと,ステーの下方に連結され,ヘッ
ドレストを昇降させる昇降装置と,昇降装置を上昇動作
と下降動作のいずれかに切り替える第一のスイッチであ
って,着座したとき昇降装置を上昇動作に切り替え,座
席から離れたときに,昇降装置を下降動作に切り替える
第一のスイッチと,ヘッドレストが,高点または低点に
位置したときに,昇降装置の動作を停止する第二のスイ
ッチとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,ヘッドレストの高
さ調節する装置を備えた座席に関し,とくに,ヘッドレ
ストを,座席に着座しただけで所定の高さに配置し,座
席から離れただけで元に戻すことができるヘッドレスト
高さ調節装置を備えた座席に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】自動
車の座席にはヘッドレストが利用されているが,このヘ
ッドレストは,自動車が急激な速度変化をしたときに,
搭乗者の頭部を支え,いわゆるむち打ち症などにならな
いようにすることを目的とする。
【0003】この目的のためには,ヘッドレストが頭部
を適切な位置に支持できるように,座席のバックレスト
を支持するバックフレームに保持ガイドを固着し,この
ガイドにヘッドレストのステーを挿入し,ロック機構に
より,ヘッドレストを適切な位置に保持できるようにし
ている。
【0004】座席に着座する者は,ロック機構を操作し
ヘッドレストの高さを調節することで,自らの頭部を適
切な位置に支持することができる。そして,そのままヘ
ッドレストの位置を維持しておくと,着座するときには
かならずヘッドレストは適切な位置に頭部を支持するこ
とができる。しかし,ロック機構の操作を知らない者は
調節することができない。また,ヘッドレストの安全性
に対する認識が十分でないも者は調節しない。
【0005】自動車によっては,単にスイッチを操作す
るだけで,ヘッドレストの位置を調節できる調節装置を
備えているものもあるが,乗車時間が短かったり,タク
シーなど自らのものではない自動車であると,調節を面
倒に思ったり,億劫になったりする。
【0006】また,前部座席に座る者は,後部座席のヘ
ッドレストが高い位置にあると,後方の視野が狭くな
り,後部座席に座る者は,前部座席のヘッドレストが高
い位置にあると,前方の視野が狭くなる。そのため,ヘ
ッドレストを最下位の位置に配置したままにしがちであ
る。これでは,ヘッドレストの使用の所期の目的を達成
できない。
【0007】そこで,本発明は,特別な操作をすること
なく,ヘッドレストを,座席に着座するだけで,所定の
位置に配置することができ,座席から離れるだけで元に
戻すことができる調節装置を備えた座席を提供すること
を目的とする。
【0008】本発明の他の目的は,座席に着座する者の
頭部の位置に合わせて個別にヘッドレストの位置を調節
できる上記調節装置を備えた座席を提供することであ
る。
【0009】さらに,本発明の他の目的は,必要に応じ
て,座席からヘッドレストを取り外すことができる上記
調節装置を備えた座席を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の座席は座席クッションおよびバックレストにより構
成され,ヘッドレストを高点と低点との間で移動させる
高さ調節装置を有する座席である。その調節装置は,バ
ックレストを支持するバックフレームの頂部に取り付け
られる,ヘッドレストのステーを軸線方向に往復移動可
能に保持するガイドと,ガイドの下端から突き出たステ
ーの下方に連結され,ヘッドレストを昇降させる昇降装
置と,昇降装置を上昇動作と下降動作のいずれかに切り
替える第一のスイッチであって,着座により荷重が座席
クッションに作用しているとき,昇降装置を上昇動作に
切り替え,その荷重が座席クッションに作用しなくなっ
たときに,昇降装置を下降動作に切り替える,ところの
第一のスイッチと,ヘッドレストが高点または低点に位
置したときに,昇降装置の動作を停止する作動を行う第
二のスイッチと,を有する。
【0011】したがって,座席に着座すると,第一のス
イッチは,昇降装置を上昇動作にし,ヘッドレストのス
テーを介してヘッドレストを上昇させる。ヘッドレスト
が高点に位置したとき,第二のスイッチは昇降装置の動
作を停止することから,ヘッドレストの上昇は停止す
る。座席から離れると,第一のスイッチは,昇降装置を
下降動作にし,ヘッドレストのステーを介してヘッドレ
ストを下降させる。ヘッドレストが低点に位置したと
き,第二のスイッチは昇降装置の動作を停止し,これに
よりヘッドレストの下降は停止する。
【0012】ここで,昇降装置は,ステーと平行で,回
転自在にバックフレームに保持される螺旋軸と,螺旋軸
を回転させるモータと,螺旋軸と螺合する昇降部材とか
ら構成されることが望ましい。昇降部材にステーは連結
され,モータが一方向に回転することで,螺旋軸が一方
向に回転し,これにより昇降部材が上昇する上昇動作に
なり,モータが他方向に回転することで,螺旋軸が他方
向に回転し,これにより昇降部材が下降する下降動作に
なる。
【0013】ヘッドレストのステーと昇降装置との連結
に代え,一のガイドによりその軸線方向に往復移動可能
に保持され,ヘッドレストのステーをその軸線方向に移
動可能に収納し,かつロック機構により任意の位置に保
持できる他のガイドを使用し,この他のガイドと昇降装
置とを連結してもよい。
【0014】第一のスイッチは座席クッションを保持す
るフレームに取り付け,着座により荷重が座席クッショ
ンに作用しているとき,第一のスイッチは昇降装置を上
昇動作に切り替え,荷重が座席クッションに作用しなく
なったとき,第一のスイッチは昇降装置を下降動作に切
り替えることが望ましい。
【0015】また,第二のスイッチはリミットスイッチ
を含み,ヘッドレストが高点に達した位置に対応する昇
降部材の高位置,およびヘッドレストが低点に達した位
置に対応する昇降部材の低位置で作動してもよい。
【0016】このスイッチに代え,第二のスイッチは,
モータの回転数を計数する電子的スイッチを含み,前記
電子的スイッチが,ヘッドレストを高点と低点との間の
距離を移動させるのに必要なモータの回転数を係数した
とき,作動するものでもよい。
【0017】
【実施例】図1は本発明の調節装置が組み込まれる座席
の斜示図を示す。図示の座席1は,通常自動車に使用さ
れる典型的なもので,骨格となるクッションフレームお
よびそれに連結されたバックフレームに,それぞれ取り
付けられた座席クッション2およびバックレスト3と,そ
のバックレストの頂部に調節自在に取り付けられたヘッ
ドレスト4から成る。本発明の装置は図示の自動車用の
座席に限らず,ヘッドレストが利用される種々の座席に
適用することができる。
【0018】本発明の装置は,これに限定するものでは
ないが,図2の示すように,バックレスト3の部分に,
ヘッドレスト4の昇降をおこなう昇降装置10が配置さ
れ,座席クッションの下に必要なスイッチ30が配置され
る。
【0019】昇降装置10の斜示図が,図3に示されてい
る。前記のように,バックレスト3(図では破線により
示されている)は,逆U字型のバックフレーム11に取り
付けられるが,このバックフレーム11の内側部分に種々
の昇降装置の部材が配置される。
【0020】バックフレーム11の頂部11’はほぼ平坦で
あるが,この部分に,ヘッドレスト4の設けられたステ
ー5を収納し,保持する保持部12が固着されている。図
4に示されているように(図4では,一方の保持部12の
断面が示されている),バックフレームの平坦部11’に
円筒状のサポート13が固着されている。そのサポート13
の中に,円筒状の第一のガイド13’が挿入固定されてい
る。第一のガイド13’の先端は,以下で説明する第二の
ガイドの挿入を助けるとともに,バックレストから露出
する部分の外見をよくするためにドーム状となってい
る。ここで,サポート13は円筒状の第一のガイド13’を
保持するために円筒状となっているが,第一のガイド1
3’の形状に即した形状をもつことができることはいう
までもない。また,第一のガイド13’の先端にあるドー
ム状の部分も適宜備えるものである。
【0021】その第一のガイド13’内に,その軸線方向
に往復移動可能に収納され,貫通して伸長した円筒状の
第二のガイド14が配置されている。その第二のガイド14
内に,ヘッドレスト4のステー5が収納され,第二のガイ
ドの先端に設けられた従来技術のロック機構14’によ
り,所望の位置にロックすることができる。ここで,第
一のガイド13’の形状も,サポートと同様に,第二のガ
イド14の形状に即していればよいものである。第二のガ
イド14の先端にあるドーム状の部分も適宜備えるもので
ある。
【0022】二つの保持部材の間の平坦部11’に,ギア
ボックス20が固定されている。このギアボックス20に
は,二つの直行する回転軸の間で回転を伝えるためのギ
アが設けられている。一つの回転軸21は水平で,これは
柔軟な連結線(図示せず)によりバックフレームの側方
に設けられたモータ22の回転軸に連結され,モータの回
転が伝達される。一方,回転軸21に直行する回転軸であ
る螺旋軸23は,第二のガイド14と平行に伸びる螺旋軸で
ある。したがって,モータが回転すると,その回転は回
転軸21に伝達され,そしてギアにより螺旋軸23に伝達さ
れる。なお,この実施例において,モータをバックフレ
ームの側部下方に設けたが,これは,ここが空間的にモ
ータを配置する余裕があり,またモータ音が座る者の耳
から遠ざけることができるからである。モータ音が問題
とならず,モータを配置する空間的な余裕があるところ
があれば,そのところでもよい。さらに,ギアボックス
に替え,モータ22を直接螺旋軸23に連結することも可能
である。
【0023】この螺旋軸23の下端は,バックフレーム11
に設けられた補助バー3’の中央に設けられた支持片2
3’に回転自在に支持されている。したがって,モータ2
2が回転すると,螺旋軸23は,その場で回転する。
【0024】モータの回転軸は,電源の極性の切り替え
により,一方の方向と,これと反対の他方向に回転でき
る。したがって,モータの回転軸が一方向に回転する
と,それにしたがって,螺旋軸23は一方向に回転し,モ
ータの回転軸が他方向に回転すると,それにしたがっ
て,螺旋軸23も他方向に回転する。
【0025】螺旋軸23には,その回転軸が貫通して伸び
ることができる昇降部材24が設けられている(図3,図
4)。この昇降部材24には,螺旋軸23のねじ山と螺合す
るねじがきられたナット25が取り付けられ,その中に螺
旋軸23がねじ込まれている(図4)。さらに,昇降部材
24は,両端に,自らが回転しないようにし,かつ昇降を
補助する二本の補助ロッド23”,23”と係合し,さら
に,第二のガイド14の下端が昇降部材24に連結されてい
る。したがって,モータ22が回転し,その回転が伝達さ
れた螺旋軸23はその場で回転することから,その回転に
したがって,昇降部材24も昇降し,これにより,第二の
ガイド14も昇降することができる。この第二のガイド14
には,ロック機構14’によりヘッドレスト4が(ステー5
を介して)ロックされていることから,ヘッドレスト4
もまた昇降することができる。
【0026】この実施例において,第二のガイド14が使
用されたのは,以下で説明するように昇降装置によりヘ
ッドレストを高点と低点との間で昇降させることができ
るが,高点にあるヘッドレストが,座席に座る者の体格
によっては,その頭部の適切な位置にあるとはかぎら
ず,ロック機構14’によりヘッドレストの位置を適当な
位置に位置付けできるようにするためである。また,ヘ
ッドレストの取り外しを容易にするためである。このよ
うな位置付けが問題とならない場合,たとえば座る者が
特定されているなど,付加的な調整が不要な場合,ある
いはヘッドレストの取り外しを必要としないなどの場
合,第二のガイド14を使用することなく,直接ステー5
を第一のガイド13内の挿入し,昇降部材24に連結して
も,上記動作を行うことができる。
【0027】モータ22の回転軸の一方向の回転が,たと
えば,昇降部材24を上昇させる方向とすると,他方向の
回転は昇降部材24を下降させる方向となる。この回転方
向の変換は電源の極性を切り替えることにより行うが,
その切り替えのための第一のスイッチ30が図2に示され
ている。図から分かるように,スイッチの本体31は,座
席クッション2が配置される座席クッションフレーム2’
に取りつけられている。この本体31に対応する座席クッ
ション2の底部位置に接触片32が取り付けられている。
この接触片32は,座席クッションに荷重が作用しないと
きは,本体31と接触せず,着座して座席クッションに荷
重が作用すると,本体31に接触するものである。
【0028】接触片32が本体31と接触するときは,第一
のスイッチ30は,モータ22を一方向(昇降部材が上昇す
るための回転方向)に回転するように電源の極性を切り
替え,接触片32が本体31と接触しないときは,第一のス
イッチ30は,モータ22を他方向(昇降部材が下降するた
めの回転方向)に回転するように電源の極性を切り替え
る。したがって,座席に着座することで,接触片32が本
体と接触すると,モータ22は一方向に回転して昇降部材
24は上昇する。座席から離れることで,荷重が開放さ
れ,接触片32が本体31から離れると,モータ22は他方向
に回転して,昇降部材24は下降する。
【0029】昇降装置10には,ヘッドレスト4が所定の
高い位置まで上昇したとき(この点を高点とする),上
昇動作を停止させ,ヘッドレスト4が所定の低い位置ま
で下降したとき(この点を低点とする),下降動作を停
止させる動作をなす第二のスイッチ(リミットスイッ
チ)35が設けられている。第二のスイッチ35の本体36が
補助ロッド23”に取り付けられ,不動部となり,その本
体36から突き出たロッド37が挿入された,縦方向に伸長
した開口部38’を有するプレート38が昇降部材24に取り
付けられている(したがって,プレート38は昇降部材と
ともに昇降する可動部となる)。ここで,ヘッドレスト
4が低点に位置するように,昇降部材24が低い位置にあ
るとき,開口部38’の上端がロッド37と接し,ヘッドレ
スト4が高点に位置するように,昇降部材24が高い位置
にあるとき,開口部38’の下端がロッド37と接するよう
に第二のスイッチ35が取り付けられる。当然ながら,開
口部37の上下方向の長さは,昇降部材の昇降距離と等し
くなる。
【0030】この第二のスイッチ35は,開口部38’のい
ずれかの端部とロッド37とが接触すると,モータの動作
を停止させるものである。
【0031】第一および第二のスイッチと,モータおよ
び電源(ACC)は図5に示す回路50を構成する。さら
に,この回路には,自動・手動切り換えスイッチ51およ
び手動スイッチ55を含む。
【0032】図示のように,各スイッチはモータ22と電
源との間に接続されるが,自動・手動切り替えスイッチ
51は,手動スイッチ55と第一のスイッチ30との切り替え
のためのものである。手動スイッチ55と第一のスイッチ
30とは,スイッチ51と電源との間で並列的に接続され,
電源の極性を切り替え,モータ22を一方向または他方向
に回転させるものである。さらに,第二のスイッチ35が
手動スイッチ55および第一のスイッチ30と電源との間に
接続され,所定のときにモータへの電流を遮断し,モー
タを停止させるためのものである。
【0033】自動・手動切り替えスイッチ51は,2回路2
接点式のもので,手動とするときは,接点a1およびb1に
接続することで,手動スイッチ55に接続され,自動とす
るときは接点A1およびB1に接続することで,第一のスイ
ッチ30に接続される。
【0034】手動スイッチ55は,2回路2接点式のもの
で,OFFのときは,接点cおよびdに接続する。上昇動作
とするときは,接点A2およびB2に接続し,下降動作とす
るときは,接点a2およびb2に接続する。この接続の切り
替えにより,電源の極性,すなわちモータの回転方向を
切り替えることができる。
【0035】第一のスイッチ30は2回路2接点式のもの
で,座席に着座することで,接触片32が本体31と接触す
ると,接点A3およびB3に接続され,座席から離れること
で,接触片32が本体31から離れると,接点a3およびb3に
接続される。手動スイッチと同様に,この接続の切り替
えにより,電源の極性,すなわちモータの回転方向を切
り替えることができる。
【0036】第二のスイッチ35は2回路1接点式のもの
で,開口部38’の端部がロッド37と接触していないとき
は,接点A4およびB4に接続され,開口部38’の下端がロ
ッド37に接触したときは,接点A4の接続は維持される
ものの,接点B4の接続が解除され,開口部38’の上端が
ロッド37に接触したときは,接点B4の接続は維持され
るものの,接点A4の接続が解除される。各接点での接続
が解除されたときは,モータへの電流が遮断され,モー
タの回転が停止する。
【0037】第二のスイッチの変形例が図6に示されて
いる。この変形例は,リミットスイッチの構成を除いて
図3のものと変わらない。この変形例では,ヘッドレス
ト4が高点まで上昇したとき,上昇動作を停止させ,ヘ
ッドレスト4が低点まで下降したとき,下降動作を停止
させる動作をなす第二のスイッチ(リミットスイッチ)
60が設けられている。
【0038】第二のスイッチ60は,昇降部材24とともに
昇降する可動片61と,バックフレームに関して不動とな
る不動部62から成る。可動片61は,昇降部材24に固定さ
れ,逆L字の形をしている。不動部62は二つの本体62a,
62bから成り,それぞれからからロッド62a’,62b’が
突き出ている。本体62aの取り付け位置は,ヘッドレス
ト4が高点まで上昇したときに,可動片61の上面が,ロ
ッド62a’の下面と接する位置である。本体62bの取り付
け位置は,ヘッドレスト4が低点まで下降したときに,
可動片61の下面が,ロッド62b’の上面と接する位置で
ある。この例においても,ロッド62a’の下面からロッ
ド62b’の上面までの距離は,高点と低点との間の距離
と等しくなる。
【0039】可動片61がロッド62aまたは62bと接触した
とき,第二のスイッチ60は,モータの動作を停止させ
る。
【0040】変形例の第二のスイッチ60が組み込まれた
回路70が図7に示されている。回路50との違いは第二の
スイッチ60だけであり,他の要素は図5に関連した説明
されている通りである。変形例の第二のスイッチ60は1
回路1接点式のものが二つから成り,可動片61がいずれ
のロッドにも接触していないときは,接点A6,B6に接続
され,可動片61がロッド62a’に接触したときは,接点A
6の接続は維持されるものの,接点B6の接続が解除さ
れ,可動片61がロッド62b’に接触したときは,接点B6
の接続は維持されるものの,接点A6の接続が解除され
る。
【0041】上記二つの実施例では,リミットスイッチ
を組み込んだ機械的スイッチを利用したものであるが,
電子的スイッチを利用した実施例80の回路が図8に示さ
れている。
【0042】この回路81も,電子的スイッチ81を除き,
図5のものと同様である。電子的スイッチ81は,パルス
検出器81と,モータの回転数を計数するモータ回転数計
数器82と,ヘッドレスト上下位置制御器と,素子84,85
とから成る。
【0043】パルス検出器81は,モータの回転数をパル
スで検出するもので,モータ回転数計数器82は,検出器
81からのパルス信号からパルス数を測定しモータの回転
数を計数する(計数の方法としては,限定はしないが,
たとえば,上昇動作においては,回転数を累積するよう
に計数し,下降動作においては,回転数を減数するよう
に計数する)ものである。
【0044】ヘッドレスト上下位置制御器83は,モータ
回転数計数器82において計数した回転数が,所定数だけ
増加したとき,素子85において電流が流れない状態に制
御し,そのときまでには素子84において電流が流れる状
態に制御する。また制御器83は,モータ回転数計数器82
において計数した回転数が,所定数だけ減少したとき,
素子84において電流が流れない状態に制御し,そのとき
までには素子85において電流が流れる状態に制御する。
【0045】動 作 実施例1 図3に示された昇降装置の実施例1の動作を図5の回路
図を参照して説明する。
【0046】まず,自動の場合,すなわち,座席に着座
するだけで,ヘッドレストが上昇し,座席から降りるだ
けで,ベッドレストが元に戻る場合は,自動・手動切り
替えスイッチ51を,接点A1およびB1に接続する。このと
き,手動スイッチ55は回路から切り離された状態とな
る。
【0047】座席に着座する前は,第一のスイッチ30で
は,接触片32が本体31と接触しないため,接点a3および
b3の接続が維持されままとなる。また,第二のスイッチ
35では,ロッド37が開口部38’の上端と接していること
から,接点A4の接続は解除されている一方で,接点B4は
接続されたままとなっている。したがって,電源とモー
タ22との回路は切断した状態となり,モータ22は回転し
ない。
【0048】座席に着座して,荷重が座席クッションに
作用すると,第一のスイッチ30では,接点A3およびB3へ
の接触に切り替わり,電源とモータ22との回路が成立
し,モータが回転し,昇降部材24は上昇し,したがっ
て,ヘッドレスト4も上昇する。このとき,第二のスイ
ッチ35において,ロッド37は開口部38’の上端から離
れることから,接点A4は接続される。
【0049】ヘッドレスト4が高点に達したとき,開口
部38’の下端がロッド37と接触すると,第二のスイッチ
35の接点B4の接続は解かれ,電源とモータ22との回路は
切断した状態となり,モータ22は停止する。かくして,
座席に着座するだけで,ヘッドレスト4は所定の高点ま
で上昇して停止する。
【0050】座席から離れ,荷重が座席クッションに作
用しなくなると,第一のスイッチ30では,接点a3および
b3への接触に切り替わる。このとき,モータ22に接続さ
れる電源の極性が反転するために,モータ22は,回転は
するものの,逆回転し,昇降部材24は下降し,したがっ
て,ヘッドレスト4も下降する。このとき,開口部38’
の下端からロッド37は離れることから,第二のスイッチ
35において,接点B4は接続される。
【0051】ヘッドレスト4が低点に達し,開口部38’
の上端がロッド37と接触すると,第二のスイッチ35の接
点A4の接続は解除され,電源とモータ22との回路は切断
した状態となり,モータ22は停止する。かくして,座席
から離れると,ヘッドレスト4は元の位置(低点)で停
止する。
【0052】手動での動作を行うときは,自動・手動切
り替えスイッチ51を切り替えa1およびb1に接続させる。
このとき第一のスイッチ30は回路から切り離された状態
となる。
【0053】手動スイッチ55は通常OFF状態,すなわち
接点cおよびdに接続されている。ヘッドレストを上昇さ
せるとき,接点A2およびB2への接続に切り替える。この
ときは,第一のスイッチ30において,接点A3およびB3へ
の接続を切り替えたときと,同様の回路が形成され,ヘ
ッドレスト4が上昇し,高点に達したとき停止する。手
動スイッチ35をa2およびb2に切り替えると,ヘッドレス
ト4が下降し,低点に達したときに停止する。
【0054】実施例2 図6に示された昇降装置の変形例の実施例2の動作を図
7の回路図を参照して説明する。なお,手動のときは,
上記実施例1と同様の動作となり,またスイッチ30の動
作も上記実施例1と同様であることから,スイッチ60に
関する動作のみを説明する。
【0055】座席に着座する前は,可動片61はロッド62
b’に接し,ロッド62a’に接していないことから,スイ
ッチ60の接点A6の接続は解除されている一方,接点B6の
接続は維持されている。着座により,スイッチ30では接
点A3およびB3の接続に切り替わり,モータと電源との回
路が成立し,モータの回転とともに昇降部材24が上昇す
る。このとき,可動片61はロッド62b’と接触しなくな
り,スイッチ60の接点A6は接続される。さらに,昇降部
材24が上昇し,したがって,ヘッドレスト4が上昇し,
高点に達したとき,可動片61がロッド62a’と接触する
と,スイッチ60の接点B6の接続は解除され,電源とモー
タ22との回路は切断した状態にあり,モータ22は停止す
る。かくして,座席に着座するだけで,ヘッドレスト4
は所定の高点まで上昇して停止する。
【0056】座席から離れ,荷重が座席クッションに作
用しなくなると,第一のスイッチ30では,接点a3および
b3への接触に切り替り,モータ22に接続される電源の極
性が反転する。これによりモータ22は逆回転し,昇降部
材24は下降し,したがって,ヘッドレスト4も下降す
る。このとき,スイッチ60において,可動片61はロッド
62a’から離れることから,接点B6は接続される。
【0057】ヘッドレスト4が低点に達し,可動片61が
ロッド62b’と接触すると,スイッチ60の接点A6の接続
は解除され,電源とモータ22との回路は切断した状態と
なり,モータ22は停止する。かくして,座席から離れる
と,ヘッドレスト4は元の位置(低点)で停止する。
【0058】実施例3 電子的スイッチを組み込んだ実施例3の動作を,図8を
参照して説明する。
【0059】実施例2と同様に,手動のときは,上記実
施例1の動作と変わりなく,またスイッチ30の動作も上
記実施例1と同様であることから,スイッチ70に関する
動作のみを説明する。
【0060】座席に着座する前は,ヘッドレスト上下位
置制御83の制御により,素子84は電流が流れない状態
に,そして素子85は電流が流れる状態になっている。着
座により,スイッチ30では接点A3およびB3の接続に切り
替わり,モータと電源との回路が形成され,モータの回
転とともに,昇降部材24が上昇する。このとき,すなわ
ち,上昇動作において,パルス検出器81は,モータの回
転数をパルスで検出し,そのパルス信号をモータ回転数
計数器82に送る。モータ回転数計数器82は,パルス信号
からパルス数を測定してモータの回転数を(累積的に)
計数する。
【0061】さらに,昇降部材24の上昇のために,モー
タが回転し,そのモータの回転数が,モータ回転数計数
器82において計数され,その計数した回転数が所定数
(すなわち,ヘッドレスト4が低点から高点に達するま
でに要するモータの回転数)だけ増加したとき,ヘッド
レスト上下位置制御器83は,素子85において電流が流れ
ない状態に制御する(制御器83はこのときまでには素子
84において電流が流れる状態に制御する)。したがっ
て,電源とモータ22との回路は切断した状態となり,モ
ータ22は停止する。かくして,座席に着座するだけで,
ヘッドレスト4は所定の高点まで上昇して停止する。
【0062】座席から離れ,荷重が座席クッションに作
用しなくなると,第一のスイッチ30では,接点a3および
b3への接触に切り替わり,モータ22に接続される電源の
極性が反転する。これによりモータ22は逆回転し,昇降
部材24は下降し,したがって,ヘッドレスト4も下降す
る。このとき,すなわち,下降動作において,モータ回
転数計数器82において,計数した回転数が所定数(ヘッ
ドレスト4が高点から低点に達するまでに要するモータ
の回転数)だけ減少したとき,ヘッドレスト上下位置制
御器83は,素子84において電流が流れない状態に制御す
る(制御器83はこのときまでには素子85において電流が
流れる状態に制御する)。電源とモータ22との回路は切
断した状態になり,モータ22は停止する。かくして,座
席から離れると,ヘッドレスト4は元の位置(低点)で
停止する。
【0063】
【効果】本発明により,座席に着座するだけで,ヘッド
レストは自動的に所定の高さまで上昇して停止し,した
がって,ヘッドレストの高さ調節装置の操作を知らなく
とも,また調節操作を怠ったときでも,座る者の頭の適
所までヘッドレストを配置することができる。
【0064】また,座席から離れるだけで,ヘッドレス
トは自動的に元の位置に戻ることから,誰も着座してい
ない座席のヘッドレストが高い位置にあるために,視野
を狭くすることを防ぐことができる。
【0065】さらに,ヘッドレストのステーを任意に固
定できる第二のガイドを使用し,これに昇降装置を連結
することで,ヘッドレストを取り外すことができ,また
体格差に拘らず座る者の頭の位置に即した適切な位置に
ヘッドレストの位置を調節することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は,本発明にしたがって,高さ調節装置を
組み込んだ自動車用の座席の斜示図である。
【図2】図2は,本発明にしたがって,高さ調節装置を
組み込んだ自動車用の座席の一部切り欠きした側面図で
ある。
【図3】本発明にしたがった,座席のための昇降装置の
斜示図である。
【図4】本発明にしたがった,座席のための昇降装置
の,一部断面となった部分拡大正面図である。
【図5】本発明にしたがった,座席のための調節装置を
動作するための回路図を示す。
【図6】本発明にしたがった,他の昇降装置の斜示図で
ある。
【図7】図6の昇降装置が組み込まれた調節装置を動作
するための回路図を示す。
【図8】電子的スイッチが組み込まれた他の調節装置を
動作するための回路図を示す。
【符号の説明】 3 バックレスト 4 ヘッドレスト 5 ステー 10 昇降装置 11 バックフレーム 12 保持部 13 サポート 13’ 第一のガイド 14 第二のガイド 14’ ロック機構 20 ギアボックス 21 回転軸 22 モータ 23 螺旋軸(回転軸) 24 昇降部材 35 第二のスイッチ 36 本体 37 ロッド 38 プレート 38’ 開口部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座席クッションおよびバックレストによ
    り構成され,ヘッドレストを高点と低点との間で移動さ
    せる高さ調節装置を有する座席であって,前記調節装置
    が,前記バックレストを支持するバックフレームの頂部
    に取り付けられる,ヘッドレストのステーを軸線方向に
    往復移動可能に保持するガイドと,前記ガイドの下端か
    ら突き出た前記ステーの下方に連結され,前記ヘッドレ
    ストを昇降させる昇降装置と,前記昇降装置を上昇動作
    と下降動作のいずれかに切り替える第一のスイッチであ
    って,着座により荷重が前記座席クッションに作用して
    いるとき,前記昇降装置を上昇動作に切り替え,その荷
    重が前記座席クッションに作用しなくなったときに,前
    記昇降装置を下降動作に切り替える,ところの第一のス
    イッチと,前記ヘッドレストが前記高点または前記低点
    に位置したときに,前記昇降装置の動作を停止する第二
    のスイッチと,を有する,ところの座席。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の座席であって,前記昇降
    装置は,前記ステーと平行で,回転自在に前記バックフ
    レームに保持される螺旋軸と,前記螺旋軸を回転させる
    モータと,前記螺旋軸と螺合する昇降部材とを有し,前
    記昇降部材に前記ステーの下方が連結され,前記モータ
    が一方向に回転することで,前記螺旋軸が一方向に回転
    し,これにより前記昇降部材が上昇する上昇動作にな
    り,前記モータが他方向に回転することで,前記螺旋軸
    が他方向に回転し,これにより前記昇降部材が下降する
    下降動作になる,ところの座席。
  3. 【請求項3】 座席クッションおよびバックレストによ
    り構成され,ヘッドレストを高点と低点との間で移動さ
    せる高さ調節装置を有する座席であって,前記調節装置
    が,前記バックレストを支持するバックフレームの頂部
    に取り付けられる第一のガイドと,前記第一のガイドに
    より,その軸線方向に往復移動可能に保持され,前記ヘ
    ッドレストのステーを移動可能に収納し,かつロック機
    構により任意の位置に保持する第二のガイドと,前記第
    一のガイドの下端から突き出た前記第二のガイドの下方
    に連結され,前記ヘッドレストを昇降させる昇降装置
    と,前記昇降装置を上昇動作と下降動作のいずれかに切
    り替える第一のスイッチであって,着座により荷重が前
    記座席クッションに作用しているとき,前記昇降装置を
    上昇動作に切り替え,その荷重が前記座席クッションに
    作用しなくなったときに,前記昇降装置を下降動作に切
    り替える第一のスイッチと,前記ヘッドレストが,前記
    高点または前記低点に位置したときに,前記昇降装置の
    動作を停止する第二のスイッチと,を有する,ところの
    座席。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の座席であって,前記昇降
    装置は,前記第一のガイドと平行で,回転自在に前記バ
    ックフレームに保持される螺旋軸と,前記螺旋軸を回転
    させるモータと,前記螺旋軸と螺合する昇降部材とを有
    し,前記昇降部材に前記第二のガイドの下方が連結さ
    れ,前記モータが一方向に回転することで,前記螺旋軸
    が一方向に回転し,これにより前記昇降部材が上昇する
    上昇動作になり,前記モータが他方向に回転すること
    で,前記螺旋軸が他方向に回転し,これにより前記昇降
    部材が下降する下降動作になる,ところの座席。
  5. 【請求項5】請求項2または4に記載の座席であって,
    前記第一のスイッチにより前記昇降装置が上昇動作に切
    り替えられたとき,前記モータは一方向に回転し,前記
    第一のスイッチにより前記昇降装置が下降動作に切り替
    えられたとき,前記モータは他方向に回転する,ところ
    の座席。
  6. 【請求項6】請求項2または4に記載の座席であって,
    前記第一のスイッチは,前記座席クッションを支持する
    座席フレームに取り付けられ,着座により荷重が前記座
    席クッションに作用しているとき,前記第一のスイッチ
    は前記昇降装置を上昇動作に切り替え,荷重が前記座席
    クッションに作用しなくなったとき,前記第一のスイッ
    チは前記昇降装置を下降動作に切り替える,ところの座
    席。
  7. 【請求項7】請求項2または4に記載の座席であって,
    前記第二のスイッチはリミットスイッチを含み,前記リ
    ミットスイッチは,前記ヘッドレストが高点に達した位
    置に対応する,前記昇降部材の高位置,および前記ヘッ
    ドレストが低点に達した位置に対応する,前記昇降部材
    の低位置で作動する,ところの座席。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の座席であって,前記リミ
    ットスイッチは,前記昇降部材に取り付けら,前記高点
    と前記低点との間の距離に相当する距離だけ離れた二つ
    の接触部を有する可動部材と,前記バックフレームに関
    して不動となる不動部材とを有し,前記可動部材の接触
    部が,前記不動部材に接触することで作動する,ところ
    の座席。
  9. 【請求項9】請求項7に記載の座席であって,前記リミ
    ットスイッチは,前記昇降部材に取り付けられた一つの
    接触部を有する可動部材と,前記バックフレームに関し
    て不動となり,前記高点と前記低点との間の距離に相当
    する距離だけ離れた二つの不動部材とを有し,前記可動
    部材の接触部が,前記不動部に接触することで作動す
    る,ところの座席。
  10. 【請求項10】請求項2または4に記載の座席であっ
    て,前記第二のスイッチは,前記モータの回転数を計数
    する電子的スイッチを含み,前記電子的スイッチが,前
    記ヘッドレストを前記高点と前記低点との間の距離を移
    動させるのに必要な前記モータの回転数を係数したと
    き,作動する,ところの座席。
  11. 【請求項11】請求項1または3に記載の座席であっ
    て,さらに前記昇降装置を上昇動作および下降動作に切
    り替える第三のスイッチを有し,前記第一のスイッチと
    前記第三のスイッチのいずれかを機能させる第四のスイ
    ッチを有する,ところの座席。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003332042A (ja) * 2002-05-16 2003-11-21 Denso Corp 有機電子デバイス素子
CN104095422A (zh) * 2014-06-25 2014-10-15 黄张峰 可伸缩坐垫及靠背的功能舒适椅
CN105682984A (zh) * 2013-09-09 2016-06-15 布罗泽汽车部件制造科堡有限公司 具有用于靠背和头枕调节的驱动器的车辆座椅
CN109455126A (zh) * 2017-11-29 2019-03-12 德尔汽车有限公司 用于电动头枕的线性致动组件

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