JP2001136943A - 包装容器入り食品およびこれに用いられる容器 - Google Patents

包装容器入り食品およびこれに用いられる容器

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JP2001136943A
JP2001136943A JP32806499A JP32806499A JP2001136943A JP 2001136943 A JP2001136943 A JP 2001136943A JP 32806499 A JP32806499 A JP 32806499A JP 32806499 A JP32806499 A JP 32806499A JP 2001136943 A JP2001136943 A JP 2001136943A
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Koichi Ishimoto
浩一 石本
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/32Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging two or more different materials which must be maintained separate prior to use in admixture
    • B65D81/3294Thermoformed trays or the like with a plurality of recesses for different materials located in different recesses

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Package Specialized In Special Use (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複合型食品を食し易い状態で収納した包装容
器入り食品と、そのような包装容器入り食品に適した容
器を提供することを目的とするものである。また、別の
目的としては、食品の保管状態と食する状態とで収納部
の容積を増やすことができるように構成して収納状態で
一杯に収納しておいても、後の食する段階でそのスープ
がこぼれるなどの恐れを回避できるようにすることを他
の目的とする。 【解決手段】 1つ以上の仕切り板部を有し、当該仕切
り板部を介して2つ以上の収納部を形成し、当該複数の
収納部のそれぞれに異なる種類の食品を収納する容器本
体と、前記容器本体に前記食品を収納した状態で、前記
容器本体の口部を蓋体により密閉した包装容器入り食品
であって、前記容器本体の仕切り板部は前記容器本体と
一体的に設けてなるとともに、前記容器本体はその幅方
向に伸縮可能に構成し、前記口部から前記蓋体を分離し
た後の状態において、前記容器本体をその幅方向に伸ば
すことにより、前記仕切り板部を前記異なる種類の食品
の間から離脱可能に構成してなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レトルトパック
と呼ばれるような包装容器入り食品およびこれに用いら
れる容器の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から知られる包装容器入り食品は、
カップヌードル(商品名)などのように乾麺などが予め
容器内に収められており、この容器の蓋を空けてお湯を
注いで食するようなものや、スパゲテイやカレーなどが
真空状態で収納されるか、或いは腐食を防止するガスと
ともに収納した状態で販売され、電子レンジなどを利用
して暖めて食するようなレトルト食品が知られている。
【0003】しかしながら、上記カレーなどのように、
飯とルーとを一つの容器に収納する場合、予め一つの容
器に収納しておくと前記飯がルーの水分を吸ってしまい
味が落ちることから別々の収納部に収納されるのが一般
的である。
【0004】このような問題から別々の収納部に収納す
る必要がある複合型食品(2つ以上の食品を一緒に食す
るようなもの)としては、ミートスパゲテイなどのよう
にソースをかけて食するようなもの、或いはハヤシライ
スなどが掲げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うに2以上の食品(例えば/一方がご飯で他方がルー)
の収納状態において別々の収納部に収納されているため
食する場合には、ルーを収納した収納部に他の収納部に
収納された飯をスプーンなどで移送して食するような面
倒な作業が必要となるといった不都合がある。
【0006】一般的にカレーを食する場合、カレーとル
ーを混ぜ合わせて食することが行われ、人によっては全
ての飯とルーとを混ぜ合わせて食する人も存在し、この
ような人にとっては上述したような、スプーンに飯を取
り他の収納部に収納されたルーに漬けるといった作業は
なにやら物足りないものに感じられる恐れがある。
【0007】この発明は、上述したような複合型食品を
食し易い状態で収納した包装容器入り食品と、そのよう
な包装容器入り食品に適した容器を提供することを目的
とするものである。
【0008】また、別の目的としては、食品の保管状態
と食する状態とで収納部の容積を増やすことができるよ
うに構成し、例えばスープなどの液状食品の場合には、
保管収納状態ではその収納部に一杯に収納しておいて
も、後の食する段階でそのスープがこぼれるなどの恐れ
を回避できるようにすることを他の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上のような課題に鑑
み、この発明では請求項ごとに以下のような手段を採用
している。
【0010】すなわち、請求項1の発明では、1つ以上
の仕切り板部を有し、当該仕切り板部を介して2つ以上
の収納部を形成し、当該複数の収納部のそれぞれに異な
る種類の食品を収納する容器本体と、前記容器本体に前
記食品を収納した状態で、前記容器本体の口部を蓋体に
より密閉した包装容器入り食品であって、前記容器本体
の仕切り板部は前記容器本体と一体的に設けてなるとと
もに、前記容器本体はその幅方向に伸縮可能に構成し、
前記口部から前記蓋体を分離した後の状態において、前
記容器本体をその幅方向に伸ばすことにより、前記仕切
り板部を前記異なる種類の食品の間から離脱可能に構成
してなることを特徴としている。
【0011】また、上記仕切り板部の頂部が前記口部と
同一平面上に位置するように形成し、前記蓋体と前記口
部及び前記頂部とを接着する構成を採用すれば、前記仕
切り板により分離される異なる食品が搬送途中などに混
合されるといった恐れを回避できる。
【0012】そして、前記仕切り板部を後述するような
構成などを採ることにより前記容器の厚み方向に没入可
能に構成した場合には、上記仕切り板部の頂部を前記蓋
体と接着することにより不必要な時に、前記仕切り板部
が没入して当該仕切り板部で仕切られた食品が混合され
てしまうなどの恐れを回避できる。つまり、前記仕切り
板部は、食する人が食する直前に前記蓋体を前記口部や
頂部から剥離して初めて前記頂部を下方向(底面部方
向)へ押しやり、分離状態であった異なる食品を混合可
能状態とすることができるのである。
【0013】請求項2の発明では、前記側面部と底面部
とで形成される収納部と、前記側面部と底面部とに一体
的に設けられ、前記収納部を区画する仕切り板部とを有
し、前記収納部に食品を収納することが可能な容器本体
であって、前記仕切り板部は、前記底面部を隆起状に折
り畳んで形成する一方、前記仕切り板を介した左右の側
面部にはそれぞれ折り畳み部を設けてなり、前記仕切り
板を上方から前記底面部方向に押しやるか、或いは前記
仕切り板を挟んだ左右の前記側面部を把持して、その把
持した両側面部を左右方向の互いに異なる方向に引っ張
ることにより、前記仕切り板を底面部方向に沈下させる
とともに前記両折り畳み部を引き伸ばし、前記仕切り板
で前記収納部が分離区画された状態を解除することが可
能としてなることを特徴とする。
【0014】上記発明において、前記仕切り板部は、前
記底面部を隆起状に折り畳んで形成し、前記仕切り板を
挟んだ左右の前記側面部を把持して、その把持した両側
面部を左右方向の互いに異なる方向に引っ張ることによ
り、前記仕切り板を底面部方向に沈下させる構成を採用
すれば、前記収納部が分離区画された状態を解除した時
には、前記両側部と前記隆起状に形成された仕切り板を
沈下させた分だけ前記容器の幅Hが広がることになる結
果、前記仕切り板で仕切られた複数の収納部のトータル
容積よりも仕切りを解除された収納部の容積の方が大き
くなるため、例えば前記収納部に収納される食品が液状
の食品である場合には、その嵩が低くなるため食すると
きにその液状の食品がこぼれるなどの恐れを低減するこ
とができる。前記液状の食品としては、カレールーやハ
ヤシライスのルー、あるいはスープスパゲテイのスープ
などが考えられる。つまり、上記発明は特に液状の食品
を収納した場合に好適なものとなるものである。
【0015】請求項3の発明では、前記側面部と底面部
とで形成される収納部に食品を収納することが可能な容
器本体であって、前記側面部と底面部とには前記容器本
体の幅方向に伸び縮み可能な折り畳み部を設け、前記縮
んだ状態で食品を収納し、食する段階では前記折り畳み
部を引き伸ばした状態で食するように構成することを特
徴としている。前述した「縮んだ状態」とは、後述する
図4に相当し、「引き伸ばした状態」とは、後述する図
5に相当する。そして、前記「縮んだ状態」での幅h
と、前記「引き伸ばした状態」での幅Hとを比較する
と、H>hの関係が成り立つように構成し、前記「引き
伸ばした状態」での容器本体の容積を前記「縮んだ状
態」での容積より大きくできるように構成している。ま
た、前述した容器本体の素材は、後述するように塑性変
形可能な樹脂等で形成するように構成すれば、前述した
「縮んだ状態」から「引き伸ばした状態」に変形させて
も、基の縮んだ状態に勝手に戻ってしまう恐れが少なく
なる。しかしながら、容器本体に収納する食品は最終的
に電子レンジなどで温められて食されことが多いと予測
されるため、前述したような塑性変形可能な素材で構成
した場合でも、基の縮んだ状態に戻ってしまう恐れが考
えられるため、前述した引き伸ばした状態において、前
記容器本体の底面部が波板状に形成されるように構成
し、前記頂部が前記波板状に形成される底面部の最下部
に位置するように構成することもできる。つまり、前記
容器本体の底面部には、前記頂部を底面部方向に沈下さ
せた状態で前記底面部と略同一平面か或いは前記底面部
よりも更に底面部方向に沈下させた状態を保つ、前記仕
切り板部の分離区画解除保持手段を設けることもでき
る。
【0016】
【発明の実施の形態】図1ないし図5に基づいて、本発
明を適用した包装容器入り食品に用いられる容器に本発
明を適用した一実施の形態について説明する。
【0017】図1は、本発明を適用した包装容器入り食
品に用いられる容器の斜視図であり、当該容器1は、容
器本体2と蓋体10とから構成されている。
【0018】前記蓋体10は、透明性の樹脂から構成さ
れており、前記容器本体2の口部3を前記蓋体10で閉
塞した状態で、前記容器1内に収納される食品が蓋体1
0を介して表面側から視認できるように構成している。
この発明は、前記蓋体10を前述した透明性の樹脂に限
定するものではないが、前記蓋体10を透明性の樹脂で
構成することにより、食する人が容器本体2内の収納部
6に収納される食品を視認できるから、購入意欲をそそ
ることができるといった効果を狙うことができる。
【0019】前記容器本体2は、側面部4と底面部5と
で形成される食品の収納部6と、当該収納部6を区画分
離する仕切り板部7とから構成されている。
【0020】前記仕切り板部7は、図2及び図4から明
らかなように、前記底面部5を上方に隆起状に折り畳み
形成しており、その頂部7Aはフラット面状に形成して
いる。一方、前記容器本体2の口部3にはフラット状の
連続した糊しろ3Aが形成されており、前記頂部7Aと
前記糊しろ3Aとは同一高さ位置に連続したフラット面
を形成するように一体的に形成されている。前記糊しろ
3Aと一体に形成された前記口部3の角部分には耳部3
Bを形成しており、当該耳部3Bと蓋体10とは非接着
状態として、前記蓋体10を前記口部3から剥離する際
には前記耳部3Bを指で把持して剥離し易いようにする
働きを担う。
【0021】そして、容器1の食品収納状態において
は、前記フラット面(口部3の糊しろ3Aと前記頂部7
A)と前記蓋体10の裏面とを接着することにより、前
記収納する食品は滅菌状態のまま前記容器本体2の収納
部6内で外気と遮断して保持され、その滅菌状態を長期
にわたり保持することができるようにするとともに、前
記頂部7Aと蓋体10の裏面とを接着すうることによ
り、仕切り板部7を介して分離区画された第1の収納部
6Aと第2の収納部6Bとに異なる食品を収納しても、
互いの食品が混ざり合うなどの恐れを回避することがで
きる。前述した滅菌状態をより長く保つために、前記蓋
体10で封止された前記収納部6内に滅菌に効果のある
ガスを封止することも考えられる。
【0022】したがって、前記蓋体10の大きさは、前
述した仕切り板部7が図4に示すように隆起状を呈する
する状態、つまり、前記容器本体2の幅が縮んだ状態で
あるhの状態の前記口部3と略同形状としている。
【0023】前記折り畳み状に隆起した仕切り板部7の
左右の側面部4には折り畳み部4Aが形成してあり、前
記折り畳み部4Aは、前記仕切り板部7の伸び縮みと連
係して伸び縮するように形成してある。
【0024】図2及び図4に示すのは、前記仕切り板部
7と前記折り畳み部4Aとを伸ばした状態を示す平面図
及び、部分側断面図である。この状態において、前記頂
部7Aは、前記底面部5と略同一平面を呈するように配
置される。
【0025】前記容器本体2と、前記仕切り板部7とは
それぞれ折り畳み/広げることが可能な塑性変形可能な
素材で形成している。
【0026】次に、前記容器本体を伸縮させる方法につ
いて説明する。図2に示すのが容器本体2が縮んだ状
態、図3に示すのが図2の状態から容器本体2を伸ばし
た状態を示している。
【0027】この実施の形態では、前記仕切り板部7の
頂部7Aを上方から底面部方向に指等で押圧し沈下させ
ると、前記前記仕切り板部7が沈下するとともに、前記
折り畳み部4Aが幅方向(左右方向)に引き伸ばされ
る。そして、前記頂部7Aは、最終的に前記底面部5の
最下部と同一平面位置まで沈下される。この時、前記仕
切り板部7の幅方向の両根元部には、立ち上がり部8A
と突出部8Bとを奥行き方向に交互に設けた分離区画解
除保持手段8を形成しており、当該分離区画解除保持手
段8が作用して、前記頂部7Aが沈下した状態を保持す
るように働く。図5から明らかなように、このように頂
部7Aを沈下させる結果、底面部5の最上部から前記頂
部7Aは距離Lだけ更に沈下することになる。この距離
Lを大きくすれば大きくする程、前述した頂部7Aを沈
下させた状態を保つ保持力が増すことになる。また、図
5に示すように、頂部7Aを沈下させた状態では、前記
底面部5は断面波板状を呈することになる。
【0028】この実施の形態の容器本体2では、上述し
たように前記仕切り板部7を沈下させるように指でその
頂部7Aを押す方法以外に、前記容器本体2の前記仕切
り板部7を挟んだ左右の前記側面部4を把持し、その把
持した両側面部4を左右方向の互いに異なる方向に引っ
張ることにより、前記仕切り板部7を前記底面部6方向
に沈下させるとともに,前記両折り畳み部4Aを左右方
向に引き伸ばし、前記仕切り板部7Aで前記収納部6が
分離区画された状態を解除し、この実施の形態の場合に
は第1の収納部6Aと第2の収納部6Bとが一体になっ
て一つの収納部6とすることもできる。
【0029】また、図示しないが、前記第1の収納部6
Aには、カレールーなどの液状の食品が収納され、第2
の収納部6Bには、ご飯が収納されている。前記仕切り
板部7が図3及び図5に示すように底面部5と略面一に
没入した状態においては、前記カレールーとご飯とが容
易に混合できるようになり、いわゆる一つの皿にご飯を
盛り付け、その後ご飯の一部にかかるようにカレールー
がかけられる一般的なカレーの盛り付け状態と同様の状
態とすることができる。このようなカレールーやご飯と
が別々の収納部6に収納された包装容器入り食品に限ら
ず、他の異なる食品を収納した包装容器入り食品に適用
できるのは勿論である。
【0030】また、前述した実施の形態では、収納でき
る種類は2種類の区画数であったが、前記仕切り板部7
を複数使用して前記収納部6を仕切る事ように構成すれ
ば、3種類以上の異なる食品を収納することができる。
【0031】さらに、図2の食品分離状態から図3の食
品混合可能状態にすることにより、前記収納部6の幅が
hからHに広くなる(h<H)結果、前記収納部6に収
納できる食品の容積が増大することになる。よって、仮
に、前記図2の食品収納状態において、前記収納部6に
満杯にスープなどの液体食品を収納した場合でも、図3
に示すようなその食品を食する状態では、収納部6の容
積が増大しているからその収納部6に満杯に収納された
状態から例えば8分目に収納された状態に移行するか
ら、食する人がその容器本体2からスープなどの液状の
食品を溢してしまう恐れを回避することができるもので
ある。
【0032】上述したカレーのどのように、異なる食品
を混ぜ合わせるなどして食する食品を複合型食品とこの
明細書中で定義する。他の複合型食品としては、ハヤシ
ライスやスープスパゲテイ、或いは麺と液体スープを混
合して食するようなラーメン/うどんなどの麺類などが
考えられる。
【0033】また、上記包装容器入り食品を食する場合
には、そのまま湯せんするか、或いは電子レンジで暖め
て食することができる。
【0034】例えば、電子レンジにより暖めて食する場
合には、電子レンジで暖める前に予め前記仕切り板部7
を沈下させておき、前記蓋体10を容器本体2の口部3
から分離させた状態にしてから暖めることが、密閉され
た収納部の空気等が膨張して破裂する恐れを回避する意
味で好ましい。
【0035】加えて、暖めた後に前記仕切り板部7を沈
下させるには、指などで前記頂部7Aを底面部5側に上
から直接抑えるのではなく、例えばスプーンや箸などの
部材を使用して沈下させれば、火傷の恐れを回避する目
的において好ましい。
【0036】
【発明の効果】以上説明した請求項1及び2の発明によ
れば、複合型食品を食し易い状態で収納した包装容器入
り食品と、そのような包装容器入り食品に適した容器を
提供することが可能となる。
【0037】また、請求項2及び3の発明によれば、そ
の収納状態ではスープ等の液状食品を容器本体の収納部
にできるだけコンパクトに収納しておき、搬送費用や保
管スペースに利点を供し得るようにできるとともに、前
記容器本体の食品の収納部の容積を大きくして、こぼす
などの恐れを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した包装容器入り食品に用いら
れる容器の斜視図である。
【図2】 本発明を適用した包装容器入り食品に用いら
れる容器の容器本体の平面図であって、当該平面図は前
記容器本体を縮めた状態を示している。
【図3】 本発明を適用した包装容器入り食品に用いら
れる容器の容器本体の平面図であって、当該平面図は前
記容器本体を伸ばした状態を示している。
【図4】 図2の容器本体を縮めた状態における隆起状
に形成した仕切り板部の側断面図である。
【図5】 図3の容器本体を伸ばした状態における仕切
り板部の側断面図である。
【符号の説明】
1・・・・容器 2・・・・容器本体、3・・・・口部、4・・・・側面
部、4A・・・折り畳み部、5・・・・底面部、6・・
・・収納部、6A・・・第1の収納部、6B・・・第2
の収納部、7・・・・仕切り板部、7A・・・頂部、1
0・・・蓋体、H,h・・幅である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つ以上の仕切り板部を有し、当該仕切
    り板部を介して2つ以上の収納部を形成し、当該複数の
    収納部のそれぞれに異なる種類の食品を収納する容器本
    体と、前記容器本体に前記食品を収納した状態で、前記
    容器本体の口部を蓋体により密閉した包装容器入り食品
    であって、 前記容器本体の仕切り板部は前記容器本体と一体的に設
    けてなるとともに、 前記容器本体はその幅方向に伸縮可能に構成し、 前記口部から前記蓋体を分離した後の状態において、前
    記容器本体をその幅方向に伸ばすことにより、前記仕切
    り板部を前記異なる種類の食品の間から離脱可能に構成
    してなることを特徴とする包装容器入り食品。
  2. 【請求項2】 前記側面部と底面部とで形成される収納
    部と、前記側面部と底面部とに一体的に設けられ、前記
    収納部を区画する仕切り板部とを有し、前記収納部に食
    品を収納することが可能な容器本体であって、 前記仕切り板部は、前記底面部を隆起状に折り畳んで形
    成する一方、前記仕切り板を介した左右の側面部にはそ
    れぞれ折り畳み部を設けてなり、 前記仕切り板を上方から前記底面部方向に押しやるか、
    或いは前記仕切り板を挟んだ左右の前記側面部を把持し
    て、その把持した両側面部を左右方向の互いに異なる方
    向に引っ張ることにより、前記仕切り板を底面部方向に
    沈下させるとともに前記両折り畳み部を引き伸ばし、前
    記仕切り板で前記収納部が分離区画された状態を解除す
    ることが可能としてなることを特徴とする容器。
  3. 【請求項3】 前記側面部と底面部とで形成される収納
    部に食品を収納することが可能な容器本体であって、 前記側面部と底面部とには前記容器本体の幅方向に伸び
    縮み可能な折り畳み部を設け、 前記縮んだ状態で食品を収納し、食する段階では前記折
    り畳み部を引き伸ばした状態で食するように構成するこ
    とを特徴とする容器。
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Cited By (3)

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